ご注意※作者アマラが、気の向いたときに気の向いたように投降する息抜き作品の一つです。 更新頻度は凄く低いと思います。
ヒトがすむようになった土地に、大きな岩が有った。
守り神として祭られた岩は、何時しか土地神となっていく。
その岩の、記憶
の一部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 05:58:23
83113文字
会話率:31%
それは、ごくありふれた交通事故だった。
記憶喪失に陥るほどの負傷から、ようやく立ち直った僕は数ヶ月ぶりに『帰宅』した。殆ど何も覚えていないその借家へ、滞納しているであろう家賃の支払いに戦々恐々としながら。傍らには入院中ずっと通って世話
を焼いてくれた、誰ともわからない女性が一人――
四階建ての内部をつらぬく吹き抜けをもち、不条理な構造をしたその物件。師美市麹町醤油坂三丁目十四番地『醤油坂ハイツ』には、数人の同居者がいた。生活空間を共有し言葉を交わすうち、次第につのってくる違和感。
彼らは一体、何者なのか。そして、僕自身は何者で、なぜここにいるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 00:35:55
46888文字
会話率:40%
時は平安、日ノ本は荒れ魑魅魍魎が跋扈し乱が起こり崩壊しかけた。
煌びやかな京の外は魔境。
血風が舞い、悲哀と怨嗟が渦巻く闘いの連鎖ーー陰謀深く、妖は定命の者を嘲笑う。
そんな時代に後世にて英雄と呼ばれる、源満仲公、頼光公、藤原秀郷公、平将
門公らが妖怪怪異、悪漢を相手取り熾烈な闘いを繰り広げる物語。
史実や伝承を骨組みにさらにファンタジー要素を盛り込んだ話となっています。
※処女作、ファンタジー歴史物です カクヨムの方でも投稿しております。
ノベルアップ+の歴史・時代小説大賞において、最終選考落選!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 18:58:39
201427文字
会話率:36%
現代日本を舞台にしたファンタジー。
第一話 拝み屋の少年と呪われた王国
突然奇怪な生物に襲われた、という依頼を受けた、拝み屋守島咲耶。
その呪を放った術師を探る先に、彼は弥栄紫月という謎めいた少年と出会う。
二人が関わったことで、単純な
逆恨みと思われた事件は、思わぬ方向へと拡大していった。
第二話 死霊の棲む家
拝み屋の少年、守島咲耶。
彼はひょんなことから知り合った少年、弥栄紫月と共に仕事を始めることになる。
二人揃っての初めての仕事は、一軒の家に満ちる、大量の死霊への対処だった。
第三話 外道、西方より来たる
共同生活も二ヶ月が過ぎ、不安だった弥栄紫月の修行に関しても一段落したかに思えた、十月。
突然、守島咲耶を訪ねてきた、男。
黒いスーツ。黒いネクタイ。黒い靴。ワイシャツだけが、白い。
どこか、不吉な気配を纏うその男の、目的は。
他サイトにて完結済のものを全面改訂して投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 18:00:00
281848文字
会話率:39%
『白い影』
とある中学校の女子学生が、夜道で襲われるという事件が立て続けに二回発生した。
その二人と友人だった少女は、ある日、どこか不吉な気配を纏う男に、出会う。
黒いスーツに、黒いネクタイ。革靴も黒。ワイシャツだけが、白い。
彼の目的と
は、少女たちの想いとは。
『柘榴石の涙』
とある山あいの村。短期間に、立て続けに失踪する住人たち。
消えた者たちの思い。留まった者たちの傷。
彼らはどこへ消え、何を残していったのか。
果たして、それは、罪なのだろうか……。
『狐よ踊れ』
大阪の街の一角で発見された、奇妙な死体。
一体それは何者で、何故、どうやって死んでしまったのか。
地元のしがらみに苦悩しつつ、西園寺は解決に向けて奔走する。
章ごとに完結する、短編連作です。
恐怖感・残虐描写はさほどありません。
『IMAGE Crushers!』の登場人物によるスピンオフとなっています。
(こちら単独でもお読みいただけます)
『白い影』のみ、FC2小説にて掲載されているものを加筆訂正して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 18:00:00
90647文字
会話率:40%
「それでは謹んで、お預かりいたします」
さつきの幼馴染・航夜(こうや)の家は代々、所有者や周囲の人間に怪異や災いをもたらす「忌み物」をあずかって供養する「あずかり処(どころ)」という生業を続けてきた。
ある日、さつきは叔母からの頼みで「
何度捨てても家の中に戻って来る」とある一冊の絵本を航夜の家にあずかってもらう。
しかしその日の夕方、叔母と一緒に来ていたはずの幼い従弟が突然姿を消してしまい――――?
