坂之上氷太朗には好きな人が居る。幼馴染の酒月美夜だ。
出会ったあの日から高校二年生になった今まで一日たりとも彼女を想わなかった事はない。それほど恋焦がれていた。しかし、彼の奥手で根性なしな性格が祟って、ここ五年間は言葉すら交わせていない
かった。
かつては毎日のように遊んでいたのに……。
しかし、夏休みのある日、氷太朗は美夜に天体観測の約束を取り付けることに成功した。
千載一遇のチャンスである。何があっても失敗出来ない――そう意気込む氷太朗は、気が付くと『あの世』にいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 07:00:00
132424文字
会話率:51%
幼少期に親を亡くした少年が
親を殺した化け物『魔呪』から人を守り
魔呪を絶滅させるまでの物語
最終更新:2024-02-07 01:37:20
5808文字
会話率:47%
バネ足の少年ミリクは、空飛び猫のモシュ、火トカゲの獣人マザラとともに精霊指定都市ナアゴヤ・ダギヤアの辺境にある〈太陽に見捨てられた町〉に暮らしていた。
〈妖術師(ソーサラー)〉が張り巡らせた黒い紗幕に覆われた町に、太陽の光は届かない。
昼夜を問わず、空は真っ暗。月の満ち欠けだけが唯一の光である常闇がミリクの生きる世界だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-19 02:50:57
158087文字
会話率:43%
ストルム王国に向かう途中、アルナブ村に立ち寄った賢者たちは、その村で行われている魔獣のための生贄の儀についての話を聞いた。そして逃げ出した2人目の生贄になる予定の者を探し出している間、白は魔獣と話し合いをしに行くのだが、条件付きでの戦闘に
入ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 02:53:30
4947文字
会話率:48%
エンスタシナ王国女王イリス・シルフィードの頼みでハウ王国へと向かっていた賢者たちはその道中でハウ王国王女リゼを助ける。リゼから事情を聴いた賢者たちはハウ王国とリーフハーバーとの争いを止める為にもハウ王国へと向かい、イリスから預かっていた手
紙を見せることで、一旦収めることが出来た。そして賢者たちはもう1つの国にもイリスの手紙を見せるべく、ストルム王国に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 21:27:16
4558文字
会話率:55%
一段落着いたソイルとシエルは、久々に兄妹だけの時間を過ごしていた。その途中で白の姿を真似た何者かが襲撃してきたものの、なんとか追い返した。そして帰ってきた白とゼータにその出来事を話した後、ほかの仲間たちも帰ってきたのだった。
最終更新:2023-09-24 17:32:16
4605文字
会話率:75%
幼き兄妹のゼノとオルガナは村人たちから迫害されていた。
ある日、オルガナは村の子供が投げた小石で頭に傷を負う。激怒したゼノは村の子供に闇の力を使い、殴り倒してしまう。
それに激怒した村人たちは一斉に二人に向かって石を投げつけた。
ゼノとオル
ガナは凌ぐために能力でバリアを貼るが、保安官のブーワンが現れる。
そして、火魔術<<フローガス>>を放たれた二人はバリアが破壊され、絶体絶命の状況に追い込まれた時、ゼノは闇の力を覚醒させて手のひらから禍々しい黒紫色の球体が出現させると村人たちに放とうとした。
すると、ゼノとブーワンの間に聖女アマティスが入り、争いを止める。
アマティスは二人を家に連れ帰ると平穏な日常が訪れた。
しかし、そんな生活は長くは続かなかった……。
パンドラと影の怪物たちに襲撃され、逃げ回るゼノとオルガナ。
アマティスと説得によって会心したブーワンが二人を逃がすために奮闘が命を落としてしまう。
そして、パンドラにゼノとオルガナは倒され、更にオルガナは右腕を失ってしまう。
そこに光の魔術師マルコフが現れ、影の怪物を一掃する。パンドラは妖術を使ってゼノを連れ去る。
七年の時が経ち、オルガナたちが旅の宿にしている村に怪物に連れ去らわれたイスルが生還。そして、ゼノが討伐軍を作り、囚われている人々を開放していることを知る。
オルガナとマルコフはイスルの案内で出発する。
だが、この話はパンドラが送ったカタスト将軍の罠だった。
道中で村が怪物たちに襲撃され、戻るマルコフ。
するとイスルは死亡し、将軍が率いる軍団が現れる。イスルは将軍によって操られていた。オルガナは敵の数に圧倒されて捕らえられてしまう。
村を救い、戻ったマルコフはオルガナを庇いながら戦ったため、将軍に討たれてしまう。すると、マルコフの槍がオルガナの方に飛んでいき、光の剣に変形してオルガナが将軍を倒す。
マルコフからパンドラが産まれた経緯を説明され、オルガナはパンドラを倒して世界に平和をもたらすための旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 22:36:34
59944文字
会話率:38%
光帝国に西の異民族から一人の姫が輿入れする。翠眼という奇妙な容姿を持った妃。その妃は摩訶不思議な妖術を使うという…という噂が後宮に流れていた。その噂を恐れてか、高位の妃だというのに御渡りすらない。
翠眼の貴妃、濘 胡娘(ねい こじょう)
には秘密があった。それは医術の心得があるということ。皇后の体調不良を見逃せず首を突っ込んでしまったことから、胡娘は『医妃』として活躍することになり…!?
