目を覚ますと、そこは見知らぬ森だった。
しかし、自衛官である自分は動じない。自衛隊では、あらゆる状況を想定して、日夜過酷な訓練を行なっているのだから。
などと思っていた事もありました…未確認生物と遭遇するまでは。まさか自分が異世界に転移する
なんて。しかも異世界での職業は、勇者でも賢者でもなく【自衛官】だった。攻撃やスキルは【正当防衛】が発動しないと使用できない。異世界仕様の自衛官は、縛りがエグい完全なる後攻。だからまずは、回れ右!駆け足逃げろぉ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 09:26:53
383984文字
会話率:59%
ゲームが趣味の稲葉ハルトは、人気のフルダイブ型ダンジョン攻略RPG『インビシブルフロンティア』のプレイヤー。ゲーマーを称して攻略を一切見ないという縛りプレイをした結果、平均到達階層30階と言われているのに3階までしか行けないクソ雑魚底辺プレ
イヤーになってしまった。最初こそ意地になっていたハルトだが、あまりの難易度に心が折れかけてしまう。
しかしこれには秘密があった。実は彼、公式のエラーによりチュートリアルからすぐ超高難易度『ヘルモード』に飛ばされていたのだ。
そんな事はちっとも知らず、ただひたすら敵の猛攻に逃げて耐えて我慢した結果、ハルトは知らずの内に現行最強武器を拾い、普通なら産廃扱いされているスキルもえげつない強化が施されていた。そう、彼はクソ雑魚最底辺どころか無自覚なまま史上最強のトッププレイヤーになっていたのだ!
そんなある日「もう攻略見る!」と思った瞬間聞こえてくる悲鳴。振り返ってみると、現時点で最強プレイヤーかつ、最高の美少女配信者『獅子崎マロン』がオークの集団から逃げていた。彼女はハルトを除き世界で唯一地下100階をクリアしてヘルモードに到達したプレイヤーだった。
なんでこんな所に推しがいるんだと疑問に思いつつオークを瞬殺するハルト。そのあまりの強さに感動したマロンはハルトを師匠と呼ぶと一方的に師事することになる。思わぬ出会いと自分がヘルモードにいたことに驚くハルトだが、当然のように身バレしてネットでもリアルでもバズりまくることに。獅子崎マロンとは、それほどに影響力のあるダンジョン配信者だったのだ。
日常生活に支障が出るほどのバズりに困惑するハルトの前に現れたのは黒塗りのベンツ。いかつい男たちに連れられてこられたのは、獅子崎マロンが所属する『ダンジョンフレンズ』の事務所。ハルトの日常を壊してしまったとスライディング土下座する社長は謝罪しつつもこう提案する。
もしハルトが『ダンジョンフレンズ』に所属してダンジョン配信者になるならば、獅子崎マロンと共に身の安全を保障すると――。
チェストダンジョン配信!
それは「バズって天下を取れ」の意味である!
稲葉ハルトあらため『黒羽ハルト』は、炎上することなくダンジョン配信業を続けることができるのだろうか!?
バズりが人生を変えるダンジョン配信、今日もひと枠いってみよう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 12:42:28
150008文字
会話率:48%
人同士の契約が強い効力を持つ異世界。
主人公のテトは、魔獣を狩る奴隷騎士として、自らの主に付き従っていた。
この世界の奴隷とは悲運な存在である。彼らは生まれついての奴隷で、逃げる事も命令に背く事も、自害する事さえ出来ない。忌々しい奴隷紋
によって縛り付けられ、命令を強要される。
だが、それこそがテトにとっての日常であり、当たり前の事だった。奴隷に生まれた以上、どうする事もできない。自らの運命を受け入れ、大切な人のために戦い続けた。
やがて、戦いの中でテトは才覚を現し、主人の直属騎士に任命されるまでに至った。
しかしある日、それをよく思わない者に裏切られたテトは、そこへ現れた没落令嬢に助けられ──
見目麗しい若き奴隷と、一風変わった没落令嬢の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 18:00:00
31954文字
会話率:43%
伯爵家に生まれたカレン・アーネストは、20歳のとき、幼馴染でもある若き公爵、ジョンズワート・デュライトの妻となった。
しかし、ジョンズワートはカレンを愛しているわけではない。
当時12歳だったカレンの額に傷を負わせた彼は、その責任を取るため
にカレンと結婚したのである。
……本当に好きな人を、諦めてまで。
幼い頃からずっと好きだった彼のために、早く身を引かなければ。
そう思っていたのに、初夜の一度でカレンは懐妊。
このままでは、ジョンズワートが一生自分に縛られてしまう。
夫を想うが故に、カレンは妊娠したことを隠して姿を消した。
愛する人を縛りたくないヒロインと、死亡説が流れても好きな人を諦めることができないヒーローの、両片想い・幼馴染・すれ違い・ハッピーエンドなお話です。
このお話、小説家になろう、アルファポリス、ツギクルに掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 14:27:39
138057文字
会話率:20%
梅の季節が過ぎたころ、ボクは、幽霊坂の向こうにある、乃木神社へと向かった。この神社の白梅の強い香りは、邪気を払うとされる。
心霊写真や、金縛りに悩まされていたボクは、それを解決するため、【梅の御守り】を買いに来たのだ。
え・・・売
り切れ?
