ーーある日、世界から春が消えた。
春の化身であり、天涯孤独とされる幻獣ユニコーン 。その唯一の例外とされた小柄なユニコーン のサフィーは、ある時自身の森を訪れた魔術師アリトンと友達となり、彼から友情の証として"月下石のペンダン
ト"を与えられた。それから10年後、悪霊ウェンディゴが溢れ、永遠の冬が続く光景を目の当たりにしたサフィーは、世界に春を取り戻す為に旅に出る。その過程で、彼女は様々な人間と出会っていき……。
人を知らぬ幻獣が人の二つの側面を知る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:41:55
14221文字
会話率:68%
突如異世界に放り出された普通の大学生、黒須零士。目を覚ますと、荒野に立つ彼の前に現れたのは、液体金属から成る擬似生命体のAI「ウル」だった。ウルとの奇妙な融合を果たし、未知の力を手に入れた零士は、名ばかりの「東京」と呼ばれる中世風の世界で
生きる術を模索する。
魔法や異能がなく、「魔法結社東京」でのハンター登録も拒否された零士は、猫に侵食した擬似生命体AI「ナル」と共に、生存と力を求めてダンジョンへ足を踏み入れる。彼らは魔獣を捕食する度に「侵食率」が上昇し、人間を超えた力を手に入れていくが、その代償は彼の人間性の蝕まれることだった。
新しい仲間、美少女リーナも加わり、彼らの前に立ちはだかるのは新宿から現れる恐ろしい敵「東京マザー」。未知の力を駆使して挑む零士たちだが、彼らが得るのは勝利だけではない。異世界の強者たちとの遭遇は零士に新たな試練をもたらし、その戦いが彼の力をさらに試す。
ダンジョンの秘密を解き明かし、次々と現れる謎に立ち向かう零士たち。しかし、ウルは彼らが直面する危機の背後にさらなる真実があることを感じ取る。新宿ダンジョンの閉鎖を経て、彼らは未探索の中野ダンジョンへと足を進めるが、待ち受けるものはただの冒険ではない。
零士はこの未知なる力を駆使しながら、零士は自分が何者であり、何を成すべきかを探求する。しかし、「侵食率」の増加とともに、彼の人間性が次第に失われていく中で、元の世界への帰還という目標を果たすためには、新たな自我と異世界での新生を選ぶべきか、切実な選択を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:36:55
19927文字
会話率:7%
強制的に異世界へ転移させられたレンは、魔法が溢れる世界で魔力を持たず、「魔力なしの無能:選ばれざる者」として軽蔑される厳しい現実に直面する。しかし、彼は特殊な魔導書「憑依召喚」を得る。これは使い手に強大な力を貸すが、同時に使い手の精神を侵食
し、身体を召喚した者の支配下に置く危険を秘めた代物だった。この魔導書の力と、自身がこの世界に転移した本当の理由――神々の争いに巻き込まれた「黄金の者」の仕業と直面し、レンはこの混沌とした勢力に挑む決意を固める。
共に旅する妖精のルナと、幽体のクロウ。そして転移者村の翔子とともに、レンは強制転移の連鎖を終わらせるべく、彼らは神界への道を求める旅に出る。その過程で、勇者が持つ神から下賜された魔導書を奪い神界への扉を開く試みは、勇者の命を奪うという深刻な代償を伴う。彼らの目的は、この世界を混乱に陥れる元凶、「黄金の者」を倒すことだ。しかし、「憑依召喚」の魔導書を使用することで、レン自身も狂気の淵に立たされる。
力と引き換えに、自らの身体と心を危険に晒し、彼は真の強さとは何か、自らを変える力と、力を変えるための自らの意志を深く問い直す。
果たしてレンは、黄金の者を倒し、強制召喚の連鎖を止められるのか? その戦いの果てに、レンと彼の仲間たちは何を見出すのか?
そして存在を問われる「異世界の共犯者―神はもう許さない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:00:00
51721文字
会話率:24%
「カズキ、マガイ物製作の『ニンベン師』は追放だ!」
「え? でも本物には及ばなくても、安くて効果があるならと……」
「もう一度いうな? 『ニンベン師』はクビだ。偽物を作る奴はここには置いておけない」
散々安くコキ使われて、挙句の果てに
は偽物だからと追放された。
俺の異世界転移は、世知辛い。
スキルや職業でもなく、種族としての『ニンベン師』で職業はクラフター。
作るものすべて(偽)とつき、看破されるとすぐバレる。
種族のレベルを上げると作れる幅が広がる謎仕様。
経験値ギャンブルを通じて一発逆転を狙い作り続ける。
俺はどこまでいっても看破で見破られて、偽物なのは変わらない。
本物より偽物が劣るなら、本物を超えればいい。
本物を超えた偽物作りの種族ニンベン師がゆく、無双物語。
どうぞ、看破のご利用はお早めに。
※アルファポリス・カクヨム・小説家になろうで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 08:00:00
148220文字
会話率:40%
その日、全ての人類の裏に神々の声が響いた。
「求めれば能力を与えん!」と。主人公・青山稀は、優しさだけが取り柄の冴えないサラリーマン、32歳独身、彼女いない歴32年のドーテーだった。
神々から与えられた能力を悪用した犯罪に巻き込まれて重傷を
負う。気を失いかけながら、「チート能力」を望む。
目が覚めても、何の変化も無い自分にハズレスキルだったとガッカリするが、「女性変化」と言うよく分からないスキルが付与されている事に気付く。
思い切って「女性変化」のスキルを使うと、何と全世界でたったの3人しかいないSSSランクだった。
しかし、女性に変身している間しか、チート能力を使う事が出来ないのであった。
異世界転生ならぬ、「性別転生」となった主人公の活躍をお楽しみに!