これは彼らの日常と、人の世に隣合う境界の物語。
祟りや神隠し、呪い、憑き物、幽霊、あやかし……
少年少女が怪異に立ち向かう、ちょっと切ない青春ホラー。ぜひご一読ください。
※エブリスタ、カクヨムにも投稿しております。
【宣伝】
第八回ネット小説大賞にて『奇書館黄昏堂の魔女 ~名もなき手記と追憶の栞~』が受賞しました。
新感覚ビブリオファンタジー、この機会にぜひご一読ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 17:00:00
32161文字
会話率:38%
――天暗の魔星よ、教えてくれ。あと何人斬れば、俺は赦されるのだ――
相手は人間だけじゃねえ!
独狼の異名を持つ男が、かつて犯した過ちの贖罪に、日本各地の「人の世に生きてはならねぇ外道」を斬る為に旅をする、チャンバラアクション時代小説。
相手は人間から妖怪、死霊まで盛りだくさんです。
※カクヨムにも連載中
※この物語は、「天暗の星」「狼の裔」の続編的連作短編です。
※不定期連載です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 00:01:34
35770文字
会話率:43%
勤王!佐幕!武士!忍者!倭寇!好漢!江湖!女騎士!
これが、多国籍大江戸架空戦記小説だ!
大老・酒井忠清による宮将軍擁立が成功した、もう一つの江戸時代。
執権として君臨する酒井得宗家の独裁によって、江戸幕府は泰平を享受していた。
しかし
、十年前。東アジアの植民地化を狙うエスパルサ王国が壱岐対馬へ侵攻。エスパルサと敵対しているサンレーヌ王国の助勢で何とか撃退したが、幕府は朝廷に無断でサンレーヌと同盟を結び、国内数か所に〔居留地〕と称した土地を与えてしまう。
それに激高したのが、反得宗を掲げ朝廷と結びついた浪士達だった。「尊王攘夷」を旗印に、日本全国に天誅の季節をもたらす事になる。
八院藩士・芳賀助之進は、そうした時勢の中で父・芳賀冬帆の命により、気性が荒く争いが絶えないが故に〔戦島〕と呼ばれる、伊草島を訪れる事になる。しかし、九州の海西、東シナ海に浮かぶ絶海の孤島にも、天誅の季節が迫っていたのだった。
勤王、佐幕、開国、攘夷。武士に忍者、それに騎士や中国の武人、さらに枢機卿や秘密結社まで入り乱れて戦う、架空時代小説であり異世界戦記小説であり、国際色豊かな大江戸タクティクス!
時代小説の可能性を広げる挑戦を、括目して見よ!!
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 15:35:51
23230文字
会話率:43%
俺、坂田雄介は一橋隼人正という一橋家の御曹司に転生した。
そんな俺が平成に戻るには、一橋家が天下に戻るしかないらしいのだが――
最終更新:2018-02-17 00:00:11
2935文字
会話率:48%
大国主尊(おおくにぬしのみこと)という帝王が治める瑞穂国(みずほのくに)では、庶民の寺社参りが流行していた。参詣の旅をしている若武者の義郎は、都から遊歴している舞姫の鈴音と出会い、共に神山へ登る。その時、小さな偶然で龍神の王子と出会ったの
をきっかけに、彼らの運命が大きく変わる。
二人の若者と一柱の幼い神様が共に歩む旅物語の、始まり始まり――
※2018/01/03 導入部の改稿と共に作品名を改題。(旧題:瑞穂物語)
※2018/04/30 読みやすさ改善のため、過去掲載分を大幅に分割整理しました。栞を設定している方は保存位置が大幅にずれてしまうと思われますのでご注意ください。
※2018/10/25 『参考資料一覧』をシリーズに追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 07:36:23
210634文字
会話率:48%
酒は飲んでも飲まれちゃいけねえ。
江渡城下の岡場所で使いっ走り兼用心棒をしている平蔵は、酒に酔った帰り道めっぽう美しい一振りの刀を手に入れた。
金になりそうだと長屋に持ち帰った翌朝、玉のように美しい女が平蔵の前に三つ指をついていた。
「ふ
つつかものですが、よろしくおねがいいたします」
……ただし、童女だったが。
拾った刀には、ご神木で造られた特別な鞘を依り代とする神、鞘神(さやがみ)が宿っていたのだ。
質屋に売られようと刀をかついで平蔵のもとへと舞い戻ってくる童女、さや。仕方なくほっとくことにした平蔵は、次から次へと魍魎はびこる怪事件に巻き込まれてゆくのだった。
だめおっさんと人外幼女がおりなす痛快アクション時代劇。
※カクヨム、ツギクル、セルバンテス、アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 19:02:16
141288文字
会話率:37%
昔々、茶色い髪と瞳の異相の娘が、山中に一人でひっそりと暮らしておりました。
ある初雪の降った冬の夜。山で暮らす彼女を訪ねたのは、立派な身なりの男でありました。
「急な雪に降られて難儀をしております、どうか一晩だけでも……さぶい」
ただしがち
がちに震えている上、頭に熊耳付きのその男、明らかに人ではありませんでした。
まあいっかと熊化けをこき使うため知らんふりをすることにした娘さんと、恩返しがしたいのにうまくいかない熊おっさんのひと冬のお話。 和モノ冬恋企画参加作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-12 20:04:30
13586文字
会話率:33%
アース・スターノベルから壱巻が発売され、更に拡散されていく運命に……。
古くから続く退魔の家系に生まれた落ちこぼれ、水守依夜は普通の高校デビューを狙っていた。はずなのに謎の超絶美形式神(男)に押しかけられたあげく、こっ恥かしい格好させられ
て悪さをする禍霊達を退治することに!?
