Q.かませ犬、悪堕ち、99%死ぬ。この全部が同時に成り立つもの、なーんだ?
A.はい、俺が転生してしまったゲームキャラの未来です。
100個のエンディングが存在するゲーム――『花と宝石の協奏曲』。
その内99のルートで死亡するキャラク
ターに俺は転生してしまった。
そのキャラクターは辺境伯家の嫡男という立場ながら、ゲームでの役割は主人公の引き立て役。
ルートによっては家臣に見限られ、派閥の人間に見捨てられ、弟妹や婚約者候補に謀殺され、剣の師匠に斬殺され、敵の幹部に成り代わられ、それらを回避しても『魔王』をどうにかできなければ人類が滅ぶ未来が待っている。
そんなキャラクターに転生してしまった俺の望みは三つ。
一つは『花と宝石の協奏曲』が始まる時期まで生き延びること。
一つはゲームの主人公が『魔王』を消滅させて世界を救えるよう誘導すること。
一つは、死なないこと。
これは何の因果かゲームの世界に転生してしまった俺の、ハッピーエンドの未来を目指す物語。
※ゲームの世界に転生した主人公による異世界ファンタジーです。
※主人公は最強ではありません。
※ゲームの知識はあってもチート能力はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 00:00:00
96862文字
会話率:30%
子どもが大好きな柚月は、保育士免許を取ったものの就活に失敗して、学童保育でバイトをしている。ある日、事故で命を落とした柚月は、とても美しいが性格が最悪な『悪の氷結花』と呼ばれる貴族の姫君シャロンに転生していた。仲違いをしている王妃に嵌められ
たシャロンは、婚約者に婚約破棄され僻地のヤモメのところへ嫁ぐことになり……。◆可愛いジェレミーくんの継母になるために、辺境伯のもとへ輿入れしたシャロンが、彼女を陥れようとする王妃とすったもんだしつつ、楽しく子育てをしているうちにイケメン辺境伯に惚れられてしまう、ハッピーエンドなお話です。◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:35:33
48418文字
会話率:45%
毎度お馴染みの、マリーさんのお話です。
今回は少し遡って、
フレッド・クラスト辺境伯のお屋敷に到着した時の
ほのぼの話です^ - ^
最終更新:2021-01-04 17:49:47
5249文字
会話率:58%
マリー・ヤウェン男爵令嬢は、借金のかたにフレッド・クラスト辺境伯の元に嫁いだ。猛禽のように恐ろしい顔のフレッドは考えていたよりも親切だし、新しい生活はそれなりに楽しいし、心配していた双子の弟と妹もしっかり面倒を見てもらえてお姉ちゃんは安心よ
。お飾りの妻になって良かった!〜天然令嬢のマリーと、彼女に振り回される夫及び使用人たちのコメディです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 17:47:24
3763文字
会話率:36%
バルフィル公国の貴族令嬢ロクサネ・オクシュは、父の急死により一夜にして家宅が押収される。
婚約者と家族の未来を案じ、彼女は別れも告げず、隣国アルゲアス王国へ――
海が見たかったから、という淡い憧れと、再出発への決意を胸に。
訛りのない
外国語と聡明な頭を武器に、彼女は『布屋』という小さな商いを始める。
そんな彼女の前に現れたのは、次期辺境伯・アレクス・サンドロ。
社交界に背を向け、自由を愛する若き当主は、ロクサネの正体など知る由もなく――ただ、彼女の商才と不思議な魅力に惹かれていく。
身分も過去も知らぬまま、二人は「商売相手」として手を取り合う。
だが、ロクサネの元婚約者と家族は、今なお彼女を探し続けていて――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:06:08
16798文字
会話率:52%
気づいたら俺は――とんでもない世界に転生していた。
しかも転生先が、かつてプレイしていたRPGの“ラスボス”。
悪名高い辺境伯家の嫡男、ルシェンテス。
体内にはすでにドラゴンのコアを埋め込まれ、魔神化ルートが確定らしい。
魔
力暴走→闇堕ち→勇者に討伐されて終わり。
……なんて未来、なって堪るか!
