少し前に「カクヨム」で宙色紅葉として出していた小説です。
友人たちの変わり果てた姿とウハウハな生活に嫉妬、もとい正義感を燃やした主人公が天誅を下すお話です。
【あらすじ】
主人公である遠野茜は、五年前に亡くした親友二人の墓参りに行った帰り
道、交通事故に遭ってしまう。
轢かれたと感じた瞬間、白い謎の空間に飛ばされた彼女だったが、アカネはその状況に既視感を持つ。
これ、異世界に転生するのでは……!? 小説で見たことあるヤツだぞ!?
現実に未練の無かったアカネはテンプレの如く現れた神、ユリステムに土下座し、
「私に凄めのチートと美貌をください!! ゴージャスなチーレムライフを送りたい!!」
と、頼み込むもあっさりと断られてしまう。
どうやら彼女は力を失ってしまい、異世界に転移させることはできても転生させ、チートなどを与えることはできないのだとか。
転移か事故死か……
アカネの答えは勿論、異世界転移である。
また、転移の間際、ユリステムに、
「五年前に転生した親友の近くに転移させる代わりに、向こうで自分のことを布教して欲しい」
と頼まれる。
なんでも、向こうで布教されることによって力を取り戻し、異世界にいる姉に会いに生きたのだとか。
ユリステムに同情したアカネは二つ返事で頷いた。
無事に異世界転移したアカネは、早速、王都で聖女をしている親友の元へ会いに行く。
しかし、この国は異世界転移者と転生者が妙に優遇される国だった。
小心者で根っからの市民なアカネは町ゆく人々のお祭り騒ぎにすっかり怯える羽目になる。
きっと親友であるミドリも震えながら日々を過ごしているはず。
ミドリにも私にもチーレムなんて夢のまた夢……
そんなことを考えながら王城を進んで行ったアカネだったが、そこで目の当たりにしたのは立派なチーレムを築き上げ、イケメンにちやほやされる変わり果てた親友の姿だった。
初めは圧倒されるアカネだったが、徐々に嫉妬に燃え、
「チーレムなんて! チーレムなんて! 驕りの境地よ! この遠野茜が天誅してやるわ!!」
と、ユリステムに貰った能力を使い、ミドリの生前のお宝「R-18同人誌」をイケメンたちに暴露することでハーレムを崩壊させた。
城にいられなくなったミドリと、彼女ガチ恋勢を引き連れ、アカネはもう一人の親友を天誅すべく、隣町へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 00:32:59
102679文字
会話率:23%
その世界は確かに神によって創世された。けれども、それは無限であることの証明にはならず、やはり世界は有限だった。
神に愛された人類は自滅するほどに驕り高ぶり、世界の均衡は歪なカタチで保たれていた。
その魂は、偶然と必然によって漂着する
。
これは、魔王の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:09:40
65202文字
会話率:42%
思想。これは我らの思想に過ぎませぬ。
故にこそ、一読をお願いしたく。その後は、どうぞ心の内で罵り、馬鹿にしてくださいまし。一笑に付すべき戯言であろうと。
最終更新:2020-12-04 22:17:28
1451文字
会話率:0%
100年前の戦争で全世界にばら撒かれたナノマシンは、わずか7日間で人類のすべての文明を塵に変えてしまう。
地上で成し遂げた人類の誇り高い歴史と業績は虚しく塵となって消え去り
貪欲と驕りで星と数々の動植物を絶滅させた愚かな人類は、自分たち
がもたらした滅亡を避けて、誰かは宇宙に、誰かは地下に潜り込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 11:31:47
12225文字
会話率:44%
筆者=私は、新潮文庫刊『幸福について─人生論─(ショーペンハウアー著)』と同社刊『地下室の手記(ドストエフスキー著)』を読んだ結果、自尊心と倨傲性がイタ過ぎて見ていられないレベルにまで達している。断っておくと著書に罪は無い。私が勝手に無敵
の人予備軍へと化し、何でも良いから胸の裡で燻る悪感情を形にしたくなっただけだ。
