「お父上を救いたいのです。そのためなら、命でも――」
飯山藩に人質として送られた堀田珠緒は、祠にて“人身御供”として捧げられる。
珠緒の生き血によって目覚めたのは、かつて神に仕えながら封印された狐の化身、白嶺命《はくれいのみこと》。
契
約により妖を従えた珠緒は、己を犠牲にした父の仇を討つため、〈狐の嫁入り行列〉を仕立てて城下に乗り込む。
だが、父を追い詰めた元婚約者・岡野の背後には、さらなる陰謀と怨念が渦巻いていた。
これは、妖と共に歩む少女の復讐譚。
やがて、それは――
妖と人との、契約以上の絆へと変わってゆく。
※全4話+エピローグの短編連載となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 15:20:00
30628文字
会話率:18%
お江戸のすみっこに黒くてふわふわしたものが座っていました――。
小伝馬町に新規オープンした袋物問屋。
通りがかりの浪人風体のお侍が見たのは、袋物屋の店主が子どもを「虐待」している姿!
立ち塞がったお侍は、実は火付盗賊改方長官でした。
最終更新:2025-03-28 15:10:00
26202文字
会話率:37%
最後の大戦から二十有余年。
徳川家が鬼門と嫌い、完膚なきまでに取り壊された「上田城」。
更地の城の城主となった真田信之は再三修築の願いを出すのだが、許可は降りない。
その信之に、改封の沙汰が下った。
この城は父の形見、この町は己の故郷。
信之は城からある物を運び出し、新しい領地に運ぶことにした。
上田の城に伝わる「伝説」、真田石の物語。
※この作品は作者個人HP「お姫様倶楽部Petit」、カクヨム、アルファポリスでも公開しています。
※この物語はフィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 20:00:00
15337文字
会話率:16%
西暦2050年、致死性の杉花粉が人類を脅かす未来
最後の希望は、過去を変えること――。少女型ターミネーター「ハナ」は、杉植林を広めた江戸時代の学者・貝原益軒を抹殺するため、筑前国福岡藩へと送り込まれた!!
キーワード:
最終更新:2025-03-28 15:02:12
20415文字
会話率:29%
享保三年の江戸。染物屋「藍風堂」の前に佇む一人の女、鈴。かつては商家の娘として何不自由なく育った彼女も、今は夫に捨てられ、幼い娘・茜と共に帰る場所を失っていた。実姉・お琴が仕切る実家を訪ねるも冷たく拒絶され、長屋の一室で糸紡ぎの内職を始める
鈴。しかし、彼女の中には父から受け継いだ特別な才能が眠っていた—風さえも染められる技術が。「藍の風」と呼ばれる謎の人物の出現、大火からの再生、そして運命の行方。江戸を代表する染物師へと成長していく鈴の感動の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:10:50
1772文字
会話率:39%
時は江戸時代初期の1624年。かつての天下人、豊臣秀吉の妻・北政所寧々は、一族が死に絶えた中で、孤独な死を迎えた。
どうしてこんなことになったのか。栄耀栄華を味わうことが本当に欲しかった幸せだったのか。そして、最後の瞬間に出した結論は、「も
う天下人の妻はこりごりだ」ということだった。しかし、死を迎えたはずの寧々は、どういうわけか過去に戻っていて‥‥‥。
ゆえに、彼女は決める。同じ人生は決して歩まないと。
こうして、秀吉の求婚を拒絶し、二週目の人生を歩み始めた彼女は、今度こそ本当の幸せを探すべく、別の道を歩み始めるのだった‥‥‥。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品から一部記載を修正、及び小説家になろう向けに補正したものとなります。話の大筋は変わりません。
※公開初日の7/19(金)は、プロローグを12:10、第1話から第5話を17:10から1時間間隔で公開します。
※7/20(土)~31(水)までは、10:10、12:10、15:10、18:10、21:10にそれぞれ1話ずつ公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:10:00
1468946文字
会話率:58%
慶安の変を経た後の江戸。隻眼隻腕の七郎は、自身の道を究めんとする。
最終更新:2025-03-28 09:40:45
3747文字
会話率:35%
