炎の女神エイデアリーシェを崇める国フランマテルムで、女神の巫女(リーシェン)であり女神の紅き剣であるカリタリスティーシア。
男神エイディンカを称え、神の巫覡(ディンガー)を最高の栄誉と地位としているグラキエス・ランケア帝国において神の巫
覡であり、神の蒼き槍であるプリメトゥス。
帝国よりの侵攻軍、若き総大将プリメトゥスと迎え撃つカリタリスティーシア、自らをも破壊する能力を持つ二人の闘いはフランマテルムの街に多大な被害をもたらすと思われた。戦うしか能力の使い道がないと蔑まれ続けたにも関わらず、自らを犠牲にしたカリタリスティーシアの献身や彼女の率いる私設騎士団員の犠牲により、エイディンカの神力を阻む結界が築かれた。それにより帝国の侵攻軍は撤退を余儀なくされ、国への侵略を長い年月阻まれる事となった。
神の権威を欲しいままに増長したフランマテルムの女神神殿の神官たちは、次こそは我々が…と先代とは違い侵略侵略を良しとしない、今や皇帝となったプリメトゥスの治める帝国へと武器を向ける。
帝国の炎の女神神殿に所属する若き神編術師フィリオラは、女神よりの警告を天啓として受けた、と皇帝プリメトゥスへ面会を求めて皇帝側近武官の前に現れる。
フィリオラを見て驚く皇帝側近武官にフィリオラが言った言葉は「久しぶりね」であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:00:00
395747文字
会話率:42%
血と呪いが渦巻く戦国の世。影で戦を操る巫覡(ふげき)たちは、自由を夢見て誓いを立てた。だが、信長の調略により、尾張・三河・蝶の三国を巻き込んだ「巫覡の乱」が勃発する。
金で動く孤高の呪い屋・詩雨(しう)は、仲間など持たぬはずだった。しかし、
心を通わせた花喬影(かきょうえい)の仲間たちとの出会いが、彼の運命を大きく変えてゆく。
裏切りと悲劇、そして静かなる愛。
命を賭して愛を知った詩雨が、戦乱の果てに辿り着いた“幽幻の底の天国”とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:00:00
16194文字
会話率:30%
ある日、私の前に女の子が現れた。
何でも、その子は巫覡とか言って、私の身に起きていることを解決してくれるらしい。最初は元男だとか言われてびっくりしたけど、まあ、助けてくれるのなら誰でもいいや。
最終更新:2025-06-22 21:46:20
10694文字
会話率:45%
2025年03月07日、めちゃコミック様にてコミカライズ配信開始!
https://mechacomic.jp/books/205064
1~2話無料です。
こちらはムーンライトノベルズに掲載している作品のソフト版となります。
【あらす
じ】
その霊峰には、血で呪われた瑞獣がいる。
花丹(霊力=生命力)を犠牲に、その呪いを抑え続ける存在が必要であった。
生贄として死ぬことさえ許されず、その場から動くことも出ない一人の巫覡。
美貌の少年は双子の妹と入れ替わり、『姫』として過ごし、霊峰を守っている。
ある日、そんな彼の前に見慣れない美青年が現れる。
彼もまた、遠い昔に呪いを受け、一人旅を続けながら巫覡の元へと現れたのだ。
青年剣士×女装姫。
神がいて、仙人がいて、霊獣が当たり前に存在する古代中華BLファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:00:00
171308文字
会話率:39%
ここはアシハラの中つ国、霊山の麓にあるまほらの里。
「さあ、もうお前は用済みだ。さっさと出ていけ!」
巫覡選定の儀で落第したサトは、養父の言葉に喜び勇んで家を出た。
なんでか着いてきた小鬼三匹と仕掛け蔵の管理人をしながら暮らしていたサトは、
ある日大ガエルに呑まれた旅人を助ける。
