ある出来事で、婚約者への信頼が失墜してしまった。
でも商人の娘だから、元を取って見せるわ。
そう言って始めた実験の行く先は………
その2は、不毛な話の別バリエーションです。
前作よりは、恋愛ちょっとあります。
最終更新:2025-04-01 00:48:56
23732文字
会話率:26%
「君には失望したよ。ミレイ傷つけるなんて酷いことを! 婚約解消の通知は君の両親にさせて貰うから、もう会うこともないだろうな!」
言い捨てるような突然の婚約解消に、困惑しかないアマリリス・クライド公爵令嬢。
「ミレイ様とは、どなたのことで
しょうか? 私(わたくし)には分かりかねますわ」
「とぼけるのも程ほどにしろっ。まったくこれだから気位の高い女は好かんのだ」
先程から散々不満を並べ立てるのが、アマリリスの婚約者のデバン・クラッチ侯爵令息だ。煌めく碧眼と艶々の長い金髪を腰まで伸ばした長身の全身筋肉。
彼の家門は武に長けた者が多く輩出され、彼もそれに漏れないのだが脳筋過ぎた。
だけど顔は普通。
10人に1人くらいは見かける顔である。
そして自分とは真逆の、大人しくか弱い女性が好みなのだ。
前述のアマリリス・クライド公爵令嬢は猫目で菫色、銀糸のサラサラ髪を持つ美しい令嬢だ。祖母似の容姿の為、特に父方の祖父母に溺愛されている。
そんな彼女は言葉が通じない婚約者に、些かの疲労感を覚えた。
「ミレイ様のことは覚えがないのですが、お話は両親に伝えますわ。それでは」
彼女(アマリリス)が淑女の礼の最中に、それを見終えることなく歩き出したデバンの足取りは軽やかだった。
(漸くだ。あいつの有責で、やっと婚約解消が出来る。こちらに非がなければ、父上も同意するだろう)
この婚約はデバン・クラッチの父親、グラナス・クラッチ侯爵からの申し込みであった。クライド公爵家はアマリリスの兄が継ぐので、侯爵家を継ぐデバンは嫁入り先として丁度良いと整ったものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 20:49:09
25518文字
会話率:32%
「あれ? 私どうなったのかしら?」
私は、メイドとして働いていた伯爵家で倒れていた。
正確に言えば、ここの家のお嬢様に足をかけられて、転んだのだ。
私はリビドー・ダンロ男爵の庶子アガサ。
母が亡くなり引き取られたが、男爵夫人マーブ
ル様は優しい人だった。
「女はいつの時代でも生き辛いわね。私も父の言うままにここに嫁ぎ、夫になった男には何も言えないのよ」
なんて疲れた顔をして、明け透けな話もしてくれていた。気心が知れる程好きになり、私は本当の母のように家事や身の回りのことを手伝い尽くした。一人でも味方がいるのは、とても嬉しいことだった。
逆に血の繋がった筈の、リビドー様の顔を見たのは数える程度だ。
リビドー様はマーブル様のことはほったらかしで、多くの愛人を囲っている。本邸であるここに、戻ることは殆どない。
領地経営はマーブル様が行い、本人は社交と言って遊んでいるだけ。親に決められた結婚を嫌がり、マーブル様には指一本も触れていないそうだ。当然子供もいない。
かと言って平民庶子の私が、後を継ぐことはないと思う。
きっと政略結婚と言う駒に使うつもりだろう。
そうでなければ、今まで歯牙にもかけず祖母と暮らしていた私を、15歳になってから引き離すことはない。
そのことをマーブル様も気づいているのだ。
何か月か過ぎた頃、マーブル様がこう告げてきた。
「貴女は外で働いて、お金を貯めなさい。いつでも此処から逃げられるように。大丈夫よ、リビドー様には学校に行ってるとでも言っておくから」
私は瞬いてマーブル様を見た。
頷くマーブル様は言う。
「貴女は逃げなさい。何の誓約もないのだから」
その話をした後、伯爵家への仕事の紹介状を渡してくれたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 13:45:51
24074文字
会話率:27%
日本人としての前世の記憶を持って転生を果たしたシャルロッテ・ミッレ伯爵令嬢は5歳の時に参加した王家主催のお茶会でこの世界が自身がプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気づく。
そして『推し』であるポルクス・ポールスト侯爵令息が苦労する未
来にあることを思い出す。
私が努力してできる限りの援助をするわ!!
