◆ あらすじ
ローマ帝国による弾圧から逃げた吸血鬼エリザベートは、逃亡生活中に陽光を浴びて灰になってしまう。
1000年後に復活した彼女は、目立たずにスローライフを送ることを決意。
しかし彼女が暮らす村は戦争や流行病により滅んでしまう。
時代は14世紀初等。
安住の地を求めた旅だったエリザベートはやがて、南フランスの城塞都市アイガ・モルタス(現エーグ・モルト)にたどりつく。
高い壁に囲まれた都市は、太陽を避ける吸血鬼が隠れ潜むには最適な場所であった。
エリザベートは正体を隠し、理髪外科医として働く。
この時代では「血を抜けば病気が治る」と信じられているため、彼女は白昼堂々と合法的に他者の血を手に入れることができた。
エリザベートは平穏に暮らしていた。
だが、彼女の持つ建物や親方の職位に嫉妬した職人が嫌がらせを始める。
言語知識が豊富で医学に優れた彼女の才能は、男性本位の時代において、男の目からは生意気な存在として映っていたのだ。
さらに、都市内外に不穏な空気が流れ始める。
都市のすぐ近くでオオカミが目撃され人々は城壁外での行動が制限されるようになり、隣の領地では悪魔憑き騒動が起き……。
太陽がちょっと苦手。たま~に、血を少し飲むだけで十分。そんな吸血鬼のエリザベートは、果たして平穏に生きていけるのでしょうか。
◆ 概要
ガチめの中世ヨーロッパです。
当時の文化や宗教、価値観を可能な限り調べて、城塞都市での日常生活を再現しています。
黒死病の大流行や大きな戦争の狭間にあるちょっとした平穏な時期の、城塞都市民の暮らしぶりや、主人公がが中世知識で中世人に冗談を言ったりマウントをとったりする様子を楽しんでください。
◆ 本作は下記作品のリニューアル版です。
1310年南フランス城塞都市の理髪外科医と悪魔憑き ~同業者からの嫌がらせになんか屈しない! 私は「理髪外科医」兼「公証人」でラテン語だって話せるんだから~
https://ncode.syosetu.com/n5699jh/
◆ 主な変更点
・エリザベートの正体を冒頭で読者に公開しています。
・全体的にライト文芸よりに微調整。
・カクヨム版(https://kakuyomu.jp/works/16818093089628941235)からタイトルを若干変更。
・難読語にルビを振りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:03:41
127100文字
会話率:56%
戦争で祖国と恋人を失った青年アッシュは復讐のため、兵士になる。だが、異能力を使う皇国の兵士には敵わず、親友を目の前で殺され、アッシュは捕虜になり処刑される。しかし、死んだ瞬間に、自分の死体を見下ろしていた。アッシュは皇国が使用する異能の武
器を、意図しないまま奪っており、自分を殺した相手の意識を奪う能力に目覚めていたのだ。
自分の身に起きたことを理解できずに混乱するアッシュだが、異能を駆使して復讐を試みる。しかし多勢に無勢で、再び殺され、再び別の兵士の肉体に精神を移す。己の能力を理解したアッシュは復讐の機を図ることにする。
復讐は遂げるためには強い力が必要と悟り、皇国で最強と言われている将軍シルフィアの肉体を奪うことにする。だが、目論見は失敗し、虜囚の身となる。しかし、利害が一致し、アッシュはシルフィアと協力して、皇国と戦うことになる。
アッシュは新しい肉体の記憶や性格の影響を受けるため、シルフィアに惹かれると同時にシルフィアを殺したいという相反する感情を抱いてしまう。さらに、転生を繰り返すうちに復讐心が薄くなっていくことを知り、アッシュは自分にはあまり時間が残されていないことを知る。
復讐心が消える前にアッシュは敵の本拠地へと乗り込み、シルフィアの協力もあり、仇にトドメを刺す寸前まで追い込む。だが、最後の最後で、仇を討つか、シルフィアを護るかの二択を迫られ、後者を選んでしまう。身を挺してシルフィアを護り、代償にアッシュは復讐心を失う。残るのは、愛するが故にシルフィアを殺したいという感情であった。
カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816452219241024626折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 20:00:00
134275文字
会話率:54%
杜の都に住むお気楽高校生、若生星夜(わこうせいや)(16歳)。
父さんの海外赴任に母さんが同行し、俺は父方の祖母&叔母と同居することになった。
始業式と引っ越しが済んで始まった生活は、勉強に部活、恋とそしてBLテイストが混ざった騒がしい
ものでー?