というわけで、死亡フラグを全力で叩き折るため、今日も修行に励んでます〜!
専属執事は筋肉ダルマでスパルタ気質。
戦闘メイドはうさ尻尾で癒し枠(ただし訓練は地獄)。
今日もゴブリンを素手で殴り、魔神化ルート確定でも必ず生き延びる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 08:14:21
6794文字
会話率:28%
瘴気を浄化する力を持つ公爵令嬢アストリア。
しかし妹のシェリルがより高い浄化能力を持つため、アストリアは「無能な出来損ないだ」と国中から虐げられていた。
そしてアストリアは、この国の王太子であり婚約者であるジェフリーの生誕祭で、彼から婚約
破棄を言い渡される。彼はどうやら妹と結婚するようだ。
ここまでは予想の範囲内だったが、あろうことか、その場で父から勘当を言い渡されてしまう。
皆から笑いものにされ、呆然とするアストリア。
しかし、以前出会った不思議な青年が生誕祭に乗り込んできて、アストリアを攫っていくのだった。
一方、アストリアが去った後、王国は破滅の一途をたどることになる。
虐げられ少女がスパダリに溺愛される物語です。
※R15は保険です。
※全33話(執筆済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 20:12:17
43015文字
会話率:35%
辺境伯の三男坊。数か月前の高熱で前世は日本人だったこと、社会人でブラック企業に勤めていたことを思い出す。ただもう前世のように働いても働いても夢も希望もなかった日々を送りたくない。
もふもふと魔法の世界で楽しく生きる、この生活を絶対死守するの
だとだけ心に誓う。
ところが大好きな家族のためにとしていることが、なぜか大事になる。
家族に助けられ、面倒ごとは優秀な人材に任せる主人公。
ざまぁ、成り上がりはなく、思いつくまま、好きに行動する日常生活ゆるゆるファンタジーのご都合主義です。
アルファポリス先行投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:50:00
39429文字
会話率:40%
ホリーの夫になったウェズリーは、「お前を愛いする事は無い」と宣言し、初夜だというのに愛人の元へ行ってしまった。
貴族の勤めを果たさないウェズリーに苛立ちつつも、ホリーは大恩ある義両親と共に、領地に発生した魔の森の管理体制を整えるのに奔
走し、忙しい。
ウェズリーはそんな義両親の仕事も手伝わず、愛人の元に通う日々。
ホリーは何とかウェズリーに歩み寄ろうとしたが、ウェズリーはそれを拒否。
そうして、二人の関係は進展しないまま、一年が過ぎた。
何とか領地も落ち着き、一息ついていたところにウェズリーの愛人が襲撃してくる。
義両親を守り、大怪我を負いながら愛人を殴りつけるホリー。
ホリーは辺境伯の三女であり、戦闘力も高い聖女だったのだ。
己のしたことに慄く愛人と、止められなかったウェズリー。
ホリーは回復魔法で自らの怪我は治せたが、とても腹が立っていた。
だから、その腹いせに自分も愛人を囲うことを宣言。もちろん、形だけの愛人位する予定だったのだが、義父に紹介された相手は『運命の番』だったので、本能に抗えずーー?
※主人公が夫以外の運命の番とガチの愛人関係になります。嫌悪感のある方はご注意ください※
※作者のオリジナル異世界のお話ですので、現実世界の歴史や常識などとは違う場合がありますが、ご了承ください※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:30:00
27868文字
会話率:28%
「私は不貞などしておりません」
艶やかな黒髪と血のように赤い瞳の令嬢は、そう言って自害した。
自らの従者に己の首を斬らせたのである。
しかし、不貞の罪は公爵令嬢による冤罪だ。
自害した令嬢は、ヒトゥーヴァと呼ばれる東の隣国の民であり、公爵令
嬢が愛する辺境伯令息の婚約者だ。
公爵令嬢は嫉妬に狂って冤罪を着せたが、まさか自害するとは思っていなかった。
「な、何故?どうしてこうなったの?私はただ、ベルナール様を手に入れたいだけだったのに」
公爵令嬢は呆然と呟き、破滅していくのだった。
前半は加害者である公爵令嬢、後半は別人物視点になります。
ざまぁ、恋愛、残酷な描写などがあります。お楽しみください。
加害者たちにとってはバッドエンド。それ以外にとってはハッピーエンドです。
他サイトにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:40:00
72077文字
会話率:33%
のんびりとした性格の
男爵令嬢リュネシュカは、
王城の清掃担当侍女見習い。
上司の侍女メアリー様に誘われて
東のアレイシオ辺境伯領に行くことに。
その旅行先で、出会ったのは、
ミステリアスな青年、アイラード様。
前妻との間に、一人息子
がいるという彼に
次第に惹かれてしまうリュネシュカ。
いったい、どうしたら…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:19:47
47674文字
会話率:52%
ジェルヴェール辺境伯家の
年若き女領主をご存知だろうか?
