魔王を討伐し、世界を救った英雄は寿命でその生涯を終えた。
しかし彼は再び目を覚ました。それも若い身体で、全盛期よりも更に強くなって。
「まぁいっか!変なしがらみもないし、この身体でやりたいようにやろう!」
並行世界の自分はただの凡人であ
る。だが、中身は英雄として名を馳せた老勇者。
そんなちぐはぐな英雄は、旅をする内にこの世界の歪みを目の当たりにする。
かつて前の世界を侵略した魔族。彼らはこの世界では虐げられる存在であった。
迫害され、奴隷のように扱われるかつての敵……。
それを見て英雄は決意した。
──魔族でも、虐げられる存在は守らなければならない、と。
「いいさ、俺がみんなを笑顔にしてみせるから」
傍らに魔族の少女を引き連れ、英雄は世界を巡る。
かつて魔王を討った英雄は、今度は魔族を、そして世界を救うために再び剣を取った。
これはそんな英雄が……再び異世界で織り成す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:00:00
193460文字
会話率:38%
娼館にひとりの乙女あり。名はジョゼ。娼館「リロンデル」の幼き経営者である。
娼館に買われた出自不明の少女は知識に長け、何カ国語をも駆使する才媛であった。娼館の主のはからいで、ジョゼは娼婦ではなく、次期経営者として育てられる。
ジョゼは色恋沙
汰による殺人事件や策謀渦巻く貴族社会、政界スキャンダルに幾度となく巻き込まれるが、年齢に似合わぬ人並外れた知略を巡らせ、個性豊かな娼婦たちと共に事件を鮮やかに解決して行く。
その活躍の噂が裏社会に広まるにつれ、やがて彼女の存在は王族にも知れ渡るようになるが、ジョゼにはある秘密があった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 16:40:38
242696文字
会話率:52%
ハズレスキル「鍋奉行」で魔王を倒さなくてはならなくなってしまった勇者──しかし彼には、ある秘策があった!
最終更新:2021-11-19 18:38:37
3482文字
会話率:47%
マリアは子が出来ず30歳で離縁され、次は退役した伝説の老騎士・軍人公爵テオの元に嫁がされた。父親より年上の男との政略結婚。悪夢の結婚生活、と思いきや──
「私あの時、不幸でよかったです。」(https://ncode.syosetu.co
m/n5432gq/)の連載版です。
2020.12.14、日間異世界恋愛ランキング16位、月間異世界恋愛ランキング55位になりました。応援ありがとうございます♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 12:04:42
130029文字
会話率:50%
力こそが全ての世界。その世界でも、婚約破棄は行われていた。しかし、解決策は拳。己の拳のみである! ……と言っても、恋愛要素もありますので、「異世界恋愛」でお願いします。
最終更新:2024-12-17 22:04:17
8074文字
会話率:31%
オタクな女子高生である玲奈は、ネット小説で異世界恋愛、特に悪役令嬢転生の物語を読むのが大好きだった。
ある日目が覚めると、夢の悪役令嬢になっていた!
悪役令嬢の手帳を元に、せっかく転生したのだから断罪回避をして、イケメン達にチヤホヤされた
いと学園に行くことにした。
しかしこの体の持ち主、悪役令嬢であるヘレナを愛するルーカスという男性に正体が早々にバレてしまう。
実はルーカスはヘレナのことが大好きなヤンデレで、ナイフや魔法で脅され、監視される生活を送りつつ元に戻る方法を探すことになる。
玲奈も何か忘れていることがあるようで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 17:38:10
20493文字
会話率:35%
散歩をしていると、怪しげな占い師の老婆に手招きされた。
その老婆は、婚約破棄されたある令嬢の復讐話を語り出した。
※『第6回 下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ』の応募作品です。コンテスト規定通り1000文字以下、テーマは『散歩』を選
びました。
シリーズから他の応募作品も辿れますので、そちらも読んで頂けると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 12:06:03
999文字
会話率:0%
異世界転生して引く手あまたの貴族令嬢になっても、元の世界で好きだった人を探そうとするお話です。
自分の気持ちに気付けなかった後悔を胸にーー。
最終更新:2024-11-11 17:19:32
3566文字
会話率:30%
現世で散々な生活を送ってきた私は、念願叶って? この世界の子爵令嬢ファーナとしてこの世界に転生してきた。
前世の記憶を取り戻した私は、嬉々として今自分の生きる世界がどんなモノなのか知りたくなり、思わず定番の『ステータスオープン』と叫ぶ。
すると簡単ではあるが、自分のステータス表示が現れ、この世界が乙女ゲーム系の世界だということを知る。
王立学園に通う私は、ステータス表示にもあるようにこの世界ではヒロインのよう。生まれ変わってイイコトずくしの私は、自分を虐げる悪役令嬢がいることを知る。
健気なヒロインを演じつつ、このままハッピーエンドを目指すのみ。