そんな服着せるなしみじみ愛でるな写真撮るなあああ!!
平凡ライフが送れないどころかコスプレまがいの服で覆面退魔業をする羽目になってしまった割と不憫な少女と、超絶美形式神(変態)の恋と成長のお話……になるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-16 20:00:00
406429文字
会話率:32%
お金をかけずに、手間をかける着物生活を楽しみ中。
洋服に比べると、流行り廃りがかなり少なく、少々太ったくらいでは何の問題もなく着用できる着物に、ドはまり。
着物にかけた手間と、普段着物について思ったことなどを綴ってみた。
最終更新:2019-06-23 14:13:55
9367文字
会話率:2%
私、浜本紗那の職場は、築百年を超える、レトロ可愛い建物。ある日、そこでちょっと不思議な迷子事件発生。更には、同僚が奇行に走ったり、妙な気配を感じたり。そこはかとなく残念な雰囲気が漂うイケメン・矢野先輩や、いつ、何時でもイマドキ女子な装いが眩
しい希美さん達と一緒に、仕事に励みます。
※キリのいいところまで書いたら『完結済』、寂しくなって書きたくなったら『連載中』、を繰り返しております。予めご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 20:00:43
81529文字
会話率:43%
ここは黒い太陽が輝く世界。昼は薄暗く、夜は尚暗い。
そんな魑魅魍魎と隣り合わせの世界で、妖怪退治『左団扇』を経営する二人組。
鵺使いの亜緒と、「妖殺し」の異名を持つ蘭丸。
しかし、いつも『左団扇』には閑古鳥が鳴くばかり。
そんな店の
扉を久しぶりに叩いた客、藤野宮 宗一郎は「殺したはずの彼女に命を狙われている」という。
奇妙な依頼人の命と自分たちの生活費のために、二人の妖退治屋が軽い腰を上げる。
彼らを取り巻く個性溢れるキャラクター達と、非日常的日常と妖しい世界。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 21:22:50
242706文字
会話率:32%
『左団扇奇譚』のセルフ・スピンオフになります。
基本ゆるい内容となりますが、作者が自由にキャラクターを使って遊ぶ場です。
最終更新:2018-08-05 15:22:06
1205文字
会話率:36%
『和モノ布教企画』へ参加した作品です。
テーマは「和食」。
……すいません。こんなのしか考え付かなかったんです。
これが音叉の「和食」でした orz
最終更新:2016-02-01 00:00:32
2088文字
会話率:20%
ジャンル別月間ランキングに98位、週間58位感謝です!
「刀とは、意思なき牙につき……」
時は現代。
世に隠れ潜む鬼や妖怪を見破る才、見鬼の力を持つ少年、総一郎はある日、着物を着た不思議な女性に危機を救われる。
だけど彼女の話を訊いてみ
たら、語部やら祓い人やらギヤマンやら、聞き慣れない言葉ばかり。
まるでこの人、別世界から来たような――。
妖怪と祓い人。物語を再現する能力者、語部。そして斬鬼と呼ばれる女性、語部 響。
「以て振るうは人の心なり!」
現代に現れた語部さんと共に、夜に潜む影をぶった斬る!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 18:44:43
32791文字
会話率:39%
どうやら自分は「乙女ゲーム」に力を失った「元・神子姫」と言う肩書で登場する悪役らしい。
大好きな彼と婚約出来ても、先は望めない。待ち受けているのは絶望だけとか勘弁してほしい。かといって、運命を変えるのも怖い。
これは、迷いながらも道を探す
彼女と、彼女の成長を見守る彼と、気まぐれな天狐の物語。
――ところで、そろそろ乙女ゲームの時間軸になると思うんだけど、どうして私は未だに力を失ってないの?
