サスペンス×活劇×恋愛(ひと匙)
最下層のルームシェアに集った5人。
地位も名誉もない彼らが国のトップに抗う手段は、
5人で1人の怪盗を演じる事だった。
天才ハッカー
機械操縦のプロフェッショナル
元特殊メイク担当の変装の達人
インター
ハイ記録を持つ俊足の少年
……そしてこの4人をまとめる司令塔の青年は、情に絆されず己の目的の為に彼等を利用しようと考えていた。
強大な敵に立ち向かう為には、5人が一丸となって怪盗を演じる絆が試される。
彼等はどのように抗うのか。刮目あれ。
___________
※本作は「エブリスタ」にも掲載&9割執筆済です。
もし続きが気になった方はそちらもどうぞ(同名タイトルです)。
大筋は変わりませんが、部分的に大幅加筆&修正予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 21:12:51
441520文字
会話率:44%
ユリアーネは王宮から逃げ出した。父である辺境伯と前王との取り決めにより、王孫テオドールと婚約したユリアーネは十二歳から五年間、故郷を出て王宮で暮らしていたのだ。しかし前王が亡くなった頃からユリアーネの待遇は徐々に悪くなり、離宮に放置されたこ
とで堪忍袋の緒が切れたのだ。
こんなところ出ていってやる! と少年に変装して王宮を抜け出したユリアーネだったが、子供が誘拐されるのを目撃して誘拐犯を追いかけることに。そこで騎士団長と知り合ったユリアーネは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 11:06:58
181927文字
会話率:48%
サッカーに取り組んでいたが、ケガをして選手になる夢が絶たれた由宇。
やりたいことが無くなって虚ろにリハビリを繰り返していると、幼馴染の京子が暇つぶしにと落語のCDと落語の本を持ってくる。
最初は反発したが、暇過ぎて聞いてみると、まあ暇
つぶしにはなった、と思う。
そのことを1週間後、次のお見舞いに来た京子へ言うと、それは入門編だと言う。
そして明日は落語家の輪郭亭秋芳の席が病院内で行なわれるという話を聞いていた京子が、見に行こうと由宇を誘う。
次の日、見に行くとあまりの面白さに感動しつつも、じゃあ帰ろうかとなったところで、輪郭亭秋芳似の男から「落語の世界へ行こう」と誘われる。
きっと輪郭亭秋芳の変装で、別の寄席に連れてってくれるという話だと思い、由宇と京子は頷くと、視界が歪む。
気が付いたら落語のような世界にワープしていた。
江戸時代のようで、普通に英語は通じ、ハンドスピナーのような最近のオモチャもあるし、テレビもある、まるで本当に落語のようなおかしな世界に。
さらには何故か由宇の膝が治っていたので、最初は夢だと思ったのだが、どうやら違うらしい。
その世界で落語のような話に巻き込まれ、落語のサゲ後の世界で起きる事件を由宇と京子で解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 07:10:00
26219文字
会話率:34%
あたし、「ステラ・ムーン・トリエステ」はトリエステ王国の第三王女にして四人兄妹の末っ子として産まれた。
そんなあたしは、食事やダンスの作法や練習よりも騎士たちに混じって剣の稽古をするのが好きな自他ともに認めるお転婆姫だった。
そのた
めか、上の二人の姉のように隣国へ政略結婚に出される訳でもなく、この国の跡取りも兄がいるため、生まれてからこの18年、あたしは割と自由奔放にお城で過ごしていた。
しかし、不自由は無いけど、逆に無さすぎで退屈な日々……。城から外を見ると、仲間と街を楽しそうに話しながら歩いている冒険者の人々が見えた。
そうだ!あたしも冒険者になろうっ!
しかし、仮にも一国の王女が、しかも冒険者をしていると言うのがバレるのは流石にマズイ。
そうだ!変装をしようっ!
名案とばかりに思いついたあたしは変装をし、「ルーナ・ランカスター」と偽名まで使い、街へと繰り出そうとする。
しかし、運悪く、あたしの幼馴染でお目付け役である騎士の「クロト・ローランド」とその妹で専属メイドの「アリア・ローランド」に見つかってしまう。
そうだ、こうなったら二人も連れて行こう!あたしはクロトを巻き込むと城下街である「トリスタ」へと繰り出す!
