ブラック企業を退職し、心機一転を目指す主人公・丑三ツ智華。彼女が伯母のツテを頼りに再就職を果たしたのは、あまりにも怪しい「異世界転生の補助と管理」を行う会社だった…!次元さえ超える転生トラックに乗り込み、今日も明日も様々な異世界へ。不条理だ
けど愉快なお仕事に挑む中、智華は何を思い、そして何を成していくのか…
異世界転生あるある満載でその裏を身もフタもなく描く、ひと味違うお仕事ストーリーです(『ガーベージストーリーズ・20250205』より独立)。
※スマホの方は「1行16文字」の設定でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:09:13
168184文字
会話率:28%
人外にも戸籍がある。人外にも、仕事がある。人外にも、住む家が必要だ。
人と人外が共に暮らすこの街には、その暮らしを支える国家機関――人外適応管理局がある。
そこで働く青年・槙尾良治は、管理局の職員として、人外たちの就職や住居探し、ときには何
百年も抱え続けた心の悩みに寄り添う日々を送っていた。
雪女の就職、座敷わらしの引っ越し、そして猫又から突きつけられる厳しい問い。
これは、「人外を守る物語」ではない。
人と人外が、同じ街で幸せに暮らしていく方法を探す物語。
※本作品は「カクヨム」でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:03:23
113850文字
会話率:43%
ダンジョン出現から十五年。探索者の派手な戦闘が注目される一方、その安全を支える保守職は「戦えない外れ職」と軽んじられていた。
三十二歳の元ビルメン・宮前直人も、F級職《保守士》を理由に民間保守会社を解雇される。ところが退職当日、世界最難関
迷宮で崩壊事故が発生。逃げる人波の中、宮前が気にしたのは壁の震え、異音、熱、流れの偏りだった。
「元栓はどこですか。閉めてきます」
本人にとっては、危険を止め、原因を切り分け、必要な資材と人員を揃える、いつもの設備仕事。だが彼の現地確認と応急復旧は、戦闘の専門家だけでは止められなかった災害を食い止め、その記録は想定外の形で広がっていく。
成果は成果として受け取る。それでも宮前は、自分の仕事が世界でどれほど希少かだけは分かっていない。
やがて市営迷宮の保全班に迎えられた宮前は、戦う者、危険を分析して停止を決める者、現場を記録する者たちと共に、応急処置だらけの現代ダンジョンを一つずつ立て直していく。
これは、最強の攻撃ではなく、点検、停止、引継ぎで世界を守る、現代迷宮お仕事ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:00:00
170635文字
会話率:24%
四十歳の営業事務・昌子は、仕事では頼られるのに、自分の健康診断の封筒は引き出しへしまったままだった。
ある日、仕事で助けている後輩・湊に誘われ、昌子は「マグロのように。人間らしく。」を掲げる少し変なジムを見学する。そこには大間の一本釣りとい
う謎の器具があり、会員のランクはビンナガから始まり、昇格するとツナ缶がもらえる。
無理をさせないトレーナーたちと、筋肉の話になると急に熱くなる湊。昌子は少しずつ、自分の身体にも暮らしにも手をかけ、自分の仕事と人生を選び直していく。
これは、筋トレを入口に、仕事、恋愛、町の人たちとの縁を通して、四十歳の昌子が「自分を後回しにしない」生き方を見つけていく、お仕事筋トレラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:00:00
11171文字
会話率:53%
海の見える丘に、五坪の小さな家がある。
そこに暮らすのは、かつて金融の仕事をしていた無愛想な男。
ある春の日、駅へ向かう途中で倒れた茜を助けたことから、二人の間に小さな縁が生まれる。
建築の仕事に戻りたい茜は、海辺の食堂・轟屋で働き
ながら、もう一度、家をつくることを学び始める。
料理を運び、屋根を直し、季節の行事を手伝う。
海と山に囲まれた町で、二人は少しずつ互いの暮らしに触れていく。
これは、急がずに生き直そうとする二人と、彼らを見守る町の人々の一年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-15 06:00:00
39711文字
会話率:50%
第四回ハナショウブ小説賞でopsol book賞を受賞した作品です。
【あらすじ】
高齢者向け見守りセンサーの生体データを分析する真壁は、データを数字としてしか見ていなかった。しかし、介護付き有料老人ホームで入居者・久保田と出会い、一人ひと
りの人生に目を向けるようになる。一方、介護施設を支える石原は現場と会社の理想と現実の狭間で葛藤し、定年を控えた藤倉は父親の在宅介護を通して介護の厳しさを痛感する。三人はそれぞれの立場から介護と向き合い、「介護は必要になってからではなく、その前から支えるもの」という考えにたどり着く。そして、誰もが安心して老いを迎えられる社会を目指す「ご臨終まで見守りますプロジェクト」が動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:00:00
75091文字
会話率:48%
葉山凪(はやま なぎ)、26歳。
仕事では致命的なミスをして鬼上司に怒られ、同棲間近だった彼氏には浮気されて捨てられ、現在人生のどん底を更新中。
そんな土砂降りの金曜日の夜。凪は路地裏で震える泥だらけの白い子猫と出会い、思わず連れ帰ってし
まう。ずんぐりとしたその猫を「大福」と名付け、「この子のご飯代を稼ぐために、私がしっかりしなきゃ」と、凪は少しだけ前を向き始める。
すると、大福のいたずらが引き起こした「謎のメール誤送信」をきっかけに、なぜか気難しいクライアントとの大型契約が決まってしまう。さらに、冷酷無慈悲で恐れられていたエース上司・瀬崎(せざき)が、凪のスマホの待ち受け(大福)を見た瞬間からフリーズするようになり……?
