11月のよく晴れた日、一人の男が支配と虐殺の果てに、銃殺刑となった、乾いた音とともに、長きに続いた絶望と憎悪の時代は終わりを告げた。
レッドロウ王国の東にある、小さなムーギ村では、収穫祭が行われていた。両親が亡くなってから、祖母と一緒
に暮らしていたベルゼは、今年で18歳になる友達とともに神父から祝福として、魔法のようなものを掛けられるが、直後に気絶してしまう。
目覚めると同時に、過去か前世か、経験していないはずの記憶が頭に土石流のように流れてくる、なにより、人格すら変わったのか、今までの私が塗りつぶされていくようだ。
ベットの上で激しい頭痛と動悸に冷や汗をかくベルゼを心配そうに見つめる祖母と異様なまでに冷静な神父、ベルゼは戸惑い、苦しみながらも神父に事情を説明すると、「君は転生者かもしれない」と告げられる。
転生者とは? 私に一体何があったんだ、自らの謎を解き明かす為に
神父に連れられ、王都に向かう。
この時はまだ誰一人、気付いていなかった、怪物が目覚めた事に
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 01:35:21
123355文字
会話率:85%
これは、とある星の物語。
少年少女老若男女。多くの者が意志を貫く物語。
この星に革命を起こそうと動いた、黄金の王率いる軍勢。
不殺を貫いた少年の意思の敗北と新たな門出。
多くの者達の尽力。
あらゆる要素が交わり彼らを退け一年と半年が経ち
、新たな物語が産声を上げる。
裏社会の怪物に異世界からの侵略者。
彼らを退けたこの世界の前に最強の敵たちが立ちふさがる。
それを前にしたウルアーデの運命とは
twitterのURLはこちら
https://twitter.com/urerued折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:28:20
4303842文字
会話率:48%
平凡な毎日を送る青年は、突然当たり前の様にあった平凡な日常を謎の怪物たちによって奪われた。
日本の関西を中心に発生した衝撃のパニックホラー。果たして彼らは生き残れるのか⁉
最終更新:2024-12-03 23:00:00
267607文字
会話率:53%
西暦2045年、少しだけ技術が進化した近未来。
無人水素タクシーが走るパリの街並みにカメラを向ける超色覚<テトラクラマシー>の少女、アーティ。
多くの秘密を抱えた色弱オッドアイの美青年カメラマンのマコト。
写真を通じて出会った
2人がレンズを向けるのはデイドリーマーズ。凶悪事件、怪異、戦争、疫病、天災などを引き起こす、不可視の怪物だ。
「想像は理解の前段階だ。不可視の存在は、理解を経て初めて人の目に映る」
誰かに理解してほしい。自分を見つけてほしい。認めてほしい。
承認欲求でシャッターを切る2人は、ウォッチャーと呼ばれるデイドリーマーズの監視・駆除を行う者たちに狙われ、硝煙漂う暗闘に巻き込まれていく。
「知らないから、私は先生を理解したいと思うの」
恐れるのは相手を知らないから。知ってほしいから知りたいと願う。特別を当たり前にしたい。だから、理解したい。
色鮮やかな視界でピントを合わせて、あなたを知る。そうすれば、私たちはもう独りぼっちじゃない。
色覚と視覚をベースに不可視の怪物が闊歩する世界を描く近未来SFファンタジー。
ひたむきなアーティに愛されることで、くすんでいたマコトの視界は少しずつ色づいていく。
難しいことは考えず、モノクロの文字で綴る色彩豊かなファインダーを覗いてみてください。
【この物語はフィクションです。登場する人物、団体、組織、技術は全て架空のものです。過去の出来事、実在の国名、地名をお借りしていますが、あらゆる人物事に一切関係ございません。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 22:36:57
85516文字
会話率:48%
一般人には不可視の怪物、デイドリーマーズ。
死んだ人間の魂を食べる彼らは、時に視えない狂気となって人間の命を刈り取る。
西暦2044年12月――クリスマスマーケットで賑わうフランス・パリ。
小説家の魂を好んで食べる怪物の群れを駆除するため
、デイドリーマーズ専門対策機関であるヴィジブル・コンダクターの姉弟が立ち上がった。
「ミシェルのそばから一分一秒でも離れたくない! 本当は一緒にお風呂も入りたいしトイレにだってついて行きたい!」
「いやです」
高飛車で傲慢で自信過剰な美しい姉クロエと、彼女に異常なまで溺愛される弟ミシェル。
本編第2章の冒頭で登場した二人に焦点を当てながら、世界観を少しだけ深掘りしていくスピンオフ作品。
本編未読でも読めます!より世界観を深掘りしたい方は、本編の15話(約32,000字)まで読んでみるのをお勧めします!
