この世のありとあらゆる生命を持つものは生まれ持って"魔素"を源に生きる。
魔素の性質に合った潜在魔術を精錬する為に世界各国には育成機関が設立されている。
ノアフォルトス・セレシルヴァ(通称ノア)は世界初にして最古、帝国内
随一の魔術士育成機関-フィスラティア魔術学院-の中等部生として入学した。
身分を問わず8歳から19歳までの生徒達が共に過ごすこの学院は例外なく全寮制。
潜在魔術や最低限の共通魔術を習得するべく、学業に専念出来るようにと外との接触は遮断されている。帝国が立ち上げた学院だけあって学院敷地内にはありとあらゆる施設が完備されていた。
学院の教育方針は学院生徒の自主性。各分野にて自身の潜在魔術を活かし学院に貢献する。
そして結果を残し、将来自分の魔術士としての未来を切り開く。
中等部1年生の授業は学院側によってクラス内でランダムに組まれる7人制のチームメイト活動がメインになっている。
学院側から与えられるテーマを調べ、レポートに提出すると言う課題学習を通して様々な事を知っていく目的で行われるこの課題。1人で行うには簡単すぎるこの課題学習も常に7人で協力となるとそう上手くはいかない。
さらにノアと同じチームになった生徒達は、ノアのルームメイトの第2王子、常に行動を共にする双子、いつもどこかで眠っている魔術騎士科の少女、フードを深く被り人をより付けない少年、初等部から飛び級で中等部に入学した第3王子…と全員学院内でも有名な曲者ぞろい。
当初はバラバラだったチーム活動も先輩達からのアドバイスを受けながら、共に日常を過ごしていくにつれてまとまる…かもしれない。
ノアを中心に描かれるあらゆる魔術士達の黙示録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 19:00:00
32266文字
会話率:45%
──元禄二百三十三年、大魔法都市トーキョー。
二十二世紀からの転移者であるエンドー・トウヤは、彼の師匠である怪盗十九号から学んだ盗みの技術で、『怪盗ジューク』として街を騒がせていた。
お宝は、この街の全ての魔法。
魔人《マヒト》が非魔
人《ミソギ》を支配するトーキョーに、正義などなかった。
あるのは、差別と貧困という、秩序の崩壊した二十二世紀と変わらないものだけ。
トウヤ、そして師匠が憧れた、夢に満ちた大正時代の東京を取り戻すべく、怪盗ジュークは今宵も夜空を翔ける。
そんな彼に挑戦状を叩き付けたのは、英国で法治国家を学んだ公爵令嬢ノノミヤ・ヒカルコ。
彼女は怪盗を捕らえるべく優秀な探偵を求めるのだが、そこで彼女は恋に落ちる……。
互いの思惑がぶつかり合った先にあるのは、ヒノモトの統治者である神帝イザナヒコ。
強大な力を持つ大魔術師が求めるのは、かつて英国海軍率いる連合艦隊を壊滅させた極大魔法。
それを再び手にしようと画策する彼の思惑とは……。
五つの魔法石を巡る冒険が、いざ、幕を開ける──
大正時代風のディストピア世界を舞台にした、魔法とSFの入り交じった冒険活劇。
【2章まで全54話・不定期更新】
※バトルに伴う流血等のシーンがございます
※書影及び挿絵はCanvaにて制作
※アルファポリスにて先行公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 19:00:00
149362文字
会話率:34%
様々な式神を操り事件を解決する、便利屋兼陰陽師・ハルアキ。
──ある時、時の帝の寵愛を受ける女官・玉藻前から、魑魅魍魎の首領・夜行の討伐を依頼される。
逆転オセロニアのキャラクターに着想を得た、和風バトルもの。
※セルバンテスでも公開して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 00:29:02
71917文字
会話率:45%
伯爵令嬢マリアは、幾ばくかの前世の記憶を持っていた。
夢という形で記憶を徐々に取り戻していく。
その状況を知ってか知らずか、皇帝一家からの呼び出しをうけるマリア。
過保護気味な兄と侍女とともに帝都を目指すことになるのだが……。
最終更新:2024-06-01 19:00:00
283596文字
会話率:42%
メルガ帝国の末姫ルゼアは、帝国に敗北したゼーディス王国の新国王に嫁ぐことになった。相手は先の戦争を経て新たに擁立された新国王陛下、名はマセイアス。
マセイアスは元々ゼーディスの王侯貴族たちからは、汎愛殿下と誹られていたらしい。
国の誰をも愛
する愚かな王子殿下であると。身分の分け隔ても、帝国への憎しみも持たない、空っぽの汎愛陛下だと。
彼の有名な噂は本当で、彼は国民を汎愛していた。