そうしてストーリー開始まで努力を重ね、ポールスト侯爵家を支援していたのだが。
「ミッレ伯爵家はポールスト侯爵家に何を望んでいるのですか」
まさかの『推し』の双子の兄に目を付けられてしまった…!
大丈夫です!安心して下さい!私は『推し』が幸せであれば何でもいいんです!!!
【短編】『推し』の双子の兄に興味を持たれた場合の対処法は無害アピールをすることと相場は決まっている!
の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 00:00:00
70859文字
会話率:39%
日本で過ごした前世の記憶を持って転生を果たしたシャルロッテ・ミッレ伯爵令嬢は5歳の時に参加した王家主催のお茶会でこの世界が自身がプレイしていた乙女ゲームの世界であることに気づく。
そして『推し』であるポルクス・ポールスト侯爵令息が苦労する未
来にあることを思い出す。
私が努力してできる限りの援助をするわ!!
そうしてストーリー開始まで努力を重ね、ポールスト侯爵家を支援していたのだが。
「ミッレ伯爵家はポールスト侯爵家に何を望んでいるのですか」
まさかの『推し』の双子の兄に目を付けられてしまった…!
大丈夫です!安心して下さい!私は『推し』が幸せであれば何でもいいんです!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 00:00:00
3778文字
会話率:24%
「彼はまだ私を愛してるだろうけど、私がフッたからあなたのところに行ったのよ。あなたは一番じゃないの、ごめんね」?
ニナ・ペンバートン伯爵令嬢はルイス・エルドリッジ侯爵令息と婚約していた。しかし王妃主催の桜の園遊会で近づいてきたヒルダという
令嬢に思ってもみなかったことを言われた。
『ルイス様のどこがいいと思ったの?』
『ルイス様から好きと言われたの?』
『ごめん、あたしのおさがりで、ごめん』
その言葉の真意が分からず困っていたニナだったが、追い打ちをかけられるように、ルイスとヒルダが人目を避けるように二人でいるのを見かけて、ルイスのことを信じられなくなってしまった。
そんな中、王妃の仲裁でヒルダの告白を聞くニナ。
ヒルダの真意は――? そこには一人の令嬢の人生の覚悟があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 04:20:00
7997文字
会話率:26%
【異世界恋愛・1000文字・なろラジ応募作品】
身分差のあるイケメン侯爵令息から婚約打診を受けた男爵令嬢は、どんな結論を下すのでしょうか?(*´ω`*)
なろラジ応募作品、選んだお題は「カレンダー」です。
設定ゆるいです~お手柔らかにお
願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 04:10:00
1000文字
会話率:17%
リンジー・ロックウッド伯爵令嬢とアーロン・クロフォード侯爵令息は両想い。
今日の『聖夜の舞踏会』は都合でアーロンがリンジーをエスコートすることに。
アーロンは特別に気合を入れていた。今日こそは告白するぞ、と。
しかし第二王子が横恋慕。特別な
舞踏会でとんでもない爆弾を破裂させてくれた!(怒)
おかげでリンジーは不敬罪まっしぐら。もうこれはアーロンとの素敵な思い出どころではない!?
さて、そんな状況を打破したのは──?
異世界恋愛物語。
XI様の『真・恋愛企画』参加作品です。
設定は緩い(第二王子のアタマが緩い)ですが、お気軽に楽しんでいただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 11:06:09
7776文字
会話率:41%
※『聖女の力を軽く見積もられ婚約破棄されました。後悔しても知りません。侯爵令息の紅の魔術師に全てを注ぎます。好き。』の連載版になります。
「君との婚約を破棄する!」
私は聖女で第二王子殿下の婚約者の伯爵令嬢でしたが、
卒業記念パーティー
で完膚なきまでに振られました。
王子殿下は男爵令嬢と真実の愛に目覚めたらしいです。
泣きに泣いて就活をスタート。
貧乏伯爵令嬢ロレッタ・シトリー。
特技は聖魔法と水魔法。
どうですか? お安くしときますよ?
もう男には頼るまい。金と自分を信じて生きていく!
職安で見つけた侯爵家の侍女、寝食付きに飛びつき採用されるも、侯爵令息は魔力暴走気味で炎が不安定。
私が治してさし上げましょう。ついでに終身雇用してくれたら嬉しいです!
魔力暴走気味の紅の魔術師と聖女はお互い意気投合し、ハッピーエンドを迎えました!