『デイドリーマーズ』本編はこちら!
https://ncode.syosetu.com/n9940ie/
カクヨム、エブリスタ、Nolaノベルにて先行公開中。
月火水木金20~21時台に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 23:00:00
52608文字
会話率:26%
※The Show Must Go On。
最後までやり遂げる気で幕を上げました。エタらせるつもりはありません。
イクサバ・アスラの物語をよろしくお願いします。
↓ 以下、小説情報です。
響く戦歌。唸る豪拳。ひとりの修羅が理不尽をぶっと
ばす。
★遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ。
これこそ修羅と呼ばれた少女が運命に抗った物語。
並み居る怪物を寄せ付けない一騎当千の戦場活劇。
誰よりも世界の為に闘い抜いた不撓不屈の英雄譚。
人界の守護者ここに在り。
天上に届け、天下に轟け!世界を救う戦場の歌!修羅戦乱闘劇ここに開幕!
☆この話は歌って殴ることが得意な女の子(百歳越え)がジェネレーションギャップを感じながら、いくつもの異世界に行って歌ったり、殴ったり、壊したり、お宝を手に入れる話になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 21:50:24
59076文字
会話率:36%
未知の怪物に対抗するための前線基地、ルドベリア帝国の北方基地『ハイフロント』に着任するとなった元英雄、ハーツ・ローレリアス。
彼に命じられた任務は、『怪物には怪物を』というコンセプトによって構成された特異魔法部隊『K.E.O.S』の一員、
エランフェリア・テンペスターズの四重人格の『治療』だった。
『曇天』、『快晴』、『吹雪』、そして『豪雨』。
四つの人格、四つの悩みと彼らは対峙し、向き合っていく──。
『怪物』扱いされる少女と向き合う少年・ハーツと、そんな少年を信じようと足掻き、戦う少女・エランフェリア。二人の平穏と戦いの日々、そして別れの物語が始まる──!
※基本的に毎日更新
最終章だけ更新遅くなります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 21:17:56
149768文字
会話率:47%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:25:22
4554124文字
会話率:35%
不良グループに目をつけられ、いじめられていた高校生の炎堂丈太(えんどうじょうた)は、度重なるいじめに耐えかねて自暴自棄になっていた。
そして彼はある時、通り魔に襲われていた少女を助け、身代わりとなって凶刃を受けてしまう。
そんな彼を、少女
の祖父で研究者である栄博士が死の淵から救い出したのだが……
復活した彼には、炎を操る力を持つヒーローとしての力までもが与えられていた。
突如手にした力に翻弄される丈太の前に、世界中の人間を肥満化させようとする悪の組織『ハイカロリー』の怪物、重人が迫る。
果たして、丈太は『ハイカロリー』の魔の手から、人々を救いきる事が出来るのか!?
