令嬢?いいえ四男坊です!世話焼き幼馴染と事件を追えば陰謀が立ちはだかる!
シャルロッテ・フォン・グランヴィル公爵令嬢。
けれどギルドでは「四男坊」として名を馳せる、無敵の剣士!
趣味は魔物狩り、将来の夢は冒険者――そんな彼女の前に、建国祭
を前に起きた連続宝石盗難事件が立ちはだかる。
その裏に潜むのは、王都を揺るがす巨大な陰謀!?
「もう守られるだけは嫌だ」――過去の誓いを胸に、剣を取るシャルロッテ。
世話焼きな頭脳派幼馴染・アレクセイと共に、運命の歯車を動かせ!
【主な登場人物】
◆シャルロッテ・フォン・グランヴィル
公爵令嬢。ただし、ギルドでは「四男坊」で通っている最強の剣士。冒険と魔物狩りが好き。
◆アレクセイ・フォン・シュトラウス
侯爵令息。未来の宰相候補と噂される天才だが、幼馴染のシャルロッテの後始末にいつも頭を悩ませている。
完結まで40話ほど、毎日18時に更新していきます、よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:00:00
30471文字
会話率:38%
「お父様、お母様のばか〜、いい加減にしろですのよ〜。」
突如、男だらけパプリックスクールに弟の代わりに入学させられた、リズことリゾレット・ハミルトンは家族しか知らないある秘密を抱えていた。秘密を抱えたリズは戸惑いながらも前向きに学園に馴染
もうとするが、「絶対零度の青薔薇」の異名を持つ美貌の侯爵令息にあっという間に引きづられていく。実は彼にも重大な秘密があり・・秘密と秘密が絡み合い、運命の歯車が回り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:23:31
16288文字
会話率:36%
※『聖女の力を軽く見積もられ婚約破棄されました。後悔しても知りません。侯爵令息の紅の魔術師に全てを注ぎます。好き。』の連載版になります。
「君との婚約を破棄する!」
私は聖女で第二王子殿下の婚約者の伯爵令嬢でしたが、
卒業記念パーティー
で完膚なきまでに振られました。
王子殿下は男爵令嬢と真実の愛に目覚めたらしいです。
泣きに泣いて就活をスタート。
貧乏伯爵令嬢ロレッタ・シトリー。
特技は聖魔法と水魔法。
どうですか? お安くしときますよ?
もう男には頼るまい。金と自分を信じて生きていく!
職安で見つけた侯爵家の侍女、寝食付きに飛びつき採用されるも、侯爵令息は魔力暴走気味で炎が不安定。
私が治してさし上げましょう。ついでに終身雇用してくれたら嬉しいです!
魔力暴走気味の紅の魔術師と聖女はお互い意気投合し、ハッピーエンドを迎えました!
【短編版】
☆12/28~30 日間総合ランキング2位 異世界恋愛ランキング2位
☆12/31 週間総合ランキング6位 ありがとうございます☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:00:00
819997文字
会話率:38%
「君との婚約を破棄する!」
私は第二聖女で第二王子殿下の婚約者の伯爵令嬢で聖女。
卒業記念パーティーで完膚なきまでに振られました。
王子殿下は男爵令嬢と真実の愛に目覚めたらしいです。
泣きに泣いて就活を始めました。
貧乏伯爵令
嬢ロレッタ・シトリー。
特技は聖魔法と水魔法。
どうですか? お安くしときますよ?
もう男には頼るまい。金と自分を信じて生きていく!
職安で見つけた侯爵家の侍女、寝食付きに飛びつき採用されるも公爵令息は魔力暴走で炎が不安定。
私が治して上げましょう。ついでに終身雇用してくれたら嬉しいです!
魔力暴走の紅の魔術師と聖女はお互い意気投合。
ハッピーエンドを迎えました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 11:17:11
5344文字
会話率:37%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
短編「私の10年を返していただきます」の、リリーフィア目線のお話です。
短編の方を読んで
いただいた方が、より楽しく読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 18:59:56
60917文字
会話率:39%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
最終更新:2024-09-29 21:02:58
9883文字
会話率:28%
「婚約者、演じてみないか? ただし、役は“悪役令息”――報酬はお金と追放ライフで!」
名門魔導学園の片隅にある便利屋の扉を開けたのは、王太子・ギルベルト(α)。
目的はただ一つ――「婚約者になってくれ、ルイ。偽装で、だが!」
依頼された貧乏
侯爵令息ルイ(Ω)は、金には目がない守銭奴で、見た目も中身も完璧な“悪役令息”。報酬は金と、長年夢見た「辺境での隠居生活」。弟に家督を譲って、好きな医療魔法研究に没頭したい!その夢のためなら、悪役令息役でも、婚約者役でも、夜会で踊るのも、頬にキスも……ギリ許容範囲!(たぶん)だが、この「偽装婚約」――周囲は当然、本気にする。学園中が大騒ぎ!令嬢たちの噂話は止まらず、フェロモンの香りは飛び交い、金と黒の美形コンビは注目の的!