なんちゃって医術ファンタジー(全十二話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 12:00:00
50647文字
会話率:40%
小学6年生の時に転校してきて通学路にある神社の巫女である天野結衣に恋をした橘肇。毎日彼女と話していた、しかし、彼女は突然とす方を消した。月日は流れ、肇は高校2年生の冬休みに神社で彼女の姿を見つけ、無我夢中で追いかけた。気づくとそこは見たこと
もないような町が広がっていた。
肇がたどり着いたのは冥界であった。冥界では様々な魂がこもる中、肇の中には侍の魂と霊獣である白狐の魂が宿った。そんなイレギュラーな存在である肇が冥界から現実世界に戻る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 00:14:32
1473文字
会話率:56%
国立霊術東学院中等部の優等生・杠葉三日月は、妖(あやかし)達の攻撃により、精霊・ユグドラシルを亡くしてしまい、危機一髪のところを、謎の妖・狼男に命を救われた。
そこから、半年後、高等部に入った彼はそのことを引きずり、今では落ちこぼれの落
第生に。そんな中、狼男が現れたという知らせを聞き、森の中を探すと、そこには何故か全裸の美少女が居て…
石鹸枠全盛期のような、王道ラノベテンプレ展開を元にして、描きました!よければ読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 18:28:10
87504文字
会話率:57%
妖術大国【カイドウ帝国】の田舎町――ある夜のこと。
調香屋を営む神代アオバのもとに帝国軍【黒龍隊】の総長・院瀬見シュロが「腕が取れた」と店に駆け込んできた。
院瀬見は両腕がなく、妖術を施した特殊な義腕を身につけていた。知り得る妖術で彼の
義手を直していた最中、突如アオバの店に領主の家臣達が押し掛けてきた。話を聞けば、養父が借金返済のために【店】と【アオバ】を領主に売り渡したという。おまけに領主のバカ息子がアオバを嫁にするとまで言い出す始末。
行く宛てを失った上に、大嫌いな領主の息子の嫁にされそうなアオバに、院瀬見は「俺の婚約者にならないか」という提案をもちかけた。院瀬見は元上司から大量の縁談をもちかけられ困り果てていた。アオバは住む場所を得るため、院瀬見は縁談から逃れるため【偽りの婚約者】として互いに協力することになる。
香と妖術を操る【香術師(こうじゅつし)】アオバの、恋×仕事×妖術の和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 15:58:04
149255文字
会話率:56%
鳴田るな先生主催の【身分違いの二人企画】に参加させていただいています!
