武家の娘・姜苑は、突然、父親に名家との婚約を告げられる。そろそろどこかへ嫁がなければとは思っていたもののいざとなれば複雑な心境になる苑は、どうにか阻止できない者かと行動を始める。
最終更新:2023-11-19 22:48:12
60743文字
会話率:56%
ある日、いつも通りの日常を送っていたはずの翠は気がつけば、戦国時代の幼い女の子に成り代わっていた。
けれど、翠は江戸時代からつづく有名な武家の出身。幼少期から、叩き込まれた武道や歴史の知識を活かし、戦国時代をたくましく生き抜いていく。
や
がて、ある事情により結婚した翠は徐々にその男のために働きたいと思うようになる。翠は、彼は、その国は幸せになれるのだろうか・・?
下剋上な戦国の世で、翠の現代知識と武道によるチート生活が始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 16:21:33
18027文字
会話率:40%
村の力自慢だったガストンは立身出世を夢見て戦に出る。だが、そこにあったのは過酷な戦場、自慢の腕力など通用しない現実だった。
さらに戦場から帰っても村に居場所もなく、流れのままに武家奉公へ……
選ばれた英雄ではない、特別な才能もない、等身大
の男の出世譚が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 12:00:00
175694文字
会話率:33%
2021年9月10日初投稿
ある日、目が覚めた主人公は自分が戦国時代の人間に転移していることに気づく。
物語は駿河の今川館から始まる。主人公がどのようにしてこの戦国時代を生き抜いていけばよいか考えているところで松平竹千代とであう。
そこから
運命の歯車は周りはじめ、主人公は竹千代…徳川家康の為に働こうと決意する。
だが、この家康。思っていた人物とは異なり、逆ギレするわ、後先考えないわ、我儘言いたい放題だわ、気分屋で扱いずらい。こんな破天荒な家康では歴史の通りに話が進まない!
主人公は家康くんが歴史と違うことをしようとすれば叱って叩いて蹴ってでも歴史通りを歩ませ、やがて武家の頂点に付くように導いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 07:00:00
665151文字
会話率:48%
勘当され、武家の次男から町人となった利吉。
定職につかず、将棋ばかり指している利吉が心配でならない兄は度々彼の元を訪れる。
最終更新:2023-09-27 00:03:20
5788文字
会話率:57%
中国地方出身の俺は、断食して、「ダライラマの粉」を飲んで、意識を失って、どこかに飛ばされて、イケメンに騙されて、領主にされてしまう。
爵位持ち当主には「加護」という能力付与権限が存在し、それぞれの領土は加護を生かした発展を遂げていた。俺の
領土は帝国でも並外れた武家であり、加護も戦闘特化のチート性能。しかし、今は帝国は400年続く太平の世。並みいるチート軍勢もただの金食い虫にすぎない。
暴発寸前の軍部を抑えつつ、平和な世の中での発展を目指す領主の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 04:52:28
360504文字
会話率:52%
人魔戦争で魔王を討ち取った勇者バルハラーの息子、チェイン。
彼は最愛の恋人エリシアに婚約破棄を突き付けた。
「他に好きな人が出来た」
チェインはそう言ったが、真実はチェインが"不能"だったからだ。
"不能&qu
ot;、つまり、彼の男性である部分が機能しなかった。
大将軍の孫娘であるエリシアとの結婚であれば、"不能"を隠して結婚すれば大事になる。
子を残すのも武家の務めであるがゆえに。
チェインは様々な方法で不能を治そうと努力するが、彼の男性の部分はウンともスンともいわなかった。
22歳、年齢的にもこれ以上エリシアを留まらせる訳にはいかないと、チェインはエリシアに別れを告げた。
その翌日、彼は失意の中で浴びるように酒を飲んだ帰り道。
一人の魔族の女の子を助けて家に連れて帰った。
その翌日、床で目が覚めたチェインはベッドで眠ろうと布団を捲ると見知らぬ女性。
チェインは酒を飲んでいたせいで彼女の存在を忘れていた。
ベッドで二人が固まっているところに、エリシアが訪ねてきた。
エリシアはベッドでチェインが女の子といるところを見て、全てを納得(誤解)して去っていく。
チェインは頭を抱えたまま、女の子と話をした。