フォセット王国の第一王女殿下として誕生し、幼き頃に、ジェルヴェール辺境伯の先代当主の養女として迎えられ、先代の辺境伯が80代で隠居したために、20歳という若さで、女領主となった金髪
碧眼の女性だ。
国防を担う騎士の多いこの地に、養子入りする役目は、本来なら、末妹の第二王女だった。
しかし、カールメリッサ第二王女殿下は、よく知らない辺境の地に行くのを嫌がった。
そこで、父たる国王陛下は、リュディヴィーヌ第一王女殿下を、この地に養女として送った。
そのリュディヴィーヌ第一王女に、政略結婚の相手として、公爵家の次男を考えられていた。
ただ、それを、彼女は、潔く断った。
辺境伯領地のため、辺境伯領地で生まれた者を婿に迎えた方が良いのではないか、と。
そこで選ばれた相手は、王女殿下と歳の近い、サムセイト子爵家の三男坊、ゴーリュン。
彼は、辺境伯領立騎士団の中で、次期騎士団長と言われているような青年、この領地の中で、結婚に興味無く、ただただ次期騎士団長として活躍していた彼が指名されたのだ。
ゴーリュンは次期騎士団長、リュディヴィーヌ第一王女は女領主、そういう形に、適材適所な完全なる政略結婚の夫婦が出来上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 17:33:07
49559文字
会話率:51%
「ディオン様
婚約破棄いたしましょう?」
完全なる政略結婚の婚約者である
伯爵令嬢ステイシー嬢から、突然の婚約破棄。
彼女は、公爵家の次男坊のディオンより
次期侯爵の青年と婚約したいらしい。
自由になった赤髪の青年は、
お忍び旅行に出掛
けることにした。
お忍び旅行中の
ディオンに新たな出会いが………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 19:03:46
35671文字
会話率:52%
シュタイン王国の辺境伯令嬢ナターシャ・パルメールは、父の影響で三度の飯より旅が大好き。
自領であるパルメール領の豊かな自然から、普段は訪れない遠くの街の絶景、美味しいごはんまで。国中を旅しながら彼女は自分の旅を紀行録にしたためる。
そうし
て記念すべき第10巻の刊行を迎えた『旅好き娘の気まま紀行録』シリーズは、ひっそりとではあるが、貴族から庶民まで旅にあこがれるすべての人々に夢を与えている。
いつか自分の紀行録をきっかけに旅を始める新たな旅人がいればーーそんな淡い願いを抱くナターシャの元に現れたファン第1号は、シュタイン王国の第三王子、アルバート・グランシュタインそのひとだった。
ファンタジーな動植物あふれる異世界で、訳アリおてんば王子と旅好き辺境伯令嬢が送る珍道中の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:13:17
44247文字
会話率:30%
アイという人間が、愛情を求めて足掻く悲喜劇。
「うまれてきて、ごめんなさい。」
さっきうまれて、はじめてのことばだった。まだまどろんでいるらしい。
こんな夢をみた。
わたくしのお父様とお母様が話している、病室のベットの上で。
「この子は将来、貴方のようにとても大きな事を成すでしょうね。」
「いやいや、君のように人を助けるようなことをするさ。」
「なんにせよ、なんでもできるさ、だって君の子供だからね。」
「そうだね、誰より思いやりのある貴方の子だものね。」
「学校でも沢山友達を作って」
「貴方のようなかっこいい子に」
「貴女のようにきれいな子に」
「この愛らしさできっと家族のアイドルになって、みんなの絆をもっと強くしてくれるよ。」
「この小さなかわいらしい手で」
「この人懐っこい笑顔で」
「「だって、この子には無限の可能性があるんだから、何にだってなれるよ!!」」
――ところがどうだ、今の俺は、大好きなおとうさん、おかあさんが望んだのは、かぞくをなかせるようなこどもじゃない。
