神様しかいない土地で、万事屋を営む男
そんな、男の元にいろんな神様が、悩みを抱えて訪れる
ある日、オオクニヌシとイナバノシロウサギがやってきて......
最終更新:2024-01-12 08:12:29
8216文字
会話率:50%
夷隅郡御宿町に住む阿泉六夏(12歳)は、ある時、祖父の文斗に、阿泉家の先祖の秘密を書き継いできたという手記『阿泉家の歴史と賦霊の力について』を手渡される。その手記に記されていたのは、次のようなことであった。
《日の本と出雲、そして夷隅。
一見、なんの関連性もなさそうなこれら三つの地点を結んでできる二次元形状は、「阿泉三角形」と呼ばれ、阿泉家の先祖の代から語り継がれている。
この阿泉三角形とは何か? 言い伝えによると、この日本列島には、国造りの神オオクニヌシの化身である、巨大魚が眠っているのだとされる。日本列島がどこか魚のような形をしているように見えるのは、まさにその巨大魚そのものが象られているからであり、巨大魚の寝姿なのである。文字通り、そのオオクニヌシの眠りの上に、われわれ日本という島国は形成されているというわけだ。
このオオクニヌシの深い眠りを妨げぬよう、実は、日本列島そのものに巨大な結界が張り巡らされていて、阿泉三角形とはその結界の意なのである。結界を作る三つの地、それが日ノ本、出雲、夷隅である。これらの地に共通するものとは何か?
それは日本列島の「古の種族」が大いに関わる地ということである。》
祖父の手記は600ページにわたる膨大なものであった。その手記を読むことで、六夏は阿泉家の秘密に近付いていく。同時に、六夏自身に宿る不可思議な力も自覚するようになるが、それによって、これまで平穏に送ってきたはずの学校生活で、同級生らとのすれ違いが起こるのだが、それはやがて、大人たちを震撼させるような事件を起こすようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 01:05:37
9415文字
会話率:26%
みんな、日本の神様って知ってる?
日本の歴史のマンガとか読むと、少し出て来る人達……
まぁ、正確には人じゃないんだけど。
事柄を人に変え……
現わしたモノ
天照らす太陽の神
アマテラス
刻を表す月の神
ツクヨミ
行動を司る荒神
ス
サノオ
その他、色々な神様達。
一番有名なのはスサノオのお婿さん、イナバの白ウサギのオオナムジ(オオクニヌシ)かな?
昔々の戦いでアマテラスの一族が人を見守り、スサノオの一族が目に見えないものを管理する事になり幾年。
1934年(昭和9年)。
アマテラス、ツクヨミ、スサノオの叔母で運命の女神ククリは、桜と言う少女の母親の願いで、桜と桜の悪夢との縁を解いた。
その時ククリは、悪夢の原因が神話の時代に福の神に転変したはずの亜神ヒルコの半身で、まだ姉の地母神イザナミの体内に居て、イザナミの体を蝕んでいる事を知る。
ククリは終戦後、戦争で心を病んでた姪のアマテラスではなく、甥のスサノオにヒルコの事を相談。
大人と成った桜とその恋人――円にも協力を依頼し、亜神ヒルコ対策に乗り出した。
1992年(平成4年)。
円の孫の薫が円の死を機に、円の住んだいた境群市に引っ越して来た。
同じ頃、スサノオの亜神ヒルコを討ち払う計画が動き出す。
神様同士では相手を完全に滅ぼす事は出来ず、それが出来るのは人間だけ。
そこでスサノオが考えたのが、大人より自分達に近い子供達を鍛え戦わせ、亜神ヒルコを討ち払わせる事。
その為にはまず、亜神ヒルコを現世に出すために、余り社会に影響を与えず、昔の様に自分達の存在を人間達に信じ込ませる必要があった。
スサノオ達の計画は上手く行くのだろうか?
[世界のイメージに付いて]
玩具アニメ世界だと思って下さい。
[話しの内容]
・子供達視点
玩具アニメみたいな事が始まり、第三勢力が出て来るまで。
・神視点
玩具アニメみたいな事を始め、第三勢力が出て来るまで。
~序の章~
https://ncode.syosetu.com/n9620il/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 11:46:10
130721文字
会話率:36%
みんな、日本の神様って知ってる?
日本の歴史のマンガとか読むと、少し出て来る人達……
まぁ、正確には人じゃないんだけど。
事柄を人に変え……
現わしたモノ
天照らす太陽の神
アマテラス
刻を表す月の神
ツクヨミ
行動を司る荒神
ス
サノオ
その他、色々な神様達。
一番有名なのはスサノオのお婿さん、イナバの白ウサギのオオナムジ(オオクニヌシ)かな?
