『終末世界ラストアルマゲスト』というゲームがある。
全部で七作ほど作られた人気シリーズだが、元日本人の青年はどうやらそんなゲームの一作目ラスボス(元伯爵家の御曹司)に転生してしまったらしい。
しかも、彼が前世の記憶を取り戻したときには、既
に牢屋の中にいて断罪される直前だった。
結局、彼はそのまま断罪されてしまったが、実はこの一作目世界にはとあるアイテムが使われたかどうかでラスボスの最期が変わってしまうというマルチエンディングシステムが採用されていたので、処刑されることはなく、国外追放だけで済んだ。
――こうして最悪の事態だけは回避することに成功した彼は、せっかくだからとこの世界を思い切り楽しむことにした。
今いる国は一作目の舞台だが、この世界にはまだまだ何本もの続編世界がある。
一作目世界は残念な結果に終わったが、知識チートと最強ラスボスの力さえあれば、二作目舞台で悪役の自分が二作目主人公に成り代わって裏主人公として活躍することができるかもしれない。
更には、この世界が本当にあの世界であるならば、もしかしたらマルチエンディングに絡む最強のあのアイテムも手に入るかもしれない。
そう判断した彼は、そのアイテムを回収すべく、一路南の森へと分け入っていくのであった。
果たして、その先には何が待ち構えているのであろうか。
彼曰く、
「世界を破壊し尽くす大魔王になるのはちょっと忍びないから、二作目舞台に乱入し、正体隠しながら最強の力で敵をバッサバッサ薙ぎ倒して、正義の味方気取りで悪役モブや二作目ラスボスぶっ飛ばせたら最高だよね! もしかしたら、状況によっては原作主人公もやっつけるかもしれないけど、その辺はご愛敬ということで!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:33:19
10899文字
会話率:21%
紺紺(コンコン)は、亡国の公主で、半・妖狐。
不憫な身の上を保護してくれた文通相手「白家の公子・霞幽(カユウ)」のおかげで難関試験に合格し、宮廷術師になった。それも、護国の英雄と認められた皇帝直属の「九術師」で、序列は一位。
そんな彼
女に任務が下る。
「後宮の妃の中に、人間になりすまして悪事を企む妖狐がいる。序列三位の『先見の公子』と一緒に後宮を調査せよ」
失敗したらみんな死んじゃう!?
紺紺は正体を隠し、後宮に潜入することにした!
※カクヨムでも連載しています(https://kakuyomu.jp/works/16818093073133522278)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 21:10:00
186349文字
会話率:33%
主人公『ナギ』は異世界の神。ろくな文明がない世界で退屈な暮らしをしていた。
しかし突如現代日本と繋がり冒険を求めた人間達がなだれ込んできた。
そんな人間達に興味を持ったナギは『凪』として妖精『メイ』と共に正体を隠して人間の社会に潜り込んで調
査を始める
凪は人間の研究を進めるために実験として冒険者の仲間にデバフをかけるなど好き勝手していたが、仲間からクビを宣告されたり、厄介な相談をされたり、正体に迫られたり、面倒ごとに巻き込まれていく
人間達に比べて圧倒的な力を持ちながらも人間達に翻弄される毎日
「でも意外と楽しい……かも? そんなわけないか」
凪は人間研究のために個性的な仲間達と振り回し振り回される生活を送っていくことになる
8月中は毎日投稿がんばります
カクヨムでも「異世界神でもクビは怖い!」の名前を使って連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 16:50:56
123996文字
会話率:66%
運と顔だけが取り柄の主人公と、天才で万能な相棒がタッグを組んでゲームの世界で戦う、痛快バトルファンタジー!
主人公真宮壱月は昔から何をやってもダメで、さらに性格も悪いため、顔だけの男と言われひどい扱いをうけてきた。馬鹿にした奴らを見返
すために努力し、演技を覚え、いつしか聖人などと呼ばれるようになっていた。しかし、壱月は刺激のない毎日に飽き飽きしているのだった。
そんな壱月の日常は、腐れ縁の矢霧朝陽からVRMMOに誘われたことで一変していく。豪運体質の壱月は、数々の隠し要素を無自覚のうちに見つけ出し、壱月と朝陽は生産職コンビとして名をはせていった。一方、裏では正体不明の凄腕コンビとして注目を集めていく。果たして、二人は正体を隠し通せるのだろうか。
※主人公も相棒も性格がひねくれており、人前では常に聖人を装います。
※主人公も相棒も性格がひねくれており、裏では思いっきり悪役ムーブをかまします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 17:03:51
25778文字
会話率:26%
軍事大国であるエンディアには天才スナイパーがいた。
彼から逃れることができた者など、誰一人もいなかった。
そんなスナイパーは名はリアム、12歳の青年だった!?
