海と山に挟まれた港街、神影市の地域振興課で働く主人公、天戸湊は公務員として、日々衰退の道を辿る故郷の街を見ていた。
生まれ育った神影市を良くしたいという思いを持ち、日々奮闘してきた彼の思いも虚しく寂れていく街に彼はやるせなさを感じていた。
そんなある日、出会った一人の不思議な少女。
金色の髪、澄んだ青い瞳をした彼女は、泣きながら告げた。
「わたしと湊さんの時間が、もう残っていないのです」
気がつけば湊は、20年前の2005年の神影市にタイムリープしていた。
そして過去の神影市で不思議な少女との再会を果たす。
少女は自身を神戸暦と名乗った。
暦は状況が分からず、混乱する湊に告げた。
「この神影市を救ってください」
彼女との再会から始まる湊の物語。
衰退を続ける街を蘇生させるため、1人の少女のため、
無謀とも思える挑戦が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:07:42
74696文字
会話率:27%
ダンジョン探索者としてセカンドライフを歩んでいた本宝治洋一は気がつけば見知らぬ森の中にいた。
一緒に行動していたはずの仲間の姿も見当たらず、途方にくれる洋一。
仲間を探す目的を掲げながら洋一は魔獣が跋扈する森の中を彷徨った。
一方で人類圏
の中で『禁忌』とされる森に侵入する一団の姿があった。
学者と騎士の一団だ。何か薬草のようなものを探しており、その捜索中に強すぎる魔獣の群れに襲われた。
囮役として魔獣の気を引くために残された騎士ヨルダは、偶然居合わせた洋一と出会い、一命を取り留めた。
食事をしながらの会話中、ヨルダは迫害されてきた過去を語る。
洋一はヨルダに過去の自分を重ねながら、弟子入りを志願するヨルダを受け入れて一緒に暮らすことにした。
これは最強ながらも人間不信気味な師匠と、搾取され続けた弟子が田舎で心の安寧を取り戻すための物語である。
その一方で絶賛行方不明中である仲間は、とある家出少女と誤認されていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:06:23
572429文字
会話率:47%
妻を亡くした58歳の佐藤淳一が、孤独と向き合いながら再生を模索する物語。優子の三回忌を前に、疎遠な娘・佳子や息子・琢磨との溝に悩む中、医療センターで出会った不思議な女性・みさきが彼の心に微かな波を起こす。静かな冬の情景と、過去の温もりを描
く老いと希望が交錯する物語。
先行してカクヨム、アルファポリスに掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:05:53
27179文字
会話率:22%
「悪役令嬢」として断罪される未来を知ってしまったマティルド。破滅を回避し、今度こそ大切な人たちを守りたい――その一心で、前世のパティシエ知識を活かし、領地の片隅でお菓子作りを始める。最初は戸惑っていた領民たちも、マティルドの作る優しくて美味
しいお菓子と、彼女のひたむきな想いに心を開いていく。村娘フローラとの友情、領地管理官アルトとの信頼、そして領民たちの笑顔。お菓子を通じて深まる絆が、寂れた領地に温かい変化をもたらしていく。これは、ほろ苦い運命に立ち向かう令嬢が、甘いお菓子で人々の心を繋ぎ、愛されるヒーローになるまでの、心温まるスローライフ・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:00:00
32545文字
会話率:40%
日本で最も頭のネジがぶっ飛んでいる探偵、羽柴正爾(はしばせいじ)。精神病棟の奥底で、強制的に安楽椅子探偵を余儀なくされる程の危険人物として有名だった彼は、たまに外に出たりしながら数々の事件を傍若無人に自由奔放に解決してきた。
その結果、
警察と政府公認の自由を得て退院してしまい、愉悦と快楽のためなら手段を選ばない狂気の探偵「アンフェール」という都市伝説的存在として警察や世間の陰で事件や謎を追っていた。
「そうだ!人殺しとか犯罪がダメなら、犯罪者を食い物にする探偵になれば良いじゃねーか!」
過去の事件で引き取った義娘兼助手の星宮流歌(ほしみやるか)と共に、再び「アンフェール」として世に現れた彼は警察や依頼人の事件・謎を解いたりしながら己の快楽と愉悦の為に悪人を地獄に叩き落とす。
そんな、頭のおかしな探偵が好き勝手に事件や謎を解決をしていくミステリー(?)物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 23:00:00
