不死身の傭兵ヴァリウス。そんな大仰な二つ名に、当の本人は頭を悩ませていた。彼は比喩でもなんでもなく、本当に不死身だったのだ。面倒なことになる前に、二つ名の轟く地域を離れようとするヴァリウスに、相棒の妖精、クリスタは、最後に名声を利用して、一
稼ぎしようと提案した……
中学生のころに書いた小説を、ほとんどそのまま上げています。
そのため、言葉遣いや展開が拙いところございますが、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 05:01:09
38002文字
会話率:38%
学術都市グレンツェンで生活する主人公たちの日常を描いた物語。
多彩な人種、地域、価値観、文化、おいしい食べ物を通して成長する人々の、ゆるかったりちょっと刺激的だったりするストーリー。
メインヒロインは【小鳥遊すみれ】という少女です。島国の中
でも孤島で過ごした彼女は16歳になって初めて大陸に上陸します。しかも海外での生活でてんやわんや。あたふたする少女はたくさんの出会いを経て成長していきます。
…………が、メインヒロインは小鳥遊すみれですが他の登場人物にも個性があり、人生があり、夢があります。そんなメインヒロインを取り巻く彼らを主眼としたストーリーも展開していきます。
物語の構成上(というよりは作者の趣味嗜好ゆえに)、ある一定の目標設定はありますが個人個人の日常風景の描写を日にち単位で刻んでいくので目標に辿りつくまでにとてつもない時間がかかります。あくまで日常系ストーリーなのでまったりゆったり進んでいきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:00:00
2066167文字
会話率:31%
貧農の子ユウは飢餓に苦しむ親に人買いへと売られた。
町の商人に買われたものの、不況の波に飲まれて解雇されてしまう。
町の外に放り出されたユウは何もわからないまま路頭に迷った。
しかし、そこで貧民のグループに助けられてから運命が変わる。
もちろん生活は楽ではない。
抱いていた希望が砕けることもある。
それでも明日を信じて生き抜いていった。
やがてユウは冒険者パーティ『古鉄槌(オールドハンマー)』に入り、これを引き継ぐ。
そして、迷宮、大国、未開拓地域、不思議な場所を巡り冒険するのだ。
これは、数ある冒険者の話のひとつであり、けれど他とは少しだけ違う物語
※注意※
2章までは冒険者になる前の話でしかも長いです。
特に最初は戦いはあんまりありません。
主人公ユウが冒険者として旅に出るのは4章から(の予定)
ゆっくりのんびり読んでもかまわない方のみ推奨です。
ストックがある間は毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:00:00
1132520文字
会話率:57%
社会人四年目にしてしっかり挫折していた大貫周(おおぬき・あまね)は、ある日突然、異世界に転移する。
転移直後に魔物に襲われた周は、剣すら握れないながらも特異なバフを付与できることに気づき、その場に居合わせた少女・アネサとともに難所を逃れた
。
聞けば、アネサは冒険者ギルドのマスターだという。老舗ではあるものの競合ギルドに押されて、解散の危機に瀕しているという。
アネサには助けてもらった恩がある——。
何より、自身と似た目をしている——。
行くあてもない周は、自分のバフを冒険者向けの商品とすることで、アネサのギルドの立て直しを手伝うことになる。
小さくて古くさいギルドを通じてアネサたちと関係を深めていく周は、次第に地域での存在感を高めていく。
足元をすくおうとする者、躍進を押さえつけようとする者も現れる中、アネサと周は大陸全土を巻き込む大きな事件の中心となっていくのだった——。
※毎週更新です。この連載は毎週土曜日0:00に更新されます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:00:00
25864文字
会話率:33%
人類と魔族は長い歴史の中で、何度も争い続けていた。
白き神を信奉し、理性を重んじる人族。
黒き神を信奉し、本能を重んじる魔族。
時代によっては互いに歩み寄り、協力関係を結ぶ事もあった。
しかし、今の時代は互いにいがみ合い、一部の地域では
小競り合いも生じていた。
人族と魔族の全面戦争が始まる、まさにその時……。
そのタイミングで人族の希望――勇者アレックスが立ち上がる。
更には彼を補佐する仲間、勇者パーティー『ホープレイ』の活躍により人類は優勢となった。
勇者および『ホープレイ』の活躍により時代が変わる。
そして、この世界では新たなる物語が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:30:00
188130文字
会話率:39%
