一人が見れば妄想
二人が見れば現象
複数人が見れば世界となる
幼い頃から、幽霊が見える青年。
見える力を忌み嫌い、なくしたいと願う彼はある日、白銀の髪をもつ、美しい男と出会った。
『ようこそ、神霊事務所へ』
神や霊に関する悩
みを受け付けるのだと、男はそんな事務所の所長を名乗る。
青年は知っていく。霊とは?神とは?そして、自分の力の正体を。
お客様は人間だけとは限らない。
人と、霊と、神が紡ぐ、この世のお話。
_________________
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:30:44
41246文字
会話率:56%
貧乏伯爵家の令嬢ソフィア・ブランシェは、外務大臣を務めるアマドゥール公爵家の嫡男であり、自身も侯爵の位を持つフェルナン・アマドゥールからの依頼を受け、公爵邸へとやってきた。
依頼を受けるだけで契約金が、依頼を続ければ報奨金が、そして依頼を完
遂できれば報酬金がそれぞれ別でもらえるという美味しすぎる話に、領地を立て直すためにも頑張らなくてはと覚悟を決めるソフィアだったのだが。そこでフェルナンから告げられた内容は、手紙で事前に簡単な仕事だと書かれて想像していたものとは、全く違っていた。
なんとフェルナンは酒の席で友人の魔女に、定期的に女性に愛をささやく魔法をかけられてしまっていたのだ――!
しかも酔いすぎた魔女は、その魔法を解くために必要なキーワードをすっかり忘れてしまっていたらしい。
このままでは仕事どころか、まともに生活することすら不可能だと、急遽別の方法として魔女が提案した内容は。フェルナンが愛をささやいても問題なく、かつ魔法も解くことができる可能性のある人物を探し出す、というものだったが。そこでなぜか白羽の矢が立った人物が、他でもないソフィアだったのだ。
こうして、この日からアマドゥール公爵邸に客人として滞在しつつ、必ず毎日フェルナンから何度も愛をささやかれるという、ソフィアにとっては奇妙な状況下での生活が始まることになる。
始めは仕事だからと割り切っていたソフィアだったが、共に過ごす時間が長くなるにつれ、フェルナンからの愛のささやきやスキンシップの内容が少しずつ大胆になり。次第にドキドキさせられることが増えるようになってきて――。
しかしある日のこと、ソフィアは魔女本人から衝撃的な事実を聞かされる――!
はたしてソフィアは魔女が言う通り、本当にフェルナンにかけられた魔法を解くことができるのか!?
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:12:30
68419文字
会話率:40%
孤児院育ちの少女が、ある日なぜか王弟殿下のお茶くみ係に――!?
真面目に暮らしていたのに…!ただ手作りのお菓子をシスターがお客様に出しただけなのに…!!なんで突然お城に連れてこられて、なんで王様の弟なんていう庶民とは正反対の位置にい
る人の、しかもお茶くみ係なんてやらされることになったの!?!?
これは天涯孤独となったはずの教会育ちの主人公が、なぜか自国の王弟殿下とほのぼの優雅にティータイムを過ごす物語である。
☆12/9に本編(全44話)完結しました!
☆12/10より、おまけ話を連載中!
☆毎週日・火・木曜日の21時に更新!
☆1/26に、10万PV突破しました!!
