――あなたのためなら、僕はなんだってできる
故郷の魔法少女排斥から亡命することになった少女「フィン・メイフィールド」は、幼馴染の義姉である桃香の後を追って魔法少女養成学園である「皐月宮学園」へと入ることになった。
しかし、天才的才能を持
つ姉は常にスケジュールが埋まってしまい、連絡すらも取ることが出来ず、そのうっぷんを下らないいたずらで憂さ晴らしする日々を送っていた。
そんなある日、かつて任務の失敗で学園を追放された魔法少女「兵頭彩芽」が現れる。その任務に縁があったフィンは警戒するも、彼女は「桃香に会いたければ協力しろ」と言い出すのであった。
しかし、その任務はフィンにとってはあまりに精神的負担の大きい物であった――
正義が滅ぶことはあっても悪は滅びることはない。
「ただ、もも姉と一緒にいたい」
その願いだけを持つ純粋な少女に襲い掛かる、あまりにも過酷な運命の果てに待つ物とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:00:00
9520文字
会話率:16%
大学進学を機に東京へ戻った主人公は、幼少期に家族で訪れた池袋のデパートを久しぶりに訪れる。しかし、デパートは様変わりしてかつての面影はほとんど失われていた。
離婚により家族が離れ離れになった記憶と、変わりゆく現実を前に、主人公は思い出だけが
変わらずに心に残っていることに気づく。過去と現在のギャップに戸惑いながらも、変化と記憶の意味を静かに見つめ直す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:30:22
3790文字
会話率:0%
目覚めたとき、世界は壊れていた。
猫型自動人形のソラは、荒廃した世界でハンターのラドリーと出会う。
心を持たないはずの機械と、感情を捨てた青年。
空っぽだったふたりは、世界の片隅で、少しずつ“何か”を見つけていく——
「ただの日常」と「
ちょっとの謎」が、心に静かに沁み込む——魂の物語。
※暖かいSF。猫と青年。ロボット×人間の絆ものが好きな方に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
19931文字
会話率:36%
候暦一九〇〇年、アイネーデ共和国。
国土を東西南北と中央の五つに隔て、自由と平等と平和を掲げて殷賑を極めてきたこの国は、されど近隣諸国との戦争によって衰頽の一途を辿る。最も甚大な被害が及んだ自然の汚染により、国民は終わりのない飢餓と貧困に喘
ぎ続けた。
やがて、ひとりの植物学者が開発した、栄養の涸れ果てた土壌の代替となる苗床でのみ芽吹く特殊な種——のちに『人類の希望』と称されることとなる技術を筆頭に、共和国は復興へ向けて立ち上がる。
時は進み、候暦一九九八年。
『何でも屋』として共和国各地を転々と渡り歩く青年・シオンは受け取った手紙に従い、東区〈オスト〉へと赴く。そこで育ての親から持ちかけられた新たな依頼は、記憶喪失の少女・マリーを故郷へ送り届けること。
これは、死が定められた果敢ない生涯のなかで、それでも誰かを愛し、愛されたいと願う人々の物語。
あるいは、青年が分かたれた愛する人を取り戻すまでの物語。
※第二章までは隔日投稿、第三章以降は毎日投稿を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
75881文字
会話率:38%
──届かぬ想いは、運ばれる。存在しない“始点”から。
この世界には、決して届かず、拾われず、還ることもできない“想い”がある。
忘れたはずの記憶、伝え損ねた言葉、そして、残された未練。
それらを密かに運ぶ謎の運送業者――「零番物流」。
正式名称は「零番輸送サービス株式会社」。
すでに廃業したはずの旧運送会社は、今なお、“存在しないはずの番地”へと配達を続けている。
都市伝説のように語られるその運送業者を追うのは、遺品整理士にしてノンフィクションライター・朽木縁(くちき ゆかり)。
依頼を受け、遺品に触れるたび、彼女は“あの人”の記憶と、再び向き合うことになる。
「……縁って、やっぱり、やさしいんだね」
忘れたはずの声、右手に残る温もり。
そして、ある日届いた、“宛名のない小包”。
それは、過去からではなく――
“存在しない始点(ゼロ)”から、再配達されたものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:34:18
2036文字
会話率:3%
「あの子」と別れを告げたのは、あたしの方だった。
進行する病に気づきながら、彼女の未来を守るために、あたしは身を引いた。
それなのに、ある日スマホの中に、見覚えのない写真が増え始める。
写っていたのは、笑い合う“ふたり”の姿――
現
実には存在しない、未来のあたしと、彼女だった。
消したはずの記憶。もう戻らないはずの恋。
それでも、スマホの中で――
わたしたちはもう一度、出会ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:52:02
2816文字
会話率:9%
二年前に姿を消した“親友”――有村。
梅雨のある日、彼女のロッカーに差し出された一通の手紙が、わたしの日常を狂わせていく。
ロッカーの中には、見知らぬ小物と“知らない有村”たちの記憶。
ガラス片、リボン、ぬいぐるみ……そのひとつひとつ
が、異なる“彼女”をこの世界に呼び寄せる。