こうしてあたし、「ルーナ」と「クロト」、「アリア」との物語が幕を開くのであったっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 06:00:00
13927文字
会話率:45%
一つの災厄が新たな災厄を呼び、時には総てを引き起こす。そうして或る一つの大陸中に災厄が広まって数年が経った或る日、数十ある小国の内の一つ『扇晶国』の国王。神の加護を受けた扇で以てして、数か月で災厄を薙ぎ払う。それでも痛ましい現実が各々を蝕
む中、奮起した八ヶ国の小国、加護と幸福を受けんと国王に跪く。どうか、私たちの国をあなたの国と統合させて下さい、と。こうして小国九ヶ国が集まって、今の『扇晶国』となった。
のは、むかしむかしのおはなし。とするには時期尚早なのか適切なのか。
昔語りとするにはまだそう時間は経っていないとか。仔細を知る者が少なくなっただけだとか。傷はまだ癒えていないとか。そう口にする者も少なからずいる時代に入った弦歌(げんか)六六七年がこの物語の始まりの年。
そうそう。『扇晶国』の国民たちは生まれた時に白い扇を我が子に贈るそうだよ。
災厄除去と幸福招来の願いを込めて。
『comic room』『文芸webサーチ』『幻想検索』に登録しているHP「tori」でも掲載。第16回角川ビーンズ小説大賞一次予選落選した作品を改定したものです。
2020/5/28. 第2部 ちに繕う野花編「ちに繕う野花 三」を公開。
ぐるるるる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 23:26:12
136569文字
会話率:34%
とある事情により「少年」の姿をとっていた私は、「おじさん」と出会う。
これは、二人で過ごした数十時間の旅の物語。
最終更新:2024-11-20 21:29:11
6433文字
会話率:38%
名実ともに大陸一を誇るニンフィア帝国。帝国が所有するイージス騎士団の若き部隊長レナート。褐色の肌と鋭い黄金の瞳――その見た目が、この国に伝わる恐ろしい泥の妖精『デルム』と酷似している事から実の両親にさえ疎まれ、さらに、その強さゆえに人々か
ら恐れられていた。そんな彼の悲願は、幼い頃に出会った一人の妖精に再会すること。叶わぬ恋でも良い――ただ、側にいたいと言う切なる思いを秘めていた。
そんな彼はある日、この国の第二皇女の『専属護衛騎士』に任命される。第二皇女の名は、セリーナ。彼女は、幼い頃に母を失ったにも関わらず、決して悲壮感を感じさせない凛とした姿勢と聡明な立ち振る舞い、明るい笑顔で人々を魅了していた。しかし、そんな彼女にも秘密があり――実は、本物の皇女ではなかった。彼女の本当の名は、パルカ・ポルカ。いたずら好きで変装が大得意な妖精。十年前、セリーナが失踪したと思われるその日に、記憶を失った状態で入れ替わってしまっていたのだ。何故、セリーナに扮した状態で発見されたのか。その謎を解き明かし、『本物のセリーナ』を見つけ出すことを目標に掲げつつ、趣味活動に勤しむ。
二人の運命が絡み合い、皇室に掬う様々な問題に立ち向かう。
※『いたずらフェアリーの暇つぶし~せっかくだけど王位継承はお断りします~』を母体に、大きく改稿・改編しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 07:00:00
45526文字
会話率:40%
アラサーになってもいまだに漫画やアニメにのめり込み恋愛といえば少年漫画の男性キャラにのめり込む人生だった理央は友達に勧められ、1000年前国を滅ぼしたと言われる最古たる魔王に挑むため鍛錬をしながら愛を育んでいくストーリー「月の女神様」こと“
ツキメガ“にどハマりしてしまった。
最後の隠れキャラを楽しみに帰っている最中事故に巻き込まれ目が覚めるとツキメガで1番好きだったキャラ“セルアード“ の妹の“リオーネ“に転生したのだ。どうせならヒロインに生まれ変わりたかったとショックを受けるが、5年後には自分が呪いにかけられることを思い出し、なんとか生き残るために必死に鍛錬するが、魔王の復活により呪いをかけられてしまったのはセルアードだった。皇太子の兄に代わり、ツキメガの物語を進めるために奮闘する転生男装令嬢物語ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 22:58:09
