いじめられっ子だった少年、灰原昇太郎。
彼はひどいいじめに苦しんでいたが、その苦しみから感情が爆発して高い橋から川へといじめっ子たちの目の前で投身自殺を行った。
死んだかと思うと目が覚めた場所は何故か戦国時代。
行き場のない昇太郎を拾って
くれたのは武家の娘の琴乃。
同じ灰原という名の姓を持つことから助けてもらえた昇太郎は衣食住を何とかしてもらえることとなる。
しかしいじめられっ子だった昇太郎には戦国時代での生活はきつく、ボロ雑巾のようになって与えられた部屋で寝込む。
その時に甲斐甲斐しく世話をしてくれた琴乃に昇太郎は生まれて初めて恋心を抱く。
ボロ雑巾のようになりながらも琴乃と過ごせる日々を満喫していた昇太郎だが、弱小国であった灰原家は常に厳しい世渡りを強いられており、隣国の大国同士の争いに巻き込まれていく。
危機的状況に陥った灰原家だが、そこにいじめられっ子だった昇太郎の成長した姿と彼が持つ知識と作戦が未来を切り開いていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-19 22:44:26
233982文字
会話率:57%
永禄6年(1563年)、織田信長はそれまでの清洲城を引き払い、尾張平野のこんもりした小山である小牧山に城を築いて、永禄10年(1567年)まで居住する。宿敵である斉藤龍興の稲葉山城を攻めるためである。
この城替えにより、小牧山城は近代築
城術の先駆けとなり、小牧城下町も近代城下町のモデルケースとなった。そういった表の歴史に隠された秘伝が、いまもなお小牧の津々浦々でひっそりと語り継がれている。それこそがキツネ伝説であり、吉五郎礼賛秘話である。
本書は聞き得たかぎりでの吉五郎伝説をまとめた小編である。なにぶん450年以上前の出来事の伝聞なので、辻褄の合わないところや突拍子もない荒唐無稽な逸話も差し挟まれている。そこはそれ、想像力を駆使したり、妄想を逞《たくま》しゅうして補うほかはない。
以下は本編のあらすじである。すでにあらすじからして、なにやら胡散臭い気が漂っているが、この物語は小牧の人々によって語り継がれてきた一片の真実を、広くあまねく高らかに謳うものである。
時は戦国時代。尾張平野のただ中に、こんもりとした小山があった。その山にはキツネが住んでおり、親分の名を吉五郎といった。同じころ尾張で敵なしの武将が、そのキツネたちの山に城を築こうと向かっていた。織田信長である。状況を見極めるや吉五郎たちはやむなく山を降りた。
山の木々は伐採され、山じゅうに武家屋敷が建てられ、さらに山の北側の原野が切り開かれて城下町が整備された。
信長は町を整えると、宿敵の斎藤方に味方している織田信清の犬山城へ出陣した。その帰り、あるはずのない城が小牧の草原に出現していた。これこそ、キツネの吉五郎たちが渾身の力で築いた幻の城だった。キツネたちの逆襲が始まる。
信長が苦境に立たされたと思い込んだ京都の公家は、陰陽師《おんみょうじ》の安倍|晴雨《せいう》をつかわし、同盟者の徳川家康は、キツネ退治にたぬきを寄越すと言ってきた。京の連歌師《れんがし》、紹巴《じょうは》もトリックスターとして活躍。町衆も巻き込んでの大騒動が始まる。吉五郎はお山を取りもどすことができるのだろうか。
(エブリスタに重複投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 05:24:20
58993文字
会話率:52%
スカッと爽快、歴史ファンタジー。
時は建武元年(1334年)。鎌倉幕府が滅亡して一年。後醍醐天皇は、約百四十年続いた武家中心の政治を改め、公家一統の政治を推し進めようとしていた。
しかし、政治は腐敗し混乱をきわめ、強欲で淫乱な公家が権
勢を振るっていた。
賀茂神社に務める世にも美しい巫女、玉(たま)は、誰もが対処に困ったその公家に、正義の鉄槌を下すことを決意するのであった。
『 しろうと絵師による 「なろう小説」挿絵 製作日記 』
https://ncode.syosetu.com/n5400en/
の「美少女さしあげます」企画では、
作成した美少女画(巫女)を題材とした小説を募集しています。
( 詳しくは、「その8 美少女小説を募集いたします」にて )
お待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 15:00:00
38052文字
会話率:36%
もう一つの地球の大正エリアで産まれた主人公キサは旧武家の一人娘。文明開化により稀有となった異能力に目覚め学院へ通う事になった。
■キャラ:暴君〔黒金平淡〕、華族〔名輿煉〕、優男〔蝶ロヴィ〕、孤高〔天神雨木〕、異国かぶれ〔クレセタ〕、教師〔多
丹ハノイ〕