妖と話ができる凪は、奴隷として捕まってしまう。
育ててくれた和尚さんは殺され、唯一の肉親である母ももういない。
身寄りのない奴隷となった凪は、空を駆けてきた妖術士であ
る永臣に買われ、平和な日々を取り戻す。
しかし次第にやつれていく永臣に凪は……。
身分差を乗り越えて、自らを犠牲にお互いに尽くすラブストーリー。
※血が流れるシーンがあります
他の方の作品も、キーワード「身分違いの二人企画」で検索♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 12:31:36
20887文字
会話率:32%
時は戦国。岩陰なる国にて。
武士『橘玄』は主君を傀儡にした妖女『白姫』によって国を乗っ取られた。橘は化け物としての正体を見せた白姫を斬るも殺せず、家族も何もかもを失う。
牢人となった橘はとある神社で龍神『黒姫』に出会った。
そ
して、亡者を生み出す外法──それを操る南蛮の邪竜が白姫の正体という事実を黒姫より聞く。
日の本の征服を目論む白姫を討つならば手を貸すという黒姫に対して、橘は手を結ぶことを決意。
かくして竜の血を浴びた牢人と荒ぶる龍神が亡者を操る邪竜に立ち向かう。
悪鬼と物の怪、不死者と亡者、妖術使いと忍び、そして侍と龍が入り乱れる和風ファンタジー、いざ開幕──!
*この作品は小説家になろう、カクヨム、ハーメルンで連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 20:11:37
171555文字
会話率:61%
戦国時代。岩陰国なる国にて大名『北右近』に仕えていた武士『橘玄』。彼は異国より訪れた少女『白姫』が主君に取り入り、その邪悪な物の怪の本性を現すさまを見た。彼は故郷岩陰国を妖術を使い乗っ取る白姫を討ち取らんとするもあえなく敗れた。主君は傀儡
にされ、橘の故郷の村は妻子とともに焼き払われた。
戦国の世のある不可思議な話。血塗れ、怖気まみれです。
和風ファンタジーの需要調査用につきまだ未完です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 17:49:58
3842文字
会話率:36%
世の中には人間の中に隠れて過ごす「妖怪」という種族が存在するこの世界で一人の女性と二人の妖怪、そして元人間の妖怪が出会う物語である。
最終更新:2023-11-05 17:55:35
6335文字
会話率:74%
世の中には人間の中に隠れて過ごす「妖怪」という種族
これは一人の女性と二人の妖怪、そして元人間の妖怪との出会いの物語である。
最終更新:2023-06-30 07:54:48
17751文字
会話率:72%
神様なのに人を救わず、あやかしの治療なんてしていて良いのだろうか…
【あらすじ】
ボロ神社の主神である「瑞穂」は、妖の医者として働くことで何とか生計を立てていた。
だが診療所の経営は赤字すれすれ、バイトはすぐに辞めてしまい、色んな意味でと
んでもない患者ばかりがやってくる…それでも日々あやかしの治療に励む彼のところには、ぶっ飛んだ人の娘や、怠け者の猫又、我が道をゆく妖狐たち、美人な水神姉妹といった奇妙奇天烈な者たちが集まってきて、次第に頼もしい仲間となってゆく。
そして、ある事件をきっかけに「瑞穂」は過去の記憶を取り戻し、その闇と対峙することになるのだが―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 21:00:00
64685文字
会話率:49%
主人公、葛(かずら)は妖狐の家族に生まれ、両親の愛情を一身に受け育った少女だった。
しかし妖狐の家族は、固有妖術である『憑依』を持つが故に他の妖怪に恐れられ、迫害されていた。『憑依』という妖術は生物を意のままに操ることが出来るという恐る
べき力であったからだ。
葛の家族は隠れ住んでいたが他の妖怪たちは、ついに憑依への対抗策を見出し大天狗、白峰が妖狐の粛清に現れる。
葛の両親は力を合わせるも白峰に殺されてしまう。葛は両親の尽力のおかげで生き延びることができて白峰への復讐を心に誓う。
忍という退治屋の青年と交流をして、白峰が共通の仇であることを知り意気投合する。
しかし町で人と関わり世界を知り見聞を広げた葛は、次第に白峰を殺すだけでは妖狐の迫害を解消することができないと悟る。
葛が見出した復讐の先にあるものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 18:00:00
89681文字
会話率:38%
どうやらこの世には怪異と呼ばれるバケモノが実在するらしい。
バケモノに出遭い、呪いによって半妖にされた白崎蓮華(しらさきれんか)は、その存在を知ると同時にバケモノとして〝狩られる側〟になった。
バケモノの血を流す元人間の半妖は他に