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 22:41:25
252473文字
会話率:43%
オルステリア王国の片隅で、獣人の少女「リュカ」は亡き養父の遺した小さな食堂「銀の厨房」を守っていた。獣人への静かな差別が残る都市で、彼女の店は次第に客足が途絶え、経済的に追い詰められていく。
最後の望みとして、リュカは王宮へ一ヶ月の奉公に
出る。そこで彼女は最も過酷な雑用を与えられるが、ある日偶然まかない料理を作る機会を得る。
一方、異世界から召喚されながら特別な能力も持たず、王宮で持て余された存在となっていた青年・春原は、リュカの作った一皿に心を揺さぶられる。その味は彼の中にかつて知らなかった温かさを呼び覚まし、彼は料理の作り手を探し始める。
やがてリュカの料理の評判は王宮を超え、彼女の知らないところで政治的思惑や商業的野心、そして彼女自身の出自に関わる秘密を帯びていく。獣人王国の血統を引く存在が明らかになるとき、リュカと春原の運命は王国を巻き込む大きなうねりとなっていく。
これは――
料理を通じて静かに心を通わせる二人が、自らの居場所と未来を見つける“ただ、美味しいって言ってもらいたかった”少女の、火を絶やさぬ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:10:43
258714文字
会話率:42%
ラブホテルwhiteに勤めていた4人は、ある日ホテルごと異世界に飛ばされてしまった。
異世界にきたと気づいてない4人に話しかけてきたのは、現実世界と異世界のを繋げているソラでした。
4人は、異世界のホテルで働くことに。
そこには、勇者や
魔物など様々なお客様が来店します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:01:58
2551文字
会話率:36%
全然人気のない服屋であるケースリー。潰れてもおかしくないその叔父の店。ある日、叔父が倒れた。「あんた、どうせ暇でしょ?手伝ったら」
そう言われて、無職な俺は叔父の店を手伝う事に……。
誰もこなくて暇すぎて寝てしまう主人公。ガヤガヤと五月蝿い
声に目を開けるとそこにはいつの間にか店内を埋めつくすほどのお客で溢れかえっていた。
お客達は、みんな試着室へと帰っていく。
小説家になろう、カクヨムのみの公開になります。
ゆっくり更新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 08:47:18
8162文字
会話率:42%
「風俗嬢を守った勇者が、異世界最強の冒険者に?」
常盤流星(ときわ りゅうせい)は、現代社会でバリバリ働く45歳のサラリーマン課長。仕事後に毎日風俗に通うのが生き甲斐だったが、ある日、風俗店内での一幕が運命を変える。風俗嬢が他の客に刺され
そうになる場面で、流星はその命を救おうと身を挺して助けるが、代わりに自らが刺されて命を落としてしまう。
気づくと異世界に転生していた流星。そこで彼は、風俗に通うために冒険を始めることに決意。モンスターを倒して報酬を得、かつての生活を取り戻すため、果てしない戦いに挑むことになる。しかし、その強さが目立ち、異世界最強の冒険者として知られるようになり、やがて「娼館通いの勇者」として異世界に名を刻むことになる。
風俗と冒険が交差する奇妙な人生が、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:00:00
165493文字
会話率:42%
バラカルニ地方の辺境に位置するスレンドの町。その一角に建つ「銀のカナリア亭」は今日も冒険者たちで大賑わい。女将自ら狩ってきた新鮮な素材を、料理長が絶品の「魔物メシ」に変えます。その美味しさは、遠方からも目当ての客が来るほど評判です。
掃除好
きなウェイトレス、情報通なエルフのウェイターと、個性豊かな宿の住人が、今日も町の平和と胃袋を守ります。
(基本、月水金の夜に投稿します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:00:00
73917文字
会話率:53%
小人と小動物が生きる世界で、 流行の国トモロレを中心に伸びる主要街道――通称クラフトロード。
そのうちの一本、ブラックロードの外れに立つ大木の根元に、一軒の宿がある。
“雨の鳩バス亭”と銘打たれたそこは、女将のジャネットと従業員のガンダ
ン、そして樹上に住むコノハズクのオブホフしかいない。
毎夕、ジャネットはオブホフの天気予報を代わりに伝えに行き、ついでに客も獲得してくる。
この日、宿を訪ねたのは、新人の旅人イストと、先輩旅人のクラースだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 17:50:34
20138文字
会話率:43%
料理人・神名咲は、ある日突然、別世界に飛ばされてしまう。
右も左も分からず途方に暮れていたところ、レストラン「フルン・ダーク」の人びとに助けられる。
そのレストランは古く、暖かな場所であったが、料理長が代替わりしてからというもの、客足が遠の
き、不安を抱えていた。
咲は、フルン・ダークのお世話になることになったのだが、そこで不思議な夢を見る。
混乱のせいで妙な夢を見たのだと思い込む咲。
しかし、その夢が、店の運命を変えることになる――
*カクヨム・アルファポリスでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:44:58
38204文字
会話率:51%
「ならば我が剣に仕えなさい。その命、私のために使い切るのよ」
かつて灼熱の王国で“焔術師”として誇り高く生きていた黒き男・オバシは、今や魔導使いの魔力によって両手の自由を奪われた捕虜として白き王国の大理石の宮殿に跪いていた!