俺の祖母ちゃんは、ネットBL小説家だったー!!
※本作品は、フィクションです。BL小説ではありません。一人称複数視点の群像劇スタイルです。
アルファポリス第6回ライト文芸大賞「奨励賞」受賞作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:14:50
27969文字
会話率:56%
人生平均がモットーの二軍男子“東雲蒼空”は、ある日彼氏にデートをすっぽかされた一軍女子“羽黒凛”と彼氏の代理として映画を見ることに。
それから東雲の女の子に縁がなかった人生が変わり始める。
本来接点など生まれないはずの羽黒との付き
合いが始まり、同じ文芸部の女子が急接近し、陰キャなあの子や他の一軍女子まで東雲に絡みだす。
東雲君の青春はもう滅茶苦茶!
小説家になろう様、カクヨム様にて連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:06:15
44422文字
会話率:59%
人間と鬼が共存する国。
性格や考え方が違う人間と鬼。
人間の医者として生きる円弧キサラに惚れた紅家次期当主 ナツヒ。
ナツヒを治療するのがキサラの使命だが、キサラと結婚したいナツヒはなかなか言うことをきいてくれない。
人間と鬼の恋はかなわ
ない理由は――?
その困難を二人は越えられるのか――?
------
過去作『鬼の次期当主は結婚するまで離さない ~治療を担当したら、何故か求婚されました~』の書き直しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:00:00
60870文字
会話率:47%
駅と住宅が近ければ、神社だろうが、通学経路・通勤経路になる。
満月の夜は、境内も少し明るく見える。
行き交う人間を眺めながら飲む酒が一番おいしい。
そんな気まぐれの神のおはなし。
最終更新:2025-05-31 14:54:59
1115文字
会話率:16%
騎士と聖女。過去と現在。
滅びかけた世界で、かつて封じられた“魔力”が再び目を覚ます。
英雄の魂を継ぐ男と、静かに覚悟を秘めた少女が出会う時、運命は動き出す。
切なさと葛藤が交差する本格ファンタジー。
※以前、連載していた小説の改稿版
になります。中身はそれなりに変わっていますが、大まかな流れは同じです。添削にAIを利用しています。抵抗のある方は回避ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 09:17:36
226467文字
会話率:45%
私立百合ヶ丘女子高等学院、通称『百合高』。
その片隅にある文芸部の活動は、少し、いえ、かなり変わっています。
「『源氏物語』に本文が存在しない“雲隠”の巻、だったら私たちが書けばいいじゃない!」
部長の鶴の一声で始まったのは、古典
文学の「謎」を、それぞれの解釈で執筆し、発表し合うという前代未聞の創作バトル!
・部長が書けば、格調高い悲劇に。
・ミステリー好きの副部長が書けば、巧妙なトリックが仕掛けられた殺人事件に。
・物静かなSF少女が書けば、壮大な宇宙の叙事詩に。
・そして、流行に敏感なBL好き女子が書けば――誰もが予想しなかった、とんでもないハッピーエンドに!?
これは、文学を愛しすぎた四人の少女たちが、古典の名作を題材に、時に真面目に、大抵は不真面目に、考察と創作を繰り広げる、知的でカオスな活動の記録(議事録)である。
「『山月記』で李徴はなぜ虎になったのか?」 ――その答えが「エイリアンによる寄生」でも「親友との駆け落ち」でも、彼女たちにとっては全てが“文学”なのだ!
