この世界では、15歳になると神から「天恵」という特殊な力が与えられる。古き時代より人々はこの力で、人生を謳歌したり世界を発展させたりしていた……らしい。
そんな古臭い話、今の時代じゃ誰も口にしない。天恵なんてマユツバな代物、誰も欲しない。
知ろうともしない。考えてみりゃ当然だ。自分の思い通りのものかどうかも分からないのにわざわざ高い金を払ってお告げをもらおうなんて、誰も考えない。少なくとも、俺の暮らすこの街では。恵神も天恵も、もはや完全に昔の伝説に過ぎない。俺の周りにも誰もいない。「天恵」を得た人間なんてのは。
世界も俺も誰もかも、天からの恵みなんて忘れている。今はそんな時代。だけど、俺は知らなかった。まさか天恵で、俺の人生が大きく変わる事になるなんて。
俺の名はトラン・マグポット。
19歳の誕生日を機に、俺の運命は動き始める。そう、あいつと一緒に。
ようこそ俺たちの店へ。 これは天恵を告げる、神託師の物語。
※スマホの方は「1行16文字」の設定でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:03:07
1132816文字
会話率:28%
世界にダンジョンが現れて5年。ファンタジーの世界で出てくるようなモンスターが出てくるダンジョン。警察や軍隊は入ることができず、15歳以上になった人間の自由意志のみ入場が許可される不思議空間。レベルアップができ、ファンタジーアイテムが手に入
り、人によっては驚くほど美しくなる。
六条祐太は幼稚園の頃からいじめられ続けて生きてきた。そのためみんなが通うダンジョン高校にはいかず。15歳になる誕生日の日。一人ダンジョンに挑むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:00:00
2291626文字
会話率:51%
13歳の誕生日、アデルは何者かに攫われた。
それから5年。
ようやく家に戻ったアデルだったが、最愛の婚約者には既に別の婚約者がいて……。
監禁生活の中で身に着けたスキルを活かし、アデルは新たな人生を歩む。
そしてアデルを攫った犯人は誰な
のか。
その真の目的とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 13:06:26
73586文字
会話率:49%
【簡単なあらすじ】
究極のロマン砲、爆進!
【真面目なあらすじ】
VRMMO中興の祖と評判を博したComein・Camui・Online。
剣や槍といった武器、炎や闇といった属性エネルギーなど、万物の総称である『神威』という概念どれか
一体と契約を結び、バトルに自在に行使するというシステムが特徴的だ。
そんな本作を12歳の誕生日プレゼントとして、また友達作りの練習のために始めた吉川作吉(PNハグたん)だったが、彼女の契約した神威こそ『爆弾のカムイ』。
これの基本となるアーツ【自爆】は、凄まじい威力と引き換えに自身のHPが0になるという本末転倒な性能により、不遇の烙印を押されているあまりにも悲惨なカムイだった。
それだけではなく、あろうことかハグたんは紆余曲折あって貴重なステータスポイントの全てをSTRに割り振ってしまっていたのだ。
つまり二重の角度から死と隣り合わせという、ただでさえハグたんはゲーム初挑戦であるのに惨憺たるスタートをきってしまったと言えよう。
だが、それでもめげずにオワタ式プレイスタイルを結果的に追求した果てに、『焦土生産職』だの物騒な異名を名付けられたり、巡り巡って史上最年少のトップランカーと目されるほど成り上がっていたり。
平穏でいられないハチャメチャなVRMMO活動が意図せず展開されてゆくのだった。
ついでにぼっち脱却の夢は叶うのだろうか(こっちが本命です)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:13:22
88421文字
会話率:44%
15歳の誕生日の朝、前世の記憶を思い出した。
凛は異世界では魔導師だったのだ!
・・・その次はゴブリンだったけど。
そして直近の前世は寒村の農婦。
段々(?)地味になりつつも、魔導師時代に使った魔法陣の影響で記憶を継続したまま転生し続けてい
る凛の今度の人生は現代日本。
意外に魔術の使い勝手が悪いが、来世での内政チートの為にも頑張らねば!