ちょっぴりHなリアルファンタジーです。
第1部は序章編。→死んで転生するまで
第2部は魔界編。→転生後は魔界へ
第3部は神国編。→神に攫われて神国へ第4部は西洋の神々編。→復讐の幕開け
第5部は旧世界の魔神編。→誕生の秘密へと続いて行きます。
最後までお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:32:57
697897文字
会話率:55%
この物語は5部編成のうちの第4部となります。
第1部 短編小説〜序章編〜
主人公・青山瑞稀(32歳 男)からチート能力を得て20歳の女性として生まれ変わるまでのストーリーです。
第2部 連載小説〜魔界編〜
女性として生まれ変わった瑞稀が闇魔
法『影の部屋《シャドウルーム》』を唱え、影の世界の深淵にある魔界に行き、魔界を統一するまでの物語。
ラストで瑞稀は神に連れ去られてしまうが…。
第3部 連載小説〜神国編〜
魔界は神々が濡れ衣を着せられ、流刑にされた地であった。瑞稀は魔族の悲しみと怒りを背負って神々に挑む。
天界を制圧し、人間界に戻って来ると、戦争を行っていた人類に嫌気が差し、人類を滅ぼした後、生き返らせ、暴力による争いを禁じた。もう2度と人が戦争をする事はない。人類に平和が訪れ、瑞稀が人間界を去るまでの物語。
天界に戻って来た所から第4部は始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 10:32:55
57954文字
会話率:32%
短編小説「その日、女の子になった私 〜序章編〜」のスピンオフ作品となります。
男の青山瑞稀がチート能力を授かったけど、女性に変身しないとその能力が使えないのだ。
1話完結スタイルの小説となります。
尚、序章編の続編として、「魔界編」「神国編
」「西洋の神々編」(連載中)があります。
これらはHなシーンが多い為、R15作品ですが、ご興味を持たれた方は併せてお読み下さい。
感想、評価、いいね、お待ち致しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 11:09:56
61474文字
会話率:37%
この世界では、15歳になると神から「天恵」という特殊な力が与えられる。古き時代より人々はこの力で、人生を謳歌したり世界を発展させたりしていた……らしい。
そんな古臭い話、今の時代じゃ誰も口にしない。天恵なんてマユツバな代物、誰も欲しない。
知ろうともしない。考えてみりゃ当然だ。自分の思い通りのものかどうかも分からないのにわざわざ高い金を払ってお告げをもらおうなんて、誰も考えない。少なくとも、俺の暮らすこの街では。恵神も天恵も、もはや完全に昔の伝説に過ぎない。俺の周りにも誰もいない。「天恵」を得た人間なんてのは。
世界も俺も誰もかも、天からの恵みなんて忘れている。今はそんな時代。だけど、俺は知らなかった。まさか天恵で、俺の人生が大きく変わる事になるなんて。
俺の名はトラン・マグポット。
19歳の誕生日を機に、俺の運命は動き始める。そう、あいつと一緒に。
ようこそ俺たちの店へ。 これは天恵を告げる、神託師の物語。
※スマホの方は「1行16文字」の設定でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:30:59
274192文字
会話率:32%
アメリカ合衆国のデンバー北西部にある先端技術開発区画にある研究施設で事故が発生し、有害物質が周囲に拡散したらしい。
事故対応に向かった消防隊や警察から次々と先端技術開発区画に向かったのだが、彼らからは、要領を得ない応援要請が届くだけだった
。
先端技術開発センターから次々と車で避難する者達が、次々と交通事故を引き起こしてさらに事故を拡大していく。
どうやら有害物質の拡散は偽りで、研究中の遺伝子改造を行った生物がBSL-4(バイオセーフティレベルの最高レベル)を誇る区画より外に出てしまったらしい。
後にヒドラウイルスと名付けられた遺伝子改造生物は、幼生を傷口から新たな宿主の血管を伝わり脳内に至ると脳の組織を自らの組織に置換していくらしい。
さらに神経組織や筋肉組織までもがヒドラウイルスに置換されていくことで元の人間以上の力を持つことになる。その結果知性が無い生存本能だけで動き回り、新たに人を襲うことになる。
いわゆるゾンビそのものだ。
そんな事故現場近くでサマーキャンプに参加していた6人のハイスクール生徒の1人の視線で物語が始まる。
ラジオで状況を確認しよとしていた時に、友人の父親からの通信が届く。一方通行の通信だが、それを信じて避難場所からの脱出が始まる。
ゾンビを倒しながら何とか友人家族と合流すると、早急に町を離れることになった。
ロッキー山脈の西にある友人の父親が所属する協会の拠点へと向かう途中で、アメリカ軍による核を使った都市攻撃が始まる。
どうにか拠点へと到着したところで、もう1つの脅威が襲い掛かる。ロッキー山脈の冬だ。
冬の間に傍受した通信内容によると、アメリカの住人の9割以上がゾンビ化してしまったらしい。残された生存者は1千万人を下回っているらしいが、政府は混乱している状況だ。
比較的近い場所で生き残っていた人達と合流し、近くの小さな町からゾンビを掃討していることが軍に知られて、軍と共同でゾンビを掃討することになる。
町のゾンビを掃討しながら、アメリカ軍を維持してきた兵站基地の制圧が当面の目標になるようだ。それが間に合わないと、ゾンビ相手の銃弾や兵器が枯渇してしまいかねない。
さらには穀倉地帯の穀物集積所を早めに奪回することも、飢えを防ぐうえで重要な課題になりそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:30:00
1643867文字
会話率:39%
異世界召喚によってやって来た勇者が魔族に捕われた王女を救う。
ありふれた話なんだが、その世界に勇者達がたくさんいた場合はどうなるんだ?
