『結婚をしよう』
彼は突然そんなことを言い出した。何を言っているのだろう?
彼は身分がある人。私は親に売られてきたので身分なんてない。
愛人っていうこと?
いや、その前に大きな問題がある。
彼は14歳。まだ、成人の年齢に達して
はいない。
そして、私は4歳。年齢差以前に私、幼女だから!!
今、思えば私の運命はこのときに決められてしまったのかもしれない。
そんな私は16歳を迎えた。成人となる年だ。そして、私の前に一つの試練が与えられる。
自由を求める私。
何が何でも縛り付けようとする国の組織。
私の未来に待ち受けているものとは。
*表現に不快感を持たれました読者様はそのまま閉じることをお勧めします。
*プロローグは長いです。見切り発車です。
*誤字脱字は見直していますが、いつもどおりです。すみません。
*他のサイトでも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 11:00:00
947274文字
会話率:43%
私は目の前の人物から婚姻届にサインをしろと突きつけられた。
一つ問うていいでしょうか。麗しの魔術師長様と呼ばれる貴方は結婚する気があったのですか?
そうですか。白い結婚をお望みで。
まぁ!嬉しい!私の条件も私に干渉して来ないことが
条件ですよ。
一貴族の令嬢である私には別の顔がある。王都の裏路地に店を構える魔女という顔だ。
そんな魔女である私と、とある魔女を探して欲しい魔導師長との攻防の話。
旦那様。他を当たってくださいな。
*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。
*主人公は貴族の出身ですが、口が悪いです。
*不快感を持たれた場合はそのままそっと閉じてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 16:00:00
89752文字
会話率:43%
理不尽な理由で屋敷の別邸に軟禁されて育った侯爵令嬢コルネリア。父は義妹ばかりを可愛がるし、義妹は何かと嫌味たらしく絡んでくる。
ある日、コルネリアは敵国との政略結婚を命じられる。嫁ぎ先は格下の子爵家。しかも、領地は辺境。長女でありながら、
義妹が嫌がったせいでコルネリアにお鉢が回ってきたのだ。
それでも、長年閉じ込められていた屋敷から解放され外の世界を見てみたいコルネリアは政略結婚を了承し、敵国の辺境へと旅立つ。
そこで、コルネリアを待っていたのは、婚約者からの溺愛と、初めて感じる安らぎ、そして、正当な評価を受ける喜びだった。
やがて、実家侯爵家の領地が災害で壊滅的被害を受けたと、コルネリアに助けを求めてくるが……、知ったことではありませんわよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 10:20:00
353083文字
会話率:42%
結局のところ、貴族令嬢の運命など後ろ盾次第だ。
幼くしてお母様を亡くし、公爵だったお父様を12歳で亡くして5年。
わたし、公爵令嬢フェリシア・ストゥーレは、よく持ちこたえた方だと思う。
婚約者の第3王子に婚約破棄を突きつけられ、お飾り同然の
結婚をしたわたし。
嫁ぎ先から向かったのは、亡き両親の眠る辺境の地。
3年ぶりに眼鏡をかけ、大好きな本に囲まれて過ごすうちに、どうやら、わたしは夫に溺愛されているらしい。
けれど、生憎とわたしはまったく気付かない。
なぜって?
本が面白くて、それどころじゃないから!
これは、亡き両親の墓守をしながら、第2の人生を謳歌しようとした公爵令嬢の物語。
......え? 陰謀? 何か企んでるんじゃないかって?