昔々の戦いでアマテラスの一族が人を見守り、スサノオの一族が目に見えないものを管理する事になり幾年。
1934年(昭和9年)。
アマテラス、ツクヨミ、スサノオの叔母で運命の女神ククリは、桜と言う少女の母親の願いで、桜と桜の悪夢との縁を解いた。
その時ククリは、悪夢の原因が神話の時代に福の神に転変したはずの亜神ヒルコの半身で、まだ姉の地母神イザナミの体内に居て、イザナミの体を蝕んでいる事を知る。
ククリは終戦後、戦争で心を病んでた姪のアマテラスではなく、甥のスサノオにヒルコの事を相談。
大人と成った桜とその恋人――円にも協力を依頼し、亜神ヒルコ対策に乗り出した。
1992年(平成4年)。
円の孫の薫が円の死を機に、円の住んだいた境群市に引っ越して来た。
同じ頃、スサノオの亜神ヒルコを討ち払う計画が動き出す。
神様同士では相手を完全に滅ぼす事は出来ず、それが出来るのは人間だけ。
そこでスサノオが考えたのが、大人より自分達に近い子供達を鍛え戦わせ、亜神ヒルコを討ち払わせる事。
その為にはまず、亜神ヒルコを現世に出すために、余り社会に影響を与えず、昔の様に自分達の存在を人間達に信じ込ませる必要があった。
スサノオ達の計画は上手く行くのだろうか?
[世界のイメージに付いて]
玩具アニメ世界だと思って下さい。
[話しの内容]
・子供達視点
不思議な出来事に遭遇し、臣器で敵と初戦闘するまで。
・神視点
亜神ヒルコを祓う計画が始まり、子供達を騙して臣器で初戦闘する
まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 10:24:07
78630文字
会話率:40%
日本で最初に起きたと思われるあれやこれが日本神話の中に見つけました。
そして、これまで書いてきた短編を統合して連載にしてみました。
最終更新:2023-09-28 20:00:00
31367文字
会話率:11%
色々と調べていくうちに、たぶん日本初の義兄弟? を見つけたかもしれないのです。
前回「一騎討ち」の前後のお話になります。
調べものはWikipediaさんで。
最終更新:2022-04-15 20:00:00
3062文字
会話率:10%
日本神話で読んでみたいエピソードがあればと募集したところ、オーダーがありましたので、それに合わせて書いてみます。
○オーダー。
: 葦原中津国(あしはらなかつくに)平定の際、タケくん(タケミカヅチ)が片手を失ったエピソード。
(作者返答) : 「国譲り」の際の、 タケミカヅチ と タケミナカタ の無手 (素手)での決闘と思われます。
前作「星占い」の設定を踏襲します。
調べものはWikipediaさんで。
今回は、残酷な描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 20:00:00
2998文字
会話率:18%
両親の仲が悪く冷え切った家庭で暮らす八幡トオル。
ある日愛人宅から帰ってこない夫に愛想を尽かした母がトオルの家庭教師として恋人を連れて帰ってきた。
名門男子校トラストの高校三年になったある日、時期外れの転校生がやってくる。
名前はサーフェ
ス・オオクニ。
両親とも亡くなり、日本に住む母親の姉を頼って移住してきた金色の髪が美しい男の子だった。
サーフェスは異世界から「神刀オオクニヌシ」を探しに転移して来たのだった。
「オオクニヌシ」を盗んだのは現代日本からサーフェスの世界に転移してきた「ヤマトタケル」という男で、サーフェスの国を侵食している魔族は「新神刀オオクニヌシ」でないと倒せない。
一日でも早く「新神刀オオクニヌシ」を作り、魔族を殲滅しなくてはいけないから邪魔をしないでほしいというサーフェス。
トオルは夏休みを使って「妖刀オオクニヌシ」と「ヤマトタケル」を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 18:00:00
99159文字
会話率:51%
おそらくほとんどの人々にとって日本の神話といえば『古事記』であり『日本書紀』であろう。
しかしこれらの書物に書かれた内容は後世に時の朝廷によって編集されたものに過ぎない。
実際にはこれらのものには書かれることのなかった多くの出来事があ
る。
高天原の神々と鬼たちとの戦い。
それは永遠ともいえる時の中で繰り広げられた〝もう一つの日本の神話〟である。
そんな物語を今から語るとしよう。
この小説はタイトルを七柱記(しちちゅうき)と言います。
柱とは神を数える単位のことであり、七柱で七人の神を意味します。
つまり七柱記とは、『七柱の神の物語』という意味です。
