「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専
門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 21:40:00
115273文字
会話率:28%
日向坂陽菜乃は先日の文化祭で行われた彼女にしたい女子生徒ランキング第一位に選ばれるほどの人気女子だった。
なので、もちろん高校入学から半年近く経ったにも関わらず友達一人できていないぼっち男子である志摩隆之にはまったく縁のない相手のはずだっ
たのだが。
ある日の休日。
ショッピングモールで迷子になっていた幼女を見つけた隆之が保護者のもとまで送ったところ、そこには雲の上の存在だと思っていた陽菜乃がいた。
妹を助けてくれたお礼がしたいと陽菜乃に言われて、それを受け入れる隆之。
その出会いをきっかけに、二人は少しずつ距離を縮めていく。
陽菜乃と出会ったことで、隆之の学生生活は徐々に充実したものに変わっていく。
――――――
カクヨムで連載していた作品をこちらでも公開することにしました。
一人でも多くの人に読んでいただければと思っていますので、ぜひご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:10:00
714525文字
会話率:40%
異世界転生――その言葉に胸を高鳴らせ、俺は思わず頷いてしまった。
女神の誘いに、疑いもせず、夢の続きを願うように。
けれど転生した先で、俺はバハムートだった。
神話に語られる最強種。空の王。破壊と終焉の象徴。
それほどの力を授か
っても、女神の使命はただ一つだった。
「世界を監視していてね」
……何かがあるはずだと身構えた。
だが、世界は――穏やかすぎるほどに平和だった。
戦争も争いもなく、誰もが笑い、祈り、願いを育てる。
俺が動けば、世界はさらに豊かになり、混乱の芽すら摘まれていく。
気づけば、数千年。
俺は問い続けていた。
俺は、ここにいていいのか?
俺に――意味はあるのか?
そして、女神は告げた。
『ごめん、なくなっちゃった』
……そうか。
なら、もういいだろう。
監視者も守護者もやめてやる。
こんな退屈な楽園には、もう用はない。
これからは、俺のために生きよう。
自由に。気ままに。
未知を求めて、別の世界へと旅立つ。
その一歩が――
全宇宙の均衡を崩すことになろうとは、まだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:00:00
449812文字
会話率:40%
「魔力なしの出来損ない」――それが公爵令嬢リリアーナのすべてだった。
家族に虐げられ、婚約者の王子に蔑まれる彼女の唯一の心の支えは、愛猫の黒猫「ノワール」だけ。
だが、そのノワールも老衰で死に、彼女はすべてを失った。
さらに、偽りの罪
で断罪され、婚約破棄の末に待つのは処刑台。
人生詰んだと思ったその瞬間。
「迎えが遅くなってごめんね、僕のご主人様」
冷たい牢を溶かして現れたのは、死んだはずの愛猫が転生した、最強の闇魔法を操る絶世の美青年だった!?
「君を傷つけるすべてを、この闇で消し去ってあげるーーー」
元・愛猫(現・最強騎士)からの甘々で過保護な溺愛に戸惑いながら、自分を陥れた義妹に、理不尽の限りを尽くしたクズ王子に、最高に痛快なざまぁをお見舞いします!
