冬の帳村と呼ばれる小さな村で生きる十七歳の少女──新奈は、物心付いた時から孤独な日々を過ごしていた。新奈以外の、その村で生きる人たちは、雪が降ると当日の記憶を無くしてしまうからだった。自分と話したことも、一緒に過ごした時間も、雪が降ると全
て忘れられる。そんな孤独な日々を過ごす内に、新奈はそこにあるはずのない白い部屋をみるようになる。
村の中には、この世に生まれてきたことすら親に忘れられてしまった子供達が集められている、妖精たちの庭と呼ばれる児童養護施設があり、新奈は物心付いた頃からその施設で暮らしていた。ある日を境に同じ施設で暮らす新奈の彼女である沙羅、そして友人である湊と共に、施設に対して違和感を抱くようになる。新奈達の胸の中でちいさな芽を出したそれが疑心へと移り変わった時、施設の本当の正体や新奈がみる白い部屋の存在、そしてこの村で起きていた呪いのような現象の秘密が次々と明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:12:16
19260文字
会話率:47%
海での不慮の事故で父を亡くし、それからは母親が営んでいる弁当屋を手伝いながら学校に通っていた莉乃は、既にこの世を去ってしまった父と手紙を通してやり取りしていた。返事が届くと海鳥たちが歌を歌う。その話を唯一信じてくれたのは莉乃よりも二つ年下で
幼馴染の晴だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:04:04
11705文字
会話率:57%
朝が生まれた。梨紗子は毎朝、そう口にした。
くじらの胃の中のようにすっぽりと開けた空間が広がる家で夫と2人で暮らす梨紗子。以前は明日美という名の娘と三人で暮らしていたが、今はもうこの家にいない。連絡を取る手段すら無かった。そんな二人の元に
一通の手紙が届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 22:28:55
5004文字
会話率:44%
北東北の「駅弁大学」で一年間モノクロな生活を送ってきた田中逸郎。そんな彼の日々は新入生・中嶋弥生との出会いで彩りはじめる。雪のように純粋な弥生に惹かれる逸郎。だが、ある日を境に、弥生は突如としてネットの片隅で危うい「別の顔」を見せ始める。逸
郎は彼女の変貌に心を痛めながらも、ミステリアスな同級生・ファインや、世話焼きな後輩・由香里との関係を深めていく。現代の若者たちのリアルで切ない「ヰタ・セクスアリス(性の記録)」を描く青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 17:00:00
215086文字
会話率:35%
【なんでこいつら配信でラブコメしているの?】
都内専門学校の声優科に通う彼女は『ささやきささえ』という名前でVTuber活動を行っていた。
苦学生のささえは格安アパートに住んでいる。
格安たる所以は部屋の壁に大穴が空いており、隣室
が丸見えであること。
ささえが専門学校に通い始めて1年。
隣室はずっと空き部屋だった。
いくら格安とはいえ、壁に穴の開いている部屋に契約する人など自分以外に居るはずないと思っていたのだけど……
「——あっ、初めまして。今日隣に引っ越してきた者でございます」
壁からひょこっと顔を出して挨拶してきた男性。
しかも配信中だった。
『ブフォwwww』
『隣人フラとか初めてみたわww』
『神回確定ww』
『切り抜き動画アップするわ』
盛り上がるチャット欄。
そして配信中に引っ越し蕎麦を置いていく男性。
ささえの日常は終わりを告げるかと思われたが、彼女は気丈にもその状況で配信活動を続けていた。
もちろん隣室には配信の生声が丸聞こえである。
「~~~~っ! こうなったらお隣さんにも配信者になってもらいます! 私ばっかり恥ずかしい目にあってたまるか!」
日常が変わったのはささえだけではない。
この俺——夏川翠斗もVTuberの世界に飛び込んでいくことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 07:00:00
99575文字
会話率:57%
第一話
ショッピングモールの受付嬢とテナントのCDショップ店長の不思議な休日を描いたラブストーリー。保守的な彼女の実家で、代役の彼氏を演じる鮭野。それを見守る受付嬢、沙織の故郷足利で、鮭野は火中の栗を拾えるのか?
