聞こえていた。——生まれたときから。
波の音で天気が分かった。
足の裏で道が分かった。
風の向きで、嵐が来ることも。
全部聞こえた。——全部、黙っていた。
末の子だった。四人兄弟の四番目。
兄は声がでかい。次兄は弓がうまい。三番目は何でも面
白がる。
俺は——聞こえるだけだ。聞こえたところで何も変わらない。
だから黙っていた。四十五年。
祖父が死んだ。花びらと、歪んだ針と、潮の珠を残して。
妻が死んだ。息子を残して。
四十五歳の秋、浜に老人が現れた。
祖父を海に送った、あの老人が。
「東に美しい国がある。——行くか」
兄が船を出した。俺は船の後ろで波を聞いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:30:39
96809文字
会話率:46%
物語紹介
平凡な三十代会社員だった八木二郎は、仕事帰りにアパートの階段から転落し、そのまま命を落とした。
次に目を覚ますと、そこは自分の知る日本ではなかった。
降魔戦争を経験し、ダンジョンが日常となった並行世界の日本。
そして二郎自
身も、人間ではなく――外なる神ヨグ=ソトースの血を引く「モフモフ獣人型ヨグ=ソトース」として転生していた。
目覚めた場所は、奥多摩にある名門・八木家本家。
新たな身体には尻尾に宿る副脳「ダニッジ」が存在し、魔法や世界の知識を授けながら、ときに師匠、ときに相棒として二郎を支えていく。
しかし、この世界では魔法は人類の敵である邪神や魔物の力とされ、魔法使いは討伐対象である。
ヨグ=ソトースの落とし子である二郎は本来魔法を扱える存在だが、その力が知られれば探索者協会や国防軍、八王子軍警から危険人物として追われることになる。
そこで二郎は、自らの正体を隠し、人類を救った技術「符呪術」を武器に生きることを決意する。
舞台は、世界有数のダンジョン都市・八王子。
探索者協会、八王子軍警、国防軍、在日米軍、環太平洋同盟軍、中華連合軍、そして闇市場「魚人街」やPK集団など、数多くの勢力がダンジョン利権を巡って激しく争う巨大都市。
二郎は探索者として素材を集め、希少な符呪師として武器や魔道具を製作しながら、表社会と裏社会を渡り歩いていく。
だが、その先には八木家に隠された秘密、行方不明となった兄弟、そして世界の裏側で静かに進む「ヨグ=ソトース降臨計画」が待ち受けていた。
これは、一人の平凡な会社員が、異形の姿で新たな人生を歩みながら、仲間と出会い、陰謀に立ち向かい、世界の真実へ迫っていくダークファンタジーである。
笑いあり、冒険あり、陰謀あり。
そして、クトゥルフ神話の深淵へと繋がる壮大な物語が、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:28:05
70810文字
会話率:50%
――弟を失った。
そして、守護霊になって帰ってきた。
事故で意識不明となった弟・颯。
その日を境に、兄の柊は「霊が見える世界」へと足を踏み入れる。
柊の前に現れたのは、
“守護霊”となった、颯だった。
触れない弟。増え続ける霊害。
そ
して、祓い師たちが隠してきた、この世界の"闇"。
重なる心音。離れられない二人。
「守りたい」
その想いだけを支えに、
兄弟は人ならざる戦いへ巻き込まれていく。
これは、
半霊の弟と、生きている兄が、
心音を重ねて、戦う物語。
学園×霊×兄弟バトル
ローファンタジー
――心音を重ねた時、
“人と霊の境界を越える力”が発動する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:10:00
454635文字
会話率:35%
警察法人 捜査立会機構。
様々な権力の圧力バランスが崩れたことにより警察で忖度、不正、隠蔽が横行し、その中で天埜兄弟の両親の死も自損事故として処理された。
そこから兄の天埜翔は警察の体制をひっくり返し両親の死の真相と犯人を明らかにする。やが
て、このままでは警察が警察でなくなると危惧した警察内部の警察官が立ち上がり何処からも圧力を受けない警察の第三の目。またインプレッション稼ぎで無責任な推理で現場で混乱を起こす探偵の探偵として警察法人捜査立会機構が作るられる。
その最初のメンバーとして天埜天加も選ばれる。普段は極普通の青年だが真実に蓋がされようとした時、彼は鬼人のように豹変する。
様々な人々の思惑が絡むサスペンスミステリー。
また、捜査立会人に関わる人々の個別のお話も順々に章分けして投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:10:00
51668文字
会話率:42%
リバースプロキシの一寸した番外編です。
主人公は島津家配下の家の次男・蜂須佐助。
彼の父親に予告状が届き、遺産相続をめぐって異母兄弟・兄の太助に妹の律子が集い事件が。
そこには謎の人物・箱嶋飛鶴も登場して…予告状は誰が?事件は誰が?
