|厳《いつき》には人知れず続ける"使命"がある。
それは誰も知らないことだと思っていた。
昨日までは……
最終更新:2025-03-31 22:13:47
40935文字
会話率:37%
陰陽師は現代においても活躍していた。科学では証明できない、妖による超常現象を人知れず退治してきた。
陰陽道本家の中のひとつ、神楽坂(かぐらざか)家の後継ぎ候補である神楽坂 湊(かぐらざか みなと)は妖の見えぬ陰陽師だったー…。
妖が見え
るようになる方法を探しながら退治していた湊は、ある夜同級生の女子に妖と戦う姿を見られてしまう。同級生の有栖川 楓(ありすがわ かえで)は一般人には見えない妖が見えているようだが、断固として認めない理由があった。
湊と巻き込まれた楓の人生は大きく狂いはじめるー…。
人間と妖に関わりを持つうちに、身体的、精神的に成長していく陰陽師と女子高生のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 21:25:23
9061文字
会話率:41%
「妖」。人の世に住む異端の存在。人と妖が生きるこの世で起こる不可解な出来事には決まって妖が関係していると言われている。しかし、一般人には妖は見ることができず、その存在に気が付くこともできない。
その妖を祓い、人の世に調和をもたらす存在が
「陰陽師」である。
「倉宮晴人」は普通の高校生だった、ある日までは。
その日、晴人は子供の頃の夢を見た。京都にある父の実家に遊びに行った日の夜のこと。桜の木の上に座る人影を見た晴人は何となく話しかけに行って・・・。
そんなある日の出来事を夢に見たのが前兆だったのかこの日は普段感じない嫌な感覚を朝から感じていた。何とか高校へ行く準備は整え、家を出たが、気配は増す一方でどうにか振り切ろうとするが、遂には周囲を囲まれてしまう。
気配の正体は大量の妖で彼らは何故か晴人を狙っていた。妖達が一斉に襲いかかった直後、晴人を守るように無数の斬撃と炎が妖を薙ぎ祓った。たじろぐ晴人を守るようにして五人の「式神」が姿を現し、晴人を抱えてその場を後にした。
倉宮家の別邸に一時避難した晴人は式神「朱雀」から父「晴信」からの手紙を受け取った。中には倉宮家がどういった家なのか、晴人が狙われる理由、五人の式神についてが書かれていた。手紙を読んだ晴人は自身の身を守るため、陰陽師について考えるため、そして何より自分を主と呼ぶ式神達について知るために陰陽道を学ぶ塾「青霊堂」に入学することを決めた。
陰陽の道を学んでいく内に自身の血と妖に狙われる訳について知った晴人は式神達と共にどうやって迫りくる脅威を退け、自らの運命と向き合うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 08:00:00
200766文字
会話率:29%
最強の魔眼を持つ女、陰陽師の名門・御三家の政略に巻き込まれる。
生まれながらに “魔眼” を持つ女・紫月(しづき)。
その瞳は人を惑わせ、妖を惹きつけ、絶大な力を持つがゆえに、和国で忌み嫌われてきた。
だが、ある日、陰陽師の名門「月読の宮
」に招かれ、次期当主・竜馬の婚約者となることに。
それは彼女を保護するためか、それとも――?
陰陽道を操る 「月読の宮」、武力を誇る 「武焔の宮」、そして絶対的権力を持つ 「高天の宮」。
陰陽師の三大名門 “御三家” が、紫月の魔眼を巡って動き始める。
「お前はもっと利用価値があるはずだ。逃げるな」
彼女に興味を持つのは、武焔の宮の跡取り・煉我。
「もしお前が敵対するのなら——殺す」
陰陽師の頂点・高天の宮の当主・薫は、紫月に試練を与える。
これは、 陰謀と策略、そして政略結婚の狭間で揺れる最強の魔眼の物語。
——和国の未来を握るのは、魔眼を持つ紫月か、それとも御三家か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 15:10:00
19341文字
会話率:34%
陰陽道や魔道、神道など、目には見えない人外の力を行使する術を生まれながらに持ち、
生まれたときから使うことができる一族。風間家。
その一族に2男5女が生まれる。各個人が個性的な能力を持ち、
闇に潜む、悪を容赦なくたたく予定。
一話、200
0文字をめざしてがんばります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
秋姉こと紅葉が主人公の物語始めました。
https://ncode.syosetu.com/n0181fv/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:00:00
353510文字
会話率:36%
『陰陽道』と『武道』を極めた先祖を持つ大学生の高耶《タカヤ》は、その先祖の教えを受け『陰陽武道』を継承している。
失いつつある武道のそれぞれの奥義、秘伝を預かり、継承者が見つかるまで一族で受け継ぎ守っていくのが使命だ。
その過程で、陰陽道
も極めてしまった先祖のせいで妖絡みの問題も解決しているのだが……
現代では恐らく最強の陰陽師。けれど地味で平凡な生活がしたい青年の非日常をご覧あれ!