495008文字
会話率:50%
あの日、無数の流れ星が世界を焼き尽くした。伯廊 流阿もまた、その炎に呑まれ命を落とすはずだった。しかし、数日前に現れた謎のアプリ【エクリプス】が、彼の運命を僅かにずらし、生還へと導いた。やがて目を覚ました彼の目に映ったのは、破壊された街並み
。日常は過去の記憶となり、生き残ることが全てとなった世界で、流阿は共に生き残った仲間たちと手を取り合い、歩き始める。隕石がもたらした未知の脅威、そして【エクリプス】の力を持つ者たちの思惑が交錯する中、流阿は仲間と共に未来を掴み取れるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:53:54
130062文字
会話率:29%
裏社会で名を馳せ、暗躍し続けてトップに君臨した男、彼は、金を動かし、命を奪い、その頂点に立つ。
しかし完璧にしていたはずの仕事で、警察に捕まってしまい、すべての罪を背負うことになった。
裁判で死刑を言い渡された瞬間、彼は確信した
おそらく
自分は陥れられたのだと…
自分を陥れたのは、裏社会の中で信じていた仲間の一人かもしれない。
しかし、真実は曖昧で、裏切り者が誰なのかは分からない。
すべてが仕組まれた計画の一部かもしれず、誰がどんな意図で彼を追い詰めたのか、その答えを求めていた。
死刑執行の瞬間、現れた死神との出会いが彼の運命を大きく変える。
死後、再び命を与えられ、別人の子供として転生することとなるが、復讐を果たすための道は険しい。
新たな命で復讐を果たすことを誓う主人公は、過去の謎を解き明かし、何者かの陰謀を打破するために立ち上がる。
死刑囚として迎えた終焉から始まる、再生と復讐の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:53:25
101243文字
会話率:19%
前作で「名前を越える」ことを経験した美由紀は、過去との和解を果たし、自分を肯定する一歩を踏み出した。
新たな物語では、美由紀が「他者とのつながり」や「恋愛感情」、「居場所」をテーマに、より深い関係性に踏み込んでいく。
美由紀にとって初めて
“女性として出会われる”人との関係は、自己像と外からの視線のズレ、そして新たな「性の揺らぎ」や「嫉妬」といった感情を呼び起こす。
相手もまた過去を抱えた人物であり、二人は少しずつ心の距離を縮めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:50:16
13591文字
会話率:25%
たった一つの車両に乗り合わせた人々、それぞれの胸に秘められた宇宙がある。外から見れば、ただそこに座っている人々の集まり。しかし、その一人ひとりの内側には、波乱万丈の過去があり、切実な現在があり、そして眩しいほどの希望か、あるいは深淵のような
絶望がある。同じ車窓の景色を見ているのに、見えているものが全く違う。感じている光や音、匂いが、その人の心のフィルターを通して全く異なる意味を帯びる。ただ、淡々と確実に進む電車の中、君はどこにいるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:46:03
13125文字
会話率:5%
佐山辰樹は、中学生の頃から付き合っていた幼馴染みの若乃彩香が、一学年上の富岡諒一と熱い口づけを交わしている現場を目撃してしまった。
彩香の気持ちが既に自分には無いことを悟った辰樹は彩香と距離を取り、己の心を殺して彼女と諒一の仲を黙認すること
にした。
ところが或る日、彩香が辰樹に助けを求めてきた。諒一が大学の先輩らと立ち上げたヤリサーの活動部屋に連れ込まれた為、救出して欲しいと懇願してきたのである。
既に彩香とは袂を分かった辰樹だったが、過去の思い出までをも否定することは出来ないとして、彩香救出に動く。
無事に彩香を救出し、更に同じヤリサー部屋に連れ込まれていた美少女、天坂優衣の貞操も守り抜いてやった辰樹。
彩香に裏切られたことで女性不信の極みにあった辰樹だったが、それ以降、彩香と優衣が急接近してくる様になり――。
★R15は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:35:14
28606文字
会話率:25%
少し先の未来――反政府組織『猟道衆』は内閣官房直属の武装治安隊『特装戦志団』に敗れた。
猟道衆の幹部であり、特装戦志団と熾烈な戦いを繰り広げてきた猟鎧兵ヒストリーハッカーも斃され、日本には平和が戻った。
が、ヒストリーハッカーは、ただでは死