そう思ってはいたのだけれど、どうにも悪役令嬢の嫌がらせがぬる過ぎる。
いや、ぬるいというより、嫌がらせなんてされたっけ? というレベル。
もっと虐めるなら鮮明かつ、分かりやすく。悪役令嬢とはなんたるか。
そう過去において毒親&いじめにあってきた私には、悪役がすることなんて手に取るように分かるから。
だけどそんな熱弁を振るう私を、悪役令嬢のみならず、相手役の王子様までドン引きし始め—―
気にしない主義&鈍感な私は、恋を見つけることが出来るのだろうか……。
誰か、まず恋愛を教えて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:52:37
8960文字
会話率:31%
権力争いの末、金色を纏う皇帝が即位した。
彼は血塗られ皇帝と噂されるほど、前皇帝の妃でもある自分の姉すらその手にかけたとのことだった。
そんな中、未だに婚約者のいない皇帝の妃候補を決めるための夜会が開かれることになる。
帝国からの
招待状には、婚約者のいない年頃の令嬢は全て参加するようにとの半ば強制的なモノだった。
片田舎の没落寸前の男爵家リンファにも、その手紙は届いた。行ってもどうしようもないとは分かっていたものの、断る方法の分からぬリンファは参加することに。
ただ会場に赴いたリンファに向けられた眼は、蔑みと非難でしかなかった。
この国の人間は生まれながらに異能の力を持つ。
四属性、そしてその力は色により強さの段階があった。どんな属性であっても、力の強いものが富や権力を得て来た時代。
ただリンファはどの属性も持たず、色すらない無色透明だったのだ。
しかも没落寸前の貧乏貴族。場違いは甚だしい。
しかしリンファを見た皇帝アーザは多くの女たちの中から、迷うことなくリンファの手を取った。
そして何も持たず、色もない彼女を妃にするとその場で宣言する。
何が起こったのか誰一人分からぬ中、皇帝はリンファを抱きかかえ、連れ帰った。
アーザから語られる無色透明の意味。
力があるからこそリンファの何もない力を欲するアーザは、家臣たちが決めた他の妃にも目をくれずただリンファを溺愛が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 22:46:38
10117文字
会話率:38%
聖女イリーナ、聖女エレーネ。二人の双子の姉妹は王都を守護する聖女として仕えてきた。
しかし王都に厄災が降り注ぎ、守りの大魔方陣を使わなくてはいけないことに。
この大魔方陣を使えば自身の魔力は尽きてしまう。
そのため、もう二度と聖女
には戻れない。
その役割に選ばれたのは妹のエレーネだった。
ただエレーネは魔力こそ多いものの体が弱く、とても耐えられないと姉に懇願する。
するとイリーナは妹を不憫に思い、自らが変わり出る。
力のないイリーナは厄災の前線で傷つきながらもその力を発動する。
ボロボロになったイリーナを見下げ、ただエレーネは微笑んだ。
自ら滅びてくれてありがとうと――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 17:07:04
11800文字
会話率:57%
とある異世界の元王族で、現在は田舎の辺境伯であるウィンと、その辺境の地で出会ったナミとの物語。異世界恋愛ジャンルに投稿されている六作すべての話の主人公に共通しているその国のおよそ八十年ほど前の元王族の話にもなっています。読まれるとそちらの話
の歴史背景がイメージしやすくなるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 12:15:13
8896文字
会話率:37%
とある異世界の王族、第三王子ウィンが望む生き方を目指す物語。そしてこちらは異世界恋愛ジャンルの『青とポニーテール』から続く六作すべてに共通しているその国の王族の話でもあります。読まれるとその国の歴史背景をイメージしやすくなると思います。こち
らも予定では異世界恋愛ジャンルに投稿するつもりでしたが長くなるのを避けた結果、後半の恋愛展開部分をカットすることになってしまい、こちらに投稿することになったものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 03:39:18
9796文字
会話率:38%
異世界恋愛ジャンルの『青とポニーテール』から続いている四作すべてに登場しているリナの学園卒業後の話。人生の中で何かの切欠で歩む方向転換をすることがありますが、そのいくらでもあるパターンの一つとしてのリナを主人公にしたエピソードとなっています
。魔法要素は極薄で、今の流行りからは逸脱した毛色の違うショートストーリーですが読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 11:11:11
4426文字
会話率:10%
売国を目論む偽物姫×強者を演じる人外陛下。秘密を抱えた2人の切ない系異世界恋愛ファンタジー。
新規連載はじめました! よろしくお願いします♪
⭐︎あらすじ
クローゼア王国第二王女、リィル・カルーテ・ロンドラインは双子であることを理由
に忌み子とされ、蔑まれて生きてきた。
自分がもう長くないことを知った彼女は、敗戦した帝国にクローゼアを売国するために姉の替え玉として乗り込むことに。
交渉相手は先帝ときょうだいを全て根絶やしにしたという冷酷無慈悲な極悪皇帝……のはずなのだけど、彼には彼で事情がありそうで?
