それじゃ、貸してた俺の仲間は返してもらおうか。なあ―『偽物勇者様』?
「―君みたいな能無しの役立たずは要らないよ」
『勇者』にそう告げられた俺は荷物も財布も取られ、路上に放り出された。
女好きで自分勝手な『勇者』は面倒だったし、何より『
聖女』にご執心だった『勇者』のアピールが見るに耐えなかったから別にそれは良い。
しかし、『勇者』は知らない。
俺が『元勇者』であり、たった一人で『魔王』を倒した世界最強の人間であること。
また、強者を求めた果てに俺が冥界にすら足を踏み入れていたこと。
そして何より、俺の相棒が『元魔王』だということを。
そんな『勇者』に嫌気が差し、『元魔王』と共に田舎生活を満喫しようとしたが―
「あなたが世界を救った『勇者』ですね?」
厄介なことに、『勇者』パーティで一緒だった『聖女』に『元勇者』だと特定されていた。
やがて、人々は知る。『魔王』に『勇者』が勝利したことがどんな意味を持つのか。俺が何故、『魔王』を『元魔王』と呼ぶのかを。
そんな中、追放を迫ってきた傲慢な『勇者』に『元勇者』は告げる。
「それじゃ、貸してた俺の仲間は返してもらおうか。なあ―『偽物勇者様』?」
いつしか『魔王』と呼ばれるようになった『元勇者』は大勢の部下や仲間達と田舎で隠居生活を送りつつ、平和を脅かす存在に陰ながらその力を振るうのだった―。
邪竜や盗賊、あらゆる悪を悪が裁く!強者に飢えた元勇者の魔王による規格外バトルファンタジー開幕!
-----------------
この作品は前に別名義で書いていて諸事情により打ち切りとなっていたのですが、こちらの名義で新しく復活、リメイクすることにしました!お騒がせして申し訳ありません…!
以前は長編に慣れておらず、色々と悩みながら書いていたので作者の私自身が疑問に抱く内容だったところもあったので、今回は前の内容を残しつつ、ところどころ修正して新しく連載していきたいと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:41:06
219877文字
会話率:64%
没落したロレンソ一家は伯爵邸を追われ、森の外れでひっそりと生活していた。
ロレンソ元伯爵の娘セシリアの元に、ある日一通の手紙が届く。
手紙の差出人は、学院時代の同級生ルーカス。ルーカスは突然、セシリアに求婚してきた。
学院時代のルーカ
スは、傲慢で自分勝手な男だった。
そんなルーカスと結婚したくないセシリアは、男装し使用人としてトラスター公爵家へ潜入することにした。
そして、ルーカスの本性を暴きつつ、恋愛工作をして相応しい令嬢と結婚してもらおうと考えた。
ルーカスは男装したセシリアに、最低な態度を取った。セシリアはそんなルーカスに幻滅しっぱなしだった。
だが、彼がセシリアの本当の姿を見てしまった時、彼はセシリアに猛アタックした。
そのまっすぐな姿に、セシリアは動揺を隠せない。
ルーカスなんて嫌いなのに、少しずつセシリアはルーカスに惹かれていく。
そしていつの間にか、後に退けないほどルーカスに惚れていた……
※「アルファポリス」様、「ベリーズカフェ」様にも糖分高めのものを公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:40:14
66744文字
会話率:40%
ホロウ・フォン・ハイゼンベルク。
剣術・魔法・学問、あらゆる才能に恵まれた、正真正銘の天才。
しかしその性格は、怠惰にして傲慢。
自らの才能に溺れ、努力を怠ったがゆえ、主人公に敗北する……だけに留まらない。ホロウはあらゆるルートで死亡する、
破滅エンドが約束された『歩く死亡フラグ』。
ボクはよりにもよって、この悪役貴族に転生してしまった。
「このままでは破滅する……っ。予定調和の運命、『シナリオ』に殺される……ッ」
……いや、そうはいくものか!
ボクだけが知っている原作知識を活用し、謙虚堅実に努力を重ね、悲惨な破滅エンドを回避するのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:10:00
586552文字
会話率:33%
オンライン小説家のニコは、いつも自分が住む世界よりも素晴らしい世界を創造できる力があると信じていた。現実の無味乾燥さと空虚さに苛立ち、彼はついに神に挑戦する。彼は、もっと幸せで意味のある人生を創り出せると言い放つ。その傲慢な挑戦に対して神は
、ニコを彼自身が作り上げた世界に送り込む。そこでは、彼が主人公となり、すべてが彼が書いた物語の中で展開される。
今、ニコはよく知るはずの世界を歩まなければならない。しかし、彼が作り上げたルールは、思ったように機能しない。彼は自分の創造物の中で閉じ込められ、彼の文学的選択の結果に向き合い、さらに、最終的には彼が創り出したキャラクターや世界に命が宿っていることに気づかされる。間違いを正し、本当の「幸せ」を理解しようとする中で、ニコは感情的な葛藤や、予想もしなかった複雑な人間関係に直面していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 09:45:17
3195文字
会話率:32%
イルド王国は、創造主である女神ティアを信仰し祈りを捧げることで『祝福』を授けられてきた特別な国だ。
すべてのイルド王国民は十歳になるとティア神から一つだけ、祝福を授けられる。
男爵令嬢フローラも『祝福』を授けてもらえる『祝福の儀』
を指折り数えて楽しみにしていたのだが、与えられた祝福はイルド王国を驚愕の渦に巻き込む前代未聞のものだった―――!!