リテラチュアと呼ばれる現世には、広大な大地と大海が広がっている。その西の果て、極西は、早々に|地獄《パンドラ》資源の活用に乗り出し、長い歴史を誇るファンタジア王国が支配していた。そのさらに西にあるパンドラ公国、ファンタジア王国の現王の子が君臨する公国ではあるが、統治する実権はミルヒシュトラーセ辺境伯爵家が握っている。この国は西の蛮族に対抗する為の緩衝国家として、ファンタジア王国の国王が自らの第二子を王に据え、ミルヒシュトラーセ辺境伯爵家をその武力として与え、作った国である。当然その権威と権力は辺境伯爵よりも公国の王が優越する――はずだった。辺境伯が|地獄《パンドラ》から賢者の贈り物を見つけるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:00:00
173252文字
会話率:54%
人間の居住圏が巨大大陸の片隅にしかなく、その他の場所は魔物が闊歩する魔境となっている世界。
居住圏いっぱいに人が増えたため、魔境と領土を接する辺境貴族は、魔境を切り取って領地とすることを定められた。
人を守護する神は、魔境を切り取るための力
として、新たに『天職』という加護をもたらしてくれた。そのお陰で人々は戦闘向きの天職に限り、魔境の魔物に勝てるようになった、そんな時代。
プルマフロタン辺境伯家の長男バジゴフィルメンテ・サンテ・プルマフロタンは、幼少から剣の天才と評価され、そして十歳で教会にて行われる天職の儀で神から『剣聖』を授けられた。
しかし、その儀場で剣を抜く際に手から取り落としたり、剣を振った際に手からすっぽ抜けてしまったりと、天職が剣聖らしからぬ行動を見せてしまう。
その行動の原因が『不適職者』--天職と肉体が適合していない者ではないかと父親に疑われ、しかし次男以降の子が戦闘向きの天職を得られるかはまだ不明だからと、薪割り小屋に住処を追いやられて留め置かれることになった。
不遇な状態に置かれたはずのバジゴフィルメンテは、剣聖を与えられたときからなにか思惑があったようで、薪割り小屋暮らしを苦にしてない。
バジゴフィルメンテの思惑とは? 彼は本当に不適格者なのか? バジゴフィルメンテの将来はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:00:00
487700文字
会話率:32%
エドゥアール辺境伯家の庶子であるロンドは、成人と同時に父から服毒自殺を命じられる。
魔法の才能を何より重視するエドゥアール家において、四属性魔法全てに適性のなかったロンドに生きる資格はなかったからだ。
己の無力を嘆きながら毒を呷った彼は、そ
こで自分に系統外魔法である毒魔法の才能があることを知る。
毒魔法は強力だが、覚えたての今は使える魔法も弱いものばかり。
周囲には衛兵と、自分を疎む兄姉達。
生き残るためには――さあ、どうする……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 18:00:00
292404文字
会話率:23%
サイオンジ辺境伯家の嫡男であるイナリ・サイオンジは十五才になってからすぐに、自分の前世の記憶を取り戻した。
ここは自分がやりこんだ『コールオブマジックナイト』の世界であり、そしてなんと自分は……エセ関西弁糸目悪役貴族という属性マシマシなキャ
ラだった。
序盤は主人公を煽り散らかすくせに最終的にはボロ負けし、最後は人間をやめたのにあっけなく倒されるというあまりにも悲惨な末路を変えるため、彼は行動を開始する。
負けるはずのイベント戦で主人公を倒し、最後まで煽るために。
イナリとしてこの世界で生きてきたせいでいい性格をしている彼は、己のユニークスキルである魔剣創造を極め最強を目指すのであった――。
※短編の連載版です
※カクヨムでも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 18:00:00
143495文字
会話率:22%
サイオンジ辺境伯家の嫡男であるイナリ・サイオンジは十五才になってからすぐに、自分の前世の記憶を取り戻した。
ここは自分がやりこんだ『コールオブマジックナイト』の世界であり、そしてなんと自分は……エセ関西弁糸目悪役貴族という属性マシマシなキャ
ラだった。
序盤は主人公を煽り散らかすくせに最終的にはボロ負けし、最後は人間をやめたのにあっけなく倒されるというあまりにも悲惨な末路を変えるため、彼は行動を開始する。
