現在、人間と魔族の戦いの中心はダンジョンにある。
今から90年前、人間たちを恐れ慄かせた偉大な魔王が殺された。8代目の魔王であるその『偉大な魔王』は、桁外れた魔力と優れた頭脳から、人間との対立において常に劣勢であった魔族を勢いづけ、人間の領
土を次々に侵略したが、伝説の勇者トール一行により殺されたのだという。
人間たちは歓喜に沸いたが、大予言者ファビンの『100年後にまた魔王は復活する』という予言から、まだ戦いは終わっていないと考えられた。魔王を復活するためには依り代となる6つの魔導石が必要となり、そして魔族はその魔導石を各地のダンジョンに隠し守っているのだということが判明してから、勇者たちは各地のダンジョンに攻め入るようになる。それに対抗して魔族たちは魔導石を守るために各地にダンジョンを作り、攻め入る勇者たちを返り討ちにして有望な戦士の数を削ろうと難関な仕掛けを施した。
真面目さだけが取り柄の魔人リリーはマニエラ魔術総合学院を卒業して、一級ダンジョン製作士の筆記試験に合格する。そして彼女は、魔人界憧れの職業である一級ダンジョン製作士を目指して、研修期間として各地のダンジョンを巡る旅にでることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:37:33
1266文字
会話率:0%
カクヨムでも連載中!
【祝!日間ラブコメ2位、週間ラブコメ3位、総合35位!PV100万突破!】
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手
続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 07:20:00
76825文字
会話率:51%
「俺は君を愛さない。この結婚は政略結婚という名の契約結婚だ」
結婚式後の初夜のベッドで、私の夫となった彼は、開口一番そう告げた。
彼は元々の婚約者であった私の姉、アンジェラを誰よりも愛していたのに、私の姉はそうではなかった……。
見た目、
性格、頭脳、運動神経とすべてが完璧なヘマタイト公爵令息に、グラディスは一目惚れをする。
けれど彼は大好きな姉の婚約者であり、容姿からなにから全て姉に敵わないグラディスは、瞬時に恋心を封印した。
筈だったのに、姉がいなくなったせいで彼の新しい婚約者になってしまい──。
人生イージーモードで生きてきた公爵令息が、初めての挫折を経験し、主人公に捻くれて八つ当たりするお話です(なんだそれ)
主人公は基本ポジティブ思考なので、そこまで嫌な感じにはならないんじゃないかと思います(希望的観測)
今書いてる連載の気晴らしに書いてるので、更新頻度が遅くなったらごめんなさい……。
早めに書き上げたいと思うけど、思ってるだけで時間ないかもっていう……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 06:41:37
83977文字
会話率:26%
俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。
だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。
と言っても、メイトギアのエレ
クシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。
しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。
地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。
筆者より。せっかくなのでコッテコテの異世界転移ものでも描いてみようと思ったんですがどうにもピンと来なくて、メイトギアを連れて未開の惑星に不時着・遭難という形にしてみました。
メイトギアを連れてるのは、サバイバル要素を前面に押し出す気がないからです。及び嫁一号ということで。
要するに、何のひねりもない異世界ハーレムものを自分が描いたらどうなるかっていうのをやってみたかっただけですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 06:00:00
2631053文字
会話率:20%
突如として異世界に召喚された鉢木 牧緒は、勇者候補として英才教育を受けることになる。
しかし魔法を使えない牧緒は国王の怒りを買い、理不尽にも国家反逆の罪で難攻不落の監獄に投獄される。
そこには、単独で世界を滅ぼし得る“終末級”の大罪人たちが
収監されていた。
元の世界に戻るべく、牧緒は知恵と行動力だけで脱獄を試みる。
彼の軌跡は世界を終焉に導くか、それとも世界を救う一助となるか――。