「私、悪役令息ですから」
ルイは今日も、フェロモンが抑制できない王太子の周囲で引き起こされる問題を、悪役令息顔でテキパキ粛清。
「俺は演技してるだけだ。本気になんてならない」……とか言ってるけど、王太子殿下、目がとろけてますよ?ルイの不遜スマイルに思わず恋に落ちそうな王太子。あっ、ちょ、どこ触ってるんですかっ!!“純愛主義”なんじゃないの!?王族!
契約婚約から始まる、恋と誤解とフェロモン渦巻く、波乱の学園ラブ(?)コメディ!
悪役令息×オメガバース×魔法×ミステリーが織り成す――純愛脳王太子×悪役(顔)令息の、“追放”までのラブゲーム、開幕!
※短編連作型小説です。
Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission. (Both original and translated ed.)© 2025.05.02 Yaezaki Ou.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 12:39:45
25336文字
会話率:36%
まさか自分がプロジェクトリーダーとして作った乙女ゲーム『恋してルミエール魔法学園♡』の世界に転生するとは...いうなればこの世界の"創造主"といったところか。自分の理想の男性として作り上げた攻略キャラ『騎士団長の子息 侯
爵令息 アベル』の婚約者 『侯爵令嬢 リリアーヌ (アベルルートの悪役令嬢)』に転生し、私の学園生活はまさにバラ色だった、そうヒロインが学園に編入してくるまでは...。
ヒロインの男爵令嬢 ロベリアもどうやら転生者であり、母の形見のブローチを胸に攻略対象である学園の"一軍男子"を次々に籠絡していく。ヒロインには極力関わらず、婚約者であるアベルに好かれるよう誠心誠意努力したが、シナリオには抗えないのか、アベルも簡単に籠絡されてしまった。最悪のタイミングで妊娠が分かった私は傷心のまま学園を離れ出奔した。
私が学園を去った後、逆ハーエンドのシナリオ通り、卒業パーティーで、王太子ヴィクトル、私の婚約者であったアベル、魔術学園教員テオドールが悪役令嬢の断罪を始めたらしい。しかしながら同じく転生者である王太子の婚約者 公爵令嬢 アマリリスによってことごとく反証される。ヒロインのブローチにかけられた『魅了の呪い』も、その場で解呪された。呪いの代償でロベリアは老婆のような姿に、我に返ったハーレム構成員たちは慌てふためくも、覆水盆に返らず。そのまま一団は取り押さえられ、ロベリアは半年後地下牢で衰弱死し、ヴィクトルは廃太子、アベルは謹慎、テオドールは学園を解雇されてしまった。
物語はその5年後の私リリアーヌとその婚約者だったアベルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 07:20:00
86693文字
会話率:59%
侯爵令息であるアンドレイは、学園で堂々と行われる婚約者デイフィーリアの不貞を遠くから眺め、ため息をついた。友人たちに背を押され、状況がどう転んでもいいよう不貞の証拠を集めていく。学園の卒業パーティーの日、揃いのドレスで仲睦まじく連れ立った二
人に、アンドレイは「婚約破棄の件、光栄だ」と言い放った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 16:14:51
11786文字
会話率:28%
4人の男から口説かれてしまうエミリア侯爵令嬢
身分(王太子)かモテ男(公爵令息)か約束(子爵令息婚約者)か幼馴染(侯爵令息)
誰を選べばいいのか、究極の議題に挑戦する!?
