都内私立高校の三年二組全員が、授業中に突然異世界に召喚された。生徒会長である神ノ木伊波はクラスメートをまとめあげ、更には自分達を召喚した王国との協議を行い、王国側からも一目おかれるほどとなる。
神ノ木の容姿は、異世界の者からみても美しく
、誰もが彼女に魅入られるといって過言ではなかった。同じく転移していた副会長もまた完璧な美丈夫であり、二人はまさに理想の組み合わせと言って良かった。しかし、彼女には誰にも知られていない秘密があった。
彼女は……弱いのに、決して諦めず努力しながらも、そこから這い上がると決めた燃える瞳のままで、結果に打ちのめされながら絶望に染まっても、泣きながら立ち上がる表情に滾るという性癖の持ち主であった。そしてそんな彼女の性癖ドストライクな男が、同じクラスに存在したのである。
そして、彼女が神に愛された者であったとしたら、彼は神に嫌われた男と言ってよいほどに、報われない青年であった。
この物語は、神の悪戯の為に〝絶対に努力が報われることのない男〟が異世界に転移したことにより、〝努力した分だけ強くなる男〟となり世界最強となり無双する筈だった男子校高校生が、歪んだ性癖をもつ変態女子高校生にデバフをかけ続けられ、必死に足掻く姿を陰で滾られているという、一風変わった異世界冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:38:30
3989文字
会話率:19%
女神の信託による魔王の到来の一報により、世界会議が行われた。その結果、千年前に世界を大混乱に陥れた大罪人を生み出した国に、その責を負わせ、対応させる事が決まった。
英雄リュカは、幼馴染にして許嫁である公爵令嬢のフィソラと共に、魔王討伐に
向かう事になる。しかし、この二人には、ある秘密があった。
そして二人は、神を楽しませるという身勝手な理由により、文字通りに出会いから新たに始めさせられることになる。
この物語は、大罪人と女神による学園ラブ&バトルコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 14:52:28
22088文字
会話率:55%
高校2年生の橘颯真は、写真部に所属するごく普通の男子生徒――のはずだった。ある日、図書室で一枚の原稿用紙を拾ったことをきっかけに、クラスメイトの白川ましろと出会う。彼女は人気のWEB恋愛小説家「桜庭しろ」だった。恋愛経験ゼロの彼女が書くリア
ルな恋愛描写の秘密。それは、想像力と、たったひとつの願いから生まれていた。
「リアルな恋がわからないから、取材させてほしいんです」
そんな彼女の提案で始まった模擬デート。
そんな恋愛初心者が綴る"名前のない気持ち"は現実なのか妄想なのか
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:30:00
27475文字
会話率:23%
私らは小学校のころから高校生の今までずっと仲良しだった五人組。だけど、私、草乃以外の皆んなにはそれぞれ秘密があった。異世界に転生して魔王を倒してこの世界に帰ってきた、焔。生まれながら超能力を持った、蒼雷。精霊と契約して、この世界を滅ぼそうと
する異形と戦う魔法少女の光。政府直属のこの日本で起こる問題を裏で解決する特殊部隊所属の沙莉。そんな秘密を隠しながらも仲良しだったこの五人で遊園地に遊びに行った時に、突如として一部の周りの人間たちがゾンビへと変化した。五人は生き残るために秘密にしていた力を使い、この終末世界を生きていく。
恋愛要素は無しの予定です。(というか作者が恋愛シーンを全く描けないので)恋愛シーンがあったとしても、その後すぐに爆発させます。
カクヨムの方でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:20:00
180267文字
会話率:74%
えへへ、こんにちは!シルヴァーナだよ~!今日はロウィンの物語についてちょっとお話しするね!…あ、もちろん、ネタバレはしないから安心してね!