しかしある日、自分の常識の無さ故に、上司から学園に通うよう言われてしまった。
正
体を隠しながら学園に通っていたが、常識の無さからバレそうになりつつも生活していくが、様々な脅威が襲いかかる。
これは常識が無い青年が常識を身につける、異世界スナイパー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 05:00:00
12290文字
会話率:53%
世界を調停する。
そのために生まれた裏組織【調停社】。決して表には出てこない闇に包まれた組織。
しかし、そのリーダーは超有名な冒険者だった。しかも幹部全員が重要職持ち。
バレたら一発アウト。しかし、それでもやめない世界調停。
正体バレしな
いように暗躍する正体隠しファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 00:00:00
16701文字
会話率:39%
何から何まで情報を持つ伝説の情報屋がいた。その情報屋が提供する無限の情報、その一つ一つが有益で正しかった。その情報屋を信頼と敬意を称して【無限の情報屋】と呼ばれた。しかしその情報屋の正体は、まだ成人前の学生だった。
伝説の情報屋だとバレない
ように学園生活を送っていたが、ある日から恋人である彼女から付き合っている彼氏(俺)についての情報を提供することになった!?
様々な問題が起こりつつも、自分の情報を彼女に流しながら恋愛し続ける青春ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 05:00:00
6143文字
会話率:51%
名実ともに最強の神宮寺皇王。彼が、財閥のトップである父から言い渡されたのは身分を隠し学園に入学することだった。入学した学園には5子の兄弟。年子で同じ学年の三子の兄弟、その上、変わり者や秘密があるクラスメイトがいた。そんな学園で彼は青春を謳歌
できるのか?!
登場人物はファンタジー小説並みの運動神経を持ってます。アクションもあります。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 16:12:02
6174文字
会話率:42%
卑しい育ちのイーシャルは、義勇軍に身を投じて武勲を上げ、遂には“剣聖”として国中に知られる英雄となった。しかし、そんな彼に待ち受けていたのは、“火炙りによる公開処刑”というあまりにも悲劇的な運命。物語は、死の直前のイーシャルの回想から幕を開
ける――。
【第一章】辛くも生き延びたイーシャルが、正体を隠しながら暗躍し、“傷跡の聖者”の二つ名を与えられるまでの物語。
【第二章】美貌の篤志家の身辺警護を依頼されたイーシャルが、暗黒街の巨悪に立ち向かう。
【第三章】ゼルマンド戦役の英雄たちが、不可解な死、失踪を相次いで遂げる。人々は下手人を“英雄殺し”と呼び、その正体をイーシャルだと見做す。“英雄殺し”とは何者か? イーシャルを密告したのは誰だったのか? 全ての謎が明らかになる――。
※アクション文芸部門で、【四半期&月間&週間&日間ランキング1位】を達成しました。応援して下さった読者の皆様、どうもありがとうございます!
※不定期更新中
※感想の一部には、物語の重大なネタバレが含まれております。閲覧の際はご注意ください
※副題の“~死刑を宣告された最強の暗黒剣士、再び英雄へ~”を削除しました(2019.2.8)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 00:00:00
560085文字
会話率:25%
最強の主(少年)が世界を相手に暗躍する!?
——かつて‥‥世界から恐れられ、世界から追われ、世界を破滅へと導く一人の存在がいた。その者の情報は非常に少なく真に存在するのかも謎の存在。しかし、その者の魔法を見た者達は戦慄した。それは全種族が
長らく求めていた最高峰の魔法にして最強の魔法——頂の魔法を持つ者だった。最強の配下等を手中に収め、率いるその者を彼らは畏怖を込めてこう呼んだ。——虚無の統括者と
大切な友人や幼馴染に自分の正体が暴かれてしまうその時まで、少年は世界を相手にその力を奮うのだった。
「なあ、俺と一緒に来ないか?」
一人の少女を救い、始まる暗躍物語。
恐縮ながら少しでも観てもらえると嬉しいです
カクヨム様にも投稿していますのでよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 23:34:15
423489文字
会話率:45%
保険金殺人!? 人身売買!? 貴族の毒殺!?
女冒険者レヴィアがやらかす事はいつもシャレにならない。
本人は結婚して落ち着きたいとか言ってるものの、結婚前から殺意満々。遺産相続して未亡人になる気バリバリで、それを見抜かれ結婚できない。
そんな彼女が冒険の最中に手に入れたレアアイテム、”精霊石”。それがものすごい高値で売れる事を知ったレヴィアは、仲間二人(割と善人)と共に売り場所求めて旅立つ。
精霊石。まさかコレが原因であんな事が起きるなんて。
悪気はなかった。珍しく悪気はなかったのに、日本から高校生たちがクラスごと召喚されてしまったのだ。
その中には前世の娘の姿もあり……。
――自信過剰! 悪いたくらみ! お嬢様演技!?