女の子はチェインが勇者の息子と聞いたとたん、眼の色を変えた。
「私は魔王の娘だ、お前を殺すためにやって来た」と。
そしてチェインに誘惑の魔法を掛けた。
それは魔族が男を惑わせる秘技。
チェインの男性の部分が産まれて初めて機能した。
チェインはテンパったが、そこで想い至った。
この子がいれば"不能"が治ると。
チェインは彼女に「僕が君を幸せにするから、僕の頼みを聞いてくれ」と頭を下げた。
かくして、勇者の息子と魔王の娘との奇妙な共同生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 13:11:21
102385文字
会話率:41%
900年以上続く武家の家系に生まれ、作家となり、芸能界のサラブレッドと呼ばれる松本麻斗の夫人、そして彼の愛人の子の養母となった穐山萌子。その華やかで波乱に満ちた39年の生涯は、常に血塗られた宿命に翻弄されたものであった。古めかしい家というも
のから離れたがり、それとは逆方向に生きてきた萌子。しかし、亡き祖父の言葉を思い出した彼女は、自分の夫と愛人たちの家系が、彼女の先祖とは敵同士であることを知る。一番遠ざけたかったものに囲まれ、それと向き合わねばならなくなった萌子は、「負ける戦をしてはならない」という先祖代々の家訓とともに戦いぬくことになる。萌子は、先祖ゆかりの地である岩藤郷に出生時の名前の候補であった錫子という名前を合わせた、「岩藤錫子」という人間に自らの一生と一族の長きにわたる戦いを語らせるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 21:58:43
415文字
会話率:0%
舞台は作者の私、佐村孫千が脳内で描いた完全架空の創天国(そうてんのくに)
この国では、日本の戦国時代に限りなく近い世界観を持っています。
そこでは武家政権の頂点とされる「幕府」が存在してはいるものの近年ではその権威も薄れ、最早その意味をも成
さない状態となってしまいました。
「大名」と呼ばれる権力者たちは、これ幸いとばかりに領土を拡大すべく戦争が各地で勃発。
やがて時代は強き者が弱き者を滅ぼす戦国の世へと突入する事となった。
ある者は、理想とする争い無き「泰平の世」を築く為に…
またある者は私利私欲にまみれた欲望を満たす為に…
そして現将軍は、幕府としての権威を取り戻す為に…
様々な思いを胸に各地の権力者たちが「天下統一」を目指して戦いに明け暮れる日々。
この乱世の中で彼らは一体、どのような生き様を見せるのであろうか。
それは、貴方自身の目で見届けて欲しい…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 00:26:47
660623文字
会話率:27%
アメリヤの生家ゼモローム伯爵家は、代々武家の出で父グランべリは騎士団長も任された旧家から続く名門。 遅くにできた1人娘のアメリヤは大層大事に育てられた。
赤毛のくせ毛で、大きな茶の瞳のちょっとだけぽっちゃりな子供だった。
この国は男女隔
てなく、長子が家を継ぐことになっているので、男児がおらずとも後継者問題で揉めず、穏やかに時は過ぎていた。
そしてアメリヤは、父の親友モロコ・ジャグリーン子爵の次男で、書記官をしている息子のカザナリィと結婚しゼモローム家を継いだのだ。
見合いの席でも結婚してからも、カザナリィはアメリヤに優しく親切だった。
父(筋肉過多)とは違う美形の優男だったが、微笑む顔が天使に見えるほど好み。
だが、平穏な毎日は音を立てて崩れ始める。
カザナリィが、賭博で莫大な借金を負って失踪したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 14:48:39
11243文字
会話率:10%
|神亀元年《西暦724年》、はじまりの|機神《クリガミ》が発見されたことで、日本の歴史は大きく変わる。戦は機神を駆る武官貴族がするものとなり、兵とは機神に従う者となった。
『其《そは》|不朽《くちず》、|不錆《さびず》|不腐《くさらず》
、|不死《しなず》、|不眠《ねむらず》、|唯休也《ただやすむのみなり》』
蝦夷の反乱が続く中、各地の地方貴族は機神を求め、軍の魁として戦陣を駆けた。そうして、朝廷は官位として機神を授けるようになっていく。しかし、平和が訪れると、朝廷は形骸化し、武門の公家が落ちぶれて、機神を伴い地方へと流れて行った。
