二本の剣を扱う傭兵レグルスは無双の強者として名を馳せていた。
王国軍に雇われ、帝国軍との戦争に参加した彼は敵軍の将を討ち取り一躍英雄となる。
だがその後で持ち上げられすぎて羽目を外した彼は手を出した多数の良家の娘とその保護者たちに訴えられて
地方都市に左遷される事になってしまった。
更には左遷先にまで帝国からの刺客が現れるのだが、その正体はなんと帝国の姫君で……。
次から次へとやってくる過去に遊んだ女たちと遊んでない女たち。
無理やり事に及んだ事はないんだから自分は無罪だろうと、そんな言い訳は聞いてもらえない!!
責任取るのか取らないのか。
双剣英雄の明日はどっちだ!?
こちらカクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 08:22:57
292192文字
会話率:29%
日向坂陽菜乃は先日の文化祭で行われた彼女にしたい女子生徒ランキング第一位に選ばれるほどの人気女子だった。
なので、もちろん高校入学から半年近く経ったにも関わらず友達一人できていないぼっち男子である志摩隆之にはまったく縁のない相手のはずだっ
たのだが。
ある日の休日。
ショッピングモールで迷子になっていた幼女を見つけた隆之が保護者のもとまで送ったところ、そこには雲の上の存在だと思っていた陽菜乃がいた。
妹を助けてくれたお礼がしたいと陽菜乃に言われて、それを受け入れる隆之。
その出会いをきっかけに、二人は少しずつ距離を縮めていく。
陽菜乃と出会ったことで、隆之の学生生活は徐々に充実したものに変わっていく。
――――――
カクヨムで連載していた作品をこちらでも公開することにしました。
一人でも多くの人に読んでいただければと思っていますので、ぜひご一読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 08:10:00
436499文字
会話率:40%
声を出せない少女・蛍と、お喋りな少年・時雨。互いに孤児で幼馴染みの二人は、ヒトの残留思念から生まれる怪物〈音念〉を倒す部隊の一員として、同じ隊舎で暮らしている。
とある保護者不在の夜、二人きりで外食しようとしていた矢先に警報が鳴った。すきっ
腹を抱えて駆けつけた蛍たちが現場で遭遇したのは――……。
*ノベルアップ+主催『うどん小説コンテスト』に参加するべく書いたのにうどん要素が少ない
・タイトルがアレっぽいけど荒んでるどころかほのぼのヒューマンドラマ路線です
・なぜかバトル要素あり、ので、ちょこっと流血もあり
・主人公は独白除き一言も喋りません
・カクヨムでも掲載しています
ただうどん食うだけの話にしとけばよかった。反省はしている。後悔はしていない。うどん食べたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 18:06:32
157351文字
会話率:31%
魔人(ディーヴァ)と呼ばれる強大な種族が存在し、特殊な力を秘めた生物達が跋扈(ばっこ)する世界……あてもなく旅を続ける青年ガラルドは、一夜の宿を求めて訪れた村で、瀕死の女性と出会う。彼女には、まだ幼い娘がいた。その出会いは、彼に人生最大の災
厄をもたらすこととなる。女性は呪術師で、その呪いにより、ガラルドは彼女の娘と生命を結ばれてしまったのだ。
呪いを解く為には、遥か彼方の魔法都市アヴェリアに赴くしかない。ガラルドと、幼い少女フユラの奇妙な旅が始まった……。
やむにやまれぬ事情で否応なしに少女を庇護する立場に追い込まれた素行の悪い青年と、彼を慕ういわくつきの少女、二人の成長と関係の変化を綴った物語。
※作者本人による自サイトからの転載です。
アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:52:38
265367文字
会話率:40%
保護者が亡くなった狩野家の三男たっくんの家政婦物語。