「祝福は………八個授かっただ」
「ぅえぇえええぇぇぇーーーーーーー!!!!??」
一人に一つの祝福が当たり前。そんな常識の中フローラに与えられた祝福は八個。その上祝福の内容も規格外!
緊張したり気を抜くとどうしても訛るド田舎育ちのフローラは、祝福の秘密を誰にも知られることなく学園生活を無事乗り切ることが出来るのか!?
祝福のせいで「傲慢令嬢」と呼ばれたり、イルド王国王太子に疑惑の目を向けられたり、「呪われた男」として忌避されている公爵子息の秘密を知ってしまったりと、フローラの毎日はとにかく受難に溢れている―――。
…かと思いきや、実際はメンタル強めのフローラが巻き起こす祝福絡みの騒動に巻き込まれる周囲の人達の受難の日々のお話。
☆訛りは雰囲気です!!☆
☆設定はふんわりしてます☆
☆毎日更新予定☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:05:28
336406文字
会話率:35%
聖女の娘として生まれたメリル・クラインは、幼少期から「聖女の後継者」「次代の世界最強」として持て囃されてきた
そんなチヤホヤ環境で育ち、傲慢かつ自惚れきった性格に育ったメリルだが、初任務で人喰いの悪魔と対峙した際に「私って何の力もないので
は?」と自覚する
悪魔と睨み合う絶望的な状況の中、悪魔が発した「我は誰も殺していない」という言葉にメリルは活路を見出す
「――ならば、私があなたの無実を証明してみせましょう!」
悪魔が罪を犯していないなら、戦う理由はなくなる。
ただ戦うのを先延ばしにするためだけの方便だったが、やがてメリルは事件の真相に辿り着き――
これは無能無才な少女が、やがて『不戦の聖女』と呼ばれるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:22:42
300314文字
会話率:40%
孤高の令嬢と誠実な青年。身分を超える誓いが、陰謀渦巻く世界を切り拓く――
公爵家の美しき令嬢ロザリアは、気高さと傲慢さを併せ持つ姿で社交界の注目を一身に集めていた。
だがある日、周囲の思惑に巻き込まれ、これまで積み上げてきた立場が崩れそう
になる。
唯一、そんな彼女の裏の苦労と純粋な想いを理解しているのは、隣り合う領地の子爵家で育った幼馴染のレオン。
それぞれの誇りと夢が複雑に絡み合う中、ロザリアは自分を守るために孤高の振る舞いを見せるが、本心の弱さを誰にも見せられない。
王太子が引き起こす新たな愛の波紋や、陰謀渦巻く貴族社会で、はたして二人はどのような結末を迎えるのか。
涙と感動、そして鮮やかな逆転を予感させる壮大なロマンスが、ここに始まる。
※約50万字・全144エピソード完結まで執筆済みです(1日3話更新)
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 20:10:00
317888文字
会話率:45%
K県立浜市で市議会議員の連続失踪事件が発生し、県警察本部は市議会から極秘依頼を受けて議員たちの護衛を任される。公安課に所属する新宮時也もその一端を担うことになった。謎めいた失踪が、やがて汚職事件や殺人へ発展するとは知る由もなく——。前作『パ
ラダイス・ロスト』に続く、公安捜査員が活躍する警察小説の第二作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:10:00
105208文字
会話率:62%
※KADOKAWA様よりコミカライズ※
月刊コンプエースで絶賛連載中。
大人気ソシャゲの物語の主要人物に転生したフリーターの瀬戸有馬。しかし、転生した人物が冷酷非道の悪役”傲慢の魔術師ロベリア・クロウリー”だった。
全キャラの好感度が最
低値の世界で、有馬はゲーム主人公であり勇者ラインハルに殺されるバッドエンドを回避するために奮闘する———
その軌跡が、大勢の人を幸せにするとは知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 17:24:41
481575文字
会話率:28%
ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。
この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。
産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。
平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。
大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。
共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。
その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。
千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。
ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあることに気ず、あるいは黙殺していた。
この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。
彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。
そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。
だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。
勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。
そんな彼を影となり支える存在があった。
メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。
これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。
〇作者他作品紹介
・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ
異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。
・星屑拾いのステラ
終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)
他掲載サイト:カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 11:00:00
654335文字
会話率:15%
宗教団体『楓の樹』創始者の息子である主人公、楓正樹。
正樹の欲は家族だけで暮らし、美味しいものが食べれればいいというささやかなもの。
欲は微塵もない。だが特異な力『グリッド』を持ってしまった。
高校に入り、ある男との出会いを境に状況が大き
く変化する。
神機と言われる古代兵器が存在し、傲慢、強欲、嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰の欲望が隣り合わせの世界。
楓正樹は神機『空腹のドナウ』を手にすることで戦いを強いられることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 21:21:57
27960文字
会話率:30%
会社勤め女性『姫川 霞』彼女は38歳という若さで事故によって命を落とした。そんな彼女が次に目を覚ましたのは、白い霧のかかった非現実感を纏った空間だった。そこで彼女は、魂の管理人を自称する少年と対面し、これから自分は転生することを告げられる
。当初は、彼が出した提案に意味を見出せなかった彼女だったが、彼の言葉を交わす中で、自身が目を背けていた感情に気付き、彼女は転生を決意する。
これは、一つの傲慢な魂の物語。不条理を受け入れず、諦めという名の枷を外された歪な魂が己の望む人生を歩み直す為の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:14:09
106758文字
会話率:46%
学校に行けずに毎日引きこもっていた高校生、八草十。高校に行けなくて不登校になり、毎日怠惰で不規則な生活を送っていた。
とうぜん、こんな生活をしていたら心が病んでしまうのが当たり前。彼も例に漏れずどんどん心が病んでいき、様々な物事への
関心も無くなってしまった。
ただ、彼が一つだけ感心しているものがある。それは『薬』である。あぁ、勘違いしないでほしい、違法薬物とかではない、人間を治すことができる『薬』これに興味を抱いている。
『薬』はどのようにして作られているのか?どのような種類があるのか?様々なことに興味を示している。
でも彼に自分の願いを実現する知識も技能もない、これではただの落ちこぼれのまま人生を過ごすことになってしまう。
しかし彼はある日、とんでもない厄介ごとが起こってしまった。だけどその時、彼に奇跡が起きた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:00:00
89560文字
会話率:59%
「婚約破棄を目指さないか、お嬢さん」
ーー孤独な少女に手を差し伸べたのは、優しい怪盗でしたーー。
王族の権力は地に落ち、力ある貴族が私利私欲の為に圧政を敷くオルティス王国。世間では悪徳貴族から宝を奪う義賊が持て囃されるほどに国民の貴族への
鬱憤は溜まっていた。
九歳のとき庶子としてカスティオン侯爵家に引き取られたリリティアは、公爵家との縁を望む侯爵の政略の駒となった。傲慢で愚鈍な婚約者ジェイコブを補佐するための苛烈な教育に耐えてきたのは、全て母の病気の治療と引き換えに結んだ侯爵との契約のためだった。
家族や婚約者に蔑まれ、使用人にも疎まれて生きてきたリリティア。さらには、外面だけは良い婚約者はお気に入りの男爵令嬢との仲を非難されないよう、リリティアにまるで小説の中の悪役令嬢のような役まで押し付けてきた。侯爵と婚約者の命令に逆らえないため、学園や社交界でも嫌悪の視線に晒される毎日。しかしある日偶然、怪我をした青年を助けた事でリリティアの出口のない暗闇のような生活は変わっていく。青年の正体は、義賊として世間を騒がせている変幻自在の変装の達人、怪盗〝ウルティオ”だった。何故か正体を明かした彼は、恩返しにとリリティアの婚約破棄に協力を申し出てきて…。
***自分を殺して生きてきた少女が、ある目的のために義賊を演じながら裏の世界で生きてきた青年の優しさに触れ、次第に笑顔を取り戻していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 12:23:08
299334文字
会話率:47%
BL転生小説。美形×平凡。
その小説は無料で読める小説サイトに掲載されていた。不可解なことに題名がずっと「無題」のままで、説明文も「完結」としか書かれていなかった。そのせいで閲覧数はほぼなく最後のほうにあった。それにどうたどり着いたのかは覚
えてない。気付いた時にはそれを読んでいた。内容は主人公が領地拡大を図る傲慢な王の息子に捕虜として囚われ、そこで非道な扱いを受けたが主人公の仲間たちが彼を助け出し、数年後主人公は傲慢な王と妃、そして子供たちを皆殺しにしその国を滅ぼすという話だった。ありきたり過ぎてすぐ忘れてしまうような内容の小説だった。だが、どういうわけかその内容が俺の頭の隅に残り続けていた。そして今。俺はその小説の中にいる。傲慢な王の子供の一人として……。どうせ主人公に殺される運命だ。少しぐらいわがままを言ってもいいだろ? なぁ? 神様よ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 11:19:25
9505文字
会話率:9%
ブラック企業に勤める平凡な会社員、アキラは、突然異世界に転生してしまう。彼に与えられたのは、わがままでプライドの高い少女、リリスの教育係という役目だった。リリスは将来の王妃候補でありながら、傲慢な態度と遠慮のない物言いで周囲から恐れられる問
題児だった。
「私の教育係?ふふ、面白いわ。その実力、見せてもらうわよ?」
理不尽な要求、貴族社会の厳しいしきたり、そして渦巻く陰謀――。教育係としての試練に翻弄されるアキラだが、持ち前の社会人スキルとツッコミ力を武器に、リリスの心を少しずつ解きほぐしていく。
「おいおい、俺の教育方針、これで大丈夫なのか……?いや、そもそも俺の方が教育されてる気がするんだけど!」
果たしてアキラは、リリスを「悪役令嬢」から「真の淑女」へと導けるのか?それとも、彼女の破天荒な言動にただただ振り回される日々を送るのか?
