公務先から紫禁城へ帰城した中華王朝の愛新覚羅翠蘭第一王女。
杜牧の「清明」を大書きした掛け軸を目にした彼女は、その書き手が誰かに思い至って感慨にふけるのだった。
(本作品は、本羽 香那様御主催の「一足先の春の詩歌企画」の参加作品で御座います
。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 06:55:23
1974文字
会話率:23%
舞台に懸けるヒロインの痛快活劇!
国一番の役者の娘である燦珠《さんじゅ》は、父に倣って国一番の華劇《ファジュ》の花旦《むすめやく》になるのが夢。けれど、女の芸はあくまで余興、男旦《おんながた》と同様に舞台に立つことは望めない。
「女
が女を演じて何が悪いのよ!?」
拳を握る燦珠に、美貌の宦官・霜烈《そうれつ》は囁く。
「後宮には女だけの戯班《げきだん》を養う一角がある。そこならばお前の望みも叶えられよう」
皇宮の最奥では、皇帝や妃嬪を慰めるべく選りすぐりの女役者が切磋琢磨しているのだという。無論、寵愛や権力争いにも深く関わる蠱毒の園でもあるのだが。
「歌って踊れるならどこでも良いわ! っていうか天子様に認められたら私が国一番よね!?」
意気軒高の燦珠は、まだ知らない。後宮に渦巻く嫉妬や欲望は思いのほかに強いこと。即位したばかりの若き皇帝は大の華劇嫌いであるということを。さらには、帝位を揺るがす陰謀も明らかになり、燦珠の芝居道を妨げる。
華劇に懸ける燦珠の熱意は、皇帝の考えを変えることができるのか!? 後宮の陰謀を除くことができるのか……!?
※第一部約25万字まで執筆済です。当分毎日更新予定です。字数は予約投稿分を含んでいます。
※カクヨムにも「花旦綺羅演戯 ~娘役者は後宮に舞う~」のタイトルで先行掲載しています。
※京劇をモチーフにした芸能をテーマにしています。歌や舞の描写をお楽しみください。
※作中作の歌詞・台詞は漢詩等の出典がある場合を除いて自作です。中国語としては信じないでください。出典がある場合は明記します。
※恋愛要素はほんのりです。ヒロインは芝居命過ぎて恋愛する暇はありません。ヒロインの夢と才能を全面的に理解して協力してくれる超絶美形ヒーロー(宦官)は登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 18:09:06
494934文字
会話率:37%
風騒は詩経・楚辞のことであり、転じて漢詩一般のことを指す。
自作の漢詩をここに置く。
最終更新:2025-01-22 17:09:33
7171文字
会話率:1%
今日選んだ漢詩を紹介。
キーワード:
最終更新:2024-10-23 16:39:29
9540文字
会話率:9%
今日の中日漢詩を紹介。
キーワード:
最終更新:2024-09-20 17:13:42
443文字
会話率:0%
黄鶴楼送孟浩然之広陵とは何か。中学生のテスト勉強用。
最終更新:2024-10-05 19:57:38
2338文字
会話率:72%
漢詩を一つの作品にまとめてみる。
最終更新:2024-09-29 00:00:00
102192文字
会話率:24%
聞地震時、街燈絶夜盈黑、因作之。
最終更新:2018-11-03 16:59:22
260文字
会話率:0%
雨不久、鮮益于耕作。
最終更新:2018-08-18 18:35:54
255文字
会話率:0%
『夏の小径』のスピンオフです。
清涼感のある世界をお楽しみください。
最終更新:2024-08-20 22:14:02
489文字
会話率:0%
タイトルは「天泣は七彩を生じる」と読んでいただければ。
漢詩はほとんど素人なので、配置が間違っている等のご指摘があればぜひお願い致します。
仙道アリマサさんの復刻企画。仙道企画その4音源での参加作品です。
最終更新:2024-07-15 12:36:43
747文字
会話率:0%
少年は漢詩が好きであった。漢詩には独特の日本語とは違う美しさがあり、その虜になっていた少年は自分で漢詩を作ろうと日々アイディアを探し求めていた。
最終更新:2024-03-17 15:21:14
1939文字
会話率:40%
彼女はまさに安楽椅子探偵ならぬ、安楽御簾探偵!
平安時代、権大納言 花房家には、変わり者の次女がいた。
華やかな姉、可憐な妹に比べれ、地味な顔立ち。女だてらに漢詩を読みこなす彼女は、皆から、頭でっかちな「土筆(つくし)」姫と呼ばれ
ていた。
ある日、野心家な父が、今をときめく近衛中将、藤原時峰(ときみね)を婿にしたいと、「家に招いて、しこたま酒を飲ませ、三女の菫の寝室にぶち込んで既成事実を作る」という、とんでもない謀略を企てた。
男嫌いの菫に泣きつかれ、菫の代わりに時峰と対峙する土筆。色男と名高い時峰に警戒する土筆だったが、会ってみると、時峰は意外と紳士的だった。それどころか、土筆に悩みを打ち明ける。
その悩みとは、友人の姫が何者かに殺されたらしいーーーというもので……
中将の話を聞いていた土筆の頭に、ある考えが浮かんだ。
事件を解決に導く探偵は、御簾の向こうにいる。洞察力優れた彼女の平安探偵譚を、ご覧あれ。
※R15。一般的な推理小説レベルの描写が出てきます。
※5〜7話で一つの話となるように書く予定です。
※区切りの良いと頃までは、なるべく一気に更新しましすが、話の切れ目(章の区切り)で更新があきます。ノンビリ更新、ご容赦ください。
※時代考証甘めにてご容赦ください。参考文献は完結後に掲載の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 23:07:08
179922文字
会話率:40%
短歌俳句なの漢詩は好きなんですよね
てなわけでコンテストも有るので沢山発表したいと思います。
コンテスト終わったら漢詩もやろうかね
最終更新:2023-11-27 10:21:48
2491文字
会話率:8%
誕生日プレゼントに意中の女の子から渡された意外なプレゼントに「俺」は悩まされるのだが……?