自らの故郷
を滅ぼした貴族の闇を暴くため、祖国を占領してきた『ヴィンテルガルデ王国』が任命した総督の邸宅を調べる際に反逆罪としての濡れ衣を着せられた彼は、戦いに敗れヴィンテルガルデ王国の本土に連れてこられた。囚われの身から脱出するために失敗した34歳の彼は18歳の冷徹な騎士候補生1位・シルヴィアーヌ・フォン・ ファルケンハインに捕まった。
シルヴィアーヌは彼に『下僕』としての命拾いを与える代わりに、忠誠を強いる。「貴族の剣」として生きてきた10代後半の少女と、「焔の守り手」としての誇りを奪われた30代のおっさん――!
最悪の出会いが、やがて運命を変える共闘へと発展していく。
シルヴィアーヌは最初、オバシをただの使い捨ての駒としか見ていなかった。しかし、宮廷に渦巻く陰謀と襲い来る刺客の中で、幾度も命を救われていく彼女は、次第にその強さと信念に心を揺さぶられていく。剣と焔が織りなす連携の中で、2人の心は静かに近づいていく。
やがて少女は王国の偽善と向き合い、自らの信念を賭けて彼を解き放つ――「下僕」ではなく、「対等な騎士」として――!
これは、冷たい雪の貴族と、燃え上がる焔の異邦人が織りなす、愛と反逆の冒険譚。
彼の焔が、彼女の氷を溶かす時、世界は変わる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:26:51
61016文字
会話率:29%
エデルメア王国において、伯爵リサンダーの娘であるエレノア・デュ・リサンダーは、その美しさと高貴な優雅さで知られる、輝くような心優しい令嬢である。
しかし、ある運命的な夜、彼女は家族の領地近くの森で、異国の服を着た黒い肌の重傷を負った謎の若
い男性を発見した。
彼の傷は深刻で、「ナイジェリア」という奇妙な場所について語るが、エレノアはその名を聞いたことがなかった。
危険を承知で、エレノアは彼を見捨てることができないと言った。
彼女は信頼できるがお茶目な側仕えメイドのリリーの助けを借りて、その負傷した若者をこっそりと自分の寝室に連れ戻し、密かに彼の傷の手当てをする。
その若者、チジオケは戦士のような体格と不屈の精神を持っていたが、この中世のような貴族、騎士、宮廷の伝統が支配する世界では完全に迷子である。
彼が回復するにつれ、エレノアは彼の知識、文化、そして強くも優しい性質にますます興味を抱くようになっていく。
チジオケを父の厳格な家と貴族階級の偏見から守るため、エレノアは彼を無口な使用人として偽装する。しかし、エレノアの命を狙う刺客たちが現れたとき、チジオケの隠された力が明らかになる。
チジオケは純粋な技量で刺客たちを倒し、この王国がかつて見たことのない戦士であることを証明した。
彼の潜在能力を見抜いたエレノアは宣言した:
「あなたは私を救ってくれたわ、チジオケ…だから、私はあなたを私の騎士にする!」
しかし、貴族社会は厳格な伝統に縛られており、エレノアのチジオケに対する想いは危険なものなのだ。
彼らの愛は容赦ない障害に直面した。嫉妬深い貴族たちの軽蔑、父が取り決めた婚約の影、そして未知の地から来た平民を引き上げようとする反逆の噂。
エレノアとチジオケは社会を乗り越えて、共に幸せを見つけることができるのだろうか?それとも、彼らの恋物語は始まる前に終わってしまうのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 13:42:11
70486文字
会話率:34%
「学校では目立たない男子が、バイト先ではS級美女から頼りにされる」
秋月(あきづき) 雄飛(ゆうひ)は平凡な高校生だが、父が経営するカフェの店長をしている。
ある日父が雇ったバイトは、なんと同じ高校の「トップ3美女」と呼ばれる容姿端麗な女
子たちだった。
・明明るく天真爛漫でアイドルみたいなハーフ女子
・知的でクールなモデル級美人
・優しくおしとやかだが、なにか秘密がありそうなロリ系美少女
クラスでも多くの男子が話しかけるのも畏れ多い存在の彼女達。
「平凡男子の俺が、そんな高嶺の花をスタッフとして使うって!? そんなのハードルが高すぎる!」
だから彼は一旦は彼女たちを雇うことを断わった。するとなぜか美女たちは必死になって雇ってもらいたがる。
「今日一日私たちの働きぶりを見て、雇うかどうか判断してください」
ミスをして客から怒られたり、男性客からちょっかいを出されたりして四苦八苦する美女たち。
だけどそれでも一生懸命な彼女たちを、彼は雇うことに決め熱心にフォローする。
そして──気がついたら彼は学園の三大美女から頼られ、慕われていた。
これは学校では目立たない存在の男子高校生が、バイト先で高嶺の女子たちから頼られて好感度が上がっちゃう!?──ってなラブコメ。
<波瀾紡の過去作をご覧いただいている皆様へ>
本作品の設定は過去の「ある作品」の続きのように感じるかもしれませんが、本作品はパラレルワールドのようなものです。
必ずしも「あの作品の未来」ではありません。気軽にお楽しみください。