このお話は、ロウィンっていう、ちょっとシャイで、でもとっても優しい男の子のお話なんだ。彼、実はね、
学園で一番下のクラス、「村人Aコース」っていうところに入ってるんだけど、最初は全然自信がなくて、みんなの足を引っ張っちゃうことばっかりなの。でもね、それでも彼、諦めないんだよ。うん、すっごく頑張るんだ。
そして、私がロウィンを助けるために、ちょっとした秘密道具を渡してみたの。ふふふ、それは…ゲームの世界に入れる装置!だって、試練を乗り越える力を見つけるためには、ちょっと冒険に出ないとだめでしょ?でもね、その冒険、ただのゲームじゃないの!本当に、異世界に行っちゃうんだよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:11:34
556637文字
会話率:30%
とある国のとある秘密の花園には、妖精の国へと繋がるトンネルが隠されていた。
妖精達に認められた者しか通る事が出来ないそのトンネルから、相棒の妖精と共に人種の国へと1人の少年がやって来た。
少年はとある村に住み、狩りをしながら平和に暮らしてい
たが、やがて王国に危機が迫る。
妖精の女王と人族の国王との間に交わされた、遠い昔の約定に従い、ヴィーは戦いへと身を投じる。
歴代最強の妖精女王の騎士として。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:10:00
21463文字
会話率:21%
『どこからやって来たのか、過去の経緯を何も聞かないのがこの街のルール』―――。家出をして歌舞伎町でスカウトされた主人公は、ゲイであるという秘密を隠しホストとして働き始める。個性的な客や先輩ホストたちに囲まれて、過去に傷を負った主人公は成長し
ていく。不夜城の街で繰り広げられる再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:02:41
37339文字
会話率:62%
天使のように美しい少女に一目ぼれした、さえないさえない田舎者の「俺」は、その美少女の双子の姉だという謎の同級生、那加、にとんでもない条件を出されます。「もし、私の奴隷として何でも言うことを聞けば、一度だけデートさせてあげる」というのです。「
あんたみたいに一生女の子に相手にされないような男があんな美少女とデートできるんだから」と言われ、思わずうなずいてしまった俺だったが、那加からの命令は驚くようなものばかりで…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:01:57
1431506文字
会話率:54%
卒業間近のある日、男の子あての手紙を渡してほしいと、親友から頼まれた高校生、優美。最初は断りますが、驚きの秘密を聞くと、手紙を受け取って男の子に会うことにします。男の子に文句を言うために……
最終更新:2016-11-25 00:00:00
8451文字
会話率:46%
完結済みの小説です。1日1話ずつ更新します。
かつて魔法が栄華を極めた大陸。しかし、魔法が失われて数百年、世界は蒸気機関が煙を吐き、機械化が進む「産業革命」の時代を迎えていた。人々の生活を支えてきた「精霊術」とそれを使う「精霊使い」は、そ
の居場所を機械に奪われ、肩身の狭い思いを強いられている。
そんな時代に生きる、落ちこぼれ精霊使いの少女、ソフィア。彼女のもとに舞い込んだのは、ある若き技師からの奇妙な依頼だった。
彼の名はヨハネス。精霊使いに憧れながらも才能に恵まれず、代わりに機械の道に進んだ黒髪の青年だ。
彼が発明したのは、この時代を塗り替える画期的な「新型電信機」。その最終実験に、強力な風の精霊使いであるソフィアの力が必要だったのだ。
「精霊術と機械の共存」ーーそんな理想を掲げた発明品は、しかしあまりにも残酷な秘密を隠していた。
やがて2人の発明は、利権にしがみつく巨大な組織の暗部を揺り動かし、逃れられない陰謀へと巻き込んでいく。
不器用な二人が、残酷な真実の先に見つけ出す未来とはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:01:40
4929文字
会話率:40%
男女のDom/Subものです。
作中でDom/Subユニバースの説明あるのでご安心ください。
29歳、大手機械、家電メーカーで技術員として働く東新川(ひがししんかわ)沙羅(さら)。
沙羅は初めて海外出張を控えていたが、なんと沙羅と一緒に
出張に行くはずの上司たちは怪我や家族の入院などで出張どころではなくなってしまう。
沙羅が絶望していると、就任したばかりの新社長、レネ・由春(よしはる)・南方(みなかた)(33)が技術課オフィスにやってきて、顔を合わせることになった。
現会長がドイツ駐在中、不倫し現地のドイツ人女性との間に生まれたのがレネであった。会長は良い後継に恵まれず、結果としてレネを後釜に据えたのだ。
そんな複雑な境遇の新社長は挨拶回りのためアメリカ出張のちドイツに飛び、沙羅の出張に同席するという。
プライドが高く、いかにもモテそうな容姿。世襲で就任したレネをあまり好きになれない沙羅であったが、数々のトラブルに見舞われる彼女に手を差し伸べてくれるレネを信頼し始める。
しかし、初めての海外出張のストレスと、度重なるトラブルで急遽伸びてしまった出張日程で抑制剤が足りなくなり、Domである沙羅は軽度のダイナミクス(第二性)ストレス症候群を発症してしまった。
「俺とプレイして解消しろ。俺はSubだからな」
レネの提案に、沙羅は一時的に彼とプレイすることを決める。
やがてレネに猛アタックされ、ダイナミクスのパートナー兼恋人として秘密の交際がスタートする。
いずれ、彼の父親である会長が二人の交際に立ち塞がることは露とも知らず……
ムーンライトで掲載しているもののR-15版です。
他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:00:00
287319文字
会話率:44%
「き、君はいったい誰なんだ!? なぜ僕の部屋のベッドで寝ているの!!」
まるで子犬みたいな無邪気な目をした美少女――黒髪清楚な女子高生と僕は運命的な出逢いをしてしまった。
それも自分の部屋のベッドの上で!?