見た目は美少女なのに中身は俺様男!? そんなTS転生者が引き起こす数々の事件に、世界は振り回される!
※ 「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」にて投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 17:23:30
579571文字
会話率:45%
オタク女子高生、織部市夏は16歳の夏に病死した。異世界に転生した姿は、世界を滅ぼす伝説の炎竜グラナティス。炎竜を崇拝する悪の組織に育てられ、甘やかされ、わりと平和に暮らしていたが、正義の魔術師の襲撃を受け、気がつくと森のなかにひとりぼっち。
「みんなが迎えにくるまで、ひとりでやっていくしかない」魔法で人間になった市夏は、正体を隠して暮らし始める。
【二部から】衣食住のあてを探していたイチカは、国境の守備隊にもぐりこむことに成功する。この世界では魔術師は希少であるようだ。顔はいいが性格の悪いアーベル、強いが頼りにならないシュルツの元で魔法修行を始めるも、巡回任務の途中でイチカは森の精霊にさらわれてしまう。イチカの正体を知った森の精は、イチカに助けを求めてきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:26:09
521011文字
会話率:48%
【オフィスラブ×WEB作家×主人公最強×仕事は有能、創作はポンコツなヒロイン達とのラブコメ】
平社員、花村 飛鷹(はなむら ひだか)は入社4年目の若手社員。
ステップアップのために成果を上げている浜山セールスオフィスへ転勤を命じられる。
そこは社内でも有名な美女しかいない営業所。
ドキドキの気分で出勤した飛鷹は二重の意味でドキドキさせられることになる。
そう彼女達は仕事への情熱と同じくらいWEB小説の投稿に力を注いでいたからだ。
さらにWEB小説サイト発、ミリオンセラー書籍化作家『お米炊子』の大ファンだった。
実は飛鷹は『お米炊子』そのものであり、社内の誰にもバレないようにこそこそ書籍化活動をしていた。
陰キャでモテない飛鷹の性癖を隠すことなく凝縮させた『お米炊子』の作品を美女達が読んで参考にしている事実にダメージを受ける飛鷹は自分が書籍化作家だと絶対バレたくないと思いつつも、仕事も創作も真剣な美女達と向き合い彼女達を成長させていく。
そして飛鷹自身もかげがえの無いパートナーを得る、そんなオフィスラブコメディ
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 12:10:07
361021文字
会話率:46%
唯ヶ原迅はどこにでもいる典型的で平凡なオタクであり、入学早々陽キャに目を付けられ彼らのパシリとしてコキ使われていた。だがある日、彼の学校に有名不良チーム【羅天煌】のメンバーが現れる。その目的はなんと迅本人に会うというものだった。実は中学時代
『最強の不良』と恐れられ、関東最大のチーム【羅天煌】の総長だった男、それが唯ヶ原迅だったのだ。
何故迅は不良を辞めたのか。それは彼が書籍化も果たした大人気WEB作家になったからである!!
「アニキィィィィ!!」
「バカくっつくな龍子!! 俺はもう不良辞めたんだよ!!」
「助けてくれてありがとうございます。このお礼は必ずします」
「いやンなことしなくていいから俺に関わんな!!」
これは不良を辞めラノベ作家の道を歩むことにした男が、昔の不良仲間の美少女や同時期にデビューした美少女作家に迫られる物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 22:26:26
11849文字
会話率:46%
高い高熱を出した矢先に思い出した前世の記憶。
思い出したのはいいけど、私、前世ハマってた乙女ゲームの悪役令嬢に転生してるっ!?
メンドクサイ公爵令嬢、ルエラだけど、死ぬだなんていやっ!
あれ?でも、何故か国の一人握りしか無い聖女の力が使える
んですケド?
ええ!?神獣フィンリルぅ!?
いやいやいやいやいやいやいや
えーーーーー?!!?!!??
と言う訳なので印象操作で可憐な淑女演じまーす。
令嬢の鏡、言われちゃいまーす。
ついでに破滅イベントさりげなく回避しまーす。
たまには正体隠して聖女サマになっちゃいまーす。
三つの仮面隠して異世界の上級貴族の生活堪能しちゃいまショー。
わ~い、わ~い。
・・・破滅なんてゴメンだから!!!!