なんと、まさかの売り切れ。【梅の御守り】の頒布は梅の咲いている時期だけ。もちろん、今の季節に梅が咲くことはない。仕方なく、代わりに購入したのは、薄紅色した【桜の御守り】。
クルクルと、それを振り回しながら、ボクが見つけた横顔は、五分咲きの可愛らしい姿をした桜の妖精。お揃いの【桜の御守り】が、他の誰にも、見つけることが出来ない彼女の姿を、ボクの目に映したのだ。
誰がどう見てもおかしくて、普通じゃない状態。あんなこんなが起こって、生き残った女の子の秘密に迫る。逃げないで・・・あたしを見つけて。
ボクと泰葉は、摩訶不思議な事件の解くことが出来るのか?ボクを振り回す小悪魔な妖精。彼女に巻き込まれ【乃木坂の事件簿】が、今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 23:59:50
102472文字
会話率:30%
(いつも殺人に遭う探偵と同じ宿なんて、まさに悪夢だ)
舞台は猛吹雪に閉ざされたコテージ。
気づけば私は、アドベンチャーゲームの中に召喚されていた。
配役は作中で一番悲惨な殺され方をするキャラ。しかも、厳しい縛り付き。
犯人が誰かを言えな
い。逃げられない。特殊な能力もない。
あるのは、このゲームの知識だけ。
「早く解いてくれよ……名探偵」
謎を解くのが先か、殺されるのが先か。
私の運命は、名探偵の推理に委ねられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 01:20:17
88770文字
会話率:39%
いじめられっ子の主人公・山田武志は、家族からも虐げられ、幼馴染みにも冷たくされ、友達はひとりもおらず、クラスメイトからはお金をせびられる胃の痛い毎日を過ごしていた。ある日、武志はいつも通り学校に行くと、それまでの心労からか急激に体調を崩して
しまう。暗澹たる気持ちでうずくまる武志に救いの手を差し伸べたのは、奇跡のような美貌を持つクラスメイトの藤原愛手奈だった。藤原愛手奈の現実離れした慈悲と慈愛に心浮かれた武志は、しかしクラスのいじめっ子に手酷い迫害を受け、意気消沈して帰路に就く。救いのない現実に絶望した武志は、アニメや小説のように異世界に転生することを願い、けれど転生したところで自分が活躍できる未来を想像すらすることができず、さらに絶望を深めてしまう。すべてから逃げ出したいと願った武志は、目を覚ますと金縛りのように身体が動かなくなっていた。それどころか自分の意に反して身体が勝手に動き始め、めちゃくちゃな行動を起こし始める。武志の意思を無視して勝手に動く"僕の身体"と"脳内武志"が織り成す日常系逆異世界転生物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 03:22:27
655049文字
会話率:56%
他国との関わりをほとんど無くした美しく、広大な国土を有する大ローテハ公国。だがその裏では、貴族達の私利私欲に塗れた政治と非道な人体実験が繰り広げられていた。
顔無し貴族と呼ばれる顔のわからない看守がみはる刑務所で、実験の末第六感を持たされた
少年少女達は暮らしている。逃げたくても逃げれない。
自分達を縛り付ける機械と、ローテハの切り札、六感保持者の「傀儡姫」がいる限りー。
それでも、実験体の少年達と傀儡の姫はがんじがらめの糸を少しずつでも解こうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 23:55:04
288文字
会話率:0%
本家から呼ばれたために、父と帰郷する千夏。山と海に囲まれた田舎で、高校を卒業したら絶対に都会へ戻ると誓う。そんな中、祖母から言われた迷信を信じずに神隠しに合う。後ろからゆっくり近づく鈴の音。金縛りにあい、動けない体。何一つ自分の思い通りに
ならないことに、とうとう千夏はキレる。怒りで動けるようになった千夏に、一人の男の人が手を差し伸べ、二人で神隠しから逃げ出す。
女子高生×エロ神獣×怪奇現象。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 00:11:16
7718文字
会話率:66%
