秋津の国の忍者・サカキは暗殺忍務の標的の少女に一目惚れされる。彼女は騎士と白魔導士の国ローシェ王国の王女だった。絶世の美女である王女は時には威厳あふれる女王様、またある時には清楚な姫君の面を持っていたが、素は驚異的な身体能力を持つ元気いっぱ
いの少女だった。2人の出会いによって秋津の国とローシェ王国、さらには周辺の国々を巻き込む陰謀が渦を巻き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 07:44:22
375943文字
会話率:41%
カクヨムでも連載中!
【祝!日間ラブコメ2位、週間ラブコメ3位、総合35位!PV100万突破!】
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手
続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 07:30:00
29892文字
会話率:53%
アーベル王国の第一皇女として産まれた主人公ソフィアなのだが。
幼くして、アーベル王国女王、自身の母が何故か急な病で倒れ、他界。
母の死後、国王である父から、あれ程母と仲慎ましく見えていた父が、自分の父ではない。
自分は母が浮気をして出来た子
だと聞かされるのだが。
それでも国王は、自分のことを愛してくれたから。
主人公は、他人が羨むような仲慎ましいお城暮らしを続ける。
でもアーベル王国の、国王の座を狙っている宰相であるドンが、自身の息のかかった娘達をつかった。
国王へと再婚の話しを持ってくるのだが。
国王はソフィアが可愛い、愛おしくて仕方がないのと。
主人公の母を妃として迎える時に再婚はしないでくれと、義父との約束もあるから一度は断るのだが。
それから一年、国王が、そろそろ年頃の女性の柔肌が欲しくなる頃を見計らって。
ドン宰相が今度は、自身の娘の誕生パーティーをおこなうので、国王へと参加して欲しいと嘆願。
国王はこれが、ドン宰相の離反の策! 仲慎ましいソフィアと国王の仲を裂く為の陰謀とは知らずに。
国王は若い年頃の娘達と言った餌に釣られ、ハーレム王気分を堪能しにいく。
ソフィアには宰相の誕生日パーティーだから直ぐに帰宅をすると嘘をつき出かけ。朝帰りをする。
それでも幼いソフィアは国王さえ、自分の許に帰れば嬉しいので何も言わずにいるのだが。
国王はもう既にドン宰相の策に堕ち。ドン宰相の息のかかった貴族の娘達と、側室の話しがでる程の恋仲。
特に寵愛を受けているのは、アーベル王国一の美女と名高い、ドン宰相の娘を寵愛している。
だから一月も経てばドン宰相の娘は妊娠。ソフィアの死んだ母の席でもあり。
今は自分の席だった女王の座は、義母に奪われ。
義母は妹のロべリアを出産するのだが。
ドン宰相の娘が城に入り女王になってからは。
国王はソフィア避け、蔑ろにする。
そんな最中の出産なので、ソフィアは益々城内で孤立。
寂しさの余り白の実室に篭るようになる、不幸なソフィアなのだが。
その不幸に更に追い討ちが。ソフィアに不幸が訪れてしまう。
そう、この世界の不治の病の一つである精霊付きにソフィアはかかり。
彼女の愛する国王の命で、幽閉棟と隔離され。
彼女は悲惨な生活送り始める。
だからソフィアは自分から国王を奪った女と宰相への復讐を誓い。
二人への復讐の機会を待つのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 07:00:00
132616文字
会話率:10%
ダンジョンが存在する日本、ダンジョンとはモンスターが溢れる場所で人間はダンジョンに初めて入った時に特典としてスキルを一つ貰える。
主人公の一河広樹(いちかわひろき)は探索者になりそのダンジョンに初めて入ったタイミングで自分のダンジョン
を創り出して育てると言うある意味チートなスキル『ダンジョン』をゲットした。
ダンジョンとは現代の人類社会を支える言わば金のなる木だ。そんな物を手にした男は…。
その日のうちに探索者を辞めた。
そして本腰を入れて一河広樹はダンジョンを育てて勝ち組の仲間入りを目指して奮闘の日々が始まった。
ダンジョンコアを名乗る二丁の拳銃があらわれ人間の姿になると美女になったり、襲撃してくるモンスターの戦力はもりもりその難易度が上がったりと大変だ。
当面の目標として金が無い彼は生活費を求めてダンジョンの育成を目指す。やがてダンジョンの生活は理想へと近づくのか?
