主人公:アーサー・グレイヴスは孤児院で高熱に魘されて、急死に一生を経て、前世……地球の記憶を思い出す。
親はおらず、孤児院暮らしという最初からクライマックスな状況ながら、魔法という技術を目にしてテンションを上げ、しかも自身にかなり高い魔法
の才能があることがわかった。
こうなったらファンタジー小説や漫画で出てくる冒険者になって前人未踏の地を冒険してゆくゆくは――
などと思い描くも、数年前に大陸は踏破され、人類未踏の地はもうなくなっていた!!
仕方なく、魔法の才能を活かして魔道具を作り上げ、そこそこの収入を得ていたアーサーは、このまま目標もなくダラダラと日々を過ごすか……と考えていたが孤児院を出る歳となり、それを機にあることを思いつく。
陸は踏破された……しかし人類が行っていないところなど幾らでもある。
――海の底。
――空。
――そしてその果てへ!!
今世で持って生まれた才能と前世の記憶、知識。
それらを駆使して取っていこう!!
人類初という称号を!!
※「カクヨム」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 09:00:00
184707文字
会話率:45%
150年前に突如として地球にダンジョンが産まれた世界。
ダンジョンより溢れでた魔物に人類は衰退し、また溢れ出た魔力により男性は激減した世界。貞操観念が逆転し男女比が1:1000まで偏っていた。
そんな世界に転生した主人公、御剣 葵の俺TUE
EE物語が始まる?え?家族が最強?俺は?種馬コース?
自由を求める物語の幕開けが始まったと思う…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:58:27
51973文字
会話率:23%
――深い森のなかで〈古の神々〉を崇拝しながら生活する人々は、部族間の紛争を繰り返しながら、〈混沌〉からやってくる怪物に対抗し、人類の生活圏を守るため〈境界の守人〉を組織する。
過酷な生活を強いられ、部族の戦士として辺境の森で戦い続ける青年
は、神々の悪意に支配された原生林から脱出する方法を模索していたが、犯罪者や戦闘奴隷、そして没落した名家の集まりで構成される〈境界の守人〉のなかには、彼の存在を疎ましく思うものたちがいた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:10:00
1111661文字
会話率:27%
記憶を失ったレイが目を覚ました世界は、
命を創造し、恒星間航行を可能とした旧人類が滅んだ地球だった。
レイは静止軌道上の軍事衛星と接続したことで得た人工知能の相棒
『カグヤ』と共に旧文明が残した遺物を回収するスカベンジャーになる。
失った記
憶の手掛かりを探すレイは、残虐な略奪者がのさばり、
異形の生物が徘徊する廃墟の街に身を投じることになる。
最新話と矛盾が生じないように、文章の編集、また誤字脱字の確認を行っています。
カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 10:30:00
4296375文字
会話率:50%
【ジーメンス】とは総務省の極秘機関である。
その目的は電波生物【ジャマー】の排除。
引きこもり廃人、24歳の万城目は砂嵐の怪物に襲われ逃げる途中で事故に合い絶命。
タイムスリップし10年前の自分、14歳の万城目に転生した。
この時代か
ら人生をやり直すと決意した矢先、またも砂嵐の怪物に襲われる。
怪物に襲われた万城目が死を覚悟した時、白いコートに身を包む謎の美女、本城・愛に救助される。
本城は総務省の極秘機関ジーメンスから派遣された電波監視官。
彼女は電波の体を持つ砂嵐の怪物ことジャマーを退治することを任務としていた。
万城目はジャマーから逃げる為に本城と行動を共にするが、いつしか人類の脅威ジャマーと電波警察ジーメンスの戦いに巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:10:00
54377文字
会話率:24%
――――どこが新世界だ、ここは地獄そのものだ――――。
銀河海兵隊所属マクナマラは、人類の異次元侵攻作戦に参加。
作戦は内容は「現世宇宙」の存在を脅かす「前世宇宙」崩壊させること。
前世宇宙が未来永劫、存在すれば、現世に生きる人類は消滅
する。
人類は存在をかけて、死にものぐるいで前世宇宙に戦争を挑んだ。
戦いは協定も条約も無い泥沼の戦闘。
命が数秒で燃え尽きる戦場で、マクナマラは人類の未来の為、駆け抜ける。
>短編コンテストに出そうとして、期日に間に合わなかった物です(-_-;)
試行錯誤中なのでご意見ご感想を参考に改稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 22:00:00
9696文字
会話率:26%
小さな村で平凡な日々を過ごしていた少年リオル。11歳の誕生日を迎え、両親に祝われながら幸せに眠りに着いた翌日、目を覚ますと全く知らないジャングルに居た。