ななかった。
改造手術によって時間を操る能力を得ていた彼は自分自身の魂の歴史を大きく巻き戻し、過去10年間の記憶と共に、時間操作能力をもかつての自分に託した。
そして現代。
何の取り柄も無い陰キャなぼっち少年である叶邑泰時は、突如として今後10年間のあらゆる出来事の記憶と、時間を操るというほとんどチートに近しい能力を未来の自分から託され、大いに困惑していた。
その中で彼が何より驚いたのは、未来の自分が反政府組織へと走った事実と、その原因がこの先の高校生活の中で過酷ないじめに遭い、世界の全てを呪う様になったからであるという二点だった。
しかし、まだ高校一年生になったばかりの泰時には世間への恨みなど欠片も無く、ただひたすら、これからの新たな高校生活に期待を抱くだけの無垢な少年に過ぎなかった。
そこで泰時は考えた。
10年後の自分から託された未来の記憶と時間操作能力を駆使すれば、この先の悲惨な高校生活を改変し、自らが悪の道に染まる未来を回避出来るのではないか、と。
ところが予想外のことが起きた。
ひょんなことで命を救った同級生の美少女が、実は10年後に自分を殺すことになる特装戦志団の紅一点、東崎瑠菜だったのである。
この予想外の事態に、泰時は違う意味で戦々恐々な高校生活を送る破目になってしまった。
未来の宿敵から次々と慕われる泰時に、安寧の時は訪れるのか。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★評価やブクマは頂けると嬉しいのは嬉しいですが、気に入って頂けたらで結構です。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 19:41:18
56116文字
会話率:16%
私立桃円高校に入学した神岡義零は筋骨隆々、英語堪能、学力トップのマッチョなイケメン。
しかし彼は小学六年生まではとんでもない肥満児であり、それが原因で初恋相手である幼馴染みに手酷くフラれた過去がある。
俺の人生に恋愛など不要、全てを平らげる
力を手に入れ、頭ん中お花畑満開な恋愛脳のクソ共を片っ端からひねり潰してくれる――失恋のショックから極端な恋愛嫌悪に染まってしまった義零は、元アメリカ海兵隊二等軍曹で現在は駄菓子屋の店主を務めている若崎源次郎に師事して、海兵隊流のブートキャンプで徹底的に鍛えて貰った。
更に彼はマーシャルアーツやブラジリアン柔術などの格闘技、サバイバル術、ネイティヴレベルの英語、米軍式の戦術論などを学び、まるで別人の様に逞しく精悍な若者へと成長した。
そんな義零が高校入学後、学区が異なる為に他の中学に通っていた魅姫や、名門財閥総帥の孫娘である近衛里琴といった数々の美少女らの心に、強烈なインパクトを残してゆく。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 13:36:56
42851文字
会話率:25%
簡単なあらすじ:十歳の時に家族が事故で死に、伯父一家の下で使用人のように働かされていた精霊術師の一族の令嬢エウフェミアは莫大な金銭と引き換えに伯爵家に嫁いだ。しかし、妻を娶ってから度重なる不運に見舞われた夫である伯爵に今度は離縁を言い渡され
、見知らぬ場所に捨てられる。そこで偶然出会った商人の下で働くことになったが——という導入で始まるの話です。
水の精霊術師としての能力を失ったと言われていた主人公が、実は全属性の精霊術を扱える素質を持っており、離縁後にその才能を開花させ、労働階級から立身出世していき、自分の過去にも決着をつける話。
プロローグと第一章は離縁〜世間知らずな主人公が社会常識を身につけるまで。本格的に精霊術がどうのこうの出てくるのは第二章からです。
色んな男性キャラが出てくる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:33:09
463094文字
会話率:43%
ノア・エヴァンスは、唯一神の力を宿す王家の青年。家族や王国から期待される中、彼は常に疎外感と孤独を抱えて生きていた。王位継承権を巡る厳格なしきたりの中で、ノアの存在は、家族にとって「ノイズ」として扱われ、特に父親や妹からは嫌悪されることが多
かった。唯一、姉だけが彼を理解し、愛してくれていた。
ノアが内面で抱える葛藤と孤独に苦しむ中、彼はある日、街で偶然出会った少年、レタルと出会う。レタルは、過去の傷を背負いながらも、自由で力強い生き方をしている少年で、ノアの心の奥底に眠っていた「自由」を目覚めさせる存在となる。
