とある小売店で働いている真昼。
最近の楽しみは、寝る前に布団の中で小説を読むことだった。
好きなジャンルは異世界恋愛。
その日夜遅くに帰宅した真昼は、この日も布団にくるまって小説を探していた。
***
【短編】性悪女と罵られた伯爵令嬢は
、通りすがりのヤンデレ騎士に溺愛される
***
最近は読んでいなかった溺愛もの、今日はこれに決めよう。そう思って読み進めるうちに、疲れていたのかいつの間にか寝落ちをしてしまう。
そして朝になって目覚めたら、そこは寝る前に読んでいた小説の世界だった。
どういうこと!?
しかもそこは、真昼の嫌いなキャラクターの部屋だった。
※10万時未満の中編連載の予定です。
※のんびり更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-09 21:11:49
3329文字
会話率:21%
人の記憶を奪う蝶が飛ぶ世界。
蝶の名は、紫純琥珀蝶【しじゅんこはくちょう】。
蝶と言葉を交わすことができる北白川結葵【きたしらかわゆき】は、気味の悪い存在として家族から虐げられてきた。
これからもずっと一畳分の部屋だけが、自分の世界を形成し
ていくと思ってきた。
妹の美怜【みれい】と華族の筒路森悠真【つづじもりゆうま】の婚約が纏【まと】まる、その日。
紫純琥珀蝶は婚約の場を乱すために、姿を見せる。
ひらひら舞う。
蝶が、桜が。
闇夜に溶けていく、薄い紫色と儚い桃色。
それだけを眺めていられたら、どんなに幸せなことだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-09 20:40:00
20998文字
会話率:39%
神と人が共に生きる列島国家・常世国では、神の代替わりと同時に術を持つ複数の巫女を後宮に招き、成人の儀式で正式な花嫁を選ぶというしきたりがある。
澄珠《すみ》は、八つの時に契約して後宮入りし、花神とは幼なじみのように育った、花神の最初の
花嫁候補。花神の様子が突然変わってしまったことに疑念を抱き、偽物ではないかと疑うが、後から後宮に入ってきた妹の琴に寵愛姫の座を奪われ――。
何かを隠している様子の他の二人の花嫁候補と、花神・千夜との思い出の場所にいつもいる、煙管をふかす謎の男。
この後宮には誰をも惑わす偽りの花が咲いている。
※「カクヨム」にて完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-09 20:10:00
40924文字
会話率:31%
大正時代。名家同士の権力争いが激化する中、花本心結は久我勝吾と政略結婚する。しかし勝吾は愛人(冴)を作るなど、徹底的に心結を虐げた。
ある日、冴が怪我をし焦った勝吾は、何でも直す『だまり屋』へ駆けこむ。店主のナギから「一番大事な物を直す代
わりに二番目に大事な物をもらう」と言われ、迷うことなく冴を治し、心結を手放した。
絶望する心結へ、同情したナギが結婚を申し込む。
「俺は皇ナギ。今日からお前は、俺の妻だ」。
久我家よりも力のある皇(すめらぎ)家へ嫁いだ心結。懸命に店の手伝いをする彼女に、無関心だったナギの心が動き出す。しかし、ナギにはとある秘密があって――。
これは愛と生きがいを見つける二人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-09 18:40:00
65415文字
会話率:48%
強力な治癒能力を持つ孤児の少女・春ノ助は、治癒に長けた名家の長男にも関わらず能力が開花しなかった日登清冬と婚姻させられる。長年姿を見せなかった清冬が初めて姿を見せたのは、春ノ助の力を奪い、己が治癒能力を使えるようになってから。「能力を奪った
今、お前は用済みだ」と離縁を突きつけられた春ノ助は、無理やり能力を取り返し屋敷を後にする。その後、血眼で探す清冬は、なんと遊郭で働く春ノ助を見つけてしまい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 23:25:03
8574文字
会話率:55%
「まずいわ…!」初夜の寝室でエメリアはここが前世読んでいた小説の世界だと気づいた。
自分は不幸系(ドアマット)ヒロインの実母。
皇帝ギルフォードの妻としてヒロインを産んだ後、物語が始まる前に死んでしまう。しかも後に継母などに虐められるヒロイ
ンを、己の手でも傷つけてから。