本編完結。番外編は気まぐれ更新。
ヒーロー視点はちょっとだいぶ思考が危ないです。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 23:28:08
70602文字
会話率:20%
ときは江戸時代、慶安元年。島原の反乱はなんと切支丹側の勝利に終わった。貿易の地は出島ではなく江戸の隣にある台場になった。その地には金と知のみならず、悪鬼の類も押し寄せてくる。天草の野望、幕府の陰謀、そしてそこに暮らす者たちの思いが交錯する場
所、台場町に今日も事件は起こる。これは不死身殺しの風津なるかぶき者と、公儀隠密のある女忍者の二人が巻き起こす、痛快な奇譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 21:03:05
139518文字
会話率:43%
ときは江戸時代、天草の乱はなんと切支丹側の勝利に終わった。貿易の地は出島ではなく江戸の隣にある台場になった。その地には金と知のみならず、悪鬼の類も押し寄せてくる。これは不死身殺しの風津なるかぶき者と、ある公儀隠密の女忍者の話。
最終更新:2017-11-23 22:14:47
13939文字
会話率:44%
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。彼らの元へと流れ着いた姫は、元気な男の子を産み落としました。そして男の子は、大きくなり……鬼との戦いに、身を投じることになったのです。
蛇神との子、京士郎は都からやっ
てきた志乃という少女とともに、旅に出る。
自分がやりたいことはなにか。できることはなにか。
圧倒的な力を持つ鬼との戦い、異能である神通力、そして不思議な御宝が旅を彩る。
これは人と異なりながら、人であろうとした少年の成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 18:01:19
99672文字
会話率:27%
平安時代風の和風異世界。私、十七歳の下級貴族の娘の桃子姫は、亡き母の跡を継いで後宮女官の小桃内侍として働くことに。しかし結婚間近だった婚約者は、大反対で婚約破棄か!? でも出仕しちゃいました! 後宮でのお仕事は大変だけど、何だかんだ言っても
優しい恋人、頼りになる女官達、素敵な公達、姫君達に囲まれて楽しく過ごします。でも後宮女官のお仕事とは思えない、怪しい妖しい変な仕事も押し付けられそう!
※後宮女官の仕事内容は、あくまでも作者の空想ですので、非現実ファンタジーと言う事でご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 00:49:12
61638文字
会話率:46%
平安時代風の和風異世界。山吹の少将はある春の夜、動いて話す妖しい姫人形と出会ってしまった。天下一の権力を持つ右大臣を父に持つ少将に対し、偉ぶった態度で我儘なこの人形姫は、元は人だと言う。帝や美しき女御達、東宮、姫君がいる煌びやかな後宮で、元
の人の姿を取り戻そうとする人形姫が起こす騒動に、山吹の少将は巻き込まれていく。でも、気が強くて可愛い人形姫の面倒をみずにはいられなくて……。
「平安異譚-悪役姫は退場したはず」と「平安異譚-恋敵は姫君だけじゃない」の登場人物達による、番外編(変?)です。本編とはあまり関係ない平安風バカップル話が中心の予定です。
史実等とは関係ない、異世界物語として、了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 01:53:35
20686文字
会話率:47%
平安時代風の和風異世界ファンタジー。数話ごとに完結している短編集です。
「平安異譚-悪役姫は退場したはず」と「平安異譚-恋敵は姫君だけじゃない」の登場人物達による、番外編(主にらぶらぶ編?)です。本編とはあまり関係ない平安風バカップル話が中
心の予定です。
史実等とは関係ない、異世界物語として、了承願います。
※大変申し訳ございませんが、本編をご覧になっていない方には、対人関係が分かりにくいかもしれません。
※たまに本編に直接関係ない話を作者が書きたくなった時、ここに掲載させていただくため、更新は未定です。ご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 01:09:38
28291文字
会話率:51%
安土の城主に一人の忍びが贈られた。甲賀の里で伊賀の忍術を収めた彼女は、四人の忍びを従えて主君に忠誠を誓う。
数年の時を過ごした甲賀の忍びは城主の小姓と同様に、主君の宝とされる。忍びと小姓は静かに同じ想いを胸に抱く同志。忍びの心には人間らしい
火が灯る。しかしその直後、主君の臣下が謀反を決起。京の本能寺で忍びの道標が消えてしまう。
本能寺の後の彼女が選ぶ道は、忍びらしく、忠臣らしく、女らしく。複雑な想いを張り巡らせて、忍びは二藍の懐刀を引き抜く。
──争乱の世で、二人の『らん』が二藍の懐刀を主君から賜り、生死を別つ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 13:12:26
27985文字
会話率:39%
申子(さるこ)は五兵衛(ごへえ)の養い娘。実は雪女の子孫なのであるが、五兵衛はその事を申子に伝えていない。
村の大事な祭りの日、今年は雪降ろしの巫女が行脚してこないという。祭りのための奉納餅を作ったというのに、この有り様では祭りはできやしな
い。
「やきもちをやいていない申子」ならば雪降ろしの巫女と成れるというけれど──?