なおその作品を読んでいなくても、本作は問題なく楽しんでいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:10:00
96308文字
会話率:44%
穂村(ほむら)渡(ワタル)は高校2年生だが、バーで働いている。しかも女性客にモテモテの人気者。しかし学校ではそれは内緒。地味な見た目を装い、目立たないようにしている。
しかしある日、バイト先のバーに担任の女教師(22歳独身。可愛いくて男子に
大人気)がたまたま客として来た。学校とバイトでは髪型や雰囲気も変えているおかげでバレなかったが、担任教師が「バーテンダーとしての彼」を好きになってしまう。
「バレたらヤバい」。そう思って学校ではできるだけ担任教師と距離を置こうと思ったのだが──
クラスメイトの女子がある事件に巻き込まれ、担任教師が彼に協力を依頼したせいで、教師との関わりが増えてちょっとヤバい。
さらにそのクラスメイト女子も、ワタルが他の生徒とはどこか違うということに気づいているようで……
「学校ではコミュ障を装っているが、裏では大人の世界でモテモテ。なんなら色んな点でハイスぺな男子高校生」
そんな彼が、教師やら同級生やらの女性達に、頼られたり、惚れられたり、身バレしそうになったりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 18:05:28
60953文字
会話率:39%
俺は実家の宿屋で働きながら、Sランクの支援魔導師を目指している。
ある日宿泊した客が財布を失くしたと言う。その客は「世界最強の勇者」を自称する、超絶美人剣士だった。
宿代を稼がせるために俺はソイツと一緒にギルドに仕事探しに行くが、そこには
嫌味な幼なじみ3人組が来ていた。そいつらは以前から俺を「弱虫」とよび、バカにされ続けてきたヤツラだ。
その自称・世界最強の女性勇者は俺がバカにされているのに同情し、一緒にダンジョンでSランクの魔物を討伐し、ヤツラを見返してやろうと言ってくれた。
世界最強の勇者と一緒なら心強い。そう思ったが、彼女は忘れ物をする、勘違いするなど、どこか抜けている。
コイツ、ホントに世界最強の勇者なのだろうか?
その割に、安物の鉄製アーマーを身に着けてるのは、なぜなんだろうか? 謎だ。
嫌味な幼なじみ達も向かったダンジョンで、ヤツラに裏切られ、死にそうになり……
美人勇者は確かにめちゃくちゃ強かったけど、抜けてるせいでピンチになったり。
でも俺の隠れた才能のおかげで、世界最強の勇者さえも助けて、そして幼なじみたちを見返す。
そんなお話。
※コメディです。
※3万文字程度の中編です。20話弱で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 17:00:00
29220文字
会話率:43%
名を奪われ、仮面を与えられた少年がいた。
血の舞う夜、すべてを失った彼は、ある剣士に拾われ「白鐘暁狐」の名を得る。
剣と体術、書と政。
幼い身に重ねられる修練の果て、少年は“影”として生きる道を選ばされる。
仮面は問う――
「お前は誰と
して生きるのか」
そして少年は答える。
「私は、この名にふさわしい者になる」
名を持つ意味とは何か。
忘れられた名の先に、少年は何を見るのか。
仮面を纏い、光と闇の境を歩む者の記録。
和風架空時代劇×政略×成長譚。
その影は、名を問い、名に応えてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:44
23420文字
会話率:19%
「ずっと好きでした!お付き合いして下さい!」
酒場の喧騒の中、その声はいやにはっきりと響きわたった。
「え…………」
言われた“彼女”は、驚きに固まってしまって咄嗟に反応ができない。
周囲の酔客たちがニヤついて口々に囃し立ててくる。
そんな中、真っ赤にした顔を下げて右手を差し出す彼と、その彼を見たまま固まってしまった彼女だけが、微動だにしていなかった。
「えええええ——————っ!?」
やがて発せられた彼女、つまり7年もの間男所帯の騎士隊の生活を続けるうちにすっかり女らしさを欠片も残さず失ってしまった自覚のある騎士隊長の声は、それまでのどの野次よりも大きく響きわたったのだった。
「そ、そもそも君は私の一体どこをそんなに!?」
「えっだって隊長さんは美人だし気立ては穏やかだし」
「そ、そうか……?」
「町のお年寄りや子供にも慕われているし」
「ま、まあ、職務だからな」
「死にそうな仔猫を拾って看病するくらい優しくて」
「待ってどこで見てたの君!?」
「笑顔が爽やかで素敵で」
「そそそそんなことは……!」
「いつでも元気で明るくて」
「ききき気のせいでは……?」
「僕にとって天使のような人です!」
「うわあああああ!もうやめてくれえええ!」
これは小さな町の騎士隊長を務める彼女が、町唯一の酒場の給仕の青年に、抵抗むなしく口説き落とされるまでのお話。
◆一途で真っ直ぐでグイグイ来る年下青年と、自分の幸せを半ば諦めているちょっとワケあり騎士隊長の彼女の、ドタバタすったもんだラブコメディ。見てお分かりの通りハッピーエンド確約です!