最終更新:2025-06-24 18:49:26
2397文字
会話率:44%
パトリシア・キャンベルことパティは、子どもの頃に仲の良い友人に裏切られたトラウマから、それ以来ひきこもりになっていた。
唯一心から安心して付き合えるのは、弟の友人であるレニーだけ。
彼女――いや『彼』レナード・ウェルズリー侯爵令息は実
は可愛いドレスを着るのが大好きで、誰にも内緒で、パトリシアのドレスを着て、女友達としてお茶会をしにくるのだ。
パティが18歳になったある日、ひきこもりを心配した両親から、社交界に出ろと命じられる。
レニーとの付き合いで少し前向きな気持ちになっていたパティは、弟のフィンレーに勇気づけられながらとあるパーティーに参加する。
だけどそこで、トラウマの原因である元友人と会ってしまい――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 16:31:18
8869文字
会話率:38%
士官クラスを目指す一握りのエリートが通う騎士学校。
創設以来初の女性首席としてその卒業式の日を迎えたイルゼ。
首席の証の赤バラを胸に、正にバラ色の未来へと歩み出す予定だった。
しかしなんとその日に、ダンスホールに第4騎士団の団員たちが
大挙して押し寄せ、ダンスパートナーのユージーンと共に取り囲まれる。
「お前の平民出の父親の横領が発覚した。大方お前の首席の席料が高かったんだろうな!ローガンは今頃取り調べを受けている。お前もこれから事情聴取だ!」
無実の罪で捕まった父親。
決まっていた騎士団への入団も白紙に。
呆然と立ち尽くすイルゼは、なぜかあまり話した事もない同期のライバル、侯爵家次男のユージーンの家で、護衛として雇われることになって・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 07:00:00
12364文字
会話率:36%
政略で結ばれた伯爵令嬢クラリスと侯爵令息ジークハルト。だが婚約者であるはずの彼は、別の令嬢ばかりを追いかけ、クラリスを完全に無視していた。
クラリスは婚礼を数ヶ月後に控え、すでに侯爵邸に“仮住まい”として滞在していた。
嫁入り前の貴族令嬢に
とって、これは通例のこと。家の伝統や礼節、そして婚家の人間関係を事前に把握しておくためだ。
だがその朝食の席でジークハルトが隣に座ったことは一度もなかった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-24 03:03:59
1803文字
会話率:34%
伯爵令嬢リディアとその婚約者侯爵令息カイラスのお話です。
最終更新:2025-06-22 09:46:28
6823文字
会話率:29%
ベーテニア王国王女カタリナはソーサリー王国の魔法学園の留学している。
ある日の昼休み、カタリナは大勢の生徒がいるカフェテリアで起こった婚約破棄騒動を目にした。
侯爵令息レックスから婚約破棄を告げられ、男爵令嬢ガリナに嫌がらせをしたという冤罪
までかけられた伯爵令嬢アンジェリカ。アンジェリカを救おうとしたカタリナだが、彼女よりも前にソーサリー王国王太子マクシミリアンが動きアンジェリカは無事に助け出された。更にアンジェリカはマクシミリアンに求婚され次期王太子妃になることに。
カタリナはアンジェリカの毅然とした態度やマクシミリアンを高く評価するが、その評価はすぐに覆される。
何とマクシミリアンとアンジェリカはレックスとガリナに過剰報復を開始したのだ。他の生徒達もマクシミリアンとアンジェリカに従い、最終的にレックスとガリナの命まで奪おうと動いてしまう。
カタリナはそれを止め、レックスとガリナを救いマクシミリアンとアンジェリカにやり過ぎだと抗議しに行くのであった。
カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 11:40:00
6319文字
会話率:42%
ケイロス伯爵令嬢サンドラは実母が亡くなって以降父、後妻、義妹、婚約者から虐げられていた。
そんな時、以前から交流があった隣国の侯爵令息マヌエルから、今の環境から逃げた方が良いと言われて……!?
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2025-06-13 11:30:00
6411文字
会話率:36%
ポリーニャ伯爵令嬢ミゲリーナには婚約者がいる。ミゲリーナの婚約者であるアルバカーキ公爵令息ロドリゴはミゲリーナを蔑ろにし、グアルダ子爵令嬢ネウザと不貞をしていた。
ある日ミゲリーナは公然の場でロドリゴから婚約破棄を告げられてしまう。
すると
そこへ現れたのはパンタリャオン侯爵令息マルティム。
マルティムは婚約破棄を告げられたばかりのミゲリーナに求婚した。更に、ミゲリーナとマルティムの婚約を国王にも認めさせた。
こうしてミゲリーナはマルティムと共に幸せになるのだが、実は一連の出来事には裏があった。
カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 09:10:00
5123文字
会話率:35%
アドリアナ・ヴァンディール侯爵令嬢には妹がいる。
アドリアナが家格の同じ侯爵家の三男であるレオニード・ガイデアンの婚約者となり半年経つが、最近の彼は妹のリリアーナと急接近し、アドリアナをないがしろにし始める。
どこでも泣き出すリリアーナ
にアドリアナは嘆息してしまうが、レオニードはリリアーナをかばい続け、アドリアナを非難する言葉ばかりを口にするようになった。
(声を荒げて表情を露わにして)
アドリアナは思う。
貴族なら皆、感情を表に出さないよう教わるはずなのに……
リリアーナのデビュタント会場で、それは起こるべくして起こった。
「アドリアナ・ヴァンディール侯爵令嬢!僕は君との婚約を破棄して、妹のリリアーナ・ヴァンディールと婚約を結び直す!」
宜しいのでしょうか、レオニード・ガイデアン侯爵令息?