これは彼が【魔境の王】と呼ばれ、世界を掌握するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 02:13:47
47082文字
会話率:23%
突如として異世界に召喚された八軒 牧緒は、勇者候補として英才教育を受ける。
しかし、魔法を使えないことを理由に国家反逆罪に問われ、難攻不落の監獄にぶち込まれてしまう。
そこには、単独で世界を滅ぼし得る“終末級”の大罪人たちが収容されていた。
元の世界に戻るべく、牧緒は知恵と行動力だけで脱獄を試みる。
彼の軌跡は世界を終焉に導くか、それとも世界を救う一助となるか――。
これは彼が【魔境の王】と呼ばれ、世界を掌握するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 20:17:10
131655文字
会話率:32%
この物語の主人公・レイジは正義じゃない。
振り切れた極悪でもないし、強い信念のあるダークヒーローでもない。
そんな彼が、手に入れた能力で逆境を乗り越え、復讐し、失った10代後半を取り戻すべく邁進していく。
これは、私利私欲しか考えていなか
ったレイジが、何やかんやで地球を救うことになるお話。
読む人によっては胸糞かもしれない、邪道ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 01:48:47
146044文字
会話率:36%
とある滝にて終焉を迎えた最恐の犯罪者。『ジェームズ=モリアーティー』
彼は気付くと、記憶喪失で異世界の美人令嬢の憑依霊として転移?していた。
しかし、憑依した令嬢は寄宿舎でいじめられ、今にも自殺をしようとしていた。
彼は彼女の自殺を
止めて思わず口にする。「君の問題を解決してあげよう。」と。
記憶は無いが、頭脳は変らない。彼は、その明晰な頭脳を鹿撃ち帽の探偵無き世界でたった一人の女の子の為に存分に振るう。
虐められたら心を粉砕する。やられたら惨たらしくやり返す。
教師も生徒も貴族の親も関係ない。
持っているのは『冴えわたる頭脳』たったそれだけ。
しかし、彼の前では全てが計算可能な変数となり、世界は彼の思うままに動き出す。
いじめられていた令嬢は死に、血も涙も無い悪役令嬢モリアーティーに生まれ変わる。
肉体は無い、記憶は無い、未知なる異世界で彼(彼女)は完全犯罪方程式を組み立てる。
さぁ、見せてあげよう。明晰なる頭脳が魅せる完全犯罪の如き報復を。
※一話平均1000~2000文字です。
※この作品は『カクヨム』『NOVEL DAYS』『小説家になろう』『エブリスタ』の4サイトに投稿しています。
※略称は『黒モリ白書』です。
※2020/02/07某なろうラジオで紹介されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:25:51
1433780文字
会話率:23%
※倫理的な問題の有る描写が含まれます。ご注意下さい。
探偵の助手をやっていたある日、探偵の彼女は消えた。同時に、僕は彼女の『探偵』の能力を相続する事になった。
それからというもの、難事件の数々は僕の前に現れては解決されてった。辛い
名探偵
の再来と評され、痛い
無念を抱いていた人間には感謝され、怖い
僕は音に聞く名探偵になった。悍ましい
これは僕の、『探偵』を継承した助手の呪われた苦悩の日の一片である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 22:39:10
971文字
会話率:13%
あなたは探偵。しかしただの探偵ではない。
頭脳明晰、灰色の脳細胞の再来、天才的推理力、あなたのために探偵という職はある……言わずと知られた名探偵だ。
そんなあなたの元に来る依頼の数々を、快刀乱麻を断つが如く解決していく。
これは、
読者のあなたが名探偵になって事件を解決する能動的小説です。
犯人を当ててみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 08:10:28
3447文字
会話率:10%
「ここは何処だ?」
四大魔族の一人として魔族領最強格と云われていた魔帝ラーザ・ギャビンは同じく四大魔族の一人であった魔王エーシル・ヴォルヴァとの20年に及ぶ一対一の戦闘の末ついに力尽きた。魔帝が最後に放った魔法は転生魔法と呼ばれる禁忌の魔
法である。予定ならば新しく魔族の体を手に入れ、また魔王とのタイマンが続く予定だったのに……。「まあ落ち込んでも仕方ないし早いうちに人間領抜け出して魔族領に帰るかぁ。あれ?そういえば今人間領と魔族領の境界って閉じてるよな……しばらく帰れねぇじゃねぇか!」
人間と魔族の2000年にも及ぶ冷戦の弊害がこんなところにまで。けどなんとか帰る方法を探したい。しかも俺は魔族の中では最強格だが、人間の中では最弱クラスの戦闘力しかないんだが?