◆他サイトでも公開しているものを修正加筆の上掲載しております。《毎週木曜日0時頃投稿》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 00:00:00
915077文字
会話率:54%
望月蒼太は9歳の時に母を失った。
彼は復讐を誓い、神道、陰陽道と学び、さらなる力を求めて武術・宿郷式という門を潜る。
孤独だった少年は、やがて心通じ合わせる仲間に出逢い、様々な怪異と対峙し、乗り越えてゆく。
この物語は数奇な血筋と運命
の元に生まれ、物の怪に母を殺され、家族を守るために、復讐を果たすために旅立ち、成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 00:18:05
56715文字
会話率:58%
今から約1300年前の奈良時代、国には政治を統べる表天皇と祭事を澄める裏天皇の二人の天皇がいた。
表天皇に付く陰陽道の始祖と言われる吉備真備(きびのまきび)は、その超人ぶりに鬼退治の吉備津彦のモデルとされている。
そんな吉備真備に従った備前
に住むたたら鉄の鍛冶集団、温羅一族は裏天皇を崇拝していたため、吉備真備の謀略で窮地に立たされる。たたら神の加護、加重加速の術が使える陣、火、水、光、影の五人は辛うじて難を逃れたが、そのまま修羅道に落ちてしまった。
修羅道で1300年間戦いに開けくれ、五人は祟羅陣、焔羅彩夏、氷羅柊、煌羅七星、影羅陸として現代に転生した。
吉備真備はその間に秘密結社「八咫烏」を結成し、陰陽道の最大奥義死者を強化して操る「死霊術」の媒体元素である瘴気を祓う裏天皇「祓戸大神」を封印した。八咫烏の傀儡となった天皇によって現世の地獄化が一気に進むはずだっかが……。
進まない原因は封印された時空の狭間で瘴気を祓い続けた祓戸大神だった。祓戸大神は迷い込んだ浦島太郎に助けられて現世に浦輝夜として生まれ変わる。
祟羅陣が死霊術による式鬼神から浦輝夜を救い、自分が温羅一族の生まれ変わりだと思いだす。
そのキョンシーや式鬼神たちとの戦いが八咫烏の十二天将や陰陽道の素質を持つスターシードたちの戦いに他の4人を巻き込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 20:09:44
106791文字
会話率:29%
信仰の衰退した寂れた神社で神主を務める少年と、普通の人間はそれほど興味を持たない陰陽道を修行する少年。
古代から続く神秘を受け継ぐ彼らだが、現代ではイマイチ存在感がない。ところが少年陰陽師の妹がお年頃で……。
最終更新:2024-12-19 10:37:50
24710文字
会話率:53%
◆第7回ネット小説大賞を受賞! 書籍版1~4巻発売中!
陰陽道を極め、あまたの妖怪を従え、歴代最強の陰陽師と呼び称えられたぼくは――――謀略と裏切りの末、炎上する屋敷の中で死に瀕していた。
来世でこそ幸せになろうと、ぼくは最期の時に転
生の秘術を試みる。
術は無事成功したものの……生まれ変わった先は、なんと異世界だった!
え、四属性魔法? 別に使えなくていいです。
極めた陰陽術と、異界に封印した強力な妖怪たちは――――未だぼくの手の中にあるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 12:00:00
951121文字
会話率:45%
世界を実質的に分割統治する十大国家の一国〈慈悲深きケセド〉――その政治中枢に深く関わる〈魔崩使威〉の一族がいた。
彼らは自分たちを〈陰陽師〉と称し、独自の信仰と理論に基づいた魔崩体系〈陰陽道〉を築き上げ、国家運営に強い影響を与え続けてい
る。
その中でも特に絶大な権力と実力を兼ね備えた四つの家〈陰陽四大〉があった。
陰陽四大の一つであり、最も偉大と呼ばれて久しい〈天御門家〉の当代、天御門清明には男女の子がおり、それぞれ州継と壱花と言う。
彼らは父の命で門外不出の禁を解かれ、若き魔崩使威たちが鎬を削る〈アイゼンシュタット魔崩学院〉へと送り込まれる。
すべては移ろいゆく陰と陽。星々の命ずるまま、五行の導きに従い、彼らは何を見て、何を感じ、何を成そうとするのか。
これは、地域固有の魔崩使威に過ぎない〈陰陽師〉の兄妹が、数多存在する魔崩の在り方に触れ、様々の魔崩使威たちが放つ色彩を見、その人生をも味わう物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 17:49:55
98271文字
会話率:39%
黒猫ツバキは、魔女コンデッサの使い魔である。
ある日、高校生魔女のチリーナがコンデッサのもとを訪れた。
チリーナは「古代世界の陰陽道によって、新たな魔法をマスターしました。ぜひ、その効果を試させてください」という。
魔法の対象とな
ったのは、猫のツバキで……。
※「黒猫ツバキ」シリーズの作品です。単品としてお読みくださっても、大丈夫です。