※この作品は他サイトでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:10:00
129880文字
会話率:57%
――深い森のなかで〈古の神々〉を崇拝しながら生活する人々は、部族間の紛争を繰り返しながら、〈混沌〉からやってくる怪物に対抗し、人類の生活圏を守るため〈境界の守人〉を組織する。
過酷な生活を強いられ、部族の戦士として辺境の森で戦い続ける青年
は、神々の悪意に支配された原生林から脱出する方法を模索していたが、犯罪者や戦闘奴隷、そして没落した名家の集まりで構成される〈境界の守人〉のなかには、彼の存在を疎ましく思うものたちがいた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:10:00
1124459文字
会話率:27%
軍事大国の新型兵器暴走により、異形の怪物と貴重な資源が湧き出す異界迷宮〝カクリヨ〟が出現、各国は人海戦術で対応に追われた。
出雲桃太は、勇者パーティの斥候として実地研修に参加する。しかし――。
「我々は発掘兵器で、日本政府と愚民を抹殺
する」
「取るに足らん劣等生は、真の仲間ではない!」
勇者パーティは、突如としてクーデターを宣言。
桃太は何もわからぬままパーティを追放、粛清された。迷宮最下層に流れ着いた彼が見たモノは――。
「空飛ぶサメと、黄金のヘビ?」
劣等生と蔑まれた少年はドン底で運命に出会い、巨大な陰謀を打ち砕こうと逆襲を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:20:00
808422文字
会話率:52%
俺は、社会人の姉の愛奈と二人暮らしをしている高校生。彼女は俺を大切にしてくれるのは嬉しいが、だらしがなくて毎朝出社拒否を叫ぶ駄目な大人だ。そんな俺と愛奈の前に現れたのは、奇妙な生物と街で暴れまわる怪物。そして愛奈が魔法少女に変身して、怪物を
倒してしまった。この街を守り人々の希望となる魔法少女なんて、俺の姉にはちょっと荷が重すぎる。しかも他に魔法少女のメンバーとなったのは、モフモフに命をかける小学生に、片足の無い車椅子の同級生!? 果たして俺は、個性的すぎる魔法少女たちと共に世界を守ることはできるのか。そんな、俺と魔法少女とその他の仲間の、戦いと日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 19:04:09
1225513文字
会話率:56%
ここは、魔法少女と怪物の戦いが繰り広げられる街。僕は、そんな戦いに関わっている、魔法少女の妖精だ。そんな僕はある日、この世界でかつて起こっていたという、もうひとつの戦いについて知ることになる。
最終更新:2023-11-01 19:41:17
15771文字
会話率:40%
田舎の名家に生まれて窮屈な生活を送っていた娘、フローティアはある日、森の中で怪物と出会った。
狼の下半身に人間の女の上半身を持つその怪物もまた、己の生を恨みながらも生きるために藻掻く、フローティアと同じ種類の存在だった。
ふたりは協力体制
を敷き、逢瀬を重ねることに。それが恋に発展するまで、時間は掛からなかった。
【連載作品「魔法少女が異世界にやってきました!」のサブキャラが主役のスピンオフとなります。 本編の第一章を読み終わってから本作を読むのをおすすめします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 19:04:57
12011文字
会話率:42%
主人公のレヴィンは、淵魔と呼ばれる怪物を、代々討ち滅ぼす家系の次期当主だ。
淵魔は恐ろしい怪物で、命あるものは魔物であろうと関係なく喰らう。
喰らう程に強化される怪物なので、何かを喰らう前に滅ぼすことが何より大事だった。
その淵魔が大量発
生した――。
急報を受けて、レヴィンは馬を駆って戦場へ向かう。
全ては自らが守護する民の為、ひいては大陸に住む全ての命を護る為だった。
いつもと違う淵魔の動きに、動揺を隠せない。
しかし、本当に動揺するのは、それからすぐ……彼が異世界人と出会ってからだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:42:19
1569528文字
会話率:37%
