十九世紀末のフランスに、とある人形工房があった。オーナーの名は、レオン・カシミール・ブリュ。彼はある日の夕刻、一人の少年を拾った。少年の思いと、少年の人形をめぐる、幻想小曲集。
――おまえが作りたいお人形は、一体どんなお人形なの。
――マカ
オンに大きな憧れを抱く、小さくて非力な人形を。生から死へ、死から生へ、偉大な旅するマカオンに、成りきれない無力さを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 19:00:00
6482文字
会話率:47%
仮想十九世紀ヨーロッパ。
そこでは、拷問器具人形と呼ばれる奇怪な殺人人形が人々の生活を脅かしていた。
拷問器具人形対策室に所属するエリックは、拷問器具人形の生みの親であるリカード=ウィルハイム氏の屋敷を訪ねるため、首都ロンドンから北に離れた
ノッテンガムの王室林であるシャーウッドの森を当てもなく彷徨っていた。
水筒の中身は空になり今にも息絶えそうなエリックだったが森の中を歩いているとブルーベルの花が咲き乱れる渓流を見つけた。その渓流で一休みをするとまるでブルーベルの花に導かれるようにウィルハイムの屋敷がエリックの前に姿を現す。
荒れた庭にさびれた城門をくぐり向けエリックはウィルハイムの屋敷を踏み入れる。
そこでエリックはベネディクティと出会う。
ベネディクティは世界で最初の拷問器具少女第一ドール『紫電の淑女』だった。
ベネディクティは外の世界で起きていることを知りエリックと共に行動する。
二人は今ロンドンで暴れている拷問器具少女を止める為ロンドンへと向かう。
そのロンドンへと向かう汽車の中で二人を待ち受けていたのは拷問器具少女を装う殺人事件だった。
殺人事件を通して二人は世界の残酷さを知る事となる。
そしてロンドンにたどり着くと、ベネディクティの存在は快く思われなかった。それでもロンドンを騒がせている拷問器具少女は人々を殺し猛威を振るう。
エリックとベネディクティはそれを止めるべく立ち向う。
ロンドンを騒がせていた拷問器具少女を止めるとエリックたちはまた新たな拷問器具少女を止めるべく世界中を回る。
はかなくも必死に生きる拷問器具少女たちを巡るダークファンタジーがここに開幕した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 23:57:40
105791文字
会話率:46%
十九世紀、パリ。――
バレエの稽古場には、「ブラボー」と言って花束をくれる優しいおじさんと、冷たい目をして、にらむかのように見つめてくるとっつきの悪いおじさんがいた。―― 十四才の私は……。
最終更新:2018-08-18 12:00:00
1463文字
会話率:20%
九歳の頃、少女は業火に燃える国から逃げ出した。それから七年後、亡命先で修道女として生きる少女のもとに、亡国からの使者が訪れる。それは魔法の如き技を使う、黒衣の魔女だった。
「剣と銃を取りたまえ、シスター。祖国を救うべき時が来たのだ」
正
暦一八七三年、初夏。魔女に『王殺しの魔剣』を授けられ、亡国の公女は立ち上がる。父と母、そして妹を虐殺した兄に、復讐を果たす為に―――。革命と大戦の予感が漂う、十九世紀に『何故か』似た世界の、叛逆の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 08:00:00
28096文字
会話率:44%
十九世紀スペイン。詐欺師カンパニージャは、勝負で負けた賭博場に火をつけて逃げる途中に人間の男に扮したイエス・キリストに出会う。生きる意味を知らないカンパニージャを、キリストは様々な幻影や人物に出会う旅に誘う。墓場の魔女、社会主義者、娼婦、悪
霊・・。人生の哲学と、真の魂の救済をキリスト教神学を根底に、哲学的に問うユーモア幻想作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 18:00:00
36609文字
会話率:1%
時代は、まだ人権や倫理が今より発展していない、十九世紀の頃である。
一人のサーカス団員が起こした、銃乱射事件と言う凄惨な出来事。事件は大勢の犠牲者を出し、犯人も警官の銃撃により死亡した。
若き新聞社の記者はその事件を任され、記事を書く
ことになるのだが、そこに事件の犯人が生前記した遺書が届く。