挿絵は全て、AI生成によるイラストです。『ノベルアップ+』様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 14:21:34
7014文字
会話率:64%
古来より人々の間では、「精霊」と呼ばれる、草木、動物、人、無生物、人工物などひとつひとつに宿っている超自然的な存在が、“【生物】という概念の誕生とその歴史に関係している”と言い伝えられてきた。
現代社会においてもその存在が科学的に証明でき
ない状況であったが、「マテリアルバンク」と呼ばれる“霊魂錬金術科学研究所”という機構が発足して以降、あらゆる生物の肉体には、「マテリア」と呼ばれる未知の原子が存在していることが明らかになった。
このマテリアを使って肉体と精神を切り離す“霊魂錬金術”と呼ばれるテクノロジーが発展し、コンピュータ上にあらゆる「死者」のデータを保存するという計画が、2031年よりスタートした。
そしてその計画の中枢を担う研究員のグループに、「マテリアメーカー」と呼ばれる錬金術師が配属されることになる。
彼らは、“陰陽道”と呼ばれる、古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属していた者たちであり、『陰陽五行』に基づいた思想によって、悪霊の討伐や死者の霊の鎮魂の役割を1000年以上も担っていた。
そしてその歴史の中でも、“1000年に1人の逸材”と呼ばれる少女が、マテリア研究所付属の“霊術師育成学校”に在学していた。
彼女は、研究所のある「計画」によって生まれてしまった特殊生命体、【プラーナ(透明人間)】とある“取引”をする。
それは、プラーナの“精神”として生まれ変わった火神ナオトという少年がかつて描いていた「夢」であり、ある少女との約束を叶えるための「時間」だった。
「世界に存在しなくなったとしても、あなたはそれを望むの?」
生と死の狭間を流れる現実の果てに、待ち受けているものとは——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 04:30:05
413文字
会話率:0%
ご先祖が残したヤバい本に関する話。
実話です。
最終更新:2024-05-19 06:46:14
684文字
会話率:12%
姉が死に、陰陽道の家元に踏まれた双子の妹の私は、姉の婚約者だった政治家の青年と結婚することになった。実はずっと好きだった相手で、初恋の人だったが、姉の死を喜んでしまうようで嫌だったので、自分の気持ちを押し殺している。なにせ相手は、姉を好き
だったのだから。姉の死因は、血が花になる病で、万が一私もそれを罹患したら離婚することになっている。元々この結婚は、儀式の要素が強く、式神を増やすために行われると言うが、私には式神も見えない。(他のサイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 02:52:53
13948文字
会話率:44%
エド、帝都に参上。宗家が登場。胎動する陰謀に戦々恐々。物語の外の人であるはずのMOB男は百貫令嬢の舞台裏で何をしていたのか。灰魔術(カオスマジック)の総本家に招かれた平凡野郎エドゥアルド。そして帝都で進行する大事件の発端が姿を見せる。MO
B男シリーズ正統続編、帝都幼児編第二弾!……(タイトルには誇大な記述を含んでいる可能性があり、内容を保証するものではありません)。
*進捗:第一敲8万文字まで完了。長編。20万イきそう。
*現状通知用ブックマーク置き場にご活用ください。完結まで書ききってからの投稿になります。
*タイトル~部分以下は削る予定。なんかむず痒い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 15:17:06
971文字
会話率:9%
剣と魔法を操って、邪悪と危険が跋扈する世界を生き抜け!
帝国辺境ド田舎在住、エドことエドゥアルドの正体は18歳MOB男な日本人。
大学入学を控えていたはずの高校生が異世界転生!?
灰魔術と宗家? 予言と闇星? 転生と転移? 恩恵
と天恵?
謎が謎を呼ばないが、淡白呑気なMOB男くんが美幼女ヒロインの後ろに隠れ、逃げ、冒険する、とか……しないとか。
MOB男シリーズの第1弾! 幼児編!!
コメディ要素の少ないベタな冒険小説です。信じるか信じないかはあなた次第。外伝第1章または百貫令嬢から読み始めてもまた趣がゴニョゴニョ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 10:14:19
707940文字
会話率:28%
「それからもう一つお願い」
「なんだよ」
「今日からしばらく泊めて……ください」
後輩なのに先生。先輩なのに下僕。朴訥大学院生稔くんとガテン系研究員香住のひずんだ共同研究がはじまる。揺れる二人の関係は? 龍のせぼねがハネるときは近いのか
?