これは天才的な頭脳を持ち、最強魔族である魔帝が、最弱クラスの人間になってしまった物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:17:43
435889文字
会話率:55%
第1章、87話(48万文字程度)5月5日まで毎日22:00連続更新です。
地球とは違う異世界。まったく見知らぬ異世界に飛ばされてしまったある男が宇宙船の人工頭脳や自動機械たちと協力し、新たな国を作って異世界人に対抗し始める。
最初は慎重に動
いていた男だったが、徐々に世界の表舞台へ立たざるを得なくなっていき――。
※冒頭部分でSF的な描写があり、SF要素も随所に出てきますが、土台となる部分は王道系の異世界ファンタジーだと思って読んでください。
一部地球の文明や法則を参考にしていますが、主人公が元居た世界は地球という名前のパラレルワールドです。食文化が現時点のものであるにもかかわらず、宇宙船や機械の技術が異様に発展していたり物理法則がおかしかったりしますので、あくまでパラレルワールドの出来事としてお読みください。
「BEYOND A WORLD」という題名の冠詞が「A」なのも、パラレルワールド的考えで複数世界が存在するという設定からです。
ところどころ、うんちく臭い説明がありますがAIが味方だったり現代から何百年後の主人公という設定に説得力をもたせるためなので何卒ご理解ください。
カクヨム様、アルファポリス様で重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:00:00
482255文字
会話率:44%
脅威の偏差値83を誇る天才JK──霰姫 天(せんき あま)は、たった今VTuberとして活動を始めようとしていた!
このVTuber飽和時代、数々のVTuber志望者が夢見て埋もれて挫折する屍の海で、彼女は生き残る最適解を見つけ出した!
それは……"ぽんこつ"である!!!
天才である彼女が視聴者を欺きぽんこつを演じる──如何に容易なことのように思われたが、現実はそんなに甘くない! 数々の危機が彼女を襲う!
彼女は"ぽんこつ"を守り抜き、そして人気VTuberへと成り上がることができるのか!?
彼女は今日もかます……
「あ、配信切り忘れてた!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:20:40
71202文字
会話率:25%
これは悪魔が主催するデスゲーム。異能を与えられた参加者達は、時に協力し、時に裏切り、殺し合う。何故なら彼らには、人を殺してでも叶えたい願いがあるから。
だが、そんなゲームに1人のバカが紛れ込んだ!鋼鉄の首輪を引き千切り!扉をタックルでぶち破
り!バカは元気に突き進む!
この話は、10人の人間が願いの為に殺し合うはずが、異能も頭脳も全て筋肉に敗北していくかんじの話です。
※大体毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:20:00
348380文字
会話率:51%
私は普通のエルフ、シーラ!
幼馴染でもないし、同級生でもない乙女ゲームを購入して遊んでいたら、会社の後輩が訪ねてきた。
会社の後輩と話す事に夢中になっていた私は、刺客から突き出されるナイフに気づかなかった!
体に深く突き刺さったナイフに動揺
し、意識を失った私は、目が覚めたら……体が縮んでしまっていた!
シーラが異世界で生きていると後輩にバレたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。
もう一人のボクゥの助言で正体を隠す事にした私は、エルフの長に名前を尋ねられる事は特に無かったが、シーラと名付けられ、この世界の情報を掴む為、この世界の情報が集まっている里の書庫に転がり込んだ。
そう。この見た目だけ美人のお姉さんだけど、年齢は四桁のお祖母ちゃんがこの里の長で、そしてほぼ一話だけのキャラクターだ。
この物語の主人公は誰か、みんなはもう知ってるよな?
その秘密は、私にある。
まずはこれだ。異世界転生。
前世ではただのオタクOLだったが、今世ではゲームの世界に転生したんだ。
そして次に、エルフという種族特有の整った顔立ち。
街中を歩くだけでみんなが振り返って、私の事を目で追わせる事が出来る。
必殺のスマイルなら、大人から子供まで、ありとあらゆる相手を落とす事が出来る。
勿論、異性同性は関係ないし、危険だと言われる魔物相手でも関係ない。私の魅力を極限まで高めてくれる!
ロリやショタの危機を救うなら、自慢の健脚だ。どこまでも走っていくぞ!
そして意外な優れものが、魔法の才能だ。
この世界では殆どの者がたどり着けない、最高位魔法が使えるぞ!