王女が救出されたという知らせを勇者達の1人である俺が受けた時は、鮮やかすぎる王女を救出した勇者の手
際を疑う事しかできなかった。
せっかく魔族の巣窟である宮殿まで攻め上ったんだが、王女は離宮と呼ばれる場所にいたようだ。距離にして数百m程の距離ではあるがトンビに油揚げをさらわれた感じになる。
だが、考えてみるとおかしくないか? 俺達の前に他の勇者はいなかった。王女を救出した勇者は最初から離宮を目指したに違いない。
そんな情報を俺達は知らなかったんだよな。とりあえず王命は絶対だ、直ぐに帰ることになったのだが、俺達を待っていたのは王女救出を成功させた勇者達からの毒盃だった。
辺境でのんびり暮らそうとしている俺達に、その仕打ちはあんまりじゃないか?
どうにか危機をすり抜けて王都を去ることはできたんだが、そっちがその気ならとことん邪魔をしてやらねば気が済まない。
先ずは現状の地位を利用しての領地経営を頑張らねばならない。何とか討伐軍を撃退するだけの戦力早めに作らないと、俺達の命がいくつあっても足りなくなりそうだ。
※ 番号末尾に(R)と(M)でリオン視点、マルデウス視点を区別してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-18 18:54:17
642361文字
会話率:40%
「君を愛することはない!」
鳴り響く鐘の音の中で、三年の婚約期間の末に結ばれるはずだったマルクス様は高らかに宣言しました。隣には彼の義理の妹シシーがピッタリとくっついています。私は笑顔で「承知いたしました」と答え、ガラスの靴を脱ぎ捨てて
、一目散に式場の扉へと走り出しました。
え?悲しくないのかですって?
そんなこと思うわけないじゃないですか。だって、私はこの三年間、一度たりとも彼を愛したことなどなかったのですから。私が本当に愛していたのはーーー
◇よくある婚約破棄
◇元サヤはないです
◇アルファポリスで先行公開中
◇本編は49話で完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:26:46
102165文字
会話率:49%
ウルトラブラック企業で働く新名アヤは、終電を逃してしまい、飲み屋で一人時間を潰していた。慣れない深酒をした挙句、泣きながら上司の愚痴をダラダラ話し出してしまうが、そんな彼女の話を黙って聞いてくれたのはアルベルトと名乗る男。
一夜明けて
目を覚ましたアヤのことを男はニーナと呼び、自分たちはアルファとオメガの番であると言う。慌てて家を飛び出すも、そこはコンクリートジャングル東京ではなく、全く見知らぬ田舎町だった。
泣き喚くアヤを抱き締めて頭を撫でてくれるアルベルトは、自分は聖人であり、アヤを管理する立場にあると伝える。アヤはニーナとしての自分の立場に混乱するが、なんだかアルベルトを見ていると妙な喉の乾きを覚えて……
泣き虫転生ヴァンパイアのオメガと聖人腹黒アルファの番は前途多難!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 22:07:12
64417文字
会話率:53%
平凡な男爵令嬢メリザンドの結婚相手に決まったのは、美しき貴公子・バルテ侯爵リュシアン。
密かに憧れていた殿方と結婚できるなんて、夢みたい。良き妻になれるよう、精一杯努力しよう……。そんな決意を胸に、あれよあれよという間に侯爵夫人となったメリ
ザンドだったが、リュシアンからは放置され、初夜さえ訪れない。
そしてある晩、久しぶりに帰宅したリュシアンに告げられる。「お前と結婚したのは、国王の愛人にするためだ」と。しかもただの愛人ではなく、『公式寵姫』となることが既に決まっているのだと。
実は、メリザンドは三年も前に国王に見初められており、裏で準備が進んでいたのだ。
国王の愛人なんて、そんなのぜんぜん嬉しくない。メリザンドがなりたかったのは、あくまで『リュシアンの良き妻』だったのに。
怒りと悲しみでいっぱいになりながら国王の元へ向かうメリザンドだったが、国王から情熱的な愛の告白を受け、公式寵姫となることを決意する。冷たい夫より、自分を愛してくれる男の傍にいよう、と。
こうして、メリザンドの華やかな宮廷生活が始まったが……。
※いろいろな史実を元ネタにオリジナル要素を加えた作品です。ご承知おきのうえ、お読みください。
※他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:20:00
172400文字
会話率:35%
王国近衛騎士のカラフは、輝くような美貌の持ち主で、「明星(みょうじょう)の騎士」と呼ばれている。
夏のある日、カラフは王から「地方で静養中の王妃の護衛任務」を命じられる。
命に従い静養地へ向かったカラフ。その晩、彼の元に王妃が忍んでくる。
「ずっと以前から、お慕い申しておりました。どうか今夜一晩だけ、あなたのものにしてください」
切実な王妃の想いに心打たれたカラフは、王妃と甘く熱い夜を過ごす。
