公爵家ベネディクス一族の令嬢レジーナ様に仕える執事ナユタ=クローゼ。
公爵家に仕える執事一族の一人息子として生まれ、年齢は今年で19歳。
17歳の時から仕える主人、レジーナの我儘にひたすら耐える日々を送っていたが、ある事件が原因でレジーナの
義理の妹リルティアを連れて逃亡する羽目に。
逃亡中、現在の王家に関わる黒い秘密を知り、それを正すべくリルティアと共に打倒王家を掲げて旅をする。
執事家業を営む一族の長男として、主人に仕える使命を忠実に果たすために、数多の苦難に立ち向かい奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 15:56:27
71424文字
会話率:45%
昔々、まだ夜が濃く深く、不思議で満たされていた頃。架空の国豊葦原に住む不思議な力を持つ人たちのお話。
こちらは、大好きな漢詩や和歌のことを語りたい気持ちから書き出した「詩歌の魅力を広めようシリーズ」です。豊葦原の古都北斗に構える九重酒
造の若旦那を通じて、私が推したい・語りたい作品や詩人を紹介していきます。古典や詩歌にちょっとでも興味をもってもらえるきっかけになれば嬉しいです。漢詩好き、和歌好き、増えますように。
【注意】詩歌の解釈は私なりに噛み砕いています。直訳ではありませんのでご注意ください。少しでも「あ、いいな。」という作品や詩人に出会ったら、是非ご自身でも手に取っていただきたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 21:46:15
6308文字
会話率:61%
物心ついた頃には、あたしの中にもう一人の私がいた。
葦原中国の絶世の美女、木花咲耶を宿す少女、神守咲希。
女神が与えた運命に翻弄されながらも、彼女は自らの道を探し求めて歩き出した。
過去の宿命と次々に襲いかかる過酷な運命を乗り越えるべく
、咲希の冒険が今始まった。
運命の女神は咲希に微笑んでくれるのか?
その答えを求めて、咲希は咲耶とともに今を駆け始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 00:00:00
501347文字
会話率:46%
しがない暗殺者が世界の危機を救うために女の子を護衛するダークファンタジー。
※この小説はエブリスタからの転載です。
キーワード:
最終更新:2022-06-25 22:53:34
61787文字
会話率:34%
「…ボクをお嫁さんにして」の性転換が行われる前の…現実のお話し。
※救われない話なので閲覧にご注意ください!
朝比奈 瑞樹《あさひな みずき》は、高校生になってもイジメが続いていた…。
それでも和泉 愛生《いずみ あき》の存在のおかげで、
日常は迎えられていた。
いつものように矢城 龍兵《やぎ りゅうへい》と葦原 虎次郎《よしはら こじろう》の2人に
学校屋上に呼び出される…逆らうことが出来ない瑞樹は、仕方なく屋上に向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 06:43:31
18611文字
会話率:46%
『古代』×『SF(少し不思議)』×『オリエンタルダークファンタジー』
|周波数渡航者《フレクエンティア・トラベラー》の一族に生まれた主人公、桂 香砂《けい こうしゃ》がやってきたのは、数ある地球の中でも、古代から中世の文明レベルの地球
にある慶安時代の葦原国。
香砂はその類稀なる力を見込まれ、望んでもいないのに|羽林《うりん》という武官にとっては花形ともいえる部署に所属し、皇帝家とその住居がある内裏を護る日々……のはずだった。
京《みやこ》を魔の者たちから守っていたはずの太門《たいもん》が何者かによって破られ、そこからあふれ出した妖魔《もののけ》が人々を襲いだしたのだ。
香砂《こうしゃ》は武闘派の親王たちと共に、連日妖魔退治に駆り出され、意図しない功績を積み重ねていく。
なるべく人とかかわらないように生きていけるよう頑張っていたのが水の泡。
そんな矢先、さらなる事件が起きる。
戦闘後は焼き払うはずの妖魔の屍を、持ち帰っている不審な人物を目撃してしまったのだ。
それが始まりだった。
香砂は不審人物を追いかけたその日から、内裏のみならず、国を巻き込む仄暗い陰謀と策略の中へと放り込まれていく。
果たして、すべてを解き明かすことはできるのか。
家族を巻き込むことなく、黒幕を突き止め、決着をつけることはできるのか。
人とかかわることを嫌い、出来ることならば家の布団の中で読書をして過ごしていたい。
そんな引きこもり気質でコミュニケーションがへたくそな主人公が、闇深き謎を馬鹿力と魔法で解決していく少し緩めのオリエンタルダークファンタジー、はじまりはじまり。
※ノベルアッププラスでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 20:42:42
82509文字
会話率:40%
日本神話で読んでみたいエピソードがあればと募集したところ、オーダーがありましたので、それに合わせて書いてみます。
○オーダー。
: 葦原中津国(あしはらなかつくに)平定の際、タケくん(タケミカヅチ)が片手を失ったエピソード。
(作者返答) : 「国譲り」の際の、 タケミカヅチ と タケミナカタ の無手 (素手)での決闘と思われます。
前作「星占い」の設定を踏襲します。
調べものはWikipediaさんで。
今回は、残酷な描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 20:00:00
2998文字
会話率:18%
幟を掲げ、鶯色の法被に白鉢巻を巻いた、さながら物産展の呼び込みのような格好の屈強な男たちが日夜、市中を駆け抜ける。彼らは葦原京観光協会青年部。
ワールドスポーツフェスティバル開催が目前に迫った古都、葦原京では、彼らによる夢南瓜の取り締
まりが厳格化されていた。
夢南瓜。摂取することで、至高の快楽を得られる天然の農作物。
協会は南瓜を乱売する東の山の村人を捕らえ、生殖機能を奪う。
それでも那智の春道ら南瓜の村人は、敢えて危険を侵し、人々に作物を供給する。全ては己の欲望の為。高天の宮に住まう美しい宮女の寵愛を求めて営業成績を競い合う。
今や観光協会において人気実力を兼ね備える犬若は、抱える闇を振り払うべく、日々、活動に従事する。己の人生を変えたあの事件から生きる理由を見失った男は、南瓜の村人のを襲撃し、幼馴染の那智の春道や碧小夜との心の溝を深めてゆく。そう、かつて犬若は南瓜の村人であった。
観光協会では有沢獅子が謹慎から復帰。幸村派と有沢派で内部分裂が起こる中、葦原教今昔祭の舞台で犬若と碧小夜が遭遇する。傍観する春道をおいて、有沢と葦原京屈指の変人、大山大和が入り乱れる。
夢南瓜を収入資源として独占しようと目論む議会の思惑も絡まり合い、其々が己の欲望を剥き出しにした争いが泥沼にハマったまま、葦原ワースポが開催。世界中の人々が歴史ある古都になだれ込んでくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 20:00:00
269445文字
会話率:45%
天真爛漫テンション高め女子(?)土御門瑶子は社畜生活を送っていた。弟のデートを終え、車での帰宅中事故に遭う。危うくあの世へと(歩いて)行きかけるが、縁のある神様に呼び止められ(歩いて)異世界へと向かう。着いた異世界は遥か昔に八十神(日本神話
のロクでもない神)が創り、元の世界(葦原の中つ国)より攫われた者達の子孫が暮らす世界であった。
八十神はその世界を捨ててしまった。
元の世界に戻るため、弟に会うため、異世界を安定させるため、力を付ける旅へと出て行く。
日本の神様や仏様、神社や仏閣、刀の有名武器、陰陽術、等々が登場します。
まったり、ふんわり、厨ニの緩急をお楽しみ頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 13:48:36
113721文字
会話率:47%
今日はバレンタインデー。
日頃から私、秋津島希のことを大好きと言ってくれる2つ下の後輩、葦原幻くん。
私は今日、そんな彼にチョコをあげようと思ってる。
普通のじゃないよ。
私の唾液と超強力なおクスリをたっぷり混ぜたやつ。
試しに食べて
もらったパパなんか、ママと1週間は寝室からほとんど出てこれなくなるくらいには強力だったからね。
効果はお墨付きだよっ。
このチョコで幻くんには理性を吹き飛ばしてもらって、嫌がる演技をする私を無理矢理に襲ってもらって、一生罪悪感と責任感を背負って私の側にい続けてもらうんだから!
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 05:00:00
13831文字
会話率:35%
葦原極(あしはらきわみ)、高校3年の僕は、なんでもないある日の夜、家族と一緒に同居している幼馴染である中津夢(なかつゆめ)から、自分の子を孕んだと伝えられる。
涙ながらに、責任をとれと言ってくるユメに、何が何だか分からない僕。
別にユメ
に恋愛感情を抱いてはいないし、そういう行為をしたこともないはずなのに。
しかし、提示された動画には確かに僕がユメを強姦している映像が収められていた。
その光景には見覚えがあった。
昔、夢の中だと思って、ユメを無理やりヤッたことがあった。厳密には覚えてないけど、この既視感の正体はあのときの夢(仮)での情事と同じだと思う......。
え......、もしかして僕、夢と現実の区別がつけられずに、ユメのことを襲ってしまったとでも言うのか......?