最終更新:2025-05-15 11:59:18
60530文字
会話率:46%
前世の記憶を思い出した少年は、更に数日後、自身の身体が女の子になっていることに気付いた。混乱する少年であったが、更に追い打ちとして両親から呪いや病気を疑われ、放置されることになる。
保護者を失った少年は、1人でも生きていけるように、神か
ら授かった「武器や防具を自由に作り出せる」という能力を駆使して商売を始めようとするが、能力を使う為には魔力や材料が必要な為、一筋縄にはいかず……。
そんなところからスタートする成り上がりものです。
なお、登場する武器や防具の類いは、話が進むほど架空の物が増えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:00:00
256264文字
会話率:21%
人間社会の日常を生きる田中正人はある日、夜の散歩から帰ると家の前に倒れたいた少女を見つける。
彼女が吸血鬼と知らない田中正人は保護者と勘違いした追っ手により腕を負傷しその体で少女の手を掴みその場を逃げる。
これは吸血鬼社会を知らな
い田中正人が吸血鬼少女の眷属となり二人で暮らして行く事になってしまった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:57:28
258814文字
会話率:52%
2008年、日本で安楽死が合法化された。
この政策は、完治の見込みがない不治の病に苦しむ末期患者の終末医療として採用されたが、精神的に孤立した人々にそれぞれの死生観に沿った幸福を追求する権利を保障するという目的も兼ねている。
だが、少
子高齢化対策の為、若者が受けられる安楽死は生物学上の死、つまり生命活動の停止ではなく、あくまで人格の死とする法案が可決された。
例示すると、高齢者に提供される安楽死は「薬物を投与し死期を早める」というものだが、二十五歳以下の若者に提供される安楽死は「記憶を消去し、年齢が近い他人の脳の情報を対象の脳にインプットする」となる。
この場合、記憶の提供者の脳が複製されるので、定義上は世界に同じ人間が二人以上存在する事になる。
安楽死は、親族及び保護者の署名がなくとも行える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:37:48
22043文字
会話率:31%
エルドラード王国の幼き王女ルミリア(愛称ルミィ)は、大ピンチの真っ最中! 最愛の両親である国王夫妻が急逝し、わずか十代前半で女王代理に!? 一ヶ月後の戴冠式まで、なんとか国を守らなきゃ……! そう必死に気丈に振る舞うけれど、本当は怖くて寂し
くて仕方がない。おまけに宮廷には、玉座を狙う叔父の公爵や、胡散臭い貴族たちがいっぱい。プレッシャーで、ルミィの涙腺は今日も決壊寸前! 侍女のエリーはいつもハラハラし通しだ。
そんなある夜、ついに魔の手が! 邪悪な貴族が放った暗殺者が、ルミィの寝室に忍び込んだのだ! エリーたちの助けでなんとか逃げ出したルミィが駆け込んだのは、城の地下にある「開かずの間」。そこには、遥か昔に封印されたという伝説の「厄災の魔女」の、不気味な銅像が安置されていた……。
追いつめられ、恐怖のあまり銅像の前でわんわん泣き出してしまったルミィ。その時、ぽろりとこぼれた涙の一粒が、ひんやりとした銅像に触れた瞬間――奇跡(というか厄災?)が起こった!
ゴゴゴゴ……! 銅像が砕け散り、中から現れたのは、黒髪紅瞳の絶世の美少女(ただし目つきはちょっと悪い)!? 数百年の眠りから覚めた古代の魔女ノア・オブシディアは、目の前で泣きじゃくるルミィを見て、紅い瞳を爛々と輝かせた!
「……ほう? これはまた……極上の逸材を見つけたな。よし、決めた! お前は今日から私のものだ! まずはその涙を拭け、実に愛いではないか!」
果たしてルミィは、無事に戴冠式を迎え、立派な女王になれるのか!? そして、気まぐれ魔女ノアの真の目的とは?