まさか、まさか。
わたしはただ、静かに暮らしたいだけですのよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:10:00
32262文字
会話率:34%
「俺の生誕祭で、婚約者であるお前がファーストダンスの相手を拒むばかりか、そのように俺を避け、距離を取るとは────フローリア・バークリー、俺は今日この場で、お前との婚約を破棄する!」イヴリンド王国の王太子ジョゼフはそう宣言し、秘密の恋人であ
った男爵令嬢エヴァナの肩を抱き寄せた。
ダンスの直前に見てしまった、王太子ジョゼフと男爵令嬢エヴァナの爛れた関係。バークリー公爵家の長女フローリアの脳裏には過去のトラウマがよみがえり、どうしても王太子を受け入れることができなかった。
大広間に集う貴族たちと、誰よりも自分に厳しい父の視線が突き刺さる。フローリアは絶望した。
ところが────
「そうか。ではそちらの令嬢、俺が貰い受けよう」そう言って突如フロアの中央に進み出てきたのは、第三王子のクリストファーだった。王太子のフローリアに対する婚約破棄宣言に、絶世の美男子である第三王子の婚約宣言。場は騒然となり、フローリアはただ呆然とするしかなかった。
クリストファーにもフローリアを望む、とある事情があった。二人は互いの利と目的のための婚約、そしてその婚約期間を経ての白い結婚契約をひそかに結んだ。
ところが、二人にとって完璧な計画だったはずの白い結婚生活は、始まるやいなや終わりを迎えることとなり……。
互いに異性に対するトラウマを抱えた二人が、本当の夫婦となるために葛藤と奮闘を繰り返す、シリアスな事情ありの胸キュンラブストーリー(にしたい)です。
※いつもの何もかもファンタジー設定の物語です。
※ 本作はセンシティブな描写(性的な描写含む)がございます。ラブコメ感を出したいのですが、重い部分は重くなる予定です。
※この作品はアルファポリスにも投稿中です。カクヨムにも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 08:44:28
54861文字
会話率:40%
一夜の過ちだなんて思いたくない。私にとって彼とのあの夜は、人生で唯一の、最良の思い出なのだから。彼のおかげで、この子に会えた────
私、この子と生きていきますっ!!
シアーズ男爵家の末娘ティナレインは、男爵が隣国出身のメイドに手を
つけてできた娘だった。ティナレインは隣国の一部の者が持つ魔力(治癒術)を微力ながら持っており、そのため男爵夫人に一層疎まれ、男爵家後継ぎの兄と、世渡り上手で気の強い姉の下で、影薄く過ごしていた。
幼いティナレインは、優しい侯爵家の子息セシルと親しくなっていくが、息子がティナレインに入れ込みすぎていることを嫌う侯爵夫人は、シアーズ男爵夫人に苦言を呈す。侯爵夫人の機嫌を損ねることが怖い義母から強く叱られ、ティナレインはセシルとの接触を禁止されてしまう。
時を経て、貴族学園で再会する二人。忘れられなかったティナへの想いが燃え上がるセシルは猛アタックするが、ティナは自分の想いを封じ込めるように、セシルを避ける。
やがてティナレインは、とある商会の成金経営者と婚約させられることとなり、学園を中退。想い合いながらも会うことすら叶わなくなった二人だが、ある夜偶然の再会を果たす。
それから数ヶ月。結婚を目前に控えたティナレインは、隣国へと逃げる決意をした。自分のお腹に宿っていることに気付いた、大切な我が子を守るために。
けれど、名を偽り可愛い我が子の子育てをしながら懸命に生きていたティナレインと、彼女を諦めきれないセシルは、ある日運命的な再会を果たし────
生まれ育った屋敷で冷遇され続けた挙げ句、最低な成金ジジイと結婚させられそうになったヒロインが、我が子を守るために全てを捨てて新しい人生を切り拓いていこうと奮闘する物語です。
※いつもの完全オリジナルファンタジー世界の物語です。
※この作品はカクヨム、アルファポリスにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 18:38:50
176555文字
会話率:46%
オールディス侯爵家の娘ティファナは、王太子の婚約者となるべく厳しい教育を耐え抜いてきたが、残念ながら王太子は別の令嬢との婚約が決まってしまった。
その後ティファナは、ヘイワード公爵家のラウルと婚約する。