その妹は――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 07:10:00
7553文字
会話率:37%
ウェイド公爵家の一人娘、ロザリンド。
彼女は剣と魔法を使い、領民を守る『プリエ騎士団』の騎士団長だ。
結婚を考えなければならない年齢になり、両親主催のお見合いパーティーで自身の配偶者を探すことに。
参加者の一覧から、一人、気になる人
がいた。
それは『ウェイドの女神』という絵画を描いた人物、デインズ侯爵家のリオ。
学園に通っていた頃、偶然彼が描いている絵を見て、心を惹かれていた。
ロザリンドは、彼の前で背中の名誉の傷痕を見せる決断をする。
この傷痕を見ても、自身との結婚を望んでくれるのなら、と――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 20:03:08
6113文字
会話率:30%
魔術の申し子エルンストと呪術の天才セシリアは、政略結婚の相手同士。しかし二人は「愛を科学的に証明する」という前代未聞の実験を開始する。手を繋ぐ時間を測定し、心拍数の上昇をデータ化し、親密度を数値で管理する奇妙なカップル。一方、彼らの周囲では
「愛される祝福」を持つ令嬢アンナが巻き起こす恋愛騒動が王都を揺るがしていた。理論と感情の狭間で、二人の天才魔術師が辿り着く「愛」の答えとは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 19:22:22
78145文字
会話率:41%
ネラル王国では昔、後継者争いで大勢が亡くなってしまった為、何らかの理由がない限り、長男以外は同性婚を推奨している。
そんな世界、詳しくいうなら『月夜の涙』というBLゲームの世界に転生したアルティ・ランサー伯爵令息(ゲーム内ではお助けキャラ)
は前世からの推しであるクロム・ダルク侯爵令息の為を思って推しへの愛を語るが…?
♢♦︎♢
登場人物
・アルティ・ランサー伯爵令息(転生者)
・クリス・ハウンド伯爵令息(アルティの婚約者)
・クロム・ダルク侯爵令息(アルティの推し)
・ジルナ・カルトン侯爵令息(クロムの婚約者)
こちらは心象で話が進むタイプのお話です。
ちなみにクリス→アルティ→クロム→ジルナ→アルティ→クリスの順番です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 21:42:04
2813文字
会話率:0%
婚約破棄された伯爵令嬢セシリア。怒り心頭の兄は「地味な復讐」を開始する。地味に嫌なことが静かに侯爵令息ギルベルトを追い詰める。
最終更新:2025-05-20 08:12:07
2203文字
会話率:24%
これまで、名だたる王宮騎士団長を輩出してきた名門、グレミヨン侯爵家。
にもかかわらず、その末娘のシルヴィ(16歳)は、魔法を使えば家を破壊してしまうほどセンスの欠片もなく、両親から魔法の使用を禁じられていた。
そんなシルヴィが王宮騎士団
の養成学校である、メシア学園に入学を申し込んだものの、試験当日に大遅刻をしてしまう。
試験をすっぽかしたなんて知れたら父親に叱られると焦ったシルヴィは、偶然出会ったクリストフ・ルシュールの助けを受け、最後の科目だけ受けさせてもらったのだ。
それによってビリ合格を果たしたシルヴィが、従魔召喚の儀式で降臨させたのが……まさかの黒龍。
だが、学年最下位の生徒だと思われているため、他の生徒たちはカラスだと思い込み、彼女を馬鹿にする。
王宮騎士団に入ろうとする人間の性格の悪さに幻滅するシルヴィは、自分の従魔の正体を隠し、まったり生活を目指すことに──。
学園で唯一の味方は、受験の日に助けてくれたクリストフだけ。ただ彼は、自分の正体の話になると歯切れが悪い。謎な男。
シルヴィを一番罵っていた侯爵令息と2人きりのときに、ワイバーンが現れて──!