二人の関係は一晩限りのはずだった。
しかし、燃え上がった不義の恋の炎はやすやすと消えず、夏の間、二人は激しく求め合う。
果たして、許されざる恋路の果ては……。
※ハッピーエンドですが、シリアスかつビターな作品になります。
※カクヨムにも連載。
※ムーンライトノベルズに掲載している小説のR15改稿・改題版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 19:22:19
40064文字
会話率:24%
「カルミラの民」。それは、美しい容姿と超常の力で人間を誘惑し、生き血を啜る吸血種族。
ヴィオレットは始祖の血を引くカルミラの民で、強大な力を誇示して奔放に振る舞い、「宵闇の女王」とあだ名されていた。しかし最愛の者に裏切られ、力の一部を奪わ
れてしまう。
心身ともに傷付き、嘆きながら日々を生きるヴィオレット。
そんなある日、死にかけていた人間の男に気まぐれで己の血を与えた。男の肉体はヴィオレットの血を受け入れ、カルミラの民の血を糧とする「超越者」として蘇った。
自分の境遇を理解した男は、命を救ってくれたヴィオレットに献身を誓い、ヴィオレットも男に血と愛を捧げる。
再び幸福な日々が始まるはずだった。
しかし、始祖の血を引くヴィオレットと、その血を飲み人外の力を得た男が平穏に生きることを、運命が許さなかった。
同胞の陰謀や、未だヴィオレットの心を囚え続ける「一度目の愛」が二人に迫る。
※「異世界ファンタジー」としていますが、歴史、文化、風俗などの世界観は限りなく近代西洋に近いです。神話や読み物など、現実世界と同名のものが登場します。
※カクヨム、エブリスタでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 17:00:00
347572文字
会話率:35%
ある日、突然異世界に転移してしまった日向。言葉も通じず文化も違う。見たこともない獣に襲われ、命からがら逃げ惑う日々。
そんな中、日向は傲慢な騎士が率いる一団と行動をともにする事になる。威圧的な騎士に怯える日向とは逆に少しずつ彼女に興味を持つ
騎士。
数奇な運命に翻弄されながらも懸命に生きていく日向と、挫折を知らない高潔な騎士の成長物語。
日常であり非日常の毎日に、日陰者、日向者、それぞれの立場や思いが交錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:05:43
13387文字
会話率:24%
アーサーは国のため、ステラの国と彼女の両親、弟を殺し、滅ぼした。彼女が五歳のときだ。
侵略、略奪は世の常。敗戦国が辿る末路は往々にして悲惨だ。それが国を護る者の努めだと、皆が言う。
義は誰にあるのか。
罪は誰にあるのか。
ステラはときに虫を
食べ、泥水を啜って、そうやって生きながらえた。王族としての誇りも人間としての矜持さえも捨てた。アーサーを殺すことだけが生きる糧だった。
※人によってはバッドエンドにも捉えられると思いますので苦手な方は自衛してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 00:00:34
3814文字
会話率:14%
ある晩のこと、ワーキングプアの俺はいつものように眠りについた。ところが翌朝、目が覚めたのは異世界だった。しかも俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。国王になったから酒池肉林のヒャッハーかと思えば、そんな甘い期待は瞬時に崩壊
。ここは斜陽国家のアルカナ王国。ご多分に漏れず国家財政は火の車。外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。妹のキャサリンに脳筋女戦士レイラ、エルフやドワーフも登場して大騒ぎ。俺はアルカナ王国を復興させて弱肉強食の中世異世界を生き残ることができるのか。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:02:08
321012文字
会話率:58%
◆ふと目が覚めると、異世界に転生していた久保たもつ(34歳)。転生先は「結界LV1」のスキルを持った6歳の子供。しかも身分は「奴隷」。最悪で苛酷にしか見えない状況から脱出し、次から次に降りかかってくる厄介ごとに翻弄されながら、前世からの夢で
あった「平穏な暮らし」と「美女に囲まれたモテモテライフ」を叶えるため、彼は今日も全力で奮闘するのであった。
●一部バッドエンドがありますが、最終的にはハッピーエンドになるよう、物語を構成していきます。
●作者のリアルの仕事の都合で、週二回の更新(火・金)ペースで頑張ります。
★【コミック三巻発売!】
2020年10月24日にコミック版『結界師への転生③』が幻冬舎バーズコミックス様より発売されました。とらのあな様と電子書籍では購入特典として、オリジナルポストカードが配布されます(無くなり次第終了)。美しいクール皇女と、かわいい泣き虫王女が登場して、見どころ満載の内容に仕上がっています。巻末にはオリジナルSS「美味しいパンを出すお店」も同時収録されています。