最終更新:2023-05-05 11:27:52
6586文字
会話率:45%
原始一〇〇年戦争が集結して数百年。
再び魔物や怪物が多く出現を始めて人々はある噂に飛びついていく。
その中で勇者を目指すアーサーは魔王の子供であり、兄弟も魔族であった。
新しい生活の土地エスター王国へ向かう彼と父親アシュレイは英雄王の管理す
るセダに降り立ち…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 16:21:01
4519文字
会話率:33%
異形を払う特別な力を持つ亡き母から、人ならざるものを見る力を受け継いだシャハラは、異母兄弟姉妹から疎まれ、大きな屋敷の隅っこで誰にも顧みられずに生きていた。そんなある日、権力欲にまみれた父親の命令で王のハレムで発生する怪異を解決するため、な
んちゃって妃として怪異が起こる部屋で生活することになったのだけれど。
「この部屋なら先住は俺だ。あとから来た分際で俺様を追い出そうなんぞ、百年早い」
なんて言い出す、金色の耳と尻尾が生えた天狐の青年ユエが立ち退きを拒否し、ついでに勝手に主従契約を結ばれて同居することになってしまって!?
前途多難な怪異解決担当妃と傲岸不遜な俺様気質の天狐――
「それはわたしのごはん!」
「半分な、半分」
「嘘つき! 何が半分よ! お肉全部食べちゃったじゃない!」
「代わりにこっちの野菜を進呈する」
「だからそれはわたしのだってば!」
食い意地が張っている2人のちょっぴり不可思議な千夜一夜物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:10:00
53692文字
会話率:34%
わたしオデット。二十七歳の魔女です。魔人討伐(本当は討伐できてない)の褒章で(無理やり)十六歳の王子クリストフと結婚させられることになりました。まじかー。十一歳差は犯罪だわー。式が終わったら逃げよ。そんなことを思いながら結婚式に臨んだわたし
の前に「ほーほほほほほほ‼ ようやく決着をつける時ねオデット‼」とイタい高笑いととも現れたのは、わたしの兄弟弟子である魔女サーリア。どうせくだらない勝負をふっかけられるんだろうなと思いきや、何やら意味不明な魔法を使ってわたしの体を、体を――なんと子供の姿に変えやがった!!ちょっとどうしてくれんのよ馬鹿サーリア!七歳児になったわたしは、魔力も激減してろくな魔法も使えない。新婚夫クリストフは、めちゃめちゃ子ども扱いしてくる始末。しかも各地で魔人の封印が解かれ始めているって、勘弁してよ!