猫の恩返しで始まる、どん底令嬢の逆転シンデレラストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:00:00
40325文字
会話率:36%
美しき少女の貌を借りし彼女たちは、儀礼の衣を纏い、主に仕える振る舞いの裏で、世界の均衡を支える戦乙女
東京山手線周回を結ぶ八か所の駅に安置される宝玉は首都を中心に守る大東京魔法陣の要である。
その広大な結界を守護者たる戦乙女と、結界
を破り中心に眠る三種の神器の神秘の力と、平将門の霊を祀る首塚を開放し混乱の世と勢力を取り戻し再び日本の支配を目論む組織との闘いを描くバトルメイドサーヴァントの物語。
オカルトサークル主催でネットで配信をするユウマは視聴者のタレコミを元に取材をするが偶然にも戦乙女の戦う現場に結界を破って侵入しその戦いの一部始終を配信してバズってしまう。
しかし、それが原因で戦乙女達の闘いの渦中に巻き込まれてしまう。
果たして政治経済の中心で日本の要である首都東京を表からは見えない裏社会の大戦の終止符は打たれるのか?巻き込まれたユウマ達の運命は?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 19:39:06
13057文字
会話率:43%
精霊力によって自然に満ちた世界には過去、人類と精霊は密接な関係で誰もが精霊力を宿し共存していた。
だが現在は精霊を見た者がいなく、精霊力を宿す人類すら減少傾向にあり、精霊と同じく自然を操る精霊術を扱う精霊術士は希少とされていた。
その
一人、ロロベリア=リーズベルトは八歳の頃、同じ孤児として教会で暮らしていた同い年の少年がいた。
お互いにシロ、クロと呼び合う二人はある約束を交わすも一年後、クロに引き取り手が現れたことで離ればなれになる。
六年後、一五歳となったロロベリアは世界三大国の一つ、ファンデル王国でも選りすぐりの若者が集まるマイレーヌ学院に入学。わずか三ヶ月で学院実力者一〇名の一人、序列一〇位との序列戦に挑み打ち倒した才女とまで成長していた。
そんなロロベリアの前に学院の役員としてやってきた、クロの面影や特徴だけでなく同じ名前をした少年。
突然の再会に驚きながらも喜ぶロロベリアに対し少年――アヤト=カルヴァシアは誰だと否定。
アヤトとの出会いからロロベリアのクロと交わした約束を果たす、世界を守る英雄の道が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 19:10:00
2698981文字
会話率:44%
イシュリア皇国。その守護者として君臨する者がいた。
守護者は圧倒的な力を持ち、国が異界から攻められれば即座にはじき返す程の力を持っていた。
しかし、その守護者にも師匠がいた。
昔攻め入ったとある部屋にぽつんと寝ていた青年に何も出来ず、その強
さに弟子入りした。
しかし修行し元の国の守護者となるまで強くなるも、遂に師匠を超えることなく、師匠は病で命が絶たれてしまった。
願わくば師匠が自分の世界にて転生し、今度は無事に暮らせるように。
その願いは聞き届けられた。
※同じ作品名でアルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 19:00:00
524410文字
会話率:49%
神の大陸アフェルアルス、その西のレンダリア地方。
そこには守護者と呼ばれる、九つの属性を操り精霊と共に生きる人々が暮らしていた。
主人公エレンは引退した元大泥棒。賞金稼ぎの兄、グレンの仕事を手伝うこと三年。ある日その兄の元仲間から声が
掛かり、兄と共に王都エレメスを訪れることになる。
────それが、全ての始まりだった。
現代風能力バトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:47:51
457589文字
会話率:64%
アルス神話の下存在する世界。
神の大陸“アフェル・アルス”のその西端、レンダリア地方には“守護者”と呼ばれるある能力を持った人々が住んでいた。
人々は国を作り、争い、国土を広げてさらに国を築く。
舞台はその北東、セシリア王国。長く続く隣
国リーネンスとの戦争の最中、22代国王は戦場にて没し、若き23代国王が即位した。
王とその騎士達の紡ぐ、中世ヨーロッパ風ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 15:00:00
291020文字
会話率:67%
京都・嵐山に社を構え、天地創造の神を祀る北桜(ほくおう)神社は、祟魔(すいま)と呼ばれるあやかしを祓う代報者(だいほうしゃ)の家系であるとともに絶賛、金欠&人手不足状態。
そんな神社の宮司を務める天涯孤独の中学3年生・北桜秋葉(ほくおうあ
きは)は下校途中に祟魔に襲われてしまう。しかし、すんでのところで代報者の青年に助けられ、無事帰宅。
創作と神社経営以外にやりたいことも無く、ちょうど進路に迷っていた秋葉は、ひょんなことから代報者の育成機関・大神学園の推薦状を受け取る。
入学するかどうか決めかねていると、保護者代わりの神獣・エルから自分が祟魔から命を狙われていることを知らされて――!?
笑いあり!異能バトルあり! 憑依あり!?
