「おめでとうございます。この度、皆さんは魔神様の生贄に選ばれました」
夏休み明け、異世界に強制転移された室伏高校1年2組の生徒を前に、魔女は笑顔でそう言った。
そして、困惑する学生たちに、生き残りをかけた勝負を持ちかける。
その内容
は、クラスメイトを5人ずつにチーム分けし、1カ月の間に、もっとも多く特定のアイテムを集めたチームだけを、元の世界に戻すというものだった。
そこで学生たちは生き残るため、クラスメイトの中から、最善と思うメンバーを選んで、チームを組んでいく。
結果、探知系のスキルを持つ者がいる3チームと、それ以外の4チーム。そして誰にも選ばれることのなかった、永遠長(とわなが)、小鳥遊(たかなし)、朝霞(あさか)、片瀬(かたせ)の余り者4人で構成された、計8チームによる勝負が開始される。
そして各チームがアイテム集めに奔走するなか、余り者チームは仲間割れの末、朝霞と肩脊を永遠長が石化。残った小鳥遊と、別のチームだった秋代(あきしろ)と木葉(きば)を加えた4人で、魔神を退治するための特訓を開始する。
実は、永遠長は、昼は学生、放課後は異世界での冒険者という二重生活を5年以上送っているベテラン冒険者であり、その永遠長の指導を受けた3人は、見る間にレベルアップしていく。
そして勝負が佳境を迎える中、残りのチームにも生き残るために新たな動きを見せ始める。
これは背徳のボッチートが世界のことなどお構いなしに、我が道を行く。
ただ、それだけの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:49:24
1385701文字
会話率:55%
とある高校の少年少女が気持ちを通じ合わせて恋人になった。イチャイチャして青春を謳歌するかと思いきや、気付けば冷戦状態の倦怠期カップルになっていた。
友人の誘いで遊びに行った先で、少年と少女はそれぞれ別の異性から好意を告げられた。冷戦状態
の現状に疑問を覚えていた二人は、背徳感を覚えながらもアプローチを受け入れてデートを重ねる。
互いに気持ちが傾いて別れ話を切り出そうとするも、文実の仕事でそれどころじゃなくなる。別れに別れられない状況の中、二人は相手に惚れた理由を思い出す。
カクヨムにも投稿中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 05:00:00
153195文字
会話率:43%
夜の校舎を舞台に描かれる本作は、表面上はごく普通の学園生活を送る主人公が、
深夜の学校に潜む“儀式”の存在を知ったことから、危険な秘密へ足を踏み入れる物語です。
主人公は私立・月影学園に通う新入生。
いつしか学内に広がる都市伝説、「深夜の
旧校舎で奇妙な儀式が行われている」という噂に惹かれ、
誰もいない夜の学校で謎めいた存在との接触を試みます。
やがて、季節外れに散る桜や、不気味なほど静まり返った廊下で感じる足音に戸惑いながらも、
「儀式」に深く関わっていると噂される“あの人”に出会い、
そこから先はどうしても目が離せなくなってしまう。
その人物との契りめいた約束は一線を越えた背徳を孕み、
主人公の理性と感情を揺さぶり続けるのです。
夜の学校という日常と非日常が混ざり合う閉ざされた空間で、
主人公は禁忌の儀式に巻き込まれ、自身の執着と恐れに翻弄されていきます。
闇に沈む中庭の桜、古びた校舎の廊下で響く足音、不意に消える人影……。
これらすべてが奇妙な噂の真実に繋がっているのか、それともただの幻想か。
切ないほどの愛情と背徳感、そして逃れられない狂気が交錯するなか、
夜の学園で開かれる“儀式”の結末は、
果たして救いか、破滅か。
すべてが秘密のヴェールに包まれたまま、
やがて物語は緊迫のクライマックスを迎えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 01:33:20
9746文字
会話率:22%
六本木で知らない者はいない、ナンバーワンホステス・麗奈。