そんなドアマットなことをしてもさせてもいけないと、王宮から逃亡する手段を探すのだが…
虐げられヒロインである娘を全力で守りたい皇妃と、そんな皇妃を逃がしたくない皇帝のお話。4話完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-08 21:46:39
68470文字
会話率:36%
婚約破棄された朱音は、伯爵令嬢の身から一転、遊郭へと送られた。今日は遊女として水揚げされる日。心の傷で声を失った自分が、まともな接客ができるだろうか?最後の神頼みで、朱音は遊郭にある稲荷神社へと足を運んだ。そこで出会ったのは、一匹の美しい狐
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-08 20:05:22
5542文字
会話率:11%
獣人ゆえに隣国の王に侮辱され、うっかりキレたランダ。ならば獣っぽく怖がらせてやろうと「最も高貴なる処女を生贄に捧げよ!」と言ったら、やってきたのは既婚者であるはずの、隣国の王妃エリュアだった。彼女が来たのも、母国でキレた結果で……/虐げられ
ていたお飾り王妃と都市国家を率いる獣人執政が、それぞれの立場を尊重しつつ非常識な国王をやり込めて幸せを掴もうと頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-08 12:26:55
40191文字
会話率:43%
『華の加護』がすべてを決める国で、ただ一人『無華』として生まれた少女すみれ。
虐げられ、存在を消されて生きてきた彼女は、ある日、皇族に連なる男の邸で目を覚ます。
恐怖と諦念の中で触れる、これまで知らなかった静かな優しさ。
これは、価値を持た
ないとされた少女が、自身の居場所と運命に向き合っていく物語。
表紙イラストは、やすお (Xアカウント:@KanKnive)さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎無華の花嫁 / 木風 やすお折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-06 07:02:22
99146文字
会話率:19%
この国では、人は生まれながらに一輪の『華』の加護を持つ。
その『華』がもたらす『異能』こそが、身分も価値も人生も決めるすべてだった。
伯爵家に生まれながら、ただ一人『華』を持たずに生まれた朝霞すみれ。
『無華』と蔑まれ、家族からも存在を数
えられないまま、静かに息を潜めて生きてきた。
そんな彼女の前に現れたのは、皇族に連なる五条宮家の嫡男である暁臣。
強大すぎる『異能』を宿し、誰とも距離を保って生きてきた青年だった。
本来なら交わるはずのない二人。
けれど彼は、すみれにだけ向けて、妙に静かな視線を向ける。
理由は語られない。
ただ、彼女の存在が、この国の価値観に小さな亀裂を入れていく。
政略、家の思惑、歪んだ序列。
『無華』であるがゆえに軽んじられてきた少女は、やがて「例外」として、否応なく注目の渦中へと引き上げられていく。
――選ばれる理由は、まだ明かされない。
これは、何も持たないはずだった少女が、世界の秩序を静かに揺るがしていく。
©︎無華の花嫁 / 木風折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-05 06:10:00
710文字
会話率:8%
ポラリス・クライノートは両親に虐げられる女子高生。
過酷な日々を、友人と兄の存在、そしてかつて恋した男の子を想うことで生き延びていた。
そんな折、ポラリスは王国の王都を結界で守る『聖女』の次期に選定される。
不自由を強いられるという聖女に
なることに絶望しながらも、生きることを諦めないポラリス。
彼女の使用制限だらけのスマートフォンに、親友ローザベルから一通のメッセージが届く。
『もうすぐ守護騎士さまがお迎えに行くよ!』
その通り現れたのは、聖女や次期聖女に一人ずつ付く守護騎士。
ポラリスの守護騎士となったのは黒い翼を有する妖精烏(ようせいからす)の中性的な美青年。
なんと彼はポラリスの初恋の人リヒト・フローレスその人だった。
保護されたポラリスは新たな生活を始める。
思ったよりずっと快適な日々に優しい人々。誰より優しく頼りになるリヒト。
ポラリスはやっと手に入れられた優しい世界のために、次期聖女としてがんばろうと決める。
そしてリヒトへの恋心も再燃して――?