そこは人類が滅ぼされ、伝説の霊獣達の住まう地獄のような無人島だった。
次々の襲い来る霊
獣達にリオルは絶望しどん底に突き落とされるが、生き残るため戦うことを決意する。だが、現実は最弱のネズミの霊獣にすら敗北して……。
サバイバル生活の中、霊獣によって殺されかけたリオルは理解する。
弱ければ、何も得ることはできないと。
生きるためリオルはやがて力を求め始める。
堅実に努力を重ね少しずつ成長していくなか、やがて仲間(もふもふ?)に出会っていく。
地獄のような島でただの少年はいかにして最強へと至ったのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:10:00
25871文字
会話率:16%
突然起こった未曾有の大地震と魔物の氾濫により日本の秩序は崩壊してしまう。そんな時、月城英斗の脳内に謎のアナウンスが入る。「あなたのスキルは『万物創造』です」
人類は突如訪れた魔物という脅威と突然与えられたスキルという力に酔い,醜い争いを
繰り広げてしまう。英斗はスキルの研究を行いつつ一人で生きる術を磨いていく。
これは文明の崩壊した世界で醜くも美しく生きる人々を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 20:00:00
486792文字
会話率:50%
人類は滅び去り、そして生き残った僅かな人々が文明を再構築する遙か未来……ある青年がその世界に生きていた。
名を焔緋軌光《ほむらびきこう》というその青年は、友人である傍虎絆《ぼうこきずな》と共に、ひょんなことから人類を滅ぼした【神】を殺す組織
に加入することになる。
地平に根ざした数多の組織。そして襲い来る【なり損ない】の神々と、彼の秘密を探る陰謀を跳ね除け、神を殺し、世界を人類の手に取り戻すことは出来るのか……!?
(こちらは拙作【Last Reverse】のリメイク作品となりますが、内容はまったく異なりますので、まったくの新感覚作品をお楽しみください)
一日三回投稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 08:00:00
117820文字
会話率:39%
2020年、世界は崩壊した。
人類が築き上げた文明は、有形無形関係なく尽くが破壊され人類も絶滅の危機に追い込まれた。
世界中のあらゆる人々は、最後に残された地である東京に集った。死にたくないから、生きる。そんな、人々が支配者であった時代とは
かけ離れた世界が創られた。
元凶の名は魔神獣。紅蓮に身を包んだ怪物だ。
神器、と呼ばれる超常的な力を持つモノのみが、魔神獣に対抗することができる。人々は、あまりにも儚い希望を手に立ち上がり立ち向かう。全ては、人の世を取り戻すために。
ある者は、楽園を求めて。ある者は、人類の救世主になるために。またある者は、まだ見ぬ誰かに出会うため。
そう、しかし人類は一つではない。選ばれた者たちが、それぞれの理想と夢と願いのために衝突する。
誰もが背負い、誰もが駆ける。ここに、終末世界の英雄譚が描かれる。誰が世界を救うのかは、まだ夢の底に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 22:02:57
713037文字
会話率:38%
地球と同じ銀河の海に『ファルトン』と『アーバイン』という、人型生物が繁栄し文明と技術を発展させている地球型惑星が有った。
『ファルトン』はいくつもの国家間の諍いを経験したが、急速に科学技術を発展させ自らの衛星だけでは無く外惑星へ進出してその
資源を使い宇宙空間にいくつもの生存可能な施設を建設し繁栄を更に広げていた。
しかし、『ファルトン』に危機が迫る。
この星の繁栄の源。恒星『ヨーカ』が赤色巨星への坂を降り始めたのだ。
次々と起こる異常気象。恒星風の嵐、公転周期の変化、自転軸の移動。
いずれも僅かな変動であったがもたらされる影響は大きかった。
植物が枯れ食糧危機が訪れる。物価は高騰し各国で暴動が発生する。
貨幣経済は崩壊に向かい人々は掠奪に走る。
ここに来て人々には『ファルトン』と運命を共にするか、見捨てるかの選択を迫られる。
多くの犠牲を払って生み出された『コールドスリープシステム(CSS)』を搭載した大型のコロニー艦を中心とした移民船団を外惑星軌道上で建造して外宇宙のまだ見ぬ惑星へ旅立つ一団が現れた。
次々に建造される移民船団。大国や資金力が豊かな団体は我先に『ファルトン』を後にした。
そして、最後の船団が『ファルトン』を後にする。
数奇な間柄に有る3つの船団。予め予定された目標惑星の星域は近いが、それぞれの星域へ向かう事する。
そのうちの一つが『アーバイン』の衛星軌道上に到達して、移民禁止事項を無視して侵略を開始。
あがらう事も出来ずに隠れ住む先住民。
だが、偶然にその中の一人が日本へ転移。日本の技術や『術』を使って隠れ住むアーバインの民を救う。
反抗の機会を窺う先住民達。
しかし、地球にも『ファルトン』をたった一団が迫る。
彼らはどう出るのか?