※センシティブな内容を含めているので、ご注意ください。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 06:00:00
13252文字
会話率:20%
コロナによる新しい生活様式が定着した未来は
最終更新:2022-02-02 21:31:40
1117文字
会話率:4%
文字を書く練習に
とある1日を切り取ってみました
最終更新:2022-01-07 17:38:41
712文字
会話率:0%
伊豆七島の新島に、父親の葬儀のため帰ってきた葦原 麻衣。
奇しくも葬儀を終えた1月24日――声を出すのさえ慎み、夜は外出を控え、早く寝る『親だまり』の風習に従わなくてはならなかった。ましてや海の方角を見るのはもってのほかとされている。
そ
の晩は、かつて寛永5(1628)年の江戸時代、圧政を強いた悪代官、豊島 忠松が海で溺れ死に、海難法師となって帰ってくる日だと恐れられているのだ。
万が一ソレを見てしまうと、災いがふりかかり、最悪の場合、命を落とすという……。
麻衣は父が死んだ真相を探るべくタブーを犯す。
そして本当に、死のストーカーに追われる羽目になってしまったのだ!
夜の新島を町からはずれ、逃げ惑う麻衣。
恐怖から逃げてばかりいては物事は解決しない。真っ向からぶつかって対決すべきだ。
まいやんは知恵をふり絞り、海難法師を撃退しようと試みるのだった……。
※本作は家紋 武範さま主催「知略企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 05:00:00
30552文字
会話率:16%
19歳のJD(女子大生)萩ノ原 沙羅蘭は、どこにでもいる普通の人間だった。
唯一違うのは、川で拾われた捨て子だったということ。
10歳の時にそれを知ってからずっと、両親の愛を受けながらもどこか孤独を感じていた。
そんな日々を過ごしていた
がある日大学帰りに大雨のせいで地盤の亀裂に巻き込まれて川に落ち人生終了してしまった。
川で拾われ、川に殺された沙羅蘭が次に目覚めたのはまっさらな空。
そして、黄金の鳥の上だった。
さてさて運命は何処へ進むのか。
やがて複数の運命に分かれていく古代日本風?ファンタジーここに開幕!
注:グロも平気で入ることがあるのでその点はご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 23:54:53
27178文字
会話率:29%
オランダ船の下っ端乗組員ハンスは、ドクトルシーボルトの命を受け硫黄島へお使いに行く。
本来、出島のオランダ人は、島から出るのは御法度だ。もしも掟破りがばれれば〝サムライに斬られる〟とハンスは怯える。
約束の七日間の間に、平佐田たる人物から、
海底の皇子についての情報を貰って戻るというのがハンスに課せられた仕事である。お礼にドクトルはオランダに帰った折には、ハンスの病の母を診てくれると約束した。優秀な医者であるシーボルトに診てもらえればきっと、母ちゃんの病はなおると仕事を引き受けたハンスだが、ドクトルが言うように簡単にはいかない。おかしな子供に懐かれたハンスは、ドクトルとの約束を果たせずに迎えの舟に乗る。
一方、異国人ハンスを〝居王様〟と信じた智次は、ハンスにくっついて出島へと渡った。困ったのはシーボルトである。
内々に硫黄島へハンスを出しただけでも大事であるのに、島の子供まで連れてきてしまったのである。
ところがこの子供が、海底の皇子の話を知っていると知り、シーボルトは大いに興味を覚える。
神様に召されたと覚悟を決めた平佐田は御館家で目を覚ました。琉球国の密偵、那医とともに、神隠しの犯人捕獲に協力することになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 22:23:07
55631文字
会話率:19%
やむなく船出した平佐田だが、心は未練がましく薬園にしがみついてる。
遠ざかる岸を見つめ、涙を堪える平佐田を、でかい蟹顔が案じて近づいた。
ほんとうは、行きたくない。密命なんぞ糞食らえと、腸が煮えくりかえる思いの平佐田は、田崎を思わせるでかい
蟹顔に向って、邪険に手を振った。
何もかもが平佐田の神経を逆撫でする。大声で叫ぼうとして、胃の腑のものを吐きだした。
ひどい船酔いに悩まされる平佐田を、色黒の子供が介抱する。
本土の子供とは少し違った印象の子は、平佐田の向う硫黄島の子であった。
島の子供、智次と、その父親のおかげで、平佐田のささくれだった心が穏やかになっていく。
でかい蟹顔の男、那医と、智次とみた島の外観は、平佐田を気絶させるほどの圧巻だった。
皆にお礼も言えなかったことに心残りを感じつつ、船を下りた平佐田は、若い女の平手打ちを以て、島に出迎えられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 19:03:27
187350文字
会話率:22%
平佐田が島を去って五年、神隠し騒ぎも落ち着き、島は平穏を取り戻していた。
