神社に宿るのは、願いと涙と、ちょっぴりの奇跡。
願い札に込められた想いを、ふたりの稲荷狐がそっと叶えてゆく。
少年の「会いたい」、少女の「ありがとう」、老婦人の「ごめんなさい」。
ときに笑い、ときに泣き、ときに心が温まる。
これは、
ちいさな神社で紡がれる、三十三の願いと奇跡のものがたり──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
13093文字
会話率:46%
「怖かったよね? もう大丈夫だよ、エミリー・ランベーヌ嬢」
(どうして私の名前を知っているの!? ってか私、お姫様抱っこされてない!?)
同級生から「貴族もどき」とバカにされ、ぼっちだったエミリーは有名校に通う男爵令嬢。たった一人の友だちを
いじめからかばって死にかけるが、片思いの美男子にお姫様抱っこで助けられる。
その男の子の名はフェルナン・ヴァレット。生徒会副会長にして、次期宰相と目される完璧超人。地味なエミリーは、友だちを守るためキラキラした生徒会に入る羽目になってしまう。
「ありがとうエミリー。いつも助かる」
(心臓が止まりそう……!)
素敵な彼の隣でドキドキしながら満たされていくエミリー。そんな彼女の前には「おとめげぇむ」なる言葉を知る侯爵令嬢が現れ――
乙女ゲームに悪役令嬢、異世界転生。
シナリオに巻き込まれながら世界を変えていく日陰者のモブ女子と、キラキラした攻略対象なのに実は生真面目で優しい日陰者の男子――そんな二人がたどる「溺愛バグルート」の結末とは? (ハッピーエンド)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:25:43
43783文字
会話率:41%
乙女ゲーム風ホラーゲーム「ホーンテッド・ナイトメア」に登場する、生首大好きな悪役令嬢「レディ・ナイトメア」に転生してしまった主人公。
記憶を思い出したのは既に死後。待ち受けているのはどのルートでも悲惨な目に遭う未来。何ならそのホラーゲーム、
どう足掻いても救いのないエンドしかない!
絶望の未来を打破するため、彼女は決心する。
「呪われた館を改革し、笑いの絶えない館にリフォームする」と……!
とはいえ館の住人は、一筋縄ではいかない個性的なメンツばかり。
ブリッジ走りにこだわる女、頭復讐の騎士、サイコで変態な貴公子などなど……
そんな中、「レディ・ナイトメア」と因縁の深い従者、「首盗りゴードン」との関係性が少しずつ変化していき……?
生首大好き令嬢によるホラー・コメディ・ラブ!
果たして、ハッピーエンドはもぎ取れるのか!?
※現実世界のあらゆる物事とは一切関係がありません。
※この作品には暴力的・差別的な表現も含まれますが、差別を助長・肯定するような意図は一切ございません。
※特殊性癖や一般的でない性的指向および嗜好が登場します。キャラクターそれぞれの生き方、それぞれの愛の形を尊重しています。
※挿絵はあニキさんに描いていただきました! あニキさん、誠にありがとうございます(_ _*))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:14:39
94118文字
会話率:36%
誰にも必要とされず、社会の片隅で忘れられていた5人の“引きこもり”──
陽翔、悠人、煌、穂乃果、風花。
顔も名前も知らないまま、オンラインで偶然つながった彼らは、それぞれが深い心の闇、病を抱えながらも、いつしか支え合うようになっていく。
外に出ることができず、空気のような存在だった。それでもひっそりと部屋の中で生きてきた彼ら。
ある日、ドローンソフトエンジニア、陽翔が、戦火の戦闘用ドローンを“遊び半分”でハッキングしてしまう。
それが、彼らを世界規模の戦争へと巻き込む“引き金”となった。
軍事企業のデータベース、ドローン、戦闘機、ミサイル、そして国家の通信網。
遠く離れた小さな部屋から、次々とハッキングしていく。
陽の当たらない場所で、ただ息をしていただけの彼らが、
いつしか世界中から注目される謎の存在となる。