カクヨムで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
2416412文字
会話率:19%
地元を離れ、都会に就職した岩見ハルトは優れた魔法使いだった。
しかし、現代では魔法の使用は当然のように制限され、まったく使えない。
そんなハルトは都会のブラック企業で頑張っていたが、両親が交通事故で亡くなったため、地元に戻ることになった
。
それから約2年。
ハルトは地元である田舎で再就職し、サラリーマンをしていたのだが、30歳の誕生日に岩見家の守護神であるサクヤ様に誕生日プレゼントをもらう。
それは異世界への扉であり、未知なる冒険の始まりだった。
ハルトはだただ異世界グルメと観光を楽しむためにサラリーマンをしながら休日に異世界へ旅立つ。
使命もないし、世界も救わない現代魔法使いの週末異世界旅行が始まった。
※★がついている話は他者視点が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
298246文字
会話率:57%
いにしえの昔。人々が暮らす唯一の小さな大陸には、五つの里が存在していた。
北方の【雪満里(ゆきみつさと)】、南方の【花散里(はなちるさと)】、西方の【風舞里(かぜまうさと)】、東方の【星降里(ほしふるさと)】、そして、大陸中央部にある【月輝
里(つきかぐさと)】である。
そこにはおのおの一人の【巫女姫(みこひめ)】と呼ばれる、天神地祇を統べる存在がおり、彼女らの神託やお告げによる祭政一致の政治が行われていた。
【巫女姫】は神が純潔の少女にのみ与えし宿命である。
選ばれた乙女には、十五歳の誕生日までに、身体の一部に【聖紋】と呼ばれる不思議な紋章が表れる。それがすなわち、国家を背負うことを宿命づけられた【巫女姫】となる証だった。
花散里の聖都【散花(さんか)】に暮らす少女・淡雪(あわゆき)は、新たな巫女姫・真珠(しんじゅ)が立つ儀式である【誓願の儀】の朝から、奇妙な胸騒ぎに襲われていた。
住まいである孤児院で水まきをしていたところ、不審者に腕を取られ、草蔭に拘束される。
侵入者の正体は、星降里の巫女姫を殺害した大罪人として指名手配されている、藍晶(らんしょう)だった。
その瞬間、彼が手にしていた青い勾玉に反応し、淡雪の胸元に巫女姫の証である【聖紋】がなぜか浮かび上がる。
花散里には新たな巫女姫がいるはずなのに、なぜ……?
巫女姫と五つの里を巻き込んだ、淡雪たちの冒険が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
55917文字
会話率:35%
4歳の誕生日に前世の記憶を取り戻した小さな村に住んでいる少年、ルディーン。しかし戻ったのは記憶だけで人格に関しては融合どころか影響さえ何も無かった。
前世の偏った知識からチート能力があるだろうと思って調べてみても何もなく、それどころかレ
ベルも0でおまけにステータスも普通の子並み。そんなちょっと泣き虫なルディーン少年が、優しい両親や仲のいい兄姉たちと暮らし、やがて色々な人たちと出合っていく物語です。
魔物もいるし魔族もいます。遠くの国では人間同士が戦争までしています。でもそんな世界でもルディーン君は無双もしないし魔族相手に大活躍もしません。また、鬱展開になる事も絶対にありません。
そんな小さな男の子の、ほのぼのとした日常の物語を楽しんでもらえたら幸いです。
残酷な描写タグやR-15指定はしていますが、これは狩りとして魔物や動物を狩る為で、人と戦う事はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
2382424文字
会話率:42%
法術装甲隊ダグフェロン 第五部
遼州人の青年神前誠(しんぜんまこと)が司法局実働部隊機動部隊第一小隊に配属になってからほぼ半年の時が過ぎようとしていた。
訓練場での閉所室内戦闘訓練からの帰りの途中、誠は周りの見慣れない雪景色に目を奪われ
た。
そんな誠に小隊長のカウラ・ベルガー大尉は彼女がロールアウトした時も同じように雪が降っていたと語った。そして、その日が12月25日であることを告げた。そして彼女がロールアウトして今年で9年になる新しい人造人間であること誠は知った。
同行していた運用艦『ふさ』の艦長であるアメリア・クラウゼ中佐は、クリスマスと重なるこの機会に何かイベントをしようと第二小隊のもう一人の隊員西園寺かなめ大尉に語り掛けた。