「……頼む。休日にその猫を、触らせてくれないか」
発覚した鬼上司の秘密は、極度の猫好き(しかし猫に逃げられる体質)だったこと!
これを機に、後輩のワンコ系男子、包容力抜群の獣医師、才能あふれる変人デザイナーなど、周囲の魅力的な男性陣との関係も少しずつ変化していく。
元カレのトラウマという壁にぶつかりながらも、凪は大福の温もりに支えられ、自分自身の力で仕事も恋も、本当の幸せを掴み取っていく。
一匹のふてぶてしくも愛らしい捨て猫と、不器用な大人たちが織りなす、もふもふ&胸キュンのお仕事ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:00:00
159176文字
会話率:28%
前世で働き詰めのまま過労死したシズル。
今代こそは絶対に働かず、誰にも干渉されない悠々自適なスローライフを送る!
そう決意した彼女は、人里離れた『魔の森』の奥深くに小さな山小屋を建てた。
彼女には、直接的な攻撃魔法の才能は一切ない。自分自
身に魔法をかけることもできない、戦闘力ゼロのただの一般人だ。
しかし彼女には、前世の知識と掛け合わせることで、ただの薬草を「神代の秘薬」へと変異させ、ただの湧き水を「万病を治す温泉(サウナ付き)」へと変えてしまう、規格外の調合スキルがあったのだ。
「まぁ、自分のために美味しいご飯を作って、のんびり暮らそう」
そうして始まった辺境でのソロライフ。
しかし、彼女の作り出す『圧倒的な癒やし』に引き寄せられるように、心身をすり減らしたワケありの超大物たちが次々と山小屋に迷い込んでくる。
利益ばかりを追い求めて胃に穴を開けた【若き天才商人】。
魔物に腕を抉られた【最強の傭兵】。
休むことを許されず不眠症になった【エリート官僚】。
引退間近でキャリアに悩む【Aランク女冒険者】。
シズルは彼らの素性も権力も一切気にせず、特製の蜂蜜シロップや、極上の塩おにぎり、そして最高にととのうサウナで、彼らを徹底的に「甘やかし」ていく。
「お仕事のことは忘れて、ゆっくり休んでいきなさいな」
その無条件の肯定と癒やしに完全に骨抜きにされた凄腕たちは、シズルの平穏なスローライフ(と自分たちの癒やしの聖域)を死守するため、国と経済と武力をフル稼働させた『最強の防衛網(エコシステム)』を勝手に構築し始めてしまい――!?