「興奮してご主人様をぺ
ろぺろしちゃうかも。でも私は子犬だからどうか許してね。わん♡」
僕――猪野宣人(いのせんと)には誰にも言えない秘密の力がある。相手が心の中に抱えたもっとも悲しい記憶が視える不思議な力だ。
その力を発動させるには対象の相手と抱擁(ハグ)する必要がある。でも人の悲しみをのぞき見していったい何の得がある? 暗い気持ちに引きずり込まれるだけだ。
最初に力を発動させたのが若い女性だったトラウマから僕は高校一年生になっても女の子と接するのが大の苦手だった。
もちろん恋なんて一生出来っこない。そう思っていたはずなのに……。
「……オリザ、行く場所がない。おりこうにするからご主人様とここで暮らしたい」
部屋のベッドで寝ていた美少女はオリザと名乗った。なんと自分を犬だと信じ込んでいる。そんな訳ありな彼女を家に連れて来た僕の親父は多くを語ろうとしない。
「宣人、今日からお前が世話をしろ。それが部屋を使う条件だ」
「ふざけんなよ!! 誰が新しい犬の世話なんかするもんか」
子犬を飼うはずじゃなかったのかよ!? それが黒髪清楚な女子高生だと!! 他人との身体接触が苦手な僕がどうして女の子とひとつ屋根の下どころか離れにある個室部屋で暮らさなきゃならないんだ……。
なし崩し的に始まった奇妙な同棲生活、謎に包まれていたオリザの素性が次第に明らかになる。
彼女は隣町にある名門お嬢様女子高に通っていたそうだ。どうして彼女はそれまでの記憶をなくして自分を犬だと信じ込んでしまったのか?_
オリザの過去に隠された悲しい出来事を知った時、僕は人生最大の決断を迫られる
彼女と出会った頃の自分はその事実を知るよしもなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:00:00
19042文字
会話率:52%
「可愛い幼馴染のたわわなおっぱいにたっぷり甘えてみませんか♡」
老舗銭湯の跡継ぎ、
大迫正美には誰にも言えない秘密があった。
高校二年の少年、三枝康一は一番の親友だ。
クラスで人気者の少年が、おっぱいフェチな事は、
幼馴染みの正美しか知ら
ない。
正美は昔から少年に甘えてしまうが、
身体の秘密を知られたら、今の関係は壊れてしまう。
正美が隠れ巨乳だって事を、少年はまだ知らない。
「これはおっぱいの練習なんだよ……」
「決めた!このおっぱい、ぜんぶ康一の為に使う、
甘えん坊の僕を守ってくれたお礼に!!」
「それなら安心して揉ませて貰うぜ、正美!!」
これはおっぱいに翻弄された少年と少女の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 07:22:00
56586文字
会話率:27%
明瀬陽華(あきせはるか)。
容姿端麗、成績優秀、運動もそこそこ、性格明るくてコミュ力も抜群。ギャルっぽい雰囲気ながら教師の信頼も厚く、学級委員長も務めるクラスカーストの頂点に立つ美少女。
柳田辰巳(やなぎだたつみ)。
容姿普通、成績
普通、運動はまあまあ、性格暗めでコミュ力はあんまり。同年代と比較して大柄な体格と、鋭い目つきぐらいしか特徴のない、少し無気力な普通の男子高校生。
そんな正反対の2人はただのクラスメイトで、接点などない──はずだった。
ある日の放課後、校舎裏で同級生に囲まれる彼女を見つけてしまった辰巳は、思わずその場に介入してしまう。
完璧美少女が抱える”秘密”を知ってしまった辰巳だったが、それでも立場の違いすぎる自分と彼女の関係は、そこで終わるものだと思っていた。
しかしそんな辰巳の想いとは裏腹に──週明け、学校ではある噂が広まっていた。
──「明瀬陽華と柳田辰巳が付き合っている」。
登校してきた陽華に詰め寄るクラスメイトたち。辰巳含むクラスメイトたちが固唾を飲んで見守る中で、彼女は悪戯っぽく笑って……。
「……秘密、ってことで♪」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:00:00
55260文字
会話率:42%
独身寮から追い出されるからと住まいとして買おうとした家は何故か変な扉があった
それをくぐると何かが変わり・・・
最終更新:2025-07-17 12:00:00
422255文字
会話率:38%