そこに書かれた知られざる事件の真相とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 21:52:58
4804文字
会話率:29%
十九世紀最後の年、東京。
上野界隈では、人の死を予言する女が現れるという噂が立っていた。
米屋の若旦那・久保田蔵通(くぼた くらみち)は、目の前で友人が不可解な死を遂げるという現場に居合わせてしまう。事件に巻き込まれる中、蔵通は謎めいた雰囲
気の少年占い師・月草樸(つきくさ あらき)と知り合った。彼が言うには、蔵通の友人は死ぬ数日前に死の予言を受けていたという。友人の死の真相について知るため、蔵通は予言の女について調べているという占い師に協力する。
女の正体に迫る中、蔵通の従姉妹・しづの友人が事件に巻き込まれてしまう。二人は死の予言を打ち破ることができるのか。
米屋と占い師の異色コンビが帝都の怪異を追い掛ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-21 20:29:06
20795文字
会話率:51%
十九世紀、世界には帝国主義の嵐が吹き荒れていた。弱い国は滅び、あらゆるものを奪われた。
太平洋に浮かぶ幻の大陸、ムー大陸にも植民地化の波が押し寄せていた。しかしこの古い大陸は何も変わろうとはしなかった。
ある国の王子は改革を決意した。彼
は父国王と保守派の重臣を暗殺して権力を掌握すると、大陸統一戦争を開始した。彼はいつしか魔王と呼ばれるようになった。魔王の傍らには、かつて勇者に封印された魔人が軍師として立っていた。
家族を殺された主人公は、悪魔を召喚する勇者の剣を武器に、魔王軍に戦いを挑む。やがて彼は反乱軍を結集して、一国の王となる。家族の名誉か、王の椅子か。彼に重大な選択が迫られる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 20:44:05
170169文字
会話率:39%
今ではないいつかの時代、ここではないどこかの場所。十九世紀後半のアメリカ風異世界、十年にも及んだ国民戦争の遺物により、異能力者がひしめく大陸西部が舞台。
小器用な賞金稼ぎの青年、ネッド・アークライトは、ある日汽車に揺られて新天地を目指してい
る途中、列車強盗に巻き込まれ――右手を赤い包帯に包んだ謎の少女、ネイと出会い、物語の糸が紡がれ始める。
吹き出る蒸気、伸びるヒモ、踊り舞う薬莢に軋む歯車。ガンアクションありロボありカンフーあり。なんでもありな、それでもどこか懐かしい、スチームパンク&西部劇風闇鍋中二病ファンタジー。
弱者にとっては明日も見えない過酷な世界は、神によって救われるべきなのか、それとも自らの足で歩んでいくべきなのか――その答えは、物語の向こう側に。
※ 四章までの主要な登場人物の紹介は活動報告にまとめています。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/821163/blogkey/1903428/
※ 本作品はカクヨムでも連載しております。投稿分の内容に違いはありません。
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154910394折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 22:39:12
1238577文字
会話率:57%
一
初めにわらひありき
一+一
わらひは一+一のこころなり
一〇
「二」というネは上げず、子をとる
一一
一〇〇
一〇一
無は非在ならず
一一一
有無相生じる以前をおもい、神という。
……言葉もおもいも消え去った極みに 神秘 が
ひらく。
一〇〇〇
沈黙――しかし、それでは通じないというおもいが、再びかたる病を惹き起こす。われわれの前には空白のカミがある。
一〇〇一
おのれの正体も危うくする息のフルヘは、フリフリブルブル、手形化された世界を揺すぶり、裏書きを飛ばし、記号を曖昧にする。
一〇一〇
世界は爆発的に増殖する。大いなる噴き出し。……大いなる噴き出しの口は、大いなる消没の穴。
一一
ネズミ算もここまで。……ひとわらいすれば、ケタケタときえてしまう。
一二
十八世紀日本のわらい猫。