レタルは、ノアに「しきたり」に縛られることなく、自分を信じることの大切さを教える。そして、ノアは初めて自分が何を望んでいるのか、何を大切にすべきかを見つけ始める。王位継承という重圧に囚われるのではなく、自分の意志で生きる道を選び取る決意を固めていく。
二人の友情と信頼を通じて、ノアは自分の力を正しく使い、心の平穏を取り戻していく。やがて、彼は本当に大切なものを見つけることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:26:14
125589文字
会話率:24%
無職で引きこもりがちな主人公は、過去に何も成し遂げず、無価値感に悩む日々を送っていた。周囲とのつながりを断ち切り、ただネットの海を漂い続ける毎日。そんな彼がある日、近隣の高校生を庇って通り魔に刺され命を落とす。
命を散らした先で待っていた
のは、異世界への転生。しかし、主人公は最初、異世界での新たな人生に期待することなく、ただ元の世界に戻りたいという一心で過ごしていた。だが、転生先の世界での生活を始める中で、次第に「変わりたい」という思いが芽生えていく。彼がこの世界でどんなふうに生き、どんな成長を遂げていくのか、その物語が今、幕を開ける。
自分を変えたい、ただそれだけの思いが、彼の未来を動かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 10:09:27
11299文字
会話率:42%
そこは、真実と偽りの狭間に存在する“影”の領域だった。
偶然にも迷い込んだ真美、隆二、そしてアオイは、閉ざされた扉の前で、己の“正義”を試されることになる。
仮面を被った「影」は語る。
「正義とは、自分を守るための方便ではないのか」と。
それぞれの胸に秘めた過去と向き合う三人。
真美は、過去に犯した罪と偽善の記憶に。
隆二は、孤独の中で押し殺してきた感情に。
アオイは、自身が信じてきた“守る理由”に。
涙、怒り、祈り、赦し――
彼らは自分の“影”と向き合い、それでもなお進むと決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 22:29:34
4452文字
会話率:32%
主人公、高坂久登(こうさか ひさと)は現在、35歳のフリーランスの通訳。久登は一流国立大学卒業後に通訳案内士の資格を取って、フリーとして仕事をしている。現在は英語だけでなく、韓国語、中国語も通訳できることから、生活は安定して、同年代の男性の
3倍ほどの年収がある。家族は可愛い二人の娘と優しい妻。久登の人生は回りの人からは順風満帆に見えるだろう。しかし久登には驚くべき過去があった。13歳だった中2の時に、自分に対して凄惨なイジメをしてきた3人を下半身不随の大ケガを負わせたのだ。あまりにもショッキングな事件であり、新聞、ニュース等、世間を賑わせた。事件後、久登は18歳になるまで医療少年院にいた。職員たちの暖かい協力もあり、久登は人生をやり直し始めた。それと同時にイジメの報復をした相手を電話で挑発して、屈辱感を味あわせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:11:31
9090文字
会話率:0%
◆◆ 第5回アース・スターノベル大賞 大賞を受賞しました!!(更新は続けます!) ◆◆
※異世界転生年間1位! 総合四半期1位、月間1位獲得※
”そこそこ”、”まずまず”、”ぼちぼち”、”まあまあ”……
地方にあるそこそこの私立大学を卒業
し、東京にあるまずまずの大手SIerに就職、SEとして働く「ザ・中の上」こと松本勇34歳(バツイチ)のこれまでの人生を表すとしたら、そんな言葉だろう。
しかし愛猫の織姫(ブリティッシュショートヘアー)といつも通りの生活を送っていた彼の”そこそこの”人生は、ある日一瞬にして終わりを迎えるのだった。
転移者が定期的に訪れると言う異世界へ、愛猫と共に転移してしまった勇。
特殊な力を持つ転移者を巡って過去に起きた悲劇を教訓に、転移者は順番制で貴族家に引き取られ庇護下に置かれると言う。
ところが、授かったスキルが使えないと判断された勇は、本来引き取るべきだった侯爵家から抜け道のようなルールで体よく拒否され、貧乏子爵家へと引取られる事となってしまうのだが……。
これは、愛する猫と温かい子爵家の人たちに囲まれ、実は神スキルだった力とプログラム知識を組み合わせて、失われた古代魔法の理論を復活させ、魔法具界の革命児となった男の物語。
★
なんと、第5回アース・スターノベル大賞の大賞をいただいてしまいました!!