「木瓜」をテーマとした短編。
最終更新:2023-11-21 21:33:11
2080文字
会話率:37%
左大臣家の姫でありながら、漢詩や剣を扱うことが大好きなゆすらは、幼馴染の千尋や兄である左大臣|日垣《ひがき》のもと、幸せな日々を送っていた。
それでも、権力を持つ貴族の姫として|入内《じゅだい》することを容認していたゆすらは、
しかし入内すれば自分が思っていた以上に窮屈な生活を強いられると自覚して抵抗し、呆気なく成功するも、入内を拒んだ相手である第一皇子彰鷹と思いがけず遭遇し、自らの運命を覆してしまうこととなる。
平安時代っぽい、なんちゃって平安絵巻です。
春宮に嫁することを入内と言っています。
かなり前に、同人で書いたものを大幅に改変しました。
アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:00:00
64447文字
会話率:50%
思いついた「うた」を載せていきます。
和歌でも口語詩でも漢詩でも何でも。定型詩寄りかも。
最終更新:2022-11-09 22:46:45
10257文字
会話率:3%
昔々、まだ夜が濃く深く、不思議で満たされていた頃。架空の国豊葦原に住む不思議な力を持つ人たちのお話。
こちらは、大好きな漢詩や和歌のことを語りたい気持ちから書き出した「詩歌の魅力を広めようシリーズ」です。豊葦原の古都北斗に構える九重酒
造の若旦那を通じて、私が推したい・語りたい作品や詩人を紹介していきます。古典や詩歌にちょっとでも興味をもってもらえるきっかけになれば嬉しいです。漢詩好き、和歌好き、増えますように。
【注意】詩歌の解釈は私なりに噛み砕いています。直訳ではありませんのでご注意ください。少しでも「あ、いいな。」という作品や詩人に出会ったら、是非ご自身でも手に取っていただきたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 21:46:15
6308文字
会話率:61%
しっとりと雨を含んだ紅葉が照り輝く秋の夜、古都北斗に店を構える九重酒造で働く使用人のお話。
最終更新:2022-10-19 19:05:22
2789文字
会話率:61%
唐の時代に李杜王という大変有名な詩人がおりました。
最終更新:2022-09-21 12:46:57
462文字
会話率:25%
★ご報告★
【ヒストリアノベルズさまより、2020年2月15日に書籍化いたしました】
古代中国、殷王朝中後期。
王の妃でありながら、武器を取り、戦いに明け暮れた女性が実在した。
彼女の名は婦好(ふこう)。
婦好は女性でありながら、高い戦闘
能力と統率力をもつ英雄である。
このころ『文字』は王室の秘密だった。
十四歳の乙女サクは幼少より『文字』を学ぶ。
サクは『文字』を覚えた罪を問われて婦好軍に入隊する。
やがて婦好とサクは中華の命運を握る存在へ──。
古代文字誕生の秘密。そして、誰も語ることのなかった英雄譚。
◇…挿絵あり(自作しています)
◇同時代の戦記化の前例なし(国内商業作品含む)。いままで語られなかった時代の巾幗小説です。ありがたいことに、大河ドラマのよう、という感想をいただいています。
※マグネット版は毎話挿絵あり。なろう版は先行更新。
※不定期更新
※無断転載は固く禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 21:23:58
376658文字
会話率:35%
中国は明の時代。
都・長安には風流人士たちの集う酒楼があった。
名を酔仙楼という。
かの大詩人、李白ゆかりのこの酒楼で繰り広げられるドタバタ詩文コメディ。
さて、今宵の肴はいったい誰になるのか?
登場人物紹介
すもも 盛唐の詩人李白そのひ
と。字は太白、号は青蓮居士。天才的な詩才と自由奔放な振る舞いから謫仙人とも呼ばれる。詩仙の尊称を持つ。
しびっち 盛唐の詩人杜甫そのひと。字は子美。真面目で細かく、融通の効かない性格。食い意地が人一倍張っている。詩聖の尊称を持つ。
ブツ子 盛唐の詩人王維そのひと。字は摩詰。やや天然気味のフワッとした性格。詩のみならず絵画にも長け、南画の祖とも呼ばれる。詩仏の尊称を持つ。
※カクヨムさまにても公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 22:00:00
33724文字
会話率:42%
創作ではなく、個人的に選んだ漢詩を紹介する。
韻文で読める程の学は無いので、日本語での読みとなる。
誰の作で何と読むかなど細かい所では無く、詩の持つ世界観を感じられたらと思う。
更新は気儘に、気が向いたらになるのでご容赦願いたい。
最終更新:2022-02-05 00:00:00
1918文字
会話率:7%
国語のテストの点数が激低だった筆者がお送りする、漢詩についてのあれこれ。
最終更新:2021-11-18 12:09:46
2723文字
会話率:3%