「沢さんホントありがとー!」
「いえいえ。見れた?お子さん」
「少しだけ。嬉しかったーあ、なんと感謝していいのか」
「あんさ、会おうと思えば実の子なんだからこんなことをしなくたって会えるでしょ! なんか不可思議で。第一、飼手て言ったけ、金亡
者だね、そんな下宿人に預けておくなんて心配にならない、第一お子さんが惨め。教育上からもサゲ、性格だってそのうち皮肉れるよ」
もお!どうしていいのか?どうしようもなくなって。そこでひらめいたのが沢さんだった。沢なら弁護士さんだしタイプもオケなのでアパート代貸してと頼んだのでした――当然アパート後も沢なら金銭共々援助してくれるにちがいないという算段があったことは当然の成り行きと履んでいた。
沢には、まだ子供だった時から云うに言われない苦労をしてたんだなぁ……紗花が話し終わった様子はどこかにかすっきりした安堵感のような顔つきに映って見えた。
残る懸念は、沢に迫る十三段階段、縛り首で殺されたら……逃げ通すしかなかった。
「オオ!寒っ!」とスタバを出た彩花は沢の上着のポケットにサッと手を潜り込ます。沢も紗花のポケットに入れる。すると「暖かい! 愛が伝わるわw……このままポケットに入って小人のお人形さんになったりして、なんちゃってww」と紗花は一言。普段なら気恥ずかしい言葉をなんの屈託もなく云えてしまう彩花が、この子可愛い!と胸にしびれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 10:20:53
58794文字
会話率:34%
Lv1固定、全魔術習得(※マナ不足)、そしてエロMODさんNPCに見知らぬおっさんが憑依転生。
元のお姫様の魂と同居しつつ冒険するお話だよ。
おっさん、まさか自分が遊んでたゲームの有名エロMODさん(雑魚)に転生するとは人生なにがあるかわか
らないね。むっちゃはーどもーどだよ。他の転生してきたプレイヤーさんが遠慮なく、『あのエロMODさんだー!』って来るんだ。これはもうヤられる前に殺れだよ。いっぱいエロMOD入れてごめんね、オーセンエンデさん。
なんか気がついたらドラゴン退治してたりロリっ子神官達を両手に抱えたり、心の嫁さんときゃきゃうふふするファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 13:20:32
113066文字
会話率:33%
「僕は正しいことしかできない」
はずだった。
自分を高潔でまじめ、そして誰よりも清廉な人間だと信じていたアキラは、高2のある日、家の中からとある診断書を見つけ出す。
そこには、アキラの信念や倫理、人格そのものを覆す衝撃的な事実が羅列さ
れていた。
アキラは「将来取返しのつかない犯罪を起こすと予言された子供」だった。
幼少期に頭に人工知能を埋め込まれ人格を矯正されていたという事実が、アキラを強烈な自己否定へと導いていく。
自分が「天使」と呼んでいた存在が人工知能であったことを知り、アキラは天使から解放されるために自殺すら試みた。
しかしアキラに待っていた結末は、異世界への転移だった。
異世界ではひと時の平穏を手に入れていたアキラだったが、天使と対極の存在である異世界の悪魔と出会ったことで、アキラは元の世界よりも過酷な道を歩むことになる。
天使の制約はアキラを正しさに縛り付け、悪魔の力はアキラを殺意と血の世界へと引きずり込む。
天使はアキラが逃げることを赦さない。
悪魔はアキラに逃げることを許さない。
天使と悪魔に板挟みにされながら、それでもアキラは自分を支配しようとする天使を壊し、悪魔との契約を解除するための道を探っていく。
※カクヨムにも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 21:15:25
157684文字
会話率:39%
乙女ゲームに転生した主人公は前世では、とある理由から心が壊れてしまっていた
転生した主人公は家族以外誰とも関わらず1人で生きようと決める。
主人公は死んでも尚とある人物の事が忘れられず今も悲しみ続けていた。
婚約者には婚約破
棄してもらい1人で世界を旅をしようと考えていたが婚約者の態度や行動がゲームと違う?