第二話
横浜のお伊勢さん。
大学受験に失敗した魚住は、中学時代の同級生映美とばったり再会する。クラス一の美女も受験には失敗したようだ。悔やむ魚住をなだめる映美はどこか彼の生き様に微笑みのエールを送ってくれた。そんな二人の青春の行方はいかに……。
以後 オムニバス形式で短編が紡がれていく神明社の見える風景と物語である。数話、神明社以外の神社も登場。御縁とロマンスを満喫してほしい短編集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 11:25:21
111542文字
会話率:30%
情報技術の進歩による情報化社会の発展により、在宅で仕事をする人間が増えてきた。
内容こそ多岐にわたるものの、必要なのは知識か技術、もしくはその両方だ。プラスコミュニケーション能力も必要かもしれないが、そこは『社交辞令』や『ビジネスマナー
』という技術を身に着け、『コンプライアンス』に注意し、『ハラスメント』に当たらないよう振る舞いに気を付ければ問題ない。
だから田舎暮らしの中卒でも、実績があれば生活に支障はないと彼、荻野睦月はそう思い込んでいた。
……住んでいた田舎町が廃村になるまでは。
お陰で睦月達は近くの地方都市に引っ越し、この歳で通信制高校に通う羽目になった。家業を継ぐとかでない限りは、最低でも高卒資格を持っていないと、社会では潰しが効かない。進学でも公務員試験でも就職活動でも、生きていく上では高卒でギリギリなのが現状だ。
そして引越日当日。荷物を纏めて車に乗り込もうとする睦月を呼び止める者がいた。
睦月の父、秀吉だ。
彼は部屋に睦月を呼びつけると、開口一番こう告げた。
「睦月……お前とは親子の縁を切る」
「どうした親父。とうとう頭がバグったか?」
「…………酷くね?」
その会話を発端として……睦月の未来は、多難の予感で溢れることになった。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
R15版掲載先
『小説家になろう様』
『アルファポリス様』
『カクヨム様』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 12:00:00
858321文字
会話率:47%
バー『Alter』の雇われ店長兼バーテンダー、抽冬淳は紆余曲折な人生を経てすでに三十代。どこぞの地方都市にある廃ビルの地下フロアで、今日も今日とてシェイカーを振る……わけではなかった。趣味の家庭菜園で育てた収穫物でお通しを作り置きしては、
ある意味同業の常連客を相手取る日々。変わったことと言えば、当時まともに交流していなかった中学のクラスメイト達が、常連として通うようになったこと位だろう。
別に同窓会等で再会し、旧交を温めた結果とかでは断じてない。単に副業の都合で、偶々顔を合わせただけに過ぎない。だからこそ、淳をはじめとした常連達は思う。
『社会の裏側も、存外狭い』
と。
雇われ店長兼バーテンダーこと抽冬は、オーナーである『―――』の受付担当だった。おまけに『バーの利益は求めていない』からと、腕の方は期待されていない。
なのでこの話は、世界で唯一『バーテン』の蔑称で呼ばれても不自然ではない男と、常連をはじめとした周囲の人間達が駄弁るだけの物語である。
『この物語はフィクションであり、登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在するものとは一切関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 00:00:00
42151文字
会話率:49%
秋の涼しさが冬の寒々しさに変わろうとしている中、私は一人、近所の公園に来ていた。学校で嫌なことがあり、すぐ家に帰らずに立ち寄ったのだが、そこでとある男性と知り合うことになる。
その男性は話を聞く限り、社会不適合者で指名手配された逃亡犯の
はずなのに、何故か別居しているお父さんを思い起こしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 00:00:00
108445文字
会話率:46%
舞台は近未来の日本。
AI技術の発展によってAIを搭載したロボットの社会進出が進む中、発展の陰に隠された事故は多くの孤児を生んでいた。
孤児である主人公の吹雪六花はAIの暴走を阻止する組織の一員として暗躍する。
※この作品は「カクヨム」に
も掲載しています。
※本作が初投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 22:08:01
327666文字
会話率:37%
秋、文化祭を控えた高校。
出し物が演劇に決まったクラスで、それぞれの想いが揺れる。
役を演じすぎて、自分を見失った天才役者。
最後の一行がどうしても書けない脚本家。
純粋な気持ちで絵が描けない美術班。
文化祭を成功させたい生徒会長。
過去
に縛られ、歩み出せない教師。
彼らの気持ちが交錯するとき、
