江戸中期頃のお話しです。
ある旅芸人の一座が、とある辺鄙な村へやって来ました。傘の倒れる方向へ旅をするのが彼らの習わしでした。傘が導いた村へ着くと、ある家で葬式がありました。その家から小さな男の子が出てきましたが、身内もいないというの
で、座長はその子を一座で面倒をみることに決めたのですが……。
その子が、役者としての初舞台を踏む日になり、『奇妙な髑髏』という舞台が始まりましたが、奇妙で恐ろしいことが、デジャブのように一座を襲うことになるのでした……。
その結末に、あなたは本当に耐えられるでしょうか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 20:25:25
8621文字
会話率:14%
拙作「黒姫ちゃん」と「ふぁんたじー歴史物」融合チャレ企画第1弾。
魔法使見習いの夏川ハナヲが花のお江戸でモテる話。
黒姫シリーズを読んでくださってる前提で好き勝手に書いたお話です。
◇登場キャラ紹介◇
ハナヲ:
シータンの魔法アイ
テムで江戸時代へ。
谷中の笠森稲荷門前のお茶屋に勤務する。
水茶屋看板娘の【笠森お仙】に成りすまし、当時のアイドルを満喫。
※笠森お仙:江戸中期に実在した伝説のアイドル。
シンクハーフ:
同じく水茶屋の同僚に成りすましハナヲをサポート。
本編にあたる、
「どどどどーすんのっ、黒姫ちゃん?! ~強つよ有望株の姪っ子魔法使は、叔母のセンパイ魔法使に頼られたいっ~」
の方も、応援よろしくお願いします。
https://ncode.syosetu.com/n0402iv/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 18:52:58
13225文字
会話率:41%
絵師・栄松斎長喜は、蔦屋重三郎が営む耕書堂に居住する絵師だ。ある春の日に、斎藤十郎兵衛と名乗る男が連れてきた「喜乃」という名の少女とで出会う。五歳の娘とは思えぬ美貌を持ちながら、周囲の人間に異常な敵愾心を抱く喜乃に興味を引かれる。耕書堂に居
住で丁稚を始めた喜乃に懐かれ、共に過ごすようになる。長喜の真似をして絵を描き始めた喜乃に、自分の師匠である鳥山石燕を紹介する長喜。石燕の暮らす吾柳庵には、二人の妖怪が居住し、石燕の世話をしていた。妖怪とも仲良くなり、石燕の指導の下、絵の才覚を現していく喜乃。「絵師にはしてやれねぇ」という蔦重の真意がわからぬまま、喜乃を見守り続ける。ある日、喜乃にずっとついて回る黒い影に気が付いて、嫌な予感を覚える長喜。どう考えても訳ありな身の上である喜乃を気に掛ける長喜に「深入りするな」と忠言する京伝。様々な人々に囲まれながらも、どこか独りぼっちな喜乃を長喜は放っておけなかった。娘を育てるような気持で喜乃に接する長喜だが、師匠の石燕もまた、孫に接するように喜乃に接する。そんなある日、石燕から「俺の似絵を描いてくれ」と頼まれる。長喜が書いた似絵は、魂を冥府に誘う道標になる。それを知る石燕からの依頼であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 00:00:00
143048文字
会話率:37%
寛延四年八月朔日 御庭番・明楽善次郎は御側御用取次・大岡忠光より命を受ける。怪異を得意とする明楽家に下された命は、立て続けに起こる「神社の狛犬壊し」と目安箱に入っていた「狛犬を助けて」という訴えの真意を探ること。善次郎は直下の間諜「潺(せせ
らぎ)」とともに謎に迫る。事件を追うにつれ、善次郎の敬愛する亡き兄・宇八郎の関わりが浮かび上がる。真相は意外な結末を迎えるが___。江戸伝奇時代劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 01:00:00
118519文字
会話率:34%
剣を持てば、鬼神のような強さ。
剣を置けば、花のような可憐さ。
時は八代将軍徳川吉宗の時代。
吉宗に仕える「御庭番」に桜が舞うが如く華麗な剣術を使う女剣士がいた。
若き天才剣士、松平桜の活躍を描く。
最終更新:2023-10-26 12:00:00
157610文字
会話率:44%
時は江戸中期。若き富羅鳥藩主が何者かに暗殺され富羅鳥城から盗み出された秘宝『金鳥』『銀鳥』。
『銀鳥』は年寄りの銀煙、そして、対の『金鳥』は若返りの金煙が吹き上がる玉手箱であった。
そう、かの浦島太郎が竜宮城から持ち帰った玉手箱と同じ類いの
ものである。
誰しもが乞い願う若返りの秘宝『金鳥』を巡る人々の悲喜こもごも。忍びの『金鳥』争奪戦。
『くノ一』サギと忍びの猫にゃん影がお江戸日本橋を飛び廻る!