な、主人公の日記。
取り敢えず書いた適当なお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 12:23:56
1125文字
会話率:3%
【第二章完】【爽快感MAX!】
Aランクパーティ『深紅の鷹』の荷物持ちであるクロノスは、ある日リーダーのエレンから追放される。
「実は俺、荷物持ちついでにお前らの援護してたんだぜ? 俺抜けたらお前ら死ぬけどいいの?」
「嘘を付け!
何もしてないだろ!」
ただ、彼らは知らなかった。クロノスが三年前魔王を倒した元勇者であることを……。
実はクロノスが戦闘中に時を止め自分たちのサポートをしていた事を……。
クロノスがいなくなり、Aランクパーティー深紅の鷹はBランクモンスターに壊滅的被害を受ける。
(くっそ! あの時クロノスが言った言葉は本当だったのか!)
仲間が殺されたエレンはクロノスを追放した事を後悔する。
一方その頃……クロノスは、今や幼女になってしまった元魔王ロゼに国賓として招待されていた。
「お主の望むものなら何でも用意する! だから儂の城に来てくれ!」
(めっちゃ……いいじゃん)
ロゼに国賓として招待されたクロノスは、そこで叫んでいた。
「おかしいとは思ってたんだ! なんたって魔王であるお前が直々に俺に頼み込みに来るからな! なんで部下が二人しかいないんだよ! しかもガキ!」
そこにいたのはドワーフの幼女ピットと、ダークエルフの幼女エリザ。
ロゼはピットとエリザと共に日銭を稼いで暮らす日々だった。
そしてクロノスは決意する。
(ガキが腹を空かせてどうする! 肉を食え! 飯を食え!)
国賓なのにモンスターを倒し、幼女達に良いものを食べさせる日々。
クロノスは幼女三人と暮らしながら、徐々にこんな生活も悪くないなと思っていく。
デメリット無しの時を止める力で完全無双!
悪役には圧倒的力を見せつけます!
幼女がとにかく懐いてきます!
チートすぎる元勇者のスローライフ&ざまぁ物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 21:09:30
62761文字
会話率:35%
【8/5】KADOKAWA エンターブレイン様より書籍版2巻(書き下ろし収録!)が発売!
書籍版は書き下ろしや設定臭など、web版と比べて色んなものを追加しています!
暗殺、護衛、諜報、捕縛――。
王国の暗部である「機関」のエース、
トゥエイトは、国のため、あらゆる汚れ仕事を請け負い、勇者の魔王討伐を影から支えた。
トゥエイトはやがて勇者以上の功績を残し、知る人ぞ知る「影の英雄」となる。
しかし魔王討伐が果たされた後、機関の解体が決定した。
解体に際し、トゥエイトは上司から進路を相談される。
幼い頃に機関に拾われてからというもの、一度も平凡な日常を歩んだことのないトゥエイトは、「人並みの日常を謳歌したい」と告げた。
後日。トゥエイトは上司の勧めで、王国最大の学び舎であるビルダーズ学園に入学することになった。
そこで待っていたのは、求めていた人並みの日常と、一癖も二癖もある学友たちだった。
魔王が討伐されても、世界が平和になったわけではない。
魔王の遺産。敵対する組織。そして自国の膿。
王国にはまだまだ戦の種がある。
魔王討伐。
それはあらゆる脅威を孕んだ、不安定な時代の幕開けだった。
求めていた日常は、気を抜けばあっという間に崩れ落ちる。
これは元"裏"の世界の住人でちょっと不器用な少年が、目の前の日常を守るために、戦って、抗って、精一杯生きようとする物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 18:00:00
382361文字
会話率:40%
幼なじみを庇って死んでしまった俺は目が覚めると異世界へいた。
しかも転生先は王族!