空白だった物語が、静かに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 21:00:00
25065文字
会話率:24%
蔦森善吉は、罰ゲームの一環で、ひとりの少女に告白した。
少女の名前は、恋仲ひな緒──声を持たない、喋ることができない彼女だった。
冗談のつもりだった。
でも、返ってきたのは一枚のノートと、一発のビンタだった。
これで終わるはずだった。
けれど、世界は少しずつ崩れていった。
善吉の手の中で、静かに、でも確かに音を立てて。
これは、
誰かを傷つけた少年が、
声を持たない少女と出会い、
何かを赦し、何かを壊しながら、再び立ち上がる物語。
声がなくても。
名前を呼べなくても。
それでも届くものが、きっとあると信じて──。
※本作には、心理的に強い描写やショッキングな展開が含まれます。
※一部、暴力・トラウマ・精神疾患等を想起させる表現があります。
読者の方によってはご不快に感じる可能性があるため、閲覧の際はご注意ください。
※本作は毎週金曜20時に更新予定です。(初回は1〜4話同時公開)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
22998文字
会話率:25%
滝沢あおいは物心つく前から自宅の離れにある祖父が経営する鉄工所に遊びに行くのが日課だった。
様々な工具が置かれている工場で彼女の興味を惹いたのは「旋盤」。
毎日、祖父や会社の人たちがひたむきに向かう姿を見て育ったあおいはその世界を自分も
見てみたいと思った。
そんなことを感じ始めた時、あおいにとって大事な有ることが起きる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 20:06:41
10746文字
会話率:53%
静岡県の田舎町にある神川ゴルフ練習場。
そこは今どき珍しく個人営業で、打席の数は22席と少なく、自動でティーアップされる装置も無いような寂れた練習場だ。
経営者となるティーチングプロ・神川佳斗と小学生の息子・陸斗(この物語の主人公)、そして
佳斗の妹・夏目美里の三人で切り盛りしてきたが、もはや限界。
お客さんは大手の練習場に取られ、廃業寸前であった。
そんな時、佳斗の友人である大内雄介プロが訪ねてきて、こう言った。
「もう、ここで営業は厳しいだろう。どうだ、もしよかったら、私の専属キャディ―にならないか? キミの力があれば、私もまた輝ける。そうなれば、いずれここを再開させることもできるようになるのではないか?」
その言葉は、ある意味自分本位。
だが、彼は長年の付き合いから、そう言わなければ佳斗がこの話を受けないと知っていた。
そして、佳斗も。
「わかった。少し考えさせてくれ」
そう答え、妹と相談。息子の了承も得て、廃業を決めたその時だ。
「たのもう」
そんな昔ながらの訪問を告げた者がいた。
朝陽瑠利。
しがないティーチングプロでしかない佳斗を師事し、廃業寸前だった練習場を救うヒロイン。
そして、いずれは世界へ羽ばたいていくことになるプロの卵だ。
その彼女と共に成長し、朝陽のように眩い輝きを放つ瑠利をずっと間近で見てきた陸斗は、いつしか同じ舞台へ立ちたいと願うようになる。
そして二人は……。
といった感じですね。
物語は、佳斗が息子に事情を説明するところから始まります。
前半は瑠利を中心に描き、後半はその彼女に憧れる陸斗のお話。
舞台設定は神川ゴルフ練習場を中心に描いていますが、競技での熱い戦いもあります。
※ このお話はフィクションであり実在する人物、宗教、団体とは一切かかわりありませんので、ご了承ください。
本編にはゴルフに関する専門用語や知識も出てきますが、これらはあくまでも個人的な見解であって、正しい理論を保証するものではありません。勉強はしていますが、プロの監修を受けたわけではありませんので、勘違い等、多数あるかと思います。
ルールなどもこのお話独自のものを採用していたりしますので、ご注意を。
最後にゴルフ練習場での仕事経験もありませんので、これらも勝手な空想です。
これまでの経験から判断してのアレンジであると、了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:12:18
185254文字
会話率:36%
全9話 9,742文字の短編完結済です。
夢を追って上京した祐介、29歳。
チャンスは来ず、バイトに追われる日々。
選ばれなかった現実の中で、それでもなお“夢を選ぶ”という行為に、彼は答えを見出していく――。
静かな再生の物語。
最終更新:2025-05-11 20:08:27
9751文字
会話率:11%
初代世界大会で優勝した俺、八神翔(やがみかける)はとある事情でその後姿を消していた。
ある日、久しぶりに大会で無双してちやほやされたいと思い、めちゃくちゃ魅せプしたが、うっかりサブ垢でやってしまい……
その結果、『期待の新人』として騒がれ、
VTuberとしてスカウトされてしまう!!