神隠しの時子とともに現れた二人の子供も、島の子に交じって道場に通っている。
安仁と言徳ー出自不明の二人の子供を、神隠しの子と、気味悪く思う者もいる。
御館様はこのたび
、御館家の氏神様とも言える黒御子様が、島神様に拝謁する祭りを計画した。島人から印象の悪い黒御子様を、子供の神様として島神様に格上げする祭りである。
島野子供たちの中から、島男七人衆と呼ばれる子供が選ばれ、祭りを盛り上げる。その中には、謎の子供、安仁も含まれる。
攫われた平佐田の子供の行方、お館様の計画、那医の苦悶……神様は全てお見通しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 15:51:48
90433文字
会話率:24%
綾幡米彦は物心付いた頃からある記憶を持っていた。月明かりの下で少女が笑み掛けてくる光景だった。
中学三年の夏休み、彼はその記憶と同じ景色を目の当たりにする。彼女こそは前世よりももっと前、遥か昔からの恋人だった。
米彦はそれを聞いても思
い出せない。彼女は彼が覚えていないのを嘆き悲しむ。
それから彼女は、自分達は何度も生まれ変わりながら、どんな願いでも叶えられるようになる万能の書物を集めていると言う。彼はそれも覚えていない。
そして、彼女は自分達に関する記憶を失った彼との恋人生活を楽しみつつ、書物を求め、それを巡っての血生臭い殺戮と決闘の日々に身を投じるのだった。
苦界にたゆたう姫神の、御手に塗れる血潮の色は、伏せしまなこを流れつる、紅の涙を伝えしか
夏衣幡織綾紗(なつに はたおる あやの うすぎぬ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 08:08:05
142379文字
会話率:43%
「鉄の時代には、こんなことはなかったのに」
神代には「鉄の時代」と呼ばれる人間の時代があったという。
時代が下り、「鉛の時代」になると世界は魔王の手に落ちた。
しかし、その魔王も勇者アガメムノンによって倒された。
そうして世界は再び
人間のものに戻ったのだ。
だが、その「鉛の時代」での人間社会には不正と不法が蔓延っていた。
かつては勇者と呼ばれたこともあるユーティスは、この腐敗した時代を流浪する。
a lonesome brave in the leaden age.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 18:22:13
39857文字
会話率:37%
ヤマトの侵攻を受ける古志国。「一度竜宮へ行って戻ってきた者に、以前と同じ性質を求めるのは、無理というもの」幼い頃に海に落ちた古志加は、以来宮の奥に隠され、兄の“つなぎみ”として育った。内憂外患に揺れる高志国。古志加は「豊葦原を盗る」と切望し
、一計を案じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 20:24:43
26064文字
会話率:43%
私、“藤咲 ありす”は、元の世界では社会人。
色々あって、中世風な異世界に転生しちゃいました!
お気楽? いえ、そうではないんです。
私の両親は、悪役貴族!
その娘である私は、悪役令嬢!
…なのに、上手くいかないのは、従兄やメイドたち、執事
たち、婚約者のせいなんだからね!
と言う訳で。
“アリス=ド=ルーテシア”として、異世界生活頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 00:07:44
40792文字
会話率:25%
【大学生×大学生/ゲーム/両想い/甘々】
智は、やや風変りな友人と、初めてネットゲームをプレイすることになった。
ゲームの迫力に怯え続けてしまい、休憩を挟むことになる。
飲み物を買いに行って戻って来る途中で、友人が女子生徒から告白され
ている場に遭遇し
友人が、ゲイだと口にしたことで、智に僅かな変化が起こる。
ゲームオタクの大学生と、ゲームに不慣れな大学生の話。
完結 / 2019.07.01
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 10:00:55
5561文字
会話率:36%
やっぱり いつだって ずっと
最終更新:2021-06-10 10:00:00
214文字
会話率:100%
「東宮の妃に、お前が選ばれた。入内だよ」
「……は?」
一匹の龍を祖に持つ皇家を中心に、十三の国で成り立つ大国、東和葦原国。
その西の最果ての小さな里に暮らす山守の娘である鈴は、ある日突然皇家の若宮への入内を告げられる。
嫌々ながらも今ま
で捨て子の自分を育ててくれた里のため、鈴は帝都へ向かうけれど……───
東の龍と呼ばれる皇子と西の最果てに住む少女が辿り着いた、最後のかみさまのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 22:00:00
548846文字
会話率:52%