欲しいものはすべて手に入れてきた。
男の心も、身体も。
だけど、彼だけは違った。
誘えば避け、触れればかわす。
それなのに、彼の瞳はいつも私を追っている。
焦らされるほどに、渇望は募
る。
弄んでいるのは彼なのか、それとも私の方なのか。
どちらが先に堕ちるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 02:46:51
22925文字
会話率:35%
仕事を終えた深夜の街で、彼女とこっそりマンガ喫茶の個室に落ち合う。
互いに声を出せない状況でスマホを通じて交わす言葉は、なぜか余計に胸をざわつかせた。
彼女は兄の借金を抱えており、体を使って金を得る日々。
いつしか彼女の魅力に引き寄せられ
るように通い詰め、関係は深まっていく。
しかし、行為のたびに上がっていく金額に疑問を抱き、彼女を救いたいという気持ちと、単なる客としてしか扱われないもどかしさの狭間で揺れ動く。
何度も重ねる逢瀬は背徳的で危うい甘さを帯びるが、あるきっかけを境に自分は彼女の連絡を断ち切ってしまう。
二人の接点は闇に溶けて消えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 16:23:48
2823文字
会話率:3%
神楽坂 雛人の官能小説に心を奪われ、背徳的な憧れを募らせてきた大学生・白石 香澄。
虚像のカリスマを保つために真実を隠してきた神楽坂だが、香澄は彼の本当の姿と作品の正体を知ってしまう。
文字から感じてきた官能と欲望は本物だったのか、それとも
ただの幻想なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 09:00:00
22663文字
会話率:13%
セレジェイラと名乗る一人の天使が「異端児」として、また天界の穢れを呼ぶ者として、天界から追放を強いられた。
消滅の泉に飛び込む事で、長年苦しんで来た今世に別れを告げられる事が自らを救う道と信じて彼女は泉に身を投じる。だが、彼女は消滅をす
る事は出来ずにそのまま地上界に堕ちた。そこで出会ったのは一風変わった神父、オーシュ・ヴァルトロメアだった。
「神に感謝? そんなものクソ食らえだ。神様が飯を食わせてくれるのか? こいつらが危険に遭った時守ってくれるってのか? 俺が神父を続けるのは神の為じゃない。ここにいる奴らの為だ」
およそ神父とは思えない思想と、綺麗に整っていても人相の悪い顔。そして態度だけではなく口の悪さも相まって世間からは「野蛮な神父様」と言われているが、そんな彼は誰よりも弱者を助け守る人一倍優しさに溢れる青年だった。そして、そんな彼を子供の頃から近くでサポートしているのは元気が取り柄のシスター、アリサは裏表のない性格をしており突然現れたセレジェイラを快く受け入れる。
セレジェイラは彼らに助けられ、彼が経営する孤児院で生活を共にする事になったのだが、彼女は一部の記憶喪失と共に公には言えない秘密を抱えていた。
彼女が天界で「異端児」と呼ばれた理由。それは、彼女には天使の血とは真逆の悪魔の血も混ざっている事だった。そしてその悪魔は生き血をすする吸血鬼であり、それは満月に近づけば近づくほど強い衝動を覚えると言うもの。そして悪魔に成り代わった時の彼女は「フィーセヒ」と名乗る。
清純で品行方正な「セレジェイラ」と粗暴で男勝りな「フィーセヒ」は二人で一人だった。
孤児院で日々を過ごす内にセレジェイラはオーシュに惹かれ始め、フィーセヒは聖職者であるオーシュを心底嫌っていた。
「どっちがどっちでも、お前はお前だろ」
性格が入れ替わるセレジェイラに対し、オーシュは態度を改めることはなく、他の誰とも区別する事も無くさも当たり前のように変わらない対応をする事が、やがてフィーセヒの感情も徐々に動かし始める。
生きていく上で、どちらが生き易いのか。そしてそのためには何が必要で何を捨てなければならないのか。