2661文字
会話率:35%
「婚約破棄を目指さないか、お嬢さん」
ーー孤独な少女に手を差し伸べたのは、優しい怪盗でしたーー。
王族の権力は地に落ち、力ある貴族が私利私欲の為に圧政を敷くオルティス王国。世間では悪徳貴族から宝を奪う義賊が持て囃されるほどに国民の貴族への
鬱憤は溜まっていた。
九歳のとき庶子としてカスティオン侯爵家に引き取られたリリティアは、公爵家との縁を望む侯爵の政略の駒となった。傲慢で愚鈍な婚約者ジェイコブを補佐するための苛烈な教育に耐えてきたのは、全て母の病気の治療と引き換えに結んだ侯爵との契約のためだった。
家族や婚約者に蔑まれ、使用人にも疎まれて生きてきたリリティア。さらには、外面だけは良い婚約者はお気に入りの男爵令嬢との仲を非難されないよう、リリティアにまるで小説の中の悪役令嬢のような役まで押し付けてきた。侯爵と婚約者の命令に逆らえないため、学園や社交界でも嫌悪の視線に晒される毎日。しかしある日偶然、怪我をした青年を助けた事でリリティアの出口のない暗闇のような生活は変わっていく。青年の正体は、義賊として世間を騒がせている変幻自在の変装の達人、怪盗〝ウルティオ”だった。何故か正体を明かした彼は、恩返しにとリリティアの婚約破棄に協力を申し出てきて…。
***自分を殺して生きてきた少女が、ある目的のために義賊を演じながら裏の世界で生きてきた青年の優しさに触れ、次第に笑顔を取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 10:39:16
238264文字
会話率:46%
王国騎士兵の襲撃犯を捕らえるため、シスターに変装し、国境の街へ来たフェンリル。テロリストと警備兵の争いに巻き込まれ、さらに魔族の影も垣間見え、多くの犠牲者が出る中。はたして、執行聖女として、真の悪を天界へ送ることが出来るのか……(全12話
完結 4万字程度)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 12:12:09
44093文字
会話率:33%
第一王子は、夜会で妖艶な令嬢に魅了され、翌日、私との婚約を破棄しました。でも、その令嬢は、魔法で変装した私なのです。ここまでは計画どおりです!
でも、第二王子様の行動は、計画外すぎて、泣いてしまいました!
最終更新:2023-03-16 12:07:16
2933文字
会話率:40%
時は流れて、埋もれた誤解と後悔が晴れるかどうか。
2024年、二人は上海で再び運命の糸を交わす。
これは胸をつかむ中日間の国際恋愛物語であり、心を震わせるドラマである。
2015年の上海、失恋から酒に溺れていた22歳のミュージカル学科卒業生
の女性主人公は、酔っ払いに絡まれそうになったとき、男性主人公に救われる。
28歳の彼は名古屋出身の若き日本企業員で、中国に赴任したが、中国語は話せない。二人は互いに支え合い、恋心が芽生え、甘い2年間を過ごす。
しかし、2017年に運命は激変。ある誤解が恋に亀裂をもたらし、英国への転勤を決断した男性主人公は、告げずに去ってしまう。
女性主人公はショックを受け、上海の地元男子と急いで結婚するが、その結婚は幸せではない。夫の浮気により、彼女の生活は再び暗くなり、2024年に離婚する。一方で、英国で事業に打ち込んだ男性主人公は、数年後には自分の会社を持ち、女性主人公への想いは決して消えることはない。
2024年、男性主人公は偶然にも女性主人公の新ミュージカルのスポンサー情報を知り、スポンサーの身分で新しい名前に変装して上海に戻る。
彼は女性主人公と再会を望むが、過去に直面することも恐れている。
そんな背景の下、二人は上海で再び運命の糸を交わす。7年間の時が深い痕を刻む。
かつての恋は再び燃え上がるのか?
埋もれた誤解と後悔は晴れるのか?