「あの、離してください」
「やだ、こうやって抱き締めておかないといなくなっちゃいそうだもん(もう一度会えたんだ今度こそ最後まで一緒にいたい、死んでも逃がしてあげることは出来ない誰にも渡さない)」
「?」
鈍感天然な主人公と執着心の強い溺愛ヤンデレ婚約者の、囚われてるのに気づかず婚約破棄してくれると信じて疑わない主人公を、死んでも縛り続けるある意味イチャラブな話
主人公による最後の決断で世界の運命が決まる。
神様「婚約者をフッて逃げ出さないで〜!そんな事したら魔王が出てきちゃう!てか私が殺される〜!!」
そんな2人の囲い込み系ラブ小説
アルファポリスにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 19:00:00
24557文字
会話率:32%
魔王討伐のため異世界転移させられたゆとり学生は、神からチートステータスを授かったが、日本人固有スキル「憲法9条」がスキルとして登録してあった。
スキルの効果で、武力による威嚇や武力の行使を禁止されているため、戦闘のために作られた武器を装備で
きず、最弱モンスターも倒せない主人公。
神から頼まれた魔王討伐が遂行できずに、生活費を稼ぐため非戦闘の雑業をする日々。
異世界にも慣れ、自身の宿命を忘れていた頃、魔王軍が襲撃してきた。逃げ惑う人々、燃やされる住処・・・平穏だった生活から一変し、地獄と化す。そんな中で、主人公はどう立ち向かっていくのか。
※ネタ小説。法の抜け道を考えながら戦う、縛りファンタジー小説です。魔王討伐まで、憲法9条を破棄したり、改憲したりしない予定です。不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 00:00:00
326文字
会話率:42%
もうすぐ三十路のおっさんが過労自殺して転生した先は、異世界に暮らす勇者ちゃんの肉体だった。
ユニークチート『毒使い(ポイズナー)』を携えて、仲間達と共に魔王討伐に乗り出したものの、敗走。
魔族の王から逃げた代償は、拘束の魔法によりリアル縛り
プレイ状態でリトライすることだった。
このままでは勝算もない。
よって、世界に四体いるダンジョンマスター達の力を取り入れるために求婚することを決める。
魔王に無力なチートスキルだったり、意味不明な縛りプレイだったり、と。
理不尽は数あれど、今日も勇者ちゃんはダンジョンの最奥で毒を吐く。
そんなシュール・ラブ・コメディ。
※タイトルの割りに、良くて微エロまでです。女性に優しい仕様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-04 13:22:44
170916文字
会話率:39%
ガンアクションが読みたい方は別バージョン『人生ホラゲー状態なのでハンドガンは初期装備です』(https://ncode.syosetu.com/n0912ej/)をどうぞ。
新感覚、ビビリ系無双ホラーノベル!
逃げ回るだけが
ホラーじゃない。かっこよく立ち回るだけが主人公じゃない。
情けない悲鳴を上げながら怪奇現象相手に無双する主人公が居たっていいじゃない。
銃器で無双するだけがホラーじゃない。
ナイフ一本で立ち回ってもいいじゃない。
……え? 銃を持たせてくれ? ここは日本だから無理。
巻き込まれ系主人公もかくやのごとく怪奇現象に巻き込まれる主人公が、
ナイフ一本と持ち前の身体能力だけで立ち向かっていく無双ホラーノベル、ここに推参!
見切り発車のため、設定が丸ごと変更になる可能性があります。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 20:24:09
35388文字
会話率:35%
この小説は拙作『ビビリですが怪異退治はナイフ縛りが基本です』(https://ncode.syosetu.com/n1513ee/)の別バージョンです。
ストーリーはほとんど変わりませんが、主人公の設定は大幅に変更されています。
ナイフ無双
が見たければそちらをどうぞ。
訳の分からない場所に閉じ込められて、物理法則を無視した化け物に襲われて、
助け出そうとしたヒロインは貪り食われて、やっと自分だけは助かるビターエンド。
そんなのはもうコリゴリだろう?