彼には目標があった。神様も妖怪もケダモノも跋扈するこの時代で、誰よりもまず、自分のための道を往くための目標が。
*江戸時代モチーフのファンタジーです。あくまでモチーフなので緩く見てください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 17:28:07
91832文字
会話率:43%
四つの国——花、鳥、風、月。
それぞれが異なる霊力を司り、四年に一度の祭「四霊祭」で霊の均衡を祈り結び直すことで、この世界は静かに保たれていた。
花国の姫巫女・花鈴は、その祭の中心に立つ存在。
誰よりも国のために生きてきた彼女は、政(まつ
りごと)のために風国の巫覡・青牙との婚約を受け入れ、疑うことなく「決められた未来」を歩むはずだった。
けれど、あの春。
四年前の祭で、名も知らぬ青年と交わした、たったひとときの出会いが、彼女の心に忘れられぬ“記憶”として残っていた。
そのとき交わした短冊の言葉——「名を知らずとも、記憶は心に残るものです。……あなたが忘れない限り」。
再び巡ってきた四霊祭。
集まった各国の代表たちの中に、花鈴は“あの記憶”の気配を見つける。
それは、月国の王子の補佐を務める、記憶術師の青年・玲真。
「選ぶことなど許されない」
巫女として、姫として、政略の駒として。
けれど花鈴の心は、風に舞うように揺れていた。
——巡る花鳥風月のもと、交わされる運命の再会。
定めに背くその先に、ふたりは“ほんとうの結び”を見つけられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 20:47:06
9353文字
会話率:16%
霊感があり『巻き込まれ体質』の東雲が、就職を機に京都へ越してきた。
大家の勧めで近所の「伏見稲荷大社」へ挨拶参りへ伺うと、そこに居たのは小さなお稲荷さまで……!?
神様に眷属の狐達、鴉天狗、巫覡、妖に至るまで。
稲荷と東雲を取り巻く八百万の
宴が古都・京都にて今、始まる――。
※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体・宗教・建物・名称等、一切関係ありません。
また、この作品は「カクヨム」にて先行掲載しています。
※物語は、地味な主人公と彼を取り巻く個性だらけの周囲との「一年間の日常生活」に趣を置いて問題の解決へと進むため、雑談等も多く展開もゆるりと進みます。
血・暴力表現等も有り。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:00:00
231359文字
会話率:59%
前世、九尾として封印されていた妖怪が今世では、人間として生まれ変わり、前世のトラウマを引きづりつつも守りたい一心で、妹のためにと頑張る物語。
あなたの守りたい人は誰ですか?
なぜ守りたいのですか?
この物語が終結するときにあなたにもう一度
問いたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 18:00:00
1276文字
会話率:0%
紅殷は市中の人間に『昼行灯』と目されている放蕩人だが、その正体は芙颯国きっての巫覡にして現皇帝第三皇子・金簪仙君その人。
自分の元に届けられる前に握り潰されていく民草の声を自ら拾い上げるべく、今日も紅殷は己の御所である玉仙宮を抜け出し、『
暇人放蕩息子の紅殷』として市中をうろつく。
そんな紅殷が今回気になったのは、廃墟街に現れるという幽鬼の噂。噂の裏に表面から見える以上のきな臭さを感じ取った紅殷は、己の相方兼護衛兼幼馴染の晶蘭を引き連れ調査に出向く。しかし現場で遭遇した幽鬼に対処していくうちに、かつて玉仙宮が封印した『厄介事』の蓋を開いてしまうことになり……!?
祓魔の主従が行く、中華退魔奇譚!