国民感情を優先させたのか、彼は、結婚初夜さえ一緒にいなかった。
「私は帝国から押しつけられた妻ですもの。重々わきまえているわ」
ーーそれから数年。
かつて蝶よ花よと育てられてきたルゼアは、帝国でのいじめも経験しながら一人夫の帰りを待ち続ける妻として過ごしていた。
気がつけば白い結婚が成立する三年が過ぎようとしていた。
そんな真夜中、夫が息を切らして帰ってくる。
結婚式以来の再会をする夫に、ルゼアはついに離縁される覚悟を決めるのだがーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:32:53
5843文字
会話率:32%
占い×問題解決×中華ファンタジー
「ーーこれがお前の『運命』だ」
華島国、佐州のとある宿場町。十七歳の嶌喜鵲(とうきじゃく)は、占い師である父に遺言とともに命式(1)の書かれた紙を渡された。父没後、占い師として暮らしていた彼女は、来訪
した将軍の茗朱鷹(めいしゅおう)の命式を見て驚く。彼は父に託された『運命』の人だった。
茗将軍は喜鵲に、大貴族家隼家と隼家を重用する皇太后によって作られた皇城の空気に一石投じて欲しいと依頼する。どうやら隼家お抱えの占い師が「皇帝は皇帝に不適格」と噂を立て、少年皇帝緋王を貶めているらしい。
「占いは人を謗るものじゃない。人を活かすためのものよ」
幼馴染の師兄、如子孝(じょしこう)が止めるのもなんのその。
占い師としての矜持と『運命』への興味を胸に、喜鵲は茗将軍に従い皇城へと向かう。
彼女に待ち受けるのは、動物が四貴妃と化した大混乱の後宮、そして皇太后主催による占いバトルだったーー
・(1)……生年月日から導き出した占いに用いる「図」
◇◇◇
・算命学をベースにした鑑定を行なっておりますが、現実の全ての占術とは無関係のフィクションです。
・ゆるふわ中華ファンタジー。酢醤油つきの肉まんを食べてます。
・後宮四夫人が動物です。
・ブラコン義兄と謎の将軍と元気な女主人公のわちゃわちゃ。恋愛要素薄め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 22:06:25
43252文字
会話率:53%
王国を守護してきた平民上がりの聖女モニカは王太子との婚約直後、陰険な騎士により『聖女の異能』の副作用ー癒した対象(対象がいない場合は聖女自身)ーが肉体活性化によって性的に催すことを王太子にバラされてしまう。王太子は発情聖女と罵り即刻婚約破棄
。平民聖女に戻ったモニカは再び魔物討伐の前線基地に帰還したが、基地の仲間たちは聖女なしの戦闘に疲れて解散すると言う。居場所をうしなったモニカに声をかけてきたのは、帝国出身の傭兵、リチャードだった。「よかったら帝国に一緒に来ない?兄貴夫婦の不妊をなんとかしてほしいんだ」リチャードは軽く提案し、モニカもそれに乗ったが、彼女は気づいていない。リチャードが皇弟リチャード殿下であることを。そして兄貴夫婦というのはもちろんーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 00:02:13
44080文字
会話率:47%
『アラビアンナイト』に纏わる不吉な因果の輪…陥落寸前のコンスタンティノープルで、斜陽のオスマン帝国で、革命前のベルサイユで王たちの運命を狂わせた千一夜目のラストシーン。
稀覯本『アルフ・ライラ・ワ・ライラ』の完全版を求めてヨーロッパを彷徨っ
た私と元総理はついにその幻の千一話目を目にする。
しかし私にとってそれは予想もつかない異様な物語であった。
…というようなお話です。このあらすじほどスケールの大きなドラマにはなりません。だいたい4~5回で完結します。よろしければ…ぜひ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:27:47
9577文字
会話率:31%
1908年の東京、そしてアメリカのデトロイトで青春を過ごす3人がいた。一人は和菓子職人、一人は帝大生、そしてもう一人は大リーグのスーパースター。
野球と鯛焼き…交わりそうもない両者が交わるとき、大きな変化と進化が始まる…というような大げさ
なようでそうでもない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 16:49:34
8235文字
会話率:60%
1958年。ドイツ第三帝国は、ヨーロッパにおける一連の戦争に勝利し、西はスペイン、東はウクライナまでの領域をその勢力圏とした。