ちなみにダンジョンはダンジョンの持ち主である広樹の命とダンジョンコアの命を狙いに来たモンスターを倒すことで成長する模様、ダンジョンコア2人と男の明日はどっちだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 06:30:00
143417文字
会話率:33%
魔族に転生した元女神のアフロディーテ。
魔族の公爵家にレイチェル・フォン・ミドラーとして転生した彼女は、生まれ持ったチートスキル、神魔召喚で幻獣や聖獣を召喚士、第二の人生を無双する。
聖獣達と初めて潜ったダンジョンで、色欲魔神(アスモデウ
ス)に淫紋を付けられた彼女の運命や如何に。
恋愛感情を知らなかった元女神は、スキル感情感応によって初めて恋心を芽生えさせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 01:00:17
147506文字
会話率:23%
お決まり、定番の異世界転移から始まる異世界生活。女神から是非にと頼まれたのは獣人娘を奴隷商から身請けすること。むしろ面倒くさいお願いはついでで良いらしい。
元の世界に帰れないと聞いて“それなら”と天涯孤独の孤児が新しい世界で家族を作る。その
願いを聞き届けた女神様が集めてくれた美女ハーレムとマッタリ暮らす・・・暮らしたい。そんなお話し。
テンプレ、ご都合主義てんこ盛り。何処かで読んだお話?が有ったとしてもご愛敬。作者が書いたらこんなんなりました!が基本です。
主人公にこれと言ったピンチも無く、物語はいたってストレスフリー。そんなお話しが好きな人には良いかもです。
つらつら書き進めていきます。ご都合主義の設定あわせに改稿を繰り返すかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 01:00:00
1895664文字
会話率:63%
銀髪の美女スピーシャは、父親を亡くし、肉親は妹のミーシャだけになった。
ミーシャは、父を亡くして以来ずっと沈んだ様子であり、スピーシャは心を痛めていた。
そんなある日、1人の男が姉妹に告げた。
ミーシャには、良くないものが取り憑い
ている、と。
不安に駆られたスピーシャは、呼び出しに応じて、ミーシャを連れて聖堂へと向かった。
そこで、スピーシャは恐るべき事実を知る。
実は、ミーシャの魂は、魔物によって食われようとしていたのだ。
これは、大切な妹を取り戻すために、この世の地獄へと身を堕とした女性の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 00:05:55
133281文字
会話率:38%
冒険者ルークは、突出した能力を何も持っていなかった。
そんな彼は、聖女と呼ばれ崇められている冒険者と出会い、自身の隠れた才能を見出される。
そして、ルークは世界最強の力を手に入れた。
この世界では、強い力を持っている者に、それ相応の社会貢
献が求められる。
しかし、力の制御に不安のあるルークには、その力とは釣り合わない依頼が与えられた。
さらに、成り行きでパーティーを組んだ女性達は、能力や性格に難のある者ばかりだった。
この力を手に入れたのが自分で、本当に良かったのか?
