子沢山なサクティマラタック王国の王家には、第一王子と第一王女以外の王子や王女は、十八歳になる年に他国の人間と結婚し、国外へ出なければならないというきまりがあった。
今年十八歳になる第二十六王女シシルスランガも、隣国チューロデーサ王国の第
二十八王子の元へ嫁ぐことになるが――。
生真面目で一途な王女が、国家の事情や不思議な運命に翻弄されながらも、自分の思いを貫いて幸せを手にするお話。
※ほんわかしたおとぎ話風の物語です。四万字ほどで完結する中編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 21:12:20
66986文字
会話率:30%
猫って可愛いよねかなり
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最終更新:2022-11-10 21:42:20
1029文字
会話率:0%
嘘垂れ流し待ちぼうけ
最終更新:2022-11-10 21:38:11
1413文字
会話率:34%
明治維新の頃、福岡藩において高杉晋作や西郷隆盛に並ぶ英雄が存在していた。
だが、その人物は時代の流れと共に忘れ去られようとしている。
その人物の名は『加藤司書』。
戦時中においては国歌の次に歌われたいたとされる今様、
「皇御国の武士は いか
なる事をか 勤むべし ただ身にもてる真心を 君と親とに尽くすまで」
これを歌った人物はどの様な者であったのか。
少し紹介させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 09:00:00
12091文字
会話率:26%
既存作を今様形式で書き直してみた。
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最終更新:2022-06-13 00:14:12
592文字
会話率:0%
加賀国原村で打ち捨てられていた女童。
孤児の女童の前に、ある日身形の良きをんなが膝を着いて話しかけた。
「我とともに都へ行きませぬか」
その者の名は、後に白拍子として清盛入道に寵愛賜りしをんな【祇王】。
祇王は元服もまだな女童に、芸を仕
込む。字は基本、雅楽・今様・無論舞なども授けていった。
祇王と血の繋がりし大母御刀自、妹御祇女にも可愛がられ育つ中、祇王とともに清盛入道の前へと召される。ともに舞、たまに笛を吹く。
そして女童は祇王とともに清盛入道より寵愛賜ることとなる。
その際に名付けらる――――名を原村にある花山天皇植わえし松に準え【小松原童子】。
くしくも後に、【仏御前】として清盛入道に寵愛さる白拍子の出身であった。
そして、小松原童子と祇王を割く出来事来る。
かの仏御前、祇王の引き立てにより清盛入道の御前にて今様披露す。これ境に仏御前は召し抱えられ祇王は捨てられた。
小松原童子は祇王が見出すほどの、その優れた見目により継続で寵愛された。屈辱を受けしは祇王のみ。祇王はその後、仏御前と小松原童子の慰め役となりて程なく出家す。
その幾年後、仏御前もまた出家す。恩ありし祇王の坐嵯峨往生院にて妹御と大母御とともに。清盛入道の下おりしは小松原童子のみとなりはつる。
小松原童子、以前より清盛入道に囲われたる琵琶引きのめしひ男童【浮舟】とともに舞い踊る。
ある日清盛入道の下にやってきたのは、入内していた中宮徳子であった。
彼の者、この頃夫高倉院病臥す日々。
そこなに起る不穏な話。徳子を後白河法皇の後宮侍らすとのこと。
思うところありようで、最初の清盛入道への反意はこの小松原童子と浮舟を取り上げることであった。
「きっと、沙羅双樹のようなこの二人の舞と琵琶を聞けば、帝もお元気になられるはずです」
強引に囲いて徳子は二人の舞と琵琶を高倉院に聞かせたり、小松内府や後白河法皇に聞かせてあげることとなる。
その後、高倉院崩御と清盛入道逝去により院号宣下を受け徳子は建礼門院と名を改める。
そして来たる都落ち。小松原童子と浮舟はともに建礼門院へと付き従う。
日増しに強まる平氏討伐の声、あゝ無常なり
驕り高ぶりの行き過ぎ故に起りし不満が花開く。
西国にも見放され、仲間の入水・討死も相次ぐ。
維盛、清経、敦盛、師盛、忠房。
平氏はついに定る。この海原を母と。
壇ノ浦である――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 21:33:43
3713文字
会話率:11%
先日、某作家さん達と「最終回だけで、どれだけ面白いと思わせられるか」的な話をしていました。
こいつぁ面白い! ということで「勝手に書き終わり祭り」として、ネタ帳の中から一作を最終回のみ書いてみました。
前書き部分には「これまでのおはなし」を
入れています。
オリジナル設定の最終回のみで、どれだけのクライマックスが作れるか。
ちゃんとお話を畳めるのか。
など、思うところは沢山ありますが、要は「なんか面白そうだったからやってみた」てノリの実験です。
良かったら読んでみてくださいまし!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 19:02:32
3284文字
会話率:67%
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最終更新:2021-08-29 21:37:15
200文字
会話率:0%
ネガティブな詩です。
最終更新:2021-04-14 19:33:13
203文字
会話率:0%
最初の一節は昔考えたもので、そこから発想を膨らませた詩。
最終更新:2020-04-24 17:49:31
201文字
会話率:0%
科学万能の時代、人類は宇宙の彼方にまで版図を拡げたが、精神は荒みきっていた。時代は病める人々の精神世界を旅して修復するスペシャリスト、即ち「マインドトラベラー」を生み出した。これは、歴史に名を残す事になった個性的なトラベラーたちの物語である
。全編がソネット、今様体バラッド、都々逸、漢詩、旋頭歌、ルバイヤート、英語定型詩を織り交ぜた韻文形式で綴られる。
※尚、この作品はカクヨム様からの転載でしたが諸般の事情により先方での公開は2020年03月09日に終了し、Wattpad様からの転載に切り替わりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 03:13:44
22235文字
会話率:14%
詩学へのいざないを韻文で。詩の事を語るのに散文を用いるのは意味がない、という分けで、東西の詩学のエッセンスを取り上げ、日本の伝統的な詩型である今様体で綴る。
※尚、この作品は『Wattpad』様からの転載に、各話の前書きを加筆したもので
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 08:12:34
7736文字
会話率:2%
神秘が開示された世界。
身近になった異種族、魔法、妖怪…それらを探求するのは世界でも当たり前となっていた。
若いながら退魔師の一家を背負う双眸護兵は地味に様々な脅威へと立ち向かっていく。
大体、殺伐!時折、ライトに!
そこ
そこの実力者である退魔師の活動記録!
※備忘録様の《宵闇プロジェクト》参加作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 07:34:23
182515文字
会話率:38%
理数系大学に通う不思議な二年生、半 徹。
本当は心優しいチンピラ兼スーパー店員、黒峰 笙。
感情を無くし、一人の少年、鳩羽 海。
きっかけは、事故だった。
笙は、車でスーパーに向かう途中静かな住宅街で海を撥ねてしまう。病院に運ば
れた海は、風邪をこじらせて入院していた徹と同じ病室で入院することとなった。
海に親がいないと知った笙は、海の世話をしようと病室へと足を運ぶ。
温かい風が部屋を吹き抜ける中、三人は出会う。最初は距離感のあった三人だが、次第に距離が縮まって行く。
甘酸っぱい感じのお話は、お好きですか?
時折、たまーにBLが入るかもです。でもいやらしいものじゃありませんのでご安心を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 13:45:44
1236文字
会話率:29%