十九世紀イギリスのチェシャー猫は、「チーズ」と言うことによってわらい、わらったままきえる。チーズを食べに寄ったねずみはチェシャー猫の腹中にきえる。
1
仲直りをしたいとおもったねずみを食べたチェシャー猫に腹を立てるアリス。ねずみのかなしいシッポ(テール)。オハナシはシッポがないきまり。
2
チェシャー猫の行くのと反対の方向にキルケニー猫がいるときいたアリスは、おわかれをする。
3
キルケニー猫の家になかなか行き着かないアリスは不安になる。あたりがどんどん暗くなり、穴の中にいる感じがして、ねずみとおなじように自分もチェシャー猫に食べられてしまったように感じるアリス。
アリスは空に黒い太陽を見つけ、天が巻物を巻くように、地面もするすると、どこかへ行ってしまいそうな感じがして、どうしてみんなにげてゆくの?とかなしい気持ちになる。
4
とうとうアリスはキルケニー猫に出会う。キルケニー猫は二匹登場し、闘いが始まった。
闘いの果てに宇宙蛇ウロボロスが誕生する。そして、再びチェシャー猫。
5-8
苦しむアリス。
アリスのからだの変化。半円の虹が完全な円になろうとする瞬間、亀裂が走り、分裂する。アリスはアダムとリリスにわかれる。
9
アリスの鏡の破片の網目に増殖する宇宙。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 14:39:33
28484文字
会話率:25%
二十四世紀末――化石燃料が枯渇し、資源を奪い合う戦争で文明が十九世紀レベルにまで衰退した世界で、女性が触れることでエネルギーを生み出すことのできる鉱石が発見される。
世界の覇権を望むゲルマニア帝国とヨーロッパ諸国との間では、その鉱石を用いて
造られた人型兵器『ARMOUR MAIDEN』による熾烈な戦いが繰り広げられていた。
そんな中、諜報部所属のアーサリン・ブラウンは司令部からの極秘指令を受け、両軍のエースパイロットたちが鎬を削る最前線の基地にやってくる。
任務中、かつての幼馴染が敵側にいることを知ったアーサリンは、彼女の目を覚まさせるためにパイロットになることを目指すのだが……。
現実の世界とは少しだけ違う歴史を辿った未来の世界で、巨乳エースパイロットたちが繰り広げるロボットバトル。
胸が大きいほど大出力を生み出せる『ARMOUR MAIDEN』での戦いで、胸の貧しいアーサリンはゲルマニア軍最強のエース、リヒトホーフェンを倒すことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 21:37:20
334187文字
会話率:57%
十九世紀半ばのギリシャ、とある露店で主人公の男性が見つけた指輪には不思議な力が宿っていた。指輪は自身が辿って来た過去を見せ、巻き込まれた主人公はサントリーニ島へと向かうこととなる。
この作品は、初出は「Crimson Regalia
吸血鬼作品集」であり、本作はその加筆修正版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 23:19:04
11588文字
会話率:47%
十九世紀ロンドン。
メイド長を務めているエミリアは、仕える身でありながら大きな秘密を抱えている。
一つは、密やかで淡い主人への恋心
もう一つは・
・・
許されない恋という縛りのなか、彼女が選んだのは、過去への贖罪か・・・未来の幸福か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 19:00:00
44671文字
会話率:40%
舞台は十九世紀、第二帝政期のフランス。パリの高級娼館で働くミニョンが、娼婦から伯爵夫人になるまでの儚い恋の物語。
※この小説は『或る少女の肖像』(http://ncode.syosetu.com/n6970cg/)の登場人物再登場手法を採
用した物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 23:14:52
22336文字
会話率:57%
フランシス・ルシエは歯の浮くような戯言ばかりを口にする貴族の青年画家。そんな彼のモデルになってしまった美少女アルメルは、今日も冷静に耳を塞ぐ。「ねえ、アルメル。人間が生きていくうえで、なくてはならないものとは何だと思う?」十九世紀末パリが舞
台のラブ・ロマンス。