でもちゃんと(?)波乱もあるよ!
◆今回、キャラの名前や舞台設定の組み立てを中心にChatGPTを活用しています。作者初の試み。なおプロットおよび本文は基本的に全部作者が考え書いていますので、そこをAIに頼ってはおりません。
◆この物語はフィクションであり、実在の人物、地域、団体、企業、国家などとは無関係です。また法令違反や暴力行為を推奨するものではありません。
◆この作品はアルファポリスとカクヨムでも同時公開します。更新は3日ごとに1話の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
11074文字
会話率:59%
「リュクレース!そなたとの婚約、今ここで破棄してくれる!」
社交シーズン最後の、王宮主催の大夜会。ここでもまた、ひとつの婚約破棄劇が繰り広げられようとしていた。
婚約者に指を突きつけ、婚約破棄を声高に宣言する王太子。相対する婚約者はせめ
て穏便に収めようと婚約“解消”を了承するも、王太子自身に破棄だと訂正されてしまう。
さらに王太子は婚約者の令嬢が罪を犯したのだと詰り、今認めるならば実家の公爵家の連座は見逃してやる、とまで言い放つ。
その言葉に居並ぶ貴族たちが激しく動揺した。この国に三家しかない公爵家のひとつを、婚約者が罪を認めなければ取り潰すと言ったも同然なのだから無理もない。
だがもっとも動揺したのは、まだ成人したばかりと思われるひとりの青年貴族だった。
「畏れながら、発言してもよろしいでしょうか」
会場の隅から上がったその声に注目が集まる。
居並ぶ招待客、貴族当主たちの視線を一身に浴びながら、青年貴族は王太子に問うた。
「王太子殿下にお尋ね致します。殿下はなにゆえ、このような場所で公女様を罪にお問いなさるのか」
その問いかけが、彼の意図するところが、国の根幹を揺るがしかねない事態に陥る嚆矢になると、この時はまだ彼以外の誰も気付いていなかった⸺!
◆衆人環視の婚約破棄ってなんでわざわざ罪状(冤罪含む)をいちいち挙げて断罪するんでしょうね?そんな事をすればとんでもない事態を招くのにねえ?っていう話。
全4話、およそ12000字です。
◆拙作『王子妃教育1日無料体験実施中!』の作中で言及された、ガリオン王国の過去の出来事の一幕です。具体的には「変わらない想いと意外な縁」でチラッと出ています。
ただ、そちらを読んでいなくてもこの作品は楽しめます。もちろん読めばさらに面白い、かも?
◆あらゆる意味でバッドエンドです。楽しい話にはならないので苦手な方はご注意を。ただし胸糞成分は薄め。モヤっとする終わり方……という表現が正しいかも。
◆この作品はアルファポリスでも公開します。後々カクヨムでも公開するかも知れません。
カクヨム公開は決定すれば追記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 19:00:00
11607文字
会話率:32%
クラウディアは魔導マニアの子爵令嬢。
古馴染みのおじいさんから譲り受けた古代遺跡近くの町で、今日も元気に魔道具店を営業中!
古代文明の失われた魔術で、古参の常連客や町の人々と、トラブル解決に奔走します!
お見合い? 結婚? 知ったこ
とかーっ!