「ゆっこは、わたしのもの」
無数の並行世界から集まった“有村”たちが、わたしを巡って争いはじめる。
それはやがて、“わたし自身”の命をも巻き込んで――
「ロッカーの鍵、“あの子”の分も開けておいたよ」
愛と狂気が交錯する、終わりなき“再会”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:39:44
2425文字
会話率:21%
赤石悠人は、常に疑問に思っていた。
「聡助~、今日も格好いいよ~、大好きだよ~」
「はいはい、お前はいつもそれだな」
「ちょっ……あんた! 今しおりんの胸見たでしょ!?」
「みっ……見てる訳ねぇだろ! 何でお前は毎回毎回殴ってくんだよ!」
どうして自分たちと大して能力に差がない男が様々な艶麗な女性たちから好意を寄せられるのだろう、と。
赤石悠人は、その理由を探りたい。
これは、五人の女子学生から好意を寄せられ、常にハーレムを展開しているラブコメの主人公と、そんなラブコメの主人公を批判的に見つめる、特筆するべきところもない、端役でしかない男子学生の話。
合理主義を標榜する男子学生が様々な境遇の人間と相対し、学び、自嘲し、苦しみ、自身と見つめ合い、少しずつ成長していく物語。
※主人公は誰しもをクリティカルに見るので、性格は悪いです。ラブコメは基本的に王道に沿っていきます。
ラブコメと文学的な要素の組み合わせで、ライト文芸的(なつもり)です。
純文学の美点とラブコメの美点のハイブリッド作品(のつもり)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:00:00
1851927文字
会話率:60%
まだ、この小説を書き出したばかりなのであらすじは決まっていない。
思いついたことを書いているので、長くなった時調整で変えていくと思う。
今まで、ちゃんとした小説を書けていなかったので、今回はシッカリ小説になるといいなと期待している。
過去に
、
壮大なネタ帳を書き公開している僕はマヌケかもしれないね。
初めて、大ジャンルに文芸
小ジャンルに純文学をみつけ、選択してみた。
このあらすじは、小説が続けば加筆変更していこうと思っている。
とりあえず、以上。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:39:23
118498文字
会話率:8%
このあいだ近所の本屋で、ブラッドベリの『十月はたそがれの国』を手に入れ……ずっぷりハマってしまった時から『アンテナが立って』しまったらしく、何を観ても何を読んでもネタが湧いてくる状態に。
そんなこんなであふれてくる『掌編・短編』たちを並べ
ていきます。
シリアス・コメディー・異世界恋愛・異類婚姻譚、純文学にSFまで……ジャンルは様々。お楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 13:02:08
69829文字
会話率:37%
前作(?)『ちりも積もれば花となる』は10万文字を目安に完結予定。新たに湧いてくる掌・短編も『ネット小説大賞』に応募したいので、完結にさきがけて新シリーズを始めさせていただきます(『とらぬタヌキの』もいいとこですが……)
「感動? 微ホラ
ー? 切なげな異類婚姻譚・ちょいエロなダークファンタジー? 純文学にSFまで、何でもそろっておりますよ。ご主人様のお好みを見つけ出してまいります……」(読書大好き主人に仕えるメイド風)
さしあたってはエントリーのために一話だけ投稿……前作完結と同時に本格始動予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 13:03:17
868文字
会話率:50%
メイドロボットの少女、ステラは年老いた奥様にメイドとしてお使いしていたが、そんな奥様からお暇を与えられてしまった。
長編小説 第十五作目 短編集
最終更新:2025-07-24 20:59:17
68609文字
会話率:12%
私は絵のモデルとして、絵を描いている友達の女の子の前で(白い布を巻いて)裸になることになった。
最終更新:2025-07-22 16:15:49
1888文字
会話率:15%
私は絵のモデルとして、絵を描いている友達の女の子の前で(白い布を巻いて)裸になることになった。
最終更新:2025-07-22 14:23:16
1981文字
会話率:14%
親友を亡くした藤倉は、過去に立ち止まっていた。
恋人の日菜子は、そんな彼の今をそっと未来へと導いてくれる。
これは、花を手向けるように過去を受け止めた日と、静かに歩き出したふたりの物語。
最終更新:2025-07-24 18:35:23
3183文字
会話率:49%
Mのイケメン主人公が、さまざまな種類の強い女性に手を出されまくる純文学的なラブコメです。性行為まで行きませんが、きわどいところが多いのでR15で。題名に反して母親が出るのは最初と最後だけです。性的な部分をのぞけば古典的な恋愛もので、昭和のポ
ルノ映画のノリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 11:24:18
76381文字
会話率:46%
特殊能力を持つ女子高生が主人公のファンタジーです。
最終更新:2025-02-12 15:35:53
11943文字
会話率:39%