※幼児化した魔女と王子のラブコメディです(ラブの進度は遅めです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 16:00:00
92957文字
会話率:36%
漆黒に染められた聖女の生き残りの物語
イクセン王国には聖女がいる。
その繁栄は約束されたかのように思われていたが、ある時突如として崩壊する。
聖女に起きた変化をきっかけに、王国の崩壊が始まる。
親、兄弟、友人……。イクセン王国のすべ
てが敵となった聖女は、一人さまよう。
※カクヨム、エブリスタでも公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:00:00
231739文字
会話率:43%
【神代家を壊す装置ーー歪んだ一族に生まれた少女の少しズレててシュールでチートな日常と生存戦略】
「私には人殺しの血が流れているーー」
夜明琉依(よあけるい)は神代(かみしろ)家の末娘だ。
神代家は代々続く大企業を経営している富豪だ。し
かし、逆らうもの達を秘密裏に処分し、家の地下で処理をする裏の顔を持っていた。
また次期当主は異父兄弟同士で殺し合い、生き残った者がなる、そんな決まりがあった。
優秀な血を混ぜる為、当主が女の場合は父親が、当主が男の場合は母親が兄弟全員違うそんな狂った家だ。
神代家を滅ぼしたい叔父に洗脳されて育った琉依は自分を歯車と思い感情を捨てて生きてきた。
ただ、彼女が人に戻れる場所があった。従兄弟の家である高邑(たかむら)家だ。
これは少女が神代家を潰し、生き残るまでの戦略の物語。
そして、彼女が化け物から人間になれるかを確かめる物語であり、神代の悪から複数の人間を救済する物語でもある。
【毎週火曜日21:00更新】
※カクヨム様でも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:00:00
2622文字
会話率:29%
【現代×凸凹コンビ×ダークサスペンス】
「私に協力してほしい。貴女となら私のやりたい事やれると思うから」
「自他共に認める化け物である私と?正気なの?」
日本で巨大な権力を持つ夜神(よるがみ)一族。
表では資産家だと思われているが、は
るか昔より続く裏の一族だった。
一族から欠陥品と馬鹿にされる夜神悠(よるがみゆう)は分家の従兄弟・夜神柚(やがみゆず)と共にある計画を立てていた。
そんな時、生ける都市伝説として語られていた西宇治湊(にしうじみなと)の存在を知る。
思い立ったらとすぐに湊に接触する悠。しかし、断られてしまう。
巨大な悪と戦う為に、なんとしても湊の協力が欲しい悠は様々なアプローチをしていくのだった。
「私は諦める気ないからね!」
「お菓子食べながら言っても、説得力ないから」
凸凹コンビは果たして協力することが出来るのか!?
【毎週水曜日20時更新】
※カクヨム様にも同じ作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-15 20:00:00
6824文字
会話率:46%
幼なじみの双子兄弟、海(かい)と陸(りく)と偶然の再会した神奈(かんな)は、彼らに誘われるままに何となく一緒に過ごすようになる。
幼稚園時代から家同士の婚約者がいるお嬢様の聡子(さとこ)や、道場主で剣豪の父+四人の兄に囲まれる超箱入
り娘のキイナと仲良く楽しく過ごす日常の中で、神奈はキイナの三番目のお兄さんの聖一(せいいち)さんに何となく不思議な魅力を感じていた。独特の間でじっと見つめる彼の透明な眼差しに、神奈はいつもとても不思議な呼びかけをされている様な気持ちになったからだった。
ある日、神奈のもとに一通の差出人不明の手紙が届く。
海と陸に近づかないこと──
丁寧なきれいな文字でびっしりと書かれた不穏なその手紙を発端に、海と陸の二人から告白されることになった神奈は奇妙な事件に巻き込まれていく。
※現代日本に似て非なる全く別の世界の異なる国のお話です。登場する他の国に関しても同様です。
※残酷、グロテスク、性暴力、スピリチュアリズム、三角関係、いじめや嫌がらせ等の場面や描写が登場します。苦手な方はご注意ください。
※R15を越えた問題箇所があれば教えていただけるとありがたいです。指摘箇所の変更またはR18を検討します。