彼らの運命は再び交差し、未知の苦しみに満ちた新たな物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 23:31:27
5463文字
会話率:14%
依頼人は呉服問屋・山城屋のおかみのおふじ。彼女はある人物に強請られていた。強請の種はおふじの火遊び(不倫)である。
強請っているのは坊主で、しかも高僧と名高い静謫(じょうたく)上人という人物に強請られているという。
こんな奴が名高い高
僧の訳がない、絶対に贋物だから強請り坊主を懲らしめるためにこっちも贋物の静謫上人を、と依頼してきた。
雪之丞たち贋物屋はこの依頼を受けることにするが、さてそこで問題が起こる。誰が贋坊主に化けるのかという問題が。
舞台上の坊主役となればカツラで済まされもしようが、実際に成りすますとなれば別である。つまり、誰かが実際に頭を丸めなければならないということなのだ。醜い押し付け合いが始まるところであったが、ひょんなことからその贋坊主役として近所に住む放蕩坊主が名乗りを上げた。
この放蕩坊主、名を静寛と言い、喧嘩はする酒は飲むというとんでもない坊主だったが、試しに贋坊主の衣装を着せてみれば中々に堂に入っている。それもそのはずで彼こそが本物の静謫上人その人であった。
自分のニセモノが現れてハバを利かせていると知っても特に何をするわけでもなく冷笑を持って傍観していたのだが、それが脅迫まがいのことまでしているとあっては放置しておけないというわけだ。
とにもかくにも、その贋物ぶりに気を強くした山城屋のおふじはさっそくこちらこそが本物と連れ歩いた。
強請り坊主の方は大慌てとなったが、相手もまた自分と同じく贋物であると気づく。強請り坊主は寺社方の役人に手を回し、静謫上人の本物比べを画策。
さて、本物比べの当日。後見役の雪之丞と助三(変装済み)が付き添った。だが、その日は埒が明かず結論は次回に持ち越された。
帰り道、静寛が曲者に襲われるもこれを撃退する。静寛は、用心棒についていた助三と雪之丞の出番がないほどの腕の冴えで、助三と雪之丞が訝しむ。ここで初めて静寛が本物の静謫上人であることを二人が知る。それならばそれでやりようがある、と雪之丞たちは悪だくみを始める。
そして、再び開かれた本物比べの席上に座頭の惣右衛門が立派な武士の姿にて乱入。静謫上人は元々が武家の出で、その生家である旗本の用人が首実検しに来たという仕掛けである。正体がバレて観念した強請り坊主は這う這うの体で江戸を逃げていったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:57:56
28385文字
会話率:35%
この内容はあるるむ人形達がそれっぽい事をそれっぽく演技する寸劇です。
いろんな登場人物が出てきますが、みんなあるるむ人形の変装です。
一般常識にエオス世界の感覚が混じるので参照する場合には注意してください。
また、一部面倒だからフィ
ーリングになるところがありますので違ってたら突っ込みよろしく(おぃ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 19:00:00
17885文字
会話率:39%
乙女向けスマホゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学して
も婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
悪役令嬢リシェリアの未来はどうなる――!?
※一年ほど前に投稿した短編の連載版になります。短編とは題名、設定等に差異があります。
短編版→https://ncode.syosetu.com/n1334ie/
更新は不定期の23時ごろです。
完結まで感想欄は閉じさせていただきます。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 23:18:43
130718文字
会話率:37%
リシェリアは、最終的に一族郎党処刑されてしまう、ゲームの悪役令嬢だ。
そんな彼女に転生したので、円満な婚約破棄を目指そうと、目立つことのない地味な令嬢として過ごしていくつもりだったのに、婚約者である『氷の王太子』がリシェリアのことを離
してくれなくて――。
地味に地味で地味な令嬢として、平穏に過ごしていくつもりだったのに、どうしてこんなことに!?
※カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 00:10:11
2746文字
会話率:35%
わたし、魔法使い・フィーネには秘密があった。それは実は私が皇女で、魔法で変装をして冒険者をやっていること。その途中で出会った騎士様に私は恋をしてしまった。とってもかっこよくて、美しくて、ちょっと冷たいけどそんなところも好き。ずっと一緒いた
いな、なんて。
そんなある日私は皇帝に呼び出され皇女フィアーネとして侯爵様、つまり騎士様に嫁ぐことになり!?
だが騎士様には好きな人いると知ってしまう。
大人しく去るつもりがーーー!?