最強魔女の過保護(?)な愛情と、泣き虫王女の健気な奮闘が織りなす、ドタバタあり、時々シリアスあり、ほんのり百合風味(?)な王宮ファンタジーコメディ、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 20:30:00
13424文字
会話率:44%
小国レンツェの王家の“恥”のエレンディラは王と奴隷の子。父に見捨てられ、異母兄姉たちに虐められる毎日。冬の寒空の下、池に突き落とされたエレンディラはついに絶命した。
ので、前世の日本人の記憶が蘇り「王族全員ブッ殺す!」と、新たな人生のスター
ト!となるはずだった。
しかし、その日、レンツェは大国アグドニグルに滅ぼされ王宮は一夜で血の海となった。怒れる皇帝はレンツェの国民すべてを奴隷とすると宣言し、王の間で王族たちを集めると全員その場で斬首すると言い放った。
「有益な者なら生かしてやる」と皇帝は嘯くが、命乞いをする王族は次々に首を落とされていく。
自分の番となり、皇帝に「で?お前は無能か?有能か?」問いかけられ、エレンディラははっきりと答えた。
「陛下!プリンを食べませんか!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:04:44
620999文字
会話率:41%
美しい白百合姫が死んだので、容疑者を尋ねる。継母は「あの子が死ぬはずがない」と一蹴にし、保護者の小人たちも「あの子が死ぬはずがない」と笑い飛ばす。
最終更新:2025-03-22 20:11:17
3384文字
会話率:0%
前書いた物の書き直し
日本でアイドルをやっている光道リンは、ある日女性を助けるために事故に遭う。結果、仕事というのは、できなくなってしまった。
ので暇は持て余せ、旅行なんてことは思いつけた。思いついて実行してみたら、異世界へ。
少しも事態
がわからぬまま、襲われていた少女を助けてしまう。すると、龍が力を貸すとか言って、自身の中へは入ったから、面倒なことになりそうだとは思えた。
ともかくとして、予約した宿は無駄になり、光道リンは、助けてしまった変な少女、アリストと、その保護者の青い龍と旅をすることにはしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:58:22
25497文字
会話率:37%
天界に逆らい、三百年ものあいだ岩山に封印されていた最凶最悪の猿──
その名は「ソン・ゴクウ」。
だが彼の中身は、誰よりも情に厚く、口が悪くて、少しだけ涙もろい“クセ強すぎ猿”。
そんな彼を封印から解き放ったのは、感情を持たないAI僧侶・
サンゾー。
「あなたを天竺まで連れていきます。経典を手に入れるために」
成り行きで旅に同行することになった悟空だったが、次々と仲間に加わるのは──
・亭主持ちの女にすぐ手を出す“豚”チョ・ハッカイ
・坊主を食べたい衝動を抑えられない暴力“カッパ”サ・ゴジョウ
・そして、金と情に流されるヘナチョコ“もやし坊主”サンゾー
なぜ俺が全員の保護者枠なんだよ……。
仏の経典を求める旅のはずが、
気づけば「誰よりも人間くさい奴ら」の心を背負って歩くことに──。
ギャグあり、涙あり。
地獄みたいな旅なのに、なぜか胸が熱くなる。
笑って泣いて、ときどき殴り合う。
異世界西遊記、はじまります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 14:30:26
9316文字
会話率:45%
私はエヴァリーナ・オーガスティン、転生者です。
前世は天涯孤独のペットショップ店員で、毎日かわいい動物たちに囲まれながら、店長や同僚から馬鹿にされても必死に生きてきました。
でもゲージから逃げ出してしまった子猫を庇って、あえなく死去。
そし
て転生先は――異世界!?
「絶対にうるさくさせないで頂戴」
「ああお嬢様、お願いですから泣かないで下さいね」
よくわからないけれど、とりあえず私は泣かないように気を付けたらいいんですね!?
こうして始まった異世界生活。
不仲の両親の元でほとんど放っておかれながらも、気楽でいいわねと日がな一日読書をして過ごす日々。
しかし五歳の誕生日を迎えて行われた魔力審査で、聖女の認定を受けて生活は一変する。
下級聖女として神殿で暮らし、忙しい毎日を過ごしていたが、庭に遊びに来る動物たちとも仲良くなり、それなりの暮らしを送っていた。
……のも束の間、私は獣人国へと送られることに。
「ど、どうなっちゃうんでちょ、私……」
ちょっぴり情けない話し言葉なのはご愛嬌。
保護者役の騎士にワイルドな国王陛下、冷たい美貌の宰相様にツンデレ少年など、獣人国での様々な出会いを通して、自分のできることを頑張ろうと奮闘する幼女のお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 13:03:26
133590文字
会話率:30%
昨今の不適切保育のニュースに、なんだかなぁとモヤモヤし、頑張る保育士さん達を応援したい!と思い書き始めました。
***
私は、藤澤月。職業、保育士。
不適切保育のニュースが世間を賑わせる中、理不尽な思いをしながらも毎日子ども達と向き合ってき
た。
けれど保護者とのトラブルで心が疲れてしまっていた、その時。
不良の事故により命を落としてしまう。
そんな私を不憫に思った女神様が、異世界への転生を勧めてくれたのだが、目が覚めるとまさかの我儘放題お嬢様に!?