※『虐待』描写を含みます。
※『触手』『男の娘メイド』『甘々』描写を含みます。
※同名義の前アカウントで投稿しておりましたものを、改稿のち再投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-23 08:00:00
87333文字
会話率:37%
両親を亡くし、父の友人の家に引き取られたフィオナ。
けれど待っていたのは、義母と義姉からの冷たい扱いと、孤独な毎日だった。
「迷惑をかけないように」
そう言い聞かせながら生きる、地味で平凡な少女。
――ある日、魔法学校に現れたのは、王
国最強の魔導師・エドワード・ノクス。
彼の授業中に起きた事件をきっかけに、
フィオナだけが“魅了無効”という特異体質を持つことが発覚する。
「……君だけ、平気だな」
それをきっかけに始まる個別指導。
守られる日々。
そして突然の一言。
「100番目の俺の弟子にならないか?」
虐げられてきた少女が、
最強魔導師に選ばれ、知らないうちに溺愛されていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-12 20:00:00
24360文字
会話率:20%
「……いっそ、卒業を待たずに結婚してしまう?」
「ええ!?」
婚約者のアルフレッドは侯爵家次男として、本来ならディアンナ・アルドリッジ子爵家の婿入りをして、幸福な家庭を築くはずだった。
しかしアルフレッドは神獣ルナ様に気に入られたがた
め、四六時中、ルナの世話役として付きっきりとなり、ディアンナとの回数は減り、あって数分で仕事に戻るなどが増えていった。
さらにディアンナは神獣に警戒されたことが曲解して『神獣に嫌われた令嬢』と噂が広まってしまう。子爵家は四大貴族の次に古くからある名家として王家から厚く遇されていたが、それをよく思わない者たちがディアンナを落としめ、心も体も疲弊した時にアルフレッドから『婚約解消』を告げられ──
これは次期当主であり『神獣に嫌われた子爵令嬢』ディアンナ×婿入り予定の『神獣に選ばれた侯爵家次男』アルフレッドが結ばれるまでの物語。
最終的にはハッピーエンドになります。
※保険でR15つけています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-10 13:46:07
50330文字
会話率:40%
最強のあやかし祓いとして名を馳せる西門椛は、
わけあって力を隠したいがために
記憶喪失を装い無能のフリをすることに。
しかし、その秘密をある男に知られてしまい――。
「お前の力、俺のために使ってもらう」
また、その男にも秘密があ
り――。
ふたりは互いの秘密のため、
利害一致の契約結婚を交わす。
ひとまずキリのいいところで完結しています。
それ以降のストーリーの長編化も見越しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-23 21:00:56
44417文字
会話率:36%
悪い噂の流れる第四王女と、
明るく美しく、使用人にまで優しい第五王女。
別サイト様にも転載しております。
最終更新:2025-12-23 10:19:19
8794文字
会話率:50%
四方を海に囲まれた島国・蒼波国。
軍需工場を営む御鷹家の娘・葵は、女でありながら「男」として育てられ、虐げられてきた。
だが祈りを捧げた夜、月光の下に現れた海神・澄海との出会いがすべてを変える。
胸の奥に隠していた「本当の自分」と向き合う
とき、海と国を揺るがす恋物語が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-11-03 17:51:47
17799文字
会話率:34%
世界的大企業グループの社長令嬢・鳳月姉妹は義理の姉と妹である。
義妹の鳳月麗華は気が強く、高飛車な印象を与える華やかな女子高生。
その義姉である鳳月小夜子は大人しく淡々としていて、みすぼらしく地味な印象。
学園の一部では「麗華が小夜子を虐げ
ている悪役義妹」という噂が流れているが……。
麗華「お義姉様、もっと身だしなみに気を使ってくださいまし! わたくしがお義姉様に意地悪をしていると噂が立ってしまいます!」
小夜子「オシャレとか興味ないんだけど……」
義姉妹はめちゃくちゃ仲良しであるし、なんなら義妹は義姉に恋心を募らせている。
そんな義姉妹が結ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-31 20:10:00