少年Kは毒祖母に虐待される夢にうなされていたが、ある日、夢の中に魔法少女が現れ、彼を助けようとする……という純文学的ファンタジーです。毒親設定、鬱展開あり。
最終更新:2025-01-22 21:03:19
6570文字
会話率:26%
「神曲」あとがきです。
最終更新:2025-07-24 07:16:13
403文字
会話率:0%
御愛読ありがとうございました。
最終更新:2025-07-24 07:03:26
1289文字
会話率:20%
ミク、その後です。
そして、あの人物は・・・・?何人か(?)いますが。
最後の最後まで「それありなのか」「書いちゃっていいのか」って超~~ヤバいネタぶっこんでくぜ!(≧Д≦)
ほんとにこんな小説見たことない(・_・;)
最終更新:2025-07-24 06:41:44
9696文字
会話率:31%
仕事、家族、友人、学校、過去。
生きていれば、色々なものに縛られる。ぶつかり、汚れ、強かになる。
純白のままではいられない。
好きという想いだけでは生きていけない、でも恋心を無視しては息ができない。
だから、大人でも、子どもでも、恋の前では
人は純にも不純になる。
春、夏、秋、冬、諦めきれない想いがくすぶる。
不器用で、あざとく、ずるい、どうしよもない人たちの短・中六篇。
一、六畳間の公差
二、緑の部屋の鍵
三、絢爛たる花束を錦秋の良き日、君
四、いとこい
五、ハレムの雌雄
六、桜が咲く頃、梅こぼる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:36:01
10625文字
会話率:19%
中学受験を控えた少女、美羽。
真夏の強い風が、彼女のスカートをめくった――。
恥ずかしさと怖さに泣き叫ぶ美羽のもとへ駆け寄ったのは、
かつて同じ痛みを知った、二人の高校生だった。
『葵と綾、そして風』から続く、ささやかな少女たちの物語。
思春期の繊細な心の揺れを、そっと描き出します。
※感情の揺らぎを主軸に描いた純文学的な短編作品です(全5話)。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としたものであり、性的な意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
9525文字
会話率:25%
いままでに書いた主な短編をまとめています。ぽちぽちと上げていきます。
最終更新:2025-07-23 14:26:24
59346文字
会話率:32%
島で過ごす、男の話。
最終更新:2025-04-24 23:39:03
1488文字
会話率:9%
ある博士とフラスコの話
最終更新:2025-04-15 01:09:30
2832文字
会話率:34%
二十五歳になった春子は、海辺の町の古びた美容室で働きながら、変わらない日々に息苦しさを抱えていた。
SNSに映る"ちゃんとした大人たち、自分の未完成さ、それでも動けない現実。
ある日、釣具屋を継いだ幼なじみの宮田さんと、ふと交わし
た言葉が、心に小さな波を立てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 17:16:14
3767文字
会話率:17%
――画面の向こうに、かつて好きだった娘が現れたら。
あなたは、それでも再生ボタンを押せますか?
本作には、ガイドラインに触れる性描写は一切ありません。
ガイドラインに触れていないので全年齢版です(たぶん)。
ただし、タイトル相応のダメー
ジはあると思います。
ご利用は計画的に。
※ノクターンノベルズにて、同タイトルでR18版を掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 10:12:39
8637文字
会話率:1%
宇宙船。事故が起こり地球までギリギリ5人分の食材があり、瀕死になりながらも何とか全員生き延びて帰還できる。はずだったが…
最終更新:2025-07-19 12:00:00
3542文字
会話率:25%
芥川…どうするんだ?令和に文豪が蘇った!
最終更新:2025-07-13 21:00:00
5678文字
会話率:17%
たったひとつの探しものが、日常を変えていきます。
最終更新:2025-07-05 12:03:29
3497文字
会話率:4%
夫が死んでしまった夢を見た。とても悲しかった。
目が覚めたら、夫はわたしの隣で眠っていて、心の底からほっとした。
浮気されたこと、共働きなのに家事は全てわたしがしていること、この間貸したお金が返ってこないこと、そんなこと全てどうでもいい
と思えるくらいに生きててくれればそれでいいと思った。
わたしはなんやかんや夫のことを愛している。
そう気付かされた気がした。
幸せを感じながら二度寝した翌日、わたしは夫を殺した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:22:17
4696文字
会話率:19%
全ての作家へ告ぐ、夢をみよ。
我々が夢みることにより接続される睡中都市が存亡の危機にある。思いだせ、夢みることを。これは一方的な物語ではない。
最終更新:2025-07-18 23:06:03
193531文字
会話率:52%
ただの、妄想の物語。
最終更新:2023-12-27 17:55:40
71091文字
会話率:50%