※ネタが思いついたら投稿するため不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 09:00:00
62878文字
会話率:52%
豊麗の国セシルブリュネに飛空艇ガリバルダ号が現れた。
ノアと名乗る神の使者は神が人の世で絶えず繰り返される、
戦争、貧困、差別に憤り、八年後に地上を洪水によって押し流す計画があることを伝える。
神によって選ばれたセシルブリュネの三人の兄弟
王子、長男のアーサー、次男のエドアルド、そして末っ子のウィーンは
その計画を阻止するためにノアと<天空都市ブルーローザ>へ向けて旅立つ決意をする。
八年という歳月を経て、長い恵まれた国で何不自由なく育った子供たちは世界の真実を知り、心を痛め、やがて大きく成長していく。
「どうして神さまはせっかく作った地上を滅ぼされるのだろうね」
「キミたちはこれからそれを学ぶことになる」
不思議な青年ノアの長命の秘密、物語に隠されたカラクリを解き明かし、
そしてブルーローザにたどり着いた三人は神に何を伝えるのか。
※ノアの箱舟伝説をオマージュした全年齢対象の文芸ファンタジー作品です。
完結済みの作品ですのでご安心ください。
朝夜7時10分に毎日2話づつ投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:10:00
47030文字
会話率:46%
のちに偉大なる精霊学者となったスタックリドリーにも子供時代があった。父と母を不慮の土砂災害で亡くし、どうして自身は生き延びられたのか。同じような目にあっても助けられた人がいて、助けられなかった人がいて。
そこには【偉大なる幸運】と呼ば
れる精霊の存在があった。
14歳のスタックリドリーは祖母の死去を期に、自身を気まぐれに助けた偉大なる幸運を探して旅に出る。
盲目の精霊学者と出会って精霊の性質を学び、不思議な森で人生の真理を知り、不思議な図書館を訪れて文献に触れ、果ては恐ろしき大海溝へと挑んで、やがて占星術師が住む星の町にたどり着く。
スタックリドリーは人生をかけた旅の最後にステラの町で精霊学者としての精霊学の本の執筆を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 19:10:00
33699文字
会話率:37%
──これから毎週、小説を書こうぜ?
毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみる
という自己鍛錬、それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此処に在
り。
(※こちらは「二冊目」です:501本目~)
(※連載形式ですが、中身は短編集です)
(※自ブログ及びpixivにも掲載中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 00:00:00
1402941文字
会話率:22%
──これから毎週、小説を書こうぜ?
毎週一回、ツイッタの「診断メーカー」で出たお題で小説を書いてみる
という自己鍛錬、それがこの『週刊三題』であります。
さてさて。紡がれる文章は良分か悪文か、或いは怪文か?
とある物書きの拙文晒し、此
処に在り。
(※連載形式ですが、中身は短編集です)
(※自ブログ及びpixivにも掲載中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:00:00
2798529文字
会話率:20%
(※自ブログにも掲載中です)
最終更新:2015-07-29 00:00:00
5691文字
会話率:27%
「えっ?今から入れる病院ってあるんですか!?」
「先輩を受け入れてくれる公共機関なんてありませんよ」
「刑務所?」
「……」
「敗北を知りたい」
「敗北を知ってるじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校
に登校すればいいんだろ!?」
「言ってません、分かりやすくあらすじだけ言ってください」
「文芸部の話、それ以上ある?」
「暴力的な表現が多いとかじゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみてください、それ以外に絶対あります」
「名前からだな」