負けるはずのイベント戦で主人公を倒し、最後まで煽るために。
イナリとしてこの世界で生きてきたせいで良い性格をしている彼は、己のユニークスキルである魔剣創造を極め最強を目指すのであった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 11:13:02
16350文字
会話率:18%
幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:50:00
277905文字
会話率:30%
軍事力の高い辺境伯家の令嬢リリナル・カルテルトは
10才の誕生日を迎えた日、神殿でスキル鑑定をしてもらう。
スキル鑑定結果は『エレベーター&エスカレーター』
見た事ないスキルに彼女はショックを受けて倒れ、3日ほど寝込み前世の記憶を思
い出す。
前世を思い出した彼女はスキルを無事使いこなせる様になり、婚約者であるクルトン・アザリアル令息との婚約破棄に向けて動き出す…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:32:00
5663文字
会話率:47%
ある乙女ゲームの150年前に転生してしまった前世:田中花子こと、エレノア。『聖女』として生まれた彼女は婚約者であった王子の浮気により婚約破棄、さらには濡れ衣で国外追放されてしまう。
追放先はなんと、150年後に乙女ゲームの舞台となるはず
の国だった。 盗賊に襲われているところをかつて聖女として病から助けた辺境伯のロランに助けられ、彼からの好意でエレノアは彼が領主として治める土地に身を寄せることになるのだった。
そして新たな国では身分のないエレノアにロランとの契約結婚の話が持ち上がるが……?
医療も道具も未発達な世界で、元医療従事者であるエレノアの改革が始まる。
彼女にあるのは慈悲でも慈愛でもなく、元医療従事者としての現代日本の知識と技術、そして職業倫理のみ。
これは彼女が女神に×××××するまでの物語。
※「乙女ゲームヒロインの『引き立て役の妹』に転生したので立場を奪ってやることにした」の150年前の賢者:田中花子が主役の話になります。
こちら単品でもお読みいただけます。そして上記のお話も合わせて読むとさらにお楽しみいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:20:00
64264文字
会話率:48%
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転
生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
辺境伯三男、伯爵令嬢、庶子、いじめ、無限収納、冤罪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:10:00
26190文字
会話率:45%
日中3時の予約更新です。
12日くらいで完結予定。
□□□□□□□□□□□□□
辺境の双子姫と呼ばれる美しい双子の姉妹。
彼女たちの容姿はは実の親兄弟でさえ見分けられないほどそっくりでしたが、性格は正反対。穏やかに平穏に暮らすことを望む物
静かな姉のアマリリスと活発で行動的な妹のマーガレット。
姿形は同じでも仕草や物言いで周りは彼女たちを見分けていました。
それに、その性格の違いから同じ容姿の双子でも彼女たちの立場は成長するにつれて変わっていきました。
大人しく勤勉で淑やかなアマリリスは隣国との国境を守る辺境伯の娘として王家と婚約を結ぶことになり、逆に妹のマーガレットは王子の婚約者の妹ということで下手な相手と婚約を結べないことから成人を前にしても婚約者候補すらいない。
マーガレットの心はいつも不満でいっぱいでした。王子妃教育を受ける為に母親と共に王都に住まう姉は帰省の度に美しく煌びやかになっていくのに、自分はいつまでも辺境の田舎臭いままだと。
その上、多感な思春期に姉が母を独り占めしているのも嫌でした。
しかし一方で―――姉のアマリリスの心も不満で一杯でした。