前世ではオタクと呼ばれるほど創作物にのめり込んでいた俺は、王族の面倒な話に巻き込まれたくなくて、父親(王)に外で暮らしたいと進言する。
そこで出された条件を
見事クリアし、外で暮らし始めたが、俺の儚い希望を嘲笑うかのように様々な困難がやって来て、挙げ句の果てには魔王討伐の為に召喚した勇者は元俺のクラスメイトだった!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 23:00:00
77160文字
会話率:28%
かつて、子猫をトラックから助けて死んだ心優しい少年『神崎深雪(カンザキ・ミユキ)』。
彼は勇者召喚の儀式に導かれ、異世界に勇者として召喚された。
「魔王を倒してこの世界を救ってくれ!」という、ある意味命の恩人な人達の頼みをミユキは断り
切れず、ほぼほぼ詰んでるレベルで難易度クレイジーな異世界を勇者として見事に救済していき、最後は魔王と相討ちになって果てる。
しかし、気づけば子猫を助けていた場所に戻っており「やったー! 命拾ったー! これで死と隣り合わせの生活からはおさらばだー!」と喜んで元の生活に戻ったものの、しばらくしてから今度は子犬を助けてトラックに轢かれ、かつて自らが救済した世界の数百年後に再び勇者として召喚されていた。
だが、今回は色々と前回とは違う。
自分以外に当代勇者っぽいイケメンがちゃんといるし、世紀末だった自分の時代とは比べ物にならないくらい人類の戦力が充実してるし、これは自分がいなくても大丈夫そうだと判断したミユキ。
故に、彼は正体を隠して一般人の中に溶け込んだ。
今度こそ、トラックに轢かれるのでも、魔王と相討ちになるのでもない、殺伐とした戦いとも、痛い死に方とも無縁な人生を。
可愛いお嫁さんと結婚して、子供とかに恵まれて、孫とかに看取られながらベッドの上で死ねるような人生を求めて、彼は二度目の異世界を生きる!
これは、普通の冒険者になったり、色んなトラブルに遭遇したり、先輩冒険者と恋とかしちゃったりしながら、普通の幸せな人生を送る事を目指す、一人の元勇者の物語!
◆◆◆
完全息抜き作品です。
力を抜いてお楽しみください。
◆◆◆
ハーメルンにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 18:01:04
83874文字
会話率:26%
権力などいらない。幼いころから魔王の息子だからと敬われてきたレストだが、地位のためにほかの魔族が寄ってきていることを知っている。
そんな生活に嫌気がさし、魔族の元を離れることを決め、人間の町でくらすことにした。そこで、野党に両親を殺され
、奴隷商に売られそうになっている少女、リアと出会う。
彼女を助け、ともに生活をすることになったレストは、彼女と一緒にギルドを作ることになった。そのギルドを通して出会う数々の仲間とともに、次々と依頼をこなしていく。
しかし、依頼の内容は無理難題を強いるものばかり。だが、レストは、そんな無理難題も軽々こなしていき、仲間の信頼を強めていく。
魔王の息子と知られないように生活していくが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 20:41:13
1512文字
会話率:24%
*タイトルを変更しました。内容に変化はありません。
俺ことアダムは、若干18歳にして剣聖となったSSランクパーティメンバーの一人。
同じパーティに一人しかいない女が「姫ちゃん」扱いされ始めてうんざりしていたある日、自分になびかない男
はいらないという理由でモンスターの群れに一人置き去りにされてしまう。
命からがら窮地を脱出した俺だったが、敵から受けた呪いで美少女の身体になってしまった!
なんやかんやで美少女の姿でギルドに新規登録。正体を隠しEランク冒険者として、か弱い白魔導士姫ちゃんを演じる事に。
「わたし、魔物さんを傷付けるなんて可哀想だから皆の回復だけするね……」
「あの装備ほしいけど高いなぁ……。誰か買ってくれないかなぁ……?」
「なんでわたしに強化魔法くれないの? どうせみんなわたしのことなんてどうでもいいと思ってるんだ……」
いい感じに姫を演じつつ、しかし何故か仲間割れしてパーティが解散してしまうこと多数。
それでも諦めずに姫ちゃんとして奔走し続け……気付けば何故か、俺の周りには性別男ではなく美少女たちが集っていた。
「お姉さま! 今日こそあたくしを抱いてくださいまし!」
「姫、大丈夫だよ。私特性のポーションには何も怪しいものは入ってない。少し熱っぽくなるかもしれないが……なに、天井のシミを数えていればすぐに終わるさ」
「あの、わたし……あなたのためなら何でもします……とりあえず脱ぎますね」
俺、今は美少女なのにどうしてこうなったの!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 18:27:32
28780文字
会話率:33%
ブラック企業に勤めている翔一(しょういち)。
いつものように朝早くに出勤していた彼だが、突如現れた魔法陣によって異世界へと転移してしまった。
訳も分からない翔一だったが、最初に出会った賢者バグドの教えを受けその膨大な魔力をコントロールする
術を学び、彼を超える力を手に入れる。
ただこの世界では転移者は忌み嫌われ、その存在は迫害の対象だった。
バグドの教え通り転移者にのみ現れる転移紋の存在、そして自分が転移者であることを隠しながらこの世界にくり出した翔一だが、そんな彼を狙う謎の集団と、想像以上の転移者への世界の偏見。
それらの困難を乗り越えながら翔一は何故転移が起きるのか、その黒幕と陰謀を暴き元の世界に戻るため旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 18:23:21
28163文字
会話率:41%