【短編版】
☆12/28~30 日間総合ランキング2位 異世界恋愛ランキング2位
☆12/31 週間総合ランキング6位 ありがとうございます☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 21:00:00
792439文字
会話率:37%
「君との婚約を破棄する!」
私は第二聖女で第二王子殿下の婚約者の伯爵令嬢で聖女。
卒業記念パーティーで完膚なきまでに振られました。
王子殿下は男爵令嬢と真実の愛に目覚めたらしいです。
泣きに泣いて就活を始めました。
貧乏伯爵令
嬢ロレッタ・シトリー。
特技は聖魔法と水魔法。
どうですか? お安くしときますよ?
もう男には頼るまい。金と自分を信じて生きていく!
職安で見つけた侯爵家の侍女、寝食付きに飛びつき採用されるも公爵令息は魔力暴走で炎が不安定。
私が治して上げましょう。ついでに終身雇用してくれたら嬉しいです!
魔力暴走の紅の魔術師と聖女はお互い意気投合。
ハッピーエンドを迎えました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 11:17:11
5344文字
会話率:37%
アウグスタには入り婿のルーカスという夫がいる。
彼は王太子の側近という立場であり、そして過去に一度やらかした経緯から格下のアウグスタに婿入りする羽目になったのだ。
そうだというのに、人の話を聞かないルーカスは言視察という名のバカンスに出かけ
ていく。それがとんでもない結果になると知らないで……
ざまぁありです。ざまぁの内容がマンネリにならないように注意して書きましたので、少しでも目新しく映ればいいなぁと思います。
短編で済む文字数なのですが、後日談を書く可能性が高いので連載形式にし、代わりに前編・後編をまとめて投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 21:02:24
14512文字
会話率:14%
数年前に異世界トリップしてきた私は、ある理由から貴族を避けて学園に通っていた。そんな私に次期宰相の侯爵令息が婚約を迫ってきて…?
逃げる隙を探す私と、捕まえる気満々の彼とのお話。
最終更新:2025-03-22 20:00:00
518684文字
会話率:38%
ティアラは伯爵令嬢で今年から王都の学園へ通うことに。学園ロマンス小説にハマった彼女は学園に対してさまざまな憧れを抱いているぽわぽわした少女です。婚約者の侯爵令息カイルやその妹ソフィアと一緒に学園生活を過ごすのだが、彼女にはちょっとした悩みが
あった。それは自分の見た目が15歳の割には幼く身長が145cm。それに対してカイルはすらっとした長身で188cmで見た目もとても大人っぽい。周りから婚約者が幼女趣味と言われたり、彼を狙う令嬢たちも多くハラハラしたりこのままでは「婚約破棄」されちゃくかもとオロオロしたり。
そんなちょと夢見がちな少女と過保護で保護者な令息のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 15:10:00
448924文字
会話率:61%
『私の見た目が幼いせいで私と婚約者様は「幼女と保護者」のようで困っています。』での登場人物達の短編集です。
・ティアラ・レヴァン(伯爵令嬢)
・カイル・フォルティス(侯爵令息)
・ソフィア・フォルティス(カイルの妹)
最終更新:2024-08-03 10:30:23
15070文字
会話率:65%
突然、婚約破棄を突き付けてきた侯爵令息は、前世では別れたくても別れてくれないクズ男だった?!
婚約破棄の理由になった伯爵令嬢にも覚えが...
今世に引き継がれた別れる別れない問題に、終止符は打たれるのでしょうか。
最終更新:2025-02-23 09:11:52
19201文字
会話率:31%
「君とは結婚するが彼女を第二夫人にする。」
初恋の美しい婚約者を誰よりも幸せにしたいと、献身的に支え、努力してきたアマーリア。
蔑ろにされてもいつかは結婚して幸せになれると思い描いていた未来は、ひどい裏切りであっけなく壊れてしまった。
疲れ
果てたアマーリアを思い続けてくれていた侯爵令息に、大切にされる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 17:40:19
13702文字
会話率:29%
辺境伯令嬢アメリアは、脳筋父から脳筋侯爵令息と婚約するように言われてしまった。これ以上、辺境伯領に脳筋が増えると!? 何より、アメリアには将来を誓い合った恋人がいた。
悩んだアメリアは、密やかに流れる噂の〝幸運のブーケ〟に願うことを決心した
。
なんと、〝幸運のブーケ〟とは妖精の魔法だった。
妖精が見えるだけの公爵夫人シャルロッテと妖精の声が聞こえるだけの公爵ルイヤヴィストが揃って使える妖精の魔法。
但し、過去にはシャルロッテが21年間14歳の姿で成長が止まったり、浮気した王太子のその婚約者の中身が入れ替わったりと、チャレンジャーな魔法だった。
しかし、脳筋と結婚することに比べたら些事だ。
そうして、シャルロッテが〝アメリアとカティスが結婚できますように〟と妖精に願ったら、とんでもないことが起きてしまった……!