『侵略』か『協調』か『離脱』か
『アーバイン』そして『地球』いずれにも訪れる最後の時。
人類は生き残っているのだろうか?
そして去っていく者達に行き先は有るのだろうか?
今、そのひとつの終わりが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:53:43
2635034文字
会話率:31%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:36:06
191652文字
会話率:49%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:33:57
501076文字
会話率:25%
この世界では、『名声』『力』『財』何でも手に入っていた。
35年前に東京上空に突如として出現した『古代兵器』なる物が現れる前の話。
古代兵器と共に現れた【異族】と呼ばれる小説やファンタジーの中でしか存在しない、幻想の種族で構成された集
団【聖獣連盟】
彼らは、古代兵器を用いて世界の破滅を企む異形と戦うために地球の科学力を使い防衛拠点の基盤を築くため地球に来た。
ほどなくし、出現した異形種に地球は惨敗し何十億人にも及ぶもの尊い命が消えた。
そこで、世界各国が連携し新たな組織【世界評議会】を設立し、異形と戦う為の部隊【騎士】が結成された。
「その地に住まう民間人を守る為に、その身を犠牲にして戦う騎士」
そんな意味合いを込めた名前に、多くの若者が騎士を志す。
異族達がもたらした恩恵により世界の科学力は格段に羽上がる。
今では、何気なく使っている【魔法】と呼ばれる力もその恩恵の副産物であった。
更には、騎士としての役割が本来の人類を守護するものから、力の象徴へと様変わりする。
騎士の中で、階級を表す『銅』『銀』『金』
そして、その中でも階級を問わず階級以上の力を有している者には【称号】と言う名が与えられ。
『名声』『力』『財』その全てを手に入れたと言っても過言ではなかった。
それほどの力を手に入れた1人の若者に、ある事件以降全てを手放す。
最強と呼ぶに相応しい力も一国の王さえ椅子に出来うる権力さえも手放す。
苦難を共にしてきた大切な仲間を切り捨て、最愛の女性を失った1人の青年と多くの仲間達で繰り広げられる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 07:39:31
1107805文字
会話率:30%
人類宇宙軍のOVIS《単座機動戦闘機》のパイロットであったヒロト・ハザマ准尉は、人類の存亡をかけたガス惑星軌道上での『敵《エヌミーズ》』との戦いに従軍していた。
損耗率95%以上の苛烈な戦いの最中、惑星破壊兵器の発動に成功する。
しかしその
直後に起きたワープゲート崩壊による強力な時空震によって、はるか遠方の惑星に飛ばされてしまったのだ。
そこは竜が空を飛び、獣人が魔獣を狩っている文明程度の低い世界であり、友軍との連絡は不可能であった。
獣人の身体能力は驚くほど高く、救援の可能性もないヒロは、この世界で最弱な生き物となってしまった。
無事だったOVISの力を借り、そこで出会った兎耳族の少女と共に、この世界で生き抜いていくことを決意するのであった。
しかしヒロは、大陸の外側に存在する別の世界に気付き、この惑星そのものに対する成り立ちを知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:30:00
926288文字
会話率:47%
木星圏に進出した人類はコロニー国家を樹立し繁栄を続けていた。
やがて人類は新たなる飛翔を求め恒星間移民を開始した。しかし100年を超える恒星間飛行は搭乗している人間に過酷な人生を求める事となる。
そこで初の試みとして、三人の無機頭脳と
呼ばれる人工知性体と10万の卵子を乗せた完全無人の移民計画を実行した。
ところが途中で起きた事故のために一人の少女が誕生してしまった。少女は目的地までの残る40年間を無機頭脳達と共に、たった一人で過ごさなくてはならなくなってしまったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 22:47:37
131193文字
会話率:47%
私には二人の母がいます。
一人は私を生んでくれた人間の母。
もう一人は私を育ててくれたマザーの母です。
私はマザーによって育てられた人類最初の人間なのです。
木星連邦代議員のアリス・コーフィールドはそう言って自分の生い立ちを話し始めた。