21世紀。魔法も、モンスターも、全てが『おとぎ話』となって久しい時代。
しかしそんな中、日本にて大きな『変化』が発生した。
小規模な地震が日本全土を襲った直後、一部の人々が突如奇妙な服装になっていた。中には、種族まで変わった者もいる。
更に
謎の扉までもが日本各地に出現したかと思えば、中には神話やおとぎ話の中の怪物達が生息していた。
変化する社会。混乱する人々。主人公である少年も、その中の1人に過ぎない。
激動の時代に彼は数々の騒動に巻き込まれ───るかもしれないし、ないかもしれない。
この物語の主役は、間違いなく彼である。しかし、この世界の中心が彼だとは限らないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:10:00
84391文字
会話率:37%
『はいどーもー、天使でーす……』
モブ顔の高校生こと川内幸太朗。日曜日のある日、国会に天使を名乗る謎の存在が現れた。
自称天使曰く、『魔物が人界へと攻勢を仕掛けるから、自衛しろ』とのこと。
彼の友人を始め一部の人達に大きな変化が出るも、世
界そのものは突然大きく変わらない。────表面上は。
突如現れる怪物。見た目も性別の変わってしまった友人。襲い掛かる脅威に、少年の前に白銀の騎士が立つ。
虚構と思っていた出来事が、現実に起こりだす。変わっていく世界の中で、はたして彼は何を成すのか。あるいは、何もできずに潰えるのか。
モブ顔の高校生は兎にも角にも自衛の為にダンジョンへ潜る!共に歩むはTS魔女と白の鎧!その道中やいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:10:00
1178245文字
会話率:41%
何でもないはずの1日は、人類社会という舞台の最終日だった。
ごく普通の少年は、世界の終わりの一端を目撃する。空に広がる謎のオーロラ。それこそが、舞台に下ろされる幕だった。
降り立つ怪獣。空を飛ぶ人食いサメ。動き出す死体。
B級映画の怪物の
大行進。彼らこそが、この世界の新しい主役たち。
そんな中、人々の中には不思議な力に目覚める者もあらわれて……?
はたしてそれは、物語を彩る『敵役』なのか。はたまた主演の引き立て役である『端役』なのか。
あるいは……主役の座を人類に戻す鍵なのか。
何にせよ、この世界の主役は怪物達。しかし、このお話の主人公は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:07:03
4173文字
会話率:28%
異世界の発見。そして世界観を渡航する技術”パラレル・ダイブ”開発されたことにより、仮想の身体で異世界への冒険がいつでも誰でも、簡単にできるようになっていた。
円藤翔太(えんどう しょうた)は10年ぶりに異世界へダイブし、自分の活動してい
た頃と様変わりしている現状に感嘆しながらも、久方ぶりの異世界を探索していると、少女が怪物に食われる場面に遭遇し、救出する。
救出した少女は有名配信者で、怪物を圧倒する映像が配信で流れたことで一躍、有名人に。
その件をきっかけに、円藤はどこか癖のある少女たちに振り回されながらも、異世界で発生する問題を解決していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:49
14580文字
会話率:26%
少年・依途空良は、自らの無才を嘆いて学校の屋上から飛び降りる。
が、死ねない。
羽の生えた女が笑っている。
彼女の名は未神蒼。彼女の力により、人類は死ねなくなっていた。
後日。
未神に連れられ街に出ると、謎の怪物が街を焼いていた。
「才能
(ちから)をあげよう」
未神に手渡された銃で頭を撃ち抜く。
彼もまた怪物に変異していた。
「主人公」になった彼の戦いが始まる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:00
123728文字
会話率:65%
事件は、異世界の方からやってきたっ!!
鉄正宗は日本の高校生。ゆるキャラのような怪物に襲われていた所を魔法少女姿のヒロインに助けられ、何だかんだと怪物退治に付き合わされる羽目に。怪物が真の力を発揮した時、正宗もまた秘めた力が発現するのである
。
「リヒカバイフィ=ニショケミューコン=カインゼロイカ=ユメソウサ!!」
顕現っ!!アルヴァジオンッ!!