お約束もなにもかも無視して、ホラーな状況で無双します。
怪奇現象? ぼっこぼこにしてやんよ。
逃げ回るのがホラーじゃない。
立ち向かってこそのホラーだ。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 20:22:38
33580文字
会話率:34%
「空気が吸えなくなったら、ママのオッパイでも吸ってりゃいいんじゃねぇの」
ある夜、襲ってきた激しい恐怖と危機感に突き動かされるがまま、訳も分からない「何か」から逃げた。
その姿が「何か」の興味を引き、ただの人間である"ちはる&q
uot;の前に、突如として「吸血鬼」を名乗る男が現れた。
命を掴まれている感覚、縛り付けられた体、言うことをきかない足、恐怖に震える唇、それなのに、まるで出会うことが当然であったかのように、彼のことを受け入れてしまう。
煽り上手で喧嘩っ早い最強皮肉屋吸血鬼と、気の強い女子大生の大人の純愛ファンタジー。
切なく儚い物語に、ちょっぴりえっちで痛快な”煽り”のスパイスを添えて、召し上がれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-16 11:30:05
98200文字
会話率:29%
ぼっちでも無く、かと言って人気者でもない、一言でいうなら”主人公の友人”…の友人的存在…。そんな普通の高校生、訪藤滄多。(すどう そうた)
いつものように就寝前の日課であるオンラインゲームをプレイし終え、そのまま眠りについた夜。その夜を境に
滄多のいつもの日々は終わりを迎える──
滄多が目を覚ますと、そこは木漏れ日が差し込む森の中だった。状況が飲み込めない滄多の前にモンスターが現れ、滄多は逃げようとするが体が動かない。その代わりに滄多の目の前にはよく見たことがあるRPGのコマンドが!?
まさかの初見縛りプレイの異世界で滄多はどう足掻くのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-08 22:31:50
6921文字
会話率:50%
嘘をつかれて、裏切られて、暴力を受けて。
そうして逃げた先で彼女が出会ったのは、一匹の“猫”だった。初めて知る、自分より弱い存在だった。
「あたしがお前を助けてあげる。お前はあたしが守ってあげる。あたしがお前の親で、あたしはお前の味方だ
よ。あたしだけが、お前の味方なんだよ」
誓いはやがて彼女を縛り、元から歪な“猫”との関係を、更に歪めて歪ませていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-01 21:03:25
10315文字
会話率:5%
平日夜の駅前に女性の悲鳴が突然響く。
血しぶきをあげて倒れた中年サラリーマンを見た中年女性の声だ。
殺したのは、半そでセーラー服姿の女子高生。血刀を振り下ろしている。
「まず一匹」
それだけ言い残し次々と周りの人に斬撃を見舞う。
いつの間にか拳銃も手にして逃げ行く人を撃つ。手当たり次第というわけではないようだ。
やがて、警官につかまってしまう。
意外な顔をして。
そして取調室で分かった。
この警官もすでに乗っ取られていたのだ。だから、自分の超能力が封じられたのだと。
他サイトの、比較的縛りのきつい競作企画に出展した旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 00:01:39
2289文字
会話率:38%
火の鳥が大量発生しました。
町は燃え盛る炎に沈み人々は逃げますが、一体どこに逃げるやら。
佐々木陽二は逃げるのをやめて、好きなことをすることに決めました。
すると、部屋の窓に一羽の火の鳥が。
「お前の曲、気に入った。俺のために吹いて
くれるのなら、俺の背中に乗せてやってもいい」
こうして陽二は逃げることに成功します。
が、津波が来て町が沈みました。
それを見た火の鳥は、陽二を海に沈んでない場所に降ろした後、帰ると言います。
「火の鳥は火の中でしか生きられないんだ。せめて、仲間が沈んだ場所に少しでも近い場所で死にたいね」
陽二は思わず叫ぶのです。
「おいっ、人も同じだ! 人も人の中でしか……」
他サイトの、比較的縛りのきつい競作企画に出展した旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-15 00:53:01
2420文字
会話率:46%