平穏な時代は終わりを告げ、政治闘争に武力を伴うようになると、機神「|小鴉《コガラス》」を駆る伊勢平氏が成り上がる。朝廷はこれを良しとせず、陽成源氏を武家の棟梁として肩入れし、源氏は機神「|髭切《ヒゲキリ》」を筆頭に機神「|膝丸《ヒザマル》」・機神「|静《シヅカ》」を以て平氏を討ち果たした。
しかし、源氏は鎌倉に幕府を構えたため、後鳥羽院は朝廷復権を懸け、兵を挙げるも、幕府が勝利し、以後朝廷は中立となった。この頃、機神の移動手段として機馬が生み出された。
朝廷の復権を目論む後醍醐帝が鎌倉幕府を転覆させるも、武家を蔑ろにした公家政治を行ったことから、源氏の嫡流に最も近き足利氏が武家の棟梁として北朝を打ち立てる。足利尊氏は機神「|尊《みこと》」を駆って、後醍醐帝に|叛《そむ》いた。朝廷が二つに割れ、陰陽寮も二つに割れた。南北朝時代となったが、機神の供給が上手く行かぬ南朝は模造品ともいえる機兵を生み出し、この製造技術は寺社勢力に引き継がれていく。
足利義満が南北合一を果たしたが、機神に乗れぬ義政が将軍となると、天下の箍は直ぐに緩んだ。
時は戦国、日ノ本は各地の群雄らが覇を競う乱世。戦うのは機神と呼ばれる絡繰兵を駆る侍たちである。
大名は一騎当千の機神とその主である絡繰武者の招聘に躍起となり、神社はその力の源であると保護された。
機神と|機馬《クリウマ》、そして|機城《クリジロ》が織りなす架空戦記――の前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 06:00:00
16626文字
会話率:55%
深川、門前仲町に〈月見堂〉という損料屋があった。損料屋の女主、千世(ちせ)は深川の人々に助けられつつ、奉公人たちと共に店を切り盛りする日々に追われている。損料屋とは、現代で言うところのレンタルショップで、〈月見堂〉は人手も貸し出す。そんな〈
月見堂〉には否応なしに事件が持ち込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 17:00:00
123659文字
会話率:38%
東吾(とうご)は信濃の武家に生まれついたが、幼い頃に江戸へ養子に出される。しかし、子がなかった家に男児が生まれ、東吾はその義弟に跡を託して隠居する。何物にも縛られず、執着せず、気ままに生きる東吾は大枚に化ける変化朝顔を咲かせて生計を立ててい
た。そんな東吾を周囲は『朝顔師』と呼んだ。そんな東吾が通いで雇っていた下働きの老女、舟(ふね)がある日暇乞いをする。家事のできない東吾は、舟が後釜にと据えた娘を渋々受け入れるのだが――。
※アルファポリス様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 17:00:00
107224文字
会話率:30%
十一になる武家の娘、鶴と、その兄、吉之助は仇討ちの旅に出ます。剣術の苦手な吉之助の策とは?
※The copyright of this novel is in Isuzu Riku. Please do not reprint witho
ut permission.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-06 20:22:37
9980文字
会話率:29%
「でも、わたくしが心に決めた殿方はひとりだけ……」
華族女学校に勤務する舎監さん。実は幕末、六十余州にその武名を轟かせた名門武家の、お嬢様だった。
とある男の許嫁となるも、男はすぐに風雲の只中で壮絶な死を遂げる。しかしひたすら彼を愛し、慕い
続け、そして自らの生の意義を問い続けつつ明治の世を生きた。
悦子はそんな舎監さんの生き様や苦悩に感銘を受け、涙する。
ガチ歴史小説。極力、縦書きでお読み下さい。
カクヨムとアルファポリスにも同文を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:12:57
26285文字
会話率:34%
生まれたときから天皇へ嫁ぐことが決まっていた和子の、結婚前の実家でのきょうだいたちとのひととき。
最終更新:2023-06-10 22:35:59
6861文字
会話率:34%
からくりが施された怪しげな箪笥。
本当にこのような箪笥があったのでしょうか?
最終更新:2023-06-09 09:00:00
2173文字
会話率:12%
私と玉彦の正武家奇譚『陸』~誕生編~の続編となります。
この世界には不可思議なものが普通に存在してるって言ったら、信じる?