こうしてアメリアの企画で誠の実家である『神前一刀流道場』でのカウラのクリスマス会が開催されることになった。
誠の家は母が道場主を務め、父である誠一は全寮制の私立高校の剣道教師としてほとんど家に帰らない家だった。
四人は休みを取り、誠の実家で待つ誠の母、神前薫(しんぜんかおる)のところを訪れた。
そこで待ち受けているのは上流貴族であるかなめのとんでもなく上品なプレゼントを買いに行く行事、誠の『許婚』を自称するかなめの妹で両刀遣いの変態マゾヒスト日野かえで少佐の訪問、アメリアの部下である運航部の面々による蟹パーティーなどの忙しい日々だった。
そんな中、誠はカウラへのプレゼントとしてイラストを描くことを思いつき、様々な妨害に会いながらもなんとか仕上げることが出来たのだが……。
SFお仕事ギャグロマン小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 11:41:57
188591文字
会話率:50%
遼州司法局実働部隊に課せられる訓練『閉所白兵戦訓練』
いつもの閉所白兵戦訓練で同時に製造された友人の話から実はクリスマスイブが誕生日と分かったカウラ。
そんな彼女をお祝いすると言う名目でアメリアとかなめは誠の実家でのパーティーを企画する
ことになる。
予想通り趣味に走ったプレゼントを用意するアメリア。いかにもセレブな買い物をするかなめ。そんな二人をしり目に誠は独自でのプレゼントを考える。
誠はいかにも絵師らしくカウラを描くことになった。
閑話休題的物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 21:00:00
195876文字
会話率:53%
いつもの閉所白兵戦訓練で同時に製造された友人の話から実はクリスマスイブが誕生日と分かったカウラ。そんな彼女をお祝いすると言う名目でアイシャとかなめは誠の実家でのパーティーを企画することになる。予想通り趣味に走ったプレゼントを用意するアイシャ
。いかにもセレブな買い物をするかなめ。そんな二人をしり目に誠は独自でのプレゼントを考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 17:55:22
215872文字
会話率:53%
直人は、殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を最年少で継承した。殺しの師は「お前は、誰かを守ることを覚えろ」という矛盾した遺言を残す。
暗躍と暗殺の日々を送る直人の前に、天女のような美少女・紅が現れた。紅もまた、亡き母の遺言の為に必死に生きて
いた。
「腹違いの兄妹かも知れない。でも違うかもしれない」と言う紅は「私を守って」と直人に依頼する。
美しい紅を巡って一夫多妻の一族の策謀と愛憎が渦巻き、惹かれ合うふたりは30年前の殺人疑惑事件に辿り付く。
☆ヒロインは第5話登場です
<登場人物>
☆ 覚える必要はありません。確認用です
高天原 直人(たかまがはら なおと/16):《高天原の漆/しち》。高天原家当主の第七子で、正妻の次男。殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を引き継ぐ
高天原 紅(くれない/15):《高天原の玖/きゅう》。本来は庶子。旧称は八坂紅(やさか くれない)
高天原 識(しき/48):高天原本家の当主。先代の《高天原の肆/し》
高天原 淑子(よしこ/45):正妻。直人と継人の母
高天原 宗寿(かずとし/23):《高天原の壱》。第一子で長男。側室・多喜子の息子
高天原 継人(つぐと/22):《高天原の弐》。第二子で次男。正妻の長男。直人の実母兄
唐橘 蜜花(からたちばな みつか/21):元《高天原の参》。側室・多喜子の長女。既婚
高天原 忍(しのぶ/20):《高天原の肆》。第四子。側室・梓の長男
高天原 伊織(いおり/17):《高天原の伍》第五子。側室・沙也香の長男
高天原 睦(むつみ/16):《高天原の陸》第六子。側室・梓の長女
高天原 柳子(やなこ/15):《高天原の捌/はち》第八子。側室・沙也香の長女
高天原 了(あきら/10):《高天原の末/すえ》第十子。側室・沙也香の次男