「えぇ急に常識人振りますね、柊<ひいらぎ>貴音<たかね>です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「西藤<さいとう>哲也<てつや>好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね……?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれていたらどうなるのですか?」
「正解は沈黙」
「ウザいですね」
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:40:00
60109文字
会話率:49%
掌編小説という銘打ってはいますが、二割が掌編小説で、八割がた文章の長さが短編に属するのではないかと思っていたのだけれど気のせいだったかもしれないと表示されている文字数を見て思う今日この頃。ジャンルは分別なく多種多様で、季節に沿った話が多いで
す。
数字が付いている話以外は完結しているので、気になった題名を覘いてみてください。
起承転結している話よりも、日常非日常の一場面を切り取った物語が多いと思います。
長編全編が行き詰ってしまったのですが、物語、文章は書きたいので、ここに記しています。
『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。
2021/3/7.「花筏」を掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:11:43
1090066文字
会話率:27%
一つの災厄が新たな災厄を呼び、時には総てを引き起こす。そうして或る一つの大陸中に災厄が広まって数年が経った或る日、数十ある小国の内の一つ『扇晶国』の国王。神の加護を受けた扇で以てして、数か月で災厄を薙ぎ払う。それでも痛ましい現実が各々を蝕
む中、奮起した八ヶ国の小国、加護と幸福を受けんと国王に跪く。どうか、私たちの国をあなたの国と統合させて下さい、と。こうして小国九ヶ国が集まって、今の『扇晶国』となった。
のは、むかしむかしのおはなし。とするには時期尚早なのか適切なのか。
昔語りとするにはまだそう時間は経っていないとか。仔細を知る者が少なくなっただけだとか。傷はまだ癒えていないとか。そう口にする者も少なからずいる時代に入った弦歌(げんか)六六七年がこの物語の始まりの年。
そうそう。『扇晶国』の国民たちは生まれた時に白い扇を我が子に贈るそうだよ。
災厄除去と幸福招来の願いを込めて。
『comic room』『文芸webサーチ』『幻想検索』に登録しているHP「tori」でも掲載。第16回角川ビーンズ小説大賞一次予選落選した作品を改定したものです。
2020/5/28. 第2部 ちに繕う野花編「ちに繕う野花 三」を公開。
ぐるるるる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 22:29:11
143046文字
会話率:35%
「なあなあ、お菓子くれ」「ヤンキー同士の闘いの場なんですけどおおおお」
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。
2024.10.31.「魔羊」「ギャング」「パチパチわたがし」
「青色合体」「硬派」公開。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 23:51:32
5781文字
会話率:34%
自由律 2024-2025
最終更新:2025-06-28 22:33:05
201文字
会話率:0%
..........
最終更新:2025-01-28 09:58:10
207文字
会話率:0%
..........
最終更新:2023-01-02 16:00:00
551文字
会話率:0%
中世ファンタジー世界にて帝国皇帝の跡継ぎに転生した日本の高校生タツロウ。
勝ち組転生で人生安泰イージーモードかと思いきや、皇帝は大貴族たちのあやつり人形でしかなく結局は没落した。
だが縁あって、とある大貴族の嫡男の家臣として活動しているタツ
ロウは、イチからやり直して成り上がることを目指す。
※先日完結した拙著「名ばかり皇帝の跡継ぎに転生させられたけど、オレはこのまま終わるつもりはない」の続編です。
※前作の主人公タツロウとソフィアの2人を中心に話が展開していきます。
※今作はファンタジー要素少なめとなりそうなので、カテゴリーを文芸−アクションに登録しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:10:00
80374文字
会話率:49%
『霊が見えて、簡単な会話もできる』という能力を持っている大学生の古賀湊(こがみなと)は、これまでこの能力を疎ましく思い、他人にバレないようずっと隠しながら過ごしてきた。
