この物語は、伊賀忍者と織田軍が戦ったあの有名な天正伊賀の乱を舞台にした歴史スペクタクルであるが、これまでの歴史小説と違う点は、史実にある程度基づいて書かれてはいるものの、奇想天外な忍術や戦術や謀りや裏切りが随所で出てくる。
注目したいのは
、やはり忍者と言えば伊賀忍者と甲賀忍者。この二大忍術集団があの手この手で駆け引きを仕掛け合う。それによって、ピンチに陥ったヒーローがどう切り抜けて行くのかといった切迫感(ハラハラ感)が増している。
登場人物は忍者だけに留まらず、砲術に長けた傭兵団、東国一の暴れ者一族。そして織田信長・信雄父子、明智光秀、滝川一益、丹羽長秀、蒲生氏郷、筒井順慶、小寺孝高(黒田官兵衛)ら名だたる武将に加え、敵味方入り乱れ、荒木村重、毛利輝元、本願寺顕如などが要所要所でストーリーを盛り上げる。
こうした戦国武勇者たちとの命を懸けた戦いに伊賀忍者がどんな忍術で、どんな奇襲で、どんな覚悟で立ち向かうのかといった心理的情景も是非楽しんでもらいたい。
この作品は歴史小説というより、漫画映画になりそうなエンタメワールドにきっと近い。読者は5分に1度は「!」を頭に浮かべるのではないだろうか。
主人公のくノ一は、戦国覇者織田信長を倒せるのか、否か・・・
その答えは是非この本の中で探してみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:00:00
6138文字
会話率:31%
エレニア王国は、緑あふれ、活気にみちた豊かな国。
国を治めるのは、女王ビアンカ一世。
慈悲あふれる彼女の治世に、民は最大限の敬意を払う。
女王の美しいブロンドの髪は、太陽のように輝く。
同じ色の髪を持つプリンセス、クレア姫も女王と民の寵愛
をうけ健やかに育つ。
しかし、西隣りに位置する強大なシャフタル帝国は、常に東への侵攻をうかがっていた。
野心あふれるシャフタルの王は周到に準備を重ねる。
そして、ついにシャフタル帝国の将軍は、5万人の大軍を率いてエレニアに侵攻する。
対するエレニア軍の兵士はわずか8千人。
王国の運命やいかに‥
エレニア王国のプリンセスと民が、想像を絶する困難に打ち勝ち、新しい運命を切り開いていく、王道のファンタジー歴史小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:09:24
41244文字
会話率:27%
聖ヨハネ騎士団の騎士として強大なオスマン帝国と戦ったジョバンニ・ロルテスは不思議な運命に導かれて戦国乱世の日本で天命の主君に出会い、サムライとして生まれ変わる。
蒲生家に仕える赤髪緑眼の山科勝成はどのように戦い、いかなる道を歩むのか。そして
異色のサムライは戦国時代に何をもたらすのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:20:00
65811文字
会話率:32%
戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮
大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊かな名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:00:00
787021文字
会話率:60%
大河ドラマはファンタジーであり、歴史小説もファンタジーである。
現代を生きる歴史の証人であったも事実を知らず、況して前世の歴史家が正しい歴史を語ったと思えない。
それは風評であり、人聞き、勘違い、思い込みである。
そこに残るのは様々な思惑を
載せた公文書と私的な日記が残るだけであった。
織田信照は天下布武を唱えた織田信長の弟であり、転生した知識を生かして天下を統一した。本能寺で饅頭を喉に詰めて死んだ信長に代わって天下を治めた。そして、戦国時代が終わり、大航海時代を生きた織田信照も死を迎える。慶長15年(1610年)、享年65歳。
愛する妻や子、孫に囲まれた大往生であった。
静かに目を閉じた信照の先にあったのは、懐かしい若きりし母の顔であった。そして、気付いた。
夢ではなく、二度目の転生であり、『ふりだし』に戻った。
うんざりした信照は乳母の乳を飲みながら、すべてを投げ出した。
様々な思いや願い、そして、記憶もどうでもよくなり、いつしか消えていった。
そして……。
・
・
・
信照もまた慶長15年(1610年)まで生き残り、再び終わりが近づいていた。
信照は城から戻ってきた孫に自分の半生を語り出す。
それは知識チートが消えた信照が、織田信照の名を捨てるまでの歴史であった。
戦国引き籠もりニート織田信照伝の開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 11:10:29
23670文字
会話率:42%
第三次近衛内閣後の組閣の大命がもしも、石橋湛山に下っていたらというというご都合主義ガバガバ歴史小説です
最終更新:2025-06-29 00:11:03
27139文字
会話率:33%
新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。
※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。
※敢えて時代考証を無視しているところが多数あります。
※歴史小説、ではなく、オリジナル
キャラを交えた歴史キャラ文芸小説です。