51084文字
会話率:37%
母を失い、義母と義妹に冷たく扱われてきたツェツェグ。
父の庇護も得られず、ただ家を支える歯車として生きるしかなかった彼女は、ある日、義妹の代わりに名家アトラン家の三男へ嫁ぐよう告げられる。
※同作者の『草原の嫁入り物語 〜居場所を持たなか
った少女が、家のしるしを縫うまで〜』と似ている世界観・道筋で描いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-18 20:05:18
14051文字
会話率:24%
両親を亡くし、〈火の部族〉の分家・オロダイ家に居候として育った少女・サラナ。血縁はあっても『家族』にはなれず、よそ者として扱われてきた彼女に、ある日突然〈風の部族〉への政略結婚が命じられる。
知らぬ土地、不安な日々──
だが、夫・アルスラン
と、草原の暮らし、そして初めて『家族』と呼べる人々との出会いが、サラナの心をほどいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:33:32
12094文字
会話率:17%
魔形が蔓延る戦乱の世。逃げ惑う無能者たちの中、持って生まれた能力で魔形を打ち倒し、平和な世を築いた能力者たちがいた。彼らは代々その力を受け継ぎ、魔形を消し去りながら権力を手にしていった。
地位の高い能力者の家系に無能力者として生まれた神楽琴
葉は、実の父親と双子の妹からの毎日のように罵声や暴力を浴びせられてきた。貴族教育を受けさせてもらえず、使用人のような扱いにただただ耐える日々。そんなある日、琴葉の元へ社交パーティーの招待状が届く。慣れないドレスを着て、会場に向かうも、妹とその取り巻きにバカにされ、逃げるように庭園へ。するとそこに、貴族トップ、宝条家の次期当主がやって来て……。虐げられヒロインの逆転シンデレラストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-08 18:00:00
191608文字
会話率:44%
『揺蕩う音符とシンデレラ 〜無能力者の私がなぜか貴族トップの家の次期当主に溺愛される〜』の番外編置き場になります。第2部が出来上がるまで、ちょこちょこ上げていく予定です。
最終更新:2025-04-11 20:47:15
6602文字
会話率:32%
聖女の血を受け継ぐエレナ•アクレストは早くに母親を亡くし、父親の再婚相手の継母と義妹のアリーシャに虐げられて暮らしていた。
しかも、エレナが持っている筈の聖女の力を奪い続けているアリーシャが国の聖女として選ばれ皆から慕われていた。
無能であ
ると罵られ、母親の形見も婚約者も義妹に奪われたエレナは耐えられなくなり家を飛び出す。
彷徨っていた森のなかで瘴気に侵された狼に襲われかけていたところにフェシリア帝国の皇太子セミオンがエレナを救う。
セミオンに救われた時、エレナの運命が動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-09-23 23:52:10
23052文字
会話率:28%
杠葉七海は、子犬を救ったことがきっかけで冬神・霧生刹那と出会い、突然自分は冬の巫女であり冬神の花嫁になる存在であると告げられる。
七海は、冬の巫女しか持たないと言われている癒しの異能と、血のように赤い髪の毛と翠玉の様な翠緑色の瞳を持って生ま
れてきたことで両親や妹以外の人間からは不吉なことを呼び寄せる存在として忌み嫌われていた。
唯一自分を愛してくれた両親は火事で亡くしたことで妹の絵梨とは離ればなれに暮らすことに。
引き取られた先の母方の叔母の家に身を寄せるが、そこで七海は酷い仕打ちを受けることになる。
義妹となった瑠璃奈は自分が冬の巫女で冬神の花嫁になる人だと思い込んでおり、異能を使える七海を道具の様に扱いボロボロになるまで力を施させる。
気に入らないことがあれば叱責し殴りつけ、七海に罪をなすりつけることもあった。
理不尽な理由で罰を受け傷付く七海の姿に瑠璃奈はいつも陰で嘲笑っていた。
いますぐにでもここから逃げ出したい七海だが、妹の絵梨の命を盾にされている為彼女らに従うしかなかった。
刹那は七海を愛する余り、立冬まで待てないと何度も彼女の元に訪れる様になっていた。
この赤毛と翠玉の瞳と彼女が持つ癒しの異能は冬の巫女の何よりの証である事を教えてくれた。