※アルファポリス(挿絵付き)でも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 09:57:01
55874文字
会話率:35%
江戸中期の宝暦・明和年間。後に「明和三美人」と呼ばれるようになる笠森お仙・柳屋お藤・蔦屋お芳が千里眼(=彼岸識)を駆使して活躍するヒロイン譚。田沼意次・平賀源内・長谷川平蔵など史実の人物達との関りを通して江戸庶民の生活を描き、真の人の幸せ
を探求する。
三人は同い年。幼い頃に浅草寺で出会って古い石の祠を掘り出し、江戸の人々の幸せを祈った。数年後、三人は臨死体験の中で再会し、それぞれの千里眼を獲得し、お仙は過去・未来を読むことができ、お藤は自分の周囲の空間を俯瞰でき、お芳は人の心の声を聞けるようになる。
ある時、自分たちの千里眼が何なのか知りたいという思いから平賀源内を訪ねると、源内からは千里眼というよりもむしろ「彼岸識」と呼ぶ方が良いとの助言とともに、横浜村の称名寺の僧、高成に「唯識」について教えてもらえとのアドヴァイスを受ける。
若き長谷川平蔵を用心棒に雇い、称名寺に向かった三人は、自分たちの彼岸識の正体を知るり、その威力と精度とが大きく向上する。
江戸の町は泰平の中に数年の時が過ぎ、鈴木春信や他の絵師によって錦絵に描かれることで三人の人気が江戸で爆発し、小さな悲喜劇の中でみな成長する。しかし、実は徐々に不吉な予兆が現れ始めていたのだった。
何かが起きる予感はあってもそれが何か分からない焦燥感にとらわれた源内は、伊勢松坂に住む本居宣長に助言を求め、江戸の町を灰燼に帰す大火が迫っていることを悟る。未然に大火を防ごうと対策を講じるが、その因果は思いの他深く、ついに火は点いてしまった。
三人の彼岸識と人々の力で江戸の町を守ることは出来るのか。それぞれが死力を尽くして戦うが、火勢は衰えることがない。そしてついに、燃え盛る炎を前にお仙は最後の決断をする。だがその時、誰も予想もしなかった奇跡が起きる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 12:00:00
17661文字
会話率:33%
「農作業すら務まらない奴の書いたことなど、誰が信じる…。」斉之助の記した文はしかし、迫りくる災いについて、遠い未来へ宛てた手紙だった…。
最終更新:2022-10-08 12:58:46
4835文字
会話率:45%
江戸中期の剣豪・十澄 懐(ナツカ)は、泰平の世にはめずらしい実戦派の剣豪としてその名を轟かせていた。生活と修行のため、依頼のままに時に人を斬る日々。無敵と謳われた彼だが、心中ある不満を感じていたのだった。そして今日も依頼を果たすために昼日中
の江戸の町を歩いていると、着いたところは「南蛮か?紅毛か?一体どこなんだここは!」魔物がうろつく夜の森であった。とりあえず襲ってきたゴブリンを一蹴すると、さらに面妖な「えるふ」の女が現れて「あなたを召還したのは、わたし」と。ふざけるな!還せ!と刀を突きつけるも、それはもう不可能であるというのだ…。
どてらいエルフ・エレナとパーティーを組み、斬って稼いで強くなるほか生きる道はない!