この文章は、自虐風自慢と他虐で構成されていると言っても過言では無いが、決して特定の人物や団体を誹謗中傷する意図のもと書かれたものでは無いことは明記しておく。
気分が優れない時に読むのは非推奨だ。
気分が良くても読まない方が良いと思う。
そもそも楽しませるために書いたものではないのだから、面白いわけがない。
これは
私を苛んできたモノ達への「再戦宣言」であり
同胞へ向けた子供部屋からの「再起宣言』である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:00:00
12410文字
会話率:8%
探偵。増長された資本主義の悪徳が蔓延る暗黒国家ニッポンに、光のメスを入れる者。しかして驕り高ぶる探偵に抗える者は少なく、故に粛清する者、監査官は必要とされるのだ。これは一人の監査官による一連の粛清劇、そしてその陰に潜む恐ろしき暗黒最強計画の
顛末である。
本作品は、Twitterアカウント@workshop_247(https://twitter.com/workshop_247)上で連載されたものを成形等は行わず、そのまま掲載する。また、同様のものが『カクヨム』様、『note』様にも掲載される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:00:00
482238文字
会話率:1%
深夜に頭に渦巻いて取れないモノの雑記のような文。
最終更新:2023-06-19 23:50:39
378文字
会話率:0%
傲慢、不遜、驕り。
彼を表すならこの三つが最も似つかわしい。
若くして富と名声、そしてこの世全てを手に入れた久世・リーネット・真司。
だがその中に彼の渇きを潤すものは終ぞ現れなかった。
景色の変わらぬ日々に飽きていた真司。
そしてそれに付き
従うメイドの涼香。
彼らが放り込まれた世界は果たして彼を満たすことが出来るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 00:08:47
6747文字
会話率:33%
中核メンバーを追放し、弱体化した勇者パーティ新人を迎え入れる。
最終更新:2023-03-12 13:28:42
2724文字
会話率:62%
三つの身分で統制された世界で、主人公のエルは最下層となる「奴隷」として生まれる。この世界では身分が絶対であり、最下層として生きる奴隷の身分の者たちは皆、代替可能なただの作業道具として扱われていた。そんな中、主人公のエルは奴隷の刑務中に不思
議な石を飲み込むことによって、背中に紋様を背負う。これは絶対的な理を覆すために奮闘する革命児の物語。
愚者の千年研ぎ続けられた石の直剣は、神の驕り高ぶったその実力にも、きっと通ずる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 11:00:00
5508文字
会話率:31%
バルカ同盟領侵攻作戦から二年。
シンガ要塞戦線主任作戦参謀として勤務していたカイトウは、突然異動の内示を受けていた。
准将に昇進の上、ソロモン要塞駐留の第二二七独立戦隊司令官への補職であった。
最重要戦線から辺境の要塞戦線への異動。
カイトウには、己の才能と軍功への自負があった。驕りもあった。この予想もしなかった思いがけない左遷の異動命令に打ちひしがれ、また怒りさえ覚えていた。
しかし、命令には逆らえない。
新たな責務を与えられたカイトウは、ソロモンの戦線において新たな戦いの物語を紡いでいく。
そしてその先にあるものを、今のカイトウは知りはしない。
「カクヨム」にも掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 02:21:54
108594文字
会話率:47%
驕り、自惚れ、後悔、必死に生きたはずなのに、どうしてこうなった。
最終更新:2022-12-24 11:53:50
908文字
会話率:15%
君の力を借りたい――全てを終わらせるために。
地球vs金星、SFサーガ序章!