筆者の商業デビュー前に自サイトで連載していた同人作です。
色々思うところはありますが、今読み返しても普通に自分が好きだな、と思ったのでちまちま移行・連載していきます。
現在は1週間ごとに更新していけたらと思っています(毎週土曜18:44更新)
めちゃくちゃ長い大河小説です。
※カクヨム・アルファポリスでも連載しています。
▼参考文献(敬称略/順不同)
『新選組展2022 図録』京都府京都文化博物館・福島県立博物館
『新撰組顛末記』著・永倉新八(新人物往来社)
『新人物往来社編 新選組史料集コンパクト版』(新人物往来社)
『定本 新撰組史録』著・平尾道雄(新人物往来社)
『新選組流山顛末記』著・松下英治(新人物往来社)
『新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組全史 天誅VS.志士狩りの幕末』著・木村幸比古(講談社)
『会津戦争全史』著・星亮一(講談社)
『会津落城 戊辰戦争最大の悲劇』著・星亮一(中央公論新社)
『新選組全隊士徹底ガイド』著・前田政記(河出書房新社)
『新選組 敗者の歴史はどう歪められたのか』著・大野敏明(実業之日本社)
『孝明天皇と「一会桑」』著・家近良樹(文藝春秋)
『新訂 会津歴史年表』会津史学会
『幕末維新新選組』新選社
『週刊 真説歴史の道 2010年12/7号 土方歳三 蝦夷共和国への道』小学館
『週刊 真説歴史の道 2010年12/14号 松平容保 会津戦争と下北移封』小学館
『新選組組長 斎藤一』著・菊地明(PHP研究所)
『新選組副長助勤 斎藤一』著・赤間倭子(学習研究社)
『燃えよ剣』著・司馬遼太郎(新潮社)
『壬生義士伝』著・浅田次郎(文藝春秋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:50:00
386003文字
会話率:41%
「三世紀の危機」を迎えたローマ帝国で、辺境出身の主人公が皇帝を目指す。
「ローマ帝国三世紀の危機」と呼ばれる「軍人皇帝時代」の、巨大な渦巻にも似た激動に巻き込まれるマクシミヌス・トラクス大将軍。彼が持つ武力を背景に、果たして彼はローマ帝
国皇帝の座を射止められるのか?
史実をベースにした、愛憎が交錯する壮大な政治闘争ドラマをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:30:13
32121文字
会話率:69%
高校1年の小野寺竜司は歴史が得意で歴史を変えたいと思っている普通にいる人であった。戦国大名の小野寺家の子孫であることが影響して関ヶ原の戦いで戦死してしまう島左近に転生する。与えられた「後悔したときにやり直せる」能力と知識を使い、歴史を変える
。一応歴史小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:42:13
3342文字
会話率:19%
史実のラヨシュ1世のナポリ遠征を分かりやすくまとめた歴史小説。
最終更新:2025-06-22 10:59:00
1508文字
会話率:15%
今久しぶりに書いている長期連載ですが、史実から物語を想像した物だったのだけれど、歴史小説ってどこまで創造物に加工して良いのかわからなかったので、保険的な感じで異世界物語として書いています。
だけど、今になって思えば、そのまま歴史小説にしとけ
ば良かったかなー、と言う『酸っぱい葡萄』的なボヤキです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 08:08:07
1677文字
会話率:6%
公爵令嬢のクレアと従者のミゲルは、血のつながった実の兄妹。
ミゲルはクレアの父である公爵がメイドに産ませた庶子だった。
幼い頃は仲が良かった二人だが、ある時を境にクレアは平民を見下す高飛車な性格へと変貌し、ミゲルに辛く当たるようになる。
それでもクレアを憎むことができず、誠心から従者として仕え続けるミゲル。
彼は実の妹でもある女主人に対して、決して叶わぬ想いを抱いていた……。
時を経て美しく成長したクレアは帝国の第三皇子と婚約、更には自らが執筆した悪役令嬢小説が一世を風靡し、一躍時の人となる。
しかし帝立学院に入学する頃からクレアの傲慢の度合は次第に増し、皇子とも険悪な仲に。
ミゲルの忠告も無視し本物の悪役令嬢のような態度を取り続けるクレアは、やがて婚約破棄へと至ってしまうのだが――。
これは「悪役令嬢」による、復讐の物語である。
(※本作はノベルアッププラス様で開催された「復讐短編コンテスト」に
寄稿した作品を、短編にまとめて転載したものになります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 17:36:45
9994文字
会話率:30%
”雪の国”は突如、隣国”風の国”からの侵攻を受けた。
国境沿いの砦を任された雪の国の将・ヒョウは、迫りくる敵軍を迎え撃つ。
襲来する風の国の軍を率いる新王・ナギは、同じ幼年学校に通ったヒョウの同期である。
幼年学校時代、ヒョウはナ
ギに苦杯を舐めさせられた苦い記憶があった。
それは雪国育ちの彼が、冬を嫌いになった理由でもあった。
屈辱未だ消えず、ナギへの雪辱に燃えるヒョウ。
彼は侵攻軍を撃退するべく、因縁の相手から勝利をもぎ取るべく、必勝の策を練り上げるのだが……
雪降り積もりし北国の戦場で、男たちの策略が火花を散らす!