世界の均衡すら左右する従魔をとともにまったり生活を目指すなんて、できるのか⁉
波乱巻き起こし、痛快ラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:42:57
11833文字
会話率:49%
ニーナは庶民だ。でもこの国で一番有名な庶民だ。魔法作ったり魔導具作ったりしてたら王立フルディエス学園への入学が認められた。そこでも好き放題してたらある令息と出会う。絶賛修羅場中だった。ニーナのとった行動とは。
最終更新:2025-05-15 11:20:14
13875文字
会話率:71%
「あれ? 私どうなったのかしら?」
私は、メイドとして働いていた伯爵家で倒れていた。
正確に言えば、ここの家のお嬢様に足をかけられて、転んだのだ。
私はリビドー・ダンロ男爵の庶子アガサ。
母が亡くなり引き取られたが、男爵夫人マーブ
ル様は優しい人だった。
「女はいつの時代でも生き辛いわね。私も父の言うままにここに嫁ぎ、夫になった男には何も言えないのよ」
なんて疲れた顔をして、明け透けな話もしてくれていた。気心が知れる程好きになり、私は本当の母のように家事や身の回りのことを手伝い尽くした。一人でも味方がいるのは、とても嬉しいことだった。
逆に血の繋がった筈の、リビドー様の顔を見たのは数える程度だ。
リビドー様はマーブル様のことはほったらかしで、多くの愛人を囲っている。本邸であるここに、戻ることは殆どない。
領地経営はマーブル様が行い、本人は社交と言って遊んでいるだけ。親に決められた結婚を嫌がり、マーブル様には指一本も触れていないそうだ。当然子供もいない。
かと言って平民庶子の私が、後を継ぐことはないと思う。
きっと政略結婚と言う駒に使うつもりだろう。
そうでなければ、今まで歯牙にもかけず祖母と暮らしていた私を、15歳になってから引き離すことはない。
そのことをマーブル様も気づいているのだ。
何か月か過ぎた頃、マーブル様がこう告げてきた。
「貴女は外で働いて、お金を貯めなさい。いつでも此処から逃げられるように。大丈夫よ、リビドー様には学校に行ってるとでも言っておくから」
私は瞬いてマーブル様を見た。
頷くマーブル様は言う。
「貴女は逃げなさい。何の誓約もないのだから」
その話をした後、伯爵家への仕事の紹介状を渡してくれたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 17:21:57
29492文字
会話率:23%
ある出来事で、婚約者への信頼が失墜してしまった。
でも商人の娘だから、元を取って見せるわ。
そう言って始めた実験の行く先は………
その2は、不毛な話の別バリエーションです。
前作よりは、恋愛ちょっとあります。
最終更新:2025-04-21 01:29:26
36136文字
会話率:28%
「君には失望したよ。ミレイ傷つけるなんて酷いことを! 婚約解消の通知は君の両親にさせて貰うから、もう会うこともないだろうな!」
言い捨てるような突然の婚約解消に、困惑しかないアマリリス・クライド公爵令嬢。
「ミレイ様とは、どなたのことで
しょうか? 私(わたくし)には分かりかねますわ」
「とぼけるのも程ほどにしろっ。まったくこれだから気位の高い女は好かんのだ」
先程から散々不満を並べ立てるのが、アマリリスの婚約者のデバン・クラッチ侯爵令息だ。煌めく碧眼と艶々の長い金髪を腰まで伸ばした長身の全身筋肉。
彼の家門は武に長けた者が多く輩出され、彼もそれに漏れないのだが脳筋過ぎた。
だけど顔は普通。
10人に1人くらいは見かける顔である。
そして自分とは真逆の、大人しくか弱い女性が好みなのだ。
前述のアマリリス・クライド公爵令嬢は猫目で菫色、銀糸のサラサラ髪を持つ美しい令嬢だ。祖母似の容姿の為、特に父方の祖父母に溺愛されている。
そんな彼女は言葉が通じない婚約者に、些かの疲労感を覚えた。
「ミレイ様のことは覚えがないのですが、お話は両親に伝えますわ。それでは」
彼女(アマリリス)が淑女の礼の最中に、それを見終えることなく歩き出したデバンの足取りは軽やかだった。
(漸くだ。あいつの有責で、やっと婚約解消が出来る。こちらに非がなければ、父上も同意するだろう)
この婚約はデバン・クラッチの父親、グラナス・クラッチ侯爵からの申し込みであった。クライド公爵家はアマリリスの兄が継ぐので、侯爵家を継ぐデバンは嫁入り先として丁度良いと整ったものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 20:49:09
25518文字
会話率:32%