明治4年、旧会津藩士に使える馬丁の娘であった少女が、貧困のため身売り覚悟で上京。
そこで若く美しい華族の青年と運命的に出会い、その馭者(ぎょしゃ:馬車の運転手)となる。
怒涛のような勢いで世が変わりゆく明治初頭。その中で一歩ずつ大人の
女性へと成長していく少女「ゆき」
そして美貌の青年華族との身分違いの恋に揺れる乙女心を描いた明治浪漫恋愛ファンタジー。
登場人物
◎ゆき
15歳 女性 茶色い髪 茶色い瞳
旧会津藩家老佐川官兵衛に仕えていた馬
丁の一人娘
馬と心を通わせることが出来る
◎銀鏡 晴近 (しろみ はるちか)
22歳男性 長身 細身に見えるが筋肉
質
黒髪の長髪 黒い瞳 驚く程の美青年
華族 従三位中納言
◎粂吉 (くめきち)
歿年50歳 男性
会津藩士 佐川官兵衛の馬丁
ゆきの父
会津戦争の折、官軍の銃撃により戦死
◎みつ
女性 ゆきの母
ゆきを出産した後、まもなく死去
元は佐川家の給仕女
◎佐川官兵衛(直清)
39歳 男性
旧会津藩家老
粂吉、ゆき父子の主君
戊辰戦争で活躍 鬼官兵衛の異名を持つ
熱い心を持った人情家折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-13 21:07:42
31447文字
会話率:42%
慶長三年、上杉家は越後を離れ、会津百二十万石へ加増移封される。
新領主を迎える地では不安が渦巻き、家中では古参と新参の軋轢が芽生えつつあった。
その乱世の只中に、現代からひとりの青年が落ちる。
法学部三年──清原湊。
武芸も知識も凡人だが
、目の前から決して逃げない“心構え”だけは譲れない。
会津の村で子どもを救ったことをきっかけに、湊は直江兼続への紹介状を得る。
上杉家の行く末を左右する「不遇武将の再登用」「農政改革」「会津統治の再設計」。
大学で培った論理と誠実さを武器に、湊は建白書で家中の空気を変え始める。
やがて彼の存在は、兼続、景勝、そして前田慶次の目にも留まり、
上杉家は史実とは異なる新たな道を歩み出す。
これは──
たった一人の“覚悟”が、上杉家の敗北ルートを覆す物語。
そして、終幕に湊・兼続・慶次が杯を交わす、その夜へ至るまでの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-13 18:00:00
882193文字
会話率:41%
騙された。
列車に乗れると言われて来たのに、名簿に名前がないだの、番線が違うだの。
俺たちはクソまみれの構内に取り残された。
「次の方どうぞ」
駅員の無表情な声だけが、虚空に響いていた。
誰かが膝をつき、誰かが叫んだ。
俺は叫んだ。
「歩くぞ。会津まで。温泉に入って、全部流すんだ!」
誰かが笑った。「……馬鹿かよ」
それでも皆が立ち上がった。
***
時代は、よくわからない。
服装は江戸、武装は戦国、言葉は現代。
けれど現実が信じられない今、夢の中の方がずっとましだった。
***
山道の途中で、奴らは現れた。
野盗か落ち武者狩りか、二十人を超える連中が道を塞いでいた。
俺たちは農具しか持っていなかった。鎌、クワ、スコップ。
だが、それでも構えた。
「やるぞ!」
叫びとともに突っ込んだ。
鎌で喉を裂き、クワが背を砕き、スコップが頭を叩き潰す。
俺たちは生きた。奪われたままでは終われなかった。
戦いは激しく、泥と血で視界も足元も濁った。
仲間が傷つくたび、誰かが前に出た。
怒りと絶望と意地だけで、俺たちは全員で戦い抜いた。
そして――敵は全滅した。
誰一人逃さなかった。
どんな恨みがあったわけでもない。ただ、こちらが奪われないためだった。
戦いのあと、女たちがいた。敵の妻や娘。
震えながら睨む目を、俺はまっすぐに見返した。
「抵抗するなら、殺せ。だが、生かせるなら取り込め」
誰も逆らわなかった。俺たちはもう、命令に従う側じゃない。
命令する側に、立っていた。
***
目が覚めた。
だが、確かに――俺は、あの戦場にいた。
泥にまみれ、血を流し、鎌を振るい、命令を下した。
列車なんか、もういらない。