※誤字脱字などがあれば教えていただけるとありがたいです。
以前に別名義別タイトルで他サイトに投降したものを加筆修正し改稿、別作品にしました。
1章はラブコメ+ミステリーです。
少しずつシリアスになりますが基本はラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:00:00
22923文字
会話率:56%
とある田舎町の教会に赴任した、新人の司祭見習い・ヘイノ。
双子の弟と共に、司祭としての研鑽の日々を歩む彼には秘密があった。
それは、自分は記憶喪失であるということ。
故郷で過ごした日々も、弟との思い出も、司祭になろうとした決意も何一つ彼の
中には残っていない。
それでも、ヘイノは双子の片割れの兄であることを選んだ。
何も知らない弟の笑顔を守るために。
何者でもない自分自身の心を守るために。
これは、双子の弟への小さな嘘を抱えながら歩み続ける一人の少年な平凡で非凡な毎日の物語。
そら言にまみれながらも、彼は歩き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 21:00:00
42794文字
会話率:36%
母子家庭で育った主人公「原口雪仁」(17)彼には兄弟が5人いた。
人一倍抱え込む長男の雪仁は夜働く母に代わって年の離れた弟妹たちを世話する
「ヤングケアラー」
である。
そんな雪仁はある日知り合った年上の社会人である
「川上結花」(24)
と知り合った事を皮切りに雪仁の他人からの愛情とゆう願望が片鱗を見せ始め雪仁、結花の人生は崩れゆくことになる…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 20:51:21
1895文字
会話率:28%
両腕のない王子として生まれた少年は、祝福されることなくガラクタとして国境の森に捨てられた。
吐き捨てられた言葉を名として与えられた少年、アトカ。
元冒険者夫婦に拾われ、アッシュフォード家の子として育った彼は、兄ルトとの約束を果たすため魔
術師を目指す。
だが、アトカには普通の魔術が使えなかった。
杖も、詠唱も、術式計算も、彼の力を導けない。
世界最高峰の魔女キルウェスタに鍛えられたアトカが辿り着いたのは、空間そのものと同調し、水と霧で世界を書き換える、唯一無二の魔術だった。
十歳になったアトカは、王立エルシオン学園へ入学する。
そこで彼は、普通ではない者たちが集められた特等枠へ迎え入れられる。
泣くだけで人を壊しかねない治癒の少女。
魔術を喰らう飢えた少年。
数式に取り憑かれた天才。
触れるものを爆ぜさせる孤独な少年。
三秒先に罠を置く静かな先輩。
欠けた者、壊れた者、異質な者たちと出会いながら、アトカは学園で自分の居場所を作っていく。
これは、欠けた少年が、欠けたまま立ち上がる物語。
そして、怪物ではなく魔術師として、誰かの隣に立つ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 20:15:52
211102文字
会話率:27%
あなたは、大切な人を看取るとき最期の言葉を伝えられるだろうか――
命の灯が静かに消える瞬間、愛と絆の深さが胸に迫る、切なくも温かな物語。
看取りの瞬間、看護師、介護士、家族のヒューマンドラマ。
最終更新:2026-07-21 20:13:27
8886文字
会話率:21%
魔力が当たり前の世界で、貴族家の四男ユキアは「魔力なし」と見られていた。
けれど彼には、前世の記憶がある。
裕福な屋敷。優しい母。騒がしい弟。少し息苦しい兄弟関係。
できることなら、面倒事には関わらず、静かに暮らしていきたい。
この世界
で当たり前のように使われるはずの魔力が、彼にはまるで扱えない。
けれどユキアは、すべてを諦めたわけではなかった。
前世の記憶を頼りに、庭の隅で小さな身体づくりを続けていたのだ。
そんなある日、彼の動きを見た一人の偏屈な老人が、わずかな違和感に気づく。
「妙な坊主だ」
静かだった四男の日常は、その出会いから少しずつ変わり始める。
魔力が当たり前のように暮らしを支える世界で、静かな日々を望む少年が、小さな違和感と向き合っていく異世界成長譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 20:10:00
215827文字
