その本屋は、今日も「こわいほん」と共に営業中──。
愛車で各地の小さな書店を巡るのが趣味の青年・吉野大吉(よしのだいきち)はある日寂れた書店「たまゆら」で真っ白な「こわいほん」を見つけた。
得体の知れない店主・遠藤から「読んだら呪われます
よ」と忠告を受けるものの、大吉は見てしまった。
中身は一行。「あの峠にはアルパカが出る。」
怖くもなんともないと笑い飛ばしたはずの帰り道、大吉は峠で「アルパカのようなもの」に遭遇。しかもそれ以来、大吉の首はほんの少しずつ伸び始めた。 ──このままでは、俺はアルパカにされてしまう!
遠藤は「呪いの解き方 ?知りません。呪いは自己責任」と取り付く島もない。
頼れるのは幼馴染で神社の息子・笹一典(ささ かずのり)だけ。
果たして大吉は呪いを解くことができるのか?
悪運は強い巻き込まれ系主人公(霊感ゼロ)と無責任怪異案内人(霊感の強い友人もいるよ!)のドタバタ怪奇ホラー…のはずです。 2万字ちょっとで完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:36:20
21828文字
会話率:40%
主人公、それはただの傍観者…。
これは異世界に飛ばされた少年が、チート能力に覚醒して無双するでもなく、世界を救う英雄になるでもなく、ただひたすらに振り回される物語である。
異世界に飛ばされた少年と、それを取り巻く愉快な仲間達が織り成すドタ
バタ異世界ギャグコメディ。
それがこの物語の要旨です(ソレ ガ コノセカイ ノ ヨウシ デス)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:10:00
736016文字
会話率:48%
<孤独な科学者と、傷ついた異形の娘たちが再会し、すれ違いながらも、やがて家族になっていく…>
≪『家族とは何か』に悩むパパ・ママ・子供たち全てに届けたいハートフルストーリー…。それが……この物語≫
——以上の紹介文は
全てウソである——
この物語の正体は…
『サイコパパギャグ×モンスター美少女(びしょうじょ)×父娘交流譚』
これは、天才科学者を自称し、自(みずか)ら造り出したモンスター美少女(びしょうじょ)たちに、毎話ボコられ、拒絶され、命を狙われ、殺されかけながらも、
「わたしはパパだ」と言い張り続ける、サイコパス科学者(マッドサイエンティスト)の物語。
『このスバ』に笑顔をもらった日があるなら。
『ダンまち』の少女たちに心焦がしたなら。
『リゼロ』で心を灯した夜があるなら。
——その、おこぼれを。
パパのギャグが。魅力的な娘たちが。作者が。がんばって拾います。
ぜひ一度、読んでみてください。
—————
『三木なずな』や『雨川透子』と共に歩む読者を。
『西尾維新』に育てられた読者を。
“パパ”という暴力装置でぶん殴る。"パパころ迷文集"
「私のことを苗字で呼ぶな。私のことはパパと呼べ」コーナー
そんな前書きも、ぜひ読んで頂きたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:30:00
56557文字
会話率:14%
~毎日更新!~
異世界に転移した元サラリーマン。
奴隷市場で出会ったのは、ボロボロで瀕死の少女 。
――しかしその正体は、”元・魔王軍の最凶幹部”!?
回復スキルしかない地味系主人公と最強ヒロインのラブコメ×冒険×ちょっとえっち(?)