俺は、自分の足で、生き延びると決めたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 07:07:33
9702文字
会話率:16%
新選組隊士・斎藤一の生涯を、自分なりにもぐもぐ咀嚼して書きたかったお話。
※史実を基にしたフィクションです。実在の人物、団体、事件とは関わりありません。
※敢えて時代考証を無視しているところが多数あります。
※歴史小説、ではなく、オリジナル
キャラを交えた歴史キャラ文芸小説です。
筆者の商業デビュー前に自サイトで連載していた同人作です。
色々思うところはありますが、今読み返しても普通に自分が好きだな、と思ったのでちまちま移行・連載していきます。
現在は1週間ごとに更新していけたらと思っています(毎週土曜18:44更新)
めちゃくちゃ長い大河小説です。
※カクヨム・アルファポリスでも連載しています。
▼参考文献(敬称略/順不同)
『新選組展2022 図録』京都府京都文化博物館・福島県立博物館
『新撰組顛末記』著・永倉新八(新人物往来社)
『新人物往来社編 新選組史料集コンパクト版』(新人物往来社)
『定本 新撰組史録』著・平尾道雄(新人物往来社)
『新選組流山顛末記』著・松下英治(新人物往来社)
『新選組戦場日記 永倉新八「浪士文久報国記事」を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組日記 永倉新八日記・島田魁日記を読む』著・木村幸比古(PHP研究所)
『新選組全史 天誅VS.志士狩りの幕末』著・木村幸比古(講談社)
『会津戦争全史』著・星亮一(講談社)
『会津落城 戊辰戦争最大の悲劇』著・星亮一(中央公論新社)
『新選組全隊士徹底ガイド』著・前田政記(河出書房新社)
『新選組 敗者の歴史はどう歪められたのか』著・大野敏明(実業之日本社)
『孝明天皇と「一会桑」』著・家近良樹(文藝春秋)
『新訂 会津歴史年表』会津史学会
『幕末維新新選組』新選社
『週刊 真説歴史の道 2010年12/7号 土方歳三 蝦夷共和国への道』小学館
『週刊 真説歴史の道 2010年12/14号 松平容保 会津戦争と下北移封』小学館
『新選組組長 斎藤一』著・菊地明(PHP研究所)
『新選組副長助勤 斎藤一』著・赤間倭子(学習研究社)
『燃えよ剣』著・司馬遼太郎(新潮社)
『壬生義士伝』著・浅田次郎(文藝春秋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-07 18:50:00
440895文字
会話率:42%
慶応三年十月十四日――
大政奉還。
時代は、静かに、しかし確実に動き出した。
野州出流山。江戸と会津のほぼ中央に位置するこの地で、やがて戊辰戦争へと連なる一つの事件が起こる。
出流山事件――。
意図せずその渦に巻き込まれていく会津藩士・渡辺
平馬。
思惑が入り乱れるなか、彼にもまた、決断の時が迫っていた。
※不定期連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-04 07:00:00
2308文字
会話率:50%
戊辰戦争、二度にわたる宇都宮城をめぐる戦い。
その間、新政府軍と旧幕府軍の間で激しい戦いがあった……。
安塚の戦い――。
旧幕府軍が拠る宇都宮城と新政府軍が拠る壬生城。
いずれが相手の城を落とすのか――。
激しい豪雨の中、今後の帰趨をも左右
する戦いが始まる。
かつて分かれた土方歳三への複雑な想いを抱えながら、永倉新八は戦いの最前線に立つ。
※不定期連載です。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-16 07:00:00
13121文字
会話率:44%
戊辰戦争・宇都宮城攻防戦。
会津戊辰戦争の前哨戦たるこの戦いは、二度に亘って繰り広げられた。
短時間で宇都宮城を攻め落とした新選組副長・土方歳三の英雄譚として語られることが多い第一次。
そして、新政府軍がいとも容易く奪い返したように語られる
第二次。
果たして、これは真実であろうか?