しかし、そのけん引者である総統アドルフ・ヒトラーは、連日の激務とその年齢により寿命幾ばくも無い状態となってしまい
、統治者のいない状況となっていた。
そんなん中、副総統であるルドルフ・ヘスは、各組織から呼び集めた人員をもとにとある作戦を実施しようとしていた。
独裁者が作った暗黒の帝国の未来は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:02:53
63491文字
会話率:43%
禿(とく)王朝は滅んだ。
四百年以上も続いていた膨大な國は、一夜にして滅んでしまう。皇帝が暗殺され、政が行われなくなったからだ。
誰が何のために、どうやって殺したのか。それすら謎のまま、月日は流れていった。
國の主がいなくなって
から数ヶ月後、仙人になるための試験が行われることとなった。それに参加したのはふたりの青年で、どちらもが含みを持っている。
明るくて気さく、誰とでもすぐに仲良くなれる黒髪の青年爛 梓豪《バク ズーハオ》。
美しいけれど儚げな銀髪の青年、全 紫釉《チュアン シユ》。
ふたりは互いに相棒となり、昇格試験へと挑むことになった。
出された数々の課題をクリアしていくと同時に、ふたりの過去や謎も明かされていく。
そして徐々に惹かれ合っていって……
架空の古代中国を舞台にした、美しい青年ふたりの恋、そして國に潜む皇帝暗殺の謎を描く中華BLミステリーです。
焦れったくてキュンキュンするかもしれない、ふたりの初々しい初恋物語。そして昇格のために深めていく絆は、彼らの過去と心を結びつけていく。
「お前ら、もう付き合っちゃえよ!」がモットーな、ふたりの無自覚いちゃコラ中華BLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:02:10
150505文字
会話率:39%
殭屍(キョンシー)と呼ばれる死者が蔓延る世界。そこでは殭屍に対抗出来うる力を持つ、三つの勢力が存在していた。彼らは仙人と呼ばれ、人ならざる力で理を守っている。
そんな勢力たちの中に一人、仙術とは異なる不思議な力を振るう少年がいた。少年
の名は華 閻李(ホゥア イェンリー)。彼は何をするでもなく、今日を生きていた。そんな彼の元に三つ編みの男が現れて……
謎多き三つ編みのイケメンと、不思議な能力を披露する美少年。
この二人が解き明かすのは、殭屍(キョンシー)と世界に隠された秘密。各地で起きる不可解な出来事の裏には殭屍を操る見えぬ存在がいて……それは人だけでなく、あの世すら絡んでいく。
ミステリー要素強めのBL作品です。
基本は 全思風(チュアンスーファン)×華 閻李(ホゥア イェンリー)の固定カップルとなっておりますが、BL要素薄めです。
*エブリスタにも投稿していますが、内容ががらりと変わっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 12:01:32
419853文字
会話率:32%
マリス・レオンハートの住む世界は魔法が存在する。
魔力には色があり、その色の数が多ければ多いほど複数の属性を扱え優秀な魔導師と言われるそんな世界だ。
魔法が使えると言っても大抵のものは一色。割と優秀と呼ばれる者でも二色といったところだ。
皇帝に仕える宮廷魔導師ともなれば三色、四色魔導師と呼ばれ3つ、4つの属性を扱えるエリート中のエリート。
現在世界最強と呼ばれる魔導師クレイ・グレモリーですら五色なのだ。
そんな世界で伝説と呼ばれる存在、魔導師の最高峰七色。
この国の初代国王が七色であったとかなんとか。
しかしそんな中マリスは七色の魔力を持って生まれてしまった。
マリスは極力静かに生きていきたいと常日頃から願っている。
マリスは目立つことが嫌いだ。
その存在が明るみになれば、国を挙げてどころか世界がお祭り騒ぎだ。
今の所知っているのは極一部の関係者のみ。
両親に言われた言葉がある。
目立ちたくなければ必ず隠し通せと。
バレればお前が望む平穏は得られないだろうと。
やってやろうじゃないか、なんとしても隠し通して墓まで持って行ってやる。
七色の魔力を持つ者を人は虹色魔導師と呼ぶ。
これは虹色魔導師マリスの正体隠匿人生ゲームである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:00:00
781245文字
会話率:35%
伯爵家の庶子であるリーリアは、学園で第二王子リカルドに見初められ、卒業の日に将来と誓い合う。
――君と共に生きたい。一緒に国を出よう。
その言葉を信じたリーリアに突きつけられたのは、リカルドの裏切り。
――堕女(オトメ)ゲーム
だったんだ!