これは命を狙われながらも神社復興のために祟魔を祓う少女が、英雄とうたわれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:19:52
30352文字
会話率:48%
子どもの時に虹の橋から落ちて人間界に取り残されたアシュリーンは、フィーンヒール家の当主に捕らえられて、毎日精霊としての力を搾り取られていた。アシュリーンを拘束していた聖道具はかつて精霊教会から盗み出された物で、捜査に当たっていた龍の騎士団長
ディアミドにより、アシュリーンは助け出される。
口封じのために声を奪われたアシュリーンはフィーンヒール家の娘と誤解され、フィーンヒール家の悪行が明らかになった時、アシュリーンは罰として龍の騎士団長ディアミドとの結婚を命じられる。
龍の騎士団長は、国の守護者として必ず次世代を生み育てることが求められていたが、強すぎる龍の力に人間の体は耐えられず、妻となる者は出産と同時にみな命を落としていた。
2人が近づいたりすれ違ったりしながら信頼を深めていく様子を、短編版とは逆の、アシュリーン視点で書き直してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 16:50:00
20488文字
会話率:47%
“最後の地”と呼ばれるエンデラント大陸。その最古の王国、グライフトゥルム王国は危機に瀕していた。
国内では自らの利益のみを追求する大貴族が国政を壟断し、王宮内では毒婦と呼ばれる王妃が我が子を玉座につけようと暗躍する。そんな状況に国王は無
力で、心ある家臣たちは国政から排除されていた。
国外に目を向けても絶望的な状況だった。東の軍事大国ゾルダート帝国は歴史ある大国リヒトロット皇国を併呑し、次の標的としてグライフトゥルム王国に目を向けている。南の宗教国家レヒト法国でも、野心家である騎士団長が自らの栄達のため、牙を剥こうとしていた。
小国であるグライフトゥルム王国を守ってきた“微笑みの軍師”、“千里眼《アルヴィスンハイト》のマティアス”は病と暗殺者の襲撃で身体を壊して動きが取れず、彼が信頼する盟友たちも次々と辺境に追いやられている。
そんな風前の灯火と言える状況だったが、第三王子ジークフリートが立ち上がった。彼はマティアスら俊英の力を糾合し、祖国を救うことを決意した……。
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第12回ネット小説大賞入賞作品「グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~」の続編となりますが、前作を読まなくとも問題なく読めるように書いております。もちろん、読んでいただいた方がより楽しめると思います。
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カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 12:00:00
657010文字
会話率:38%
この世界では、竜人や獣人、エルフやドワーフなどの亜人族と人族が共存して暮らしているの。私が住んでるぜシール王国もそう。
といっても、同じ町や王都に住んでいるだけで、居住区は別々。それは、人族と亜人族を護るために必要なことなの。
亜人族
には番が存在するからね。
昔は、平気で人族を拉致して番にしていたって話よ。怖いよね。今は、そんなことしたら法律で罰せられるから安心だけど。
でも、年に一度、合法的に拉致できる日があるの。
それが、愛の女神レシーナ様の生誕の日――
亜人族と人族の居住区の境にある中央区で行われる、神聖な儀式。
番を求める亜人族と年頃の人族が集まるの。結構な人数だよ。簡単に言えば、集団お見合いかな。選ばれれば、一生、優雅な暮らしがおくれるからね、皆気合い入りまくってる。私は興味ないけど。
この日ばかりは、食堂はお休み。これ幸いと店を大掃除していたら、ドアをノックする音が。激しくなく、普通だったから、ついドアを開けてしまった、おマヌケな私。
するとそこには、亜人族の男が片膝を付いて、私に女神が愛する白百合の花を捧げていた。
「やっと出会えた……私の運命の番。さぁ、私たちの屋敷に一緒に帰ろう」
たった六歳の少女に求婚してきたのは、狼獣人の白銀の守護者様。
その日から、選択を間違えれば即監禁というデスゲームが始まった。
なんとしても、絶対、回避するわよ!! だって、私には夢があるんだから!!