な異世界生活が始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:00:00
91028文字
会話率:30%
剣と魔法とイケメンとドラゴンの王道アクションRPGっぽいお話です。
無口系主人公の女子高校生が転移先の異世界を危機から救うため、個性豊かな仲間たちと共に旅をします。
最終更新:2025-07-25 20:40:00
85335文字
会話率:50%
「…………は?」
「だから、これをやると言っておるじゃろう」
一体目の前の老人は何を言っているのだろうか。
「要らないです」
「拒否権は無しじゃ。受け取れい」
授ける受け取るの関係であれば受け取る側にも拒否権が有るの
が通例だが、目の前の老人はそんな事お構い無しの様だった。これが噂の老害か。
「無いなら自分で作ります。はい、できました。拒否します」
「権利などそうそう簡単に作れる物ではないわ。ほれ、手を出せ」
只の一般人如きに権利を創造する事はできないらしい。
「衛兵を呼びますよ」
「全く最近の若者は直ぐに衛兵だ衛兵だと言いおって、自分で何とかしようという気概は無いのか……」
お前だよ、と突っ込んだ。
「呼びますね」
「なら儂はお主に物を奪われたと叫ぼう。なに、そのポケットに入ってる財布を儂の物だと主張すればお主に勝ちの目は有るまい」
この老害は只の老害では無かったらしい。外道老害だ。
「あ、僕今財布持ってないんで。えぇーい⸺」
「あっ、待てぇ! 待て待て待てぇい! 一度でいい! 一度でいいからこれを持ってみろ!」
衛兵召喚を実行に移そうとした途端老害が暴れ始めた。両手で持つ白い物体をグイグイと押し付けてくる。正直触れる事すら嫌だったが、
「一回持ったらもう黙る?」
「うむ。誓おう」
らしいので仕方無く持ってやる事にした。生い先短い老害の余生を牢屋の中の孤独で埋めるのも良心がやや咎めたし。やや。
男は老害の差し出す白い物体を受け取った。
途端、老害の姿は幻の様に掻き消えた。
「……やられた」
白い物体⸺トイレを持った男は往来のど真ん中に立ち尽くした。
※トイレですが下品ではありません。未使用品なのでとても綺麗。或る種の芸術作品です。
※設定が馬鹿げてる分ストーリーはシリアスに進みます。尻assじゃないですよ? siriusです。
※最新の更新情報は作者X(https://x.com/coconat_21)にてお知らせ致します。
※この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『pixiv』『エブリスタ』『アルファポリス』『ハーメルン』の計六サイトに掲載しております。
※本作は練習作品です。なので改善点や駄目駄目な点、文句等有りましたら遠慮無く感想にて御報告お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
248582文字
会話率:48%
誰かに見つかることも、感謝されることもない。
そんな風にひっそりと生きてきた主人公――佐藤健二。
人に存在を気づかれづらい“神がかり的ステルス体質”を持つ彼は、
ただ静かに、かつて自分を救ってくれたヒロインの恩に報いたかった。
「見返りなん
ていらない。彼女が笑っていてくれれば、それでいい」
そう思っていた。最初は。
でも――。
「やっくんは、誰にも見つからないまま終わっていい人じゃないんです」
「与えられっぱなしじゃ落ち着かないものね、私たち」
ちょっと待って、皆して表舞台に引きずり出そうとしてない?
誰にも気づかれなかった“恩返し”、ついに予想外の注目を浴びはじめる!?
黒子系主人公 × 過剰に感謝してくるヒロインたち × 影から支援の学園ライフ!
じわじわハートに染みてくる、恩の連鎖系すれ違いラブコメ、はじまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:20:00
44757文字
会話率:29%
多くの種族が暮らす世界・盤世界(ファンタジア)。各々の想いを胸に、打倒魔王を目指し多くの勇者達が旅を続ける中、少年クロノは勇者の称号も持たずに旅に出る。
これは人と魔物が手を取り合う世界を夢見る、勇者ですらない少年の物語。
最
初は無計画だった少年の旅路も、旅のきっかけをくれた魔物娘・セシルの手助けもあり、徐々に形を成していく。五百年前の伝説の勇者・ルーンと共に旅をしていた四精霊達と契約を果たし、クロノは多くの出会いを経験していく。
最凶の退治屋集団・『討魔紅蓮』に追い詰められるクロノだったが、旅路の中で繋いだ絆が奇跡を起こす。世界中で人と魔物が手を取り合い、『討魔紅蓮』の勢いを押し返す。クロノの元に集った仲間達の協力もあり、邪悪な企みは塵と消えた。
『討魔紅蓮』との死闘を制したクロノは、自身の中で一つの答えを見つけ出す。その答えは旅の始まりの地にて確かな物となり、運命は少年をかの地へと誘う。今まで自分を支えてくれていたセシルと別れ、クロノは約束を胸に再び歩き出す。
そんな少年に目を付けたのは、構成員九割が魔物のとんでも集団・『流魔水渦』。少年は渦に飲まれるが如く、彼らの抱える問題に巻き込まれていくのだった。
(5~6日毎に更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 14:02:12
4369069文字
会話率:75%
香りは嘘をつけない——そう言ったのは祖母だった。
帝都の香老舗〈瑞花香堂〉で祖母と暮らす香司見習いの少女・ソウカは、香りの記憶と観察眼に秀でた無口な変わり者。
ある春の日、後宮の妃へ香の納品に訪れた際、若い侍女が突然死する事件に遭遇する。周
囲が混乱する中、ソウカはただ黙って地面に木の棒で香の成分と犯人像を書き残し、静かに立ち去った——。
やがて「香に込められた違和感」が後宮の耳目を集め、帝の命により、ソウカは後宮香司見習いとして召し上げられることに。
香りが告げる嘘、香炉の底に沈む秘密。少女は香の痕跡から静かに真実を嗅ぎ取っていく。
これは、香りで語る推理譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 08:24:28
20296文字
会話率:37%
【2020年12月25日】に小説版6巻とコミック1巻が同時発売中!!