◇和モノ布教企画、テーマは「和食」ですので「五平餅」にさせていただきました◇
※カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 16:00:00
8851文字
会話率:44%
地方から上京した宇治葛羽は今ではちょっとした有名人。定期市で披露していた芸がたちどころに都人の間で噂となったのだ。しかも都人の目を楽しませるだけではなく、都の闇に潜む妖(あやかし)達までもを手懐けている始末。害をなせるほどの強い妖怪ではない
ので葛羽も彼らと仲良く暮らしていた。
そんなある日、いつもの定期市の帰りに、葛羽は山から都に降りてきた大妖と遭遇。命からがら逃げ出した葛羽の助けに応じたのは、稀代の陰陽師・賀茂実胤であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-28 13:00:00
8209文字
会話率:31%
なんの因果かわかりませんが、未来の知識を持って戦国乱世の世に生まれました。
私の父上は北条氏康といいます。相模の虎などと呼ばれているらしいですよ?
毎日、新しい発見があり、兄妹仲も良好で、楽しくすごしています。
時たま、有名な武将の名前をち
らほら聞きますが、私には関係ないようです。
世のいく末を、この小田原からのんびり眺めたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 22:18:56
159870文字
会話率:26%
江戸の一部を騒がせる、血を吸う妖怪の噂。小料理屋「かさね屋」でその話を聞いた浪人・相川辰馬もその噂に巻き込まれていく。
※「きつねと同心」と同キャラです。
※似非江戸時代ものです。
※妖怪出ます。
※これはあくまでもフィクションです。
※
カクヨムと重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 22:21:29
29745文字
会話率:56%
悲恋の縁を持った者にのみ使える、たった一度だけ過去へ戻るための神具【悲恋の鈴】。
その鈴を授ける神様『櫛形』と、鬼の子と呼ばれたとある男の人生の噺。
3話完結です。
最終更新:2018-02-13 23:31:13
16902文字
会話率:38%
京の政争を逃れ、菊童丸は父親と共に朽木という地へ下った。菊童丸は日ノ本を統べる武士となるべく、日々修行の毎日を送っていたある日……奇妙奇天烈な山伏に出会った。
その者は、あるモノを探しているらしい。
最終更新:2018-02-12 21:00:00
17717文字
会話率:44%
時は幕末。
嘉永六年の黒船来航から日本は動乱を迎えた。
攘夷、佐幕、尊皇、開国……様々な思想、野望が渦巻き、京の都は血煙りの絶えない陰惨な雰囲気に包まれていた――
「永倉組長。あれは“もののけ”ですわ」
初めてそう言われたとき、
新選組二番隊組長永倉新八は空いた口が塞がらなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 21:01:57
13927文字
会話率:45%
庭にある大きな梅の樹は遠い昔からずっとあって、”彼女”はいつでも見ていた。
最終更新:2017-04-01 09:00:00
5368文字
会話率:46%
うちにいる三毛猫さんの尻尾はふたまたに分かれている。
成人した年の夏、その三毛猫さんと結婚しなさいと言われた。
猫又という妖怪の三毛猫さんとその冬に結婚してから、私の恋は始まった。
安定のハッピーエンド。甘々溺愛物語です。
和モノ布教し隊
主催、和モノ冬恋企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 20:05:34
9380文字
会話率:48%
大学二回生になった私は二十歳の夏の約束を思い出し帰省する。
けれど約束の相手は入院していると聞かされる。
日本の田舎の情景と少し不思議な雰囲気物語。
和モノ納涼企画参加作品です。
最終更新:2016-07-23 00:34:56
3269文字
会話率:35%