しかし、ひょんなことから出会った青年、月城紫呉(つきしろしぐれ)にそ
の能力がバレてしまう。紫呉もまた『霊が見える』能力を持っていたのだ。
口が悪く、態度も大きな紫呉に『つきしろ骨董店』のアルバイトとして雇われた湊は、店の仕事だけでなく、その能力を生かして『霊の願いを叶える』仕事もするようになる。
祓い屋のシュウや紫呉の従妹の桜花(おうか)に出会いながら、紫呉と一緒に霊の願いを叶えていく湊。
そのなかで、少しずつではあるが自分の能力を認め、役立てたいと思い始めるのだが……。
これは霊に関わる能力を持つ者たちの絆と成長、そして霊とのふれあいを綴った、温かな物語──。
※この作品には実在の地名や施設名などが多く登場しますが、フィクションです。
※この作品は他の小説投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:06:53
71355文字
会話率:38%
男女のDom/Subものです。
作中でDom/Subユニバースの説明あるのでご安心ください。
29歳、大手機械、家電メーカーで技術員として働く東新川(ひがししんかわ)沙羅(さら)。
沙羅は初めて海外出張を控えていたが、なんと沙羅と一緒に
出張に行くはずの上司たちは怪我や家族の入院などで出張どころではなくなってしまう。
沙羅が絶望していると、就任したばかりの新社長、レネ・由春(よしはる)・南方(みなかた)(33)が技術課オフィスにやってきて、顔を合わせることになった。
現会長がドイツ駐在中、不倫し現地のドイツ人女性との間に生まれたのがレネであった。会長は良い後継に恵まれず、結果としてレネを後釜に据えたのだ。
そんな複雑な境遇の新社長は挨拶回りのためアメリカ出張のちドイツに飛び、沙羅の出張に同席するという。
プライドが高く、いかにもモテそうな容姿。世襲で就任したレネをあまり好きになれない沙羅であったが、数々のトラブルに見舞われる彼女に手を差し伸べてくれるレネを信頼し始める。
しかし、初めての海外出張のストレスと、度重なるトラブルで急遽伸びてしまった出張日程で抑制剤が足りなくなり、Domである沙羅は軽度のダイナミクス(第二性)ストレス症候群を発症してしまった。
「俺とプレイして解消しろ。俺はSubだからな」
レネの提案に、沙羅は一時的に彼とプレイすることを決める。
やがてレネに猛アタックされ、ダイナミクスのパートナー兼恋人として秘密の交際がスタートする。
いずれ、彼の父親である会長が二人の交際に立ち塞がることは露とも知らず……
ムーンライトで掲載しているもののR-15版です。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:09:09
202424文字
会話率:43%
令和時代に奇妙な退職代行会社があるらしい。名前は「出エジプト社」。奴隷のイスラエル人がエジプトから導き出される旧約聖書・出エジプト記からとられた会社名らしい。
退職代行だけでなく、終活サービスも展開し、苦しんでいるクライアントを不思議な方法
で救っているという。過去には自殺幇助のような終活サービスを展開しSNSで炎上していたが、熱心なファンも後をたたない。広報の百瀬亜論は「我が社は人生の退職代行会社」と表現し、全知全能の神が監修しているという噂もあるようで……?
夫の遺品整理に悩む高齢女性、「静かな退職」を選ぶ事務職OL、夢と現実の狭間に揺れるラノベ作家、過去にパニック障害を患い配送センターで働く男、SNSの承認欲求に振り回される女、退職代行で短期離職を繰り返すアラサー女、怨霊化するお局パート女性、就活と終活を同時に始めた大学生、FIRE中の氷河期底辺男、障害者雇用で働きながら自殺志願中の男……。それぞれの顧客が退職代行会社と出会い、死と仕事の奴隷から解放されていく。令和のエクソダス連作短編集、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:00:00
118187文字
会話率:35%
公爵夫人・フローラは、夫に不倫され続けれ、悪役女優風の見た目から「毒妻」と誤解を受けていた。その上、夫の不貞は貴族社会で公然の秘密となり、サレ公爵夫人と見下されていたが、ひょんな事から新米メイドのフィリスと愛人調査をする事に。
そんな折、夫
が新たな愛人を作った。愛人は「悪魔な恋愛カウンセラー」とも呼ばれるマムという女だったが、多くの敵を作り、魔術師に呪いをかけられていた。フローラも偶然魔術師の呪いの儀式に参加してしまうが、その直後にマムは何者かに殺されてしまった。これは呪いによる殺人……?