【怠惰に生きて人生の最後は悪魔に看取られたい】主人公の生華マナは高校生活が始まった。悪魔ベリアンは自堕落な生活をするように誘惑してくるので回避しよう。
■キャラ:級友〔宇佐美ケイジ〕、バイト同僚〔犬飼シジツ〕、大学生〔巣喰リクス〕、共犯者〔津熊サクト〕、異端科学者〔十六夜デンジ〕、兄〔生華ツクダニ〕、悪魔〔ベリアン〕
【umbrelela<アンブレイラ>~傘と恋をする死ンデレラ?】主人公の漆傘后咲々<しかさきささ>”は傘マニア。帰宅中に7色の雷に撃たれた事を切っ掛けに人間になりたい傘の精霊7名に心臓(ハート)を狙われる。
■endありキャラ:蝙蝠傘〔ヴァブ〕「貴女は人になった傘を愛せますか?」、蛇の目傘〔青巳〕「必ずお前の心臓をもらう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 01:05:32
7643文字
会話率:56%
平成18年9月、城之内敏夫は白河清二郎の訃報に接する。
彼は奈良県桜井市の三輪山の麓に住んでいる。妻の冴子と2人暮らし。彼の家は千数百年続く名家である。
後日、城之内は白河邸を訪問。冴子は多忙で留守。賄婦の二階堂妙から白河清二郎の死は自
殺である事。彼の書斎の机の上に習字紙に――大化改新――と血文字で書かれていたと告げられる。
城之内が白河邸を始めて訪問したのは20年前の事。以来白河清二郎から聞かされていた事は、
日本の古代史――奈良朝は新羅系天皇家、平安朝は百済系天皇家が支配していた、というものだ。しかも大化改新は当時の新羅の国内事件であって日本には大化改新は無かったと主張していた事だ。
そして中大兄皇子と天智天皇は別であり、中大兄皇子のモデルは新羅の太祖武烈王であり、彼こそが白河家の先祖であると明らかにした。
奈良朝末期、新羅の滅亡により、奈良の朝廷はその後ろ盾を失い滅亡。代わって百済系の桓武天皇の平安朝になる。
以後、武家の台頭により百済系から新羅系天皇家に代わる。明治になり明治天皇すり替えにより百済系天皇となり現代に至る。
奈良朝で栄華を極めた新羅系渡来人(白河家の先祖)は平安朝以降百済系渡来人にとって代わられ、地獄の日々を送る事になる。
この悪夢の連鎖を断ち切るために白河清二郎は彼の代で白河家を終わらせようとしたのだ。しかし白河家傍流の縁者たちの抵抗にあい、自殺を強要され、冴子もまたその後を追う事になる。
白河清二郎亡き後、実弟の娘が白河家を継ぐ。彼女は城之内に古代史の研究を許すが、それを世間に公表してはならないと厳命する。そしてお目付け役として二階堂妙との結婚を命じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 15:04:13
39520文字
会話率:6%
妻の志保と古川を拉致された波多幾雄は気力を振り絞って太秦のお宝探しに奔走する。
崇神天皇、神武天皇等を調べる。結果この2人の天皇は1人の大王(ニギハヤヒ)の事蹟を2人に分割したものと推量する。そしてニギハヤヒの父スサノオは失われたユダヤの
十支族の長ではなかったかと結論付ける。日本にもスサノオの伝説が牛頭天王(エジプトのバアル神)として伝わっている。
太秦のお宝=ユダヤの神との契約の聖櫃アークを日本に持ち込んだにはスサノオでそれを大和に運びいれたのがニギハヤヒと結論した。
その後、歴代の天皇によって契約の聖櫃アークは大和から各地を転々とする。最終地伊勢の内宮に納められる。
しかし平安京が出来ると、桓武天皇によってアークは宮中に納められる。それ以後鎌倉時代になると武家の力が朝廷を圧倒する。各地に内乱が勃発する。アークは秘かに伊勢の地に運び込まれる。
伊勢のどこかにあるのでは・・・波多がここまで推理した時、波多は志保と古川に再会する。
そして3人は伊勢に移される。その直前、謎の人物は”太秦のお宝の隠し場所を解く鍵は伊雑宮にある”と告げる。
3人は伊雑宮について調べる。伊勢の内宮、外宮、伊雑宮も秦氏の創建によるものと知る。そしてこの3社は元々3社一体で存在していた事を知る。
しかし伊雑宮の何処をどう調べれば、太秦のお宝と結びつくのか全くの不明であった。
3人は一旦常滑に帰る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 09:30:15
44909文字
会話率:8%
平安時代風の和風異世界。私、十七歳の下級貴族の娘の桃子姫は、亡き母の跡を継いで後宮女官の小桃内侍として働くことに。しかし結婚間近だった婚約者は、大反対で婚約破棄か!? でも出仕しちゃいました! 後宮でのお仕事は大変だけど、何だかんだ言っても
優しい恋人、頼りになる女官達、素敵な公達、姫君達に囲まれて楽しく過ごします。でも後宮女官のお仕事とは思えない、怪しい妖しい変な仕事も押し付けられそう!