も存在する。でも蓮華は特別だった。
蓮華を半妖に変えた呪いは、不死の体と火焔を操る能力を持つ灼熱のバケモノ――『怪異の王』の呪いだったから。
『王の血』で半妖になった蓮華は、王と同じ力――不死の体と火焔を操る能力を手にする。
腕がちぎれても生え替わる。ちょっと加減を間違えれば爆炎で学校が消し飛ぶ。
でも、それは神の祝福じゃない。バケモノの呪いだ。
蓮華は異能を手にする代償として、人間しか食えないバケモノの体になっていた。
人類相手なら敵なしどころか、熊でさえ素手で倒すことができた蓮華は、しかし人間の力など無力に等しいバケモノの世界を目にし、人間に戻ることを決意する。
でも、二百年振りに王の血を受け入れた逸材を、運命は逃してくれなかった――
人知れず存在した、喰うか喰われるかのバケモノの世界。裏で人々を怪異の脅威から守っていた陰陽師や半妖たち。
研鑽された呪術と妖術が衝突するその世界で、蓮華は不死の体と火焔の力を駆使し、敵となる者全てをねじ伏せていく。
※ 他サイト同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 00:00:00
315354文字
会話率:50%
敵対する魔術士たちによって最愛の弟を失った少女ユリは、その復讐のために禁術を使い、3人の高校生を自分たちの世界へと召喚した。
何も分からないままに、少女によって異世界に招かれた3人だったが、その転移の影響により、火や岩を操るといった異能の
力である『妖力』を授かっていた。
2人は『猛火の火車』と『強拳のだいだらぼっち』という、並の魔術師を凌駕する力。
だが、残された少年は……『幸運を呼ぶ座敷童子』。
肩書きの割に、実際は戦う術も、使い道も分からない力だった。
「せっかく命がけで3人も召喚出来たと思ったのに……1人は『無能』だなんて」
……何も出来ない、非力な少年に襲い来る数々の困難。
『異世界×高校生×妖怪』
これは、幾多の人々との出会いと死を経験しながら、必死に異世界を生き抜いていく少年の物語。
少年の『童子』の力は……ほんとうに『座敷童子』なのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 15:00:00
10120文字
会話率:35%
妖術と呼ばれる力を持った妖魔が跳梁跋扈する世界で、人々はそれに対抗する神術という神秘の力を手に入れた。
そんな世界で、かつては栄華を極めたが現在はどこにでもある小国に成り下がった、大和国という国があった。
天草透は、そんな大和国で御三家と呼
ばれる由緒正しき貴族の家に生まれたが、神術を扱うのに必要な神力量が少なく、天草家の落ちこぼれと馬鹿にされていた。
そんなある日、透は、ある出来事がきっかけで幼馴染に関する国の重大な秘密を知ってしまう。
透ではどうすることもできない秘密を知ってしまい、自身の無力さを嘆いていると、ふと何処からか声が聞こえてきた。声の方へ行くとそこには、一体の妖魔が祠に封印されていた。
透はそこで、自身の人生を大きく変える契約を結ぶこととなる。
元タイトル:言霊物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 23:59:21
43225文字
会話率:44%
ある日突然パーティから解雇され無職となってしまうクリス。だがクリスは他に誰も持っていない唯一の職業である「妖術師」だった!妖術師の力を使うクリスは全てが思いのまま!恋、魔法、人心掌握、政治に至るまで全てを支配する異世界スカッと成り上がりファ
ンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 07:00:00
7283文字
会話率:62%
妖怪が好きすぎるあまりに妖術師になった男、元輿付喪。
妖怪オタクを拗らせた結果平安から追放される形で転生を行われ、妖怪は架空のものであるという概念が根付いた現代世界へ飛ばされる。
しかし、昔の時代以上に複雑な人の念が混ざり合った現代こそ彼に
とっての最高の妖怪の巣食う楽園だった。
取材と題して様々な人の想いや念を読み取る彼の小説家としての人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 03:04:47
4130文字
会話率:0%
東西、東西。是非ともその目でご覧あれ。
今は昔、天神鬼右衛門と云ふものありけり。
万の兵を討ち滅ぼし、鬼神となりて命を絶たれた彼の者が気付いた先は摩訶不思議な世界。
皆が皆、妖術に等しき魔法を使う世界にて鬼右衛門は自身の体のみ。其の世界に其
の身一つで日々を過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 23:05:25
1234776文字
会話率:52%