2032年、世界に異界のゲートが開かれたことによりゲートから魔物が流れ込み世界は壊滅状態。
都市の島はA、B、C、D、E区域に大きく分かれた。
しかしA、B、C区域は壊滅、DとE区域のみが住める地域となっていた。
都市の島外は森や山
に加え、村や都市も多数存在する。
今現在外との通信はなく、存在しているのかも不明。
2033年、人間から災いの子が生まれ、魔法のような能力が生まれる。
災いの子は猫、犬、うさぎなどの獣耳が生えた新たなる種族でもある。
しかし、忌み子として扱われることが多い。
災いの子の中には魔物だけではなく人間を殺す者も存在する。
2077年、D区域にいるリオは戦闘教育学校に通っていた。
リオは人との関りをほとんど絶ち、長らくの間一人だった。
そんなある日、戦闘教育学校に行くと災いの子、ラナに出会い大きく変わっていく。
リオと災いの子のラナは平和なひと時と共に残酷な運命がやってくる。
崩壊と共に――。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カクヨムやPixivでも投稿してる「やみうさぎ」です。
なろうにもこれから投稿していこうと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:01:17
132877文字
会話率:42%
【000 序 ~あらすじ~】
古代ヴェルト史とは、龍王暦元年、八大龍王による八つの秩序――八國の誕生から始まり、一〇五〇年に勃発する未曽有の大戦――いわゆる世にいう『ヴェルト戦役』が十二年続き、その後、連邦国家による統一がなされるまでを
表わす時代である。
そして、そのヴェルト戦役を経て連邦国家による統一までの千年もの長き年月、大陸ではさしたる大きな争いもなく、八つの國が存続する平和な時代が続いたとヴェルト史に記され、それが通説として長年信じられてきた。
しかしながら、最新の研究結果により、それは虚構を多分に含む歴史であることが判明されていく。それによると、龍王暦が始まって千年もの年月、ヴェルト大陸全体で争いが全く無かった時は、ただの一度もなく、各国の国境付近では、常に國同士の争いが絶えなかったというのが真相であったらしい。ただ争いといっても、一地方や一地域の争奪戦がほとんどであり、それも数日から数か月程度のものが大半であったという。
そういう意味では、“さしたる大きな争いもなく、平和な時代が続いた”というヴェルト史の表記も、狭義の解釈で言えば、あながち虚構と言いつのるほどのものではないのかもしれない。ただ一つの例外を除いては……。
ただ一つの例外。
それは、龍王暦二〇〇年前後のことで、この時代に起こった戦いのほぼ全てを総括して『六将大戦役』と呼ばれた。文字通り、六人の将軍を中心とした戦いであるが、その六人の将軍は全て八國のうちの一國に所属していた将軍であった。
この“奇跡の人材結集”現象により、その一國――ソルトルムンク聖王国は、その大戦役以前の他の七国と同程度の國から、他の七国全ての国力を合わせてなおそれを上回る超巨大な国家へと成長したのであった。
これに対し、ある時には八國の建国神である八大龍王が、六大将軍もろとも、“龍王の建国した國を一つとして滅亡させない”といった八大龍王伝統の約定を違えてでも、聖王国を滅ぼうそうと画策し、またある時には、人である六大将軍の意向を尊重するが故に、神である八大龍王が忖度し妥協するといった、起こり難き事象も実際に起こったのであった。
さて、これからこの『六将大戦役』という一大戦記を、古代ヴェルト史を基礎(ベース)に、最新の説も織り交ぜつつ、六大将軍を中心とした人々の生き様に焦点をあて、語っていくこととする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:48:12
688895文字
会話率:24%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:01:42
114855文字
会話率:25%
長崎の島原市にある大三東(おおみさき)高校に、東京から美少女がやって来た。名前は雅楽川実音(うたがわみお)。彼女は以前、吹奏楽の強豪校にいたらしい。弱小吹奏楽部の音和海(おとなぎうみ)は、彼女を勧誘する。
「一緒に全国目指そ!」
「ごめん、
できない」
果たして、無事に実音を入部させられるのか。そして全国大会へ行くことができるのか。
実音に恋する海の幼馴染で野球部の暾大護(あさひだいご)や、個性豊かな部員達、頼りない顧問や地域の人々。様々な出会いや経験が、彼女達を強くする。
それぞれの恋模様も気になる、本格吹奏楽ストーリー。
現役の吹奏楽部員にとって、この作品が少しでも役に立てば嬉しいです。経験者の方には「そうそう、そんなことあったなぁ」と懐かしんでいただけると思います。吹奏楽未経験の方も、高校生達のキラキラな青春を楽しんでください。曲名が登場した時は、是非音源を探して聴きながら読むことをおすすめいたします。