やがてセレジェイラとフィーセヒは選択を迫られる日がやってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 21:57:52
5642文字
会話率:40%
原作は台湾出版社POPO原創の文芸コンテストテーマ「百合の背徳楽園」の応募作品。
十五年ぶりの挑戦── 女×女の恋愛物語
「昔から今に至るまでの道徳や規範がすべて男たちによって決められたのなら、
なぜ女たちはそれを無条件に守らなければな
らないの?」
三人の無責任な男たちが、三つの「予定外」を生み出した。
── 高校を卒業する前の少年が、同い年の少女との間に私をもうけた。
── 五十を過ぎた男が、長男が十二歳になった後も、高齢出産のリスクを顧みず末娘を生んだ。
── そして、一世代違うはずなのに、たった五歳しか離れていない私と彼女が、偶然か、それとも運命か──「道を外れた」関係へと歩みを進めていく。
私たちは叔母と姪、姉妹、母娘、そして恋人……
それとも、何者でもないのかもしれない。
何であっても構わない──
ただ、お互いが唯一無二の存在であるならば。
「たとえこの世界が他人の目に地獄のように映ろうとも、
私たちは私たちの楽園を創り出す。」
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最終更新:2025-03-01 20:57:29
14034文字
会話率:23%
中学1年生の清水裕美は、男の子っぽいさっぱりした性格と好奇心旺盛な心を持つ少女。ある晩夏の午後、学校帰りに近所のため池で「かいぼり」が行われているのを偶然見つけ、準備もせず勢いで泥んこ遊びに飛び込む。白い体操服とエンジ色のブルマ、その上に重
ねたジャージ、そして紅白帽子を身にまとった彼女は、一歩踏み出した瞬間、胸までヘドロに浸かり、その冷たくヌルヌルした感触に快感を覚える。年下の男の子と意気投合し、外来種駆除そっちのけで泥の中で遊びまわり、全身泥まみれになることに喜びを見出す。特に、ショーツのクロッチが泥でぐっしょりになり、気持ちよくてヌルヌルする感覚に心が弾む。
夕方まで遊び尽くした後、帰り道で尿意を催すが、全身泥んこであることを理由に気にせずおしっこをしてしまう。おしっこは勢いよくショーツを叩き、足をつたって靴の中を満たし、泥と混ざって黄色がかった水たまりを作る。この行為に背徳感と解放感を感じ、再び快楽に浸る。家に帰ると、泥まみれの姿に驚く両親に楽しかった思い出を話し、シャワーで泥と一緒にその日の冒険を洗い流す。洗濯後も残る泥シミを誇りに思い、次の冒険を夢見て眠りにつく。昭和後期の外遊びの時代を背景に、裕美の自由と好奇心が泥と服を通じて描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 00:25:03
4933文字
会話率:47%
これは、嫉妬と背徳で体が構成されている女子、三中知羽(みなかちはね)と個性豊かな隣人達が織り成す物語だ。
最終更新:2025-02-19 19:27:46
34156文字
会話率:24%
Y県の日本海側にあるS町に私立天真爛漫学園がある。
俺は【八木日出夫】~そこの農業実習講師である。
俺が顧問をしているEスポーツ部が【世界一】となったある日・・農業実習棟でもある俺の実家に【アーティファクト】が届く。
世界は【ジエンドオブザ
・ワールド】と言う名のオンラインカジノが主婦にまで人気で「不幸を予測できたら大金持ち!」と言う背徳な時代であった。
世界中で「不幸な事故」が「起こされ」人類は地球に住めなくなった。
俺は【アーティファクト」を使って人類を救う!と決めたのだが・・折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-23 13:45:34
11009文字
会話率:6%
正月三が日もすぎ、お餅などに飽きてきたとき、ふと食べたくなるものってありませんか?