『絶対、偽物だとバレるわけにはいかないのに、叶うなら死ぬまでに一度だけでいい。彼に本当の名前を呼ばれてみたい』
これはそんな矛盾を抱えながらも、第二王女としての役を全うし、最期まで生きようともがく、偽物姫の人生全てを賭けた物語である。
他サイトでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 18:18:41
105487文字
会話率:32%
完璧で立派な人物と評される伯爵。
その夫人が語る、夫の秘密とは。
暴力表現、性的とも取れる表現があります。
最終更新:2024-12-06 20:10:00
1553文字
会話率:21%
エッセイというほどのことでもなく。
なんかあらゆるジャンルで異世界恋愛っぽい雰囲気の作品増えたなあと。
最終更新:2023-05-29 02:11:34
243文字
会話率:0%
婚約破棄された強い令嬢と強い悪役令嬢が殴り合う話です。
最終更新:2023-02-12 12:14:23
7386文字
会話率:48%
奥手で人見知りで彼女なしの永瀬。ほんわかドジっ子な小鳥遊先輩が気になる
永瀬和真(ながせかずま)は今まで彼女が一人もいたことがない。
告白もしたことがないし、なんなら初恋もまだなのだ。
文房具メーカーに勤める和真は真面目に仕事に励んでいた
。
趣味は読書。姉と妹の影響で特に少女マンガと異世界恋愛アニメが大好きだが、高校生の時に揶揄われたトラウマから周りには内緒にしている。
和真は飲み会や合コンの誘いも断り続ける。
3次元の女性がちょっぴり苦手。
ある日、企画課の先輩である小鳥遊さんと二人で、文房具展覧会の地方イベントの出張に行くことになってしまい、あたふたする。
和真は女性と職務以外の話をしたことがなくって、緊張してテンパってしまう。
そんな和真に小鳥遊先輩はとっても優しくフォローしてくれ、少女マンガの話題で盛り上がる。
小鳥遊先輩とすごく居心地の良い時間を過ごすうちに、和真は小鳥遊先輩のことが好きになるのだが……。
どうやら、小鳥遊先輩はモテモテらしく、噂で婚約している彼氏がいるようだと耳にする。
絶望のどん底に落ちた和真は傷心を抱えたまま、一人で大好きな少女マンガ家のサイン会に行くと小鳥遊さんが男性と親しげにしている姿を見てしまいます。
失恋確定!?
永瀬くんの初めての恋はどうなってしまうのでしょうか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 17:34:46
2247文字
会話率:42%
「さあ、ダルネスの女を買うものは居ないか!」
広場に響くは、夫・ダルネス男爵の声。
商家の娘、リュネット・サルペントは今まさに、競売にかけられようとしていた。
『婚姻は神聖なもの・神の定めた半身と生きねばならない』の教えのもと、離縁の赦さ
れないこの国で、婚姻関係を終わらせたい手段としての「妻売り」は、女にとって”不名誉の烙印”だ。
愛のない暮らし。夫の裏切り。
それでも尽くしてきたリュネットは、悪びれもない夫と愉悦に浸る浮気相手を前に、反撃の機会を窺っていた。
そんな中、手を差し伸べた男が一人。彼女は伯爵クルードと手を組むことを決意する。
リュネットが選ぶ未来とは?
伯爵クルードが手を差し伸べた理由とは?