異世界×教育係×悪役令嬢のドタバタ奮闘記、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 00:52:01
15000文字
会話率:54%
一度目の人生をルヴェルディ帝国の皇后として生きたクリスティナ・リーズ・ルヴェルディは、「悪女皇后」の名に恥じない傲慢で奔放な人生を生きた。悪事のかぎりを尽くし…悪女としては100点満点の彼女だが、母親業では自分が産んだ子の顔さえ思い出せない
落第点ホルダー。そんな自己中女の末路は、息子による断罪と絶命だった。「この子、何番目の子だっけ?」…母親失格な心の声と共に天に昇る彼女だが、死んだと気付いたその瞬間…20年前の子供時代へと遡り、実家であるクレメント公爵邸の自室で目を覚ますことになる。二度目の人生を授かったクリスティナは神に感謝し、己の過ちを振り返る。そして、自省の念に駆られながら誓ったのは「脱!悪役悪女」。見た目だけは美しい公爵令嬢が絶望に直面しながらも「良妻賢母」目指す物語。はたして望むとおりの未来に辿り着けるのか?どうぞお楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 13:22:26
44549文字
会話率:34%
公爵令嬢エリザベス・マウントバッテンは悪女だった。
悪女は民衆から悪魔と恐れられ婚約者と婚約者の浮気相手によって処刑された、はずだった。
気が付くと過去へ回帰していたエリザベスは、今世では処刑を回避するために悪女として、絶望の運命に立ち向
かう。
※不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
4501文字
会話率:32%
剣と魔法が織りなす新世界――ダリミル
そこは嘗て魔族との戦争が続き、一組の人間と精霊によって治められた平静の地である。
英雄の死後、次代の契約者たり得る人間を繰り出すため残された25の石。
数々の勇者が散っていく中、その最後の内の一人と
して喚ばれた天宮湊は〖聖女姫〗の名を冠する少女を助ける。
互いが互いを尊重し、時には衝突しながら成長を続け、そうしていく中で少しずつ世界の真実へと迫っていく。
これは異世界に召喚された勇者と、彼に付き従う王女とを書いた王道ファンタジー。
神の資質を持つ者達が、やがて神へと至り、神を殺す物語……その前日譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 06:00:00
290482文字
会話率:38%
千年前、水神レインと呼ばれた最強の水魔法使いがいた。その彼は筆頭貴族であるアクアライド家を建てたが、千年経って今や落ちぶれ、落第貴族として罵られ、他の貴族達からは冷たい視線と嘲笑を浴びせられていた。
そんなアクアライド家の跡取りである
ミナトは初級の魔法も行使出来ない無能であった。何をやっても魔法が上手くいかないミナトは訓練のために多くの貴族達が集まるダンジョン内の訓練に参加する。そこでも彼は不遇な対応を受けてしまう。
しかし突如としてダンジョンで地震が発生し、ミナトは亀裂の中に落ち、ダンジョンの最下層まで落ちてしまう。
なんとそこは歴代アクアライド家の当主、初代・二代目・三代目の墓地であり、当主達は英霊として、そこに携わっていた。現在のアクアライド家の状況を聞いた当主達はミナトを最強の魔法使いにする事に決める。
これは歴当主手によって、修行をつけられ、最強(自称)に成る魔法使いの物語である。強くなり、傲慢になった彼は時に敵を気散らし、時に才能ある幼馴染を分からせたり、時に妹を救ったり、時に争いを止めたりする話である。
最強水魔法使いの話が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 00:26:33
482172文字
会話率:28%