★【コミック一~二巻発売中!】
『結界師への転生』の世界が、装一様の絵で見事に表現されています。重版もされまして、感謝の言葉もございません。巻末には書下ろしのSSが収録されています。
★【絶賛コミカライズ中!】
2018年10月12日より幻冬舎のコミックブースト様(https://comic-boost.com/series?category=14)にてコミカライズされました。作画担当の装一さまにより、拙作の世界観がわかりやすく、美しく表現されています。
★【書籍版、発売中!】
双葉社、モンスター文庫様より一巻~五巻が絶賛発売中です。小説版でしか読めないエピソードが多く収録して、大幅に内容が充実しています。WEB版での誤字・脱字、辻褄が合わない点につきましては、こちらで修正しております。
★ブックマークが30,000を突破しました。ありがとうございます! ただし、WEB版はあくまで「下書き」。是非、書籍版を読みなされ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:00:00
3146601文字
会話率:57%
ふと気が付くと、神の住む天界にいた19歳の青海一馬(おうみかずま)。
そこで聞かされたのは、突然死してしまったということ。だが、元々ひきこもりで、人生に夢も希望も見いだせなかった彼は、その死を粛々と受け入れようとする。しかし、事はそんなに
単純なものではなく、彼は神様のミスを隠すために、無理やり転生させられる。しかもそこには、お金をはじめ、無限にアイテムが収納できて腐らない袋など、色々と役立つアイテムが付いていた。そこで彼は、前世で得たネットでの知識を活用しつつスローライフを目指して、第二の人生を送ろうと決意したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 09:00:00
822975文字
会話率:61%
のんびり新作VRMMOをプレイするはずのクロウは、気が付いたら魔王さながらの悪役プレイヤーになっていた。おかげで周りの人から勘違いされまくるクロウだが、本人は気づいていないようで...?
最終更新:2024-04-26 09:00:00
464522文字
会話率:56%
Last Lander
VRMMO黎明期から親しまれている王道のVRMMOを始めた鹿道 龍平
4人パーティ推奨ゲームでソロを貫くコミュ障訳アリプレイヤーとして、彼は一体どんな物語を紡ぐのだろう。新感覚?個性派ボッチプレイヤーで征くVRMMO
冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 00:25:03
58891文字
会話率:49%
十年前にかけられた呪いが、朝目覚めると解かれていた。
期待する私に真実が告げられる。
同じ様な呪いが別人の手によって再びかけられたと。
私、女の子。女の子なんだから~!
女だった私は十年前の呪いで男として生きてきた。そして再び女に
戻った私は、やっと愛しのケリエル様のそばにいられると思ったのに、呪いは解けていない上に彼からの対応は妹のままで……。
ん? 周りの生暖かい空気はなんだろう?
女だろうか男だろうか、幼かろうか年頃だろうか一切関係なく溺愛してくる腹黒彼氏に、天然少女はいつ気付くのか?
両片思いが、ただひたすらイチャイチャしているお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:00:00
199655文字
会話率:29%
知的な美少女、淑女の鑑。と勝手に決めつけて、自分の息子三人の誰かの嫁になってくれと、無理矢理顔合わせをさせる国王陛下。
お友達の宰相の娘だからって、理想の女にするのはやめてください。と逃げ回るメアリール様が捕まったのは、よりにもよって一番出
来の悪い第三王子。
面倒くさいと放っておいたら、いつの間にか他の女とイチャつきはじめる残念王子に、早く婚約破棄してくれと願ってしまう。
そんな時、他国の王子が留学してきたのだが、意外とメアリール様とは気が合った。しかも彼には見覚えが……。
そんな二人に癇癪起こす第三王子と、何故か逃げ切ったはずの第二王子も絡み、妻子ある第一王子までもが変な目で見てくる。
これは、恋愛を面倒くさいと言う公爵令嬢メアリール様の物語である。
以上、メアリール様腹心の侍女、カチアからのあらすじでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 09:00:00
217374文字
会話率:28%
お調子者の29歳サラリーマンが転生したのは、乙女ゲームの悪役令嬢のついでに断罪される攻略対象者のモブ弟。しかも脳筋。いや、そりゃあないって。
とりあえず目覚めたのは赤ん坊からなので、生き方さえ変えりゃあどうにかなるかな?