利益も名誉もいらない。ただ、美味しいご飯とお酒があればそれでいい。
戦闘力ゼロの最強薬師が贈る、ドタバタで騒がしくも、どこまでも温かいスローライフ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-31 18:00:00
111341文字
会話率:30%
死んだあとにも役所はある。
むしろ、死んだあとだからこそ必要なのかもしれない。
ここは《三千世界庁・輪廻転生課》。
転生先、種族、能力、仕事、暮らし方――
窓口を訪れる死者たちの希望を聞き、
次の人生を決めていく場所。
ドラゴンにな
りたい者。
静かに暮らしたい者。
そして、自分が本当に何を望んでいるのか、
自分でも分かっていない者。
今日も三番窓口では、
ひとつの転生相談が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:00:00
42308文字
会話率:66%
王立劇場で十二年間、リヴィアは誰かが倒れたときだけ舞台に立つ「名前のない代役」として働いてきた。
彼女に与えられた役紋は、何も刻まれていない外れの【空白】。どんな役にも一晩だけ合わせられるため便利に使われてきたが、ポスターに名前は載らず、
どれほど完璧に演じても、拍手は看板女優のものだった。
記念公演を代役として救った夜、支配人から告げられたのは感謝ではない。
「代役に名前はいらない。お前の代わりもいる」
その言葉を聞いたリヴィアは、十二年間勤めた王立劇場へ静かに辞表を置いた。
劇場の外で彼女を待っていたのは、人前でうまく話せない脚本家ノア。
「今度は、あなたの名前を台本に書かせてください」
彼が率いる旅一座〈青い天幕〉に残されていたのは、穴の開いた天幕、古びた舞台馬車、たった三脚の客席。そして、有効期限まで九十日しかない巡業札だった。
一座を存続させるには、七つの町で客席を満員にしなければならない。
耳の聞こえない影絵師の少女、喜劇の才能に気づいていない元歌姫、英雄と呼ばれることを嫌う片脚の元工兵――。
行く先々で訳ありの仲間を迎えながら、リヴィアたちは、その町の人々が本当に見たい物語を舞台にしていく。
やがて判明するのは、【空白】が誰かの役を借りるだけの外れ役紋ではないということ。
仲間と観客の心が重なったとき、この世界にまだ存在しない「新しい役」を生み出せる、特別な役紋だった。
これは、誰かの代わりにしかなれなかった女性が、自分の名前で拍手を受け、帰る場所と演じたい役を見つけるまでの物語。
なお、彼女を失って初めてその価値に気づいた王立劇場から、どれほど好条件で戻ってほしいと言われても――もう遅い。
彼女の幕は、新しい仲間たちと共に上がったのだから。
※全50話・第1部完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 06:00:00
160557文字
会話率:33%
王都暦局で働く三級暦務官ノアは、「余計なことをするな」と上司に疎まれ、曜日も誕生日も存在しない辺境へ左遷されてしまう。
赴任した町では、人々は「昨日」も「明日」も曖昧なまま暮らしていた。
給料日はなく、契約期限もない。
子どもは自分の年
齢を知らず、祭りも休日もなく、亡くなった人を見送る日さえ存在しない。
そんな町で、ノアは一人の少女から言われる。
「……私には、誕生日がないの」
剣も攻撃魔法も使えないノアの仕事は、人々の証言や古い記録を集め、失われた「日付」を世界へ刻み直すこと。
少女に初めての誕生日を。
職人たちに初めての給料日を。
町に初めての市場の日を。
そして、大切な人を送り出すための葬送の日を。
一日ずつ町へ「今日」を取り戻していくたび、人々の暮らしは少しずつ変わり始める。
しかし、その裏では王都を支配する中央暦院が、ある理由から全国の「日付」を管理し、人々の歴史そのものを書き換えていた。
やがてノアは、国家が隠し続けてきた大きな秘密と、「存在しない日」に消えた人々の真実へ辿り着く――。
これは、誰にも気づかれなかった地味な役人が、一年を取り戻し、人々の人生を取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-03 19:00:00
202838文字
会話率:43%
元Sランク冒険者、救命師になる――。
冒険者として英雄とまで称えられたシュウゴは、最後の冒険で救われた命を胸に、引退後に救命師という職を創り上げた。
依頼があればあらゆる危険地帯に赴く、命を拾う専門家。
今日も火山地帯で新米冒険者
が遭難し、救助要請が舞い込んだ。
彼だけが持つ『危険予知』のスキルと、豊富な経験と装備を活かし、単身で活火山へと踏み込む——。