違う……『最強の復活』として騒がれたかっただけなのに……
でも、こうなってしまったからにはVTuberとなって1から無双してやろうではないか!!!
※カクヨムにも掲載しています。
また、カクヨムで現代ドラマ日間・週間・月間1位、カクヨムコン10エンタメ総合部門で日間・週間1位を獲得しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:00:00
138072文字
会話率:36%
大好きなラジオ番組「R-MIX」を聴こうとした高校生のフクチは、パーソナリティが突然、若い少女に代わった事に衝撃を受ける。謎の新人パーソナリティ・ハルカ、彼女の正体は一体?
ラジオが好きな省エネ男子高校生と、ラジオスターを目指す女子高校生
の青春物語。
各エピソードに使っている名曲達も宜しければ耳に添えて。
https://is.gd/RtQA0T
更新は第二・第四の水曜もしくは土曜の18時です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 11:23:01
132806文字
会話率:43%
児童養護施設の隣に建つ三階建て一軒家タイプのシェアハウス「ネーブル」。ここに暮らす金子ミサ、荻野茉菜、槙野猛、柄本錦、飯田智秀の男女5人。シェアハウスの名前の由来ともなっている、庭に植えられたネーブルオレンジの木は癒しを与える存在。穏やか
な空間で織りなされる現代ドラマ。その影に潜む復讐劇が幕を開ける。
■■■以下 あらすじ■■■
第二章の内容
ネーブルオレンジに可愛らしい花が咲いたある日の夜、住人が木の下であるものを見つけた。それは籠に入った産まれて間もない子供と2枚の手紙。この子をどうするのか。そのことで住人同士に巻き起こるいざこざを、子供を守りたいという信念だけで住人たちは突き進むことに…。
第三章の内容
類以を養子として迎え入れるため、仕事と育児に奮闘する夫婦。彼女との結婚が決まり、引っ越すことになった飯田。その中で、新たな住人、百井夢花が越してきた。しかし、百井の自由過ぎる性格によって、住人たちは翻弄されていく。気遣う先住人と、デリカシーがない新住人との関係が、後に大きな歪を生むことに…なる?
第四章の内容
記念フォトを撮りに行った先で、カメラマンとして働くシェアハウスの元住人、柄本と再会。そして、柄本の妻と息子とも関係性を持ち始めた荻野や類以たち。楽しい生活が送れる、そう思っていた矢先、話は思わぬ方向性へと転換することに…。
第五章の内容
あれから一年の時が経過し、類以は二歳の誕生日を迎え、言動がどんどん活発になっていった。そして、その年の八月初旬、荻野が槙野との子供を妊娠していることが判明。夫婦は四人で暮らすために、シェアハウスを出て行く決断を下す。ただ、そのタイミングで金子も新たな一歩を踏み出していて…。
第六章の内容
百井は類以を連れ、シェアハウスから離れた実家に帰った。人見知りを発揮する類以。両親は懸命に類以と娘に向き合うが、思わぬことで口喧嘩に発展。翌日3歳の誕生日を迎える類以を残し、百井は一人で実家を出た。類以と両親に、思いの丈を綴った手紙を遺して…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 20:00:00
181184文字
会話率:69%
※本作品は、電波異能+ギャグです。
シールドルームに閉じ込められた俺は、空腹の果てにWi-Fiルーターをかじってしまった。
結果──電波が見えるようになった。しかも、感情パケットまで読める。
同期女子への恋と、外資系恋敵との抗争。そして、迫
る地球滅亡。
頼みの綱は、俺の電波と、YouTubeの全アーカイブ。
世界を救う(かもしれない)最終電波バトル、開幕!