複数刊の書籍化とコミカライズまでしていただけるとの事、連載開始時には、想像すらしていませんでした……。
これでなんと、織姫が絵になっちゃいます!!夢のようですねw
それも皆様の応援あってこそです。本当にありがとうございます!!
少々更新ペースは落ちると思いますが、連載はもちろん続けますので、引き続きよろしくお願いいたします!
備忘:総合:四半期1位、月間1位 | 異世界転生:年間1位 | ハイファンタジー:四半期1位、月間1位、週間1位、日間1位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:08:11
1172167文字
会話率:39%
記憶が曖昧だ。
名前は相良隼人、
年齢は32歳、
そして年は西暦2100年ぐらい、この辺は覚えている。
しかしそれ以外は見当もつかない。例えば、、、ここがどこか、とか。
辺り1面ゴミだらけな世界に迷い込んだ相良隼人はそこからの脱出を図るた
め、同じく迷い込んだ少女ウナとともに世界の謎を解き明かしていく。それは巨大な宇宙船であったりロボットの集落であったり。そしてそれを通して主人公自身の過去にも迫るかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:04:49
970文字
会話率:38%
記憶を失った主人公アスクは、目覚めた場所も自分の過去も一切思い出せないまま、ただ「前に進む」という強い衝動に突き動かされて冒険の旅に出る。仲間との出会いや生命の危機、危険な魔物が潜むダンジョンを進む中で、アスクは断片的な記憶のフラッシュバッ
クに遭遇する。初めはデジャヴの感覚、そこから徐々に未来予知に近づいていく。しかし、その全てが曖昧で完全な形を成さない。
旅を続けるうちに、アスクは自分の行動に奇妙な違和感を覚え始める。まるで誰かが自分の次の行動を予測し、道筋を用意しているかのような感覚だ。偶然出会った仲間たちとの会話や、仕組まれたかのような出来事が、その疑念をさらに深めていく。ある時、アスクは自分の記憶の断片に繰り返し現れる影のような人物に気づく。その人物はアスクの行動を操っているかのように、遠くから見つめ、囁きかけている。
アスクは自分を操るこの謎の存在の正体を突き止めるため、旅を続ける。やがて彼は、自分の失われた過去には世界の運命を変える秘密が隠されており、操っている人物がその秘密を巡る壮大な計画の中心にいることを知る。自分自身を取り戻し、操られる運命を断ち切るため、アスクは記憶の深淵に立ち向かい、真実を解き明かす決意を固める。
果たして、アスクは自分の記憶と自由を取り戻せるのか? そして、彼を操る人物の目的とは一体何なのか? 冒険の果てに待つのは希望か、それともさらなる絶望か――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:00
16619文字
会話率:22%
静寂しおり。彼女の心には、小学三年生の頃に経験した、家庭内の出来事に起因する深いトラウマが刻まれていた。それは、彼女に物事に対するある種の諦念と、自己肯定感の低さを植え付けた、拭い去ることのできない影。
春、新しい制服に身を包み、静寂しお