裏切りと復讐の果てに芽生える恋と、再生の物語。
「わたくし、売られた妻ですので」
※異世界恋愛短編で出したものを、ページ分割してお届けしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 23:10:00
29339文字
会話率:26%
初恋にしても淡過ぎる! 田舎の道具屋兼薬草師の少女と駆け出し少年勇者の、ガール・ミーツ・ボーイ的なじれもだ異世界恋愛ファンタジーです。もしよかったらのぞいてみてください。
遙か彼方の北の地では魔王の封印が解かれつつあるという、よくある
感じのゲーム的異世界。
辺境の寒村コトリ村、両親亡き後ひとりで道具屋を営む薬草師の少女ナイは十七歳になったばかり。
西の原で助けた駆け出し勇者ライル(十六歳)のあまりのひ弱さ&赤貧振りに、見るに見かねて面倒を見ることに。
半年前に旅立ったばかりという幼げな少年勇者を陰日向で支えて過ごす日々の中、信仰と職業意識以外の何かがナイの中で密かに芽吹き育ち始める。
夏祭りの前夜祭で、
新たな運命が動き出すとか動き出さないとか――
ただの村人だって、勇者さまがいらしていない時は、普通に暮らしているのです。
NPC(ノンプレイヤー・キャラクター)
:ゲーム世界に生きている人々。プレイヤーが演じることのないキャラクターの総称。
★初回のみ、正午頃と夕方頃の2回の投稿を予定しています。以降は一日1回夕方頃の投稿予定です。
※作中の異世界では成人が十六歳で婚姻・飲酒・喫煙などが可能となります。
※恋愛はじれもだだわへっぽこバトルもしちゃってるわで、ハイファンタジーor異世界恋愛、正直カテゴリーがよくわかりません。><
※男性向け・女性向けの別無く、どなたでもお読み頂けるかと思います。
※この作品は古くて地味で大変拙いです。寛大なお心でお読み頂ければ幸いです。(-人-)
全28話で68,000文字、原稿用紙170枚程度の中編です。完結保証付き。
この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 17:14:36
68058文字
会話率:35%
ラノベが唯一の趣味の女子高生、セリカは、クラスでいつも一人ぼっちだった。
ある日の事、満月の日にラノベの内容の真似をして、月に呪文を呟いた所、頭の中に青年の声が聞こえてきた。
ナッシュと名乗った青年は異世界の冒険者で、彼が一つだけ持つ、異世
界通信というスキルで、セリカと交信できるという。ナッシュは、まだ駆け出しの冒険者だが、勇者のパーティーに入る事が出来た事を話し、セリカは学校に友達がいない事を話した。
お互いにアドバイスをして、その日は終わり、次の日からは彼の言う通りに、行動してみた。
そうして何度か交信をした後、ナッシュがリーダーの勇者の裏切りでダンジョンに閉じ込められた事を知り、セリカはラノベの知識を伝えて、彼は脱出する事が出来た。そして、セリカの方も彼の前向きな言葉でクラスに友人が出来ていった。
そうして二人は、互いに惹かれあうようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 20:49:49
37294文字
会話率:32%
異世界恋愛が好き……そんな私、大好きだった小説『ドキデキ』の世界に転生してモブ令嬢になっていた!
主人公二人の素敵場面を観察していると、注意して来た美形の男性……あれ? これから陥れられて全てを奪われるラスボスになるはずの王弟ではない?