それは初心な女子を誑かし、どこまで入れ込ませられるかを競う、高位貴族に流行している悪趣味な遊戯。
――おまえみたいな庶子に、王族の僕が本気になるわけがないだろう?
嘲笑と共に告げられた事実に、立ち尽くすリーリア。
そして、王子を誑かした罪を着せられ、リーリアは国を追われる事になった。
追放先の魔境の森まで移送されたリーリアは、同行したリカルド王子の側近に襲われる。
絶望に染まる心に、それでも諦めたくないと抗おうとした、その時。
夜空を駆ける流れ星が見えた。
――あなたは私を必要としてくれますか?
不意に心に響くその問いかけに、リーリアは助けを求めて。
――私は大銀河帝国製惑星開拓機属。
そう告げる少女との出会いが、絶望と失意にまみれたリーリアの人生を大逆転させる事になる。
――これは捨てられた少女達の逆襲の物語。
――そして、虐げられた者達の逆転の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:00:00
62433文字
会話率:32%
時はU・C《統一歴》53年。
未だに西暦だ東暦だなんて言ってると、差別だ時代遅れだなんて言われてしまう。
なにせ子供の頃に夢見たあれやこれやが、今や現実のものとなってしまって久しい。
時の“|魔導帝《ジ・マギカ》”により、もはや伝承と
化していた魔導工学の知識が確立され、〈|魔動人形《ゴーレム》〉の生産技術が広く世に広まり、世界は|文明開化《ブレイクドーン》の産声を上げた。
未だ|魔物《モンスター》の|蔓延《はびこ》る辺境の地も、屈強な|鋼鉄騎士《アイアン・ゴーレム》によって警備され格段に安全となった。
農民達の貧困、そして人離れによる食糧不足も、疲れ知らず休み要らずの|作業用小型人形《パペットマン》によって解決した。
各都市を結ぶのは、馬より速く、魔獣より強力な|魔導列車《オートケージ》。
街のあちこちに放たれている|人工水魔《スライムドール》によって、道路は清潔に保たれ、ここ数年は大きな|流行病《はやりやまい》もなくなった。
それでも、この世界の知と繁栄は留まることを知らず、まだまだ技術と文明は加速していくだろう。
そして同時に、それは人の欲望も加速度的に深くなっていくことを意味している。
果たして、私の選んだ道は正しかったのだろうか。
願わくば、この子の未来が幸せなものになって欲しいものだ。
──マーリン=オクスレイ
そして数十年後、物語は、とある王国の貧民街から始まる。
蒼き|魔血《エーテル》と紅き血液が交わる世界の魔導活劇、開幕と相成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:00:00
58228文字
会話率:23%
クリスはその後もずっと病院に通っていた。もちろんそれはマリアーナの事を思っての行動である
そしてクリスはエルミダスまで帰って来た
生死の境をさまよっていたマリアーナも一命をとりとめて、本格的に研究所で回復手術を受ける事になる
そんな現場に立
ち会ったカズはやるべきことを済ませていた。それは新しく配備されるレイドライバーのパイロットたちとの面談である。今回の面々も個性的なものが含まれていた
そしてカズは持ち帰った敵情分析をしていた
一方、共和国に潜入していたマタル・ハキームは人型の情報を手に入れるが、その伝達に苦慮していた
新しいメンバーを迎えたカズたちはアルカテイル基地のミーティングルームで階級の授与を行っていた
そんな折、南米に帝国のレイドライバーが出現したという一報を受けたのだ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:00:00
45115文字
会話率:30%
日本奪還作戦の為にカズたちは一路日本を目指していた。
トリシャは佐世保に、クリスは沖縄に、マリアーナは三沢に、そしてカズとレイリアは首都圏を目指してそれぞれ進軍していた。
そんな中、トリシャはゼロツーと話をしていた。それはゼロツーが今
の姿になる前の話である。トリシャにはレイドライバーとの通信の許可が降りていたのだ。
レイリアはゼロゼロの整備の為にデッキにいた。そこでコアユニットとサブプロセッサー用の栄養パックを取り付ける作業をしていた。そこでチトセと会話をする事になる。
すべてが順調に進んでいた。
だが、日本まであと少しというところで帝国軍にその動きはキャッチされてしまう。このまま引く訳にもいかない。そこでカズが指揮を取る事になる。
カズの立てた作戦、それは最大船速で各揚陸艦は目的地を目指す。空母からは艦載機に増槽を付けて飛ばす、足の遅い空母群も最大船速で進みつつ到着し次第攻撃を行う、というものだ。