また、長崎の島原市をはじめ島原半島の魅力も伝われば幸いです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
GW中は、毎日2話ずつ更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:21:12
66183文字
会話率:59%
少しの先の未来の話をしよう。人類の滅亡へのカウントダウンは突然に始まった……
魔の巣と呼ばれる不気味な紫色をした雲が突如世界各地に現れた。魔の巣は異世界とつながっており、雨とともに、ゴブリン、サイクロプス、ドラゴンなどのファンタジー小説
に登場するような魔物が降りそそいだ。大地を覆った魔物達は人間に襲い掛かった。レインデビルズと名付けられた魔物達に、各国の軍隊は対応したがは彼らは銃弾を弾き、ミサイルの爆発の中でも涼しい顔ををする。通常兵器が通じないレインデビルズに人類は蹂躙されわずかな期間で人口と支配地域の九割を失ってしまった。人類はレインデビルズにより絶滅させられる寸前へと追い込まれた。
だが…… 世界的製薬会社を持つ、ライザー財閥の科学者が、海からある物質を開発した。エーテル名付けられたその物質を、武器にコーティングすることでレインデビルズへダメージを与えることができた。対抗策を得た人類は絶滅の一歩手前で踏みとどまった。
千葉県房総半島の先端にあるツマサキ市。房総半島の先端から北へ十キロほどの範囲と周辺にわずかな集落が、日本で人類に残された領域だった。この町をレインデビルズから守るのはエーテルを開発したライザー財閥傘下の民間軍事会社『番傘衆(ばんがさしゅう)』だった。
番傘衆の第三遠征団特務第十小隊に所属するレイは高校生。彼は学校に通いながら対外界生物用パワードスーツを操り、両親を殺したレインデビルズを倒すべく戦っていた。生き残るために戦いを選択した者、戦いから逃げる者、様々な人々と出会いレイは成長していく。レインデビルズとの戦闘は激しさを増していく。彼らはレインデビルズから地球を解放することはできるのだろうか。
※小説家になろう、ノベルバ、カクヨムにて連載しております。
木曜日から日曜日に一話ずつ更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 17:11:48
112400文字
会話率:58%
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
魔法が存在し様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動していた。
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国とい
う二つの国が争いを続けていた。
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れている。
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました。
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまいます。
そして、あろうことか男の子を行商人に売り渡してしまったのです。
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます。
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります。
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
男の子が成長していく過程を、どうかご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 14:07:54
723049文字
会話率:43%
時は西暦二千四百二十二年。
西暦二年百年代に開始された地球人類の本格的な宇宙進出と宇宙進出が軌道に乗り始めると時を同じくして現れ始めた新人類ネオヒューマンとの共生が進んだ時代が過ぎ。
続く西暦二千二百年代から本格的に始まった各太陽系惑星のテ
ラフォーミングが火星、木星圏、金星と成功し次の惑星へと進み始めた時代が過ぎた。
そして二千三百年代初頭、地球人類は太陽系惑星全てのテラフォーミング計画の促進と、その先にある外宇宙探査の為の新技術創出を企図した特殊実験の失敗によって開かれたゲートによって精霊界、魔界、天界の三界の内、神則によって交流が禁止されている天界以外の精霊界と魔界との交流が始まった。