りは中学校の門をくぐった。期待も不安も抱かず、ただ淡々と定められた手順を踏む彼女にとって、卓球だけが心安らげる唯一の聖域だった。祖父母に用意してもらった家で一人暮らしをする彼女は、誰にも知られることなく、異質な持ち替え技術を磨き続けている。それは、体躯で劣る自分が勝利を掴むための、そして勝利という形でしか自身の価値を証明できないと信じる彼女にとって、唯一の希望だった。
中学校に入学して少し経った頃、静寂しおりは卓球部へと入部する。彼女の手に握られた、裏ソフトとスーパーアンチという常識外れのラバーを貼り分けたラケットは、瞬く間に部内で波紋を呼んだ。顧問や先輩たちは、その異様なスタイルに困惑を隠せない。しかし、静寂しおりが見せた、卓越した基礎技術と、相手の思考を解析するような知性は、彼らに驚きを与える。彼女の異質さが、周囲に少しずつ認識され始める。
卓球部での新しい日々が始まる。静寂しおりは、内面に過去の影と孤独を抱えながらも、卓球という世界で自身の道を切り開こうとする。それは、輝かしい未来へと続く道の始まりであると同時に、彼女を待ち受ける更なる運命を示唆するものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:00
82073文字
会話率:21%
※この作品には、いじめを想起させる、あるいは直接的な描写が含まれます。苦手な方や、つらい経験をお持ちの方はご注意ください。
夢見しおりは、周囲から隔絶されたような静けさを纏う高校生。彼女の持つ特別な能力は、他者の心に深く刻まれた「悪夢」―
―それは単なる夢ではなく、過去の出来事に起因するトラウマが具現化したもの――を感じ取り、その形を視ることだった。
新しい高校生活が始まったばかりの学園は、一見明るく活気に満ちている。だがしおりには、その裏側で多くの生徒や教師たちが、それぞれ大小様々な悪夢(トラウマ)に密かに苛まれているのが見えていた。無邪気な笑顔のクラスメイト、威厳ある教師、彼らが抱える心の闇が悪夢となって現れる。
しおりにできること。それは、悪夢に苦しむ者へ静かに「寄り添う」こと。そして、悪夢の断片や、そこから読み取れる心の傷の記録を、誰にも知られることなく「悪夢を紡ぐカルテ」として形にすることだった。カルテは、悪夢の根源を理解し、それを緩和するための唯一の手がかりとなる。
悪夢に囚われた人々と出会い、彼らの心の傷に触れ、カルテを紡いでいく。しかし、悪夢の根源は想像以上に深く、目を背けたくなるような過去の事件や、学校に隣接する病院の、閉鎖的な空間に隠された秘密、人間関係の深い闇。
他者の悪夢に深く触れることは、自身の心にも大きな負担を強いる。なぜ自分にはこの能力があるのか。そして自身の内に秘められた静かなる感情とも向き合いながら、しおりは悪夢が紡ぐ真実と、そこに微かに存在する救済の糸口を追っていく。
これは、悪夢という名のトラウマを巡る、痛みと共鳴、そして静かなる希望を描く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 18:00:00
171459文字
会話率:20%
26歳、才能なし、努力も続かない。そんな僕が小説を書こうにも、ネタなんてありふれた日常くらい。――だが、僕にはたった一つだけ、書ける物語があった。それは、大昔の風変わりなご先祖様たちから代々受け継がれてきた、七つの『教え』という奇妙な遺言!