超ユニークな才能だ。
私の命を奪った犯人の目的はまだ掴めないけど、この世界でも事件は私を待ってはくれない。
小さくなっても頭脳は同じ! 見た目は幼女エルフのシーラ! 可愛いは……いつも正義!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:10:00
28559文字
会話率:44%
容姿が極端に悪かった俺は最悪な人生を歩んだ。
特にいじめは俺の人生の大半を占める最悪な出来事だ。
中学高校はどこにいってもいじめの餌食にされた。
ブサイクな俺の入学は、周りからはご馳走に見えんたんだろう。
そして当然ながらこんな俺は恋愛なん
て手の届かない事だった。
俺は生まれ変わりたかった。
せめて普通の見た目になって、普通の人生を歩みたかった。
そして奇跡がおきた。
周りの環境は全く同じだったが、俺の希望を超えるイケメンとして生まれ変わることができたんだ。身体能力や頭脳も前世よりも遥かに高い。
でも、俺にはここまでのスペックは正直不要だった。
普通の幸せさえあればそれで良い。そう考えていた。
そんな俺は、目立たずに静かに平凡な暮らしをしようと考えていた。
しかし・・・
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
優越感に浸ることが気持ちいい。女に惚れられて振るのが気持ちいい。
男に嫉妬されるのも気持ちいい。
振られた人・奪われた人は悲しい表情を浮かべている。俺がイケメンだから悪いのか?俺のスペックが高いから女を奪ってしまったから悪いのか?
いいや、俺は悪いことはしていない。
ただ俺のスペックが高いだけだ。そう。これは犯罪ではない。
合法的に俺が優越感に浸り、人を悲しませることができる。
こんな快感を知ったら後には戻れない。
狙った女は俺に惚れさせてやる。そして振ってやる。
男は俺の才能に嫉妬しろ。俺の力を見せつけてやる。
そして、前世の俺を最もいじめた奴がいる。そいつは生まれ変わった俺が全力で不幸にしてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:47:49
12800文字
会話率:27%
第二部「破滅を照らす者:魂を映す鏡」
マーリンとの作戦会議を経て、遂に作戦の決行に至る。
一日目は作戦通りに山頂付近にある教団内の幹部、『ロキの化身』の1人。『へカーティア』が率いる警備部隊のキャンプ場を目指すが、様々な攻撃と新たな真実
が彼等を待ち受ける。
果たして彼らは新たに得た特殊な力、『祝福』の能力を駆使して戦闘を有利に進め、教団に関する謎を解き明かす事ができるのか…
pixivとハーメルンに投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:44:15
17292文字
会話率:69%
俺の転生先は
「とある山中の寺院の最高指導者」
地味過ぎる!
一生ここで暮らすのか?
貰ってきたチートは高度な頭脳と学習能力。
相方は「幼馴染の美人お姉さんキャラ。ちょっとヤキモチ焼き。ナイスバディのメイド属性」
俺たちはこの鳥籠から脱出出
来るのか?
転生者は俺だけだけど、転生だらけの大陸レムリアを舞台にした、
2人の大放浪ファンタジー。
今、その序章が始まる!
※この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」様でも同時投稿を開始させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:00:00
3201123文字
会話率:47%
容姿端麗、頭脳明晰、自他ともに認める公爵様が初恋に落ちた?
いつもの冷静な公爵様はどこに?
恋愛なんて興味ないと言っていたのに気づいたら溺愛してました。
公爵様の初恋は実るのでしょうか。
最終更新:2024-05-05 16:16:19
105562文字
会話率:29%
私の名は、アリスダリア尊。
この宇宙の創始者の彼女(娘)として、
私たちが種をまいて文明の発達した星々の
善良な生物たちからは、銀河を守るゴッズ・プリンセス
などと呼ばれ、敬われてきたわ。
・・・というのは遠い昔の話。
今ではこの宇
宙における、
魔族、霊族、幻獣族、異次元族、宇宙怪獣などが
勝手に湧いてきて、悪さするものは消していって、
結局、多くの勢力から恐れられ、
「ゴッズ・ブレイカー」って呼ばれているわ。
何故、デモンズブレイカーとか
ビーストブレイカーって呼んでくれないの?