確かに、これならば最小限の時間ロスで向かえる。
各艦がそれぞれ侵攻を続ける中、マリアーナの空母群に敵空母が襲い掛かるのだった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 18:00:00
69355文字
会話率:35%
カズは夢を見ていた。
あれは何年前だろうか、今からずっと前の、レイドライバーや帝国、同盟連合や共和国という言葉さえない、日本という国がまだ存在していた頃。
カズはその日本の、とある県にある薬科大学の薬学部に在籍していた。もちろん在籍
はしていたのだが、その頃の彼は機械生体工学に興味を示していた。ほどほど薬学とは無縁の世界である。だが、もちろん単位を取るという、大学生にとって当たり前のことはしていた。
そこには一人の女性が在学していた。彼女の名前は、天野千歳(あまのちとせ)という、カズ、本名を上田和也(うえだかずや)という彼と同級生の娘である。カズとは、この県ではない別の地方からこの大学に一緒に進学して来た。相思相愛、つまり彼氏彼女の関係だ。
もう一人、同じ高校から同じ大学に進学してきた者がいる。
襟坂恵美(えりさかめぐみ)というその娘は、カズが高校時代に告白されたのを一度振っている。ので[一緒についていく]と言われた時はカズは戸惑ったものだ。
だが、
「もう気にしてないよ」
と言われ、その言葉を礎にして今が成り立っている。
そんな三人は大学を卒業後、大学院へ進み[生体応用工学研究所]という、人体実験をしている研究所へ就職する事になる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 18:00:00
76340文字
会話率:35%
二年前に婚約したばかりの幼馴染から突然、婚約破棄を受けたイベリア。
愛しすぎたが故の婚約破棄。なんとか笑顔でありがとうと告げ、別れを終えた二日後、イベリアは求婚される。相手は自国の貴族でも隣国の王子でもなく、隣の大陸に存在する大帝国テロスを
統べる若き皇帝ファーディナンド・キルヒシュ。
婚約破棄の現場を見ており、幼馴染に見せた笑顔に一目惚れしたと突然家を訪ねてきた皇帝の求婚に戸惑いながらもイベリアは彼と結婚することにした。耳が聞こえない障害を理解した上での求婚だったからイベリスも両親も安心していた。
伯爵令嬢である自分が帝国に嫁ぐというのは不安もあったが、彼との明るい未来を想像していた。しかし、結婚してから事態は更に一変する。城の至る所に飾られたイベリアそっくりの女性の肖像画や写真に不気味さを感じ、服や装飾品など全て前皇妃の物を着用させられる。
自分という人間がまるで他人になるよう矯正されている感覚を覚える日々。優しさと甘さを注いでくれるはずだったファーディナンドへの不信感を抱えていたある日、イベリアは知ることになる。ファーディナンドが亡き妻の魂を降ろそうとしていること。瓜二つの自分がその器として求婚されたことを。
知られていないと思っている皇帝と知りながらも妻でいることをやめない少女の行く末は──……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:50:00
96065文字
会話率:34%
小さな国の王女として生まれたアーデルは警戒心が強く、人の輪に入っていくのが苦手。怒声や人の感情の起伏を見ていると心臓がおかしくなりそうなほど怖くなる。だから結婚相手は優しくて物静かな人で、結婚生活は静かで穏やかなものがいいと望んでいた。
そ
んなアーデルに突然結婚話が持ち上がる。ヒュドール帝国からの申し出があったと。相手は公務にもほとんど顔を出さない第七皇子ラビ。陰で根暗と呼ばれるほど暗い彼と会った事はないが、そう呼ばれている事を知っていたから結婚を許諾した。
顔の半分を仮面で覆ってはいたが、引っ込み思案ですぐに謝罪する人見知り。とても優しい人で結婚への不安などなかった。
望んだ穏やかな生活が手に入ったと喜ぶアーデルだが、そうもいかない事情が彼にはあって……それが穏やかな生活を脅かす影となり付きまとうことになるとはアーデルは想像もしていなかった。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 17:50:00
364379文字
会話率:58%
美しい最南端の国フローラリア。
透き通る緑の海、澄み渡る青い空、彩る赤や黄色の花々、笑顔の絶えない明るい人々、そしてフローラリアの妖精と名高い美しい双子が踊るフローラリア伝統の舞が国の自慢だった。
争いとは無縁の穏やかな国はある日突然、交流
のなかった最北端の国グラキエスからやってきた部隊によって蹂躙された。