隻眼の七郎は大納言忠長の治める駿河へ向かう。狂気に走りつつある忠長の暴走を食い止め、天下の乱れを事前に防ぐためだ。そして忠長は浅間山で猿狩りを行おうとしていた。世にあふれた浪人が集まり駿河は魔都と化した。
最終更新:2025-01-14 23:34:08
23556文字
会話率:32%
慶安の変を経た江戸、隻眼隻腕の七郎は絶望しながら、生きる目的を見つけようとする。彼が気づいたのは、自身の魂に宿る「無刀取り」の妙技だった。
最終更新:2024-08-25 22:07:57
6058文字
会話率:27%
『Kindle書籍化作品の3万ダウンロード記念掲載!』
時は江戸時代、元禄15年12月14日。浅野内匠頭が起こした殿中刃傷事件から始まった赤穂事件は山場を迎えていた。吉良上野介義央の屋敷に赤穂浪士ら47人が襲撃を仕掛け、吉良は武林唯七に討ち
取られて死ぬ。しかし死んだはずの吉良が目覚めたら、当日の朝であった。何度も繰り返し夜に襲われては死んで朝に戻る吉良。そのループを断ち切ることができるのか。様々な方法を試しては武林によって無残に殺される吉良の奮闘記。
※この作品は短編『オール・ユー・ニード・イズ・吉良~死に戻りの赤穂事件』を加筆して電子書籍にしたものを掲載しております。
※この作品は小説家になろう、ハーメルン、カクヨムでマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 09:01:53
68882文字
会話率:30%
異世界で長年過ごしてようやく日本に戻ってきたと思ったら江戸時代だった主人公、見た目は少年中身は老人の九郎。
蕎麦屋で居候をしながら江戸の日常にギャップを感じつつ飯を食べ美味いと楽しんだり、酒を飲んで遊び歩き妙な友人を作ったり、時には悪党
と喧嘩をして岡っ引きから逃げたりと小さくて賑やかな世界、江戸での九郎を取り巻く時代小説風日常コメディ。
※フィクション江戸世界ですので実際の江戸の描写、年代、事件、歴史人物の生没年等に若干違いや拡大解釈があります。
※2014年11月29日、エンターブレインから書籍化。12月5日、壱巻重版決定。3月30日、壱巻電子書籍化。
2015年5月30日、書籍弐巻発売。
2015年12月26日、書籍参巻発売。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:57:26
3701094文字
会話率:45%
時は元禄15年、赤穂浪士たちは吉良邸へと討ち入りのために続々と江戸へ集まっていた。その数、当初の1万倍の47万人。47万の圧倒的人数な浪人たちが吉良を狙うことにより、幕府と吉良と大石内蔵助たちは困惑と苦労を重ねていく。
最終更新:2024-01-09 17:02:31
19440文字
会話率:32%
江戸時代からタイムスリップしてきたらしい武士と、なし崩しに同居生活を営むことになったサラリーマンの、のんべんだらりとした日々。
特に大事件が起こることはない。強いて挙げるなら、水洗便所やシャワーを使うたびに武士の悲鳴が上がるぐらい。そろそ
ろ武士を置いて引っ越したい。
1話完結型の日記形式。
※不定期更新
※「カクヨム」「エブリスタ」にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 08:00:00
405141文字
会話率:33%
『忍者』・・・戦国時代においては諜報活動や放火などの行為を行い主に尽くし、江戸時代では藩お抱えの忍者として存在していた。
かつてはどこにでも忍者がいたのだが江戸時代が終わったところで忍者の存在が途端に消える。
武士の世が終わり、忍び者達
は滅したのであろうか?
否である。
忍び者達は密かに忍者として生き続けていた!
そして現代でも数は少数なれど世のために密かに活動している忍び者達はいた!
現代を生き抜く女忍者の物語ここに開帳せり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 23:31:19
123514文字
会話率:42%
探偵の主人公が江戸時代にタイムリープしてとある事件を解決すると奉行所の腐敗を正してくれと頑固なジジイに町奉行にと勧誘された。
最終更新:2025-03-27 20:14:30
238文字
会話率:0%
チート無しの一般人が江戸時代中期に転生し、借金まみれの上杉家を立て直すために悪戦苦闘します。
果たして20万両(200億円)の借金を返しながら、領民を守ることが出来るか?