これは、誰もが見捨てるような状況から人の命を救う男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 05:59:24
220711文字
会話率:28%
「犬のお巡りさん、だと? アルディス家の恥だ。出て行け」
三歳のスキル鑑定で外れを引いた俺は、母ごと荒野に捨てられた。
前世はブラック企業の営業マン。過労死した。
だが、このスキルには誰も気づいていない機能があった。
・冷暖房とWi-
Fi完備の「交番」を、どこにでも建てられる
・朝は納豆定食、昼はカツ丼、夜はカップ麺が無料で出る
・そして毎月、手取り14万円が振り込まれる
家賃ゼロ、食費ゼロ、ノルマゼロ。
魔王も勇者も俺の管轄外だ。
俺は母にカツ丼を食わせ、赤色灯の下で静かに暮らすと決めた。
——ただ、ひとつ誤算があった。
このスキル、階級が上がる。そして「職務放棄」で解雇される。
これは、月14万で世界の治安を守るはめになった、
元社畜の巡査の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 03:33:23
3380文字
会話率:38%
あらすじ
「公爵令嬢カグヤ! 貴様との婚約を破棄する!」
過労の果てに、月の女神の恋愛配信へ「悪役令嬢役」として放り込まれた内閣府の若手官僚・日野輝夜(25)。
手渡された台本を最後まで読んだ彼女は、静かに手を挙げた。
「この台本、却下しま
す。祖国が滅びたら、民が飢えますので」
数字が取れないと激怒した女神に押しつけられたのは、在庫処分のハズレスキル【縁側】。
出せるのは畳六畳の茶の間と縁側だけ。戦えない。稼げない。日向ぼっこしかできない。
放り出された先は、人口38人・平均年齢72歳の限界集落〈月見ヶ丘〉。
だが――その縁側に座った者は、なぜか肩の力が抜けて、本当の自分に戻ってしまう。
意地を張る村長も、見栄っ張りの竜人も、地上げ屋も。
そして女神に「台本通りに溺愛しろ」と送り込まれた、人狼の看板執事さえも。
「……おら、ほんとはこんな喋り方じゃねぇんだ」
お茶を淹れ、畑を耕し、話を聞き、満月の宴を目指すだけの毎日。
いつしか丘には灯りが増え、神々の配信サイトでは「縁側」が女神の看板番組を抜き始めていた。
これは、皆の月になりたかった元官僚が、演じ疲れた人たちを一人ずつ「ただいま」へ連れて帰る物語。
※ざまぁ少なめ/じれ甘溺愛/ハッピーエンド確約/毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-16 12:47:38
41519文字
会話率:38%
【あらすじ】
ブラック企業から異世界転生! 自由なスローライフの始まり……と思いきや、女神から押し付けられた「魔法のチートスマホ」には、【借金99万9000円(女神のアイドル推し活代)】の多重債務が残っていた!?
月に6万8千円のリボ払いを
返せなければ、黒服の天使に蟹工船へとドナドナされてしまう。
残高たった千円のスマホを握りしめ、元社畜OLのリカは生き抜くため、辺境のポポロ村で役場の事務員として働き始める。
持ち前の事務能力で限界村長を救い、残高千円の「ネット通販」と機転を駆使して極貧アイドルをプロデュース。村のトラブルをサクサク解決していくリカ。
そんな彼女を優しく見守っていたのは、食堂で働く気弱な料理長の青年・ダインだった。
「頑張っている貴女には、温かいご飯を食べてほしくて」
疲労困憊の夜、ダインが作る絶品の「出汁染みおでん」や「特製夜食」に胃袋と心を完全に掴まれてしまうリカ。
しかし、ひとたびリカに危機が迫ると、気弱なはずのダインは表情を一変させる。
「――彼女には、指一本触れさせません」
なんと彼の正体は、リカを守るためなら一瞬で敵を凍らせ、素手で武器を粉砕する【最強の氷魔剣士】だったのだ!
怒鳴らず、優雅に、圧倒的な力で敵を制圧する最強騎士による、過保護すぎる絶対防衛と甘やかしの日々が幕を開ける!
◆ 本作の「推し」ポイント! ◆
① 現代の「事務能力」でサクサクお仕事無双!
チート魔法が使えなくても大丈夫! 前世で培ったエクセル的思考と事務処理能力、そして残高千円の「ネット通販」を駆使して、異世界のポンコツたちを救済。理不尽なトラブルを論理と機転で片付ける爽快感は抜群です!
② 最強騎士の「絶品飯テロ」と「極上のギャップ萌え」!
普段はオドオドしてすぐ謝る可愛い料理人。だけどリカのピンチには、静かにブチギレて敵を氷漬けにする最強ヒーロー・ダイン。深夜の絶品夜食による「胃袋掌握」と、敵に対する「極低温スマイル」のギャップに沼ること間違いなし!
③ ストレスフリー&痛快な因果応報!