こっ、これって!! 転生者の醍醐味、救いたい不遇キャラを救って、私も一緒に幸せになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:10:00
6290文字
会話率:23%
魔道具の天才研究者で侯爵令嬢のフレデリカは、毎日後輩エミールに求婚されている。フレデリカは『好き』という気持ちがわからないので、毎回断っているが……。
話の流れでフレデリカは嘘をつけない魔道具を制作し、その効果を確かめるためにエミールと実験
をすることに。
書籍化記念SSとして、日常の一ページを描いたものを書きましたが、これだけでも読めるように書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 18:57:37
8656文字
会話率:64%
※第22回角川ビーンズ小説大賞〈WEBテーマ部門〉WEB読者賞 受賞作
婚約破棄された侯爵令嬢フレデリカは、翌日研究室の後輩エミールに婚約申し込みをされ――。
エミールは小さい頃からの想い人だったフレデリカを追って、留学し研究室に入り、何
とか王子と婚約破棄させようと暗躍する。
しかし、フレデリカはその想いには気が付かず、毎日大好きな研究に励んでいる。
婚約を申し込まれても『好き』という気持ちがイマイチ理解できない。
何とかフレデリカに振り向いてもらおうと、エミールが凄く頑張るお話。
第一部はエミール視点で話が進みますが、第二部からはフレデリカ視点に切り替わります。
最終話まで予約投稿済みです。
カクヨムにもあります
https://kakuyomu.jp/works/16817139556408265334折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 21:00:08
103094文字
会話率:47%
ロゼ=ローラン、二十四歳。十六歳の頃に最初の婚約が破棄されて以来、数えるのも馬鹿馬鹿しいくらいの婚約破棄を経験している。
幸い両親であるローラン伯爵夫妻はありあまる愛情でロゼを受け入れてくれているし、お酒はおいしいけれど、このままではかわ
いい義弟のエドガーの婚姻に支障が出てしまうかもしれない。彼はもう二十を過ぎているのに、いまだ縁談のひとつも来ていないのだ。
焦ったロゼはどこでもいいから嫁ごうとするものの、行く先々にエドガーが現れる。
※この話はカクヨム様、アルファポリス様にも掲載されています。
このままでは義弟が姉離れできないと強い危機感を覚えるロゼに、男として迫るエドガー。
「俺があなたのことを姉と呼んだことがありましたか?」
そういえば……ないかも。
でも……血がつながっていなくても、姉と弟では結婚できないんじゃない?
「法改正は合法だよ」
そうね。お酒がおいしいわ。
ロゼが突然の求愛に動揺しているさ中、エドガーはありとあらゆるギリギリ世間の許容範囲(の外)の方法で外堀を埋めていく。
「パーティーのパートナーは俺だけだよ。俺以外の男の手を取るなんて許さない」
「お茶会に行くんだったら、ロゼはこのドレスを着てね。古いのは全部処分しておいたから」
「アクセサリー選びは任せて。俺の瞳の色だけで綺麗に飾ってあげるし、もちろん俺のネクタイもロゼの瞳の色だよ」
ちょっと抜けてる真面目酒カス令嬢が、シスコン義弟に溺愛される話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 18:23:03
18193文字
会話率:43%
女性向けの異世界恋愛作品を読みやすい短編集にしました。
最終更新:2024-11-26 20:13:33
66580文字
会話率:21%
※他サイトさまにも投稿しております
※全3話で完結します
【キャッチコピー】
汝、簡単に婚約破棄することなかれ
【あらすじ】
「シンシア・バートン。今日この場を借りてお前に告げる。お前との婚約は破棄だ。もちろん異論は認めない。お前は
それほどの重罪を犯したのだから」
シンシア・バートンは、父親が勝手に決めた伯爵令息のアール・ホリックに公衆の面前で婚約破棄される。
そしてシンシアが平然としていると、そこにシンシアの実妹であるソフィアが現れた。
アールはシンシアと婚約破棄した理由として、シンシアが婚約していながら別の男と逢瀬をしていたのが理由だと大広間に集まっていた貴族たちに説明した。
それだけではない。
アールはシンシアが不貞を働いていたことを証明する証人を呼んだり、そんなシンシアに嫌気が差してソフィアと新たに婚約することを宣言するなど好き勝手なことを始めた。
だが、一方の婚約破棄をされたシンシアは動じなかった。
そう、シンシアは驚きも悲しみもせずにまったく平然としていた。
なぜなら、この婚約破棄の騒動の裏には……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 14:06:21
10942文字
会話率:22%
※この物語は全47話で完結しますので絶対にエタりません
【あらすじ】
カスケード王国には魔力水晶石と呼ばれる特殊な鉱物が国中に存在しており、その魔力水晶石に特別な魔力を流すことで〈魔素〉による疫病などを防いでいた特別な聖女がいた。
聖女の名前はアメリア・フィンドラル。