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「あなたのステータスは一般人以下ですね」
異世界転移した一年A組の中で、ダントツに弱い『高月マコト』。
『勇者』や『賢者』の強スキルを持つクラスメイトたちは旅立ち
、たった一人取り残される。
初期設定の寿命は10年? そろそろ大魔王が復活? 俺は魔法使い見習い? バランス悪過ぎだろ。クソゲーかよ、異世界は!
「私の信者にならない?」って声をかけてくる女神サマは、信者ゼロだし! しかも『邪神』だし!
あかん……クリアできる気がしないんですけど。信者ゼロの女神様は凄い美人で、どこかに囚われて助けを待っているらしい。女神様を救い出すことが『最初にして最難のミッション』。
逆境しかない異世界を攻略していく、最弱の魔法使いの物語。
・2018/8/16 総合日間ランキング1位 ありがとうございます!
・感想は目を通しておりますが、返信はできていません。すいません。
・2018/11/30 書籍化のためタイトルを変更。旧題:女神サマのお願い折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 01:12:08
1882026文字
会話率:36%
“不滅の呪い”を解く為に祓魔師になった。
命を懸けて悪魔を殺しても、手に入る給金のほとんどは寄付(強制)される。
激ヤバな仕事に励んでいれば、強力な悪魔が群れを成して襲ってくる始末。
同期は全員鬼籍に入り、残った俺はただ一人で悪魔を殺し続け
た。
呪いの副作用により声を発する事が出来ず、ただ黙って悪魔を殺す俺を後輩が慕ってくれる筈もない。そして、呪いは解けなかった。
毎日毎日、悪魔を殺し続けてついたあだ名が“血濡れの天使”……いじめか(戦慄)?
これは中二病患者のような見た目(強制)にさせられた俺が。
ただ来る日も来る日も悪魔を殺し続けるだけの話。
友達も遊ぶ仲間も出来ず、ただただソロで社畜の如く働かされるだけのくそみてぇな人生……だった。
突如、上司から告げられる対魔修道院での教師生活。
ガキどもを教えるふりをし、適当に良い感じの指導をすればいいだけだろ? 楽勝ォ!
身分を偽り変装し、俺は第二の人生をのんべんだらりと過ごす事を決意する。
※ハーメルン様とカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 23:28:04
610028文字
会話率:15%
バスケをプレイする理由を忘れた少年『五十嵐 巧(イガラシ タクミ)』。
当時のコーチに言われた言葉、“その言葉”により続ける理由もないタクミはそのまま引退した。
それから時な流れ【騎達士(きたちし)高校】に入学したタクミは部活動を決め
られてないところを幼馴染の『清水 瑠奈(シミズ ルナ)』に見つかりもう一度バスケをやるように促されるが、バスケの対する熱が冷めきっていたタクミにあっさり断らる。ルナはそのとき寂しさを覚えた。なぜならタクミが“忘れていること”をルナはいまだに覚えていたからだ。
それから数日たちルナはタクミをプロの試合を見に行こうと誘い、予定が空いていたこともあり一緒に観にいくことにした。
白熱した試合後にもう一度“バスケやらない?”と聞くが、即断られた。
ルナはそのとき諦めて二人別々で帰路についた。
けれどタクミはそのまま帰路に着くのではなく寄り道で当時幼馴染の三人でよく遊んだ河川敷に理由もなく向かった。
そこでもう一人の幼馴染の『江月 未来(エヅキ ミライ)』に数年ぶりに再会する。積もる話をしミライは引っ越した先でもバスケを続けていることを知る。話の流れ的にタクミもバスケを引退していると話した。
それを聞いたミライは態度が急変、巧みに対して怒りだした。ミライは三人で約束した“夢”のことを聞くがタクミは一切思い出せない。それに呆れ怒りを抱いたままミライは帰っていった。
タクミはミライの言っていた夢のことがずっと思い出せず家に着いた。
リビングで父親がテレビで2031 FIBAワールドカップを見ていた。それを一緒に見ていてタクミがバスケを始めたそのルーツの全てを思い出した。
“三人で日本代表になる”という夢を。
そのときタクミはもう一度、夢に向かって突っ走るとを決意した。
低身長鬼才バスケプレイヤーによる“不可能”と言わせない王道バスケ譚その始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:52:36
14262文字
会話率:35%
この世界では、心が壊れる前に、命を賭けるーー
2029年4月13日ーー異界の門より突如として悪神・逢魔が襲来。
「逢魔時」と呼ばれる未曽有の大厄災が、日本を襲った。
そして、神仏霊妖が“堕神”となりて人を喰らう呪われた都ーー《千年京》
が生まれる。
逢魔時から、およそ一年。
千年京は依然、異形の脅威に怯える地獄であり、人々は、国家退魔師隊に頼りわずかな平穏を保っていた。
だがそんな中、国家を凌駕する謎の新勢力《暁月》が出現。
暁月を率い、逢魔の打倒を誓う青年ーー華上 亜蓮。
少人数ながらも圧倒的な力を誇る彼らは、未知の秘術ーー《浄化滅却の炎》を奮い、神域内の堕神を次々と祓い始めた。
ーー傷ついたままでいい。その痛みごと、斬り進め。
「現代和風×人間ドラマ×退魔アクション」ーー開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:44:29
185952文字
会話率:31%
舞台は平和な現代日本。
戦闘力チートなのにバトル展開一切無し(!?)