それでも、まだ正月気分を完全になくすことはできず、気持ちが緩んで背徳感のあるものを食べたくなってしまうときがありませんか?
そんなことを書かせていた
だきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 13:31:29
1002文字
会話率:0%
聖女見習いのアデルは護衛騎士のクロヴィスを連れて、よく散歩にでかける。しかしアデルには、誰にも言えない秘密があった。
なろうラジオ大賞6 参加作品です。
最終更新:2024-12-30 21:07:01
985文字
会話率:14%
気が向いた時に嘘偽りなく事実のみを記す、エッセイだから
キーワード:
最終更新:2024-12-30 12:21:59
48703文字
会話率:7%
第二王女のルティエは、国王になった兄から酷い仕打ちを受けていた。
自由を奪われた彼女は、鬱々としながらも何も出来ずに毎日を過ごす。
けれどある日を堺に、毎晩不思議な夢を見るように。
するとその夢の世界で、彼女は衝撃的な自分のルーツ
を知ってしまう。
しかも王子様のような麗しい男性まで現れて……
好きになっちゃいけない人を愛してしまい、葛藤しながらも彼を護ろうとするルティエ。
それが多くの人を裏切る事になっても。
それが自分の身を滅ぼす事になっても。
完結まで書き上げています。
毎日1話更新!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 17:20:00
34743文字
会話率:22%
深夜徘徊。
それは、静まり返った町に自分だけが存在しているのだと錯覚するような孤独感や若干の背徳感、更に不審者との素敵な出会いを予感させる高揚感を味わうことができるスリリングでエキサイティングな散歩である。
佐々木恭介は夜の町を歩く。
先述
したような感覚を味わい、楽しみながら……。
血のない家族の番外編。
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、ツギクルでも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 02:10:00
24288文字
会話率:43%
アクドック侯爵家の嫡男ゼッツリーはある日、頭を打って前世を思い出す。かつて社畜という奴隷階級であったこと、そのつらい日々の救いを18禁同人ゲーム(RPG)に求めていたこと。そして気づく、今の自分がそのゲームに出てきた悪徳貴族であることを。
このままいけば罪のないヒロインを貶め、凌辱の果てに瞳から光を失わせる最期を迎えてしまう。
「たしかにそういうゲームをプレイしたのは俺だ…………だが、二次元なら許しても現実で女の子が可哀想なのは許せねえ!」
かくしてゼッツリーは覚醒する。怠惰な生活を改め、心身を鍛え上げる。無能で悪政をひく当主を追い落として、腐敗と背徳に満ちた領内を改革。
全ては前世で恩義のあったヒロインをバッドエンドから救うために!
なお原作ゲームは好評につきシリーズ化して新ヒロインを迎えていくつも新作が続けられている模様。
※話はヒロイン視点で進みます。
※本作にイラストは付属していません。
※テキストファイル 全5ページで構成されています。
※カクヨムにも掲載しています。
2024年12月第1週 NTRフリージャンルTOP作品(全2作品中)
公開日:2024年12月4日22時46分
最終更新日:2024年12月8日
作者名:笠本
年齢指定:R15
作品形式:ノベル
ファイル容量:31.9KB折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 12:10:00
23940文字
会話率:34%
【あらすじ】
《プロローグ》東大生「ハル」は初恋の人「ナツミ」を諦められずに二十歳になった(プロローグは、ハルの小、中、高校時代を語る)。
人生に迷ったハルは自転車で千葉から種子島に向かう。種子島で塾講師を始め、そこでナツミ似の小学六年生
「ウミカ」と出逢う。
《一話》種子島で塾講師として生活して一年。全てはウミカと恋人になる為。