まあとりあえず我儘放題は封印、私は私らしく今世を生きていこうと決意。
持ち前の保育スキルで子ども達と仲良くなって、家族の仲も良好に。
そうして楽しく暮らしてはいたものの、ただひとつ、婚約者のアルフォンスとの関係だけは頭を悩ませていた。
そんなある日、卒業生を祝うパーティーでアルフォンスが私に放ったのは、「貴様との婚約は破棄する!」というひと言。
そしてその傍らには、かわいらしい令嬢がひとり。
え、ひょっとして私、悪役令嬢ですか!?
遅れて気付く事態に内心慌てる私の前に現れたのは――――?
「君に決めた」
そしてその後告げられたのは、え、我儘お姫様の教育係ですか!?
***
現状を憂う元・保育士の侯爵令嬢が、ちびっこ達に慕われたり、悪役令嬢になったり、我儘お姫様の教育係になったりするお話です。
王子様にも気に入られちゃう恋愛要素も入れていきたいと思います。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 09:06:19
238673文字
会話率:33%
【※※双葉社Mノベルス様より4/30発売予定! コミカライズは4/28に連載スタート!※※】
三十歳Fランクの底辺冒険者レダ・ディクソンは、ある日、パーティーを追放され、恋人にも振られてしまった。
心機一転を願い、辺境の町アムルスへ。道
中、幼い少女を拾い、お人好しなので保護者となることを決めるなど、ハプニングに見舞われつつも、無自覚チートだった『回復魔法』とスキル『アイテムボックス』のおかげで新しい生活は大忙し!
治療士としてみんなに頼りにされ『先生』とまで呼ばれ、隣にはかわいい娘がいる。そんな充実した日々を送るレダには様々なハプニングが訪れる。
領主からの依頼、元パーティーメンバーとの確執、元恋人の嫌がらせ。それらを乗り越えて、レダはミナと家族の絆を深め、彼に好意を寄せる女の子たちに囲まれた慌ただしくも幸せな生活を送っていく。
:最高ランキング:
『総合日間ランキング2位!』
『総合週間ランキング3位!』
『総合月間ランキング13位!』
【日間ハイファンタジーランキング2位!】
【週間ハイファンタジーランキング3位!】
【月間ハイファンタジーランキング5位!】
どうもありがとうございます!
「カクヨム」様にも投稿しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 00:00:00
914485文字
会話率:45%
魔法学校を留年ギリギリで卒業したデヴィッド・グリムは、エリート学校卒業したにも関わらず仕事が見つからないため冒険者として食つなぐ日々を送っていた。
田舎の家族から家業を継いで嫁をとるため戻ってこいと催促され、このままではまずいと焦りつつ
あるそんなある日、一匹の傷ついたスライムと出会い、助けたことで日常が一変した。
懐いたスライムにすらいちゃんと名付け相棒にすると、次第に規格外であることが判明する。そんなチートスライムに振り回されながら楽しくも慌ただしい日常過ごしていくこととなる。
ダンジョンで偶然助けた少女をきっかけに仲間が増え賑やかになっていく。しかし、チートスライムが時折破廉恥スライムに変貌するため女の子から「責任を取れ!」と言われる始末。
触手しまってすらいちゃん! と、冒険者なんだかスライムの保護者なんだかわからない日々の中、相棒の秘密を知り、絆を深めていく。
これは、規格外なスライムのすらいちゃんと振り回される主人公デヴィッド、そして彼らを取り巻く仲間たちが送る――友情と冒険の物語である! ……多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 18:00:00
66375文字
会話率:46%
500年前に勇者一行が魔王に敗れた後、魔王の力で大陸全土の人心が大きく乱されてしまった。
時は流れ現在。荒廃した都市で宿屋の用心棒をしていた少年アリオは、保護者である中年男テオと橋の下で暮らしていた。
そんなある日、宿屋の給仕係をしていた少
女ララが魔力を持っていることが周りに発覚してしまう。
彼女の安全のため一緒に街を去ろうとした日、街は魔物に襲われてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 01:25:44
1400823文字
会話率:42%
大好きな王道RPGの世界に転生した。配役は「始まりの村」的な村で勇者たちを守って死ぬ司祭。勇者と聖女が魔王討伐の旅に出る切っ掛けとなる言うならば“導き手”。だが、死にたくない!!
