人には見えない"妖"が見える少女、入舸沙月。
周囲の妖達は、沙月の事を「入舸の妖絵描き」「入舸の百鬼夜行」と呼び慕っていた。
沙月の家は、代々"妖"と暮らし、"妖"と"
人"の境を監視する「防人」という役目を担っている。
若い沙月は、表立った活動こそ無いものの、時々手伝いとして表に立ち、問題を起こす妖と対峙する日々を送っていた。
「どっちも大して変わらないってのにさぁ…」
人と妖の間に立つことが、彼女にとっての日常だった。
そこで積み上げられてきた常識が、成長するにつれて彼女を悩ませていく。
他の人と違うこと、普通を知らないこと…
"妖"が見えること、他の「防人」が持っていない、自身だけが持つ"禁忌"と呼ばれる力。
悩みが日に日に増えていくお年頃。
中学3年の冬休み、「防人」として迎えた新年の夜。
ふと見知った顔に声をかけられ、沙月は何時ものように人と妖の境を跨いでいく。
その先で起きた、他愛のない悪霊騒ぎ…それは、沙月を"妖"の世界へ誘う切欠に過ぎなかった…
*カクヨムコン8のライト文芸部門で読者選考を通過した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:00:00
643488文字
会話率:45%
雨妹(ユイメイ)には秘密が二つある。
一つは前世の記憶があること。もう一つは崔(サイ)の国の皇帝のご落胤――かもしれないということ。
大往生した前世で華流ドラマオタクだった雨妹は、生後宮を見たいという欲望だけで後宮の宮女募集話に頷く。
※第4回カクヨムWEB小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞、カドカワBOOKSにて書籍化されています。大量加筆の新エピソードてんこもりなので、気になる方はチェックしていただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 17:00:00
810096文字
会話率:25%
現実(リアル)は小説よりはじまる〜オレとキミが出会うまでのハナシ〜
***
見知らぬ男子生徒に連れてこられた中庭で、俺はある小説を突きつけられる。この小説に出てくる男はお前だろうと、身に覚えのない謎の言いがかりをつけられたことから始まる青
春物語。
ある美術部男子がある文芸部女子と出会うまでのお話。
<全46話で完結予定>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 16:08:36
18806文字
会話率:29%
「さあ、異世界への扉を開くわよ!」
早乙女菖蒲は大和撫子である。
……ウソではない。本当に日本の名家のお嬢様なのだ。
ただちょっと、サブカルに魂が汚れ切ってしまっているだけで。
この物語の主人公は僕、大宅正吾で間違いないのだが、
話の
大半は、早乙女先輩が引き起こした事件の顛末を、僕自身の手で記録したものだ。
すべての発端は、早乙女先輩が描いたクソ迷惑な魔法陣だ。
なぜか異世界と繋がってしまった魔法陣から、出るわ出るわの謎アイテム&ファンタジー生物たち。
先輩がビキニアーマーを脱げなくなったり、
先輩の服が透けて見えなくなったり、
先輩を見てユニコーンが発情したり、本当にロクなことがない。
こんな話ばかりでもよければ、どうぞ目を通してやって欲しい。
これは僕たち文芸部が送る、ほろ苦くも甘い、ちょっと……少し……いや、わりとスケベな青春の記録である。
※こちらはカクヨムにも掲載されている作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:00:00
19825文字
会話率:41%
「敗北を知ってるんじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校に登校すればいいんだろ?!」
「言ってません、分かりやすくあらすじを言って下さい」
「文芸部の話、それ以上あるのか?」
「暴力的な表現が多いとか
じゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみて下さい、それ以外絶対あります」
「名前からだな」
「えー急に常識人振りますね、|柊《ひいらぎ》|貴音《たかね》です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「|西藤《さいとう》|哲也《てつや》好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね・・?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれてたらどうなるんですか?」
「正解は沈黙」
「うざいですね」
文芸部での日常サスペンスラブコメ
ストックホルム症候群とガスライティング的な
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 00:01:12
168742文字
会話率:73%
学園屈指のトラブルメーカー瑠璃垣刹那は常に学園内の面白そうなことに首を突っ込むのを生きがいとしている。
ある日、学園一とも言われる美少女でありながら人前で一度も笑ったことがないという校内唯一の文芸部員でもある柳瀬久遠の話を小耳に挟む。
行動