18歳になった冬の巫女はその年の立冬に冬神の花嫁として迎え入れられるとも。
刹那は傷付いた彼女に寄り添い、七海も彼の優しさと暖かさと深い愛に身を預ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 20:46:36
29259文字
会話率:27%
異能を授かることなく生まれた真弥は、異能を持つ双子の妹と両親達に虐げられながら生きてきた。
山奥で愛犬ののぶと暮らすという夢を叶える為に必死になる。
そして、ある日不思議な鬼の男の子の出会いをする。
鬼の男の子は一人前になったら必ず迎えに来
ると約束をし、真弥の髪を結んでいた白い帯をその証として持ち去る。
月日が過ぎても真弥の環境は相変わらず。
そんなある日、鬼神から18歳の誕生日に満月の巫女を花嫁として捧げよと告げられる。
妹の代わりに生贄となった真弥は子犬ののぶと共に鬼神を待ち構える。
全てを諦めた真弥を迎えに来た鬼神・弘乃は彼女を見てもう一度会えたと感激する。
妹は必死に私が満月の巫女であり貴方に相応しい花嫁だと弘乃に訴えかけるも彼は相手にするどころか苛立ちを覚える。
思い通りにならないと知ると妹は真弥を罵り始めるが、それが弘乃の怒りを買い、生まれる前に浄化の異能を真弥から借りて生きながらえた事、妹が持っていた浄化の異能は本来の持ち主である真弥に返され、その挙句に妹は罰として業火の炎に焼かれて見るも無惨な姿になってしまう。
両親から妹を助けてくれと必死に懇願するが真弥は首を縦に降らなかった。真弥は自分を虐げてきた家族に訣別する。
弘乃からの溺愛に満ちた生活を送るようになった真弥は困惑すると同時に本当に自分が彼の花嫁になっていいのかと疑問を抱き、のぶと共に屋敷から飛び出す。
前々から夢であった、何のしがらみもなく山奥で大好きなのぶと楽しくひっそり暮らすという夢を叶えてやろうと決意した矢先に弘乃が目の前に現れる。
弘乃は、どうして自分の前からいなくなったのか、ずっと真弥と再会し想いを伝えるために鬼神になったと告げる。
その時、彼を追ってきた寧々は真弥に襲い掛かろうとするが、弘乃に返り打ちされ最期は真弥が発動した浄化の異能によって身体と魂と輪廻の鎖が千切られ、挙げ句の果てに人々の記憶からも完全に消えて苦しみながら死ぬ。
その後、弘乃の屋敷に帰って来た真弥は目を覚まし、弘乃は勿論、彼女の帰還を心待ちにしていた使用人達から手厚い介抱を受ける。
美しい紫色の藤の花に囲まれながら弘乃は、二度と逃げたいと思わせないぐらい幸せにする、真弥を脅かすモノは全員排除すると宣言する。
自分をここまで想ってくれていたのかと知った真弥は弘乃の気持ちに応えるように口付けをするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:30:33
24850文字
会話率:32%
火見家の次女・久遠は、龍の巫女としての資格を持たない『影』の妹だった。
巫女に選ばれたのは、姉の千早。才色兼備な姉は、家の期待を一身に背負い、完璧な巫女として名を馳せていた。
だがある日、封じられていた黒龍の声が久遠にだけ届く。
『選ばれ
た』のではない。彼女は、自らの意思で龍の声に応えたのだ――。
龍との契り、姉からの妨害、そして都でのざまあ裁き。
誰にも気づかれなかった少女が、やがて光を宿し『巫女』として人々の前に立つまでの、しずかで強い成長譚。
龍が祝福したのは、華やかな姫ではなく、ひとり黙って進み続けた妹だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-01 22:04:48
10331文字
会話率:22%
世界各国の魔法と技術が集う『ファナステラ王国』。
最愛の母を亡くし、吸血鬼に至る病を患った少女・ソフィアは、奉公先の男爵家から虐げられ、すっかり臆病な性格になっていた。
ソフィアはある日、巷で恐れられる王国軍の重要人物・“死神軍医”と、舞
踏会で顔を合わせることに。
しかし、予期せぬ発作を起こしたソフィアを救った死神軍医ことイオリは、巷の悪評とは全く異なる心優しい青年だった。
イオリに治癒士(ヒーラー)としての素養を見出されたソフィアは、内に秘めた才能と好奇心を胸に、一歩を踏み出す。
臆病な少女と天才軍医が繰り広げる、ちょっと前向きになれる溺愛ロマンスファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 02:24:16
126387文字
会話率:38%