毎日お仕事を頑張っているあなたに贈る、心温まる癒やしとスカッとする大逆転劇。
読めばお腹が空いて、心はポカポカ満たされる。限界事務員が最強ヒーローに世界一甘やかされて幸せになる物語、ぜひご賞味ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-08 12:00:00
103403文字
会話率:37%
これは、一つの新興潜航ギルドを一年間追った記録である。
新人探索者、前衛、補給、経理、そしてギルドマスター。
ダンジョンへ潜る者と、彼らを地上で支える者達。
その一年を、密着ドキュメンタリー形式でお送りします。
最終更新:2026-09-17 02:56:14
124436文字
会話率:35%
日々の暮らしの中で巻き起こる、理不尽なトラブルや身勝手な人間同士の揉め事。そんな厄介ごとを解決するのが、便利屋「キャット・ハンド・エージェンシー(CHA)」である。
社長のアカギをはじめ、個性豊かな社員たちは、浮気、迷惑行為、詐欺、職場ト
ラブル、近隣問題など、普通ならどう対処すればいいのか分からない依頼に立ち向かっていく。
しかし、CHAがただ問題を解決するだけでは終わらない…
本作は、「もしこんなトラブルに遭遇したら、どう対処すればいいのか?」をテーマに、日常で起こり得る問題をCHAの社員たちが実演していく、1話完結型のスカッとコメディです。
※本作品はフィクションです。作中に登場する人物・団体・出来事・対処法などは、物語上の演出を含む創作です。現実のトラブルに対して、作中の行動をそのまま真似することは絶対にお控えください。実際にトラブルに遭遇した場合は、状況に応じて警察・専門機関・弁護士などの適切な窓口へご相談ください。
なお、本作は自主制作アニメ化を予定しています。小説版を10話程度公開した後、YouTubeにて自主制作アニメとして順次公開予定です。小説とは異なる映像ならではの演出も加えてお届けしますので、ぜひアニメ版もお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 01:34:12
19103文字
会話率:31%
「持参金のない娘は要らない。商いは損得だ」
商家の跡取りだった婚約者は、うちが没落した翌週にそう言った。
損得。結構ですわ。では、得のある所へ参ります。
辺境伯領の関所が、検め役を探していた。荷を検め、税を取り、通す。給金は月に金貨二
枚。
「一荷目。絹十反、産地は隣国とのことですが、この織りは王都ですわね。関税は倍」
「二荷目。花嫁道具一式、宛先は辺境伯様。持参金は金貨三百、ただし箱の底は石ですわね」
三荷目、四荷目。荷を開けるたびに、誰かの嘘が一つ減る。
「ロズモンド! 俺の荷を止めるな!」
「関所は荷を検める所ですもの。元婚約者様の荷も、王家の荷も」
そして辺境伯様が、関所の窓口の前に立って仰った。
「関所を通れた花嫁候補は、まだ一人もいない」
「検めが厳しくて、申し訳ありません」
「いや。検める側に、一人いる」
「お通りください。荷は、こちらでお預かりしますわ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 00:49:35
3247文字
会話率:57%
「王さま、へ」
その宛名では、どこにも届かない。
王宮・文書塔の地下三階に〈宛先不明便〉の棚がある。宛名か印の欠けた書状は三日だけそこに置かれ、四日目の朝、炉へ回される。下級書記官マレン・ヴェントは、その仕分け係だ。
十年前、母は宛名
を書けなかった。返事を待ったまま死んだ。だからマレンは、一通も捨てられない。
最初に拾ったのは、子供の字で一行だけの紙だった。
「橋が夜に歌っています」
紙は教区の届出用紙の裏。折り目は七つ。墨は水で薄めてある。――大人が一度書こうとして、やめた紙だ。
持ち場を離れて走った先で、マレンは渡ろうとしていた馬車を止める。降りてきたのは「何も決めない」と噂の第三王子だった。
誰も読まない報告書を、彼だけが最後まで読む。そして末尾へ一行だけ書き足して返す。
――この橋は、いつから鳴っていた?