この物語は、とある宇都宮藩士の目線を通じて、宇都宮城攻防戦の実像を余すところなく小説化したものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-26 07:00:00
28782文字
会話率:36%
なんかこう、書くしかない夜ってないすか。
ところでタイトルはマジで思いつかなかったので(「鍵」でいいじゃんって思ったけど)、面白半分にAIで自動生成しました。燈の立場で書かれているのに、雪乃の気持ちになれます。
最終更新:2026-03-01 01:10:52
2925文字
会話率:68%
昔会津に馬蔵という長者がいた。彼は外国の商人から馬刺しを教わり、馬を殺して食べるようになった。そして……。
最終更新:2026-02-17 00:00:00
1470文字
会話率:10%
「日本が沈むなら、新しい船を作ればいい」
時は幕末。黒船よりも早く、日本の一部は「産業革命」を迎えていた。 会津藩主・松平容保。彼は「悲劇の藩主」として死ぬ運命を拒絶した。 彼が手を組んだのは、幕府きっての異端児・勝海舟。
南洋の植民地
「南山(ナンザン)」からもたらされるゴム、石油、そしてレアメタル。 会津の精密機械技術と、江戸の重工業。 二人は手を組み、歴史の裏側で着々と「国作り」の準備を進めていく。
「会津は田舎へ引っ込んでいろ」 守旧派や西国雄藩による理不尽な左遷、嫌がらせ、そして戊辰戦争の足音。 だが、彼らは知らない。 会津が北へ行ったのは「左遷」ではなく、巨大なエネルギー循環機関(エンジン)を完成させるための布石だったことを。
そして運命の慶応四年。 新政府軍が意気揚々と江戸へ迫った時、彼らは目撃することになる。 大阪湾を埋め尽くす、40隻の蒸気艦隊と、日本という国そのものを空っぽにするごとき「大脱出(エクソダス)」を。
「土地はくれてやる。だが、金も技術も人材も、すべて我々が持っていく」
これは、泥と鉄にまみれた二人の男が、旧弊な日本を捨て、南の海に「南山共和国」という名の鋼鉄の国家を築き上げるまでの、壮大な建国史。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-06 12:00:00
593936文字
会話率:33%
参考文献「会津伝統野菜」著:平出美穂子氏 歴史春秋社
周りに流されるだけで自我も無く、暇な高校生活を送る田中永嗣。高校二年生の春、転校生がやって来た。転校生の会津菜緒は料理部をしたいと言い、担任から強引に永嗣は料理部に入れさせられたが、別
に暇だし、って感じで、特に文句も無く、料理部に入ることに。会津菜緒は会津愛が強い子で、時折会津野菜が送られてきて、それを調理するような部活動になった。美味しいモノ食べられればそれでいいし、まあ会津の勉強もできて、隣の県だしそれでいいと思って部活動に勤しんでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-05 11:50:00
89369文字
会話率:42%
時は永禄三(1560)年。
織田信長が今川義元を破った「桶狭間の戦い」。
時同じ頃、遠く離れた奥州は陸奥の国、
蘆名氏が治める会津黒川に一人の少年が立つ。
名を山ノ内三之丞俊勝、通称さんざ。
少年の目から見た戦国時代を描く。
最終更新:2026-01-27 22:04:51
105781文字
会話率:35%
慶長五年、秀吉急逝で混乱するさなか、会津の上杉景勝に対して謀反の疑いありと上洛と申し開きを命じた五大老筆頭徳川家康の元に、景勝の腹心・直江兼続から上洛を拒否するばかりか家康の専横を痛烈に非難する文言の書状=直江状が届けられる。激怒した家康は
諸侯を呼集して会津討伐を決行。その前夜、徳川股肱の臣である鳥居元忠の伏見城を訪れ、ある重要な下知を伝える……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-22 22:09:31
4135文字
会話率:52%
慶長五年(1600年)文月(七月)近江 佐和山城に蟄居する石田三成を大谷吉継が訪ねる。五大老筆頭である徳川家康の上杉討伐に、元服した三成の息子の初陣を促すべく説得に赴いたのだ。しかし太閤 豊臣秀吉亡き後、天下を伺い専横の度合いを深める家康に
反撥する三成は、吉継の取り成しを断り、さらに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-30 01:21:48