そんな疑問を抱えながらも、ルークは成功を積み重ね、やがて多くの人々から尊敬される冒険者になっていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 03:00:00
259194文字
会話率:42%
大学生の白井光は、自身の虚弱体質が原因で将来に不安を感じていた。
ある日、彼は突然現れた少女によって異世界へと連れ去られてしまう。
その世界では、異世界から移民を受け入れる計画が立てられており、光はその一人目に選ばれたのだ。
異
世界の少女は、光には素晴らしい魔法の才能があると告げる。
その言葉は本当だった。彼女の協力のおかげで、光は自身の才能を開花させ、異世界の住人ですら使えない魔法を使うことに成功したのだ。
しかし、移民である光は、彼に対する差別や、異世界人の自分とは異なる価値観に苦しめられることになる。
そして、彼の存在によって、異世界は危機に陥るのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 06:00:00
57556文字
会話率:47%
ヒモは超絶美人聖女に転生しても、やっぱり女好きは治らなかったみたい
大勢の女のヒモだったチャラ男の俺は、飯を食っている時に昔捨てた女に刺されて死んでしまう。まあ、俺らしい死に方だとは思った。まあいままでの俺の生きざまからすれば、きっと地獄
に落ちるのだろうと思っていたし。でもここは地獄? 死んだ後に目覚めたと思ったら、何かの祭典でもてはやされている自分がいた。しかも! なんとそれは地獄ではなく現実だったのだ。俺が聖女として認定される大切な式典の真っ最中だったらしい。俺はなぜか中世のような異世界に、聖女フラルという絶世の美女として転生してしまったのだった。さらにうれしい事に、その異世界には美女がたくさんいた。前世の俺からすれば、高嶺の花と言えるような絶世の美女達があちこちにいたのだ。もちろん絶世の美女に生まれ変わったとはいえ、中身は稀代のチャラ男である。俺はその美女達をどうしても、全てものにしたかった。それが俺の生まれ変わった使命であるかとばかりに、女を口説き始めるのだった。たが…全く上手くいかない。俺自身が絶世の美女である為、そして聖女であるためそう言う対象にはならなかったのだ。俺に言い寄ってくるのは、家柄の良い貴族の男や女性人気が高い男性騎士ばかり。聖女の中身がおっさんなのだから、男には全く興味が無い。それどころか俺は前世で男嫌いだったため、男が寄ってくると鳥肌が立つのだった。
俺は意中の女性達のハートを撃ち抜いて自分のものにすることが出来るのか?ヒモ聖女が織りなす、嘘と誠の薔薇色異世界ライフ。ついでに国家も救うかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 23:50:36
681772文字
会話率:63%
サバイバルゲーマーの武器オタサラリーマンがサバゲーの大会に出場中、事故で死んでしまう。目覚めると3才の幼児に転生していた。同じベッドには絶世の美女が!?与えられた能力は武器召喚魔法のみ。たったひとつの能力で剣と魔法の世界を成り上がるど根性ス
トーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 20:45:59
4373968文字
会話率:61%
28歳で職をなくした俺、戸波海成(となみかいせい)は転職先を探すため平日の昼にハローワークへと向かった。そこで働いている美女職員はなぜか俺に目をつけたらしく冒険者の適性試験を受けないかと提案してくるが、そもそも俺普通の仕事探しに来たんだけど
……。てか冒険者って何!? 夢はあるけども! その試験とやらに受かって、冒険者に就くことができたのはいいが、不幸なことにハズレ職業となってしまった。しかしそんな俺にも最上位職へ転職するチャンスが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 23:46:49
56512文字
会話率:27%
ある日突然、異世界の悪役っぽい『セーブ・ソンサ』の中に入ってしまった、一般の悪役令嬢ものが大っ好きな人。
神様は、美男美女を愛しまくって、
美男美女から愛されまくることしかこの世界の人類を救う術はないのだと言います。
「君じゃ
なきゃダメなんだ」とも。
「君が好きでいて、美男美女も君を好きでいなければ、美男美女の方だけ死ぬ」とも。
美男美女のみんなを死なせないためにも!
この世界の人類を救うためにも!
ソンサは全員を愛すし、
全員から愛される!
という君たちから見たら異世界の物語。
二日に一回くらい更新される予定。らしい。
主人公である(ソンサの中の人)は、
過去など詳しくふかぼりする予定はないから、
是非好きに想像して読んでほしい!らしい。
もちろん君でもいいし!