その名は──「シャッターズ(Shutters)」。
“引き篭もりが”ネットを使って、“戦争を止める者たち”へと変貌する――。
姿を見せず、法を超え、国境を越え、
ただ――罪なき命を守るためだけに動く。
やがて彼らは、国家からは“危険なハッカー集団”として国際手配され、
市民からは“命を救う影のヒーロー”として賞賛される。
「ありがとう」
そのたった一言が、
彼らの心に染み込み
生きる希望を与えた。
この物語は、引き篭もりが世界を変える、静かな革命の物語。
同時に、一部の権力者によって行われる、愚かな戦争への明確なアンチテーゼであり、たった5人の個人が国家すら揺るがすネット社会の危うさと可能性を描いた、現代の黙示録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:12:27
5228文字
会話率:8%
【毎日更新】閉館寸前の海辺のプラネタリウム「海星館」で、星野詩織は祖父の遺した投影機にだけ心を許していた。
真夏の午後、都会から来た少女カメラマン・月島澪がファインダー越しに詩織と投影機を切り取った瞬間、世界は静かに軋み始める。
レンズを向
けられる痛みと、レンズ越しに世界を切り取る悦び――相反する感情に揺れながら、二人は「なくなっちゃいそうな場所」の最後の光を追い、互いの未来を投影し合う。
夏休みが終わる日、海星館のドームにはどんな星空が映るのか。ファインダーと星図が結ぶ、一度きりの青春グラビティ・ロマンス・ガールミーツガール。
ご覧いただきありがとうございます。
感想・評価・ブックマークをいただけると幸いです。とても嬉しいです。カクヨムでも連載しております。原則としてカクヨムでの投稿が先行しますので、もしよろしければカクヨムの方でもご覧いただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:04:49
47598文字
会話率:38%
【毎日更新】乙女ゲーム??世界で“炎の悪役令嬢”に転生したイザベラは、破滅フラグ回避より筋トレを優先する脳筋貴族。決闘で意識を失い前世の記憶を取り戻すが、ゲームシナリオはすでにバグだらけ。学園破壊級の灼熱魔法と怪力で陰謀も恋もねじ伏せ、王子
の溺愛すらプロテイン感覚でかわしていく――「筋肉こそが最強のバリアですわ!」恋愛?断罪?全部“物理”で粉砕する、勘違い無双系ざまぁ×異世界ラブコメ開幕!
ご覧いただき、ありがとうございます。もしよろしければ、ブックマークしていただけますと幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:04:40
107557文字
会話率:28%
異世界転生したら、宗教が支配する独裁体制だった。
こんな世界をどうにかしたい。
どうにか出来なくても生き残りをはかりたい。
だが、残念なことに特別な力など持っておらず。
職業は農民だった。
というところから始まる主人公最強の話
。
ファンティアやってる↓
https://fantia.jp/fanclubs/478732
支援や応援、ありがとう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
15340文字
会話率:8%
「お前はいらない」
そういって迷宮探索の仲間から追い出された。
確かに戦闘での活躍などはほとんどなかった。
だけど、治療が出来る回復役がいなくてどうすんだ?
少しだけそう思ったが、しかし気にするつもりもない。
追放するというな
ら願ったりかなったりだ。
お前らなんかと一緒にいるのは、こっちも御免だ。
むしろありがたい。
これで、ようやく自由になれる。
「さあ、がんばるぞ!」
────こうして本当の冒険がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 07:13:04
18134文字
会話率:8%
感想欄などから、投稿者をその場でブロック・ミュートができるようになった。
おかげで作業が楽になってたすかる。
最終更新:2021-10-29 22:13:03