訳あって、このジ・アース(地球)やその月に住んで、100年余り・・・
人間同士の戦争の時も、人には出来るだけ接しないようにして
助けてきたつもりだけど。
この星の創始者である叔母様の頼みで、一人娘のマリアを
70年余り面倒をみてきたけど、
今回のお願いは、3年間だけ第一魔霊法大学に行けってことなの。
調べてほしい案件があるとかで、
私でなくてもよくない?って思ったけど。
私は、あまり目立ちたくないからって愚図ると、
辺境の中小企業の経営者の娘ってことで、
目立たないようにするとおっしゃって。
叔母様は身分と名前を用意して下さった。
「楽しんでいらっしゃい。」とおっしゃられたわ。
いえ、もう充分 楽しんでますけど。
この学校を調べると、生徒には上流な家柄は勿論のこと、
頭脳も半数以上の子が、量子伝脳化(量子化手術)
してて、それぞれが特性を持った魔法や霊法を使う子たち。
ほとんどは、親が大企業の役員だったり、
系列企業の社長だったり、
国や地方の権力者だったり、
天下り特殊法人の理事だったり、
親と一緒で、一癖あってプライドの高い子たちばかり。
けれど全然、気にしないし、ならないわ。
逆に面白そうって思って、引き受けたの。
この星の人族は私を畏怖や恐怖の目で見ないし、
心根はみんな善良。本当に大好き。
この星に来て、すごく伸び伸び出来るし、気持ちが楽なの。
けれど、そうも言っていられない事件が起きてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 13:22:04
53417文字
会話率:15%
旧題『山野太一の、勘違いと愚痴と、それから……』
個人主催 : 第一回いっくん大賞 キャラクター部門受賞作
ーー毎週月曜12時更新ーー(たまに更新を忘れます許してください)
山野太一は小中を過ごした土地に別れを告げ、とある地方都市の
進学校へ入学する。
太一にとって都合の悪いことに、その学校は部活動が強制され、必ず一つの部活に所属することが義務付けられていた。中学生時代のイザコザから、人のいない部活を選び、入部を決める太一。
その部活の名は「発掘部」。
いったい何をする部活なのかは分からずに、何の気なしに入部届けを出しに部室へ赴くと、そこには気を失うほど綺麗な先輩がいた。
その先輩は部室の下に穴を堀り秘密基地を作り、バニースーツで誘惑してきたり…?
そんな事をして過ごしていると、独り暮らしの家の戸を叩く音。魚眼レンズを除いてみれば、ロリ巨乳の姿がそこにはあった。
明らかに違法な容姿の先輩に、胃袋と通帳と、もしかしたら貞操と、そんなあれこれを握られながら、始まる同棲生活。
まさかの二重苦に見回れた太一。しかし、二度ある、いや、二つあることは三つ目もある。
「俺に出来ることなんて、誰にでも出来る」そう嘯く太一に、迫る魔の手。
その正体は、世界を揺るがす最高峰の頭脳を持った兄だった。
「お前は俺以上の天才だ」
と言う、兄の言葉に耳も貸さず、
「兄さんの尻拭いくらいはする」などと言う太一。
人は、どこまで自分のことを卑下できるのか。真価を発揮し続ける天才は孤高で、しかしいつまでもシリアスはやってこない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 13:04:47
714841文字
会話率:36%
自分以外の家族が全員超優秀で劣等感まみれの高校生、多田進<ただ すすむ>。彼はある日、異世界に召喚される。 そこは他人は全員、魔法という謎の力を使用できる上に、全人口の三割以上が殺人や破壊の衝動を持つ、狂気に満ちてるやばい世界
。
その上、敵対する帝国の有力な魔法使いたちは、多くが政治も人権も省みないような連中ばかり。滅茶苦茶な圧政に苦しみ、逃げ出す人間は野盗か難民になる世紀末。
おまけに進は来て早々に左手を切り落とされて、今から入れる保険とかあるのかな・・・・・・なんて考えたり、考えなかったり。
しかし進は、ほどなくして気付く。自身が魔力0故に、魔力探知を受けない天然のステルス体質であることに。 逆に異世界人は皆、魔力独特のニオイを発している。 進は、この特性を利用して味方と協力し、ステルス能力と魔力感知を武器に頭脳をフル活用して狙撃、闇討ちで悪党どもを地獄に叩き落としていく。
そして、仲間とともに歩む中で進は英雄になる決意をする。——帝国ミルグに仇なすテロリストとして
※この作品はダークファンタジーです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:05:19
69618文字
会話率:59%
士(フォーサー)という力を持つ者が当たり前となった時代。
アメリカ留学を終えて帰国した漣湊(さざなみ みなと)は、名門国立校へと入学した。
漣湊、その正体は『聖(ひじり)』という上層組織の隊長、コードネーム「クロッカス」であり、その強
さは世界屈指。知能指数は最高クラス。しかしそれは当然のように隠さなければいけない。
湊は全寮制の学園で爽やかで凛々しいイケメン男子と相部屋になる。その男子もまた、湊には一歩及ばないがとある組織の強者であり、湊は運良くその陰に隠れて学園生活を過ごせることになった。
これは、あらゆる勢力と勢力がぶつかり合う中、裏で湊がひっそりと暗躍していく物語。
_____レビューだけでも見て下さい(このあらすじより適確に説明できてます)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
796068文字
会話率:35%