異国どころか異世界に戸惑いつつ、一太刀では死なない強敵たちの存在を喜び、ひたすら斬り進む剣豪の転移ライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 21:04:32
6010文字
会話率:36%
「Novelist.jp」にも同じ著者名で掲載しております、私のオリジナル小説です。
江戸中期の大川(隅田川)の袂にある一膳飯屋に、得たいの知れない男がある夏に現れます。
その店の常連と、主人公であるはずの口数の少ない男が少しずつ心を交わし
ていき、結末を迎える物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 22:45:22
56342文字
会話率:32%
これがアメコミと時代劇の融合だ‼
江戸中期、田沼時代。
黒田騒動により幕府直轄領となった博多は、悪徳と退廃の都と化していた。
博多奉行配下・定町廻り同心の筑紫糺は、同じく同心だった父・喜左衛門を殺した下手人を追い、やっとの事で柳町の顔役
である独眼虎の毒蔵に辿り着いた。そして追い詰めたかと思われた糺の毒蔵が牙を剥いたのだが――
アメコミと時代劇を融合させようとした実験作。人気次第で長編化します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 12:11:23
4361文字
会話率:33%
江戸中期、農民達の間で、碁盤を挟んでサイコロを振り、出た目の数だけ碁石を打てる民棋(みんぎ)と呼ばれる遊戯が行われていた。
齢七十を過ぎて妻にも先立たれて湘南の山奥で一人で暮らす田畑善一は、あるとき旧友の光岡士蔵に呼ばれて鎌倉にある彼
の家に訪れた。
そこで士蔵に見せられたのは妙なサイコロと美しい白猫。
「善一、久しぶりに民棋をやろうじゃないか!」
彼のこの一言から、善一は不登校中の孫をも巻き込んだ恐ろしい事件へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 23:45:39
29052文字
会話率:44%
江戸中期
言葉の神である一言主神は上役の神から現世を見て回るように命令された。
天界から現世に向かう途中にある三途の川で、死にかけた少女と出会う。
一言主神はその少女に雫と言う名前を与え、自らの専属巫女とし現世の視察の旅へと連れ出した。
最終更新:2019-05-21 17:57:02
9892文字
会話率:39%
江戸中期、元禄と呼ばれる時代のお話。
天領となっている駿河の国の奉行所で、ある事件が起こった。
最終更新:2018-07-15 14:43:43
4157文字
会話率:33%
歴史を探偵する二人の熟年男子。現在のいわき市を舞台とする歴史物語。
江戸中期、磐城平は譜代大名、内藤氏の領有するところであった。
松賀族之助を初代とする松賀家は三代、五十年にわたり、藩政の実権を
握っていた。これに対して、自分を嫡子から追い
落としたと思い込んだ
内藤義英は松賀に復讐せんと企んでいた。千載一遇のチャンスが義英に
舞い込んで来た。松尾芭蕉のパトロンとなって、不遇の身を俳諧の道に
かこっていた義英の実子が藩主となったのだ。かくて、藩主の父、義英
による松賀追い落としのクーデターの幕がきっておとされることとなる。
歴史は勝者によって書き換えられる。敗者は悪に非ず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 20:00:00
5214文字
会話率:1%
世は江戸中期頃―
世は人間という意思を持つ存在のみで構成されていると信じられていた頃、妙なる存在“妖”が静かに動き出していた。
その人間と妖の間を取り持つために日光の地に『妖貴神社』があった。そこには、妖を見て制約の名のもとに人間との関係の
制限をしている者たちがいた。
それは、朝廷・幕府から秘密裏に行われていた。
しかし、それは、妖の行動から徐々に危険なものへと変わり古からの隠された事実が明らかにされていくのであった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-29 20:40:58
3602文字
会話率:48%
妖魔が溢れかえる江戸中期の日本。小さな村に住む見習い霊媒師の弥生は旅する少年喜助と出会う。必然的な2人の出会から物語りが始まる。
最終更新:2013-07-25 20:25:14
80237文字
会話率:48%
江戸中期、その器量と頭のよさ、秀逸した絵のセンスで地位も名誉も手に入れた絵師がいた。
欲しいものはすべて手に入り、怖いものなど何もないと思っていた。
あるとき彼は、「鬼姫伝説」という話を聞く。
桜鬼山(おうきざん)という山の月に届く高さに
この世のものとは思えないほど美しい鬼姫がいるという。
その鬼姫の心をつかんだものは永遠の命を与えられるという話で、何人もの男たちはその美しさを自分のものにしたいと、その山の上を目指したが、途中、魑魅魍魎によって二度と帰ってくるものはいないという。彼はその姫を手に入れたいと思いたち、その山を目指す。
そこで、失うことの怖さ、愛することの意味を初めて知ることになる・・・。
他サイト(小説投稿サイト)との重複作品です。
こちらでも愛される作品を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-21 00:00:50
5071文字
会話率:21%
江戸中期、不思議な力を持つ薬売りの青年・精吉と、旅をしながら仏像を彫る僧侶・円空との出会いと会話。
最終更新:2009-12-28 19:36:22
12231文字
会話率:50%
江戸中期、徳川吉宗の時代に天下を騒がせた大盗賊、日本左衛門が処刑された。関東から関西を股にかけて荒らし回った大盗賊。しかし、“盗みはすれど非道はせず”の真の盗賊の信念を貫き通した義賊。日本左衛門が処刑されてから時は流れ、現代になった頃に物語
は遡る。京都市内の学校に通う高校一年生の荻原沙耶。彼女は、ふとした事で処刑された日本左衛門を甦らせてしまった。甦った日本左衛門は、戸惑う沙耶を無視して付き纏う始末。俺様野郎だが、非道を嫌う盗賊と現代に生きる少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-04 10:39:09
17823文字
会話率:36%