(ソンサは正真正銘女の子だけど、中の人は男かもしれない。そこは本当に自由でいいらしい。)
ちなみに、美男美女と書いてあるように女の子もそこそこでる予定。らしい。
多分男の子の方が全然多いからご了承ください。らしい。
友達の神仲間が言ってただけだからこの通りになるかは、分からないけど、
よかったら僕と一緒に見守って欲しいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 23:10:00
28230文字
会話率:38%
「美姫には忠実な犬が必要だ」
強大なジャスパー帝国の前に、ムンパール王国は破れた。家族を失った元王女アンネリースは、人質として帝国に連れていかれる。その先で、功績を上げた「蛮族の将軍」へ下賜された。悲壮な覚悟を決めて赴いた辺境は、思ったよ
り居心地が良くて。
豊富な知識と戦略の才能を生かす真珠姫アンネリースと、野蛮だと罵られながら戦い続けたルードルフは手を組み、国盗りを開始する。亡国王女と野獣扱いの勇猛な将軍の、痛快な逆転劇。
ハッピーエンド確定、残酷な表現あり
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/03/12……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:48:08
54532文字
会話率:38%
「私、ロヴィーサ・ペトロネラ・エールヴァールは、英雄レードルンド辺境伯アレクシス様に嫁ぎたいと思います」
妖精姫と称えられる令嬢は、整った美しい顔(かんばせ)を綻ばせた。求愛を受けたのはドラゴンの爪による醜い傷痕を持つ辺境伯。その容貌は令嬢
達が卒倒するほど崩れ、手はごつごつと硬い。他国の王太子、王弟、公爵など多くの良縁を振ったロヴィーサは夫になる男の傷だらけの手を握った。
「ええ、お断りにならないで」
ドラゴンを倒し国を救った英雄は、妖精姫と称えられる美貌と慈悲の公爵令嬢に求婚される――これは美女と野獣ならぬ、お転婆妖精姫と最強のお人好しの恋物語
大人しそうなお姫様はかなりのお転婆、予想外の言動を繰り返し英雄を振り回す。そんな妻が愛おしくて、溺愛が止まらない英雄は諦めた幸せを手に入れる
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 21:23:58
149522文字
会話率:43%
「死ね」「偽勇者め」「貴様のせいで!」
魔王を倒したオレに集まる人々の信望を憎悪に挿げ替えた王族は、戦争犯罪者として勇者を殺すことを決めた。罵る声の中、残酷な処刑で命を奪われかけたオレの前に立ち、手を差し伸べたのは黒髪の美女。リリィと名乗る
彼女は、オレに復讐を持ちかける。
日本から召喚され、死に物狂いで鍛えて、魔王と死闘を繰り広げ……オレはこの世界に拒絶された。元の世界に戻れないなら、お前達に相応の死をくれてやる! 復讐から始まる、暗く切ないダークファンタジー。リリィの正体と目的が明かされた時、オレは何を選ぶのか。
※残酷描写、流血シーンがあります。意外と主人公が前向きです。
【同時掲載】小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、アルファポリス、ノベルアップ+、ノベルバ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 12:21:22
183877文字
会話率:41%
五味と九頭と加須は最低だった。中学時代は学校一の美女、美好麗子を手に入れるため様々な努力をするが全部失敗。完璧な男出木杉を貶めるために次々と悪さをするがみんな失敗。出木杉の高校受験を邪魔するために自分たちは高校受験しなかったために無職の中卒
となった三人は神社で出木杉の藁人形に釘を打っていた。そこに現れた巫女の老婆に転生したらいい人生を生きられると言われ、死ぬことに決めた。転生した五味はガンダリア王国と言う国の王になっていて、ハーレムで遊びまくっていると戦争が起こり、五味は外国へ逃げると言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:45:41
1765976文字
会話率:52%
【毎日21:30更新】副業で心霊系動画を撮るために幽霊屋敷に住まうことにした会社員の『颯太』彼は撮影中に着物を着た長い黒髪美女を見つける。そして他にも心霊現象を映像に納める事に成功したが……それは彼が望んだホラーでは無かった。幽霊屋敷から始
まる幽霊・人コワ・ラブコメディ。
※カクヨムでも同時公開しております
※この作品はフィクションです。 実在の人物・団体・出来事とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:30:00
29232文字
会話率:37%
「映画凄い面白かったですね!」
「え?」
映画館で偶然隣の席になった、二十代中盤くらいの同年代の美女から声を掛けられた俺。
これをキッカケに俺と美女は仲良くなり、毎週末一緒に映画を観に行くような間柄になった。
彼女の名前は三奈戸伊織
さんといった。
三奈戸さんは見た目の割に子どもっぽい一面もあり、そのギャップに俺の心は惹かれていった――。
そんなある日。
どうやって三奈戸さんに告白しようか悩みながら、会社帰りに一人で裏路地を歩いていると――。
「あっ、脇田さん!」
「っ!」
後ろから不意に、声を掛けられた。
こ、この声は――!