じれじれ勘違いな恋物語。
残酷な描写ありはほんとにちょっとだけだと思います。念のためシリアスつけてるだけで、そこまでシリアスじゃなく、ハッピーエンドな可愛いお話かなと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 17:17:02
63404文字
会話率:35%
孤児院でひとりぼっちなロザリーは、天才的な演奏をする同い年の少女・マリアンヌに出会う。
クラッセル子爵家の令嬢であるマリアンヌは、悲しい過去を持つロザリーを笑顔にいたいという想いで、ロザリーを家族として迎い入れる。
クラッセル家の養女となっ
たロザリーは、マリアンヌと共に教養を受け、孤児院にいた時よりも幸せな日々を過ごしていた。
十五歳になり、ロザリーは町一番の共学校、マリアンヌは王都にある全寮制の学校・トルメン大学校にそれぞれ通っていた。
夏休みになり、マリアンヌが屋敷に帰ってくると、彼女は突然「学校を辞める!」と言い出し、自室に引きこもってしまう。
苦労して入った学校をどうして「辞めたい」と言い出したのだろう、と疑問に思ったロザリーはそれを突き止めるべく、マリアンヌに変装しトルメン大学校に潜入する!
人生を変えてくれたマリアンヌのためにロザリーが奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 07:00:00
410266文字
会話率:40%
俺はロックバンド『クライシスワンダー』でギターボーカルを担当しているバンドマンだ。
今日は王城でやるフェスに招待された。
のだが、司会を担当している"あまりにウザイ大聖女"が、俺たちを煽ってきたので殴ったら───。
『ど
うせ、演奏する音楽もゴミみたいなもんなんでしょうけど、みなさん耳を閉じて聞いてあげてください笑』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 20:32:05
3063文字
会話率:32%
「俺と付き合ってほしい」
堅物侍女と揶揄されるハンナに告白してきたのは、今をときめく帝国騎士のリアム・ヘリバード。誰もが羨む男から告白されたハンナは知っている。この男の告白が全て偽りだということを。しかしハンナはその告白を受け入れることにし
た。なぜならハンナにはとある事情があったからだ。
そうして二人は偽りに塗れた恋人関係を結ぶことになるが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 00:00:00
29778文字
会話率:46%
王族の側近騎士を代々務めるブロワ侯爵家には、とても仲のいい双子の兄妹がいた。
近衛騎士見習いである将来有望な兄・アーサーと、淑女教育を受ける社交界デビュー前の妹・アリスである。
ある日、訓練から帰ってきたアーサーはなんと怪我をしていた。誰か
が優秀な兄を陥れようとしたに違いない!と判断したアリスは、とある行動に出る。
「よし。お兄様にそっくりな私が、お兄様に変装して王城に乗り込んで、犯人をとっちめたらいいのよね!」
(アリス的には)ただの犯人探しのつもりだったのに、そのせいで社交界デビューが決まってしまったり、兄の怪我の原因が思ったより闇深かったり、なぜか王子まで出てくる始末!
「私、お兄様一筋なので!外野は黙ってて下さいませ――!」
ブラコン令嬢アリスと、そんなアリスを追いかける王子と、二人を影から見守るアーサーのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 07:23:42
81898文字
会話率:32%
王家の密命を受けて働く公爵家の四姉妹の末っ子として生まれたレイラ・ハワルド。彼女は、剣術学校の野外実習で高台から落下したことで、前世の記憶を思い出す。
この世界が、前世でやっていた乙女ゲームの世界に酷似していると気づいたレイラは、推し
のアルベルトが自分の婚約者だということに舞い上がる。
だけど、ちょっとした事件から、レイラはアルベルトに、まさかの婚約破棄を言い渡してしまう。
「なぜ、こんなことを言っちゃうのよ、私!」
レイラは、アルベルトのことを知るうちに、どんどん本気で恋をするようになっていく。
アルベルトを振り向かせようと、彼が興味を持つ薬の勉強をしたり、変装してアルベルトの行動範囲をウロウロしたり、ストーカーついでに魔物を蹴散らしたり……。
前世の感覚とのズレに迷うためか、いろいろとやらかすレイラ。そんなレイラの行動に気づいたアルベルトは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 19:23:07
246467文字
会話率:50%