部屋の奥に造られた小部屋に押し込まれた双子の王女は迎えに来ると言った父親の言葉を信じて待っていたが、父親は母親と共に自死していた。
その直後、小部屋が発見され見つかった二人。怯え泣く妹のフランを背に隠し守る姉のミュゲットはグラキエスの皇帝と対峙するもフランは連れて行かれてしまう。自分も一緒に連れて行けと言うが、ミュゲットは皇帝
に抱えられグラキエスに連れて行かれる。
人の命をなんとも思っていないように簡単に奪ってしまう冷酷な男が皇帝の座についているグラキエスの捕虜となった二人だが、ミュゲットだけが皇帝に呼ばれるようになり皇帝専用の娼婦となる。
嫌悪を纏っていたミュゲットだが、冷酷なだけではない一面に困惑するようになり──
※自己中な男なので苦手な方はご注意ください。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 08:00:00
465156文字
会話率:55%
「日高かなみ。貴様には前世の罪を償ってもらう」
ある日事故であっけなく死んだ歴史と戦略論好きの女子高生、日高かなみは目の前に突然現れた横柄な自称女神に犯した覚えもないのに罪を償えと要求され、人類が神聖ルッジイタ帝国と星系連盟の二つの勢力に二
分されて銀河規模で終わらない抗争を続ける世界を救うため、地位と権力と見た目以外にとりえが無いろくでなしの貴族令嬢ヒルトラウトに転生する事になる。帝国と連盟にそれぞれ現れた圧倒的な才能を誇る二人の用兵家が歴史を動かそうとする中、自分の拙い軍事知識と、悪役令嬢の未来の記憶と、人の能力が数字で見える目と、そして実は異常なほど優秀だったヒルトのイケメン副官の四つを頼りに、果たしてかなみは女神が予言した「真の危機」が来る前に激動の銀河をなるべく平和的に統一する事が出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:30:20
209586文字
会話率:40%
自分以外の家族が全員超優秀で劣等感まみれの高校生、多田進<ただ すすむ>。彼はある日、異世界に召喚される。 そこは他人は全員、魔法という謎の力を使用できる上に、全人口の三割以上が殺人や破壊の衝動を持つ、狂気に満ちてるやばい世界
。
その上、敵対する帝国の有力な魔法使いたちは、多くが政治も人権も省みないような連中ばかり。滅茶苦茶な圧政に苦しみ、逃げ出す人間は野盗か難民になる世紀末。
おまけに進は来て早々に左手を切り落とされて、今から入れる保険とかあるのかな・・・・・・なんて考えたり、考えなかったり。
しかし進は、ほどなくして気付く。自身が魔力0故に、魔力探知を受けない天然のステルス体質であることに。 逆に異世界人は皆、魔力独特のニオイを発している。 進は、この特性を利用して味方と協力し、ステルス能力と魔力感知を武器に頭脳をフル活用して狙撃、闇討ちで悪党どもを地獄に叩き落としていく。
そして、仲間とともに歩む中で進は英雄になる決意をする。——帝国ミルグに仇なすテロリストとして
※この作品はダークファンタジーです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:24:30
75798文字
会話率:57%
ルーメリア有史上類を見ない反乱とされる「花月の乱」
大陸の覇者ルーメリア帝国が、まだルルメラルアという名の王国であった時代、
数多くの将兵、時の実力者、王位継承権者までも失わせたこの反乱は、
「桜花」と「三日月」を紋章とする、二つの亡国の
残党による反乱であった
…と歴史は記す。
反乱軍を率いた両王国の王女たちは戦いの中に倒れるが、
その意志を引き継いだとされるのは、若い女性たちによる兵団組織であった。
花の剣士 フローレン
月の歌姫 アルテミシア
二人の美しき冒険者に率いられ「花月兵団」と称された この反乱軍に属するのは、
女兵士、村娘、妖精、といった 戦乱の時代に翻弄された 数多くの女性たち。
賊に|拐《かどわ》かされ、居場所を追われ、陰謀に巻込まれた 彼女たちは やがて救われ、
運命を共に 支え合い、生きる意味を得、戦いに身を投じてゆく。
そして…
彼女たちの勇姿を何度も夢で見る、平和な都の女学生リルフィーユ
戦い続ける花と月の乙女たちに魅せられた彼女は、
帝国史上 逆賊とされた「花月兵団」と「花月の乱」に纏(まつ)わる歴史の真実を追い続ける。
花と月の髪色を合わせ持つ 麗しの女学生が、歴史の真相に迫る時、
この世界の歴史は大きく動き始める…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:20:09
669859文字
会話率:19%
気付いたら草原の上に居た。
えっ?全知全能ですか?