本作品はホーガン作(未来の二つの顔)の続編と位置付けたサイバーSFを目指してみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-11 23:00:00
572942文字
会話率:46%
侵蝕と呼ばれる現象が世界を蝕み、地上を追われた人類は最後の生存圏として地上から3000mの場所にグリットと呼ばれる人工の大地を作った。しかし、空へ逃げても侵蝕からは逃れることができなかった。そんな世界でソラとウミのチーム、ラプターアイは依頼
を受けて、侵蝕に侵された領域で違法な活動をして生計を立てている。そんな彼らは生と死、現実と理想、侵蝕区域の内と外、それらの境界線で何を望むのか。
---
カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:30:00
34642文字
会話率:42%
神無き大陸の東端にとある小国があった。
東端とはあくまで人類の版図の端という意味で、更に東には人類未踏の樹海が広がっている。
そして樹海には人類の脅威となる魔獣が無数に生息していた。
小国への魔獣の侵入を防いでいるのは、樹海と隣接している男
爵家だ。
男爵家には先祖代々、一子相伝で受け継がれる強力な精霊たちを使役する〈精霊使い〉がいて、小国の国防を一手に担っていた。
幸運にも男爵家は魔獣の侵入を一度も許したことがなければ、辺境ということもあり、代を重ねるごとに男爵家の重要性は国から次第に忘れ去られていった。
男爵家当主がシキという転生者の少年に代替わりしても、国防はひっそりと続くと思われたが……。
「えーっと、これは精霊じゃなくてロボットだよね」
シキが契約して初めて見た精霊は、強化合金の装甲で覆われた人型兵器であった。
右腕装備のアサルトライフルから撃ち出される弾丸は魔獣の分厚い毛皮を易々と貫き、左腕装備のプラズマシールドは火炎の吐息を完全に遮断した。
他にも光学迷彩による透明化、小型情報端末の散布による広域スキャン及び無遅延通信、完全自立型AIによる機体制御etc……。
「ミッションを受諾しました。マスターご命令を」
「リーダー、一緒に戦闘訓練をしましょう」
「先生! 威力偵察終わりました! 褒めて褒めて」
「ごしゅじんあそぼー」
それは〈Break off Online(ブレイク・オフ・オンライン)〉という日本のソシャゲのキャラクターたちであった。
数百年振りに日本語を理解する〈精霊使い(プレイヤー)〉が現れて精霊(AI)たちは大興奮。
全員がかまってちゃんと化した。
様々な要求要望を叶えていくうちに精霊を使っているのか、精霊に仕えているのか、もうどっちかわからなくなったシキの探索が始まる。
※タイトルは「せいれいつかい」と読みます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:10:00
36552文字
会話率:45%
現実世界でも、異世界でも、主人公ウィルは悲惨な死を迎えた。しかし、その運命を変える出会いが訪れる。世界の管理者から、人類の殲滅を依頼され、ウィルは強大な力を手に入れる。新たな姿、機械生命体となった彼は、今までとは全く異なる運命の歯車を回し始
める。
ウィルは人類に対抗し、魔族の未来を切り拓くことを決意。彼が目指すのは、単なる戦いではなく、魔族全体の社会変革だった。そこで、ウィルは一大プロジェクトを立ち上げ、魔族の社会にIT革命をもたらすべく、会社を設立。最新技術と強力な戦闘システムで、魔族の戦闘力を飛躍的に高めるだけでなく、インフラまでも刷新し、彼らの力を最大限に引き出すことに成功する。
ウィルの革命は、魔族たちが生き抜くための新たな基盤を提供し、社会全体を劇的に変えていく。しかし、彼の変革が進むにつれ、魔族と人類の緊張が高まり、やがて世界を揺るがす大きな衝突へと発展していく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:10:00
239156文字
会話率:33%
そう、これは地球に人類が住めなくなった未来のお話。月に事務所を構える『異次元探偵社』は、細々と依頼業務をこなす極普通の探偵事務所でした。ただ、この事務所を開くために新畑懐が集めた面々は、ちょっと変わった人達だったのです。
会社を立ち上げ
て二年も経過しようという頃には、『人類委員会』と称する者からメールで依頼される仕事が大半を占めるようになりました。それは、文字通り異次元で展開されるお伽噺を本来のハッピーエンドに戻すことだったのです。