全霊を賭して覇道を征く――最強のイチャイチャ主従ラブコメディ!
※2021/2/9 イメージイラストを追加いたしました! イラストレーター様はなんと……あの、m
aruma(まるま)先生です! 是非一度ご覧になってくださいね!
<あらすじ>
「そのまま朽ちるならあなたの命、私に捧げなさい」
「……この俺を下僕にしようだと? なめるなよ小娘」
「なんでー!?」
血に濡れた夜(猫を庇っただけ)
鬼の力を身に宿す主人公・酒上刃(さかがみ じん)はちょっとした勘違いから、イギリスからやってきた美少女吸血鬼・リゼット(15)の眷属となってしまう。
殺戮兵器として創造された過去を持つ彼へ新たに課せられた使命は、敵の打倒や殲滅……ではなく!
生活能力皆無なお嬢様のお世話だった!
「私の兄さんはぜーったい渡しませんから!」
そこへ対抗心に燃える刃の妹・刀花(とうか)も加わり、三人の甘くて賑やかな日常が幕を開けていく。
「我が次なる戦場は――お皿洗いだ。報酬は期待していいのか、我が愛しのマスター」
「め、目を……瞑りなさいっ?」
――異常な者でも、普通に可愛く恋をする。
だいたい三日毎に更新予定です。カクヨムにも掲載しています。
「俺のマスターは吸血姫~無双の戦鬼はお世話する~」からタイトル変更しました。お騒がせしております。
ジャンル別日間ランキング54位、週間ランキング96位、そして累計15万PV突破、感謝感謝です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:04:44
3690988文字
会話率:53%
主人公のクズイは、自他ともに認めるクズである。
特に他人からすった金を元手に、賭け事をするのが大好きである。
そんなある日、クズイは怪しい男から財布をするがすぐにバレてしまう。
渋々返そうとしたクズイは次の瞬間、ズタズタに切り裂かれた。
死の淵に彼が願ったこととは――――。
能力《スキル》と呼ばれる特殊能力が存在する世界で、とにかく治安の悪い街の片隅で密かに行われる異能力バトル。
『起死回生―シニモドリ―』能力《スキル》に目覚め、死に戻ったクズイの何度目かの人生が幕を開ける――――!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:31:19
10495文字
会話率:41%
――超有名な古典文学〝源氏物語〟の登場人物、〝葵の上〟をご存知ですか?
左大臣家の姫として生まれ、主人公である光源氏の正妻に選ばれながらも二人の間に愛はなく、子どもが宿ったことで少しずつ打ち解けるも、浮気性な夫が手をつけていた女性の一人
に恨まれて呪われ、出産と引き換えに命を落とす――って冗談じゃない!!
昨日まで気ままに生きてたアラサーオタクが、何をどう間違えば〝葵の上〟なんかに転生するの!? このままだと私、二十代半ばで呪殺ルートまっしぐらなんですが。自キャラの行動どうにかするだけじゃ回避不能な呪殺ルート、既に詰み感ハンパない!
それでも、三十前にあの世行きが決定しているのは流石に辛いし、可愛い我が子を遺して死ぬのも嫌なんで、ここは一つ腹を括って、呪殺ルート回避に邁進しようと思います!
