大国主尊(おおくにぬしのみこと)という帝王が治める瑞穂国(みずほのくに)では、庶民の寺社参りが流行していた。参詣の旅をしている若武者の義郎は、都から遊歴している舞姫の鈴音と出会い、共に神山へ登る。その時、小さな偶然で龍神の王子と出会ったの
をきっかけに、彼らの運命が大きく変わる。
二人の若者と一柱の幼い神様が共に歩む旅物語の、始まり始まり――
※2018/01/03 導入部の改稿と共に作品名を改題。(旧題:瑞穂物語)
※2018/04/30 読みやすさ改善のため、過去掲載分を大幅に分割整理しました。栞を設定している方は保存位置が大幅にずれてしまうと思われますのでご注意ください。
※2018/10/25 『参考資料一覧』をシリーズに追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 07:36:23
210634文字
会話率:48%