※この作品は「カクヨム」で連載していたものを修正・改稿した作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 22:00:00
106206文字
会話率:33%
嘽(せん)皇国を治める剋帝(こくてい)姫(き)舜(しゅん)は、この世に存在するまことしやかなる存在が見えすぎるほどだった。
目の前にどれだけの美貌の持ち主がいようが、その顔は靄で覆われて、更には黒い蟲が張り付いて、とても見れたものではない
。舜には皇后を含む五人の妻がいたが、誰一人として食指が働くことも無かった。
それ故か、明君と呼ばれるほどの皇帝でいあっても、影では『種無し』などといった不名誉極まりない噂まで出回るほどだった。
更には、舜は謎の病に犯されて日に日に身体は不調を訴える。腕の立つ侍医にも、不治の病であると言われ、『呪い』なのではないのかと侍医は匙を投げる。
そこで、侍医は古い資料を漁った末に、一つの当てを見つけてくる。
それは、古く――それこそ八代前の皇帝から辿り着いた『禍祓士(まがはらいし)』なる一族、姚家であった。
そうして呼ばれた姚家の一人――姚(よう)流麗(りゅうれい)は颯爽と現れた。黒い道袍(どうほう)に身を包み、白い仮面を身につけた女。
流麗の顔には黒い靄も蟲も無い。舜は瞬く間に興味を抱いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 12:06:16
109277文字
会話率:35%
寛延四年八月朔日 御庭番・明楽善次郎は御側御用取次・大岡忠光より命を受ける。怪異を得意とする明楽家に下された命は、立て続けに起こる「神社の狛犬壊し」と目安箱に入っていた「狛犬を助けて」という訴えの真意を探ること。善次郎は直下の間諜「潺(せせ
らぎ)」とともに謎に迫る。事件を追うにつれ、善次郎の敬愛する亡き兄・宇八郎の関わりが浮かび上がる。真相は意外な結末を迎えるが___。江戸伝奇時代劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 01:00:00
118519文字
会話率:34%
アイリス・ラブレー。
貧乏な伯爵家に生まれた彼女には、前世の記憶があった。
そして、前世の記憶の中で、彼女は、『アイリス・ラブレー』を知っていた。
前世の彼女がハマっていた乙女ゲーム『癒しのSacred Song』のヒロインの親友兼サポート
キャラ。それが、アイリス・ラブレーだったのだ。
神様から特別な力を授けられることのある世界。
特別な力を授けられた女性を聖巫(セイフ)、男性を聖覡(セイゲキ)、男女合わせて巫覡(フゲキ)と呼ぶ世界で、ヒロインは、癒しと浄化の女神・イアナの聖巫として覚醒する。
身分差のある世界で、平民だったヒロインは、聖巫として目覚めた者の慣例で、貴族の通う学園に入学する事になってしまって!?
から、始まる音楽の力で魔力に侵されて凶暴化した獣達を鎮めながら、仲間を集めて、最後には破壊と狂乱の魔神・マレスを封印する恋愛音楽RPG、それが『癒しのSacred Song』。
アイリスの(もしかしてクソヒロインパターン??)という心配も他所に記憶なし、正統派ヒロインは、めでたくゴールインして、ハッピーエンド。
なのだが、物語じゃない人生は、終わらない。
そう、(学園卒業=結婚適齢期ーーーー!!!!!)そう、良縁と結婚の女神・ミラの聖巫として、ヒロインを支えてきたアイリスに待ち受けていた現実は、自分の結婚という難題だった。
自分の結婚でいっぱいいっぱいなのに、攻略対象だけどヒロインとの恋愛フラグの立たなかった王太子と婚約者は上手くいなかいからって、良縁と結婚の聖巫のアイリスを頼って来るし…!!!!
女性の結婚適齢期が18〜22歳のこの世界で、アイリスは貴族のプライドをかけて、適齢期内に結婚できるのか!?!?
ってな感じのお話です。
主人公のお相手は、ヒロインと恋愛フラグが立たなかった攻略対象のツンデレ年下天才少年です!!
物語始まり時には、すでにツンデレ少年からの好感度は高いですが、アイリスは、ヒロインと恋愛フラグの立たなかった元攻略対象兼「ツンデレかわよっ!!」としか思ってないです。
ツンデレ少年は、10話以内には出てくる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 16:53:44
64537文字
会話率:34%
この世界には人知を超えた生物が存在する。ある者達は彼らを神と崇め、ある者達は彼らを真の王と畏れ、ある者達は魔獣と恐れた。人類にとって、彼らは天災の一種であり、決して抗う事の許されぬ存在だった。
全29話 毎日18時に更新します!