高貴な公爵令嬢、婚約破棄と冤罪で国外追放――
でも、彼女には“秘密”がある。
前世が猫だったせいで、人に戻っても猫の言葉がわかる。
森の片隅でひっそり開いたカフェで、今日も猫たちとモフモフおしゃべり。
そんな彼女のもとに、隣国から傷つ
いた王子が倒れてきて――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:00:00
33869文字
会話率:30%
関東で一、二を争うヤクザ。藤堂組と月城組。二組の仲は険悪だ。
その藤堂組若頭・藤堂臣は恋をしていた。相手は言葉を話せない女性。名前は真白という。初めての恋に四苦八苦する臣だったが、彼女の事を知るうちに段々と疑念が浮かびあがる。臣の知らない彼
女の秘密とは…。
月城組・真白は戸惑っていた。初めての恋に。相手は敵視されている藤堂臣だ。自分の正体は明かせない。でも彼と共にいたいと願う。彼女の決断は….。
二人の恋の行方はどうなるのか。
互いの想いと秘密が交差する物語、「この恋、秘密つき!」よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:36:59
21233文字
会話率:53%
大森林と呼ばれる広大な森で、青年タイカは《物語り》として村々を巡っていた。生きる知恵を伝える役割を担う彼には秘密があった——全ての精霊と意思を交わすことができる、異能の力を。
精霊と意思を交わせる《祝り》と呼ばれる者たち。しかし彼らとて、
想いを共有するのは番いとなった精霊のみ。しかし、タイカの力はその常識を覆すものだった。
この力の正体は何なのか?
なぜ自分だけが?
答えの見えない日々が続く中、タイカは精霊の力を借りながら村々の事件を解決していく。
旅の途中、森の奥でタイカは血まみれの少女と出会う。奴隷の身でありながら火の精霊の《祝り》となった彼女は、ある陰謀に巻き込まれ命を狙われていた。タイカは少女を救い、明けの明星の名「シュト」を与える。
旅を続けるふたりの前に立ちはだかるのは、殺人事件の嫌疑、自然災害、そして過去の亡霊たち。特に、シュトの過去に関わる謎の男の出現は、ふたりの運命を大きく変えることになる。
ふたりが辿り着く旅の終着点に待つものは——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:30:00
58774文字
会話率:37%
◇イントロダクション
魔法使会社の落ちこぼれ女性社員が、特命を受けて二度と帰れない出向に赴く。行き先は戦国時代。
彼女の任務は元同僚である【織田弾正忠信長】に近付き、背中をタッチする事。
ま、どうせ会社じゃお荷物扱い。
同期のオトコたちなん
て、みんなクズ。アンタらの顔を見ないで済むなら、仰せのままに何処へなりとも行ったるし。
―― 北近江の武将、浅井長政に成りすました社内ニート女子のサバイバルストーリー ―
◇アラアラなあらすじ
時間跳躍を可能にした魔法装置を悪用し、戦国時代へ跳んだ魔法会社の元従業員、自称・織田信長。彼の目的は本物の織田信長に成り代わり、信長が果たせなかった日本統一とその先にある世界制覇だった。その彼を秘密裏に会社に連れ戻すため、閑職に追いやられていた浅井ハナヲに声がかかる。
深く考えないまま指示に従った浅井ハナヲは同装置で永禄年間に跳び、浅井長政の成り代わりとして人生を再スタートさせる。
いじめっ子の六角義治や、頑固親父の浅井久政らに辟易しながら、近江国で戦国大名生活を営み、遂に(ニセ)織田信長との対決に臨むのだった。
――浅井備前守長政に生まれ変わった魔法使いの元女子社員が、戦国時代で奮闘するお話。【完全空想歴史ファンタジー(ラブコメ)】です。東部大阪弁を話す主人公ですのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:30:00
45817文字
会話率:36%
◆あらあらなすじ
呪われたり裏切られたりするのがルーティンな魔女っ子がそこらじゅうにいる世界。
「この子は操り人形なんだから、利用されても裏切られても仕方がない」
そんな理不尽が横行している。
日々戦果をあげないと内街への帰還が許され