しかし幼い頃からの顔見知りであ
るにも関わらず、馬が合わずになかなか親しくなれない二人。いつまでもよそよそしいラウルではあったが、それでもティファナは努力し、どうにかラウルとの距離を縮めていった。
ようやく婚約者らしくなれたと思ったものの、結婚式当日のラウルの様子がおかしい。ティファナに対して突然冷たい態度をとるそっけない彼に疑問を抱きつつも、式は滞りなく終了。しかしその夜、初夜を迎えるはずの寝室で、ラウルはティファナを冷たい目で睨みつけ、こう言った。「この結婚は白い結婚だ。私が君と寝室を共にすることはない。互いの両親が他界するまでの辛抱だと思って、この表面上の結婚生活を乗り切るつもりでいる。時が来れば、離縁しよう」
一体なぜラウルが豹変してしまったのか分からず、悩み続けるティファナ。そんなティファナを心配するそぶりを見せる義妹のサリア。やがてティファナはサリアから衝撃的な事実を知らされることになる──────
※※腹立つ登場人物だらけになっております。溺愛ハッピーエンドを迎えますが、それまでがドロドロ愛憎劇風です。心に優しい物語では決してありませんので、苦手な方はご遠慮ください。
※※不貞行為の描写があります※※
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:27:32
168351文字
会話率:41%
王城での結婚式当日、新婚夫婦のベッドに花を撒く作業中だったメイドのリシェルは、花嫁を攫いに来た魔族の青年と遭遇する。誘拐はやめませんかと説得を試みた結果、なぜかリシェルが魔族と偽装結婚する流れになり……。
「愛がありまくりの偽装結婚をしよ
う」「もはや偽装である意味」
うっかりメイド&初恋が重い魔族による、朝から元気に初夜を迫られたり、魔王城に再就職したり、竜を乗り回したり、魔王と足湯に入ったり、そんな普通の結婚生活のお話です。
※短編「初夜のベッドに花を撒く係VS式当日に花嫁を攫いに来た魔族 」の連載版です。2話までの内容は短編版とほぼ同じですが、少し加筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 08:14:04
116434文字
会話率:50%
王城での結婚式当日、新婚夫婦のベッドに花を撒く作業中だったメイドさんが、花嫁を攫いに来た魔族の青年と遭遇、誘拐はやめませんかと説得を試みたら偽装結婚を持ちかけられたお話です。
最終更新:2024-05-30 17:23:52
10742文字
会話率:55%
「親友として傍にいられたら、それだけでいい」
桃華は、同性の幼馴染である渚にずっと恋をしていた。しかし、その恋心を打ち明けたことはない。
それでいい、と思っていた桃華だったが、渚から結婚報告を受け、耐えられなくなってしまう。
渚の結
婚を受け入れられなかった桃華は、結婚式当日に自殺しようとした……はずだった。
すると、なぜか高校の入学式の日に戻っていた!
渚が結婚したのは、高校1年生の時から付き合っていた彼氏・草壁だ。この時点ではまだ、2人は付き合っていない。
「今度は絶対、私が渚を幸せにする。諦めたりなんかしない」
そう決意した桃華。渚が草壁を好きにならないよう、先手を打って草壁に近づく。
すると、渚が桃華に対する独占欲を見せてくるようになり……!?
なぜかだんだんとヤンデレ化していく幼馴染×絶対に幼馴染を物にしたい恋愛経験0な主人公の恋!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:31:20
105059文字
会話率:37%
紫峰灯、恋人なし、友達少し、無趣味でひきこもりがちの二十三歳、社会人二年目。
高校卒業前から両親にお見合い結婚を強要されていた灯は、大学合格を期に実家から逃げ出そうとする。しかし、当然に両親は灯の逃走を許してはくれなかった。紆余曲折、灯は「
両親からの援助は受けず、一人で生活できなくなったらすぐに実家に帰る」という条件の元、どうにか実家を出ることに成功する。
大学を卒業し、社会人になってからも両親の束縛は続いた。「両親に仕送りができなくなったら実家に帰る」という新たな条件が追加され、灯は実家に戻りたくないという一心で仕事に明け暮れていた。
そんな彼女は、ある日、成り行きでストーカーに襲われていた美丈夫を助ける。灯が助けた青年、潮木大河は人懐っこいゆるふわビッチでゲイのモデル。衝撃の出会いから、灯と大河が親友と呼べる関係になるまで時間はかからなかった。