そこから約百年が経過したこの西暦二千四百二十二年現在、六年前から始まった魔界による精霊界への侵攻、そして地球圏では中華帝国とロシア帝国が中心となって結成された新共産同盟によって引き起こされた極東地域への総攻撃と共に三年前に始まった第三次世界大戦によって精霊界、魔界、人間界の三界全土で大戦乱の嵐が吹き荒れるそんな時代、三年前の総攻撃で滅ぼされた一国家の一角で一人の少女が暮らしていた。
これはその少女と仲間達との長きに渡る戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:06:31
525922文字
会話率:50%
少年兵は昼寝を邪魔された。
首席生徒ジンの眠りを妨げたのは次席の少女。人気者で端正な顔立ちの少女ミカナは、射撃訓練をサボったジンを見兼ねて連れ戻しに来た。ジンはミカナに昼寝をさせて事なきを得た。
後日上官にサボりを咎められ、ジンはミカ
ナと二人で未開拓地域の探索に挑む。
人の手が入っていない場所に小屋を見つけたその時から、ジンとミカナの仮初の家族生活が始まった。
舞台は技術的特異点後。人類とAIが戦争中。
首席の少年と次席の少女が紡ぐ恋愛劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 10:10:00
145638文字
会話率:41%
今から遡ること千年前。
妖と呼ばれる異形の存在が時に災害を起こし人々を脅かしていた。
そこで妖を退治するべく立ち上がったのは【対妖討伐隊】。
彼らには妖に対抗する為の退魔の力が備わっており、妖と人間との戦いは現在でも続くことになる。
対妖討伐隊には主力の四家がおり、東野家・西条家・南場家・北都家である。
この四家は妖に強い憎しみを持ち、妖討伐の最前線にいた。
しかし、この中で東野家だけこの争いに疑問を持ち始める。
『このまま妖と戦うより、仲良くした方がよくね?』
当然他の三家からは非難の嵐である。
争い事が嫌いなのは何も人間だけではなく、勿論妖の中にも争い事が嫌いな妖は存在しており、その妖たちは東野家に集まった。
流石に主力の一家と争いたくない対妖討伐隊は一部の地域のみで人間と妖の共存を認めた。
それが【人妖町自治区】。
今では【人妖町】と呼ばれている場所である。
「……うん、話の内容が長いよな」
現在の東野家の跡取りとなる一二三。
残念ながら、面倒くさがり・マイペース・無気力の3Mが揃ったいわゆるダメ人間である。
そんな一二三に差出人不明の荷物が着払いで届き、これがきっかけで運命が動き出す。
「差出人名ぐらい書いて、しっかりお金を払って郵送しろよな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 10:00:00
35362文字
会話率:64%
極貧な子供時代を過ごしたが故に食に貪欲な性格に育ったアイラは、十八歳のある日、住んでいた街がとある魔法使いの爆破魔法のせいで吹っ飛んでしまったので、職&新たな食材を探して国境を越え隣国の冒険者都市へと足を踏み入れる。
そこは過酷
な環境故に魔物がうごめく地域で、そして(アイラにとっては)ありとあらゆる食材が集う夢のような都市だった!
爆破? 家なし? それがどーした、負けてたまるかっ! どーせ住むとこ無くなったんなら、まだ見ぬ美味しい食材求めて冒険者都市で次なる人生を送ってやる!!
相棒のもふもふ火狐ルインにまたがって、アイラはまだ見ぬ食材を求めて森を平野を雪山を、火山を海を縦横無尽に駆け回る。
そんなことをしていると、アイラの評判がどんどん冒険者都市で広がっていき……。
ーーこれは一人のたくましい根性を持った少女が、冒険者都市の周辺で凶悪な魔物をやっつけて料理を作り、冒険者たちや都市を統括する貴族の胃袋を掴んでいくお話である。
※この作品はカクヨムでも公開しています
※無断転載、翻訳、AI学習などは固くお断りします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 08:13:03
298457文字
会話率:55%
日本海側に位置する北夏梅市役所地域生活課は、市内で起こる不思議な現象に対応する部署である。ざっくりした掌握業務から、様々な相談事を受けるが、主業務は通常の方法では解決できない、怪奇現象などの対処。所属する職員も、霊視能力者の課長をはじめ、元
巫女や似非陰陽師に超能力者などキャラが強い。
そんな部署に配属された、院卒1年目、向坂の運命やいかに。
※ジャンル的にはラブコメに近いと思われます。怪異が主題ですが、ホラーと言うほどホラーではないと思います。
※怪異はざっくり。そう言うこともある。かなぁ?という感じです。
※時々、メタ発言が飛び出す可能性があります。
※いつも通り設定が緩いので、薄目でご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
158501文字
会話率:59%
元SEのクチキシゲルは異世界ミスマに次期世界樹候補のクッキーとして転生。