西暦2595年現在、人類が光を超える速度を手に入れてからおよそ三百年が経過したこの時点で、太陽系内の有人惑星は、月や各惑星の衛星を加えると、その数は10を越して
いる。
ただ、この恒星系でその勢力を二分させていたのは、かつて唯一の有人惑星であった筈の地球と、その施政者たちの驕りに対して叛旗を翻し、第一世代移民として建国の礎を築いた、金星である。
太陽系内部での遭遇戦や、基地を狙った局地戦が繰り返されてはいるが、誰もが認める劇的な情勢の変化の兆しは、まだ見えない。
先の戦いで腹心の部下を失った本多天樹(ほんだ たかき)が新たな配下を探す時――地球軍の物語は、動き始めた。
完結保証:ドリコムメディア大賞応募のため、全面改稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 08:00:00
279467文字
会話率:50%
西暦2495年現在、人類が光を超える速度を手に入れてからおよそ三百年が経過したこの時点で、太陽系内の有人惑星は、月や各惑星の衛星を加えると、その数は10を越している。
だが、この恒星系でその勢力を二分させていたのは、かつて唯一の有人惑星
であった筈の地球と、その施政者たちの驕りに対して叛旗を翻し、第一世代移民として建国の礎を築いた、金星である。
太陽系内部での遭遇戦や、基地を狙った局地戦が繰り返されてはいるが、誰もが認める劇的な情勢の変化の兆しは、まだ見えない。
正確には、それを志す者は皆無ではなかったのだが、今はまだそれぞれの胸に秘められたままの、絵空事であった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 11:10:27
86695文字
会話率:16%
あらすじ:
人類が生誕してまだ間もない頃の話。欲望・憎悪・殺人・破壊・略奪・高慢・冒涜。知能を持った人類は傍若無人の限りを尽くしていた。それを神が見過ごすわけもない。神は人類に寿命を与え、男に労働の苦しさを女に子を産む苦しさを課せた。それ
でもなお、人類は我が身勝手に振る舞う。挙げ句の果てには神を軽視し、その驕りから神を排除した人類だけの世界を作り上げようとする始末。神は激怒し、人類を滅ぼすべく複数の天使を下界へと遣わした。天使たちは神のお告げ通り大洪水を起こし、街を焼き払い、神に叛逆する人類を排除した。その後は戒律を定め、それはやがて法や秩序、宗教を生み出し、新たなる人類の幕開けとなった。しかし、先の天使たちの中で人類に情をもち、神の命に背いて人類を助けてしまうという禁忌を犯した天使がいた。ティリスという名の天使である。天使は自身の罪をその背中の翼に背負うが、ティリスの犯した罪はあまりにも重すぎた。自身の翼に背負っていた罪の重さに耐えきれず、ティリスは下界へと落下していった。堕天使となったのである。下界でその罪を償い翼が軽くなれば、また天界へと帰れる。果たしてティリスの選んだ選択は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 12:00:00
12112文字
会話率:42%
加賀国原村で打ち捨てられていた女童。
孤児の女童の前に、ある日身形の良きをんなが膝を着いて話しかけた。
「我とともに都へ行きませぬか」
その者の名は、後に白拍子として清盛入道に寵愛賜りしをんな【祇王】。
祇王は元服もまだな女童に、芸を仕
込む。字は基本、雅楽・今様・無論舞なども授けていった。
祇王と血の繋がりし大母御刀自、妹御祇女にも可愛がられ育つ中、祇王とともに清盛入道の前へと召される。ともに舞、たまに笛を吹く。
そして女童は祇王とともに清盛入道より寵愛賜ることとなる。
その際に名付けらる――――名を原村にある花山天皇植わえし松に準え【小松原童子】。
くしくも後に、【仏御前】として清盛入道に寵愛さる白拍子の出身であった。
そして、小松原童子と祇王を割く出来事来る。
かの仏御前、祇王の引き立てにより清盛入道の御前にて今様披露す。これ境に仏御前は召し抱えられ祇王は捨てられた。
小松原童子は祇王が見出すほどの、その優れた見目により継続で寵愛された。屈辱を受けしは祇王のみ。祇王はその後、仏御前と小松原童子の慰め役となりて程なく出家す。
その幾年後、仏御前もまた出家す。恩ありし祇王の坐嵯峨往生院にて妹御と大母御とともに。清盛入道の下おりしは小松原童子のみとなりはつる。
小松原童子、以前より清盛入道に囲われたる琵琶引きのめしひ男童【浮舟】とともに舞い踊る。
ある日清盛入道の下にやってきたのは、入内していた中宮徳子であった。
彼の者、この頃夫高倉院病臥す日々。
そこなに起る不穏な話。徳子を後白河法皇の後宮侍らすとのこと。
思うところありようで、最初の清盛入道への反意はこの小松原童子と浮舟を取り上げることであった。
「きっと、沙羅双樹のようなこの二人の舞と琵琶を聞けば、帝もお元気になられるはずです」
強引に囲いて徳子は二人の舞と琵琶を高倉院に聞かせたり、小松内府や後白河法皇に聞かせてあげることとなる。
その後、高倉院崩御と清盛入道逝去により院号宣下を受け徳子は建礼門院と名を改める。
そして来たる都落ち。小松原童子と浮舟はともに建礼門院へと付き従う。
日増しに強まる平氏討伐の声、あゝ無常なり
驕り高ぶりの行き過ぎ故に起りし不満が花開く。