3178文字
会話率:50%
幕末、敗戦濃厚の幕府軍に合流すべく会津の街道を走る神谷源一郎は、主戦場へと砲台と共に移動する敵の薩長軍の一部隊と、先の戦で幕府軍の城を落ち延びた虚無僧姿の敗残兵と思しき数人が対峙し、一触即発の場面に出会してしまう。
薩長軍の鉄砲部隊に銃弾を
浴びせ撃たれ、次々と倒れる虚無僧姿の会津武士達。
ついに残り三名となった会津少年兵の三人を死地から救うため、会津の殿様に当代一と言わしめた剣の腕を持つ神谷源一郎はその腕と刀だけを頼りに、薩長新政府軍の部隊との戦闘に身を投じてゆく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2026-01-16 17:31:54
6419文字
会話率:9%
時は天正18年、東北最大の勢力を持つ「伊達家」と九州最強の勢力を持つ「島津家」、二つの武家の分家に当たる会津を治める「鬼龍家」の若き当主、『鬼龍 真斗』は家老『河上 源三郎』と共に平安京を訪れていた。
そこで真斗は平安京一の美女、『竹取(か
ぐや)姫』の求婚の為の無理難題を聞き、自身の力試しの為に難題に挑む。
かぐや姫は初め、五人の求婚者と同じであろうと考えたが、真斗の純粋な手作りの品々に心ときめかせ、真に真斗への愛を抱いた。
その後、二人は皆に祝福されながら結婚した。そして二人は天下統一の戦いや魔王による日ノ本へ侵攻、ヨーロッパへの大遠征による欧州戦没、そんな残酷も美しい戦国の世を強く生きるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-06 13:21:06
403003文字
会話率:47%
「新選組と生きた男の叙事伝説 - 散華の譜 -」
物語は、匿名で出版された。しかし、その内容は瞬く間に人々の心を捉え、口コミで広まっていく。
物語に登場する人物は、実在の人物をモデルにしており、会津戦争や新選組の戦いも史実に基づいて
描かれている。しかし、物語の魅力は、それだけではなかった。
小夜は、物語を通して、武士道とは何か、正義とは何か、そして、人間とは何かを問いかけていた。読者は、物語に登場する人物たちの生き方に共感し、涙を流し、自らの生き方を見つめ直す。
物語は、世代を超えて読み継がれ、やがて、「新選組と生きた男の叙事伝説」として、人々の記憶に深く刻まれることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-02 20:44:33
3145文字
会話率:30%
ダンスが苦手ながらも東京でアイドルをしていた神坂美紀。ある日、限界を迎えて「あの世」の入り口に立ってしまった彼女を引き止めたのは、江戸時代の商人・兼八(かねはち)の幽霊だった。
「君に死んでほしくないんだ」
ひょんなことから現世に連れ戻され
た美紀は、お喋りな幽霊を連れて故郷・島根へ。そこで開いたのは、アンティークとお面と「マジナイ」が混在する、ちょっと風変わりな雑貨屋【会津屋小間物店】。
お店に来るのは、失恋した幼馴染や地元サッカーチームの熱烈サポーターに元ファンのおじさん。
風変わりな雑貨屋を舞台としたハートフル群像コメディ。
一話、又は二話での短編としてもお楽しみ頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-12-31 12:00:00
60569文字
会話率:46%
幕末、水戸藩主徳川斉昭の19男として生まれた徳川喜徳(のぶのり)は、武家の娘を母に持つため兄弟の中でも目立たぬ存在だった。父母の愛を知らず育った彼が憧れたのは、才気に満ち政の中心に立つ異母兄・慶喜のみである。
やがて慶喜に請われた喜徳は会
津藩へ養子に入る。兄の役に立てる唯一の道だと信じて。
しかし明治元年、鳥羽・伏見で新政府軍に敗れた慶喜は会津勢を見放し、喜徳の心は大きく裂けたのだった。
「駒とて心はある」と兄に訴え、2人は決裂した。
後年、喜徳が病でこの世を去った日、その住処を訪れた慶喜は果たしてそこで、かつて自らが喜徳に贈った和歌が破かれた跡が継ぎ直され文箱に大切にしまわれていたのを知り、弟が抱えていた愛憎の深さに後悔の涙を落とすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-12-12 22:57:02
29609文字
会話率:46%
松平雪臣はある朝突然、父である桂之介から「養子を迎える」と告げられる。