1530文字
会話率:2%
「これは契約結婚だ」「はいありがとうございます!」「……は?」
幼い頃に天才と称されたことがあるエイヴリルは、義妹の身代わりで悪女として『訳ありな公爵様』のもとへ嫁ぐことになった。
当然、エイヴリルを悪女だと信じている公爵家からの扱いは
残念なもの。しかし、虐げられ慣れすぎ&おっとりなエイヴリルは全く挫けない。素直に『悪女(※本人比)』として持ち前の鈍感さと能力を発揮し、周囲を味方に変えていく。
一方、公爵様はエイヴリルが無能でも悪女でもないことを早々とあっさり見抜く。
「エイヴリル、君を無能の悪女と言ったのは誰だ? 許さない」「……ええと、あの!?」
これは家族に愛されなくてもマイペースに強く生きてきたヒロインが、新天地でいつの間にか大切にされて幸せになっていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:00:00
486964文字
会話率:45%
誘拐事件で視力を失った王女パルマ。
三年後、魔眼によって視力を取り戻した彼女が見たのは、
愛する幼馴染が周囲から「醜い豚公子」と蔑まれている姿だった。
しかし——魔眼が映し出す真実は違っていた。
真に醜いのは腐敗した貴族たち。
真に美しいの
は「豚公子」と蔑まれる彼だった。
「醜い豚が見えます」
愛する人を守るため、パルマは嘘をつく。
魔眼の秘密を隠すため、彼を醜いと偽る。
一方、アグー大公子は誰も知らない二つの顔を持っていた。
昼は「豚公子」として貴族派を率い、
夜は美青年の姿で腐敗貴族の証拠を集めていた。
そして、商人に変装したパルマもまた、
民衆のために動く謎の「若旦那」として暗躍していた。
彼女だけが知っている——「豚公子」の真の美しさを。
彼だけが知らない——「若旦那」の正体を。
「君の商会は面白い。協力しよう」
「ありがとうございます、お客様」
愛する人を守るため、パルマは嘘をつき続ける。
アグーは愛する人が男装していることに気づかぬまま、美しい「若旦那」に心を奪われていく。
秘密の結社「豚とバラの会」、分身スキルを駆使した変装術、
房中術で魔力回復を行う謎の女性——
全ての謎が明かされるとき、二人の愛は真実となる。
腐敗した王国を救うため、新しい時代を築くため、
運命に翻弄された二人が最後に選ぶのは——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:45:25
6673文字
会話率:47%
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失
った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:43:20
42628文字
会話率:35%
昼月キオリがこの三年間で学んだこと、
そしてこれからのことを綴りました。
キーワード:
最終更新:2025-07-23 19:18:53
682文字
会話率:0%
イラスト:源まめちち
ホッとしたいとき、おいでよ! 私たちのまち茅ヶ崎へ!
芸能の街、湘南、茅ヶ崎で繰り広げられる日常は、普通の街とは一味ちがう非日常。
恋愛したい、遊びたい、青春したい!
のんびりした湘南の田舎町、茅ヶ崎に
住むフルーツの香りがする夢のようなJK、白浜沙希。香水、柔軟剤、その他香料不使用。
今年こそは変わるぞと意気込んで近くの海まで一人で初日の出を見に行った高1の元日。
あれれ? 気付けばもう高2のクリスマス。
今年も私の一年は陸上部と勉強、ときどき遊びの繰り返し。
そんなどこにでもいるようなありふれた私だけど、友だち、部活仲間、地域の人たち、息を呑む素敵な街の風景、ときにつらいこともあるけど、たくさんの出会いやふれあいが、自身を日々大きくしてくれた。
そうか、きっと青春って大人になっても、気持ち一つで何度でも訪れるんだ。
※本作執筆にあたりまして、神奈川県茅ヶ崎市と福島県福島市飯坂温泉に店舗等を構える以下の皆さまに掲載許可をいただきました。誠にありがとうございます!