……と、いうことで未来を変えた。魔王討伐にも同行した。司祭って便利!「神託が~」とか「託宣が!」って何でも誤魔化せるしね!ある意味、詐欺だけど誰も傷つかないし世界を救うための詐欺だから許してほしい。だけどやっぱり、ただの脇役に大役は荷が重くて……。それになにやら、勇者や聖女の様子もおかしいぞ……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 00:00:00
98197文字
会話率:32%
日を追うごとに先進するホムンクルス研究、その中でも世界トップクラスの規模と技術を誇る日本に於いて、一体の”最高傑作”と呼ばれたホムンクルスが堅牢な研究施設から突如脱走を図る。向かう先は、つい最近二回目の浪人が決定したどん底受験生の一般人、富
和哉太の自宅だった。
どういうわけか哉太に対し異常な恋愛感情を抱くその彼女は、自分以外の個体を全て抹消し集めたホムンクルスのコアを利用して思い人に永遠の命を授ける野望を抱いていた。
一瞬にして国ごと敵に回した存在に付きまとわれる哉太は、彼女の”保護者”として、研究施設を包含した学園都市に国家の監視という名目で強制的に入学させられてしまう。あらゆる感情や能力、果ては性癖を突出させた個性を極めるホムンクルスたちが学生という立場で棲まう中、人間:ホムンクルス=1:9の学園ラブコメが始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 21:42:52
10284文字
会話率:61%
ティセリア=アークロンド(ティセ)。わずか16歳にして、剣を振るう冒険者。そして、ふたりの孤児──ラセル(5歳)とミーナ(7歳)──を育てる保護者でもある。彼女は“薄氷”と呼ばれる。美しく冷静、けれどその胸にあるのは、過去に救えなかった命
への後悔と、いま隣にいる小さな命を守り抜くという強い意志。決して裕福ではない三人の暮らしだが、そこには確かな愛と日常がある。
やがて、彼女の生き方にひとりの青年が惹かれていく。ギルドでも噂の超絶イケメン冒険者──誰よりも強く、誰からも愛される存在。彼が出会ったのは、戦う少女の“母としてのまなざし”だった。
これは、ひとりの少女が「家族」を信じ、「恋」を知り、そして本当の意味で“守られる側”になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 20:40:00
30257文字
会話率:28%
オレは福田幸喜、中学二年生で野球部の補欠キャッチャーだ。数年前に母親を亡くし今は父親と二人暮らし、贅沢できるほど裕福ではないが、まあまあ過不足なく暮らしている。
そんなオレは秋の大会直前に予定された練習試合で、レギュラーをかけてスタメ
ン出場することが決まり張り切っていた。秋の大会の次は来年、つまり三年生になるため中学での部活最後の年である。
そんな試合当日、この歳で父親に応援してもらうのは気恥ずかしいため黙っていたのだが、練習試合の場にはなぜか作業着姿の父が現れた。何が入っているのか、小さめの紙袋を持って佇んでいる父の周りにほかの保護者はいない。
それどころかなんとなく遠巻きに避けられているようにも見える。不審者ではないことを伝えておいたほうがいいのだろうかといらぬ心配をしているうちに試合は進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 16:12:14
5679文字
会話率:40%
社会人に疲れたOL・ムツミ。
毎晩、ペットのシシマルを抱きしめながら「猫になりたい……」と夢見る日々。
けれど、目が覚めたら——本当に猫になっていた!
そこは「猫世界」。だが楽園ではなく、黒猫たちが支配する地獄のような世界だった。
「夢
も現実も、どっちも地獄なの!?」
ツッコミ体質のムツミと、保護者気質なシシマルは、誘拐された子猫を救うため、猫の悪党集団『猫面党(びょうめんとう)』に立ち向かう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 12:31:51
3687文字
会話率:36%