いやいや魔力が足りなくて何も出来ない?
全知全能のスキルもあげないと全てが分からない?
えぇ……どうするの?これ?
気付いたら草原の上に居た僕。
この世界には帝国やら、王国やら、神国、更に
魔王国もあるみたい?!
え?生き抜けるの僕?
エルフにケモ耳もありますか?
ドワーフさんですか?!
ダンジョン有り?スタンピード?!
分からない事だらけだけれども、ゼロから異世界ライフ始めちゃいますか!
いや、始めちゃわないとGOhell(地獄)ですわ……。
そんな中だけれども精一杯生きてみます。
生きないと生きれないので!
さて、まずは……
→To be continued!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:17:15
355205文字
会話率:52%
美貌の持ち主で冷酷で怖い炎帝フリードは実は甘党お子ちゃま舌だったのです
【私、覇王の料理番になっちゃった!?】
まさか私が、巷で噂の異世界召喚をさせられちゃっただなんて!!
私は、弥生。歳は16歳。
いたって普っ通のどこにでもいる
女子高生です。
どっかの魔法使いがなんかの儀式をしていた異世界のごたごたに巻き込まれ転移することに!
怖ろしい魔物がうじゃうじゃいる森で大ピンチの私を救ってくれたのは、冷酷無慈悲の鬼の覇王と怖れられるフリード皇帝だったの。
彼には実は誰にも言えない秘密がある。
皆に怖がられてるフリード様は、実はお子ちゃま舌で辛いものや苦すぎるものを使った大人な料理は苦手だったのだ〜!
プププッ、まじかっ!?
私が作ったおばあちゃん仕込みのご飯をすっかり気に入ってしまったフリード様が、魔法も剣も使えない、ただの人間の私を専属の料理番に雇うと言い出しちゃった!
はてさて、どうしよう〜!?
美貌の持ち主で冷酷で怖い炎帝フリード様。
かっこいいけど、私の前ではどこか抜けてて可愛くて、ときめいちゃうな♡
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:16:05
18534文字
会話率:48%
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファンタジー世界。
アスカニア大陸に動乱を引き起こした『革命戦役』から十七年後。
本編の主人公、アスカニア大
陸最強の軍事大国バレンシュテット帝国の第二王子アレキサンダー・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット(愛称アレク)は、周囲から優秀な兄である皇太子ジークフリートと常に比較される日々にうんざりしながら、悪戯を繰り返して母親である皇妃ナナイの手を焼かせていた。
ある日、遂に父親である皇帝ラインハルトからその悪戯を咎められ、罰として平民のアレキサンダー・ヘーゲルとしてバレンシュテット帝国軍士官学校平民組へ入学することとなった。
本編のヒロイン、ルイーゼ・エスターライヒは、準貴族である騎士爵家の娘で、アレクと同い年の幼馴染。
貧しい実家の口減らしのため、幼い頃に皇宮にメイドとして奉公に出されていた。
ルイーゼは、自分を実の娘のように可愛がってくれた皇妃ナナイを慕っており、その命により、片想いしているアレクの護衛 兼 目付役として、士官学校に入学する。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民扱いとなった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の二人を軸に進んでいきます。
本作は、R-15に合わせて改稿してあります。
※オリジナル
アスカニア大陸戦記 ユニコーンの息子達Ⅰ 人間と亜人の仲間たち
https://novel18.syosetu.com/n2284go/
関連作品
アスカニア大陸戦記 黒衣の剣士と氷の魔女【R-18】
https://novel18.syosetu.com/n2421gi/
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子【R-18】
https://novel18.syosetu.com/n3455gd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:04:28
1188548文字
会話率:38%
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファンタジー世界。
皇太子ラインハルトとジカイラ達の活躍により革命政府は倒れ、皇太子ラインハルトはバレンシュテット帝
国皇帝に即位。
絶対帝政を敷く軍事大国バレンシュテット帝国は復活し、再び大陸に秩序と平和が訪れつつあった。
本編主人公のジカイラは、元海賊の無期懲役囚で任侠道を重んじる無頼漢。革命政府打倒の戦いでは皇太子ラインハルトの相棒として活躍した。