ウミカが虐められて不登校になる。ハルはウミカの家庭教師も兼任。彼女に自信を与える為、ストバスコートでバスケを教える。夏休み丸々使って彼女を指導。二学期が始まる三日前、コートに虐めの首謀犯にしてバスケ部のエース「マコ」とその仲間達がやってくる。ハルはマコに「ウミカと勝負してくれ」と持ち掛ける。ウミカが勝利、この時からウミカにハルへの恋愛感情が芽生え始める。ロケット発射日にデートする約束をする。
《二話》ウミカと同じクラスにしてバスケ部の「アキヤ」が、ハルの家にて秘密のノートを発見。ハルの小、中、高の過去と、ウミカへの想いを知る。
ウミカに伝えるも相手にされない。ウミカはハルをデートに誘い、岬にてハルの過去を問う。事実を認めるハルだが、ウミカはそんなハルも受け入れる。
《三話》ロケット発射日になり、二人きりの場所でウミカ、ハルにキスをする。その場面をアキヤに撮られてしまう。塾長、ハルをクビに。ハルは関東に帰る事を決意、ウミカに別れを告げる。
見納めにバスケットコートで佇んでいると、初恋の女性ナツミが現れる。家出したハルの親に頼まれて、やってきたのだ。ハルに罵詈雑言を浴びせる。そこにウミカが駆けつける。ナツミの言葉の槍からハルを守るウミカ。ハルは精神失調で逃亡。ナツミとウミカだけのコートで、ハルの事を託される。飛行機内にてハル、ウミカの手紙を発見。「大人になるまで待っててください」と。
《エピローグ》三年後、ウミカはハルの元へ向かう為、一番偏差値の高い東京の高校に合格。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 10:44:10
103150文字
会話率:25%
悪の巣窟ホテルのカジノで、共同経営者のスーパーヒロインが殺されます。捜査線上に浮かぶ、背徳の街に群がる欲望剥き出しのヲタク達。犯人はスーパーヒロインとの結婚に疲れた元夫なのでした。
最終更新:2024-11-24 16:45:56
18198文字
会話率:70%
大学生になる篠塚康太は、「警察官」という夢を叶える為に、シェアハウスへ入居することに。
しかし、そこで出会った同居人は、『未成年飲酒』という理由で表舞台から姿を消した"世界のトップアイドル"――天宮カリナ。
突然の同
棲生活に戸惑う康太だったが、カリナはどこか冷たく、距離を置いている様子。
世界からの脚光を浴び続けてきたカリナだったが、その裏にはとてつもなく"深い闇"を抱えていた。
康太はアイドルに無関心だった為、彼女の過去に深入りするつもりは無かったが、同じ屋根の下で過ごしていく内に、カリナの"深い闇"が垣間見えてしまう。
光の裏に隠された闇、心の傷。
そして――"本当の理由"とは。
康太は、カリナの心を救うことが出来るのか。
静かなシェアハウスの中で、二人の距離が少しずつ縮まっていく――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 19:00:00
4679文字
会話率:46%
むぎゅむぎゅ。俺は悪魔として召喚された。
断罪を司る独善的で公平な悪魔だ。お堅い女僧侶と契約し力を貸すことになった。支払いはもちろんアレ。彼女の願いは世界に散らばるお宝を集めること。
聖書原典、それは唯一神の遺書。
LostしたBible
のChapterは13。
悪魔との取引。人が人を裁くことの罪深さ。何者かに刻み込まれた十二の助言。大事なことを忘れている。この世界はくそったれだ。
「そんな資格はないけど……愛しています」
彼女は終末をもたらす。本質はラブコメにすぎない。純愛主義者はハッピーエンドを望め。罪を贖え、あるいは断て。おっぱい♪ おっぱい♪ むぎゅむぎゅむぎゅ♪
神は言った。とりあえず一章を読め。
さらば救いが与えられん。
汝、瀕死の世界を変革せんと望むならば。
「失われし聖書原典十三章を求めよ!」
世界が滅ぶ? そんなのどうでもいいから結婚しよう。聖書なんて燃やしちゃえ。
※クソおもろいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 06:53:05
181118文字
会話率:47%