生まれ故郷である辺境の牧歌的な風景を愛していた彼女にとって王都に住むことは苦痛でした。
辺境に比べて何でも揃い不自由のない贅沢な生活も、アマリリスには魅力がないのです。
……鏡映しのようにそっくりな双子はお互いに密かに憧れ、嫉妬し合っていたのです。
「ねぇ…そんなに嫌なら入れ替わりましょう?だって私たちとってもそっくりなんだもん、きっと上手くいくわ!」
そして、入れ替わりお互いの望みをかなえようとします。
□□□□□□□□□□□□□□□□
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 15:00:00
4179文字
会話率:49%
ローマリア王国には大斧を振り回し、多くの武勲を立てたビアンカという女戦士がいる。彼女は百七十八センチの長身で軍服をキリッと着こなし、肩口で真っ直ぐに切り揃えられたサラサラの黒髪をいつも靡かせ、切れ長の目にはこの国では珍しい紫の瞳がトレード
マークだ。年齢は二十一歳。王国の結婚適齢期は過ぎてしまったが、当の本人に結婚願望が無いのだから仕方ない。
――――ある日、ビアンカは王太子に呼び出され、国軍から辺境伯領への移動を命じられる。『これはそなたにしか出来ない特別任務である』と王太子は強調し、何故か彼女には花嫁衣裳が用意された。――――最初は花嫁衣裳を見て混乱したビアンカだったが色々考えた末、この特別任務は辺境伯を探るためのスパイ任務だと確信する。
――――リシュナ領(辺境伯領)へ向かったビアンカを待ち受ける運命とは?
この物語はR15です。
ブックマーク・評価・ご感想等、どうぞよろしくお願いいたします!!
誤字脱字のご報告は感謝いたします。
この物語はカクヨムにも掲載しております。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 14:04:07
222094文字
会話率:44%
イヴは辺境伯の一人娘。社交界デビューを目前に控え、幼馴染である眉目秀麗文武両道のバトラー侯爵エドワードと結婚するか、辺境伯を継ぐかの決断を父から迫られていた。
エドワードのことは兄のように慕っているけれど……と突然の二択に戸惑うイヴに、父
である辺境伯はあることを提案した。社交界デビューまでの間イヴを領主代理として領地経営を任せるというのだ。期間は半年、イヴはその間にエドワードと結婚するか家督を継ぐか決めなければならない。
そんな中ひょんなことからイヴのもとに隣国のお忍び皇弟、ジンが転がり込んできた。軟派そうなジンは自国の政局が安定するまでイヴの屋敷に滞在することになってしまう。
最初は困惑するイヴだったが、徴税・貧困・福祉などの領内の様々な問題を二人で解決していくうちに次第にジンに心を開いていく。
幼馴染兼暫定婚約者の完璧侯爵と隣国の軟派な男前皇弟、二人とも私のために争わないで……現実はそんなに甘いものではなく、今日も恋愛偏差値の低いイヴは真面目に執務室に閉じこもり領内の問題に頭を抱えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 13:04:05
163172文字
会話率:57%
辺境伯令嬢リシェル・ユグドレスは、社交界では“冴えない婚約者”と揶揄され、王太子アルトからも冷遇されていた。
「お前を愛することはない」──その言葉を浴びせられてなお、彼女は淡々と微笑んで見せた。
しかし、アルトには知る由もない。
リ
シェルはその正体を隠し、“男装の騎士リシュ”として、王国騎士団《蒼の誓い》にて副団長を務めているのだと。
そして、団長は──アルト王太子その人。
つまり二人は、昼は婚約者と無関心を装い、夜は副団長と団長として剣を交え、信頼を築いていたのだ。
「副団長、お前には全幅の信頼を置いている。俺の傍を離れるな」
“王子の傍で愛される”リシュとしての顔と、 “婚約者として無視される”リシェルとしての顔。
二重生活は、やがてとんでもない方向へ加速していく──!
※ギャグです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 12:20:22
8612文字
会話率:55%