西国にも見放され、仲間の入水・討死も相次ぐ。
維盛、清経、敦盛、師盛、忠房。
平氏はついに定る。この海原を母と。
壇ノ浦である――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 21:33:43
3713文字
会話率:11%
この世界には、かつて魔術と呼ばれる超技術が存在した。だが今となっては、現代技術の発展によって淘汰され、もはや代替可能な「過去の産物」として捉えられている。
高度に発展した社会をもたらし、それを享受するが故に人類は、当然の如く身の回りで起き
る現象を解き明かし尽くした筈であるが、そんな「彼等」にも、手の付けられない謎が残されていた。
それは人間が霧のような形状へと変化し、忽然と姿を消してしまうといった、未知なる現象。遥か昔に存在した魔術を時代遅れの技術と吐き捨て、驕り高ぶる人類を無慈悲に消し去る霧は、さながら天罰を体現しているようである。滑稽な事に、その脅威に対しては高い頭脳、高い技術をもってしても対処することは出来ない。その為に人々は、ただ朧気に消えゆく審判の日を待つのみであるのだ。
誰が最初に口を開いたか分からないが。過去を凌駕したとされる社会においても全容解明に至らず、有効な対策さえ解らずにただ消えゆく時を待つ様を皮肉って、当現象は「最後の魔術」と呼ばれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 20:00:00
403133文字
会話率:48%
久しぶりに会ったナオ先輩は、以前と変わらず綺麗だった。
ナオ先輩は半年前まで同じ職場で働いていたが、やめた後に会ったのは初めてで、楽しい時間はあっという間に過ぎた。
別れ際、ナオ先輩はあるお願いをする。
「100万円を手に入れた男を探して欲
しい。」
ナオ先輩の目的は何なのか。
本当にそんな男がいるのか。
そして、なぜナオ先輩は僕に頼んだのか。
ありふれた日常の中の、少しおかしなミステリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 21:54:17
9910文字
会話率:30%
ライル・カーティスは絶対的な能力を与えられていたのにも関わらず、驕りで大失敗をしてしまう??
システムを介する事で世界の巻き戻しを??
ん???
異世界転生??転移??
最終更新:2021-05-24 20:00:00
7151文字
会話率:32%
彼はパーフェクトである。私は転生チートである。
転生によるチートで驕り高ぶっていた私の鼻っ柱を折ってくれた彼と高校で再会した。そこには相変わらず完璧な彼がいて、その隣には美人でお似合いの彼女がいた。
それを見て私は選択した。よし、裏方
でいこうと。
転生チートと努力により才女へとなった女の子が完璧な彼を裏方から支えようとしながらも前と今が混じりあってハイスペックとなった彼女の常識は斜め上。
どうにも常識から外れている彼女とそれに振り回される周りの日常。
※短編、君は常識を疑うべきだの連載版です。短編の削除予定はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 19:00:00
61543文字
会話率:40%
彼はパーフェクトである。私は転生チートである。
転生によるチートで驕り高ぶっていた私の鼻っ柱を折ってくれた彼と高校で再会した。そこには相変わらず完璧な彼の隣には彼女がいた。
それを見て私は選択した。よし、裏方でいこうと。
転生チートから努力
の才女へとなった女の子が完璧な彼を裏方から支えようとしながらも彼女の常識は若干ずれているために裏方になりきれない日常の話。の、プロローグ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 15:27:47
3331文字
会話率:34%
世を統べる力として確立された秩序無き現象を"魔法"と、それを自在に操る者を"魔術師"と呼称するようになった、此処とは異なる世界。しかし、多くの魔術師は強く便利な魔法に驕り高ぶり、堕落しきってしまった。
魔法を扱えぬ者も平穏に過ごせるように善政を敷こうとした政治家は強欲な数多の魔術師に排除され、そして生まれながらに魔法を扱えない者は、平穏な生涯を送るのが困難な世の中になった。
魔法を扱えぬ人間の一人である青年、ファイナーは世を生き残る為に剣術を極め、その剣術をもって殺し屋稼業を始めることにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 23:54:40
44687文字
会話率:42%
とあるサムライは自らの功績に驕り結果として自刃した。
「もしもまた人として産まれたのなら、次の人生は他者のために力を振るおう」
そんなサムライはクロウと名付けられ異世界に転生した。
異世界で出会うのはブラコンの妹だったりオーガの美女だったり
エルフの美少女だったり。
控えめな生活を望みながら、自らの武術を用いて名を上げていくサムライ。
「もう英雄はこりごり!」
異世界転生したサムライの克己で自重な英雄譚!
※途中から克己でも自重でもなくなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 18:30:02
268159文字
会話率:38%