※なお本編はラブコメではなさそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 23:59:20
52999文字
会話率:67%
満月が煌々と輝く夜、京都のとある山中で事件は起こった。多数の死傷者が出たのだが、それは決して世間には知られることはなかった。それから十五年後――――冬馬(とうま)は四年前に親友を亡くして引き籠っていたが、何とか立ち直って高校卒業後に就職する
こととなった。その仕事とは、冬馬が幼少の頃に他界した父が関わっていた仕事だという。何も知らずに働くことになった冬馬だったが、その仕事とはとんでもなく特殊な業種だった。なんと、守護師(しゅごし)という霊気を使って悪霊を退治するという呪術者のことだったのだ。冬馬は下宿先に向かった早々にいきなり悪霊との戦いに巻き込まれてしまい、そこで陰陽師や他の守護師たちと出会うことになる。急転直下に展開されていく状況下で、次第に冬馬の体に流れている血の素性が明らかになっていく。これは偶然ではなく、全ては十五年前に起こった事件からすでに動き始めていた運命でもあったのである。 ※守護師には一人一人に過去があり、それぞれの想いを抱いて生きています。異能力バトルがメインですが、人間模様もじっくりと描いていますので、そこを注目して頂けると幸いです。また、登場する戦国武将や歴史ついては個人的見解や仮想を含みますのでご了承ください。尚、この物語はフィクションです。登場する人物名や団体名等は架空のものであり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-02 14:14:33
379531文字
会話率:45%
土御門神社に住む高校生・響也の前へ落雷と共に出現した少女は、彼の先祖で400年以上前の戦国時代に活躍した大陰陽師、土御門朔夜が送り込んだ「くノ一」だった。――この女の子、素直で献身的だが、やることが現代とズレまくり。格式張った態度で、言って
ることも所どころ不明。やがて学校へ興味を持ち、護衛任務と称し御主君様をこっそり尾行して、無理矢理の高校デビュー。響也の身には妖怪変化が次々と襲い掛かり、破邪の霊剣を振るって大立ち回りを演じ出す有様。因習じみたことが苦手で面倒も嫌う響也は、次第に追い詰められてゆく。陰陽師と忍者の大好きな作者が、第二の故郷・鎌倉を舞台に描くお話し。
基本的に主人公(ヒロイン)最強。ご主君の男子はのんびりお気楽なマイペースキャラなので、ストレスフリーで読めます。
『洗礼』編ではニンジャ少女の転移とその主君を狙う怪物とのバトル。新章『鎌倉学院物語』ではスピンオフでクラスメート達の紹介するみたいな形式にして、剣道で無双したり仙狐の美少女が登場したりGL譚とかエピソード4はオートマタ(自立人形)&ヌイグルミや折角のなろう掲載なので、ちょっと強引に異世界と絡ませて冒険者や勇者を登場させたりします。第3章からは本編のバトルものに戻るかと。
*いつの間にやら鎌倉と関連した2.5次元/クリエイト作品を紹介するサイトの投稿小説コーナーに載ってました。
(´・ω・`)ノhttp://mystery.izakamakura.com/3narou.html
2019/10/17:1~168部分までを2話ずつ84部分に統合・2020/5/22:85部分~106部分を95部分に統合して1話あたり2000文字から4000文字へ変更しました。但し、以降はこれまで通り2000文字ずつでの更新となります。
2020/03/15:鎌倉学院物語エピソード5『由比ヶ浜に消ゆ』の主題であるツチノコらしき生物が、20年も前に兵庫県千種町で捕獲され、遺骸も公開されていた事実を知りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 19:17:18
413241文字
会話率:35%
魔術、呪術、占術、法術、陰陽道など数多く存在する|術《すべ》と呼ばれる力たち。
それらが混在する日本国にて、中でも一閃を駕し最強と謳われている|術《すべ》が存在していた。
それが、伝説とされている鬼が造り出した|鬼術《きじゅつ》と呼ばれるも
のだ。
公とされていない、突出した効力を持つその|鬼術《きじゅつ》は、過去に三柱の鬼神によって生み出された。
トップ3の鬼神、酒呑童子、茨木童子、そして|温羅《うら》。
その概要は、伝承として今世まで語り継がれているのだが、他に等しく重要視されている文献が一つ残されていた。
それが『|温羅《うら》は俗世に、|厄介《やっかい》産み落とす。』といった伝承だ。
|鬼術《きじゅつ》を扱う鬼術官はそれを何より危険視し、その見極め|基《もとい》排除のため、国を挙げて尽力していく。
『生まれ変わり』にのみ継承するとされている、その|鬼術《きじゅつ》という力。
その際|力《ちから》は、記憶というリソースまで共に継承されるのだろうか。
これは|温羅《うら》の生まれ変わりと評される、主人公|鈴鹿《すずか》 |裏人《うらひと》の怪異的な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 01:17:33
315885文字
会話率:26%