軽いノリの電波ギャグ小説
全3話・完結済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 20:45:06
5090文字
会話率:23%
作者の脳から直通で生み出された濃ゆい短編集。どこからでも読めます。今現在続き物が一つあります。
ストックが無くなるまで目次順に毎日投稿でございます。そしたらのんびり投稿になります。
————————
【眠り姫と王子様役】 ←題名
・植物状態
の女性を飾り立てて欲情する男の話 ←簡単なあらすじ
・現代ドラマ ←簡単なジャンル分け
【ううむ】
・小説家志望の男女とジャンル違いの話
・現代ドラマ
【渡り鳥を営む】
・真夜中のサービスエリアで車を止める悪魔と天使の二人組
・現代ファンタジー
【浅瀬の希望】
・成熟すると男性から女性へ性転換する人魚の種族の、夫婦になることにした元男の子二人の話
・ハイファンタジー
【これぞ夏の風物詩】
・どこかのアパートの一室で暮らす、花火と祭の精霊
・現代ファンタジー
【彼女遥々】
・中学生だった私はあの日歌っていた名も知らない女性に恋をした__
・現代ドラマ or ガールズラブ
【気泡】
・センチメンタルな中学生の、アルコールへの憧れと不眠
・現代ドラマ or 詩・童話
【投影】
・壊れたくって夜のバーに飛び込んだ女子高生と寂れたバーの女主人
・現代ドラマ
【ふきのとうは雪の下】
・いつも通りかかる花屋の店主に思いを寄せる女の子と元ヤン店主
・ラブコメ
【笑い方が好きだってだけだった】
・外に全く出ずに二人で暮らす男女の秘密
・現代ドラマ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 17:00:00
27322文字
会話率:42%
クリープハイプさんの、「おやすみ泣き声、さよなら歌姫」に影響されて作った短編です。
最終更新:2025-04-29 09:10:36
963文字
会話率:22%
幻覚と幻聴、クラスの森下くんは、僕にこの症状を相談してくる。
僕は、精神科に行た。
最終更新:2025-03-26 21:45:00
4651文字
会話率:60%
設定資料集っていうジャンルが何処にもないのはバグでしょうか? 不詳この私、失踪することにかけては右へ出る者の今まで居なかった程度には覚え明るいですので、ちゃんと脳の中身が出切ればいいのですが、もしやあればこのvol.1も完結せぬうちに去っ
てしまうやもしれません。どうぞそうならぬよう、ご監視いただければこれ幸いな次第。
作品自体はなんでもない現代ファンタジー×現代ドラマ×SFの小説風世界設定資料ですので、せいぜいが皆様の創造的想像の蓄えとなる程度でしょうが、何卒一瞥下されば狂喜乱舞ご披露致す所存であります。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-29 08:15:59
284文字
会話率:0%
地上げ屋って、冷たい仕事だと思っていませんか?
主人公・広瀬宏典(ヒロさん)は、“人情と誠意”で土地と向き合う異色の交渉人。
舞台は東京の下町。再開発に取り残された家々と、そこに暮らす人々。
「街づくりは、心を置いてきぼりにしない」
不動産
×ヒューマンドラマの新感覚リアル小説。
地上げ・交渉・下町・昭和・人間関係・社会派――
そんなキーワードに惹かれる方へ贈ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 06:00:00
22245文字
会話率:39%
真っ白な紙に鉛筆を走らせては手を止める。何度も書きなぐった幾千幾万の線が、命を吹き込まれる日は来るのだろうか。デザイナーになる。夢の扉ははるか遠く、道は険しかった。
銀河の星屑のように、無数の宝石のような輝きをちりばめた世界。千代紙模様の筒
を覗き込むだけで、心は夢の世界へと飛び立ち自由に駆け巡る。サラサラと音を立てる半透明の欠片の形は、刹那の調和を作っては消えていく。煮詰まった気持ち、苦しみに息が詰まった鼻先に、混沌と無意味をもたらす。それは美しく、心の平衡をもたらしながら、未来への地図を描くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 19:22:17
7245文字
会話率:13%
大学時代に下宿代がなく、安アパートに住んでいた千歳は、ゴミ屋敷と近所からも揶揄されるほど片付けが苦手だった。部屋の中には足の踏み場もないほど物が溢れ、台所はインスタント食品の残飯が異臭を放つ。劣悪な環境にも慣れ、いつしか心もゴミだらけになっ
て自堕落な生活をしていた。そんなある日、片付けの達人が現れ生活が一変する。そして片付け神まで現れ千歳は広い世界に目を向け始めるのだが ───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 20:58:08
7136文字
会話率:23%
マンションのベランダで、草花を育てる趣味を持つ僕は、仕事に行く前に必ずする習慣があった。水やりをしながら、話しかけるのだ。花には命があって、人とわかり合えるものだと思っている。そして今日も、静かに語りかけた後、カバンを肩に下げて駅へと向かっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 21:15:05
7392文字
会話率:31%