大河の兄で歪んだブラコンを突き通す海洋生物学者の潮木流星は、弟と仲の良い灯に目をつけ、騙すかたちで自分の仕事の助手になるように仕向ける。
その仕事というのは「人型異生物保護管理機構」、通称「異保管」の雑務手伝い。さまざまな特性を持った人間に似た人間ではない生き物――異人の生態を守るという秘密裏の仕事だった。
灯は流星の思惑通りに彼の助手という立場に収まり、同じく異保管に所属する絶世の美貌を持ったオネエの人魚、ネルとともに仕事に当たることになる。
しかし、流星から灯に課せられたのは異保管の業務だけではなかった。流星は灯が金銭的に困っていることを助ける引き合いに「弟と人魚が恋に落ちるのをとめてくれ」と願い出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:30:00
213442文字
会話率:45%
綺麗な薔薇には棘がある──。
これは四人の妻たちが笑顔になるまでの物語。
一章 ー解放ー
フィオーネは辺境に嫁いだが辺境伯であるサフィードが戦いがなくなりすっかりと腑抜けてしまう。
酒と女に溺れて堕落した生活を送るが、妻のフィオーネは懸
命にサフィードのために尽くしていた。
フィオーネが十六歳の誕生日にあることを提案する。
『わたしの願いを一緒に叶えてください』
サフィードはフィオーネと共に彼女の願いを叶えていくがやがて──。
二章 ー欲望ー
平民のアスファルは将来を約束したフラーという女性がいた。
二人で支え合って家族を養っていたが、アスファルはチャンスを掴んで男爵となる。
「フラー、君とはもうやってはいけない。僕はラウラと結婚するこになった」
アスファルは家族の世話をすべて任せていたフラーを捨てて、貴族の女性との結婚を選んだ。
けれど半年後、フラーがアスファルの前に現れて──。
三章 ー猛毒ー
次期宰相であるチェルヴォニは裏表が激しい男だった。
「うるさいっ! 今はそれどこれではないんだよ」
「私の言うことが聞けないのか!?」
「口答えをするんじゃねぇよ」
隣国から嫁いできたエリュテイカは彼に惚れており言うことに従っていた。
何をしても怒らないエリュテイカ。彼女に隠れて不貞行為を繰り返していた。
けれどチェルヴォニはエリュテイカの本当の顔を知らなかったのだ。彼女は──。
四章 ー絶望ー
王太子妃であるカーラーは妹のリリアンと王妃である母を虐げているようだ。
なのに彼女は初夜を拒んで国王である父に色目を使っているという。
そんなカーラーを嫌っていたシュヴァルツだったがある〝真実〟を知ることになる。
彼女とやり直そうとした時にはすべて手遅れだった。
(次は……ボクの番だ)
シュヴァルツを襲う恐怖と絶望。そしてついに──。
【注意】
*連作短編です。一章ずつ登場人物が違います。
*クズ男へのざまぁがたくさんありますが溺愛要素は皆無です。
*苦手な方はご遠慮ください。
*誤字報告はコメントからお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:27:23
92062文字
会話率:21%
没落寸前、貧乏男爵令嬢ディアンヌ・メリーティーは家族を守るために援助を求めて結婚相手を探しに向かうが大失敗。
その場で転んで頭をぶつけた拍子に前世の記憶を思い出すが、友人だと思っていたシャーリーに騙されて会場で大恥をかくこととなる。
しかし
、そんなディアンヌを助けてくれたのは女性たちの憧れ宰相で公爵家の当主、リュドヴィック・ベルトルテだった。
そこでディアンヌは契約結婚を持ちかけられる。
その理由はピーターというベルトルテ公爵家に引き取られた子どもが懐いたからだった。
実はディアンヌは、ピーターをパーティー会場で助けていた。
慣れない生活中、リュドヴィックを慕う侍女に嫌がらせを受けながらもピーターの心を開き、周囲から認められていくディアンヌ。
次第に公爵夫人としての自覚も芽生えていく。
ある事件をきっかけにリュドヴィックとの距離も近づいて……!?
神頼みするしかない大ピンチの状況から、粘り強さとしたたかさで大逆転。
互いの利益だけを求めた契約結婚から、溺愛されていくポジティブラブストーリー!
【短編版】https://ncode.syosetu.com/n4140jm/
*誤字報告、内容が間違えている等ございましたら、お手数ではありますが誤字報告、感想からお願いいたします!