ひょんなことから竹取物語のかぐや姫をアルバイトに加えた異次元探偵社は、様々なお伽噺のハッピーエンドに挑んでいきます。
笑いとユーモアに富んだ六人の探偵が巻き起こす、奇想天外な未来の物語をどうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:00:00
142347文字
会話率:75%
「私は吸血鬼を殺すために生まれてきた」
吸血鬼が蔓延る時代に、ReinCarnationと呼ばれる者たちが存在する。彼、彼女らは神に誓いを捧げる者たちとして、人道を外れた吸血鬼を粛正する役目を背負う。神から与えられた力は『転生回数による
肉体強化』と『前世の記憶の引き継ぎ』だ。
「信じられるものは自分の力だけだよ」
孤立無援を好む彼女の呼び名はヒュブリス。神に誓いを捧げることなく、自分の力だけを信じて、吸血鬼を殺し続けてきたReinCarntionの一人。
「私はただ、吸血鬼を殺すだけだ」
千年後の時代へと転生をすれば、吸血鬼が優勢な時代へと変わっていた。彼女は千年の間に何が起きたのかを探るため、アレクシア・バートリという名で、千年後の時代を生き抜くことになる。培った膨大な知識・死闘による経験値・転生回数による肉体強化。彼女は吸血鬼にとって最強の天敵だろう。
「――永久に眠れ」
これはそう、人類の栄光と――アレクシア・バートリとして生まれた彼女の生涯を描いた物語である。
※異世界処女作
※不定期更新
※残酷な描写があります。閲覧にはご注意ください。
※挿絵のある物語にはタイトルに『◎』が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:00:00
1962493文字
会話率:66%
令和◯年、突然世界は静止した。
世界中の電子機器が沈黙し、船は漂い、飛行機は墜落。
人類に未曾有の危機が訪れた。
原因は世界中に突如として出現したダンジョン。
――それから10年。
人類は、なんとか元の生活を取り戻しつつあっ
たある日。
ある男の家の裏に大きな黒い穴が出現した。
アラフォー男の令和ダンジョン生活が、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:00:00
432445文字
会話率:39%
旧世紀、人々は技術のさらなる発展を求めAI技術を各国が競うように発達させついにシンギュラリティとも呼ばれるようなAIが現れた。そのシンギュラリティは軽く人の知能などを超えていて人の手に余る代物であった。そこで、人々は協力しそのAIの一部機能
を封印し各国が分担して管理するようになった。だが、AIの仕組みなど元から人が認識できるようなものではない。よって一部封印したと言っても本当にできているかは誰もわからなかった。
しかし、何も悪いことだけではない。そのシンギュラリティとよばれるAIによって世界中の科学技術は大幅に進歩した。その結果、実物をデータ状態に変換し使用する技術『ホログラム』が完成した。これにより有機物であるが故に破損し腐敗していたものが今となってはホログラムによって保護され確実に破壊されないものとなった。
そして現在、ほぼ全ての有機物がホログラムへ変換し終わっている時代。最早変換できないものは生物のみとなり不老不死という人類永久の問いが今、解決されようとなっていた。だが、当然人道的な面から反対であるという声はまだ大半を占めていた。
主人公、箱宮星と高嶺花凛は高校へ向かう通学路の途中で不思議な指輪を見つける。その指輪には、人をひきつける魔力を持った赤い宝石がはめ込まれてあった。
その魅惑に捕らわれた主人公たちが引き起こすSF(サイエンスフィクション)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 07:00:00
20886文字
会話率:60%
…ここは科学と魔法が完全に等価、ファンタジーとSFが混ぜて煮こまれたような世界。
モンスターが闊歩し、時に人類の生活圏へと現れる。
奴らは人類の脅威であると同時に資源だ。
討伐を行うは、国家の最終兵器たる騎士。
魔法、スキル、オーラと
いう超常的な能力、電子・魔導兵器を用いて人類の支配圏を維持する英雄だ。
竜人のラーズは、そんな騎士を目指して騎士学園を卒業。
しかし……、限界を感じ、一般大学受験に進路を変更した。
そう、これは騎士の道を挫折した、ある大学生の物語だ。
ドギャギャギャギャッッッ!!!