動機のあるフローラや夫も疑われていくが、こうなったら犯人も見つけ出すしかない!愛人の調査能力で謎を解く、本妻つよつよコージー・ミステリ。※「本妻探偵〜彼女の不幸な結婚〜」異世界恋愛バージョンのリライト企画作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 20:27:09
333351文字
会話率:47%
中山明里は元教師。職場での数々のハラスメントにより、心を病み休職中だった。アラサーなのにこんなんで良いのか。悩みはつきず、眠れなくなったある日。個人経営のコンビニを発見した。どうも変なコンビニだった。なぜか地図にも情報がなく、都市伝説で噂さ
れている五次元世界(パラレルワールド)と関係があるようで……?異界コンビニ不思議夜ふかし話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 00:00:00
31604文字
会話率:32%
新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。
※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。
※敢えて時代考証を無視しているところが多数あります。
※歴史小説、ではなく、オリジナル
キャラを交えた歴史キャラ文芸小説です。
筆者の商業デビュー前に自サイトで連載していた同人作です。
色々思うところはありますが、今読み返しても普通に自分が好きだな、と思ったのでちまちま移行・連載していきます。
現在は1週間ごとに更新していけたらと思っています(毎週土曜18:44更新)
めちゃくちゃ長い大河小説です。
※カクヨム・アルファポリスでも連載しています。
▼参考文献(敬称略/順不同)
『新選組展2022 図録』京都府京都文化博物館・福島県立博物館
『新撰組顛末記』著・永倉新八(新人物往来社)
『新人物往来社編 新選組史料集コンパクト版』(新人物往来社)
『定本 新撰組史録』著・平尾道雄(新人物往来社)
『新選組流山顛末記』著・松下英治(新人物往来社)
『新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組全史 天誅VS.志士狩りの幕末』著・木村幸比古(講談社)
『会津戦争全史』著・星亮一(講談社)
『会津落城 戊辰戦争最大の悲劇』著・星亮一(中央公論新社)
『新選組全隊士徹底ガイド』著・前田政記(河出書房新社)
『新選組 敗者の歴史はどう歪められたのか』著・大野敏明(実業之日本社)
『孝明天皇と「一会桑」』著・家近良樹(文藝春秋)
『新訂 会津歴史年表』会津史学会
『幕末維新新選組』新選社
『週刊 真説歴史の道 2010年12/7号 土方歳三 蝦夷共和国への道』小学館
『週刊 真説歴史の道 2010年12/14号 松平容保 会津戦争と下北移封』小学館
『新選組組長 斎藤一』著・菊地明(PHP研究所)
『新選組副長助勤 斎藤一』著・赤間倭子(学習研究社)
『燃えよ剣』著・司馬遼太郎(新潮社)
『壬生義士伝』著・浅田次郎(文藝春秋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:50:00
386003文字
会話率:41%
それは、どんな願いも叶えてくれるという、伝説の花だ。
過去に囚われし者。
よりよい未来を望むもの。
集まった者たちは伝説の花を求め、旅に出ることとなる……。
「殺人兵器」という異名を持つ「凪」の力を有する者、ロェイ。
そんな「凪」を助け
た、身寄りのない少女、フラッフィー。
「凪」の力を利用しようと近寄るお調子者、ラッシェル。
神に仕えし「聖人」であることをやめた、恋人を探す女、エリス。
花を咲かせるために存在する一族の末裔、オルガ。
不死という枷を外すため、花を咲かせたい男、サントワ。
彼らを結び付けたのは、裏の世界で名を馳せた、盗賊団の元頭ルカが経営する宿屋、アルブール。
若女将ナハスの先見(予知)によって、偶然は必然へと変わってゆく。
海を渡り、その花が咲く島へ。
彼らの願いは叶えられるのか──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 17:10:00
118273文字
会話率:47%
情報技術の進歩による情報化社会の発展により、在宅で仕事をする人間が増えてきた。
内容こそ多岐にわたるものの、必要なのは知識か技術、もしくはその両方だ。プラスコミュニケーション能力も必要かもしれないが、そこは『社交辞令』や『ビジネスマナー
』という技術を身に着け、『コンプライアンス』に注意し、『ハラスメント』に当たらないよう振る舞いに気を付ければ問題ない。
だから田舎暮らしの中卒でも、実績があれば生活に支障はないと彼、荻野睦月はそう思い込んでいた。