*アルファポリス、カクヨム、ベリーズカフェ掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 09:20:12
118585文字
会話率:28%
シアは記憶を失いながらも、サバドの町で二歳の息子ヘリオスと暮らしている。シアが失った記憶は、サバドの町に来る前の自身に関するもので、ヘリオスの父親すらわからない。しかしそれ以外の記憶はしっかりとしており、読み書き、剣技は非常に優れていた。そ
の技能を生かし、養護院で子どもたちに勉強や剣術を教えて生計を立てている。ある日、サバドの町に王太子が視察にやってきた。王太子が子どもたちの学習の様子を見学したいと希望したため、普段と同じように子どもたちに指導したシアだが、その日、帰宅しようとしたところ、なぜか近衛騎士団長のジェイラスに呼び止められる。いきなり「結婚を前提に付き合ってほしい」と愛の告白を受けるものの、ヘリオスの存在と自身の境遇を理由にそれをばっさりと断ったのだが――。恋人に逃げられた騎士団長と、逃げた先で記憶を失った彼女(子持ち)のすれちがいラブロマンス
※他サイトにも投稿(R18版もあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:10:00
146885文字
会話率:43%
23歳のメルリラは、聖女の任期を終えたばかり。結婚適齢期を少し過ぎた彼女は、幸せな結婚を夢見て婚活に励むが、なかなか相手が見つからない。原因は「元聖女」という肩書にあった。聖女を務めた女性は慣例として専属聖騎士と結婚することが多く、メルリラ
もまた、かつての専属聖騎士フェイビアンと結ばれるものと世間から思われているのだ。しかし、メルリラとフェイビアンは口げんかが絶えない関係で、恋愛感情など皆無。彼を結婚相手として考えたことなどなかった。それでも世間の誤解は解けず、婚活は難航する。そんなある日、聖女を辞めて半年が経った頃、メルリラの婚活を知った公爵子息ハリソン(6歳)がやって来て――。
※他サイトにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 07:10:00
12720文字
会話率:49%
古代魔法を専門とする魔法研究者のアンヌッカは、家族と研究所を守るために軍人のライオネルと結婚をする。
ライオネルもまた昇進のために結婚をしなければならず、国王からの命令ということもあり結婚を渋々と引き受ける。
しかし、愛のない結婚をした二人
は結婚式当日すら顔を合わせることなく、そのまま離れて暮らすこととなった。
ある日、アンヌッカの父が所長を務める魔法研究所に軍から古代文字で書かれた魔導書の解読依頼が届く。
それは禁帯本で持ち出し不可のため、軍施設に研究者を派遣してほしいという依頼だ。
この依頼に対応できるのは研究所のなかでもアンヌッカしかいない。
しかし軍人の妻が軍に派遣されて働くというのは体裁が悪いし何よりも会ったことのない夫が反対するかもしれない。
そう思ったアンヌッカたちは、アンヌッカを親戚の娘のカタリーナとして軍に送り込んだ――。
素性を隠したまま働く妻に、知らぬ間に惹かれていく(恋愛にはぽんこつ)夫とのラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 19:10:00
102609文字
会話率:48%
希少な聖属性魔法を使える特別なクラス『聖女』
だが、クライン王国に仕える『聖女』フェルリナは、レベルアップ支援の加護を持たない外れ聖女として、騎士団をはじめとした周りの人々に蔑まれていた。
ある日、魔物討伐から帰ってきたフェルリナは王太子
に呼ばれ、結婚を命じられる。
嫁ぎ先はクライン王国よりも魔物の襲撃が多い隣国・ゴビュレス王国。
相手は第二王子でありながら、『ゴビュレスの呪われた灰色熊』と恐れられる顔に傷のある騎士・アルヴェントだった。
討伐から帰ってきて、休む間もなくゴビュレス王国へ旅立つことになったフェルリナ。
だが、見た目の恐ろしさとは裏腹に、アルヴェントはフェルリナを気遣ってくれ……。
これは、加護なしと蔑まれてきた少女が、嫁ぎ先の異国で本当の力を知り、幸せになる物語。
第13回ネット小説大賞応募作。
完結まで書き上げておりますので、毎日、朝7:10と夜19:10に更新いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:10:00
108910文字
会話率:43%
戦国時代、蝮と言われる斉藤道三が美濃を制覇し、娘・濃姫(胡蝶)が道三の娘として生まれ、政略結婚をし人質同然に信長の妻となり、そこで自らの運命を信長と共に生きていく事に楽しみを覚える。しかしながら濃姫と信長の間にあるのは夫婦の恋慕などではなく
、戦友のような絆。信長の残虐性とカリスマ性に惹かれ、支えていく事を選んだ濃姫。
「私はこの狂気を発する男を最期まで見届けよう」
そう決心する胡蝶。
濃姫の視線で物語は進みます。
歴史上の出来事は踏まえておりますが、多分に作者の主観が入っております。その辺りは「あれ?」と思っても流して下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:10:00
101921文字
会話率:36%
アーサー・グラハドールは若き辺境伯として、魔物や周辺諸国の侵攻からアルセリア王国を圧倒的な魔力で守護してきた英雄だ。
王太子であるセインは、そんな人並み外れたアーサーの魔力を次代に受け継がせようと躍起になって結婚を急かすも、当の本人は「結
婚は絶望的である」とすでに諦めている。
その理由はアーサーの顔がとても醜いから。
赤い髪と赤い瞳は魔物の血を毎日被っているからだと揶揄され、崩れた顔面を見た貴族女性には失神される。
こんな有様では子どもはおろか婚約すら出来ようはずがなかった。
しかし諦めの悪いセインの策略によって、アーサーの運命の歯車が歪に廻り出す―――!!