藤川 多喜子(ふじかわ たきこ/46):側室。宗寿・蜜花の母
早乙女 梓(さおとめ あずさ/44):側室。忍・睦の母。当主の秘書
井崎 沙也香(いさき さやか/37):側室。伊織・柳子・了の母
八坂 蘭(やさか らん):紅の母。故人。享年45
高天原 永人(ひさと):先代の《壱》。30年前に死亡。享年20
高天原 功(いさお/46):主人公・直人の師匠。先代の《伍》
高天原 心人(むねと/43):先代の《陸》。永人の同母弟
※ 年齢は直人の誕生日4/6時点折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 11:23:48
154737文字
会話率:42%
性転換症が発症し、10歳になると性別が変わると言う解明不能な事件が、ここ横浜市港北区だけで発生していた。
性転換症は、感染するリスクなどは全く無く、港北区で生まれた者にしか発症する事は無かった。
その為、初めこそはマスコミもニュースに
取り上げていたが、性転換症の発症から30年も経つと、別に珍しくも無い奇病とされた。
そんな中、主人公の瑞稀は悪友3人組で毎日楽しく学校生活を満喫していた。しかし、3人組の1人である清隆が誕生日を迎えると、物凄い美少女となってしまう。
そして、かつての親友に初恋をしてしまい、両思いが分かった翌日、清隆は両親の突然の引越しによって、お別れも出来ないまま会えなくなってしまう。
そんな中、もう1人の悪友3人組である和彦も10歳の誕生日を迎える。性転換症で性別が変わると、前の(性別の)容姿の面影は無くなり、心までも転換した性別のものとなって行くのだ。
そして遂に、僕の誕生日もやって来る日が来た…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 11:04:55
55713文字
会話率:49%
★他サイトの「神に仕えるキャラが登場するファンタジー小説」で佳作頂きましたm(_ _"m)
(2021年の目標:月1回更新して2022年内に一旦完結を目指します。)
羊飼いの少女ジェードは、13歳の誕生日に理由もわからぬまま両親
や村の牧師に国を追われ、今は滅んだ聖地へと逃れた。姉を魔女狩りで殺されたジェードは、姉の死後から【天使】の声が聞こえるようになっており、聖地で本物の【天使】と出会うことになる。そして【天使】から「もうすぐここに来る少年を殺す」と言う自らの天命を告げられる。【天使】の言ったとおり、程なく聖地に現れたのは、異国の第二皇子ハリーファだった。しかし、ジェードは天命とはいえハリーファを殺すことはできず、ハリーファを連れ戻しに来た兵士によって異国の宮廷に捕らえられてしまう。その後、ハリーファの計らいによって、ジェードはハリーファの奴隷として働くことで投獄を逃れる。天命を果たすまでは村に帰れないジェードは、奴隷として働きながら気づかれないようにハリーファを殺そうと何度も試みるがいつも失敗に終わる。宮廷生活の中で起こる小さな事件に巻き込まれたり、ハリーファと交流を持つようになるうちに、ジェードはハリーファの持つ2つの秘密に気付いていく……。
一方、ジェードが村を追い出された後。ジェードの双子の弟のホープは、姉に続いてジェードにも魔女の疑惑がかかったことを知る。ジェードが村に戻ってこれるように魔女疑惑を撤回してほしいと領主ヴィンセントのもとを訪れたところ、王太子への陳情に同行することになる。ヴィンセントと行動を共にするうちに、殺された姉とヴィンセントとの関係を知ることになり、ホープはやがて王位を巡る争いに巻き込まれていく。
『聖地を滅ぼした【王】の生まれ変わりである少年と、少年を殺すよう【神】に告げられた少女の、過去からの因縁の恋愛物語』(のろのろ不定期更新中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:42:40
453475文字
会話率:36%
社畜としての一生を終えた俺は、二度目の人生をファンタジーな異世界で悠々自適に過ごすと決めていた。
そして迎えた十五歳の誕生日。
神様から授かったスキルは…………〈洗脳〉!?
よっしゃ美少女を洗脳してハーレム作るぞー!
……っていやいやいや
、これ持ってるのバレたら処刑されるやつだよな!?
しかも一度に洗脳できる人数は一人だけ!?
こ、こうなったらやるしかない!
俺が洗脳するのは――俺自身だ!