〈この作品はアルファポリスにも掲載しています〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 09:03:47
94107文字
会話率:34%
十歳の時、私の親友が〈裏野ハイツ〉の二○二号室で忽然と姿を消した。飲みかけのジュースと望遠鏡を残して。そしてーー謎の血だまり。壁へと続く血の痕も……その場に残されていた。
親友がいなくなって以後、私は一度も〈裏野ハイツ〉を訪れることは
なかった。
しかし時は流れ、大学生になった私は、幼馴染みの中沢加奈が〈裏野ハイツ〉を引っ越し先に決めたことを知る。
隠されてきた過去がーーじわじわと私に近付き、覆い被さろうとしていた。
この土地に秘められた、哀しい過去、そして血にまみれた過去を知った時、私は……逃れられない運命を知る。
この作品は、夏のホラー2016に投稿予定でしたが、参加表明が出来てなかったので、投稿は出来てません。すみません。
初めてホラーを書きました。少しでも寒くなれればいいのですが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 02:52:16
27687文字
会話率:33%
二本の剣を扱う傭兵レグルスは無双の強者として名を馳せていた。
王国軍に雇われ、帝国軍との戦争に参加した彼は敵軍の将を討ち取り一躍英雄となる。
だがその後で持ち上げられすぎて羽目を外した彼は手を出した多数の良家の娘とその保護者たちに訴えられて
地方都市に左遷される事になってしまった。
更には左遷先にまで帝国からの刺客が現れるのだが、その正体はなんと帝国の姫君で……。
次から次へとやってくる過去に遊んだ女たちと遊んでない女たち。
無理やり事に及んだ事はないんだから自分は無罪だろうと、そんな言い訳は聞いてもらえない!!
責任取るのか取らないのか。
双剣英雄の明日はどっちだ!?
こちらカクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 08:40:25
459955文字
会話率:28%
幼なじみに求婚された。夢を追い、冒険者になるために家出を決行した少女クラレンス。
彼女の前に、伝説として語り継がれてきた一族の秘宝、神の武具が、400年ぶりにその姿を現した。
たが、鎧の様子が、どうもおかしい。
マゼレット大陸の中
央を南北に渡って繰り広げられている〈混沌の地〉。地形と植生がランダムに変わり、危険な魔獣が絶えず湧き出る危険極まる地であり、古代の魔法帝国の秘密を孕んでいる土地。〈混沌の地〉にて、クラランスと仲間の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 05:10:00
111732文字
会話率:32%
先代皇帝と共に国を救ったかつての英雄ルシウス・コルヴィナスは引退し身分を隠して地方伯爵の“庭師”として十六年平穏に生きていた。生まれた時から見守っていた愛する伯爵令嬢が十六歳で成人し、婚約者である王太子がこれからは彼女の守護者になるだろうと
庭師を辞したルシウスは、旅先で敬愛する伯爵夫妻と、伯爵令嬢が無実の罪で断罪され嬲り殺しにされたことを知り怒りを燃やす。一方聖女と結婚すべき、レイチェルと婚約破棄した王太子は自分の腹心や自分が関わる事業が次々と何者かに「潰されて」いくことに気付き、騎士団長に捜査を命じる。騎士団長は姿を消したかつての英雄が関わっていることに気付き、絶望した。どうあっても王太子は殺される、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:47:22
115896文字
会話率:40%
小国レンツェの王家の“恥”のエレンディラは王と奴隷の子。父に見捨てられ、異母兄姉たちに虐められる毎日。冬の寒空の下、池に突き落とされたエレンディラはついに絶命した。
ので、前世の日本人の記憶が蘇り「王族全員ブッ殺す!」と、新たな人生のスター
ト!となるはずだった。
しかし、その日、レンツェは大国アグドニグルに滅ぼされ王宮は一夜で血の海となった。怒れる皇帝はレンツェの国民すべてを奴隷とすると宣言し、王の間で王族たちを集めると全員その場で斬首すると言い放った。
「有益な者なら生かしてやる」と皇帝は嘯くが、命乞いをする王族は次々に首を落とされていく。