(※本作はノベルアッププラスで開催された「私が冬を嫌いな理由」投稿フェアに寄稿した、拙作『氷壁』を改題したものです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:16:41
9644文字
会話率:18%
室町時代後期の日本…に似たパラレル世界が舞台。
東軍と西軍に分かれて国内は争乱状態のなか、東軍畠山家の沙羅姫は戦もどこ吹く風で我が道を邁進していた。しかし、突如きまった政略結婚により、その自由な日々を失うことになる。抗うべきは実家畠山家なの
か、政略結婚の相手なのか、それともーーー宿命なのか。
沙羅姫がその青春を賭けて、恋に戦いに挑む一年の幕が上がる。
室町時代をモデルにした、架空の歴史になります。
実在の人物・事件の名前が出たり出なかったり。厳密な歴史小説ではないものとして、ご理解ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 14:15:27
309900文字
会話率:28%
李氏は高句麗に誕生した女性であった。しかし、高句麗は百済との戦争を始める。彼女は平民だがのし上がるためにはどうすればいいのだろうか?朝鮮初の女性武将が戦乱の世でのし上がる歴史小説です。
当時の朝鮮の歴史をモデルにした朝鮮史です。
※この
小説はフィクションです。朝鮮の街、人物、戦争は実際にあったとは限りません。
※サブタイトルを変えました。
※結局、タイトルを見直しました。
※この作品はハーメルンでも投稿しています。
URL(https://syosetu.org/novel/369376/)
※基本はハーメルンで投稿して後追いで小説家になろうに投稿することになると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:06
4232文字
会話率:67%
日本の武士たちが大統領に謁見するため、初めてアメリカへ渡る。激動の時代を具に描く歴史小説。
最終更新:2025-06-03 10:00:00
608文字
会話率:48%
戦国時代全般。
史実とファンタジーを織り交ぜ、徳川家康の誕生から徳川家光までを描く歴史小説。
最終更新:2025-05-21 07:10:09
38970文字
会話率:26%
乱世にありふれて生きた、幻氏の女・時子の物語。
最終更新:2025-05-11 19:48:24
26159文字
会話率:30%
『勢州軍記』をテキトーにゆるく現代語訳。誤訳があるかもごめんなさい。
勢州軍記の史料的価値とか信憑性とかムズカシイことは気にしないで、まずは読んでみようという試みです。
筆者は歴史小説は好きですけれど、専門的なことは知らないクソど素人です
。間違いもあろうかと思いますが、お手やわらかにお願いします。勉強しつつ訳していきたいと思っています。
また、現代文に訳した時、自然な文章にするために一部脚色を加えております。
私のニワカ知識によるトンデモ妄想が入った解説つき(あとで勉強しなおして改稿を繰り返したりしてます)。
☆ちゃんとしたことを知りたい人は研究者の方が書いた本を読んでくださいm(__)m
こんな方におすすめ(*´ω`*)
・伊勢国の戦国時代に興味がある
・なろうの歴史ジャンルで信長を主人公にした作品書きたいけどお隣の伊勢国についてよくわかってない人
・伊勢北畠に興味がある
あてはまった方はぜひ読んでみてくださいね♪( ´▽`)
感想欄はサイト登録していない人も書けるようにしてあります。ご意見ご感想気軽にどうぞ。
全部を訳すのではなく、私が面白いと思うところをピックアップしていきます。☆不定期更新☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 00:44:49
102071文字
会話率:10%
戦国末期、織田信長の配下に「頭狩り」と呼ばれる男がいた。その男・骸は、茶の湯の作法と刀術の双方に通じた不可思議な存在として恐れられていた。しかし、その冷徹な表の顔の裏には、生涯消えることのない復讐の炎が燃えている。
かつて骸は無心流の道場で
剣を学び、道場主の娘・花世と深い絆を育んでいた。しかし、織田信長による寺社焼き討ちの嵐は、その道場をも飲み込んでいく。愛する者を失った骸は、復讐を誓って信長の配下となる。「頭狩り」の異名を持つ暗殺者として頭角を現し、冷酷無比な殺戮者としての評価を確立していった。
時代の転換点に生きた一人の男の魂の軌跡を描き出す、歴史小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 19:40:00
15767文字
会話率:38%
僕たちの学校に設置された最新のラジオ。その放送の中でも「コランク・フンラッドの嘘つきラジオ」に、僕たちは、夢中だった。町の人たちも、彼のラジオを心から楽しんでいた。
ある日、僕たちは、いつもと違って、真面目そうに話をするコランク・フンラッド
の声を聞いた。「本日の放送は、真面目なニュースを流します。」そんな言葉で始まった彼の話は、僕たちの・・・ピッツバーグの小さな町を大混乱に陥れた。
*この作品は【春のチャレンジ2025】と【大野錦氏チャレンジ企画】《公式企画テーマ入れ替え2022年度、秋の歴史、テーマ「手紙」→替→「ラジオ」》に参加しています。(企画概要)https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1970422/blogkey/3247285/
*歴史小説としてではなく、歴史分野の時代小説としてお読みいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:00:00
2711文字
会話率:10%