※後宮女官の仕事内容は、あくまでも作者の空想ですので、非現実ファンタジーと言う事でご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 00:49:12
61638文字
会話率:46%
明智十兵衛光秀は織田家に仕官した。有能な主たる信長公は、部下の限界を見切るのがうまく、常に限界の少し先の仕事量を割り振ってくる。
それを懸命にこなすうちに夢とうつつの区別がつかなくなっていき、ストレスが限界突破したのだった。
最終更新:2018-04-21 16:24:29
2659文字
会話率:29%
父親の正妻の子でなかったゆえに、母親の実家である百姓の家で育てられた信一郎。
しかし、正妻の絹代が身罷り、父親の市右衛門に子がなかったゆえに、八十石取りの武家である鷲頭家に引き取られる事になる。
武士に憧れを持っていた信一郎だったが
、事の成り行き上父親に対するわだかまりを捨てきることができないままに成長し、元服を迎える。
だが、その父親が同輩の丸山英治郎に惨殺される。
丸山英治郎は藩内で名高い剣の達人であった。
武家の定法から仇討ちのをすることを余儀なくされた信一郎は、剣術の師匠である平山三左衛門に剣を鍛えなおしてもらう。
そして、仇討ちの旅に出る信一郎。
だが、その心の中には、父親を殺した仇を憎み切れない矛盾が渦巻いていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-01 07:00:00
21662文字
会話率:28%
ある伝説が伝わる元武家の次男連城司はどこにでもいる高校生なのだが、家の悪い噂が一人歩きしているせいで友達はいない。そんなある日父親に超美少女のユアを紹介され、夏の間に仲良くなりなさいという命令が...。んな、無茶な。といいたいところだか、俺
に拒否権はないらしい。ユアの毒舌に振り回されながらもやっと距離が縮まった頃、俺たちの知らぬ間になにかが動き出していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 17:22:48
7163文字
会話率:36%
道場を開いている武家の三男「朝陽」は団子屋の娘「綾菜」がとても好きで、近くにいたい。
好きだから、身分なんて関係なくて・・
連作10話です。
最終更新:2017-10-21 13:30:02
36617文字
会話率:36%
遊女が身請けされた先は武家風の御屋敷で、あてがわれたのは座敷牢に囚われた十三の少女だった。
萌え出でる性癖。少女と遊女と、男の三人暮らし。
※Twitterで頂いたお題『座敷牢』より書かせて頂きました。
【注意!】
色気のないSM要素が
あります。
また、主従の形とはいえ念のためGL(ガールズラブ)タグを入れています。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 00:42:55
7802文字
会話率:13%
アケミ=シロモリ、十七歳。
武家の名門に生まれ、女ながら稀代の才能を秘めていた。
そんなアケミの不安は、遠からず孤独になる幼馴染の王女・バレーナ。アケミは日常の中で彼女を助けるための手立てを模索していた。だが、アケミはまだ何者でもなか
った―――。
※時系列として前作「アルタナ」の2~3年前の話になりますが、単品で読んでも特に問題ありません。
※前作「アルタナ」よりも際どい描写が出る可能性があります。あらかじめご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 21:12:19
552788文字
会話率:60%
側妃として仕えるも、武家として有名な家系で幼い頃から日常の一環として鍛えてきたシャナンにとって後宮は息苦しい場所だった。
しかし、忠実な家臣としてはしっかりやることはやります!盛大に猫をかぶり陛下に尽くします!