・神奈川県茅ヶ崎市
香川屋分店(メンチ、サザンコロッケ等)、湘南ちがさき屋十大(湘南江の島タコせんべい等)経営者ご夫妻、茶商小林園(サザン通りのお茶屋さん)、自家製麺屋登夢道(小出県道のバイパス下、赤羽根交差点のラーメン屋さん)
・福島県福島市飯坂温泉
ほりえや旅館(婿旦那さん)、土産屋(友ちゃん)
(50音順掲載、敬称略)
※本作は『私たちは青春に飢えている』の改稿版です。既存のお話を加筆、修正したほか、一部は完全新作の挿話となっております。
※カクヨム、pixiv、pixiv文芸でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:10:00
361111文字
会話率:42%
29歳の誕生日の前日。
ベッドの上で、ひとり静かに──僕は死んだ。
夢だった小説家にもなれず、
働きもせず、家族にも見放され、
彼女にさえ…最期まで、本当の気持ちを伝えられなかった。
「あのとき、たったひとつの嘘さえ、つかなければ」
そんな悔いを抱えたまま目を閉じた僕が、
次に目を開けたとき、そこは高校一年の春だった。
まだ、彼女が目の前にいた。
まだ、あの優しい笑顔が僕に向けられていた。
二度と戻らないと思っていた時間。
もう一度、彼女と歩めるチャンスをもらえたのなら——
今度こそ、全部の想いを伝えたい。
今度こそ、彼女を傷つけたくない。
今度こそ、彼女の隣に立てる自分になりたい。
「僕の“Re:Start”は、彼女に“ありがとう”を言うための旅だった。」
涙の数だけ強くなれた、不器用な少年の再出発の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:10
18735文字
会話率:19%
ダンジョン、レベル、スキルなどが一般的になった世界で、会社員であった加藤晴彦は、会社を辞めて探索者になることを決意していた。嫌いな上司に辞職届を出して、晴れて会社を辞めた晴彦はそのままの勢いで、スキルを得ることができるスキルオーブを買う。六
級のスキルオーブからは大したスキルを得ることはできない筈であったが、スキルオーブから得られたスキルは【魔術】と呼ばれる未発見のスキルであった。
週二~三回程度の更新を目標に書いていこうと思っています。
日間ジャンル別で93位になりました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
226968文字
会話率:20%
世界各地の様々な場所でダンジョンが発生した。ダンジョンの造形は様々で洞窟のようなものから城のようなものまで多岐に渡っていたが、その内部には共通して凶悪なモンスターが生息していた。最初こそ、各国政府は対応に苦労したものの、それぞれの国が独自に
攻略を進めていき、ダンジョン内部の探索やモンスターの討伐によって覚醒した『探索者』によって、次々と攻略に成功していく。それから十数年後、ダンジョンと探索者の存在が多くの人々に受け入れられた頃、武術の需要の高まった時代で天賦の才を持っていると噂された少年剣士、佐藤彰一はいつも通り鍛錬に励んでいた。そんなある日、道場にやってきた謎の男と勝負をすることになり、彰一は男の人間離れした動きに敗れてしまう。男は探索者であり、その理不尽なまでの実力差は努力する天才として生きてきた彰一のプライドと剣術に対する思いに深く傷をつけるのであった。・・・・・それから更に二年の月日がたった頃、剣の世界から離れ普通の大学生として生活していた彰一は友人から大事な話があると居酒屋に呼ばれる。そこで「一緒に探索者にならないか」と誘われた彰一は当初気乗りはしなかったものの、かつての因縁にケリをつけるため、自分の強さを追求するために探索者になることを承諾する。
2020年6月13日、日間ランキングのローファンタジー部門にて、77位になりました。読者様方のおかげです。本当にありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 01:42:08
41402文字
会話率:38%
キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢はフロスティ公爵家の後継であるシアンと婚約中である。
ある日キャナリィの通う学園に、隣国からスカーレット・シルバー第一王女が留学してくるという報せが届いた。それも三学年の夏休暇明けという中途半端な時期から
──。
シルバー王国と言えばシアンが去年まで留学していた国である。そして王女に婚約者はいない──漠然とした不安がキャナリィの心を乱す。
そして案の定王女はシアンをキャナリィから引き離し、そばに置いた。
一方、シアンの兄ジェードに長年付きまとうビアンカ・ルーベルム侯爵令嬢は王女を利用してジェードとその婚約者であるクラレット・メイズ伯爵令嬢の婚約破棄を目論んでいた。
このままいけばスカーレットの婚約者にシアンが、婚約者不在となり身分的にも問題のないキャナリィは必然的に王太子であるグレイの婚約者に収まることになってしまう。
キャナリィとの婚約解消の危機に苛立つシアンだったが、追い打ちをかけるように学園の年中行事であるサマーパーティでスカーレットのエスコートを命じられてしまう。
しかもキャナリィのエスコートを王太子殿下が務めるという。
このままサマーパーティに参加することになれば婚約者の交代──そんな重要な意味を持つ学園のサマーパーティーの時間が一刻一刻と迫っていた。