会話率:31%
南洋に浮かぶ島嶼を治める、マタラム王国。六〈ヌム〉の王子であるステノゴは、南国のおおらかな気質の島民達に囲まれて、のびのびと暮らしていた。
おいしい食べ物に一年中温暖な気候、素朴で穏やかな日々の営み――神々の平和は、この先もずっと成されるの
だと、信じて疑わなかった。三年半後、十四歳になったら、慣習通り本島を出て、ンゴボン島の首長の娘の婿になるのだ、と。
一方、北東に広がる大陸では、一月早い冬が訪れていた。大陸の北部を統べるスティンヴァーリ帝国では、熱病が猛威を振るい、人々は病魔に喘いだ。
その苦境に、好機を見出した者がいた。大陸の北と東を繋ぐ交易の地、ファールサの宰相ファルジャードである。彼は王〈シャー〉に謁見し、こう囁いた。
マタラムへの派兵を、お許しいただきとう存じます、と――。
★毎週火曜日20時掲載
(本編執筆済み)
※カクヨムサイトに掲載の同名小説と同じ内容です。
一部、下記のような描写があります。
※性描写あり(喘ぎ声なし・婉曲表現あり・同性同士あり)
※地震等の自然災害や小児の性的虐待にトラウマのある方は、ご注意ください。なお、本作品は、成年者による未成年者への性的搾取を推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 20:00:00
235510文字
会話率:27%
【2】→[https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/3235780/](https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/3235780/)
中
学一年生の君野吉郎《きみのよしろう》は、ある事故の後遺症で、中学生になるまでの記憶をすべて失っていた。
そんな彼のそばにいたのは、眼鏡に三つ編みの同級生・桜谷瑠璃子《さくらたにるりこ》。
彼女は君野の恋人を名乗り、何も分からない彼を献身的に支えていた。
しかし桜谷には、君野とキスをするたび、自分に関する記憶を失わせてしまう「呪いのキス」があった。
桜谷はその力を使い、君野を何度も自分のもとへ縛りつけていた。
そこまでするのは、彼女が「薔薇色の記憶」と呼ぶ、幼い頃の君野との大切な思い出を、一人だけ抱えているから。
一方、クラスメイトの堀田友樹《ほったともき》は、亡くした弟と振る舞いの似ている君野を放っておけず、彼を「弟」として可愛がり始める。
けれど、その気持ちは本当に兄弟愛なのか。
それとも――恋なのか。
今の君野を守ろうとする堀田。
過去の君野を取り戻し、自分だけのものにしようとする桜谷。
何も覚えていない君野を挟み、歪んだ三角関係が始まる。
やがて三人は、君野の事故と失われた記憶に隠された、ある真実へとたどり着いてしまう。
けれど、その真実を知ったとき。
君野だけは、何も知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 20:00:00
148448文字
会話率:39%
全次元最高峰、国宝どころかこの世に一つもない美しさ、最愛の人がいる男性以外を全員狂わせる「魅了の美貌」を持つ──雪代ルナ。
……だけど、その中身はエセ関西弁混じりの限界ズボラオタク!
地球時代、24時間体制でルナをストーカーから守り
抜いてきた、幼馴染の完璧超人、主夫系オカンイケメンの神藤翔と一緒に、まとめて異世界の孤島へ神から招待される。
ルナが授かったチートスキル【オタク】は、今までに見た漫画、アニメ、ラノベの能力をすべて使えるという規格外の全部乗せ。
ズボラで脱力系のルナは、いやいやながら、その無敵の能力の中から「日本のカプセル・ビジホ・高級旅館」を結集したホテル召喚をチョイスし、駄女神の私怨に巻き込まれ、馬鹿な神々から超絶ブラックな無茶振り納期を突きつけられた苦労人のおじいちゃん神様のため、「3ヶ月以内に神々が満足する一大リゾート」の開拓ライフをスタートさせる。
実は、別々の異世界に同時招待された雪代家10人姉妹は全員【オタク】、そして翔の兄弟の神藤家10人兄弟は全員【ログイン】のチートスキルを持っていた。
孤島のリゾート開発しながら、他異世界にいる姉妹と連絡を取りつつ、時には地球に帰るという生活。
今ここに胸キュン系幼馴染孤島スローライフが始まる!!