……住んでいた田舎町が廃村になるまでは。
お陰で睦月達は近くの地方都市に引っ越し、この歳で通信制高校に通う羽目になった。家業を継ぐとかでない限りは、最低でも高卒資格を持っていないと、社会では潰しが効かない。進学でも公務員試験でも就職活動でも、生きていく上では高卒でギリギリなのが現状だ。
そして引越日当日。荷物を纏めて車に乗り込もうとする睦月を呼び止める者がいた。
睦月の父、秀吉だ。
彼は部屋に睦月を呼びつけると、開口一番こう告げた。
「睦月……お前とは親子の縁を切る」
「どうした親父。とうとう頭がバグったか?」
「…………酷くね?」
その会話を発端として……睦月の未来は、多難の予感で溢れることになった。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
R15版掲載先
『小説家になろう様』
『アルファポリス様』
『カクヨム様』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 12:00:00
879521文字
会話率:47%
バー『Alter』の雇われ店長兼バーテンダー、抽冬淳は紆余曲折な人生を経てすでに三十代。どこぞの地方都市にある廃ビルの地下フロアで、今日も今日とてシェイカーを振る……わけではなかった。趣味の家庭菜園で育てた収穫物でお通しを作り置きしては、
ある意味同業の常連客を相手取る日々。変わったことと言えば、当時まともに交流していなかった中学のクラスメイト達が、常連として通うようになったこと位だろう。
別に同窓会等で再会し、旧交を温めた結果とかでは断じてない。単に副業の都合で、偶々顔を合わせただけに過ぎない。だからこそ、淳をはじめとした常連達は思う。
『社会の裏側も、存外狭い』
と。
雇われ店長兼バーテンダーこと抽冬は、オーナーである『―――』の受付担当だった。おまけに『バーの利益は求めていない』からと、腕の方は期待されていない。
なのでこの話は、世界で唯一『バーテン』の蔑称で呼ばれても不自然ではない男と、常連をはじめとした周囲の人間達が駄弁るだけの物語である。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
42151文字
会話率:49%
秋の涼しさが冬の寒々しさに変わろうとしている中、私は一人、近所の公園に来ていた。学校で嫌なことがあり、すぐ家に帰らずに立ち寄ったのだが、そこでとある男性と知り合うことになる。
その男性は話を聞く限り、社会不適合者で指名手配された逃亡犯の
はずなのに、何故か別居しているお父さんを思い起こしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 00:00:00
108445文字
会話率:46%
ドイツ人とのハーフで、誰もが振り返る美少女・香澄クラウディアは、実は中学時代にデビューした正体不明の大人気ラノベ作家だった。
シリーズ4巻で累計100万部――“天才新人作家”と噂される彼女には、ある秘密の原点がある。
それは、小学生の頃。
自作の小説をバカにされた中、たった一人だけ「面白い」と言ってくれた少年・越智素直の存在。
夏休みの間だけ交流し、別れ、そして……彼の言葉だけを胸に、クラウディアは小説を書き続けてきた。
けれど――
「この想い、どうやって伝えたらいいの?」
何年経っても忘れられないその気持ちを、クラウディアは彼への想いを日記小説という形で綴りはじめる。
そして迎えた高校生活。地元に戻ってきたクラウディアは大好きな素直をまさかの再会。
しかも、彼もその小説を読んでいて……?
素直になれない天才美少女作家と、昔の記憶を失っていた小説を書きはじめたばかりの少年。
文字に恋して、言葉ですれ違って――二人は、同じ文芸部で今の物語を書きはじめる。
恥ずかしくて、素直になれない。
でも、それでも書かずにはいられない。
文芸部を舞台にした青春すれ違いラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 11:00:00
55383文字
会話率:39%
まだ、この小説を書き出したばかりなのであらすじは決まっていない。
思いついたことを書いているので、長くなった時調整で変えていくと思う。
今まで、ちゃんとした小説を書けていなかったので、今回はシッカリ小説になるといいなと期待している。
過去に
、
壮大なネタ帳を書き公開している僕はマヌケかもしれないね。
初めて、大ジャンルに文芸
小ジャンルに純文学をみつけ、選択してみた。
このあらすじは、小説が続けば加筆変更していこうと思っている。
とりあえず、以上。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:53:45
102165文字
会話率:9%