担当ドライアドであるアディとともに緑を増やして支配地域を拡げているある日、オアシスと化した[世界樹の森]で旅商人から[ビキニアーマー]の存在を知る。
興味を持
ったアディの誘いを受け、数年前から住み着いているエルフのユーリとともに、世界樹を素材にして作られた木製躯体・マリオネットに憑依して[ビキニアーマー]のあるというカーキ=ツバタ王国へと向かう。
そこで王国に伝わる[100年後の災厄]に偶然?遭遇してしまい、なりゆきで王国を救うことになった。
ダークボトムズからの襲来者、カイマの猛攻に劣勢となり危機が迫る。
そして王国の親衛隊がついに立ち上がる、ビキニアーマーをまとって──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 07:00:00
232404文字
会話率:44%
主人公、白石涼(しらいし りょう)は、日本の大学で民俗学を研究する大学教授。彼は特に日本の古代伝承や神話に詳しく、その知識を活かして様々な地域の文化や風習を研究してヤバイやつ認定されていた。ある日、彼は研究中に謎の古書を見つけ、その古書を手
にした瞬間、異世界に転移してしまう。
涼が目を覚ますと、そこは魔法と伝説が息づく異世界の村だった。村には不思議な風習や古代の神々に関する伝承が数多く存在し、村の儀式
精霊の舞を見物している時、村に古から祀られていた精霊「ラカン」に認められ、不思議な力を得る。涼はラカンと共にこの世界で民俗学者としての役割を果たすことになる。彼は現地の人々と協力し、異世界の伝承や風習を解明し、それらが持つ力を理解していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 23:34:31
1462文字
会話率:35%
今から近い未来、それとも遠い未来―――――地球は変貌した。
それは宇宙より飛来した七つの隕石のせいだ。
それは七つの地域に落下し、そこの国に壊滅的な損害を与えた。
それは人類が経験した事が無い脅威だ。
隕石は奇天烈怪奇な猛獣を吐き出し、周囲
の自然環境を変化させた。
変化というよりかは浸食。
浸食というよりかは改編。
とにかく地上はかつての地球生命体の楽園ではなくなった。
人類は地下に、空に、宇宙にへと逃れた。
それから十年。
変わり果てた地上を取り戻すべく、一つのプロジェクトが立ち上がる。
【プロジェクト・ドッペルゲンガー】
地上で活動するためのクローンを製造、運用する、という狂気の計画。
通常時であれば倫理に引っ掛かるとして廃案になるはずのそれは、人類の絶滅の危機に際しては罷り通ることになる。
人類は追いやられた先で食糧難に陥り、多くの餓死者を出す形となった。
そこでは食料を生産するには困難な土地や環境であったからだ。
頼みの綱は脱出の際に持ち出した保存食。
缶詰やペットボトルといったもの。
しかし、それとて限りがある。
多くの難民を抱えた集落《コロニー》は早々に食糧難によって自滅していった。
だからこそ、彼らは狂気の計画に頼らざるを得なかった。
己の分身を改造、強化し、地上に向かわせ、食料を確保し持ち帰らせる。
或いは猛獣を討伐し、食料に変える。
全ては人類が生き残るための計画だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 22:52:53
194333文字
会話率:39%
舞台は二〇一九年。
皆さんは、『|怪異《かいい》』という存在をご存じでしょうか。今では日本全体に当たり前のように蔓延る『怪異』が初めて出現したのは、もう何十年と昔のこと。
『怪異』とはその名を持ちながら、人間の姿に化ける。
『
怪異』は一度でも触れることを条件として、触れたものに変化することが出来る。現代で発見された、『怪異X』による手記によれば、初めは偶然と野良犬に、次は猫に、魚に、鳥に、そして人間に変化したという。
見た目だけが人間に変わるのではなく、骨格や筋肉、感情や思考まで変化するそれは、まさに『怪異』と称するに値する。
――君の近くにいる人間は、本物か。
『怪異』による事件は後を絶たない。道行く人々に成り代わり、成り代わった人が所属するコミュニティを内部から破壊することなど朝飯前。全員を殺すなり、人間関係を破滅させるなり、快楽的ともとれる犯行が流行となっている現代を世紀末と言わずして、なんと言おう。
「おはよう」、「またね」、そんな何気ない言葉を毎日のように交わした友人が実は『怪異』だったなんて話も後を絶たない。
『怪異』による大規模な日本襲撃は既に何度も起きている。死者数は数知れず、既に『怪異』に乗っ取られ、立ち入り禁止区域となっている地域も少なくない。
これは、『怪異』を憎み、嫌い、そして最後には。
――人間の勝利を望む青年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 22:09:45
58030文字
会話率:36%