中身アラサーオタクな〝葵の上〟が生き残りをかけて超有名古典に挑む、愉快痛快原作ブレイクストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 09:00:00
139954文字
会話率:62%
とある片田舎に住む拝み屋の孫、上名秋利(かみなしゅうり)は数少ない友人である田神尋鷹(たがみひろたか)の話を聞いていた。
彼が自宅で遭遇した怪異の根源はどうやら昔、この町で起きていた神隠しに繋がっているようだが……?
皮肉系主人公と
真面目な友人の凸凹コンビが遭遇した事件とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 08:11:38
41350文字
会話率:60%
人の〝嘘〟が色として見える、そんな不思議な能力を持つ高校生、桐島湊。
他人に深入りせず、冷静な「観察者」として日々を過ごす彼の目に、学園のアイドルであり完璧な優等生・朝倉ひなたは、巧みに嘘を重ねる『学園一の嘘つき』として映っていた。
ある
日、「完璧」なはずの彼女が見せた一瞬の「素」の表情。
その謎を解き明かしたいという好奇心から、湊は密かなゲームを開始する。
――朝倉ひなたに「好き」と告白させたら、俺の勝ち。
わざとらしい嘘で近づいてくるひなた。その嘘をクールに見抜き、楽しんでいたはずの湊だったが、不器用なアプローチの裏に隠された健気な想いや、時折見せる素顔に次第に心を揺さぶられていく。
観察者だったはずの湊の心にも、やがて予想外の感情が芽生え始める。
これは、嘘から始まる、もどかしくて甘い心理観察ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 08:00:00
48739文字
会話率:48%
あらすじ……この世界には多種多様な異能力者達ーー「メイカー」が存在している。そんな彼、彼女等を育成・監視するため、世界中に「異能育成学園」が点在している。その中でも太平洋上にどの国にも所属していない世界最高の学園がある。その学園の上位7人
は、他の異能力者達と隔絶した力を誇っており、畏敬を込めて「セブンキングス」と、呼ばれている。
これはそんな特別な学園に在籍している、個性的(?)な青年の物語。
※カクヨム様でも、投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:00:28
78939文字
会話率:39%
フィクションという概念がなく、小説が存在しない世界。
この世界のとある大陸では、五つの種族――人間族、獣人族、精霊族、機械族(オートマタ)、魚人族がそれぞれ建国し、長年対立し合っている。
スランプ中の小説家・加賀見尚文(かがみ なおふ
み)はある日、ヤクザの取り立てのごとく迫ってくる恐ろしい編集者から逃げるため自宅アパートの窓から飛び降りる。
目を覚ますと異世界の獣人族の国に転移しており、尚文は"人間族のスパイ"の容疑で獣人族の姫・ウルフィナに捕らえられる。ウルフィナはオオカミの特徴を持つ獣人だった。
尚文はウルフィナに、自分はスパイではなくただの小説家だと話すが、この世界に小説というものは存在しないため、話が伝わらない。
誤解が溶けないまま尚文は、見せしめに人間族の王の前でいたぶってやると脅され、ウルフィナの人間族の国への強襲に同行することになる。道中、ウルフィナからこの大陸と五つの種族の話を聞かされた尚文は、創作意欲が湧き、獣人族と人間族との禁断の恋愛小説のプロットを書き始める。その内容を聞いたウルフィナは「ありえない」と一蹴するが、尚文は、現実ではそうだがフィクション(小説)の中でならできないことは何もないと語り、ウルフィナにフィクションや小説がどういうものかを理解させる。
その後、獣人族と人間族との交戦が始まる中で人間族に救助された尚文は、二重スパイの可能性があるとして人間族の国の地下牢へ入れられる。そこに人間族の王アルセイヤが訪ねてくる。ウルフィナとの交戦中にフィクションや小説の話を耳にしたアルセイヤは興味を持ち、尚文にR18G並みの猟奇的で残虐なスリラー小説を書かせようとする。
まもなく、フィクションや小説の話を聞きつけた他国のトップたちがこぞって人間族の国へスパイを送り、尚文を攫おうとするが、最終的に尚文は自ら乗り込んできたウルフィナに助け出される。
しかし尚文はその後、この世界で唯一の"小説を生み出せる存在"として注目され、娯楽に飢えた各国のトップから狙われ続けることとなる。
尚文はウルフィナの庇護のもと、ときには使者として公式に他国を訪れ、ときには強引に他国へ攫われ、命の危機に何度も直面しながらも、小説の素晴らしさを大陸中に広めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:22:36
11117文字
会話率:44%