これは家族に虐げられた子爵令嬢と、世界で一番醜い“化け物”辺境伯の恋物語―――――― ??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:05:15
316820文字
会話率:46%
生け贄として崖に身を投じた少女は、呪われし神の伴侶となる――。
二年前から不作が続く村のため、自ら志願し生け贄となった香世。
しかし、守り神の姿は言い伝えられているものとは違い、黒い子犬の姿だった。
生け贄など不要という子犬――白麗は、香
世に、残念ながら今の自分に村を救う力はないと告げる。
それでも諦められない香世に、白麗は契約結婚を提案するが――。
これは、契約で神の妻となった香世が、亡き父に教わった薬草茶で夫となった神を救い、本当の意味で夫婦となる物語。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:00:00
36787文字
会話率:48%
前世聖女だった記憶があるシャルロット。
前世では共に魔王を倒した勇者と結婚したものの、勇者をめぐる痴情のもつれに巻き込まれ若くして死んでしまった。
今世こそは『幸せな結婚生活』を目指すものの、尽くしてきた婚約者からは他の女性と子供ができたと
言って婚約解消されてしまう。
絶望していたシャルロットのもとに、なぜか今まで独身を貫いていた辺境伯からの縁談が申し込まれる。
今度こそ理想の幸せな夫婦となるため、全力で前世の力を使い辺境伯に気に入られようと頑張るシャルロットだったが、辺境伯の方にも何やら事情があるようで……?
少しズレた方向で一生懸命なヒロインと、愛が重い前世魔王ヒーローのお話です。
◆◆氷雨そら先生ご企画「#愛が重いヒーロー企画」に参加しております!◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 23:16:34
111641文字
会話率:47%
結婚を誓った恋人と別れ、亡き妻を愛し続ける国王の下に嫁ぐこととなった宰相家の末娘ティア。
貴族の娘に産まれたからにはと責務を果たすつもりだったのに、国王から投げかけられたのは「白い結婚」を求める言葉だった。
愛のない義務ばかりの結婚で、やつ
れていく一方のティアの元に、ある日、元恋人からの贈り物が届くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 15:15:41
8784文字
会話率:45%
魔力なしの無能と蔑まれた侯爵令嬢エリザベス。幼馴染みとの婚約を、魔力持ちの美しい義妹に奪われ絶望していた時、王国最高権力者の冷徹公爵レイモンド(28歳)が現れる。「契約結婚をしませんか?」年齢差十歳、一年限定の偽装夫婦のはずが——彼の溺愛が
止まらない!? 無能と呼ばれた令嬢の、真実の愛を掴む逆転ストーリー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-01 07:00:00
10258文字
会話率:55%
辺境伯令嬢のわたしには、双子の姉がおります。
その姉が、王太子妃に内定しまして。家はお兄様が継ぐため、わたしは嫁ぐしか−−え、婿をとる? そしてその婚約者たる殿方は、女性二人を連れて?
わたしとて、貴族令嬢。恋愛結婚を夢見ることはあ
りません。ですが、なぜ、幸福を掴む努力もできないような相手と添い遂げねばならないのでしょう?