---
掲載:小説家になろう/カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
77186文字
会話率:33%
明るく元気な女子高生の朝陽(あさひ)は、バイト先を探す途中、不思議な喫茶店に辿り着く。
その店は、美形のマスターが営む幻の喫茶店、「カフェ・ド・ビジュー・セレニテ」。
訪れるのは、あやかしや幽霊、一風変わった存在。
風変わりな
客が訪れる少し変わった空間で、朝陽は今日も特別な時間を届けます。
----
同時掲載:カクヨム、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 06:04:02
187078文字
会話率:33%
月・水・金の戌の刻(午後20時)更新。
『爪紅庵』は、純和風の茶室を使ったネイルサロン。
お迎えするのは、爪紅師のいろはと色造師のサイ。
いろいろな香りに誘われて選ばれた各章の主人公たちが、
時間の狭間から爪紅庵を訪れます。
主人公たちの願
いが1つ叶う『つまべに』をいろはが施します。
お代は主人公たちの持つ『欲の色』。
主人公たちがどんな結末を迎えるのか。
そして、『欲を集めること』にはどんな意味があるのか——
『爪紅庵の色しごと』でお楽しみください。
☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*
『爪紅庵の色しごと』ーWEB小説Ver.ー
❇️主な登場人物❇️
✴️爪紅庵
いろは……爪紅師
サイ ……色造師
✴️1章のお客様
???
☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*·̩͙☽︎︎.*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:00:00
197629文字
会話率:42%
【Story】
古びた商店街の一角にある花屋『フローリストM』の店主、後藤ミキの元には、お客さんや友人が訪れます。花を買い求める人達はそれぞれに色々な悩みを抱えながら生きているのです。
大きなトラブルがあるわけではないのになんとなくすれ違っ
てしまったキョウコ夫妻、母親の毒にやられながら何もしてくれない夫の元から家出するハナエ、客先のお局さんとのトラブルや再会したライバル? との過去……。
そんなちょっとした夫婦のモヤモヤを描いた物語です。
主人公のミキも、夫は再婚、母とはなんとなくギクシャクしていて。
夫婦関係や親子関係、子どもを持つということ20代以降の既婚女性たちのリアルを描きます。
原作はインスタにて完結。WEB小説Ver.として、『小説家になろう』『カクヨム』『エブリスタ』にて掲載予定です。
【登場人物】
後藤ミキ……『フローリストM』オーナー。巻き込まれ担当。人より花が好き。
川本キョウコ……ミキの小中高の同級生。夫が浮気をしているかもしれないと疑っている。
鈴木ハナエ……ミキの小中高の同級生。夫が何もしてくれないことにイラつき、家出する。
後藤悠介……ミキの夫。公認会計士。神夫、バツイチ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 07:00:00
157023文字
会話率:51%
ナ国の都。
金次第で暗殺を請け負う刺客ヒュンガはひょんなことから、すごくいい硯を手に入れる。
生きるのは殺すため、剣以外には何も必要ではない。
そう生きてきたヒュンガの暮らしが、硯をきっかけに少しずつ変わってくる。
そんななか、勢力を広
げる暗殺集団『座』がヒュンガの命を狙い始め、ひとりの少女を刺客として送り込むが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 19:41:51
58329文字
会話率:41%
こんな夢を見た。
ショートヘアの少女、または長髪の少年に見える殺し屋は広域指定暴力団菊水会系鈎組の客分になった。
混乱した時間軸。悪事。悪夢。暴力。
最初と最後はどこにあるのか?
鍵はピンクの携帯扇風機が握る——のかもしれない。
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 22:03:16
12600文字
会話率:35%
サラリーマンがスナイパー!?