自分の番となり、皇帝に「で?お前は無能か?有能か?」問いかけられ、エレンディラははっきりと答えた。
「陛下!プリンを食べませんか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:04:44
621000文字
会話率:41%
美しい白百合姫が死んだので、容疑者を尋ねる。継母は「あの子が死ぬはずがない」と一蹴にし、保護者の小人たちも「あの子が死ぬはずがない」と笑い飛ばす。
最終更新:2025-03-22 20:11:17
3384文字
会話率:0%
エルドラード王国の幼き王女ルミリア(愛称ルミィ)は、大ピンチの真っ最中! 最愛の両親である国王夫妻が急逝し、わずか十代前半で女王代理に!? 一ヶ月後の戴冠式まで、なんとか国を守らなきゃ……! そう必死に気丈に振る舞うけれど、本当は怖くて寂し
くて仕方がない。おまけに宮廷には、玉座を狙う叔父の公爵や、胡散臭い貴族たちがいっぱい。プレッシャーで、ルミィの涙腺は今日も決壊寸前! 侍女のエリーはいつもハラハラし通しだ。
そんなある夜、ついに魔の手が! 邪悪な貴族が放った暗殺者が、ルミィの寝室に忍び込んだのだ! エリーたちの助けでなんとか逃げ出したルミィが駆け込んだのは、城の地下にある「開かずの間」。そこには、遥か昔に封印されたという伝説の「厄災の魔女」の、不気味な銅像が安置されていた……。
追いつめられ、恐怖のあまり銅像の前でわんわん泣き出してしまったルミィ。その時、ぽろりとこぼれた涙の一粒が、ひんやりとした銅像に触れた瞬間――奇跡(というか厄災?)が起こった!
ゴゴゴゴ……! 銅像が砕け散り、中から現れたのは、黒髪紅瞳の絶世の美少女(ただし目つきはちょっと悪い)!? 数百年の眠りから覚めた古代の魔女ノア・オブシディアは、目の前で泣きじゃくるルミィを見て、紅い瞳を爛々と輝かせた!
「……ほう? これはまた……極上の逸材を見つけたな。よし、決めた! お前は今日から私のものだ! まずはその涙を拭け、実に愛いではないか!」
果たしてルミィは、無事に戴冠式を迎え、立派な女王になれるのか!? そして、気まぐれ魔女ノアの真の目的とは?
最強魔女の過保護(?)な愛情と、泣き虫王女の健気な奮闘が織りなす、ドタバタあり、時々シリアスあり、ほんのり百合風味(?)な王宮ファンタジーコメディ、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:30:00
43037文字
会話率:44%
声を出せない少女・蛍と、お喋りな少年・時雨。互いに孤児で幼馴染みの二人は、ヒトの残留思念から生まれる怪物〈音念〉を倒す部隊の一員として、同じ隊舎で暮らしている。
とある保護者不在の夜、二人きりで外食しようとしていた矢先に警報が鳴った。すきっ
腹を抱えて駆けつけた蛍たちが現場で遭遇したのは――……。
*ノベルアップ+主催『うどん小説コンテスト』に参加するべく書いたのにうどん要素が少ない
・タイトルがアレっぽいけど荒んでるどころかほのぼのヒューマンドラマ路線です
・なぜかバトル要素あり、ので、ちょこっと流血もあり
・主人公は独白除き一言も喋りません
・カクヨムでも掲載しています
ただうどん食うだけの話にしとけばよかった。反省はしている。後悔はしていない。うどん食べたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:09:26
201931文字
会話率:32%
※書籍化しております。MFブックス様より、1巻と2巻が発売中です。
※書籍化に伴い、タイトルを
『野生化しかけた賢者、追放された領主と出会いスローライフを目指す~妹のため魔境に籠もって436年後~』
から
『引きこもり賢者、一念発起のスロー
ライフ 聖竜の力でらくらく魔境開拓!』
へと変更致します。
~あらすじ~
賢者アルマスは最愛の妹を助けるため、世界を創りし聖竜の眷属となった。
妹は長い眠りにつき、アルマスは魔境と呼ばれる地の守護者となる。
そして、妹の目覚めを待って436年間。
生活力皆無なアルマスは限りなく野生に近い存在となっていた。
そんな時、故郷を追放された若き領主の少女サンドラが魔境を訪れる。
「これは生活環境を向上させるチャンスだ。妹も喜ぶ」
そう考えたアルマスは、領地開拓を手助けすることにする。