王太子殿下を待つ控室で、シアンを奪われようとしているにも関わらず何処までも「貴族」であろうとするキャナリィにスカーレットは不敬には問わないから言いたいことを言うようにと詰め寄る。
キャナリィは少し考えるような素振りをすると口を開いた。
「では、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」と。
★
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
最終話まで予約投稿済みで、7時19時更新です。
★このお話は「で。」シリーズの第三弾です。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第一、二弾の内容はこんなことがあったよ的エピソードで出てきますが、勿論このお話だけでも大丈夫ですよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
39120文字
会話率:16%
最近若者の間で人気の娯楽小説にはよく「王家の影」という存在が登場する。その「影」は王族やその婚約者の警護と監視をしたり、偽証を覆すための証言をしたり、天井裏に潜んでいたり、呼ばれたら何もないところから出てきたり?色々なパターンがある。
で、その小説では「影の一族」がいて代々その任に就いているらしい。幼いころから影としての英才教育を受け、目立たず生活し、当然仕事中は正体を知られないために闇に潜み、姿を隠す。一族で共有する秘密。口伝で伝えられる技術と知識。
しかしフィクションとノンフィクションは違う。
──そう、この国の『影』は脅・・・いや、スカウト制なのである。
この物語は「王家の影」のひとつである「王都の影」にスカウトされてしまった、シエル・フルーガ子爵令嬢の『詰み』からはじまる物語である。
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覗いてくださりありがとうございます。
7時、19時更新の全17話予約投稿済みです。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 07:00:00
41361文字
会話率:28%
【全話予約投稿済み】
カイエ・リーエング男爵令嬢は偶然か必然か、王太子であるレックスをはじめとする生徒会役員に関わることになる。しかしその事でカイエは令嬢たちに責められ、更にこれまで信じてきた価値観と思いを否定され、心が折れかける。
そ
んなカイエは偶然出会ったプレッサ・フォッセン公爵令嬢からカイエが手に入れるはずの特別な力と、カイエが迎える未来──運命を教えられる。
プレッサの言う通り特別な力を手に入れたカイエだったが、あることが切っ掛けとなって『運命』が変わり、幸せな未来が危うくなってしまったことに気付く。
一方王太子であるレックスは自身に干渉する何かを感じ取っていた──。
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覗いていただいてありがとうございます。
表→裏を経て話が続きます。お付き合い頂けたら嬉しいです。
更新は、11時、19時、全27話予約投稿済みです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 11:00:00
57386文字
会話率:20%
「私は、本物の代わりになれない失敗作の魔法少女だった」――光の使者を庇い消滅したコピー戦士は、異世界で心優しい伯爵令嬢アンナとして第二の生を得る。
今度こそ自分の夢を見つけようと誓った矢先、彼女を生み出した『鏡の女王』の影がこの世界にも忍び
寄っていた。
大切な人々を守るため、アンナは砕けた変身器(パクト)を手に、"ニセモノ"ではない、自分だけの物語を紡ぎ始める。絶望から生まれた少女が愛を知り、本当の自分を見つける物語。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、宗教、歴史などとは一切関係ありません。
※感想、応援、いつも大変励みになっております。ありがとうございます。物語の今後の展開に関する予想やネタバレにつながるコメントは、他の方の楽しみを奪う可能性があるため、どうかご遠慮いただけますと幸いです。
※誤字脱字のご報告は、感想欄ではなく、サイトの誤字報告機能をご利用くださいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
50155文字
会話率:36%
伯爵令嬢でありながらお化粧も社交も苦手なオリヴィアは、仕事しかできない。
だから、〝氷の宰相〟と呼ばれる侯爵アーサーの右腕として、仕事に生きていこう――と思っていたのに。
「結婚する気がないというのはわかった。では、俺と結婚してくれないか
?」
「……はい?」
「承諾してくれてありがとう」
突然のアーサーからの求婚は、どうやら仕事上必要なことであるらしい。
(氷の宰相と呼ばれるアーサー様だもの、結婚すらも道具にするのだわ)
これは偽装婚約だと納得したのもつかの間、アーサーの態度はどんどん甘くなっていく。
「アーサー様にはもっとふさわしい方がいらっしゃるはずです」
「俺に必要なのは君だけだ」
ある日、戸惑うオリヴィアたちのもとへ、とある男爵令嬢がやってくる。
男爵令嬢はオリヴィアの嫌がらせをでっちあげ、アーサーに直訴するが……?