為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり の
名言を残した上杉鷹山の物語が始まります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 20:00:00
19448文字
会話率:7%
現代日本のどこにでもいるサラリーマンが転生したのは江戸時代中期の旗本の八男坊だった。
「この時代のことなんて、細かいところまで知らないぞ……」
飢饉、政争、外国船の到来。これから未来に何が起こるかは教科書で学んだが、いつどこでどうやってと
いう細かいことは知らないし、それ以前に部屋住の身分ではどうすることもできない。
「とりあえずこの時代の勉強をするか」
こうして学問に励みだした少年は、その中途半端な未来の知識でもって麒麟児と呼ばれるようになり、いつの間にか歴史の表舞台に立ったり立たなかったり。
果たして日本の歴史は変わってしまうのか!?
※主人公は歴史や雑学に詳しい設定ですが、うろ覚えなところも多い上、ジャンルに偏りがあったり、知っているものも広く浅くな感じなので、江戸時代を生きるうちに「そういえば……」と思い出すような展開が多いです。またかなり都合よく有名人と知り合いになりまくりなので、本格的な時代劇は期待しないでください。
※本作はカクヨムで掲載中の同名作品の一部表現を小説家になろうのレイティングに修正したものとなります。話の大筋は変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 19:30:00
584733文字
会話率:51%
遊郭に来た客と花魁、見習いの新造のやりとりを描いた掌編時代小説。
最終更新:2025-03-27 12:04:14
755文字
会話率:47%
彦根かるたストーリー
彦根かるた「(ゐ) 井伊大老 鎖国の壁を 打ち破る」を題材とした物語。
高校生の主人公がトラックにはねられて飛んだ先は江戸時代だった。
主人公が出会ったのは元服もしていない井伊直弼だった。
完全空想物語です。「わからな
いからこそ空想や夢が広がる、歴史の楽しさはそこにある。」を主軸にしています。
この作品は、彦根市の情報まとめサイト『HIKO TOMO』(https://www.making-connection.com)の娯楽要素として掲載している創作物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 22:16:06
259934文字
会話率:45%
東京がまだ江戸と呼ばれていた頃、そこに不思議な風貌をした浪人・藤兵衛(とうべえ)が住んでいました。この浪人、傘貼りの内職で生計を立てていたのですが、実は裏の顔がありまして・・・。
ヒロインの少女を始め、色々な人たちと出会い、かつ様々な事件
に巻き込まれていく物語です。
江戸時代の日常や文化を、ライトな時代劇という感じで面白おかしく書いてみました。読んで頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:11:09
470041文字
会話率:51%
時は江戸。もしくは江戸によく似た時代。
「泥酔して、起きたらみんなちょんまげだった!!!」
黒船来航により世間が大きく揺らぐ中、ブルワー(ビール醸造家)である久我山直也がタイムリープしてきた。
そんな直也が転がり込んだのは、100年以上
の歴史を持つ酒蔵「柳や」の酒を扱う居酒屋。そこで絶対的な嗅覚とセンスを持ちながらも、杜氏になることを諦めた喜兵寿と出会う。
ひょんなことから、その時代にはまだ存在しなかったビールを醸造しなければならなくなった直也と喜兵寿。麦芽にホップにビール酵母。ないない尽くしの中で、ビールを造り上げることができるのか?!
