その日、少女は失恋した。
脇目もふらず、とっておきの晴れ着が乱れるのも構わず、追われてもいないのに逃げていく。
どこへ?
どこへでも。
そして少女は、あやかしに「恋心」を奪われた。
最終更新:2018-02-12 18:14:08
14166文字
会話率:43%
旦那様と二人暮らしのわたし。
わたしは奇病のせいで屋敷から出られない。
けれど旦那様が老いていく程に、違和感は増していき――。
最終更新:2018-01-31 23:00:00
13847文字
会話率:25%
「カメラが欲しい!」と、離島に住む少女は告げた。でも、貰ったカメラは少しいわくつきで……
道草家守先生の和モノ冬恋企画参加作品です。
最終更新:2018-01-28 10:00:02
11496文字
会話率:27%
うちにいる三毛猫さんの尻尾はふたまたに分かれている。
成人した年の夏、その三毛猫さんと結婚しなさいと言われた。
猫又という妖怪の三毛猫さんとその冬に結婚してから、私の恋は始まった。
安定のハッピーエンド。甘々溺愛物語です。
和モノ布教し隊
主催、和モノ冬恋企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 20:05:34
9380文字
会話率:48%
私の名前は薫という。今年で歳は二十半ばを迎える。父を結核で亡くし、幼い姉妹達を養うため叔父の家に女中として奉公に行った。そして、そこで叔父の息子「清太郎」と出会った。あれは、まだ清太郎さんが両の手の指で数えられる年齢の時のことで。同時に私
が丁度齢二十になった時のことでもある。私は年齢も、立場も違う彼に恋をしてしまった。だが、それは彼も一緒だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 20:26:23
5412文字
会話率:21%
ワナに引っかかった鶴を猟師さんが助けました
鶴が恩返しにやってきます
さてそこからのハッピーエンド
軽い読み物なのでお気楽にどうぞ
ほぼ鶴の恩返しです
感想評価よろしくお願いします
最終更新:2018-01-01 22:49:59
2066文字
会話率:30%
村の木こり、太助には人には言えない秘密がある。
村長の娘との婚姻を明日に控えたある日のこと、いつものように斧を持ち雪山へと踏み入るのだが……
最終更新:2018-01-01 15:37:31
3896文字
会話率:53%
エルフや獣人が居るのが当たり前の現代社会。
パワハラに耐えかねて、ついに辞職表をいけ好かないエルフの上司にボディーブローと共に叩きつけてきた主人公♀。
帰ってきたら我が家であるアパートが燃えており、住むところもなくなり宿を探して彷徨い歩く。
そして、何かに導かれるようにたどり着いたのは古びた|社《やしろ》。そこで出会った巫女服の犬耳白髪幼女と猫耳白髪幼女に何故か好かれており、一緒に暮らすことに!
幼女大好きな主人公と、主人公大好きなケモ耳幼女2人とのほのぼのライフ。
※『和モノ冬恋企画』の参加作品です。
※イラストつき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 17:00:45
12946文字
会話率:27%
七夕の夜、炭焼き小屋に住む源三郎のもとに、ひとりの美しい女が訪ねてきた。
さらさと名乗るその女は源三郎の妻になることを望み、そのまま炭焼き小屋に住み着く。
さらさには普通の人間とは思えないあやしいところがあった。その正体は狐狸妖怪の類ではな
いかと怪しみつつも、源三郎はさらさと仲むつまじく暮らす。
だが、冬が近づくにつれ、さらさの身にある変化が現れた。
妻の身を案じる源三郎は、意を決してその問いを口にする。
「そなたは本当に――ひと、なのか」
果たしてさらさの正体は。そして、妻の正体を知った源三郎は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 20:36:32
12263文字
会話率:34%
それは、寒い夜の、ある駅のホームのおはなし。ペットボトルのカフェオレの甘い香りに、猫又さんが誘われて……。
最終更新:2017-12-14 10:00:00
5989文字
会話率:57%
昔々、茶色い髪と瞳の異相の娘が、山中に一人でひっそりと暮らしておりました。
ある初雪の降った冬の夜。山で暮らす彼女を訪ねたのは、立派な身なりの男でありました。
「急な雪に降られて難儀をしております、どうか一晩だけでも……さぶい」
ただしがち
がちに震えている上、頭に熊耳付きのその男、明らかに人ではありませんでした。
まあいっかと熊化けをこき使うため知らんふりをすることにした娘さんと、恩返しがしたいのにうまくいかない熊おっさんのひと冬のお話。 和モノ冬恋企画参加作品です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-12 20:04:30
13586文字
会話率:33%
【注意】ハッピーエンドではありません。『照の巫女』の家系に唯一名を連ねるけれども、神凪の能力を持たない朱音。彼女は、幼馴染の少年をそばに置き続けていた。神の声を聞けぬ少女の恋の顛末は? 和モノ冬恋企画参加作品です。
最終更新:2017-12-12 06:00:00
8010文字
会話率:29%
「わたしね。じつは猫になれるんだ」と親しい女性から告げられた主人公。本気になんてしていなかったのに、ある日、ほんとうに猫がやってきて……?
最終更新:2017-12-11 00:21:32
3001文字
会話率:20%
冬の山中、贖罪に励むもの、一人。
山を登りて、命を終えんとする、愛し合う二人。
恋情の果てにたどり着いた贖罪の形、果たしていかなるものか。
※この作品を和モノ冬恋企画に登録させていただきます。
魂をも凍りつかせるほどの冷たい悲恋と
なっていることを願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 18:17:14
4329文字
会話率:52%