「あっ、三奈戸さ、ん……?」
振り返ると案の定、そこにいたのは三奈戸さんだった。
だが、三奈戸さんの格好を見た俺は、その場で完全にフリーズした。
――三奈戸さんは、高校の制服を着ていたのである。
な、なにィイイイイイイ!?!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 21:01:54
5558文字
会話率:45%
「お兄ちゃん、起きて起きてー」
「んん?」
夏休み初日。
優雅に惰眠を貪っていると、9歳になる妹の葉那(はな)に無理矢理起こされた。
「勘弁してくれよ葉那。俺は夏休みの間は毎日昼まで寝るっていう縛りを課すことで、呪力を底上げしてるん
だよ」
「そういうのはいいからー。ラジオ体操に連れてってよー」
「ラジオ体操?」
葉那が?
確かにラジオ体操は夏休みの風物詩ではあるが、毎日家でアニメばかり観てる、生粋のインドア派である葉那がラジオ体操だと?
どういう風の吹き回しだ?
ひょっとしてこの葉那はもう死んでいて、遺体をドラゴンが操っている状態だとでもいうのだろうか?
「あのね、ブリキュアがラジオ体操やってるんだって!」
「…………は?」
どゆこと?
「ほらお兄ちゃん、あそこだよ!」
「……おお」
眠い目を擦って葉那と二人で駅前の公園に来たところ、そこには既に10人近い人が集まっていた。
しかもそのほとんどは、葉那と同年代の女児ばかり。
「よい子のみんな、よく来てくれたね! これから私と一緒に、ブリキュア体操頑張ろう!」
「「「おー!」」」
その女児たちの前でカッコイイポーズを決めているのは、現在放送中の『バーニングブリキュア』の主人公である、『ブリレッド』のコスプレをした20歳前後の美女。
炎をモチーフにしたフリフリのミニスカドレスを身に纏っており、髪もブリレッドと同じく真っ赤に染めている。
なかなかに本格的なコスプレだ。
だがその中で、首に下げているシルバーのネックレスだけは浮いていた。
はて?
ブリレッドはあんなネックレスはしていなかったはずだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:03:01
5428文字
会話率:43%
「香代子(かよこ)、す、好きだ! 俺と付き合ってくれ!」
中学一年生の夏休み前日。
俺は誰もいない校舎裏で、幼馴染の香代子に遂に告白した。
だが、香代子からの返事は――。
「……嬉しい。私も、隆二(りゅうじ)が好き!」
そう言
いながら香代子は、俺にギュッと抱きついてきたのである。
うおおおおおおおお!!!!
よっしゃあああああああ!!!!
「その代わり、一生私の側にいてね」
「ああ、もちろんだよ」
俺は誓いを立てるように、香代子を抱きしめ返した。
今日は人生最高の日だ――。
――だが、この幸せは長くは続かなかった。
ある日香代子と二人で横断歩道を渡っていると、居眠り運転のトラックに轢かれてしまった俺。
「い、いやあああ、隆二いいい!!!」
息ができない……。
目が霞む……。
俺、死ぬのか……。
その時だった。
眩いばかりの光が、俺の全身を包んでいった。
嗚呼、なんて心地いいんだろう……。
これが、天からの迎えってやつか……。
「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあっ」
…………ん?