養子となる総理大臣の異母弟・喜徳を地元選挙区である会津へ案内するよう命じられ、雪臣は不安と戸惑いを抱えながら恭四郎、綾と共に旅に出る。
しかし会津で彼らを待っていた
のは喜徳だけではなかった。
恭四郎の過去を揺るがせた女・萱野たつ子、そして彼女を裏で操るアメリカ人実業家アームストロング。
恭四郎とたつ子の大学時代の同窓生・神保修の死を巡る未完の感情が掘り起こされ、雪臣と恭四郎の心はすれ違い、深く傷ついていく。
やがてたつ子の陰謀によって雪臣は誘拐され、横田基地へと連れ去られる。
恭四郎、隼人、そして雪臣の伯母である照を中心とする警視庁組織犯罪課は雪臣を救うべく危険な作戦に踏み込む。綾もまた、後悔と覚悟を胸に単身その渦中に飛び込んでいくのだった。
過去の罪、誤解、嫉妬、そして愛。それぞれが誰かを傷つけ誰かに救われながら"赦し"は静かに形を変え、雪臣と恭四郎の絆を新たに結び直す。
彼らはようやく気づくのだった。"赦し"こそが人を未来へ進ませる唯一の光であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-12-05 23:11:14
112945文字
会話率:57%
満月の光が照らしたその夜──三人の剣士の運命は、時を越えた。
労咳で死を覚悟した沖田総司、甲州へ向かう土方歳三、会津へ馳せ参じた斎藤一。三人は突如1943年の病院で目を覚ます。そこは第二次世界大戦中の日本。彼らを救ったのは、会津藩士の末裔に
して軍医の山川文雄だった。
「歴史では敗れた俺達だけど、この時代ならまだ救えるかもしれない」
「この国が二度と滅びぬよう、歴史を変えよう」
剣の時代から銃と爆撃の時代へ。日本に待つ沖縄戦と原爆投下──三人はこれ以上、関係の無い命が失われる事が無い様に、失った仲間と誓いを胸に、負けられない戦いへと再度足を踏み入れていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-12-03 01:31:34
7755文字
会話率:44%
絶望的な状況に流れ着く運命にある新選組と会津。その2つが辿る未来を亡き祖母から聞いていた医学生、古賀隼人。ある日病院の実習中に意識を失い、幕末の京都、新選組隊士として転生する。広大で残酷な歴史の大河に抗う一人の異形の新選組隊士の物語である。
最終更新:2025-11-06 16:26:58
265198文字
会話率:19%
会津の町娘の花。 白虎隊の隊士の晋太郎に恋焦がれて追いかける。
そして、いつかは両手に銃を持ち晋太郎を守りながら戊辰戦争に挑む。
最終更新:2025-10-20 06:00:00
190296文字
会話率:20%
明治十一年、開国間もない日本に四人の外国人がやってきた。英国の女性探険家エリザベス、ドイツの哲学者リヒター、アメリカの科学者ウィルソン、フランスの芸術評論家マリー。彼らは西洋文明の優位性を信じて疑わず、「後進国」日本を観察するつもりだった
。
しかし、日本で目にしたものは予想を遥かに超えていた。茶道の精神性、職人の技術、武士道の美学、そして何より日本人の心の豊かさ。最初は理解できずに批判していた彼らだったが、通訳の田中と日本女性千代の案内で真の日本文化に触れるうち、自分たちの価値観が根底から揺さぶられていく。
会津での戦争体験者との出会い、富士山での精神的体験、そして数々の日本人との交流を通じて、四人は「文明とは何か」「進歩とは何か」という根本的な問いと向き合うことになる。
偏見から理解へ、批判から共感へ──異文化との真の出会いが四人の人生を変革していく感動の物語。現代にも通じる国際理解の重要性を描いた、心温まる文化交流記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-13 18:07:13
31249文字
会話率:51%
高校生・榎木湊は、修学旅行で訪れた会津若松の飯盛山で突然倒れてしまう。次に目を覚ますと幕末の会津戦争の只中にいた。彼は白虎隊の少年兵「酒井峰治」となっており、戦場で混乱と恐怖に直面する。
湊は当初、誰が味方かも分からず、剣すらまともに扱え
ない未熟者だったが、戦火の中で仲間たちとの絆を深め、徐々に成長していく。現代の記憶と歴史の現実の狭間で葛藤しながらも、「生き延びて歴史の真実を伝える」という使命感に目覚める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 23:14:38
20581文字
会話率:26%