実は両片想いな仕事人間のふたりが、周囲を焦れさせながら無自覚に惚気まくるお話です。
ストレスフリー&陰謀もサクッと解決です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:31:26
73937文字
会話率:38%
シルフィア・ハーヴェストはお飾り聖女だ。
彼女は本来聖女を継ぐべきであるマリリアンヌが〝独身最後の思い出作り〟を満喫するあいだ身代わりに祈っているのである。
(大丈夫かな、精霊の怒りを買わなきゃいいけど……)
ちなみに精霊の怒りを買い天災が
起きた場合、シルフィアは偽聖女として処刑される。そういう決まりであった。
祈りの作法など知らないままにせっせと祈るシルフィアのもとへ、ある日精霊が降臨する。
「ついに精霊の怒りが!? 処刑ですか!?」
『シルフィア、いつもありがとう。ぼくらは君を真の聖女と認め力を与えることにした』
「えっ!?」
そんなやりとりを知らないマリリアンヌが、婚約者である第一王子アントニオと神殿へ戻ってくる。
「さあシルフィア、あなたはもうお役御免よ」
「いえ、あの……どうやらわたしが真の聖女みたいで……」
真の聖女となったシルフィアは精霊の力を借り土地を豊かに導いてゆく。
一方、事態に納得のいかないマリリアンヌは、不用意に精霊を使役しようとして怒りを買い……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 19:59:55
50414文字
会話率:41%
このエッセイは2020/4/8投稿の『ループを止めるな!』執筆について徒然なるままに書いたものです。
本作品を応援いただいた皆様、ありがとうございました。
普段より色々考えて執筆したのでまとめておこうと思ったのと、作品の裏話などを読むのが
好きで、自分でも書いてみたくなったので書きます。
へーこんなこと考えながら書いてたんだなーと思っていただければ幸いです。
【内容】
できるまで:ネタ出し/エピソードの取捨選択
できてから:感想を受けての改稿
創作論もちょっと入る…かな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 21:42:47
16398文字
会話率:12%
カナクのアイドル的存在のエミーは、ノードでも大人気となり、カナクとノードの友好3年目の行事でノードに招待され、千人近い大観衆の前で歌を披露する事になった。観衆は、「マイファニーバレンタイン」の歌声に涙し、「スタンドバイミー」の歌声に歓声を
あげて踊り始めた。最後に「明日に架ける橋」を歌いだすと、観客全員の合唱が始まり、会場の空調が聞かない程の熱気にあふれた。エミーの人気は高まり、ノードの人々はエミーに帰って欲しくないと懇願し、三カ月も滞在を伸ばした程だった。滞在中にエミーは少なくとも30人のノード人男性から結婚の申し込みをされた。そして、とうとう、ノスロ族の友好使節団の代表だったリアムの求婚を受け入れて婚約し、一度カナクに帰国してから正式にノードに移住する事になった。
エミーが3カ月ぶりにカナクに帰って来た。数日後、それを知った多くのファンがエミーが勤めるラジオ放送局に詰めかけた。ファンは、エミーがいつも通りの笑顔でマイクの前にいるのを見て安心したようだった。
放送中、エミーは突然こういう発表をした。
「皆さんにお知らせがあります。私はノードの男性と結婚する事になりました。今まで、私を支えてくれたファンの皆様やスタッフには言い尽くせない程感謝しています。しかし私はその男性が好きになりました。どうしても結婚したいという気持ちがあります。私が、その男性と結婚してノードに移住する事を認めていただけますか?」
見守るファンからは、はじめ悲鳴が上がり、しばらくの沈黙の後で、
「結婚おめでとう!」「幸せになってね!」という声援が上がり、大拍手となった。
エミーは涙を流しながら、「ありがとう!」と笑顔で手を振った。
その後数日間、エミーの周りではファンや関係者の大騒ぎが続いた。
騒ぎが収まり、エミーがノードへの出発に向けて準備を始めたころ、不幸が起きた。エミーが自宅のドームの周辺ではげ猿に襲撃されたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:03:07
2158文字
会話率:16%
2020年9月15日にサーガフォレスト様より全国で書籍版が発売致します。
歴史ゲームで遊んでいた男が寝落ちして目が覚めると、そこはヴェルサイユ宮殿だった。
なんと男は転生していた上に転生したのがルイ16世だった!
家族の事を想っているマリー
アントワネットと幸せに暮らしたい転生者は、あの手この手で革命を阻止してフランスを偉大な国家にするために立ち上がる!