ビールという飲み物を通じ、歴史が、そして人の心が動く。これはお酒に魅せられ、お酒の力を信じた人たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 20:00:00
198980文字
会話率:47%
江戸時代――に似たところもあるが、魔法があり、魔物と勇者がいる世界。
春次郎(18歳)は勇者が利用する宿場町の商人。
自分も勇者になりたい。そうすれば異国へ行ける。
異人を含む勇者相手に商い、魔物狩りを練習し、ついには勇者となって
異国へ旅立つ。
会社に魔石を売却して生計を立てる、そのために魔物を狩るのが勇者という職業。
魔石は”活性化”させるとさまざまな現象を引き起こし、生活や産業に利用できるのだが、魔物を発生させ引き寄せてしまう。
資源の回収と魔物の脅威を引き受ける勇者なのだが、一般的には蔑まれる存在だ。
ただし一部の上級者は英雄視されることもある。
どうせ英雄になんてなれやしない。好奇心を満たすための手段、それが勇者だ。
自由を求め、心の中は期待と不安、緊張と興奮でゆらぎながら生きる春次郎。
けれども異国で奇妙な勇者と出会い、春次郎の旅は国が、世界が変わるかもしれない目的を持つものへと変わる。
魔石≒賢者の石の秘法が記されているとされる、エメラルド版を探索する旅へと。
●○ 物語は三つの時間軸で進んでいきます。
※ この作品は史実などを参考にしておりますが、架空の世界を舞台としたフィクションです。
※ 未成年者の飲酒・喫煙シーンがありますが、現代・現実を舞台とした物語ではないことをご了承ください。
こちらはオリジナルから一部の文章を削り、描写を変えたものです。
オリジナルは「カクヨム」に掲載していきますが、不快な、あるいは健全ではない描写や冗長な場面がより多くなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:00:00
329291文字
会話率:22%
幕末、北部九州にある架空の藩。
藩の財源である貝ノ瀬炭鉱で坑夫たちが謎の死を遂げる。
それは、不時着した宇宙船にのっていたエイリアンの仕業だった。
エイリアン退治を命じられた剣豪、和辻十蔵は、仲間たちと協力して立ち向かう。
※ゆっくり目の
更新になりますが、お付き合いいただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 07:40:00
68994文字
会話率:38%
江戸の春の夜、自由気ままに生きる女性・彩雲は、川沿いを鼻歌まじりに歩いていた。帰路の途中、武家の争いに遭遇するも、関わるつもりはなかった。しかし、運悪く侍たちに見咎められ、命を狙われることに。迫りくる刃をひらりとかわし、秘技「雪霞」で侍を退
けると、囚われていた若侍は闇へと消えていった。まるで何事もなかったかのように、彩雲は家路を急ぐ。夜風に舞う桜の花びらとともに、江戸の物語が静かに幕を開ける——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 07:39:24
15683文字
会話率:24%
時は江戸時代、土佐藩。流浪の身から土佐の武家に迎え入れられた若き野中良継は、藩内での立場や未来を見据えた過酷な挑戦に身を投じることとなる。土佐藩の重臣だった家柄に生まれながら、父の死によって一度は平民の生活を余儀なくされた良継は、母の故郷・
大坂で慎ましやかに育った。しかし、父の従叔父で奉行職の野中直継からの縁談により、土佐藩へと戻ることを決意する。
良継は直継の娘である市と結婚し、新たな生活が始まる。素直で聡明な市に支えられ、良継は武家の礼儀や藩での務めに馴染んでいく。藩主や家臣からも温かく迎えられ、順調な日々を過ごしていた良継だったが、直継の死を境に、家族や自分の未来についての重責が押し寄せる。葬儀の夜、良継は妻・市からこれまで知ることのなかった、藩内の権力争いや下剋上の実態を教えられる。さらに市は、繁栄を目指す藩主の望みを叶えるため、良継が「稼ぐ」役目を果たし、家の名を高めるべきだと説く。
市の助言に従い、良継は藩のために富を生む計画に心を向けるが、内心では自らの能力への不安に苛まれる。そんな折、彼女は突如として異国の未来を見てきた「おほの」という謎の女中を紹介する。未来の知識を持つというおほのの登場に、良継は更なる試練と運命の流れに巻き込まれていくことになる。
時代に逆らうような強さと知略を備えた妻・市と、不思議な力を持つおほのの導きによって、良継は果たして土佐藩での地位を固め、家の栄光を取り戻すことができるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 16:28:32
3236文字
会話率:8%
江戸時代初期。柳生宗矩が長男・柳生三厳は幕府に仇なす怪異あやかしを取り締まる役職、怪異改め方に着任する。
これは三厳もとい『柳十兵衛』が怪異改め方として時代を見つめた数年間の物語である。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています
最終更新:2025-03-23 21:00:00
1379133文字
会話率:50%