「宛先の決まらない書状は、私のところへ回せ。――君が、宛先を決めろ」
井戸。孤児院。市場の量り。宛先を決めるたび、十年前の一通が通った道が、一区間ずつ見えてくる。
届かなかった手紙では、ありません。まだ、届いていない手紙です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-08-29 17:30:00
6487文字
会話率:57%
「君は夜会で人の髪を触る。髪結いなど、下女の仕事だ」
春の宮の夜会で、そう言われて婚約を破棄されました。
わたくしはレナーテ・オルトマン。十九。伯爵家の娘ですが、家は借財で傾いており、取り柄は母から習った髪結いだけです。
母は王
都の裏通りの髪結いでした。父がその人を娶ったので、わたくしは十九年、同じ言葉を聞いて育ちました。
だから、言い返す言葉を持っていません。
かわりに――隣に立っていたご令嬢の、落ちかけた編み込みを直しました。三十を数えるあいだのことです。
「代金は、結構ですわ。……最後ですから」
五日後。裏通りに、母の店を開けました。看板はありません。何と書けばよいのか、分からなかったからです。
戸を開けると、近衛の外套の男が一人、立っていました。
「今日はいい。後ろを先に」
その後ろにいたのは、今日が登用試験の、十六の娘でした。
この店に来るのは、「今日だけは負けられない日」を持った人ばかりです。初めての出仕、御前の立ち合い、十一年言えなかった求婚、離縁の申し立て、女官筆頭の選考――。
わたくしがするのは、その人が本当に怖がっているものを、鏡越しに先に見つけることだけ。喉を隠している人の喉を出し、兜が回る人の結い目を下げ、耳を出して、袖を留める。
夕方、その人が走って戻ってきます。
「受かりました!」
「わたくしは何もしておりません」
でも、いつのまにか、戸口の上に板が掛かっています。大家が勝手に掛けたのです。
『わたくしが髪を結った方は、その日、負けません』
わたくしは淡々と、その方の良いところを引き出す髪結いをしているだけなんですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-08-15 08:30:00
16558文字
会話率:45%
神様たちが、またやらかした。
本来ひとりだけのはずだった「誤って転生させてしまった人物」は、調べてみればひとりではない。
しかも、当の本人たちはそれぞれ別の世界で、すでに自分の人生を生きていた。
そこで後始末を任されたのが、転生者観察官
ノルン。
彼女の仕事は、転生者を救うこと――ではない。
困っているからと勝手に人生へ介入せず、危険があるからと選択肢を奪わず、本人が何を望んでいるのかを見守りながら、必要な時だけ手を差し伸べること。
公爵令嬢として生きる少女。
長い年月、謝ることすらできずに見守り続けてきた存在。
会うかどうかを決められない者。
知りたいけれど、会いたいとは限らない者。
そして、過去の観察制度に残された不可解な記録。
「待つ」とは何か。
「会いたい」と伝えることは優しさなのか。
名前を呼ぶことは、相手を見つけることなのか――それとも、縛ることなのか。
正解のない問いばかりが増えていく中、ノルン自身もまた、仕事だけではない自分の生活を少しずつ取り戻していく。
これは、転生者の人生を代わりに決めない観察官が、神様たちの後始末に振り回されながら、
「見守ること」と「何もしないこと」の違いを探していく物語。
今日もノルンの苦労は、たぶん終わらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 00:42:04
246221文字
会話率:46%
Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』の1期生として活動する、清楚担当Vtuber『姫宮ましろ』。そんな彼女にはある秘密がある。それは中の人が男ということ……。
そんな『姫宮ましろ』の中の人こと、主人公の神崎颯太は『Fmすたーらいぶ』のマ
ネージャーである姉の神崎桃を助けるためにVtuberとして活動していた。
同じ事務所のライバーとはほとんど絡まない、連絡も必要最低限。そんな生活を2年続けていたある日。事務所の不手際で半年前にデビューした3期生のVtuber『双葉かのん』こと鈴町彩芽に正体が知られて……
この物語は正体を隠しながら『姫宮ましろ』として活動する主人公とガチで陰キャでコミュ障な後輩ちゃんのVtuberお仕事ラブコメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 00:01:44
2636276文字
会話率:72%
【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!
のSS集ですo(^-^o)(o^-^)o
登場ライバーの本編では語られないお話が読めます!