暗殺株式会社グッド・キラーズの営業・狙撃担当、鵜手羽アタルはせっせと外回りと狙撃に励む。
急な残業、休日出勤、健康保険制度、変な新人、変な社長、変な商売敵、そして変な顧客たちに悩まされながらもサラリーマン・
スナイパー鵜手羽アタルは今日も撃つ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 12:00:00
111986文字
会話率:58%
1999年3月1日。
南太平洋上で、アメリカ海洋大気庁(NOAA)は正体不明の轟音を検知した。
「ユリア」と名付けられたその音は、海洋生物や地質的活動の音でもない。まるで世界の理を揺るがすかのような15秒間の響きだった。
同刻、その海上を
航行していた豪華客船「黎明」号が、大きく跳ね上がる。
まるで見えない何かに弾かれたように。
乗客たちは気付く術も無かった。
その瞬間、見えざる波動が、彼らの身体を通過したことを。
そして、彼らのDNAに「何か」が深く刻まれたことを。
──やがて時が経ち、研究者たちはようやく真実に辿り着く。
あの日の「ユリア」とは、異界の扉が開かれた音だったのだと。
※本作品は『カクヨム』で先行公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 19:34:27
81630文字
会話率:35%
「僕の人生は、当たられ続けて27年だ」
この世の中には、当たる側の人間と当たられる側の人間が存在している。マモルは、自分は当たられる側の人間だと思っている。
マモルは高校を卒業してからずっとコンビニで働いている。長く勤めているという理由
だけで店長になったので、バイトの木崎からはいつもなめられている。常連客の菊江や姉の栄子にも馬鹿にされているが、マモルは自分が我慢をすればいいだけだと思っていた。
そんなマモルの夢は、漫画家になることだった。その夢が、現実のマモルを支えていた。
ある日、大学生の鈴木凛がコンビニにバイトとして入ってくる。まるで漫画の主人公のような鈴木さんの事が、マモルは気になってしまう。だが鈴木さんはマモルのやることなす事に苛立ちを覚えるようで、面と向かってダメ出しをしてくる。
今までどうにかやり過ごしてきた事がやり過ごせなくなっていき、マモルは逃げ場を失っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 19:00:00
11740文字
会話率:31%
どうも、魔女です。山奥でひっそりと薬を売ってる極普通の女の子です。不老不死という点を除けば、ですが。戦争中に色々あって実年齢は100を超えてますけど内密にお願いします。私の薬屋では普通では手に入らない薬が色々買えますよ。惚れ薬だったり動物の
言葉が分かるようになったり、望むならば苦しまずに死ぬ薬も提供致しましょう。
お客さんの話を聞くのもいい暇潰しになりますし、世俗を離れて平凡な生活をするのも悪くはないです。でも何故でしょうね、急にお客さんがパッタリ来なくなったんです。
きっとあの変な妖怪に憑かれてから全てがおかしくなったのでしょう。仕方がないので街へ行くことにしました。そしたらどういうことでしょうか。
どうして誰もいないんですか?
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係がありません。また政治や思想を助長するものではないのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 18:20:29
21849文字
会話率:49%
江戸・吉原にある遊郭・『雪夜楼』。
そこに、『初雪』という、雪夜楼の花魁を努める遊女がいた。
彼女は真っ当な花魁だが、雪夜楼にいるのは問題を抱えた遊女達ばかり。
初雪は、とある事情から、その雪夜楼に押し込められてしまった。
それは初雪の幼馴
染みであり、お客でもある『冬雪』という青年のせいである。
問題を抱える冬雪。
雪夜楼の花魁、初雪。
幼馴染みであるが、遊女と客という立場で二人は想い合っていた。
この恋は、叶うのか。それとも散ってしまうのか。
だけど、諦めたくない。
二人は、この恋はきっと叶うと、そう信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 18:05:55
20116文字
会話率:29%
忙しない日常に疲れた帰り道。
静かな路地裏で、小さなカフェを見つけた。
落ち着いた空間、やわらかな音楽、香ばしいコーヒーの香り。
そして、そこで働く店員・遥(はるか)の、静かな微笑み。
名前も知らない彼女に、なぜか心をほどかれてい
く。
ただ、客と店員というだけの関係だったはずなのに。
ある夜、カフェを騒がせる出来事が起きる。
それをきっかけに、ふたりの間にひとすじの小さな糸が生まれた。
言葉にしなくても、確かに少しずつ近づいていく距離。
それはまるで、温かなカフェラテの中にそっと描かれた、小さなハートのように。
——まだ何者でもない僕らが、
少しずつ、確かなものになっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 18:00:00
24697文字
会話率:27%
王都アルファルドを襲う十万の敵軍。
国中が混乱する中、突如として現れたのは――求人アプリ『タイミー』から応募してきた謎の一団!
防衛経験ゼロ、軍事訓練ゼロ、でも接客スキルだけは抜群な彼らが、マニュアル片手に城門を死守する!?
「勤務時間は
16時までです」
「この門は通すなって引き継ぎされてるので」
シリアスな戦場に、最強(?)の即戦力バイト参上!
バイト×異世界×忠実なマニュアル遵守のギャグ短編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 17:30:00
3340文字
会話率:41%