【読者様へのお願い】※本作は、テンポ重視のため1話に対するページ数が多く、また、主人公視点(一人称)と、周囲の勘違いを描く第三者視点(ナレーション)が適宜切り替わります。あらかじめご了承ください。
四十ページは書きためてますので、2週間は毎日更新させていただきますが、後に隔週連載となるかと存じます。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 19:30:00
39479文字
会話率:22%
あらすじ
警視庁捜査一課の刑事・佐々木守は、都内を騒がせる怪盗「黒面」を追っていた。
黒い面と若草色のマントを身にまとい、悪人からのみ盗みを働く義賊・黒面。
ある夜、守はついに黒面と対峙する。
だがその正体は――
十数年前に死んだはずの弟
・佐々木進だった。
兄は刑事、弟は泥棒。
互いに譲れない信念を抱えた兄弟は、東京の街を舞台に追いつ追われつの攻防を繰り広げる。
なぜ進は生きていたのか。
なぜ泥棒になったのか。
そして兄弟を引き裂いた、過去の真実とは――。
登場人物リスト
佐々木 守(ささき・まもる)27歳
警視庁捜査一課所属の刑事。
真面目で責任感が強く、不器用な性格。
正義感が人一倍強く、違法行為を許さない。
幼い頃は弟・進の面倒をよく見ていたが、ある事件をきっかけに生き別れとなる。
死んだと思っていた弟が怪盗として現れたことで、刑事としての使命と兄としての情の間で揺れ動く。
佐々木 進(ささき・しん)24歳
怪盗「黒面(こくめん)」。
黒い面と若草色のマントがトレードマークの義賊。
鮮やかな潜入技術、変装術、頭脳戦を得意とする。
金や宝石そのものより、「不当に奪われたものを取り返す」ことを目的に動いている。
軽口を叩き飄々としているが、兄にも明かしていない強い執念を抱えている。
十数年前に死亡したとされていた。
田所 恒一(たどころ・こういち)45歳
守の先輩刑事。
叩き上げのベテランで、守の教育係のような存在。
口は悪いが面倒見がよく、守を気にかけている。
黒面の正体に守が個人的事情を抱えていることに薄々気づき始める。
高梨 美月(たかなし・みづき)26歳
新聞記者。
怪盗・黒面を追う社会部記者。
警察よりも早く情報を掴むことが多く、守とはたびたび衝突する。
黒面を単なる犯罪者ではないと見ており、その行動の裏にある「ある組織」の存在を疑っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 19:16:47
14589文字
会話率:43%
防大生の「九条僚佑」と超進学校の高校生「一ノ宮誠人」異世界のラドランダーに転生し、を縦横無尽にこの大陸を駆け回る。
「九条僚佑」はシャギーとして生まれ、その後リョウと名乗り、「一ノ宮誠人」はイースとして生まれ、その後レイ名乗るようになる。
リョウは賢者の称号を持つ聖魔導士で、片手剣士。レイは錬金術士で両手剣士。
お互いが切磋琢磨して、技と技術を高めあい、不条理な世界に立ち向かう。
時に笑い、時に泣き、励ましあって、この「ラドランダー大陸」を行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 19:11:48
580472文字
会話率:45%
テーリア王国の王族として誕生した双子、アルフレッドとエメライン。
生まれながらに測定不能という規格外の存在だった双子。
そんな二人は強力な魔力と才能は魔力過多という病でもあった。
生まれてすぐに双子は「長く生きられないかもしれない」と余命宣
告されてしまう。
その現実を知った家族は「訪れるであろうその日まで双子と一緒に幸せな時間を過ごそう」と固く誓った。
双子の兄シリルの過保護すぎる愛情に見守られながら成長し出会い数々の試練を超えていく。
これは運命に抗いながら懸命に生きる方法を探す双子と、彼らを支える家族が紡ぐ笑いと涙のハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 19:02:18
18565文字
会話率:26%
前世は社畜。今世は平民──と思ったら、貴族の庶子のはずが辺境伯って何で?!
辺境でのんびり暮らしていた薬師リシアンが精霊たちの言葉が聞こえるようになって早数年。
静かな生活を望んでいたはずの薬師リシアンの周囲は、相変わらず騒がしさと謎と
魔法と──なぜか兄上たちの胃痛でいっぱい。
新しいもふもふな仲間も増えてさらに賑やかで、ちょっとおかしく、でも不思議なヒューマンドラマファンタジー。
前世から続く兄弟の関係には、少しずつ変化の兆しが見えてきて――?
※安定のリシアンは重度のブラコンです。
当作は『片耳から「ピニャー」って聞こえるけど、俺にしか聞こえない精霊だったwww』の番外編となります。
本編はタイトル上にある【耳ピニャ】シリーズのところからどうぞ。
春編最終話までは毎日投稿。以降は不定期連載となります。
【作中の記号意味一覧】
◇──◇──◇──◇──◇ 時間軸切替
*──*──*──*──* 手紙
▢──□──□──□──□ 報告書
❖──❖──❖──❖──❖ 視点切替
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-07-21 19:00:00
135858文字
会話率:37%