えっと、こうして、
ああして、そうして……ぐぅ……。
気が付けば眠りに落ちていて思考はまともに働かない。恐るべきは赤ん坊の体。
第二王子とはいえモブだし、誰にも注目なんてされないでしょう。どうにか幸せに穏便に、ひっそりと生きていきたいです。
でも庇護欲そそる可愛い仔犬に会っちゃった。彼女を守る為には、ちょっと頑張ろうかな。
あれ? 穏やかなモブの生活はどこいった?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 09:00:00
261662文字
会話率:35%
【マジックグロウズオンライン】
2030年に発売された世界初の完全フルダイブ型VRMMORPGでありこれまでのゲームを全て過去の物にしようとしているゲームの名前であり一つの世界の名前だ。
「その根底にあるのは圧倒的なまでの自由だった。それは
クエストにも言える事だが、このゲームではクエストは無限に存在する。いいやただ無限と言える程ある訳じゃ無い本当に無限なんだ。わが社で開発した最新式人工知能セフィロトの樹が可能にしたのは、世界を作り出す事だけじゃないそれはNPCに人格を与える事になった。そんなNPCは各々自分の考えで行動して自分の考えで実行する。そんな存在は人間と変わりないと思わないかい?さぁ我々は歓迎しよう新たなる世界の夜明けに誰でもいい例え根源的悪人でも聖者でもだれでもプレイすればよし我らはそれを歓迎しよう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:00:00
17571文字
会話率:27%
特性「本の虫」を選んで転生し、3度目の人生を歩むことになったキール・ヴァイス。
17歳を迎えた彼は王立大学へ進学。
その書庫「王立大学書庫」で、一冊の不思議な本と出会う。
その本こそ、『真魔術式総覧』。
かつて、大魔導士ロバート・エルダー
・ボウンが記した書であった。
伝説の大魔導士の手による書物を手にしたキールは、現在では失われたボウン独自の魔術式を身に付けていくとともに、
自身の生前の記憶や前々世の自分との邂逅を果たしながら、仲間たちと共に、様々な試練を乗り越えてゆく。
彼の周囲に続々と集まってくる様々な人々との関わり合いを経て、ただの素人魔術師は伝説の大魔導士への道を歩む。
魔法戦あり、恋愛要素?ありの冒険譚です。
※カクヨム様で連載していたものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 09:00:00
834847文字
会話率:33%
五属世界はついに一つになり、来るべき魔族どもとの戦いに備えることになった。
とはいえ、現状で戦力と呼べるものは乏しく、人族世界に芽生えた新しい息吹を起点とし、これを早急に育てる必要に迫られていた。
その根幹となる両輪、冒険者ギルド
と国際魔法庁はようやく人族世界の各国間連携の基盤を完成させようとしていた。
国際魔法庁は人族世界に存する6つの国に各国支部を設立し、シルヴェリアの本部を統括とする国際組織を完成させる。
そして、冒険者ギルドもまたソードウェーブに本部を興し、支部もすでに5か国に設置、残すところはアーレシアだけとなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 09:00:00
141197文字
会話率:34%
レトリアリア王国の国内紛争を解決したアルたち冒険者ギルドの面々は、エリシア神から託された任務を進めるべく、次の接続基へと向かっていた。
闇の軍勢「魔物」たちの動向も少しずつ動きを見せる中、アルたち一行は新たなる種族との邂逅を果たす。
シル
ヴェリア王国から世界に波及した魔巣問題と魔物たちとの戦闘、その裏にうごめく謎の存在。これに立ち向かうための4世界の共闘はなされるのか?