最終更新:2021-02-20 18:00:00
125483文字
会話率:49%
不思議なことが大好きな八重樫先輩に振り回されて、様々な怪奇現象を体験していく
最終更新:2020-12-03 22:14:45
10686文字
会話率:40%
代々、魔王討伐を目標に掲げ、戦闘に特化した一族があった。その名も【巫覡】。少年・ジハードは、本家として育てられては居たが、世界でたった一人の無属性使い。それは同時に、人としての価値が“無”に等しい事を意味していた。
皆がジハードに対し、
暴言と共に蔑視を向け続け、それでも愛する妹の為に歯を食いしばっている中で事件は起こる。
ジハードを追放し、魔王討伐に向かった巫覡の分家を筆頭にした元パーティーメンバーの敗退。
そして、皆は知ることとなった。【魔王及び眷属には属性攻撃が効かない】と。
何故、ジハードのみが無属性なのか。何故、巫覡の本家は魔王討伐を掲げているのか。何故、分家は世界を治める役割を担っているのか。
ジハードを中心に、様々な陰謀が渦を巻き始めるのだった。
※完結作品・仲間に騙され死にかけた元白魔道士は、取得した固有付与魔法【限界突破】で最強軍団を作る~腐りきった世界に宣戦布告~もよろしくです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 04:11:09
77376文字
会話率:55%
万物に宿るとされる神霊の力を借り、人知を超える現象を引き起こす〈神霊術〉。千年の安寧を誇るルーラ王国は、国民のほとんどが、何らかの神霊術を使うことから、〈神霊王国〉と呼ばれている。
そんなルーラ王国で、史上最年少で王国騎士団長となった
、レフ・ティルグ・ネイラ。彼こそは、千余年の時を経て現れ出でし《神威の覡》に他ならなかったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 13:04:40
48815文字
会話率:58%
――こんな筈じゃなかったのに。
初仕事を終えた娘は守護霊の説教を頭に浴びつつ、破れた服を縫いながらぼやいた。
彼女は元は温かな隠れ里で家族と共に里を切り盛りする優しく働き者の娘だった。
ところがある日、里が黒い衣を纏った術師集団に襲
われ、滅ぼされてしまう。
唯一人生き残った娘は、里の守護霊に巫女としての天才的な才能を見いだされ、里を滅ぼした者達への復讐を言い渡される。
巫女と成った娘は持ち前の優しさを振り撒き、あちらこちらの村々を助けながら、守護霊と共に復讐を目指す漂泊の旅を行う。
旅先で出逢う巫覡や神々。そして、鬼。彼等と時に分かり合い、時に術を向け合いながら運命の糸を紡いでゆく。
神が佑(サキ)わい、巫覡(フゲキ)寿(コトホ)ぐ時代。
古代日本を舞台とした神と巫女の活劇物語。
果たして彼女は、己の生に本当の安らぎを取り戻す事が出来るのであろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 07:05:08
787808文字
会話率:44%
国内限定最強の巫覡、東浦舜治。
日本の大国魂を宿し、並み居る霊障怨霊を薙ぎ祓う。
ベタぼれヒロインとイチャイチャしながらのほほんと退魔業。
ヒロインも無双します。
シリアス要素は薄めでラブコメ要素主体です。
○○編ごとの読み切りスタイルで
連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 08:03:33
316636文字
会話率:44%
巫女の甘露は村を襲う災禍を防げず、民の願いを叶えた銀糸に巫覡の座を奪われた。一度は村を追われた甘露だが、銀糸の命で呼び戻される。そこで甘露は、願いを叶えるため銀糸が契った人喰い鬼と対峙することになる。
小さき神と結ばれた巫女と、鬼と契った
覡の思いを描く和風ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-05 00:00:00
7657文字
会話率:34%
あらゆるものが<契約>によって成り立っている世界、≪二律≫。その世界のとある東の国を、一人の少女が旅をしていた。白銀の髪を持つ少女、月夜(つくよ)は、ひょんなことから、ある洞窟に張られていた結界を解いてしまう。洞窟に封印されていた男、ヴァイ
スは蛇であり、吸血鬼であり、なんと魔王(仮)だった……??
ヴァイスは月夜に自分と【贄】の<契約>を結ぶよう迫り、月夜はその交換条件としてヴァイスに自分の【巫覡(ふげき)】となるよう求める。そして互いに自分のほうが『主』だと主張する二人だが……。
男性が苦手であるにもかかわらずマイペースな男性陣に振り回され続ける不運少女と、氷王と呼ばれながらも寒がりかつ不器用(物理)の魔王候補と、不敬罪です! が口癖の割には自分が一番毒舌な使い魔の、2人と1匹による旅物語。※挿絵有りの為苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 02:00:54
159889文字
会話率:39%