・F
mすたーらいぶ1期生、青嶋ポアロのSS『闇を暴く名探偵誕生!』
日咲七海のデビューまでのお話。Vtuberがまだ認知されていない頃のお話
・Fmすたーらいぶ3期生、海原あると、朽木ココアのSS『海と魔女の絆星』
大人気カップリング『あるココ』が誕生した時のお話。オーディションとスカウト。違う形で加入した同い年で同期の2人の絆のお話。(ココアちゃんこと相馬愛梨ちゃん視点です)
・Fmすたーらいぶ4期生、皇ジャンヌのSS『煌めきの岐路』
霧島栄美のデビューまでのお話。声優として成功していた彼女がなぜVtuberになるのか?そして栄美だけが知る4期生の秘密が明かされるお話。
以前にバラバラで短編として投稿していたのをまとめたものです。
不定期更新
最後に本編はまだまだ続きますので応援よろしくお願いいたします(*^^*)
本編
↓
https://ncode.syosetu.com/n8651ig/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-21 08:10:00
46549文字
会話率:45%
名家の末端に籍を置きながらも非常勤の学芸員、非常勤教師、非常勤講師をかけもつジョン・アシュリー・フォートナム・デイビーズ。
王国の記念事業に向けた展示会へむけた展示品を探すなか、彼は200年前から続く家族や一族の歴史と向かいあい、家に伝わる
昔話の真偽や隠された秘密を目にする…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-17 00:00:00
13427文字
会話率:21%
「怪しいものではありません。ただの幽霊です。安全ですから」
引っ越し先のマンションに住んでいたのは、申し訳なさそうに佇む幽霊だった。
過労死した元公務員・古谷誠一。真面目すぎて、死んだ男。
頼まれたら、断れない。理不尽にも、ただ耐えるしか
ない。
社畜として、過労死寸前まで追い詰められていた営業マン・田中直人は、この不思議で有能な幽霊を、仲間にすることになる。
最初は、ささやかな投資の助言だった。
次に、企業の裏側を暴く調査。
小さな一歩の積み重ねが、いつしか――企業の裏金、乗っ取り屋、癒着した政治家までも巻き込む、大きな戦いへと変わっていく。
有能な幽霊と、過労死寸前だった営業マン。
この凸凹コンビが、理不尽がまかり通る世界に、風穴を開けていく。
これは、自分の人生を取り戻そうと決意した男が、幽霊を味方に、成り上がっていく物語だ。
現代ファンタジー×社会派ヒューマンドラマ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-16 23:00:00
77134文字
会話率:40%
現代日本で災害報道の無力感に苛まれていた記者の神田栄一。気がつくと彼は、大正十二年八月二十九日の帝都・東京に転生していた。未曾有の被害をもたらす関東大震災の発生まで、残された時間はわずか三日。前世で命を救えなかった後悔を胸に、栄一は「今度こ
そ一つでも多くの命を救う」と決意する。
彼は未来の知識を駆使し、九月一日に大地震と火災が発生することを警告する記事を書き上げる。しかし、根拠のない流言だと編集長に突き返されてしまう。正規の紙面で警告できない中、栄一は自らの手で「号外」を刷り、帝都の人々に危機を知らせるという無謀な行動に出る。
冷笑を浴びながらも、新進気鋭の女性地震学者や下町の顔役を巻き込み、被害を最小限に抑えようと奉走する栄一。果たして彼が配る号外は、迫り来る運命の日にどれだけの命を救えるのか。報道の真の力を問う、激動の三日間が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-16 22:30:00
55121文字
会話率:31%
華やかな平安の都。陰陽寮の下級役人である小野景継は、怪異が見える体質のせいで、誰もやりたがらない「あやかし苦情処理係」を押し付けられ、連日のサービス残業と書類作りに追われていた。
ある夜、右大臣家から緊急の呼び出しが入る。エリート陰陽師で
ある安倍泰長でさえ恐れをなして逃げ出したという恐ろしい怪異。しかし、現場に到着した景継は顔色一つ変えずに告げた。
「夜間の騒音防止条例違反です」
彼は問答無用の一撃で怪異を物理的に浄化し、唑然とする貴族たちをよそに「書類にサインを」と淡々と実務を完遂する。
エリート陰陽師が匙を投げる厄介な案件を、あくまで「公務」として無双処理していく景継。理不尽なクレームも大妖の騒動も、彼にとってはただの業務に過ぎない。しかし、日々の業務をこなす彼の前に、やがて都を揺るがす超大型案件「百鬼夜行」の影が迫りつつあった。
陰陽師も逃げ出す怪異を物理で祭う、痛快お仕事伝奇が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-16 22:30:00
58341文字
会話率:37%
依頼書は、嘘をつかない――海事仲裁院マレストラ支部の新米調査官シン。紙の書類から嘘を見抜くのが得意な、元・史料屋だ。相棒は元傭兵のセルヴィ、人と話をつけるのが仕事。持ち込まれる依頼は、保険金の水増し請求や、老朽化した船の安全確認といった、地