八年の歳月を経て稀人三人と共に鈴白村へ帰郷した比和子と玉彦の娘、洸姫。
ゆるりゆるりと……ではなく、がっつ
り濃い目に語られる正武家奇譚『漆』でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 10:00:00
225993文字
会話率:21%
私と玉彦の正武家奇譚『伍』~懐妊編~の続編となります。
五村鈴白正武家にて。
双子を宿した比和子と伴侶である次代玉彦を中心に、不可思議な物語はゆるりゆるりと紡がれる。
座右の銘は『後悔は後からするもの』とする比和子と『石橋は叩いて叩
いて叩いて砕く』玉彦の、正武家奇譚『肆』でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:00:00
576434文字
会話率:29%
私と玉彦の正武家奇譚『肆』~神落ち編~の続編となります。
五村鈴白村の小高い山の上にある正武家屋敷。
当主健在、次代夫婦は仲睦まじく、仕える稀人は曲者揃い。
身籠った比和子を中心に繰り広げられる奇々怪々は続く。
ゆるりゆるりと語
られる正武家奇譚『伍』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 22:00:00
358298文字
会話率:35%
明治時代。
遊郭の花魁夕霧(18歳)は、元武家の姫だ。不運にも遊女に売られた。遊郭の街吉原一の美貌と名高く、店では常にトップの存在だ。気位も高い。
彼女は、吉兆のシンボル麒麟を持つと噂される大富豪の老華族専属の花魁だった。男女の仲ではなく、
娘のように彼女を可愛がってくれていた。
しかし、頼みの老華族の足が途絶えてしまう。ほどなく、死亡の知らせが届く。
失意の彼女に、その息子(柊理)の意思が告げられた。父を継いで彼女との契約を続ける、と。
これまでとは違う。
夕霧は新たな覚悟で受け入れるが、柊理の彼女への行動は、辛辣でプライドを折るようなものが続く。とうとう息子へ本音を出してしまった。
「下がれ、下郎!」
太客に決して見せてはいけない夕霧の本音が露わになたっとき、柊理は怒りとは違う反応を見せた。
「あんた、処女か?」
「何がいけない!?」
「処女なら話が違う」
「どうしてだ?」
二人の関係がそこから絡み始めて————。
かなしい過去を持つ元姫と麒麟の息子と呼ばれる華族の男の恋愛ストーリーです。
パラレル明治時代のお話です。設定等ちぐはぐな場面もあるかと思います。ご容赦いただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 21:23:35
96694文字
会話率:46%
普通の小学五年生らしく平穏に暮らしたい日高真夏だがパートナーの尾瀬一樹のとばっちりで夏期研修に行くはめになってしまった。
行き先は……お化け屋敷と称される古い武家屋敷である。
そこは恐怖のあまり歴代研修生が脱落した曰く付きの研修
場所で、しかも同行するのは単位を落とす原因となった尾瀬一樹と犬猿の仲の沙樹野彩音と、真夏同様にとばっちりを受けた神林ほのかの女の子たちだった。
研修場所となった古い屋敷では真夏たちに次々と恐怖の洗礼が襲いかかる。
●:姿が見えない足音。
●:愛しい人をいつまでも待ち続ける美貌の姫君。
●:そして廃線のはずの鉄路を走る蒸気機関車。
これは知恵と友情とちょっとの勇気を振り絞って真夏たち四人が研修クリアへと進む物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 18:00:00
77714文字
会話率:38%
雪代ノ奥方は竜魔狩りの夫を失い、武家の習いに従って仇討ち旅に出ることになる
ぐーたら忍者の黒狐ウコンは幼少期に母親を失い、忍び里にて銀狐のサコンと共に育つ
上司の命令を受け、ウコンは護衛兼世話役として雪代ノ奥方に同行することに
しかし当日
、雪代ノ奥方は仇討ち旅をあきらめたいという本心を打ち明ける
竜魔狩りのような他のつらい仕事がイヤな黒狐ウコンは依頼の中止を避けるために提案する
『旅は道連れ、世はなまけ』
ふたりは亡き夫の仇討ち旅を“サボる”ことを決意する
一蓮托生の同僚、銀狐のサコンをもだまくらかして
復讐あきらめたい異世界時代劇、ここに開幕す
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本作の特徴
・和風ファンタジーです
・ケモノビトという種族が暮らし、そして竜魔という魔物が出没します
・奥方と忍びの主従ものです
・『旅』『グルメ』『温泉』『戦闘』『流血』『恋愛』などの要素を含みます
・NL、GL要素があります
※連載は不定期です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 16:08:41
201391文字
会話率:36%
東界の最果て――武士の国"倭蜃国" 戦国乱世真っただ中の彼の国に生まれた、武家の総領息子、鷹叢樰永は天下への大望を抱きながらも実妹である朧への赦されざる恋情に懊悩しており、朧もまた兄への叶わぬ恋慕に苛まれる日々を送って
いた。
しかし、遥か西界から来航した商人カルドゥーレがもたらした、神々が宿りし究極神器――刻鎧神威が、兄妹の運命と宿命の輪を廻し、倭蜃国は愚か西界の国々さえも巻き込んで大きく変えていく。
「――汝に授けし力は、世の理を改変する絶対王権なり。汝、この王権を望むや否や?」
「望もう。その王権をもって俺は倭蜃を一統し世界を変える。そして、冥府でも来世でもなく今世において俺は朧と添い遂げる! 我に汝の杯を捧げよ!」
「私は、どこの誰とも知れない"天"なんてものには、もう絶対に屈しない! 誰を愛するかは、他ならぬ私が決める!!」
これは悲恋ではない。兄妹が天に挑み、夫婦として添い遂げる禁断の戦国神話恋絵巻開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 15:00:00
494099文字
会話率:39%