力だけは人一倍の刹那は早速、通称「笑わない美少女」の久遠を笑わせるために文芸部の部室に向かうのだった––––––––––––折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 00:00:00
29511文字
会話率:51%
黒乃真央は悪い目つきを気にする男子高校生。彼女はいないがそれなりに友人にも恵まれ平和な高校生活を謳歌していた。しかしある日突然、何の前触れも無く黒乃は所属する文芸部の部室で謎の頭痛に襲われ気絶。次に目覚めた時には……。剣と魔法、モンスターの
闊歩するオーソドックスな異世界召喚モノ! ※この度、晴れてコミカライズしました! 『コミックウォーカー』『ニコニコ静画』でどうぞご覧ください。これからは、なろう版、書籍版、コミカライズ、ともによろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 17:00:00
6305516文字
会話率:38%
私立白嶺学園二年七組の生徒四十一名は、その日、何の前触れもなく発生した異変によって、地球とは異なる、魔法の異世界へと呼び寄せられる。広大なダンジョンへ散り散りに降り立った彼らは、神が与える加護『天職』の力を手に、唯一の脱出手段があるという
最奥に向かって行く。ある者は勇敢に、ある者は自由に、そして、またある者は悪逆非道に、ダンジョンの攻略を目指す。しかし、ここに一人、何の戦闘能力も持たない天職を得た生徒がいる。出席番号19番、桃川小太郎。文芸部所属の小柄で華奢な少年は、魔法の力も、剣の才能も、恵まれた身体能力もなく、ただ、与えられた天職『呪術師』のみを頼りに、強力な力を持つクラスメイト達の後を追う――生存本能全開! 極限の異世界ダンジョンサバイバル。信じ合い、愛し合い、そして裏切り殺し合う、美しくも凄惨なバトルロイヤルが、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 17:00:00
2999084文字
会話率:43%
ある日、主人公・西村景は部室で白坂奈衣が死んでいるのを発見した。
文芸部と演劇部が合併してできたという文演部では、『本作り』と呼ばれる特殊な作品作りが行われていた。
自分たちで書いたシナリオを、自分たちで演じる。しかし、それは文芸とも演劇
とも違い、出来上がったシナリオを演じるのではなく、演じた結果生まれたシナリオこそが作品になるというものだった。
白坂はいつも自分が死ぬシナリオと作り、その死の物語を景たち他の部員に作らせていたが、ついに演技ではなく実際に命を絶ってしまった。
景たち文演部に残された部員たちは、彼女が最期に遺したシナリオを完成させるため、彼女の死の理由に迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 21:13:07
44540文字
会話率:37%
遠い未来。銀河帝国ユピテルス朝歴337年。農奴の子ノイ・ロアーンは家族を大逆罪で殺された。そして彼は、皇帝への復讐を決意する。
文芸部交流会に提出した作品です。
最終更新:2024-04-15 17:26:31
7512文字
会話率:49%
異世界転移をSFにする話。
この作品は渋谷幕張中高文芸部誌「彼方」に掲載したものです。
最終更新:2024-01-22 20:56:52
21491文字
会話率:77%
文芸部の部室で過ごしているときに、先輩である彼女は言った。
「私、いつも死にたいと思っているんだ」
その言葉に、後輩である少年は答えた。
「俺も思った事あります」と。
とある高校の部室で繰り広げられた、ひと時の話し。
最終更新:2024-04-14 01:03:18
3911文字
会話率:46%
小説家になることを夢見る悠久。
歴女のゲーマーで悠久の彼女であるののか。
天使のような顔をして、スプラッタや、ホラー大好きレミちゃん。
人数合わせで付き合ってくれているトウヤ。
文芸部のメンバーがただひたすら、文芸についてしゃべ
てるだけの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 23:36:15
84367文字
会話率:76%
毎晩勇者となり魔王討伐の冒険の夢を見る高校2年生の悠久。
ある日文芸部の勧誘を行っていると、夢の中で同じパーティーメンバーである女僧侶が現れる。
彼女が言うには、僕にとっての現実が彼女にとっての夢であるようで!?
夢と現実が入り乱
れるドリームファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 00:34:22
281296文字
会話率:39%
私、橘花蓮。花も恥じらう十五歳!
突然だけどここは異世界!!
どうやら私、こっちの人に攫さらわれて来ちゃったみたいなの、きゃるん☆
…っじゃねーわ!!
公立高校新入生の春、文芸部に入ったら一つ上に部活の姫がいた。
私は運悪くそ
の先輩を攫う現場に出くわして、一緒にひっついてきたら異世界に転移してしまったってわけ。
だぜ! のユーザーだった私は「キタコレ!」だったんだけど、ゲームなのか漫画なのか小説なのか一体何の中に転移したのかも分からない。
チートも言語もないだなんて神はいない! な状態で、すがれるものが神官様だけだし言葉がわからないから、ゲームのスチルがあっても漫画の見開きシーンがあっても小説の山場があってもわたしにはわかんないよぉ、ぴえん。
と、悔しくてハンカチ噛んでたら、聖女な先輩は勇者じゃなく護衛騎士を連れて地球へ帰ってしまわれた!