世界を救うため、異世界巨大ロボットバトル開幕っ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:00
498821文字
会話率:59%
現実より多くの人々が野球に熱狂し、男女問わずプロの舞台にさえ飛び込む別の現代。
埼玉県の公立強豪校で一応ショートのレギュラーだったものの全国的にはまるで無名の選手だった月出里逢(すだちあい)は高校3年の秋、野球への未練を完全に断ち切る為、
分不相応だと自覚していながら敢えてプロ志望届を提出し、その年のドラフト会議の日を迎えた。テレビの前で同年代や大学・社会人の有名選手が次々と指名されていくのを溜息交りに眺めていたが、六巡目で逢はまさかの指名を受ける。
逢を指名したのは、日本球界12球団で"最弱"と名高い天王寺三条(てんのうじさんじょう)バニーズ。そして逢の指名を促したのは、かつての高校球界のスター投手で、現在は女子大生でありながらバニーズのオーナーも務める三条菫子(さんじょうすみれこ)。1学年違いの逢と菫子はお互いたった一度だけ練習試合で対戦したことがあった。
体格に恵まれず、実績的にも本来なら指名に値しない逢だったが、実は人間離れした身体能力を持ち、そして、その身体能力さえも霞む程の類い稀な才能を秘めていた。菫子は逢の破格の潜在能力を見抜き、球団再建に加え、ある別の目的の為に逢を引き寄せたのである。
これは、実力も精神もまだまだ未完の大器である月出里逢が、幾多の困難を乗り越え、やがてとある怪物投手と共に"史上最強"と謳われるまでの英雄譚。
(1~3日に1回くらい?のペースで1回2000文字前後くらいを予定)
twitter:https://twitter.com/best_yayoilover
表紙絵や挿絵、設定画など:https://www.pixiv.net/users/57502957
ノベルアップ+(挿絵あり):https://novelup.plus/story/160942909折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:00
2034434文字
会話率:62%
※先に注意書き致します。
・グロテスク描写・不快な描写・精神的かそうでないBL、百合要素を含みます。ホラー描写も含まれます。TS要素は薄いです。
会社員だった主人公は訳も分からないまま知らない所に居た。そこでは悪意のある仕掛け。殺意のあ
る罠。そして魑魅魍魎が蔓延る化け物達。
鬼か蛇か吸血鬼か悪魔か、七不思議のような現象。英雄はおらず無力な集団の中で過ごすことになり生きることを目的とした人達と一緒に過ごすこととなった非力な女の子になっていた彼女が少しずつ状況を知りながら手探りで怪物たちから隠れていく。
館は日ごとに形を変えて不条理な境遇を迫ってくる。
出口を探すのか。無為に過ごすのか。誰を信じていいのかも分からずにいる人達と一緒にどのような物語を紡いでいくのか。
絶望のサバイバル転移。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:00
63062文字
会話率:44%
「――わたし、ちゃんと幸せだったよ」
幼い頃から強い霊感を持つ青年、暁月 鵺(あかつき つぐみ)は、大学からの帰宅途中に迷い込んだどこか奇妙な空気の路地裏で、白銀の髪色をした不思議な雰囲気を纏う少女と出会う。
どこか普通ではない彼女と
共に正体不明の怪物『アヤカシ』の襲撃を受けた鵺は、命の危機に瀕して突如彼の内から現れた別種のアヤカシの気まぐれによって命を繋ぐ事となった。
鵺の中に眠るアヤカシを監視しなければならない、と鵺の家に転がり込んできた少女、一 日葵(にのまえ ひまり)を迎え入れ、友人達と共に彼女との絆を深めていく最中、彼女が抱えるあまりにも大きな運命の渦に巻き込まれる事となり……?
正しさが少女を殺すのならば、この行いは間違いでいい。
――ここにあるのは、それぞれの意地。決して曲げられない自分自身の正義のため、百鬼夜行は幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 18:00:00
46268文字
会話率:45%
不老不死の呪いを大魔法使いヒースにかけられた主人公ライラ。
いつしかライラは怪物と呼ばれるようになり、旅に出る。
その旅を続けること465年。
自分の故郷に帰ってくるとそこで出会ったのは魔力の感じない少年ヒスイ。
だが、そのヒスイは
あることで魔法を暴走させてしまう。
そのヒスイを仲間にし、この先の旅へ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:49:30
200554文字
会話率:28%