「でも、わたくしが心に決めた殿方はひとりだけ……」
華族女学校に勤務する舎監さん。実は幕末、六十余州にその武名を轟かせた名門武家の、お嬢様だった。
とある男の許嫁となるも、男はすぐに風雲の只中で壮絶な死を遂げる。しかしひたすら彼を愛し、慕い
続け、そして自らの生の意義を問い続けつつ明治の世を生きた。
悦子はそんな舎監さんの生き様や苦悩に感銘を受け、涙する。
ガチ歴史小説。極力、縦書きでお読み下さい。
カクヨムとアルファポリスにも同文を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 12:12:57
26285文字
会話率:34%
保守思想の起源である明治初頭の士族反乱。
その中で最も動機的異彩を放つ、明治九年熊本で起こった「神風連事変」宇気比によって決起した烈士達の思想背景やその人物を描く。
最終更新:2022-06-18 08:00:00
11732文字
会話率:44%
杜屋亭 食寝《くうねる》でございます。
落語というのは江戸の世からかれこれ5,600年ほど続いておりまして、外様だった父の代から噺家の末席を汚し続けておれるのは、ひとえに皆様のお陰様でございます。今後もお引き立てのほど、よろしくお願い
致します。
さて、これだけ長い歴史を持つ文化だと古典というものも数多ありまして、幕末明治期までの噺を古典落語とかつて呼んだものですが、それ以降のおよそ200年の作品すべてを新作落語と呼ぶのも無理があろうというので、通信の発達に伴って落語界を取り巻く状況の一変した、21世紀前半あたりまでをざっくり近代落語と呼ぶようになったのは、皆様ご承知の通りでございます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-02-04 17:29:15
1599文字
会話率:79%
歴史好事家による独断と偏見による幕末明治の人物評。
一応、史実は抑えているつもりですが、人物評については想像・妄想・メルヘンチックに語る事もあり。
好きな人物にをdisられても、「あ、筑前と言う奴はこう思うのね。僕とは違うね」という寛
容な気持ちで読んで下さると嬉しいです。
※この人物評は(一部)フィクションです。実在の人物・団体・地名とは関係はありますが、優しい気持ちで見守って下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 12:48:17
7432文字
会話率:13%
いまいち人気も派手さもない、福岡藩。彼らが幕末に何をしたのか、超簡単に解説します。
※この物語は、筑前筑後がTwitter上で発したものを再構成したものです。
最終更新:2016-06-05 22:53:57
2810文字
会話率:4%
「大河ドラマでやってほしい人物シリーズ」
現世では不良をやっていた高柳京介が、ある日バイク事故で死亡し、その後、昭和の最後の元老、西園寺公望の生まれてから晩年を迎えるまでの生涯をたどっていく物語です。
幕末の頃の若き日は「幕末青春編」、
その後明治、大正、昭和と時代が進むとともに話が進み、
「明治立志編」「桂園時代編」「大正講話特使編」「昭和元老編・晩年」
と進んでいく予定です。
執筆の順番は必ずしも時代順ではないことがあります。あらかじめご了承ください。後々時代順に編集し直す予定です。
主人公とその周囲の人物だけでなく、同時代の様々な人物たちの思惑なども書いていきたいと思っています。
この物語は史実をもとに書いていますが、史実を無視したフィクションも書かれていますので、あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 10:42:42
96709文字
会話率:27%