赤ちゃんの泣き声?
「おめでとうございます。元気な女の子ですよ」
「ああ、可愛い……! ふふ、まだこんなにちっちゃいんですね」
っ!?
見知らぬ美女に抱かれている俺。
誰!?!?
「おぎゃあ、おんっぎゃあ」
「ふふ、生まれたばかりなのに、本当に元気ね」
あっ、この泣き声、俺が出してるんだ……。
……どうやら俺は、今流行りの転生というものをしてしまったらしい。
――しかも女の子として。
――そして十五年の月日が流れた。
「……ハァ」
雛元真美(ひなもとまみ)としての二度目の人生。
俺は今、高校の入学式を終え、教室で担任教師の到着を待っていた。
前世では送れなかった高校生活が今日から始まるかと思うと、感慨深いものがある一方で、どうしても香代子のことを考えてしまう。
「入学おめでとうございます、みなさん」
「――!!」
その時だった。
担任教師と思われるスーツ姿の女性が、颯爽と教室に入って来た。
その顔を見た瞬間、俺は絶句した――。
「私が今日からみなさんの担任になる、沼田(ぬまた)香代子です」
それは大人の女に成長した、香代子その人だった。
えーーー!?!?!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 21:08:17
6201文字
会話率:36%
拙作『こうして痴漢冤罪は作られる』の小説版です。
第6話までは、上記拙作とほぼ同じ内容です。
既読の方は、第7話からお読み頂いても良いかと存じます。
本作では、弁護人を『私選弁護人』に変更しています。*痴漢冤罪を着せる恐ろしい童顔の美魔女*
軽い冗談だった。日頃明るい童顔の美女。だが彼女の胸の奥底には恐ろしい魔女の心が宿っていた。軽い冗談が彼女の心の奥に眠っていたもう一人の人格を呼び覚ます。
貧乳で短躯。少女の頃から大きなコンプレックスを抱いていた身体のことを指摘された女は激しい怒りを胸に、密かに復讐の機会をうかがっていた。
そして2年。ついにその時はやってきた。
登場人物
神野 宏(ジンノ ヒロシ)…………冤罪を着せられたKスポーツジムの会員
野々宮 奈穂(ノノミヤ ナオ)……Kスポーツジムの受付係。自分の身体に大きなコンプレックスを持っている。
大友 裕子(オオトモ ユウコ)……Kスポーツジムのインストラクター。実際には何もできず、多少知的面が疑われる。
藤谷 慶(フジタニ ミチ)…………Kスポーツジムの会員。神野とは入会直後からのトレーニング仲間
仙人(センニン)………………………Kスポーツクラブの会員。神野のマラソン仲間であり、もっとも信頼しあってる腹心の友でもある。
村井 邦彦 (ムライ クニヒコ).....元Kスポーツクラブの会員。神野のマラソン仲間の一人。世情に精通している謎の人物。
山本 弁護士(ヤマモト).................村井 邦彦と親交がある。今回、村井の紹介で神野の弁護をする事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:13:58
45431文字
会話率:61%
この作品は「カクヨム」投稿サイトに掲載済です。
痴漢冤罪を着せる怖ろしい童顔の美魔女
軽い冗談だった。日頃明るい童顔の美女。だが彼女の胸の奥底には恐ろしい魔女の心が宿っていた。軽い冗談が彼女の心の奥に眠っていたもう一人の人格を呼び覚
ます。 貧乳で短躯。少女の頃から大きなコンプレックスを抱いていた身体のことを指摘された女は激しい怒りを胸に、密かに復讐の機会をうかがっていた。
そして2年。ついにその時はやってきた。
登場人物
神野 宏(ジンノ ヒロシ)…………冤罪を着せられたKスポーツジムの会員
野々宮 奈穂(ノノミヤ ナオ)……Kスポーツジムの受付係。自分の身体に大きなコンプレックスを持っている。
大友 裕子(オオトモ ユウコ)……Kスポーツジムのインストラクター。実際には何もできず、多少知的面が疑われる。
藤谷 慶(フジタニ ミチ)…………Kスポーツジムの会員。神野とは入会直後からのトレーニング仲間