七柱の神はオオクニヌシ、スサノオ、スクナビコナ、ミナカタ、ミカヅチ、タヂカラオ、サルタヒコです。
この小説は日本の神話、昔話を基にした小説です。
なお本作品以前のエピソードは拙作『七柱記エピソードゼロ―』に書かれています。
ただ『―エピソードゼロ―』を読んでいなくても楽しめるように配慮したつもりではいます。
※タイトルにもある通り本作はさきの「カクヨムコン8」において読者選考を突破して最終選考まで残りました。
いわば作品のクオリティーを“最低保証”するものです。(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 22:49:11
229816文字
会話率:38%
武蔵村は10年に一度村をあげての、村の創造神オオクニヌシに感謝する大祭が開かれる。そこでは、毎回2人男女を生贄として捧げなければならず、南華と姫奈が選抜された。ただ、生贄は肉体のみ捧げるため魂は生き残り、200年後生まれ変われるとされている
。
そんな2人が200年後生まれ変わり、高校生となって再開し、色々なドラマを繰り広げる作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 22:15:31
2552文字
会話率:59%
日本の神話「因幡の白兎」のパロディーでコメディーです。
登場人(?)物
・白兎神(はくとしん)本編の主人公。ウサギの美少女にして、神。バニーガールじゃありません。
・ワニザメ 原作ではウサギの皮を剥ぐ役どころですが、本編では白兎神の舎弟。
たくさんいます。
・オオナムジ すれてない美少年。神の兄弟の末弟でお人好し。後のオオクニヌシノミコト。
・八上比売(やがみひめ) 因幡の国きっての美少女にして美少年好き。今回の案件の黒幕。
・八十神(やそかみ) オオナムジの兄たち。たくさんいます。オオナムジに荷物を持たせ、八上比売に告りに行く。底意地悪し。
ありま氷炎様主催の「春節企画2023」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 00:00:00
2788文字
会話率:90%
日本
出雲、それははるか昔に出雲の国としてオオクニヌシが納めていた国。今現在、
そこは世界でも有名なオオクニヌシが祭られている場所。
俺は2240年、10月10日この出雲大社に来ていた。
最終更新:2019-10-12 16:41:11
4742文字
会話率:28%
天ツ神は言った。葦原だらけの葦原ノ中ツ国は、天ツ神が治めれば、永遠に稲穂が実る国(豊葦原千五百秋瑞穂國)となる。ゆえに天ツ神が治めるべき、と。
神代の古の戦。高天原より日向国高千穂へと天ツ軍が降りた。国ツ軍は、オオクニヌシの率いる東の軍
と、コトシロヌシの率いる西の軍が迎え討った。国ツ軍の善戦が続いたが、戦況は逆転。国ツ軍は降伏を申しでた。
天ツ神は葦原ノ中ツ国を治め、国ツ神に夜ノ国に隠れるように命じた。
そして現代。世界に変化が起きた。変化の影響で夜ノ国に眠るツクヨミが昼ノ国に現れた。
ツクヨミ(女神)が現代に現れ、神社を巡りながら、神話を学びながら、神様と戦いながら、恋するところまで書きたい。謎ときあり、バトルあり、ラブコメありの神話テイスト中二病要素たっぷりセカイ系転生モノ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 03:05:10
122012文字
会話率:54%
私はふと気付くと青森県の十和田湖におり、男女二体の神と遭遇する。
その神は十和田湖に於いて天の岩戸をあけ、大黒天を出現させた。
別名「大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)」、または、シバァ神とも言います。
私は大黒天様からウサギの姿に変
えられ、その後出現した大天使長ミカエルと共に、
出雲の神議り場(カムハカリジョウ)= 大霊宮(ダイレイグウ)へ向かう事に・・・
その会議の内容は、明日からの「神裁きの三日間」に関する恐るべきものであった。
その「神裁きの三日間」の掟の内容とは
世界中に定められた「神の光玉(コウギョク)」内の
「祈りの聖域」と呼ばれる場所で、不眠不休2リットルの水のみで
三日間懺悔の祈りを捧げなければならなかった。
やがて「神裁きの三日間」が始まると、
敵対する邪神達は、封印が解かれた「造化の業(ゾウカノワザ)」を悪用し、
様々な形態の化け物を造り上げ、神々に徹底抗戦の構えを見せた。
この戦いは「正邪の戦い」の最終決戦なのである。
邪神の企みは、邪欲を貪る人間の代表、
特に各国要人を煽(おだ)ててその気にさせ、
世界中の軍を操り多国籍軍を結成し神に対抗し、