国民から〈防国姫〉と呼ばれて尊敬されていた、フィンドラル男爵家の長女としてこの世に生を受けた凛々しい女性だった。
「アメリア・フィンドラル、ちょうどいい機会だからここでお前との婚約を破棄する! いいか、これは現国王である僕ことアントン・カスケードがずっと前から決めていたことだ! だから異議は認めない!」
そんなアメリアは婚約者だった若き国王――アントン・カスケードに公衆の面前で一方的に婚約破棄されてしまう。
婚約破棄された理由は、アメリアの妹であったミーシャの策略だった。
ミーシャはアメリアと同じ〈防国姫〉になれる特別な魔力を発現させたことで、アントンを口説き落としてアメリアとの婚約を破棄させてしまう。
それだけではない。
すっかりミーシャに骨抜きにされたアントンは、アメリアに王宮からの追放処分を言い渡した。
これにはアメリアもすっかり呆れ、無駄な言い訳をせずに大人しく王宮から出て行った。
やがてアメリアは天才騎士と呼ばれていたリヒト・ジークウォルトを連れて〈放浪医師〉となることを決意する。
〈防国姫〉の任を解かれても、国民たちを守るために自分が持つ医術の知識を活かそうと考えたのだ。
一方、本物の知識と実力を持っていたアメリアを王宮から追放したことで、主核の魔力水晶石が致命的な誤作動を起こしてカスケード王国は未曽有の大災害に陥ってしまう。
普通の女性ならば「私と婚約破棄して王宮から追放した報いよ。ざまあ」と喜ぶだろう。
しかし、誰よりも優しい心と気高い信念を持っていたアメリアは違った。
カスケード王国全土を襲った未曽有の大災害を収めるべく、すべての原因だったミーシャとアントンのいる王宮に、アメリアはリヒトを始めとして旅先で出会った弟子の少女や伝説の魔獣フェンリルと向かう。
些細な恨みよりも、〈防国姫〉と呼ばれた聖女の力で国を救うために――。
元〈防国姫〉による、一国を治療(救う)する異世界ヒーラーライフここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 19:13:11
122112文字
会話率:21%
長い歴史をもつバロット王国の由緒正しい公爵家の第二子として生まれたルシュカ・レルフィン。
実は彼女の前世は、"最恐の黒騎士"と呼ばれたクライヴ・アレントという青年だった!
前世で働き過ぎた反動か、今世では剣も握らず、「
働きたくないし結婚もしたくない!」とずっと屋敷に引きこもっていたルシュカ。
しかし16歳になったある日、王命によってクライヴの故郷であるローゼンス帝国の皇帝にほぼ人質同然の存在として嫁ぐことになってしまう。
「死ななければいいのよ、死ななければ!」
非情かつ残忍と定評のある皇帝の顔も名前も知らないまま、後宮でもダラダラと引きこもろうとするルシュカだったが、当然そんな簡単にいくはずもなく…
何やら前世の時の知り合いも次々現れて…!?
「何故、お前にアイツの姿が重なるんだ?」
(そりゃ俺自身だからだよ!)
「…き、気のせいでは?」
過去に大事な人を失った皇帝と絶対に正体をバラしたくない公爵令嬢による、ちょっとシリアスな異世界恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 04:45:05
96107文字
会話率:25%
今まで書いてきた短編が多くなったので
まとめました。
ごちゃまぜですが、楽しんでもらえたらと思います。
色々書き直したりもしたい…!
個別投稿時、感想やブクマ・★での応援ありがとうございました…!
(スクショしてだいじにとってあります)
”聖女になれば結婚してやる”も短編なのですが、初めて書いた小説なのでそのままにしておきます。いつか改稿したい…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 13:30:00
89433文字
会話率:43%
『転生守銭奴女と卑屈貴族男の結婚事情』、お金大好きな主人公ロディナと、周りから疎まれる醜男(異世界基準)の美醜反転異世界恋愛物語――の、番外編!
【本編読了前提で書かれています、ご了承ください】
【直接的な性描写はありませんが、露骨に情事
を匂わせるシーンが登場します】
【この作品は『アルファポリス』『カクヨム』『ノベルアップ+』にも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:39:48
124388文字
会話率:25%
女の生涯年収の十倍の金額を表示され、貴族との結婚を承諾した主人公・ロディナ。
国中の貴族令嬢から縁談を断られ、同じようにして金で買われた平民に三度逃げられるほど悲惨な顔をしていると噂の辺境伯当主の嫁となる。
しかし、前世の記憶があるロ
ディナから見たら、旦那となる辺境伯の顔面は光り輝くほどのイケメンにしか見えず……?
お金大好きな主人公ロディナと、周りから疎まれる醜男(異世界基準)の美醜反転異世界恋愛物語。
*直接的な性描写はありませんが、露骨にそう匂わせるシーンが登場するのでR15にしておきます*
*この作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載しています*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 17:51:40
206984文字
会話率:27%