ジカイラは、皇帝となったラインハルトから勅命として、革命政府と組んでアスカニア大陸での様々な悪事に一枚噛んでいる大陸北西部の『港湾自治都市群』の探索の命を受けた。
高い理想を掲げる親友であり皇帝であるラインハルトのため、敢えて自分の手を汚す決意をした『黒衣の剣士ジカイラ』は、恋人のヒナ、そしてユニコーン小隊の仲間と共に潜入と探索の旅に出る。
ここにジカイラと仲間達の旅が始まる。
アルファポリス様、カクヨム様、エブリスタ様、ノベルアップ+様にも掲載させて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
関連作品
※R-15版
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子
https://ncode.syosetu.com/n7933gj/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 22:52:12
149531文字
会話率:37%
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファンタジー世界。
アスカニア大陸最強の軍事大国バレンシュテット帝国は暴力革命により崩壊。
反乱軍は革命政府の樹立を
宣言した。革命政府は奴隷貿易と麻薬取引、人身売買を解禁。
パワーバランスが崩れ、ディストピアと化したアスカニア大陸は、ここに動乱の時代の始まりを告げる。
主人公・ラインハルトは、幼い頃の記憶が無く養父に育てられ、純粋に「家族と故郷を守る軍人になりたい」との想いから徴兵の際に革命政府軍士官学校へ進学。ヒロインや仲間たちと出会い、士官学校で学園生活を過ごた後、任官し戦場へ赴く。 しかし、戦争の現実を知り苦悩する。
ヒロイン・ナナイは、帝国最大最高位の大貴族令嬢で皇太子の婚約者(フィアンセ)。皇太子の行方を探しながら革命政府打倒を目論み革命政府軍士官学校へ入学するが、主人公と出会い心惹かれていく。
主人公の相棒・ジカイラは、特等刑務所の再教育プログラムで革命政府軍士官学校へ来た、元海賊の無期懲役囚で任侠道を重んじる無頼漢。
大陸の動乱と自らの運命に立ち向かう主人公達の活躍を描いたオリジナル戦記です。
※本作は、未成年読者諸氏からの要望に答えるため、2020年1月6日から2020年6月23日まで、ノクターンノベルズに連載、完結した【R-18】本編を【R-15】向けに改編、編集した作品です。
どうぞよろしくお願いいたします。
※第九章以降は目次の二ページ目になります。
※アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子【R-18】
https://novel18.syosetu.com/n3455gd/
※アスカニア大陸戦記 黒衣の剣士【R-18】
https://novel18.syosetu.com/n2421gi/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 22:11:14
280051文字
会話率:37%
雨妹(ユイメイ)には秘密が二つある。
一つは前世の記憶があること。もう一つは崔(サイ)の国の皇帝のご落胤――かもしれないということ。
大往生した前世で華流ドラマオタクだった雨妹は、生後宮を見たいという欲望だけで後宮の宮女募集話に頷く。
※第4回カクヨムWEB小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞、カドカワBOOKSにて書籍化されています。大量加筆の新エピソードてんこもりなので、気になる方はチェックしていただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:00:00
842436文字
会話率:25%
敵は怪異か人間か――?
第二次世界大戦終結から一年、希望と絶望が入り混じる占領下の日本。世界の趨勢も明日の食べ物をも見通せぬ、混迷の統治下。権力の空白、目を覆う不平等、明日の糧を求めて人は彷徨う――。
荒廃した日本で活発化した怪異現象を
調査・統制すべく派遣された国際的霊会組織『神聖同盟』日本支部。彼らにスカウトされた卜部武季(うらべたけすえ)は、日々の生活に当惑しながらも、次から次へと現れる怪異を銃弾と発現した異能――邪眼で制圧していく。
だがこの力は誰のために――?
ナチスドイツ、大日本帝国が残した遺産を求める組織、国、そして怪異――。それぞれの思惑が複雑に錯綜し、硝煙と陰謀が渦巻く中、一人己の生きる道を見据える男の物語。
※時代考証にガバはありますが、ファンタジーです。(頑張ってますが)大目に見てやってつかぁさい。
※本作の表紙画像やキャラはstable diffusion(model:ageless_v2)で出力し、加工編集しています。TIPSの画像は筆者作成です。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 17:00:00
59775文字
会話率:28%