神の子人はここまで堕落しているということを正神軍に見せ付け、
絶望させることであった。
正神軍は邪神に対抗する手段を、主神への祈りの波動だけと定めたのは、
親である主神を蔑ろにし、人間のみの快楽に走った事への戒めの為である。
その祈りの波動は美しい光の帯となり、
神の光玉から富士上空に「神の光輪」を築き上げた。
その神の光輪には、神と共に七人の聖者が入ることになっていた。
しかし二人の若い聖者(拳三とマーフィー)は、
まだその資格を得られず、月での修行を命ぜられた。
そのことを知った邪神軍は、ここぞとばかりに超人と化した二人に襲い掛かる。
二人が揃わなければ神の光輪は完成しないのである。
遂に二人は引き離され、徹底的に痛めつけられたのであるが、
果たして二人は、そして人類の命運は ・・・
では、緞帳を上げ、人を含めた神々の黙示録を、あなたの脳裏に上映致します。
ビィ~~~~~!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 12:33:35
361800文字
会話率:6%
連載小説『龍神縁起』の作中で挿入している創作異世界神話を抜粋・平易化して、本編未読の方のためのお試し短編化しました。
最終更新:2018-04-04 22:22:02
7232文字
会話率:11%
夢の中のあなたこそが、本当のあなた。夢の世界は、ヒトの本当の心が姿を現すところなのだから――。
主人公ユメミ(浮橋夢美)は幼い頃から病弱で入退院をくり返し、ずっと友達がいないさびしい日々を送っていた、ちょっと過剰なほど妄想力豊かな女の子。
ある夜、ユメミは巨大な注射器たちに追いかけられる悪夢を見る。ユメミを助けてくれたのは、黄金に輝く謎の少年だった。
「ピカピカ光っていて顔は見えないけど、なんとなくイケメンの予感がする!」
好奇心旺盛なユメミは、謎の少年の顔を近くで見ようと思って彼に飛びつくが……彼はなぜか小さくなって5~6歳ぐらいの幼児になってしまったのである。
実は、謎の少年は、人々を苦しめる悪夢を食べてくれるバク(獏)という夢幻鬼だったのだ。
「バクくんのかわりに、あなたが夢の世界を悪い夢幻鬼たちから守ってください♪」
ユメミは、夢の世界の管理者である神様オオクニヌシに、人々の夢を守る「夢守(ゆめもり)」の仕事を押しつけられてしまうのだった!!
果たして、夢守少女となった妄想ヘタレ女子ユメミの運命やいかに!?
※第6回角川つばさ文庫小説賞で一次選考を通過した作品です。
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 17:08:04
110263文字
会話率:42%
続きです。予定では、後2~3回で、採桑老は完結します。
スクナヒコナ、タニグク、クエビコ等の、今後舞台になる出雲王朝、無名時代のオオクニヌシへの立ち位置や言動が大体、ここで決定、予測されるよう頑張りました。
最終更新:2016-06-09 17:53:49
8249文字
会話率:10%
建築士の見習い長柄陽一は気になる大学時代の友人、桧枝りらと親友、鄭竜成と共に出雲旅行をすることに。そこで拾った不思議な勾玉の力によって、なんと神話時代のイズモ王国へと飛ばされてしまったのだった。同じく飛ばされてきた他の若者たちと、オオクニヌ
シの元で過ごしていると、高天原から不穏な挑戦が…。そして、イズモ王国から再び不思議な力によって飛ばされた先は、7世紀のヤマト。イズモからやってきた陽一たちは隠された出自を持つ大海人王子の仲間となり、壬申の乱に巻き込まれていく。これはイズモ王国時代から続く、神々の戦争なのだった…。
※pixivと個人ブログに重複掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-13 22:20:16
505579文字
会話率:50%
篠田珠生《しのだたまき》は、縁結びで有名な神社で巫女のバイトをしている、気の抜けた口調が特徴的な女子大生。
なかなかの美人だが、中学・高校・大学が女子校のため男性と出会うチャンスがなく、恋人いない歴=年齢。チャンスがあっても恋愛対象として見
れずに、交際をお断りしてしまう。
恋愛に対する憧れはあるにはある。だけど機会があれば彼氏が欲しいなぁ程度の意識+本人が細かいことを気にしない、おおらかでのほほんとした性格のため、彼氏ができる可能性はかなりの低さ。
そんな彼女の働く神社に、一人の超絶美形の女性?いいや!オカマのおねぇさんがやってきて・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-29 16:33:38
8323文字
会話率:54%