え、ちょ、待てよ!!
これは、気配の薄い私が置いてかれてからのオマケのストーリー。
え、うっすいけど私も聖女って? 魔王いないよ?!?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 09:08:07
6719文字
会話率:19%
廃部寸前の部活、文芸部。その部長である五六渓(ふのぼりけい)の前に入部を希望するという美少女ドイツ人、アーデルハイド・フォーゲルが現れる! しかし、彼女は色々と『狂って』いた!? 日本語が得意なのは良いが何か電波っぽいし、部室で堂々とソーセ
ージを茹で始めるし、フリーダム過ぎるだろ! それでもお前は規則に厳しいドイツ人か! 呆れ果てた渓はジャパニーズヘンタイの片鱗を見せて行き……? クレイジードイツ人とヘンタイ日本人が繰り広げる異文化交流系(?)ネタ多めのラブコメです!
若干、専門的な知識が要りそうなところやパロディっぽいところには注釈振ってます! 後書きで確認して下さい! 不定期更新です! 評価、ブクマ、感想、レビュー、お待ちしています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 21:12:27
295318文字
会話率:71%
1冊の本をきっかけに、高校3年生にして小説家になることを決意した山田。同じクラスの橘に誘われて文芸部に入部したが、そこは山田以外全員女が部員で―――!? さっそくへんなあだ名も付けられるし、やっていけるのか山田!?
最終更新:2024-04-07 23:09:19
1374文字
会話率:43%
星空高校旧校舎二階文芸部部室(仮)にて、普段を知っていれば似つかわしくない大声が響く・・・
最終更新:2024-04-01 18:23:10
3119文字
会話率:42%
2023年9月21日に部会で出されたお題です。
部員それぞれの作品を掲載しています。
〇期限〇
次回部会まで(1週間後)
※掲載順はランダムです。
キーワード:
最終更新:2024-04-01 08:10:00
13030文字
会話率:97%
2024年1月25日に部会で出されたお題です。
部員それぞれの作品を掲載しています。
〇期限〇
次回部会まで(1週間後)
〇条件〇
・200~3,000文字
※掲載順はランダムです。
キーワード:
最終更新:2024-03-23 11:16:23
16957文字
会話率:49%
東京人外同盟の暗殺者として働く宇宙人のアルカは、新たに暗殺部隊に加入した人狼の朔とバディを組んで任務に臨むことになる。
※この作品は2024年3月に発行された文芸部の部内誌に掲載したものです。
最終更新:2024-03-26 10:59:36
13155文字
会話率:25%
シャッターを切ると異空間への扉が開く。
※この作品は2022年11月に発行された文芸部誌に掲載したものです。
最終更新:2022-12-19 10:40:26
7169文字
会話率:41%
ある日、“破壊の天使”を名乗る美少女がわたしの前に現れた。
※この作品は2022年7月に発行された文芸部・イラスト部の合同誌に掲載したものです。
最終更新:2022-07-19 08:29:26
7873文字
会話率:56%
九州大学文藝部の作品です。この作品は2024年度新入生歓迎号に掲載されています。よろしくお願いします。
キーワード:
最終更新:2024-03-22 22:08:45
2277文字
会話率:0%
臼野尚輝は高校卒業以来、初めて同窓会に参加した。文芸部・川柳班の後輩だった椎野美依に当時の思いを伝えるつもりだったが、美依は尚輝の事を覚えていない様子。思い出話しだけにしておくか、それとも当時の思いを伝えるか。尚輝は勇気を出すのか否か?
最終更新:2024-03-07 19:36:02
6443文字
会話率:67%
主人公は人気小説家。しかし出版不況で大手出版社の文芸部が縮小される危機に、売れる随筆の出版を提案する。しかし執筆に行き詰った時、平安時代の清少納言の体内にタイムスリップしてしまう。そこで清少納言が枕草子を書くときに主人である中宮定子が父親の
死でふさぎ込んでいるのに明るく元気で才能あふれる中宮定子を表現していることに疑問を感じる。清少納言が敢えて中宮定子を元気に表現したのかの探って、自分が書かなくてはいけない随筆を創作するヒントにするため、当時の宮中の人間模様を観察していく。そんな中、もう一人の天才女流文学者の紫式部との出会いが新たな展開を導く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 14:55:27
42469文字
会話率:38%