ついに世界の終焉の時が迫る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 07:27:37
165011文字
会話率:35%
魔術大国アベイタは、庶民も含めて全員が使い魔を持っている。
これは、そんな国の物語。
最終更新:2024-04-26 09:00:00
38168文字
会話率:27%
外務大臣であるエドヴァルド・アハマニエミの三女ビルギッタに、国王陛下から結婚の命が下った。
お相手は王太子殿下の側近の一人であるダーヴィド・フィルップラ侯爵子息。
明日(!)からフィルップラ侯爵邸にて住み込みでお見合いを行い、一週間後にお
披露目式を執り行う。
これは、その一週間のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 09:00:00
28980文字
会話率:42%
白鳥絵里(しらとり えり)は、仕事の帰り道、駅ビルにあるお花屋さんで鈴蘭を見た。
きれいだな、と、思った。
もうそんな季節か、とも、思った。
一歩を踏み出したとき、彼女は森の中にいたし、なんで? と思うより先に何かに追いかけられている、と
、本能が察した。
逃げた彼女を助けたのは、格好いい女騎士。
彼女ベアトリクスと共に、絵里が日本へ帰るための旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 09:00:00
242658文字
会話率:48%
天界の図書館の司書だった天使が、デジタル化によりリストラ。
転生後、図書館で培った知識で、無双していく物語。
最終更新:2024-04-26 08:54:31
50290文字
会話率:74%
この作品は、主人公カイルが異世界転生しても、人生観が変わらず現世のまま苦悩にぶつかるお話。
人の人間性や人生観を描写した異世界転生系ダークファンタジーです。
最終更新:2024-03-02 14:34:37
100886文字
会話率:61%
幼くして両親を亡くしたエディットは、遠縁にあたるオーブリー子爵夫妻の元に引き取られて育った。子爵夫妻から、亡き両親であるバロー侯爵夫妻の借金を肩代わりしてやった代わりに死にもの狂いで働けと命じられ、毎日ひたすら働くエディット。長年虐げられ、
子爵邸から一度も外に出たことのなかったエディットだが、ある日突然義妹のデビュタントとなる王宮での夜会に同行させられることになった。緊張と恐怖に震えるエディットは、その会場で体の大きな騎士団長マクシムから声をかけられる。しかし極度の緊張でパニック状態になったエディットは、とんでもない粗相をしてしまう。
その後すぐに、マクシムからオーブリー子爵邸に、エディットと結婚したいとの申し出があった。実はマクシムは“氷の軍神騎士団長”の異名を持つ辺境伯で、その戦歴と威圧感のある風貌で皆から恐れられている人物であった。オーブリー子爵夫妻は様々な思惑の中、エディットをマクシムのもとに嫁がせることを決める。
恐ろしい辺境伯からひどい扱いをされるのだろうと怯えていたエディットだが、意外にもエディットにメロメロに優しいマクシム。甘やかされ溺愛されるエディットは、徐々にマクシムに心を開いていく。
だがマクシムは初夜の時から、エディットの様子がおかしいことを不審に思っており──────
引き取られた家で愛されず虐げられて生きてきたエディットが、一途な愛を与えてくれるマクシムの元で幸せになっていくストーリーです。
※全年齢向けで書いておりますが、性的な行為の表現が何度も出る感じになってきたので一応R15にしております。
※いつものご都合主義ですが、どうぞ温かい目で見守ってくださいませ。
※こちらの作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:39:17
82115文字
会話率:47%
「愛しているよ、エルシー…。たとえ正式な夫婦になれなくても、僕の心は君だけのものだ」「ああ、アンドリュー様…」
王宮で行われていた晩餐会の真っ最中、公爵令嬢のメレディアは衝撃的な光景を目にする。婚約者であるアンドリュー王太子と男爵令嬢エル
シーがひしと抱き合い、愛を語り合っていたのだ。心がポキリと折れる音がした。長年の過酷な淑女教育に王太子妃教育…。全てが馬鹿げているように思えた。
嘆く心に蓋をして、それでもアンドリューに嫁ぐ覚悟を決めていたメレディア。だがあらぬ嫌疑をかけられ、ある日公衆の面前でアンドリューから婚約解消を言い渡される。
深く傷付き落ち込むメレディア。でもついに、
「もういいわ!せっかくだからこれからは自由に生きてやる!」
と吹っ切り、これまでずっと我慢してきた様々なことを楽しもうとするメレディア。ところがそんなメレディアに、アンドリューの弟である第二王子のトラヴィスが急接近してきて……?!
※作者独自の架空の世界の物語です。相変わらずいろいろな設定が緩いですので、どうぞ広い心でお読みくださいませ。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 19:00:00
131983文字
会話率:46%
「君だけをずっと想っているよ」
幼いあの日、あなたはたしかにそう言ってくれた。
そして、優しく愛を紡いでくれたその唇から今、私を拒絶する冷ややかな言葉が浴びせられる。
「僕は君を愛することはない」──────
最終更新:2024-02-02 23:02:24
7831文字
会話率:42%
気付いたら目の前に私の死体があって、何故か異世界で12歳の女の子の体に私の魂も一緒に入ってしまっていた。しかも女の子は意識ないから女の子の体は私の自由自在。え? なんで死んでないの? そんな事可能なの⁈ 女の子の魂が弱ってるから可能性?