「ぎゃあぁぁぁぁぁっ!? 死ぬぅぅぅっ!!!」
騎士の力は失った。
単位に焦り、部活は忙しく、合コンは緊張。
パンチで鼻血、悪霊に追われ、マフィアの銃弾が頬を掠める。
それでも、目の前の現実を楽しむ話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:21:13
567159文字
会話率:54%
近未来、時代は産業用ロボットを人が扱う時代から、産業用ロボットをオペレーションAIが操作し、ロボットをロボット自身が作る時代となり、これを人類はUnmanned System(無人システム)と呼び、時代もUS世紀と名付け人類の新しい未来が始
まった。
US世紀が始まり50年後の未来、無人システムたちは人類が構築してきたあらゆる分野に導入され、もはや人々は働くこともなく、平穏に暮らしていた。
しかし人類の中には、いかなる不自由のない生活にも不自由や差別を主張する輩がいる。
そうして、そういう輩のためにAIは人間への対処方法を改めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:00:00
49121文字
会話率:23%
今から500年後の未来、漫画や小説の世界だけだと思われていたワープ航法が確立して、人類はより遠くまで旅をするようになった。しかし光の速度を遥かに超えるワープ航法にはひずみがあった。それは約2年のワープ航法を用いたものが地球に帰って来たときに
は、地球ではすでに100年もの時が過ぎて居ること。このお話しは、そう言った歪の生んだ四話限定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 22:09:20
16119文字
会話率:33%
俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。
だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。
と言っても、メイトギアのエレ
クシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。
しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。
地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。
筆者より。せっかくなのでコッテコテの異世界転移ものでも描いてみようと思ったんですがどうにもピンと来なくて、メイトギアを連れて未開の惑星に不時着・遭難という形にしてみました。
メイトギアを連れてるのは、サバイバル要素を前面に押し出す気がないからです。及び嫁一号ということで。
要するに、何のひねりもない異世界ハーレムものを自分が描いたらどうなるかっていうのをやってみたかっただけですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 06:00:00
2838772文字
会話率:20%
ここは、惑星<朋群(ほうむ)>。多数のロボットに支えられ、様々な特色を持った人間達が暮らす惑星。そこで鵺竜(こうりゅう)と呼ばれる巨大な<竜>について研究する青年、<錬義(れんぎ)>は、それまで誰も辿り着いたことのない地に至り、そこで一人の
少女と出逢う。少女の名前は<斬竜(キル)>。かつて人間を激しく憎み戦ったという<竜女帝>の娘にして鵺竜の力を受け継ぐ<凶竜の姫>であった。
こうして出逢った斬竜に錬義は戸惑いながらも、彼女を見守ることにしたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 06:00:00
100123文字
会話率:24%
彼女の名前は、<千堂アリシア>。正式名称<アリシア2234-LMN-UNIQUE000>。地球の日本をルーツに持つ複合企業体<JAPAN-2(ジャパンセカンド)>のロボティクス部門が製造・販売するメイド型ホームヘルパーロボットの<アリシアシ
リーズ>の一体である。
しかし彼女は、他のアリシアシリーズとは違った、ユニークな機体だった。
まるで人間の少女のようにくるくると表情が変わり、仕草もそれこそ十代の少女そのものの、ロボットとしてはひどく落ち着きのないロボットなのである。
なぜなら彼女には、<心>としか思えないようなものがあるから。
人類が火星にまで生活圏を広げたこの時代でも、ロボットに搭載されるAIに<心>があることは確認されていなかった。それを再現することも、意図的に避けられていた。心を再現するためにリソースを割くことは、人間大の機体に内蔵できるサイズのAIではまったく合理的ではなかったからである。
けれど、<千堂アリシア>とパーソナルネームを与えられた彼女には、心としか思えないものがあるのだ。
ただしそれは、彼女が本来、運用が想定されていた条件下とは全く異なる過酷な運用が行われたことによって生じた<バグ>に過ぎないと見られていた。
それでも彼女は、主人である千堂京一を愛し、彼の役に立ちたいと奮闘するのであった。
が、そんな彼女は、ある時、<VRアトラクション「ORE-TUEEE!」>内に生じた異変を調査するためにフルダイブした際、原因不明のトラブルによって、「ORE-TUEEE!」とのリンクが切れなくなってしまう。
現実世界で行動もできるものの、同時に「ORE-TUEEE!」内のアバターの認識もそのままという状態になってしまったのだ。
しかもそれはどうやら、「ORE-TUEEE!」内に生じた異変が原因ともなっているらしい。
こうして、異世界を体験するVRアトラクション内での彼女の冒険が始まったのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 06:00:00
115311文字
会話率:23%