時代に恵まれなかった者、運命の人を待ち続けた者、現実と戦った者、努力だけを信じた者、弱さを受け入れた者、眠りを追求した者……。彼らが遺した、時に過激で、時に切実な言葉たち。
ご先祖様の遺言は、現代を生きる僕の人生にどんな影響を与えるのか? これは、過去からの声に導かれ、自分自身の物語と向き合い始める青年の、内省と発見の旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 22:00:00
8376文字
会話率:24%
2029年世界の均衡が崩れ、第三次世界大戦が開戦した。
そんな中、主人公は戦争への増援の為に兵士として召集され戦地へと駆ける。全てはある少女との出会いから始まる。
過去と現在、そして未来へと紡がれる新しい英雄譚。
それは少年の意志か、それ
とも世界の願望か。
血に血を塗る絶望と希望の混じる物語が今、幕開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:55:16
3235文字
会話率:55%
――命を賭して飛んだ、あの空の先に。まだ見ぬ“生”があった。
太平洋戦争末期、特攻隊員として飛び立った朽木想太は、死の淵で目を覚ます。
そこは、四つの帝国が空を支配する異世界――魔導と空船が空を裂く戦時の世界だった。
死を運命づけられ
た青年は、再び空を得る。
だが今度は“墜ちる”ためではない。“生き抜く”ための飛行だった。
空賊との邂逅、帝国の陰謀、空戦に生きる仲間たち。
過去の記憶を胸に、彼はもう一度、空を夢見る。
それは、失われた希望を取り戻す旅。
そして、まだ見ぬ地平を目指す、たったひとりの空の物語。
命を燃やし、空を翔ける。
あの時、果たせなかった「生」を、もう一度。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:50:14
20644文字
会話率:26%
「俺、未来から来たんだぜ?」
「何それ…」
「俺とお前は永遠の親友。って言っても、可能性のひとつだけどな?」
菅野拓也はへんなやつだった。
出会った時から、まるで昔から知り合ってたみたいに絡んでくるやつだった。
俺
たちは同じ町の、違う地区に住んでいる子供だった。
中学生になるタイミングで同じ学校になり、クラスも同じになった。
拓也は野球が好きだった。
いつかプロ野球選手になるんだって夢見てて、そのために“過去に戻ってきたんだ”って、息巻いてた。
「俺さ、人生をやり直したいんだ。未来じゃお前を殺しちまったけど、この世界じゃ、絶対にそんなことしないから」
「俺を殺した!?」
「ハハッ。まあ笑えない話なんだが、一応言っておく。俺はお前を殺した罪で指名手配になって、逃亡中に死んだ」
「はあ??」
「まあ、大丈夫だ。こっちの世界じゃ、なんの関係もないことだから」
俺を殺した?
最初聞いた時、頭おかしいなって思った。
信じるつもりはなかったし、それは今もだ。
拓也はどこか、他のことは違ってた。
どこか別世界にいるようで、他の子にはない明るさを持ってて。
いつも笑顔を絶やさないやつだった。
いつも、人一倍努力してるやつだった。
拓也の訃報を聞いた時、俺はどうすればいいかわからなかった。
かつて同じグラウンドにいたあの頃のことを思い出して、夏の終わりに蝉時雨が、町のどこかに響いてて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 02:47:16
716文字
会話率:28%
はるか未来において、人類は「過去」を管理するネットワークを開発していた。
世界はやがて滅びる。
その運命に抗うためには、“過去を変える”必要があった。
しかし、それには問題がいくつかあった。
まず一つ、新しい未来を構築するためには
、未来に存在するはずだった「記憶」を世界に返還する必要があった。
世界に流れている時間はたった一つだけであり、複数の時間を同時に交差させることはできない。
つまり未来を変えるには、これまでの時間を塗り替える必要があり、その意味で「記憶」を変換する必要があった。
もう一つが、「知脈(エビデンス・ライン)」と呼ばれる電磁波ネットワークへの侵入である。
過去を変えるには、人の遺伝子の中に流れる記憶を遡る必要があり、その「ネットワーク」を通じて過去へと戻る必要がある。
しかし、このネットワークに侵入することができるのは、生身の人間には不可能であった。
そのため、このネットワークに侵入することができる人工的な“知能”を生み出す必要があり、この知能を、人々は「返還者(ロスト・メモリーズ)」と呼んだ。
ロスト・メモリーズは、過去の人間の意識の中に潜り込み、その人間の人格を乗っ取ることができる。
『世界のゲート』と呼ばれる知脈を通じ、過去への扉を開く。
ロスト・メモリーズの使命は、かつて人々が開けなかった扉を、こじ開けること。
手に触れられなかった時間を、繋げることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 13:47:37
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