水曜日、土曜日、日曜日の午後6時に更新予定です。
2019/10/18 日間歴史ランキング1位、ツギクル総合週間ランキング4位になりました。ありがとうございます!
2019/10/21 週間歴史ランキング1位、ツギクルランキング総合週間ランキング3位になりました!!!!ありがとうございます!
2019/11/7 100万PV突破しました!ありがとうございます!
2019/12/5 2万Pt突破!ツギクル総合月間ランキング8位にランクインしました!ありがとうございます!!!
2020/6/13 第8回ネット小説大賞受賞、書籍化が決定したので初出版です。
2021/1/12 2000万PV突破致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
2976969文字
会話率:28%
202X年8月10日…朝から30度を超える猛烈な暑さの日に全てが変わった。
この日、食品会社の新商品開発部の主任として長年勤務していた阿南豊一郎(46歳)は、出勤して間もなく激しい頭痛に襲われてそのまま還らぬ人となった。
だが、何者かの気ま
ぐれにより阿南が意識を取り戻して再び目が覚めると、時代劇に登場しそうな古い家の中で彼は目を覚ました。
そこで阿南は母親を名乗る人物から色々と聞かされて愕然とする。
なんと日清戦争が終結し、日本と清国の講和会議が行われた1895年4月17日に同姓同名の少年に転移していたことが判ったのだ。
阿南は食品会社にいた前世の知識と社会史で習った歴史の記憶を生かして凄惨な戦争を回避するべく、知っている限りの未来知識を使って日本の歴史を大きく変えることを決断するのである。
2018/9/10 週間歴史小説ランキング1位になりました!!!応援ありがとうございます。
2018/10/23 100万PV突破しました!!応援ありがとうございます!!
2018/10/31 総合評価ポイント10000pt突破しました!!!
2018/11/9 四半期歴史小説ランキング1位になりました!応援ありがとうございます!!!
2018/11/29 200万PV突破しました!!
2019/2/23 ストーリー性が破談しかかっているため、第二章にあたる阿南家以降の話から分岐したストーリー展開をさせていただきます。新しい章はRT1からとなります。
2019/7/7 完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 15:01:35
222295文字
会話率:14%
【感謝】 5000万PV突破! ありがとうございます!
影の勇者。かつてとある異世界にてそう呼ばれた男が居た。彼の名は、天音カイト。中学生にして地球からの転移者であった。彼は数々の出会いと別れを繰り返しながら世界を守るべく戦い、遂にはそ
の功績を認められて異世界のある国で貴族として封ぜられる事となる。
貴族としても精力的に活動した彼であるが、その影響力の強さが仇となり国をも割る事になってしまう。それを憂いた彼は仲間達に後を託して、地球への帰還を決める。
その彼の帰還から三年。とある企業が母体となった私立高校に進学していた彼は、地球でも様々な騒動に巻き込まれながらも学生として生活をしていた。
そんな、ある日。彼が通う高校上空の天が割れ、轟音が鳴り響いた。そうして光が収まった時、彼が目にした光景は己が知る異世界の姿だった。そうして彼は今度は共に異世界に転移した学校を地球へと帰還させるため、三百年の時を経た異世界で冒険を再開させる事にするのだった。
本作の裏で起きる地球編とカイトの地球時代の前日譚もよろしくお願いします
*連絡* 2019年5月26日
・ツイッター始めました→『ヒマジン@himazin_writer』
・断章・16連載終了。次回断章・17の予定は上記ツイッターか活動報告をご確認下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
18519818文字
会話率:65%
先ずはブクマありがとうございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
ある日、宇宙の彼方からオンラインゲームの世界がやって来て、それが現実のものになった。
オンラインゲーム「Beyond of the Boundary」は、異形の敵と現実
世界戦うため、異星種族達が作った練習場所だった。
人類を守るため異星種族達と共になし崩し的に異形の敵と戦う羽目になったヘタレなユーザ達の日常を描く。これは、その時代や未来の世界での身勝手で自己中心的な人間達の記録である。
基本的に1~2話で完結のオムニバス風なので、時系列が前後します。
話しの前の数字で時系列や系統を判別出来る様にはしています(そのつもり…)
気付けば、17000PVを超えていました。誠にありがとうございます。「残酷な描写あり」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
710948文字
会話率:36%