(執筆期間:二〇〇四年十月~二〇〇七年十月)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 22:15:56
141971文字
会話率:49%
時は十九世紀末。退魔教会の祓魔師であるローズマリーは、人々の欲望を糧とする悪魔と日夜戦い続けている。そんな最中、師であるウェイルズから手紙が届く。新たな任務へと向かうため、懐かしい故郷へ帰還することとなった彼女は、そこで驚愕の事態を目の当た
りにする。
これは、失われた少女の戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 18:00:00
287257文字
会話率:47%
『少年は美しきレディと出会い、そして彼は看護婦となった――』
十九世紀半ば。産業革命に沸くイギリス。
郷紳(ジェントリ)の息子として育つハンクには、裕福な家庭と両親、そして時の「クリミア戦争」に出兵した五つ年上の兄がいた。
騎士に憧
れるハンクは兄のように出兵を望むが、若干十二歳という年齢がそれを許さない。
彼が戦地に立つための手段はただひとつ――、屈辱の女装をしてまでもナイチンゲール看護婦団に潜り込むことだった。
これは、ナイチンゲールに師事した少年が、彼女とともに戦争を体験し、真の看護婦へと目覚める物語です。
※原案:雪芳様(作者ID:5567)
※フローレンス・ナイチンゲールの史実をもとにしたフィクションです
※色々と調べて書きはしましたが、素人ゆえ、歴史背景・当時の様子等おかしなところもあるかと思います。ご了承、ご容赦ください
※後書きにミニ情報が載っています
※参考文献は目次下部にあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-24 22:00:00
243297文字
会話率:18%
世界政府の統治者誕生の場に居合わせた男の殴り書き。
最終更新:2016-03-29 07:15:15
2023文字
会話率:0%
むかしむかしあるところに……
最終更新:2014-11-24 20:00:00
162804文字
会話率:50%
十九世紀初頭の英国。貴族の娘リアは、亡き父が残した借金の返済猶予と自身の結婚を賭けて、実業家の男と競馬で勝負をすることになった。相手の馬は当地で無敗を誇る評判馬。ところがリアの厩舎には、レースに出せる持ち駒すらいなかった……。
途方にく
れるリアが耳にしたのは、「ターフの錬金術師」と呼ばれる馬喰の噂。その男は、誰も見向きもしない馬の中から駿馬を見いだす天才的な相馬眼を持つというのだ。彼を探すべく、リアは婚約者のエドワードとともにセリ市が開かれる競馬場へ出かけるが……。
近代競馬勃興期を舞台にした競馬歴史小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-07 23:57:26
142275文字
会話率:49%
喧騒と欲望が渦巻く夜の街角。
暗闇の中に佇む極彩色の男が持つのは青い薔薇の花束。青い薔薇が燃える時、人々は煙の中に夢を見る。
果たして青い薔薇が見せる夢は、幸福か絶望か。
はたまた夢か現か。
十九世紀頃のヨーロッパ、主にイギリスをイメー
ジしていますが、時折違う国も入ってきます。厳密にどこの国だ、というお話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-15 03:00:00
70069文字
会話率:22%
十九世紀末のハイプリステスで、殺人劇が始まった。娼婦を惨殺する幽鬼、男をヤり殺すイカれた娼婦。鮮血を集める狂科学者。彼らは好き勝手に人を殺しまくる。それを追うのは、冴えない探偵リチャードと、不良警邏エルヴィンだ。
そんなど派手な事件の裏
で、『メイデンブラッド』という名の怪物達が蠢く。その力を求める者達が、メイデンブラッドの運命の輪をくるくると回す。
後にハイプリステス騒動と呼ばれるこの事件群は、多くの物語を残した。それらは、たとえ時期が前後しても、登場人物達が最も輝くような形で語られる。メイデンブラッドを巡る陰謀との決着という、一つの結末を華々しく飾るために。
さあ、Dead of Nightの幕開けだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 23:46:07
33170文字
会話率:52%