でも、私が復活の為に魂抜けたら、女の子が死んじゃうかも? それはダメじゃん。同じ体に居候させてもらうので、かわりにお姉さんがあなたが生きたいと思えるように周りにチョット手を入れていきますね。25歳の現代人女が12歳の令嬢の境遇に記憶喪失設定で改革をもたらす!ご令嬢の大変さを身にしみながら、医療の知識を披露したり、個性的な婚約者候補達に困惑したり、夢の魔法の世界に興奮したり、なんだ楽しいじゃん!もっと楽しくいこうよ!人が変わったような女の子に異世界人達は翻弄され、千の笑顔を咲かせるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:36:34
264179文字
会話率:26%
角無しとして貴族の末妹として生まれた魔族の少女ミュリナは、魔族社会においては人族と見做されるため、奴隷のように酷使されて過ごしきた。
魔族社会は9歳になると魔法の適性測定を行うのだが、実家は適性さえわかれば一人で生きていけるだろうという暴論
により、彼女を独立(追放)させることを決定する。
緊張感をまといながら適性測定に臨むも、明示されたのは無適性。
絶望に包まれる彼女であったが、善人エルガおじいさんに拾われることで一命を取り留める。
エルガさんに生き方を学びながら16歳となった彼女は、幼いころから夢見ていた勇者になろうと決意する。
だが、ちょうど人族領の国境を越えたところ、自分は魔王であることを知るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:32:31
88257文字
会話率:43%
ネトゲが好きすぎて、ネトゲのために時間を切り詰め、ガチャのために過労状態となりながらも仕事で金を稼いでいた俺はそのネトゲの世界に転生する。
そこは魔法を除けばすべてが現実世界の物理と科学の法則が適用される世界だった。
生前が技術職だった俺は
、前世の知識を駆使してこのネトゲ世界を満喫しようとするのだが、剣を振るのはおろか、薬草採取もワンクリックでできていたネトゲに対し、ここではすべてが手作業。
わずか三か月で違和感を感じ始めるのと同時に、俺はパーティを追放されてしまうのだった。
仕方はなしに、辺境の村でまずはこの不便過ぎる文明を発展させるところから始める。
そして、最終的にはネトゲをつくってこの世界でもネトゲを満喫することを目指していくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 10:12:21
259684文字
会話率:55%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する。
そんな彼女は、婚約発表のパーティーの帰りにアクシデントに遭遇してしまい、しばらく意識が戻らない。
そうして目覚めたエメリーヌの横には、なぜか犬猿の幼馴染がいて──。
婚約者のふりから逃げようとしたエメリーヌが、記憶喪失のふりを思いつくと、レオナールの様子が一変──。
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー開幕!
※他サイトにも投稿中です。
※本業と商業作品に関する作業、作品の投稿を優先させるため、感想への返信は、当面お休みいたします。ご理解のほどよろしくお願いします。
ですが、いただいた感想は大切に読みますので、読者様のお声を届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 08:31:27
91825文字
会話率:39%
自分の価値に気付いていないマーガレットは、この国きっての資産家、ブランドン辺境伯と結婚することになった。
社交的な妹リリーと比べられた人生で、初めて自分が必要とされた出来事だ。
ブランドン辺境伯の元へ、幸せの絶頂を噛みしめながら、
初めて夫に対面するマーガレット。
「マーガレットだって! 俺が結婚を申し込んだのは、リリーだ」
「この結婚はただの間違いだからな。離婚可能な時期となる半年後までの手違いの夫婦だ」
待っていたのは、妹リリーへ結婚を申し込んだはずのブランドン辺境伯。
こんな事になったのは、妹リリーの我儘のせい。
この結婚は、マーガレットに内緒のまま、リリーから押し付けられたものだった。
辺境伯が求めていた妻は、当主不在の時に、気難しい個性を持った従者達をまとめて屋敷を仕切れる気概。
「マーガレットが、気難しい叔父上と交流があるのは驚きだな」
到底マーガレットには出来ないと思っていたが、屋敷にいる偏屈な人物達がマーガレットにどんどん従順になっていく。
「薬を作るって、マーガレットが!」
リリーの特技だと思っていた、薬草を煎じた薬作り。実はマーガレットの特技だと知った辺境伯。
マーガレットに恋心を寄せ始め、離婚を取り消したい。
なのに、鈍感な妻は夫から逃げ続ける。
夫からの必死のアプローチも空しく、妻には想いが伝わらない。
「俺との離婚祝いか、お前たちの結婚祝いか知らないが、マーガレットへの最初で最後の贈り物だな」
夫が隊長を務める兵士の1人へ、妻が想いを寄せていると信じ込み、身を引く夫。
離婚の期限が迫ったその時、妹リリーがマーガレットと辺境伯の前に現れた。
我儘なリリーは自分に届いている悪条件の縁談話を押し付け、離婚予定の姉に代わって、辺境伯の妻の座を手に入れようとする。
夫はリリーを追い返すが、それでも2人が両思いであることに気付いていない手違いの夫婦。
その気持ちは、些細な事をきっかけに通じ合う。
正式な夫婦になった2人が王都の社交界で見聞きしたものは、自分の価値に気付いていない、マーガレットの本当の評価だ。
効果抜群の薬を作るのに鈍感すぎる妻と、口が悪いのに紳士的な夫の、すれ違いラブコメディー。
一途に妻を想う俺様口調の必死な片想いは、何をして、何を言えば成就するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 21:38:17
117938文字
会話率:25%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する──。
※小説家になろう様には、すでに【長編版】を投稿中です。
※他サイトにも投稿しております。
■長編タイトル
◤私にだけ冷たい 最後の優良物件 から、〖婚約者のふり〗を頼まれただけなのに、離してくれないので【記憶喪失のふり】をしたら、別人に変貌した公爵令息から 溺愛されてます。◢
■長編のあらすじ
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー!
■長編のURL
https://ncode.syosetu.com/n4617iu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 12:33:52
27219文字
会話率:44%