『21年耐えたので離婚して今度は自分のやりたいことをしようと思います』の電子書籍化記念SSです。
こちらのお話だけでもお楽しみいただけるように書きました ♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 07:02:55
16525文字
会話率:37%
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳
。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 14:00:09
143051文字
会話率:49%
シルベスタ・オリヴィエは学園に入った日に恋に落ちる。相手はフェリオ・マーカス侯爵令息。見目麗しい彼は女生徒から大人気でいつも彼の周りにはたくさんの令嬢がいた。彼を独占しないファンクラブまで存在すると言う人気ぶりで、そんな中でシルベスタは他の
令嬢より目立つ方法はないかと日夜頭を悩ませた。
シルベスタの行いがあまりに過激だったためついにフェリオから大っ嫌いだ。俺に近づくな!と言い渡された。
だが、思わぬことでマーカス侯爵家はシルベスタの家に助けを求めることになるが、オリヴィエ伯爵家はシルベスタを目に入れても可愛がっており彼女を泣かせた男の家になどとけんもほろろで。
フェリオの甘い誘いや言葉も時すでに遅く…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 06:31:59
55245文字
会話率:38%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
短編「私の10年を返していただきます」の、リリーフィア目線のお話です。
短編の方を読んで
いただいた方が、より楽しく読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 12:45:30
42151文字
会話率:39%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
最終更新:2024-09-29 21:02:58
9883文字
会話率:28%
侯爵令嬢ユリア・ヴェルマルクは、正体不明のエッセイスト『レディ・ファントム』でもあった。
普段はお行儀のいい侯爵令嬢として猫を被りつつ、夜な夜なインモラルな仮面舞踏会に足を運び、そこで繰り広げられる軽薄な男女の愛を観察していた。
ある日の
仮面舞踏会でいつものように人間観察していると、仮面越しでもわかる気品溢れる男と目が合う。
「……って、私の婚約者じゃない!!」
え、婚約者様、何でこちらにいらっしゃるの? さては不貞目的ですねわかります。なら、戦争ですね受けて立ちましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 11:13:30
14784文字
会話率:38%
常識人ソレアン・アルモンド侯爵令息は、画家ゼファリス・デュヴァンの才能を世に知らしめたい。王家主催の美術展は、その絶好のチャンスだった。ゼファリスが絵を描いてさえくれれば。
ソレアンは彼のパトロンとして何とか絵を描かせようとする。しかしゼフ
ァリスは「魂が震える場所へ連れていけ」とソレアンを観光案内人扱いだ。
何だかんだゼファリスに甘いソレアンは、王都の観光案内人を務める。
尚、ゼファリスのペンネームは――†漆黒の画狂神†折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 10:01:14
9067文字
会話率:52%
侯爵家のリュシアは1歳の時から醜聞付きの令嬢となった。自分の醜聞ではない。父親の浮気による醜聞がリュシアにのしかかってきたのだ。そのためリュシアは社交界で嘲笑の的となったが、決して項垂れることはなかった。そんなリュシアは16歳の時にお見合い
をした。相手は美貌の侯爵令息であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:00:00
30468文字
会話率:36%
デイジィの兄ジェームズが戦死した。しかしデイジィは兄の死後も戦場に手紙を送り続けた。部隊名もなく姓もなく、ただジェームズという宛名のみの手紙を毎日送った。その手紙は多くのジェームズに届けられ、侯爵令息のジェームズも受け取った者のひとりであっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:00:00
3712文字
会話率:22%
地味な容姿のエリジュには花のように美しい姉と花のように可愛い妹がいる。姉たちも妹たちも婚約者と仲睦まじいが、エリジュは10年間も婚約していたマリオンから婚約破棄をされたばかりであった。しかし父親の男爵は、すぐに次の婚約を結ぼうとしていた。相
手は美貌の侯爵令息フランシスであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:00:00
8997文字