だからお忍びで遊びに行くの
はいいですよね?
お忍びで行った城下での青年との出会いが、シャナンの人生を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 12:37:44
8999文字
会話率:47%
今は亡き国家:日本のある武家の生まれの主人公が家族や友人を第三次色彩侵略(戦争)で失った恨みからあの時関わっていた全てに対して復讐をしていく話。第三次戦争以降、髪の色で身分が統制される世界になる。それは髪の色で生まれが判断できるようにシステ
ムがなってしまっているから。そして各国を統制するために大国はある力を発現させた。それは魔法の力。血統に左右される不条理な力。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 12:11:32
253文字
会話率:0%
武家の末っ子ヒロイン猿浄愛美と
ヒロインに泣き虫だと思われている言葉がうまく話せない少年、鳴海翔護の二人が異世界の侵略者やカミサマ、幽霊などと戦い、異世界に遠征に行ったりする物語。
恋愛要素も多く取り入れています。だが、しかし。
この二人
、小学4年生と5年生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-17 04:13:19
6762文字
会話率:53%
武家の家に生まれた花王 春樹は退屈していた、繰り返すだけの退屈な毎日、日の出前に起きて2時間稽古して、朝飯を食べて学校へ行く、学校が終わったら家に帰りまた2時間稽古し、その後やる事と言えば自分の部屋でアニメやら小説を読んで寝るだけだった。
そんなある日学校から帰る途中でトラックに跳ねられそうになった女の子を助けてあっさり死んでしまった
と
思った瞬間真っ白い空間に居た。そこでハルキは女神アテナに会った。
そしてアテナに異世界に転生するチャンスをもらってチートスキルまでもらったハルキはワクワクしながら転してもらおうと思ったら、
処女作ですので温かく見守ってください。
これは女神にチートもらってハーレムを作って、無双するテンプレ満載の物語です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 01:56:16
70114文字
会話率:71%
「姉上!覚悟!」
どうやら私は戦国時代かそれより前の過去の日本のような世界に転生したらしい。
婚礼の夜、私はひとつ下の妹の旭に刺されて記憶を取り戻した。
どうやら妹に婿殿をNTRされたらしい。
そうして妹を私にけしかけておきながら
どさ
くさに紛れて逃げた婿殿。
婿殿は隣国の人間。我が国に人質として囚われていたが、ただただ大人しく囚われていた訳ではなかった。
雌伏し、この時を待っていたのである。
そっちがその気ならこっちにも考えがある!
ただで死んでやるものか!
もう、よその国に後ろ盾頼んじゃうもんね!
泣いて謝ったって赦してあげないんだからっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 09:13:48
21483文字
会話率:23%
武家の家系である染井家の長女、染井さくらは、跡継ぎのために男装して日々を過ごしていた。
そんなさくらにはお気に入りの桜の木があり、そこで可愛らしい女子、八重と出会い心奪われる。
さくらは八重を妻に迎えようとするが、八重は女遊びが過ぎる
さくらを不審に思い、ある条件を出すのだった。
不思議な桜の木を中心に描かれる、少し悲しい男装百合恋愛ストーリー。
この作品は、『和モノ春花企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-14 08:43:01
6754文字
会話率:47%
先祖代々の武家で育った主人公、高遠 零夜は、ある日勇者召喚されてしまう。
初日に侵攻してきた魔王軍、そして魔王に敵対しているという邪神。
零夜は、召喚直後に現れた邪神に、魔王が16人いるという事を聞かされ、勇者は魔王討伐の旅にでるがーー。
勇者が魔王討伐の旅にでるのは多分2章あたりです。
旅は基本グダグダ、何かとオッさんと仲良くなる、などオンナノコ要素が少ないと思われますが、2章前後でメインヒロインが出てきます。
駄文ですが、よろしくお願いします。
(サブタイは語尾に○○件となります)
更新は良くて週1、忙しいと二週間に1回になるかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 17:44:23
6635文字
会話率:46%
水島家は幕府の旗本の武家である。石高は260石程の小さな家で、砲術師範であった。しかし、八丸の姉友佳梨が将軍の側室に選ばれるなどおめでたいことが続き、幸せに暮らしていた・・・。
最終更新:2017-02-26 12:02:35
2953文字
会話率:63%