ない状況で、前世大悪党だったマーナは魔女人形のアンとコンビを組み、蛮族との殺し合いに明け暮れている。
魔女人形のアンは過去の記憶を失くしているが、マーナが命じると悪魔的戦闘力を発揮し、瞬時に相手を【撲殺する】。敵だとみなした相手には容赦無く殴る蹴るで皆殺しをおこなうのである。
そんなアンは、マーナに盲目的な好意を寄せていて、彼女を無二の親友だと思っている。一方、罪深いマーナは、この無敵少女アンの家族を彼女の目前で殺害した前世の記憶を有しており、そのことを伏せたまま彼女と接していた。
もしアンが【過去の事実】を知ったら……。いつ、自分を【敵】とみなし殺そうとするのか。
内心ヒヤヒヤしながらアンの力に頼らざるを得ないマーナの、スリリングで或る意味ユーモラスな葛藤の物語。
なお昼間のマーナは悪党だった前世の記憶があるが、日没から夜明けには心身ともに別人格の心優しい少女になってしまう奇病にかかっている。原因は不明。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 17:00:00
55132文字
会話率:45%
「開けてはいけない」
と伝えられてきた、家の倉庫の古い本。
でも――その“封印”を解いてしまった日、
本好神門(ほんすき みかど)、17歳。
私の“本と推しだけ”だった日常は、あっさり終わった。
砕ける鎖、まばゆい光――
語りかけてくるの
は…
天空の観測者「セレスティアノート」。
気が付けば異世界で、
地味だった私がなぜか美少女ヒロインの姿に!?
しかも手に入れたのは――
「現実で読んだ本のキャラを、1日1人だけ異世界に召喚できる」という夢みたいな能力!」
今日の“推し”はどの本だろうか?
「セレスティアノート!
いでよ、○○の○○ーー!」
決め台詞で召喚すれば、
動物はもちろん、勇者も魔法使いもなんなら悪役だって…。
どんなピンチも日替わりで大活躍。
けれど、私が知らなかった家族の秘密、
本好(ほんすき)家に隠された“もうひとつの物語”が、
次第にその手を伸ばしてくる。
――これは、
本と推しと、そして謎だらけの家族が紡ぐ、
誰にも読まれていなかった「私だけの冒険」。
さあ、次のページをめくるのは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:29:54
28336文字
会話率:32%
イグニス王国の女王と、彼女に仕える一人の騎士。
激闘の末、ようやく手を取り合った二人に、新たな影が忍び寄る――。
遠征帰りの王国に届いたのは、隣国・帝国からの外交招待。
「竜を迎えたい」と告げるその申し出の裏に、王国の“加護”を巡る深い闇
があった。
やがて一人の騎士が誘拐され、再び交わる運命。
交渉と陰謀、秘密と偽り、そして誰かの“愛”が、静かに狂い始める。
――これは、「誰かを選ぶ」物語の、その先。
愛する者の名を、もう一度、胸に刻むために。
「君に、炎を捧ぐ」第二幕、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:00:00
28626文字
会話率:17%
女子が苦手な八名井 樹(やない いつき)は、新学期に出会った人気者の白楊 千尋(はくよう ちひろ)と、秘密の昼食を通じて心を通わせていく。
だが、そんなふたりの関係に割り込むのは、計算高い1年生・白木 萌可(しろき もえか)
「君を守るため
に、彼女と付き合う」か――
「想いを伝えて、すべてを賭ける」か。
最終話分岐型です。
ハッピーエンド・バッドエンド両方書きます!
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 11:00:00
23186文字
会話率:32%
キラキラ王子様と学内で大人気、生徒会長の片桐蓮人と、文武両道で明るくて元気な生徒会役員の平野綾菜は、みんなに秘密でお付き合いをしている。
片桐と付き合っている、という事実に鼻が高い綾菜だったが、片桐と自身の間に、どこか距離を感じていた。
『
完璧』で有名だけど、誰よりも『不器用』なふたりの、本音と建前のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 10:57:11
14854文字
会話率:16%