会話率:41%
前世は、創造主から無茶振りされた仕事をこなし続けた社畜な“怪物”。
押し付けられた仕事の一つにより、未婚で五児の母親までもやっていた。
色々あって死んだ後、今世では人間の侯爵令息として生まれ、婚約者からの無茶振りをこなした結果、処刑される事
が決まる。
なお、前世の記憶を取り戻したのは処刑寸前。
身体はボロボロで既に死にそう。
どうしろっつうんじゃ、真面目に生きただけなのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 06:00:00
8946文字
会話率:7%
付き合っていた相手に裏切られた女騎士の男爵令嬢ホリー。気づくと約百年後の同じ国に転生していた。今世は伯爵令嬢でシェリルという名前になったホリーは、社交界から離れたい一心で、修道女になる事を夢見る。しかし自領に不幸が襲い、早急にお金を得るため
侯爵家へ嫁ぐ事に。政略結婚をした相手は、前々からシェリルに付きまとっていた遊び人で有名な侯爵令息だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 19:00:00
611597文字
会話率:60%
子爵令嬢のリーセは、二つ年上の侯爵令息のヴィレムと学園卒業後に結婚する予定だった。しかし自分を疎む父の策略により、学園から家に帰ってきたその足で、突如王城の侍女になる事に。流されるまま、王城の侍女になってしまったリーセは、そこで王弟の娘であ
る王女様と出会う。それが無自覚に国を救う事になるとは、リーセは知る由もなかった。※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 19:00:00
14565文字
会話率:62%
マレック・ベルカ侯爵令息は頭脳明晰、明朗快活な押しも押されぬ高位貴族だ。
しかし彼にはつい悪乗りして厨二病な設定盛り盛りの組織を立ち上げて、その後増え続ける設定や膨らむ構成員に途方に暮れるという悪癖があった。
この物語は、そんな自業
自得な縛りプレイに苦悩し、それっぽい言い訳を必死こいて考え続けた挙句、二進も三進もいかなくなったマレック・ベルカの現状打破な物語――――のはずである。
こちらの作品もカクヨムさんにも掲載させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 16:20:00
9642文字
会話率:48%
ある日、姉のスワンがやらかした。
目をつけていたクロウ・ストーム侯爵令息が別の令嬢と仲良くしており、憤りのあまり令嬢にわざと足を引っかけたとのこと。その際に顔に取り返しのつかない傷を負わせてしまい、格式が上の相手だったこともあり姉は激しく糾
弾された。日頃からの態度の悪さと反省が見えないことから、相手方の両親は死罪を求めている。
身から出た錆で破滅が決まってしまったスワンは、責任から逃れるために魔道具を使って妹の私と体を入れ替えた。そうして私は姉の代わりに破滅が確定してしまう。
しかし私は諦めない。姉の行動にはいつも呆れさせられていた。この容姿と魔法の才能があってどうして上手く立ち回れないのか。私だったらこうしているのにと羨むことは何度もあった。
それが今、実現できるようになり、私は状況を逆転させるために動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 19:17:22
14484文字
会話率:26%
貧しい男爵家の長女シャーリーンは、ある日の週末、婚約者のスチュアートから突然婚約破棄を言い渡されてしまう。
呆然としたまま翌週学園に登校したシャーリーンに話しかけてきたのは、これまで自分とは縁もゆかりも無かった一人の男子生徒だった。
※こ
の作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 10:57:38
10867文字
会話率:47%
公爵令嬢のフィオレンサ・ブリューワーは婚約者のウェイン王太子を心から愛していた。しかしフィオレンサが献身的な愛を捧げてきたウェイン王太子は、子爵令嬢イルゼ・バトリーの口車に乗せられフィオレンサの愛を信じなくなった。ウェイン王太子はイルゼを
選び、フィオレンサは婚約破棄されてしまう。
深く傷付き失意のどん底に落ちたフィオレンサだが、やがて自分を大切にしてくれる侯爵令息のジェレミー・ヒースフィールドに少しずつ心を開きはじめる。一方イルゼと結婚したウェイン王太子はその後自分の選択が間違いであったことに気付き、フィオレンサに身勝手な頼みをする────
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 17:16:38
62373文字
会話率:43%
「君だけをずっと想っているよ」
幼いあの日、あなたはたしかにそう言ってくれた。
そして、優しく愛を紡いでくれたその唇から今、私を拒絶する冷ややかな言葉が浴びせられる。
「僕は君を愛することはない」──────
最終更新:2024-02-02 23:02:24
7831文字
会話率:42%