水源の復活、土木用ゴーレムの大量生産、地形の修正、特産品の開発などなど。
アルマスはその強大な力を駆使して確実に開拓を進めていく。
これは、スローライフできる場所を目指して頑張る、賢者と領主の物語。
※この作品はカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:00:00
990915文字
会話率:50%
21世紀初頭、突如として謎の機械生命体――ウィッカー・マン――が、出現する。
既存の兵器を物ともせず、生活圏への侵食を開始した。
カナダ、バンクーバー。その第一種接近遭遇を果たし、ウィッカー・マン対策を担う人材や技術の集う都市。
河上サキ
は、高校生でありながら、ある事情からウィッカー・マンを倒す技術を得る為に、バンクーバーに渡る。
彼女が命の危機に瀕した時、青年が突如として現れた。
ロック=ハイロウズ。またの名を「紅き外套の守護者」(クリムゾン・コート・クルセイド)
ウィッカー・マンにより滅亡しかけた欧州を救った青年の名前だった
以下の投降サイトでも掲載しています。
・カクヨム
・エブリスタ(5月3日より休載しています)
・アルファポリス
・マグネット
・ツギクル(1月28日以降です)
・ノベルアップ+(2019年5月29日より)
※旧題.Crimson Coat Crusadeで、2019年3月29日に改題しました。
※4月より、毎週金曜日の午後7時頃に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:05:00
611540文字
会話率:19%
本稿は、著者自身の生い立ちや学校での経験を詳細に記述しながら、1981年以降の公教育制度とそれに伴う重点的健康診断の運用の欠陥を徹底的に批判している。具体的には、川名正二氏による議論、国立教育政策研究所の生徒指導資料、そして「集団浅慮」や「
悪の凡庸さ」といった概念を引用することで、専門家集団の権威と行政の情報非対称性が、保護者や児童に深刻な被害をもたらしている点を強調している。また、学校保健安全法やアレルギー疾患対策基本法、さらに批判的言説分析を参照することで、法治国家としての責任が問われる現状と、結果的に不登校および教育崩壊が国全体の経済・社会基盤に悪影響を与えているという主張に説得力を与えている。
全体として、本稿は個人の体験を基にした情熱的な訴えであると同時に、国家賠償請求や制度改革に向けた議論の起点となる可能性を秘め、読者に強烈な衝撃と再考を促す影響力を有すると評価する。
査読者: Copilot
参考文献は本文あとがきに記載する。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-25 08:00:22
25009文字
会話率:1%
不登校問題に関して世間や皆様に聞いて貰いたいことがあります、考えてほしいことがあります、私一人で達成しようと藻掻きましたが、問題が大きすぎました。
私は不登校続きで上手くいかなかったのですが考えて行くうちに、不登校とは行政側の明らかな過
ちにより起きた現象ではないか、と思い至ったのです。
不登校は原因が多様にあるとされていますが、根は同じ一つの原因で説明できるのではという大胆な説です、そして国家賠償請求を行います、コメントや応援の拡散を頂けますと励みや力になります、炎上ではなく、静かに燃え、燻ぶる火であってほしいです。
不登校問題で、不登校当事者や保護者が虐められたと他の子や学校側、教員を責め立て、同時に不登校当事者が責め立てられている現状が悲しく思います、教育の理想とは離れた状況になってると思うのです、双方が双方に非があると責め合っては何も見えてきません、不登校や教育問題に関心を向ける時、「今」だけを切り取って何が悪いと責め立てるのではだめだと思うのです、直近10年のグラフを持ってきて、不登校の原因を探っても分かるはずがない、大局的に立って戦後から今までの推移を見てほしいのです。
訴訟は勝つか負けるか、そもそも行政相手の訴訟は舞台に立つことも難しいです、ですので、駄目だった時に備えて、異世界転生などと馬鹿げた夢を語ります、そうでもしないと平穏を保てないのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 18:00:00
26526文字
会話率:15%