【この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません】
〇以下の小説投稿サイトに掲載
・カクヨム
・小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:20:00
367466文字
会話率:50%
――15歳の春、わたしは箒に乗って旅に出た。
魔法の名家に生まれながら魔法の才能に恵まれなかったアリスは、一流の魔法使いになるための旅の途中で神童と呼ばれている少女と出会う。
その少女の名はミナリー。
彼女はその溢れんばかりの才能の
ために周囲から孤立し、家族からも疎まれていた。
「決めた。わたしは、何が何でもあなたをわたしの弟子にする」
その日、アリスとミナリーは師弟関係を結んだ。
それから5年後の、ミナリーの誕生日。
森の奥深くで隠遁生活を送っていた二人の元へ、ミナリー宛に一通の手紙が届く。
それはアリスが待ち望んでも得られなかったもの。
王立魔法学園の入学試験への招待状だった。
そこにはミナリーの名前と、なぜかアリスの名前まで記入されていて――!?
〇本作は以下の小説投稿サイトで閲覧可能です。
・小説家になろう
・アルファポリス
・カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 00:00:00
203954文字
会話率:55%
物語が大好きな王女ローゼマリーの5歳の誕生日。両親と一緒に一緒に眠った夜、それは突然起こった。両親は殺され、難を逃れたローゼマリーは老婆の魔女ディルに、復讐の為の力を授かる事を願う。
10年の時が流れ、王都の遥か北の地より15歳になったばか
りの少女が旅立つ。
魔女ローゼと名乗り、両親を殺した人物を探し、復讐する為に。
旅路にて様々な出逢いをしながら、ローゼの物語は大きく動きだすのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 07:00:43
517259文字
会話率:26%
王太子殿下の誕生日パーティーで私は元婚約者に会ってしまいました。
今は公爵令嬢の侍女ですので、もう関わりたくないし、新たな婚約者もいるのに……なんてことを言い出すのですか!
「その口を閉じなさい!」
拳を振るい強制的に騙させれば、
思っていた以上に飛んでいってしまいましたわ。
どうしましょう?
元婚約者に鉄槌を下したところから始まる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 06:10:00
72011文字
会話率:46%
とある国の王妃の誕生日を祝う夜会で、それは起こった。
第二王子が公爵令嬢に対して婚約破棄を宣言し、国外追放を言い渡す。
そんなありきたりの光景の中、自称悪役令嬢は楽しんでいた。
バカ王子らしいわ。国外追放ですって? それを貴方が言うの?
だってその罪状は作り上げたものでしょう? 偽者の正義って笑えるわ。
そんな自称悪役令嬢の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 20:00:00
8534文字
会話率:38%
結麻は、15歳の誕生日に決められた神社詣でに連れて行かれて…。
最終更新:2025-03-31 06:00:00
640078文字
会話率:32%
主人公は四十四歳の誕生日を迎えた。うだつの上がらない人生を送った氷河期世代で、非正規雇用の警備員で、年収は約300万円。総資産もかき集めて約200万円で、JR蒲田駅から徒歩十五分のアパート――築25年の1K住まいという有り様だった。
し
かし、そんな主人公にも『理解のある彼女』がいた。その名はクララ・マリオン。齢二十で金髪碧眼で白皙痩躯で容姿端麗。定量的には、身長175センチ、体重55キロ。スリーサイズは上から94・54・89、アンダー65のHカップである。
そして、主人公はそんなクララと出会った一か月前を回顧する。
緊急コンプライアンス研修の帰り道、黒塗り高級車が横にとまり、主人公の前にクララ・マリオンがあらわれる。「あなたが私の【マスター】ですね」と言われ、当然の困惑に陥る。主人公は極力そっけなく振る舞い、関わり合いにならないようあれこれ工夫もにしたが、クララの積極性の前に押され気味になる。
結局、主人公は(自暴自棄になっていたこともあり)クララと共に三ツ星の寿司屋へと行き、おごってもらう事になる。黒塗り高級車での移動時、それが自動運転であることに驚き、またクララの『講義』にも感銘を受ける。