味だが誰かの暮らしに直結する案件ばかり。権限はあっても強制力はない仲裁院の仕事を、紙と足、そして口先で一つずつ片付けていく――海のお仕事コンビの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-16 22:11:27
6013文字
会話率:59%
怪異は、退治するだけが仕事じゃない。
道路の真ん中に女の幽霊が立っている。
普通の怪異譚なら、問題は「どうやって消すか」だろう。
久瀬市役所では違う。
「そこ、市道ですか?」
まず道路台帳を確認する。
2026年。怪異の存在が公に
認められてから四半世紀。
幽霊、妖怪、呪い、祟り、空間異常――それらは「異常事象」として、すでに行政制度の中に組み込まれている。
久瀬市危機管理部異常事象対策室。
彼らが扱うのは怪異だけではない。
道路、土地、建築、福祉、予算、契約、SNS。
怪異によって壊れた「社会の側」を整理するのが仕事だ。
怪異は消えなくてもいい。
人が安全に暮らせて、管理する仕組みが決まれば、それも一つの解決になる。
これは怪異を退治する物語ではない。
怪異のいる社会を、どうにか明日まで動かす人々の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-15 12:00:00
81629文字
会話率:40%
5人組女性アイドルグループ「Lumière cinq(ルミエール・サンク)」、通称ルミサン。結成2年目、ライブハウスではそこそこ客を呼べるけれど、まだ世間にはほとんど知られていない。そんなグループで人気4位の桜井陽葵には、ひとつだけ誰にも負
けないものがあった。
それは、演技。
普段は親しみやすい愛嬌担当なのに、台詞を口にした瞬間、目つきも声も空気も変わる。演技企画をきっかけに、その才能は少しずつ業界に見つかっていく。小さなドラマ出演、人気俳優・桐生蓮との共演、憧れの女優・一ノ瀬遥へとつながる道。ずっと夢だった「女優」が、手の届く場所まで近づいてくる。
けれど、夢が叶うほど、5人でいられる時間は減っていった。
センターの美月、頼れる沙耶、騒がしい杏奈、静かに本質を見抜く琴葉。そして、売れない頃から陽葵を知る男性アイドル・高瀬湊と、演技者として彼女を見つけた桐生蓮。
女優になりたい。でも、この5人でも売れたい。
二つの夢は、いつまで両方追いかけられるのか。
これは、人気4位のアイドルが女優として見つかっていく物語。そして、夢が叶うほど大切な居場所から遠ざかっていく少女が、それでも自分の未来を自分で選ぶまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-09-16 22:10:00
133271文字
会話率:67%
公爵令嬢セレナ・アシュフォードは、十年にわたり王都の結界を直し続けてきた。
辞令も俸給もない。王太子の婚約者として、頼まれるままに引き受けていただけだった。
大夜会の夜、その婚約が破棄される。理由は「王妃には、分かりやすい力が必要だから」
。
セレナは反論しなかった。代わりに、こう告げた。
「婚約者でなくなる以上、私的に引き受けていた補修は本日で終了いたします」
向かったのは、三か月前に調査を頼まれたまま行けずにいた北の辺境。
待っていたのは、崩れかけた古い結界と、増え続ける魔獣と、
「君が指示しろ。俺たちが動く」
会って半日でそう言う、辺境伯カイル・ヴァレンシュタインだった。
セレナが異常を見つけ、カイルが斬る。
村の結界を直し、橋を守り、二人はやがて、今の地図には載っていない巨大な結界網へ辿り着く。
一方、王都では小さな不具合が増え始めていた。
誰も怠けてはいない。ただ、一人に頼りきっていた仕組みが、その形を見せ始めていた。
「君が守るなら、俺が戦う」
役に立つことでしか自分の価値を測れなかった令嬢と、
自分が前に立つことで守ろうとする辺境伯の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-08-28 18:00:00
256691文字
会話率:58%
公爵令嬢セレナは、十年にわたり王国の結界網を陰から維持してきた。
けれど、その仕事は誰にも見えなかった。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と婚約を破棄された日、セレナは決める。
婚約者として私的に引き受けていた結界の補修も、今日で終わりにし
よう、と。
そして向かった北の辺境で彼女を待っていたのは、崩れかけた結界、増え続ける魔獣、そして剣一本で領地を守る最強の辺境伯カイルだった。
セレナが異常を見つけ、カイルが斬る。
古い結界を直し、村を守り、やがて二人は、誰にも知られていなかった巨大な結界網の存在へ辿り着く。
「君が守るなら、俺が戦う」
役に立つことでしか自分の価値を知らなかった令嬢と、自分が前に立つことで皆を守ろうとする辺境伯。
これは二人が、壊れた辺境と結界、そしてそれぞれの生き方を立て直していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-08-07 18:10:00
16574文字
会話率:49%