仙人(センニン)………………………Kスポーツジムの会員。神野のマラソン仲間であり、もっとも信頼しあってる腹心の友でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 16:00:00
82115文字
会話率:55%
『クズ共を断罪し仲間を大切にしただけのなに、何故か美少女メンバーのお姉さんたちから甘々に溺愛されちゃうのだが?』
ハズレスキル【専業主夫】を持つアキ・ランデルは、パーティーメンバーから酷い裏切りをされ追放されてしまう。
途方に暮れるア
キだったが、行き倒れのお姉さんを助けたことから美女だらけのパーティーに強制加入させられてしまった。
そこは、ヤバい女だらけの禁断の花園。純情なのに欲求不満お姉さんたちの魔窟だった。
竜族の血を引くボクっ娘剣士、嫉妬が激しいヤンデレサキュバス、ツンデレだけど胸部装甲薄めのエルフ。彼女たちのパーティーで支援担当を任されたアキは、やがて絆を深め大切で必要不可欠な仲間になるのだった。
ハズレスキルだと思っていた【専業主夫】だけど、実は超レアスキル?
嫁の加護(竜族の加護、魔族の加護、エルフ族の加護)を付与されたアキは、どんどん強く、どんどん成り上がり! そして裏切った元メンバーは、ざまぁされて転落。落ちぶれて惨めに。
でも、勇者になるのは面倒くさいので彼女たちと幸せにイチャラブ生活します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:10:43
252336文字
会話率:55%
ミロウ侯爵家の次女エリーゼは魔力の核も持たず、なぜか幼い頃の記憶も全くない。そろそろ婚約者をと言われ、恋を知らないエリーゼは釣書を全て裏返し指をさして見合い相手を決めた。
顔合わせの日、馬車を降りてきたのは予測に反して見目麗しい男だった
。
動揺するエリーゼだけれど、それ以降も鼓動がおかしい時があって。
記憶が無いエリーゼの、きっと忘れられない初恋のお話。
◆◆◆◆
R15は念の為です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:05:50
123595文字
会話率:32%
その国では、すべてのものよりも、たとえ命よりも大切なもの、それは、究極の美人である。その国の美女たちが、日本に訪れて、巻き起こる物語。常に、その予想を覆す展開に目が離せない。
最終更新:2024-04-19 20:05:47
183450文字
会話率:52%
「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供するサクラです!」
「私の趣味は知らない知識の収集です。そして、読者様の人生にプラスになる知識を共有することです」
この物語では参考文献を元に読者様の人生に役立つ知識を提供します。幅広いジャンルを
扱いますので、どれか一つか二つは読者様にも刺さるでしょう。
短編集になっていますので、すべてを読破する必要はありません。一話で完結します。なので、気になったタイトルだけでもクリックしてください。
知識があれば人生が好転します。また、ライバルに差をつけることもできます。
現状に甘んじて、何も行動を起こさなければ、人生は負け組です。少しでも現状を変えたいのなら、知識を得ることから始めましょう。
世界の見方が少し変わります。
※この物語は参考文献を元にしたエンターテイメントです。事実を確定するものではありません。実践する場合は自己責任でお願いします。
「カクヨム」でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 20:00:00
2267992文字
会話率:99%
「お前の縁談が決まった」
突然決められた婚約。
破天荒な顔を持つ孤高の侯爵令嬢とシリアスで色気漂う無敵の辺境伯。互いを知るにつれ少しずつ距離が縮まる……婚約からはじまる二人の恋を軸に広がる、辺境の地を舞台にしたドラマ。
最終更新:2024-04-19 20:00:00
202906文字
会話率:30%