今まで、そんなものだろうと諦めていたわたしの人生。初めて、お母様に逆らいました。
その結果、家を追い出されましたが、問題はありません。
冒険者になり、適性があったテイマーとして最強を目指します。頼もしい、師匠と共に。
※ストックがある限り金曜日の朝更新、3000字以下は昼更新、3000字以上は夜更新します。
※ブックマーク登録をして待っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:00:00
203093文字
会話率:37%
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
そう言われて現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられたFランク錬金術師のカレン。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継い
だ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※アルファポリスにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:00:00
724261文字
会話率:43%
水晶玉で匿名で暴露や相談をする場所。そこに夫に裏切られたリッチが現れる。リッチ、ことリリーチェはそこで聞いた警告や情報を手に夫に復讐をしようとする。
最終更新:2025-07-01 06:27:03
19945文字
会話率:38%
アレク・サンダース大佐は極めて非道な政略結婚をしたといきなり告白。親の不始末の責任を取らされた花嫁は十六歳。絶世の美少女。
ジャックはふとしたことで花嫁ミュゲと知り合う。ミュゲは大佐の話とは全く違う顔を見せる。
そして衝撃の結末とは。
アル
ファポリスに先行連載しています。あちらのほうは完結しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-16 05:48:45
50579文字
会話率:37%
第二王子ロドルフと婚約している侯爵令嬢ナディアは魔力なしだった。
そのせいか婚約者は幼馴染の侯爵令嬢レベッカとの結婚を望み、ナディアとの婚約を破棄しようと企む。
夜会の最中にナディアに醜聞沙汰を起こさせようとするロドルフたちだったが、
それ
に気がついた魔術師の塔の管理人をおりたばかりのシリウスに助けられる。
ナディアの母方の親戚だというシリウスに魔術を教えてもらうことになったナディアは、シリウスの協力を得て反撃に出ることにした。
6/13 ビーズログ文庫「神の審判でやり直しさせられています 1 」
表紙&挿絵 楠 なわて 先生
発売です。どうぞよろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 06:00:00
122303文字
会話率:36%
伯爵家の長女として生まれたアリアンヌは妹マーガレットが生まれたことで育児放棄され、
伯父の公爵家の屋敷で暮らしていた。
一緒に育った公爵令息リオネルと婚約の約束をしたが、父親にむりやり伯爵家に連れて帰られてしまう。
しかも第二王子との婚約が
決まったという。
貴族令嬢として政略結婚を受け入れようと覚悟を決めるが、
伯爵家にはアリアンヌの居場所はなく、婚約者の第二王子にもなぜか嫌われている。
学園の二年目、婚約者や妹に虐げられながらも耐えていたが、
ある日呼び出されて婚約破棄と伯爵家の籍から外されたことが告げられる。
修道院に向かう前にリオ兄様にお別れするために公爵家を訪ねると……
2/28「ハズレ姫は意外と愛されている?」(あさの碧先生)フロースコミックにてコミカライズ開始。
3/15 「ハズレ姫は意外と愛されている?〈下〉 ~前世は孤独な魔女でしたが、二度目の人生はちょっと周りが過保護なようです~ 」電撃の新文芸より発売。上巻は発売中です。
レジーナブックス「うたた寝している間に運命が変わりました。」発売中です。
どうぞよろしくお願いいたします。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 06:00:00
156314文字
会話率:31%
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女ク
ラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 05:10:00
113224文字
会話率:41%
魔法使いジュリアは最愛の元夫オスカーの命を助けるために時間を巻き戻した。同じ結末にならないように必死に努力するが……?
(旧題『最愛の夫を救うために結婚を回避したいのに、できません』)
最終更新:2025-07-01 01:01:16
1596760文字
会話率:57%
夏休み前、汐月 更斗のスマホに入った一通の着信、それはメリーさんからの電話だった。
今から来ると突然言われた彼は、いったい誰のイタズラなのかと怒ってしまう。しかしそれから毎晩届く電話、遂に訪れるメリーさん。
彼女から言われたのは、と
んでもない言葉だった。
「結婚を前提にお付き合いしたくて、こちらに来ました──」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 01:00:00
34745文字
会話率:42%