さらに寿司屋で清酒と握り寿司を堪能し、満腹になってアパートに帰宅。
するとクララが自らアパートの寝具及び水回り各種の部品交換と清掃作業を行うと提案したので、主人公はこれも受諾。続いて、ピカピカになったそれらの代わりに、汚れてしまったその身を浴室で洗いたいと申し出たので、主人公はこれも受諾。
流されるままの主人公はウイスキーを飲みながら、状況の異常さに悩む。同時に自身の半生を――漫画家志望として上京してから破綻するまでの二十余年を思い返す。しかし、そんな『負け組』としての、それこそ人生を費やした教訓すら、クララ・マリオンに否定された気がしていた。そのせいでつい零れた。「それでスリーサイズは上から94・54・89? アンダー65のHカップ? いや、あり得ないだろう?」という言葉に、全身の洗浄が完了したクララは全裸で反応。「それでは、ご確認下さい」と主人公へ計測を迫り、それらの数字を証明した。
主人公はその胸に顔を埋める。
そして――。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-31 03:50:08
21309文字
会話率:54%
三月三十一日。それが、俺たち二人の誕生日。
同じ年の同じ日、同じ場所で、同じ時間に産まれた子供。
お隣同士の子供たちは十七年間、姉弟のように一緒に育ち、大きくなった。それが俺たちの奇跡のような共通点だ。
高校三年生の俺「五十里悠真」には、
昔からの習慣が二つある。
それは隣に住んでいる、とっても特別な幼馴染である「白咲羽依里」と話すこと。
そして、ある言葉を毎日告げること。
その習慣に例外というものはなく、どんな時でも毎日欠かさず行ってきた。
雨の日でも、台風で交通機関が麻痺しても、俺がインフルエンザにかかっても、何らかの手段で羽依里と一日一回会話を交わす。できれば、顔を合わせて話す。それが俺の習慣だ。
これは、そんな変な習慣を持つ俺と変な習慣の理由になっている羽依里が過ごすとある一年のお話。
俺がこよなく愛する、しっかりものだけどふわふわで小さくて、柔らかくて弱くって、それでいて意地っ張りで寂しがりやな女の子と過ごした、高校最後の青春と俺たちの生涯最後になる恋の物語。
今日も俺は羽依里の元へ駆けていく。
そして言うのだ。いつものお決まりの言葉を、彼女へ―――――――――――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 03:32:00
447990文字
会話率:63%
平凡な主人公・高村 秀(たかむら しゅう)と中二病な白鳥 美和子(しらとり みわこ)の話です。会話劇多め。
【白鳥さんの黒歴史】白鳥と高村の出会いの物語です。登校初日、高校一年生の高村秀は、自身を「黒魔導師」という美少女・白鳥美和子の隣の席
になる。ほぼ成り行きで彼女の下僕にされてしまった高村は、彼女の日記「黒歴史」に落書きをした犯人を一緒に探すことになる。
【白鳥さんと関西旅行】白鳥と高村が大阪や京都に旅行に行く。そこで白鳥の従兄妹の逢坂薫(おうさか かおる)と出会う。薫が語る白鳥の過去を聞き、高村はどう思うのか……。
【白鳥さんと噓吐きカラス】白鳥と高村のクラスメイト、烏丸凛(からすま りん)はモテ男子。烏丸の秘密を探ろうと後をつけた先に待っていたものとは……。
【白鳥さんの愉快な日常】連作短編集。ある日、白鳥がタイムカプセルを埋めようと言い出して……。他にも烏丸の過去とか白鳥の誕生日とかバレンタインデーとか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 01:09:47
50788文字
会話率:46%
公爵令嬢であるシャロンは、12歳の誕生日に王子達を見た途端に前世の記憶を思い出し、気付いてしまった。ここは前世でプレイした乙女ゲームの世界であると。
しかもそのゲームは、殆どの攻略対象が死ぬ上にエンディングも暗い、「ハッピーエンドがない」
と言われるものだった。ちなみにヒロインでもないシャロンは全ルートで死ぬ。
ただ、運命を決定づける事件は13歳で入学する王立学園で発生するはず。シャロンが死ぬのも卒業後数年してからだ。全てを諦めるにはまだ早い。
シャロンは運命を変える事ができるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:05:01
2318083文字
会話率:42%